JPS61109292A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS61109292A JPS61109292A JP23182984A JP23182984A JPS61109292A JP S61109292 A JPS61109292 A JP S61109292A JP 23182984 A JP23182984 A JP 23182984A JP 23182984 A JP23182984 A JP 23182984A JP S61109292 A JPS61109292 A JP S61109292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- door
- radio wave
- heating chamber
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高周波加熱装置に係り、とくに高周波加熱装置
の加熱室の入口に設けた開閉可能なドアの電波漏洩防止
構造に関するものである。
の加熱室の入口に設けた開閉可能なドアの電波漏洩防止
構造に関するものである。
従来の技術
高周波加熱装置は高周波電波発生源であるマグネトロン
から供給される高周波エネルギーによって加熱室内に置
かれた被加熱物である食品をカロ熱する装置である。
から供給される高周波エネルギーによって加熱室内に置
かれた被加熱物である食品をカロ熱する装置である。
この高周波加熱装置には開閉可能なドアカニ設けられて
いるが、加熱室の本体とドアの間にシマわずかな間隙が
あり、この間隙から電波力；外部に漏洩する。人体その
他への悪影響を考慮して、漏洩量を法定の許容値以下に
する必要がある。そのために主としてドア面に漏洩防止
機構を設けて（Ｘる。
いるが、加熱室の本体とドアの間にシマわずかな間隙が
あり、この間隙から電波力；外部に漏洩する。人体その
他への悪影響を考慮して、漏洩量を法定の許容値以下に
する必要がある。そのために主としてドア面に漏洩防止
機構を設けて（Ｘる。
一般的なドアにおける電波漏洩防止機構としては、チョ
ーク方式、′ｒなわちドア周縁部に電波減衰用の溝を有
するチョーク構造体を配置し、カロ熱室とドアで形成さ
れる電波通路の入口力１ら上述溝までの寸法と、間溝の
長さをそれぞれ使用電波々長の−とする方法がある。こ
の方法によれ＋ｆ、電波通路の入口がインピーダンス的
に短絡されたことと等価になって、電波の漏洩を防止で
きるｆＦｌ 、９゜を有する。また他の電波漏洩防止機
構としてをま。
ーク方式、′ｒなわちドア周縁部に電波減衰用の溝を有
するチョーク構造体を配置し、カロ熱室とドアで形成さ
れる電波通路の入口力１ら上述溝までの寸法と、間溝の
長さをそれぞれ使用電波々長の−とする方法がある。こ
の方法によれ＋ｆ、電波通路の入口がインピーダンス的
に短絡されたことと等価になって、電波の漏洩を防止で
きるｆＦｌ 、９゜を有する。また他の電波漏洩防止機
構としてをま。
電波通路や間溝の構造部分に周期構造体を配して。
電波伝搬方向を規制することによって電波の漏洩を防止
する方法がある。また特公昭５９−２３４３５号公報に
示されるように、電波漏洩路と平行な方向に突出するよ
う金属製の先端の丸い三角形状の爪状体を配列し、その
形状と寸法に特定の関係を与えることにより電波の漏洩
を抑制する方法や、特開昭５８−２１２０９４号公報で
示されるコンパクト化方法もある。
する方法がある。また特公昭５９−２３４３５号公報に
示されるように、電波漏洩路と平行な方向に突出するよ
う金属製の先端の丸い三角形状の爪状体を配列し、その
形状と寸法に特定の関係を与えることにより電波の漏洩
を抑制する方法や、特開昭５８−２１２０９４号公報で
示されるコンパクト化方法もある。
発明が解決しようとする問題点
電波漏洩防止効果の点で十分でなく、装置の形状が大型
となる点である。
となる点である。
問題点を解決するための手段
すなわち本発明は、ドアの周縁にコ字状断面を有する金
属溝（以下溝と呼ぶ）を設けてドアを構成するとともに
、溝の開口を加熱室の開口周縁張出壁（以下サラツユプ
レートと呼ぶ）に対向して開口させておき、この溝の内
部に帯状金属薄板から作られたコ字状折曲げ片（以下折
曲げ片と呼ぶ）を、その開口側が溝の開口側と一致する
ように。
属溝（以下溝と呼ぶ）を設けてドアを構成するとともに
、溝の開口を加熱室の開口周縁張出壁（以下サラツユプ
レートと呼ぶ）に対向して開口させておき、この溝の内
部に帯状金属薄板から作られたコ字状折曲げ片（以下折
曲げ片と呼ぶ）を、その開口側が溝の開口側と一致する
ように。
しかも折曲げ片の先端部と溝の内底面が特定距離だけ離
れるようにし、この折曲げ片を溝の長手方向に周期的に
設け、折曲げ片の横幅、ピッチとの関係を特定条件に選
定するものである。
れるようにし、この折曲げ片を溝の長手方向に周期的に
設け、折曲げ片の横幅、ピッチとの関係を特定条件に選
定するものである。
作用
コ字状の折り曲げ片の深さが電波伝搬線路長として電波
の波長の１となって電波チョークとして機能し、溝の内
底面と折曲げ片の外底面との空間がスパークの発生を防
止する。
の波長の１となって電波チョークとして機能し、溝の内
底面と折曲げ片の外底面との空間がスパークの発生を防
止する。
実施例
以下本発明の高周波加熱装置の構成１作用および効果を
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
第１図は本発明の高周波加熱装置の外観？示す斜視図で
ある。図において、１は被加熱物である食品を格納する
加熱室、２は加熱室１を収納するキャビネットである。
ある。図において、１は被加熱物である食品を格納する
加熱室、２は加熱室１を収納するキャビネットである。
キャビネット２の前方周縁はキャビネットを構成する金
属板を延長してドア６を取り囲んでおり、加熱室１の周
縁張出壁の一部たるサツシュプレート４を形成している
。５は加熱室１の開口部全周を取り囲む７ランジ部分で
。
属板を延長してドア６を取り囲んでおり、加熱室１の周
縁張出壁の一部たるサツシュプレート４を形成している
。５は加熱室１の開口部全周を取り囲む７ランジ部分で
。
加熱室の開口周縁張出壁の一部を構成している。
６は高周波加熱装置を動作させるための操作部および表
示部、７はドアの把手、８は覗き窓である。
示部、７はドアの把手、８は覗き窓である。
第２図は本発明の高周波加熱装置の一実施例を示す要部
断面図である。第１図と同じ個所は同一番号で示した。
断面図である。第１図と同じ個所は同一番号で示した。
この第２図において加熱室１の側壁面９の一部は折り返
し部分１０を有し、折り返し部分１０とオープンフラン
ジ部分５の下面１１は接合されている。１２はキャビネ
ットの一部であり、４はキャビネット１２が延長されて
形成されたサラツユプレートである。
し部分１０を有し、折り返し部分１０とオープンフラン
ジ部分５の下面１１は接合されている。１２はキャビネ
ットの一部であり、４はキャビネット１２が延長されて
形成されたサラツユプレートである。
フランジ部分５の前方には断面が略コ字状をした金属溝
１５があり、その開口部１４は７ランジ部分５と向い合
っている。溝１３の外底面１５は平担であって、ドア後
板１３と接合されてドアを構成する。
１５があり、その開口部１４は７ランジ部分５と向い合
っている。溝１３の外底面１５は平担であって、ドア後
板１３と接合されてドアを構成する。
折曲げ片１７は帯状金属薄板により構成され、その開口
部１４ａは溝１３の開口Ｉ１１になるようにするととも
に、溝１３の長手方向に周期的に設ける。折曲げ片１７
の空間部１８の深さは使用電波々長の−となるように設
定する。折曲げ片１７と溝１３で形成される両者の空隙
部１９ａ、 １９ｂ、 １９ｃは空気層または誘電体層
で形成され、空隙部の厚さく溝１３の内壁面と折曲げ片
１７の外壁面との距離）は使用電波々長の吉〜ふとする
。なお折曲げ片１７の端部２０はフランジ部分５と平行
とし、その最終端部は溝１３の開口側端部と接合する。
部１４ａは溝１３の開口Ｉ１１になるようにするととも
に、溝１３の長手方向に周期的に設ける。折曲げ片１７
の空間部１８の深さは使用電波々長の−となるように設
定する。折曲げ片１７と溝１３で形成される両者の空隙
部１９ａ、 １９ｂ、 １９ｃは空気層または誘電体層
で形成され、空隙部の厚さく溝１３の内壁面と折曲げ片
１７の外壁面との距離）は使用電波々長の吉〜ふとする
。なお折曲げ片１７の端部２０はフランジ部分５と平行
とし、その最終端部は溝１３の開口側端部と接合する。
２１はドアカバーで、プラスチックにより構成される。
２２は折曲げ片１７の開口部１４ａを覆うプラスチック
カバーである。ドア後板１３の延長部分には多数の小孔
よりなる覗き窓（図示せず）があり、これらｔ含めてド
ア全体が構成される。
カバーである。ドア後板１３の延長部分には多数の小孔
よりなる覗き窓（図示せず）があり、これらｔ含めてド
ア全体が構成される。
第６図は第２図における溝および折曲げ片の配置状態を
示す部分拡大斜視図である。図においては、溝周辺と折
曲げ片の開口部を覆うプラスチックカバーは取除いであ
る。図において溝１３の深さは折曲げ片１７の空間部１
８の深さよりも前記したように特定距離をへたてた分だ
け深いものとする。
示す部分拡大斜視図である。図においては、溝周辺と折
曲げ片の開口部を覆うプラスチックカバーは取除いであ
る。図において溝１３の深さは折曲げ片１７の空間部１
８の深さよりも前記したように特定距離をへたてた分だ
け深いものとする。
種々の検討結果によれば、第３図における各部分の最適
条件は、溝１５の内幅ＷＯ＝２０＋ｎｍにおいて折曲げ
片１７の折曲げ面２３．２４．２５．２６ を加熱室
のフランジ部分と平行となるように配置し、折曲げ片１
７の空間部１８の横幅２７は２．５〜１０ｍｍ、折曲げ
片１７の内壁２８と溝１３の側壁面２９は平行で、空間
部１８の深さは２．４５０ＭＨ２の高周波電波々長のほ
ぼ−に設定する。折曲げ片１７の切込み深さは加熱室に
対し離れている側をＭｌ、加熱室に近い側をＭ２とする
とＭ１≦Ｍ２となるように設定する。折曲げ片１７の横
幅Ｗは２０朋、配列ピッチＰ（Ｐ−Ｗ十切欠部３ｏの長
さ）は５５叫とする。かかる設定条件において、前記折
曲げ片１７と溝１３で形成される空隙部は第４図に示す
ように構成される。すなわち溝１３に対して折曲げ片１
７は折曲げ面２４．２５の端部３１，３２によって固定
支持され、底面側は溝１３の底面より離れて浮かせた状
態とする。このときの空隙部は１９ａ、その空間距離は
ｔｌである。このように折曲げ片１７と溝１３を離す理
由は、とくに溝１３の内底面６３と折曲げ片１７の外底
面′５４を電気的に絶縁するだけの空間距離を持たせ、
溝内に入り込む漏洩電波によって局部的にスパークを生
じないようにすることと、ドアを作り易くするためであ
る。しがし１９ａ部分の空間距離ｔ１が大きくなるとド
アの厚さを増すことになるから寸法的に制約があり、実
験的には使用電波々長の６の長さが好ましい。他の空隙
部１９ｂ。
条件は、溝１５の内幅ＷＯ＝２０＋ｎｍにおいて折曲げ
片１７の折曲げ面２３．２４．２５．２６ を加熱室
のフランジ部分と平行となるように配置し、折曲げ片１
７の空間部１８の横幅２７は２．５〜１０ｍｍ、折曲げ
片１７の内壁２８と溝１３の側壁面２９は平行で、空間
部１８の深さは２．４５０ＭＨ２の高周波電波々長のほ
ぼ−に設定する。折曲げ片１７の切込み深さは加熱室に
対し離れている側をＭｌ、加熱室に近い側をＭ２とする
とＭ１≦Ｍ２となるように設定する。折曲げ片１７の横
幅Ｗは２０朋、配列ピッチＰ（Ｐ−Ｗ十切欠部３ｏの長
さ）は５５叫とする。かかる設定条件において、前記折
曲げ片１７と溝１３で形成される空隙部は第４図に示す
ように構成される。すなわち溝１３に対して折曲げ片１
７は折曲げ面２４．２５の端部３１，３２によって固定
支持され、底面側は溝１３の底面より離れて浮かせた状
態とする。このときの空隙部は１９ａ、その空間距離は
ｔｌである。このように折曲げ片１７と溝１３を離す理
由は、とくに溝１３の内底面６３と折曲げ片１７の外底
面′５４を電気的に絶縁するだけの空間距離を持たせ、
溝内に入り込む漏洩電波によって局部的にスパークを生
じないようにすることと、ドアを作り易くするためであ
る。しがし１９ａ部分の空間距離ｔ１が大きくなるとド
アの厚さを増すことになるから寸法的に制約があり、実
験的には使用電波々長の６の長さが好ましい。他の空隙
部１９ｂ。
１９ｃの空間距離１２． ｔ５は、前記折曲げ面寸法に
よって決められるが、使用電波々長に対してそれぞれ１
乙５以内で電波漏洩防止効果が発揮され、この長さ以上
ではとくに効果が高められることはない。
よって決められるが、使用電波々長に対してそれぞれ１
乙５以内で電波漏洩防止効果が発揮され、この長さ以上
ではとくに効果が高められることはない。
発明の効果
なお本発明の実施例においてはコ字状溝および周期構造
体がいずれも７２７２部に対してほぼ垂直な位置に配置
された場合を説明したが、この位置にとくに限定される
ものではない。すなわち第２図の他の変形として、コ字
状溝および周期構造体の開口部がサツシュプレート４側
にある場合。
体がいずれも７２７２部に対してほぼ垂直な位置に配置
された場合を説明したが、この位置にとくに限定される
ものではない。すなわち第２図の他の変形として、コ字
状溝および周期構造体の開口部がサツシュプレート４側
にある場合。
すなわち、前述開口部を９０’回転させ、コ字状溝の側
壁部がフランジ部と接する構造においてもすでに述べた
と同様の効果を得ることができる。 “以上の
べたように本発明によれば、高周波加熱装置におけるド
ア構成要素としてほぼコ字状断面の金属製溝部と、この
溝部に帯状金属薄板をコ字状に折曲げた周期構造体を溝
の長手方向に配列し。
壁部がフランジ部と接する構造においてもすでに述べた
と同様の効果を得ることができる。 “以上の
べたように本発明によれば、高周波加熱装置におけるド
ア構成要素としてほぼコ字状断面の金属製溝部と、この
溝部に帯状金属薄板をコ字状に折曲げた周期構造体を溝
の長手方向に配列し。
両者を空間的に隔てる空隙部の寸法を規制することによ
り、加熱室の開口周縁張出壁たるフランジ部分あるいは
サツシュプレートとドアの隙間から漏洩する電波を極め
て低レベルに抑圧できるので。
り、加熱室の開口周縁張出壁たるフランジ部分あるいは
サツシュプレートとドアの隙間から漏洩する電波を極め
て低レベルに抑圧できるので。
安全な高周波加熱装置を提供できる。また構造の点では
、金属製溝部内底面と周期構造体の外底部を電気的に絶
縁するに必要な最小限の距離だけ浮かせ、また金属製溝
部側壁と周期構造体側壁面で形成される空隙部の距離を
小さくすることによって、ドアの厚さ乞薄く、シかも額
縁部分を小さくできるので、ドア全体の小形化を達成で
き、安全で小形の高周波加熱装置を提供することができ
る。
、金属製溝部内底面と周期構造体の外底部を電気的に絶
縁するに必要な最小限の距離だけ浮かせ、また金属製溝
部側壁と周期構造体側壁面で形成される空隙部の距離を
小さくすることによって、ドアの厚さ乞薄く、シかも額
縁部分を小さくできるので、ドア全体の小形化を達成で
き、安全で小形の高周波加熱装置を提供することができ
る。
第１図は本発明の一実施例による高周波加熱装置の外観
を示す斜視図、第２図は本発明の同高周波加熱装置の要
部断面図、第６図は本発明における同コ字状溝及び周期
構造体の配置を示す一部切欠部分拡大図、第４図は本発
明を説明するための同部分拡大断面図である。 １・・・加 熱 室、 ６・・・ド ア。 ４・・・開口周縁張出壁（サツシュプレート）。 １３・・・金 属 溝、１７・・・コ字状の折曲げ片。
を示す斜視図、第２図は本発明の同高周波加熱装置の要
部断面図、第６図は本発明における同コ字状溝及び周期
構造体の配置を示す一部切欠部分拡大図、第４図は本発
明を説明するための同部分拡大断面図である。 １・・・加 熱 室、 ６・・・ド ア。 ４・・・開口周縁張出壁（サツシュプレート）。 １３・・・金 属 溝、１７・・・コ字状の折曲げ片。
Claims (1)
- 被加熱物を収納する加熱室と、この加熱室の開口部に開
閉可能なドアを備えたものにおいて、前記ドア（６）の
周縁に断面コ字状の金属溝（１３）を設け、該溝（１３
）の開口を前記加熱室（１）の開口周縁張出壁（４）に
対向して開口させ、前記溝（１３）内には帯状金属薄板
からなるコ字状の折曲げ片（１７）をその開口側が前記
溝（１３）の開口側になるようにするとともに前記溝（
１３）の長手方向に周期的に設け、かつ該折曲げ片（１
７）は前記溝（１３）の内壁面の対応個所に対して使用
電波々長のおおむね１５〜６０分の１だけ離れるように
したことを特徴とする高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23182984A JPS61109292A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23182984A JPS61109292A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61109292A true JPS61109292A (ja) | 1986-05-27 |
Family
ID=16929669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23182984A Pending JPS61109292A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61109292A (ja) |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP23182984A patent/JPS61109292A/ja active Pending
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