JPS61108648A - パッドレスインストルメントパネル - Google Patents

パッドレスインストルメントパネル

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JPS61108648A
JPS61108648A JP23206984A JP23206984A JPS61108648A JP S61108648 A JPS61108648 A JP S61108648A JP 23206984 A JP23206984 A JP 23206984A JP 23206984 A JP23206984 A JP 23206984A JP S61108648 A JPS61108648 A JP S61108648A
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JP
Japan
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molding material
impact
break
propylene
test method
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JP23206984A
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Inventor
Masahito Futai
雅人 二井
Hirotoshi Fujikawa
寛敏 藤川
Yoshinobu Uzurano
鶉野 吉信
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパフドレスインストルメントパネル用成形材料
に関する。
〔従来の技術1 従来上り、自動車のインストルメントパネルとしては慣
lW成形品が使用されており、樹脂材料としてはポリプ
ロピレン系樹脂などが用いられているが、従来のW*a
インストルメントパネルにおいでは、車両衝突時の乗員
保護の面からその表面にパッド材を積層して安全性を確
保している。
最近、インストルメントパネルの部品置数の削減、軽量
化などの面から、パッド材を使用しないところのパフド
レスインストルメントパネルが提案されてぃゐ。
しかし、未だインストルメントパネルに要求される耐衝
撃性などの性能を充分に満足しうるパッドレスインスト
ルメントパネルは完成されていない。
[発明が解決しようとする問題点1 従米上りインストルメントパネルの成形材料として用い
られているポリプロピレン系樹脂は安価で成形性などに
すぐれているという利1点は有するもののeV’s性に
劣るため、そのままではパッドレスインストルメントパ
ネルの成形材料としては使用しえない。
そこで、本発明者らはパフドレスインストルメントパネ
ルの成形材料として最適なポリプロピレン系樹脂材料を
開発すべく研究を重ねた。
しかし、その過程で従来よI)at脂材料のit衝撃性
の試験法として一般に採用されているアイゾツト衝撃試
験法による耐衝撃性と製品の衝撃テストの結果との間に
相関関係がないことが見出された。すなわちアイゾツト
衝撃試験法により耐衝撃性が良好と評価された樹脂材料
でも、製品としたばあいの衝撃テストの結果がわるかっ
たり、その反対にアイゾツト衝撃試験法により耐衝撃性
が劣ると評価された樹脂材料でも、製品としたばあいの
衝撃テストの結果がよかったりするなどの事実が明らか
になった。このようにアイゾツト衝撃試験法によっては
インストルメントパネルに要求される衝撃性能を正確に
把握しえず、このことが材料開発のネックとなっていた
しかるに本発明者らは、インストルメントパネルに要求
される衝撃性能と相RrR係のある材料の衝撃試験法を
新たに開発し、それに基づいてパフドレスインストルメ
ントパネルにt適な成形材料を開発するにいたった。
【間Mi、を解決するための手段] すなわち本発明は、(2)ポリプロピレン系樹脂を主体
とする倒脂成分、■ゴム成分およびOp&機質フィラー
からなり、かつ高速衝撃試験法による破断伸びが3.3
cII以上、破壊エネルギーが180kg−c−以上で
あることを特徴とするパフドレスインストルメントパネ
ル用成形材料に関する。
前記高速衝撃KWk法(以下、ll5I法という)とは
以下に規定する衝撃に験法である。
si図にll5I法の概要を示す、(1)は直径100
−一、厚さ1.5mmの円板状試験片である。試験片(
1)をその外周部全周で支持台■に固定する。その際試
験片(1)の外周部は周縁から半径方向に10m5+の
巾で挟持する。■は円柱状の打ち抜き治具であり、その
先端部は曲率半径が5.0m−となるように丸められて
いる。打ち抜き治具■を2.4+a/seeの速度で固
定された試験片(1)の中心に垂直に打ちつけ、試験片
(1)を破断させる。この試験は23℃で行なう。
前記試験において応力−変形量曲線を求め、これから破
断伸び(e+*)、破壊エネルギー(kg e c+a
)、最大強度(kg)、最大強度時の伸V (am)を
求める。
本発明においては、前記最大強度が90kg以上の材料
については、破断伸びおよび破壊エネルギーが太き(な
るにつれて製品の衝撃テストの結果も良好になることが
見出され、この事実に基づいて研究を重ねて、破断伸び
が3.31’、11以上、破壊エネルギーが180kg
−c−以上である材料がパフドレスインストルメントパ
ネルに要求される衝撃性能を充分に満足するものである
ことが見出された。
さらに前記の知見に基づいて研究を重ねた結果、前記物
性値を有し、かつパフドレスインストルメントパネルの
成形材料+8!要求される剛性などのその他の性質をも
満足するポリプロピレン樹脂系成形材料が見出された。
[実施態様] 本発明の成形材料は(2)ポリプロピレン系樹皿な主体
とする樹脂成分、■ゴム成分および0焦慨質フイラーか
らなるものである。
樹脂成分(2)のポリプロピレン系樹脂としては通常の
結晶性ポリプロピレン系樹脂が用いられ、プロピレンの
単独重合体、プロピレンの含有率が95tk%以上のプ
ロピレンとエチレンお上り(または)その他のa−オレ
フィンとの共重合体などがあげれる。メルト70−イン
デックスが3〜15ものが好ましく用いられる。
樹脂成分Qにはその他の低結晶性ないし非結晶性のエチ
レン−a−オレフィンランダム共重合体を配合してもよ
い、エチレン含有率が35〜85モル%のエチレン−a
−才しフィン共重合体が好ましく用いられる。a−オレ
フィンとしてはプロピレン、1−ブテン、4−メチル−
1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセ
ンなどの炭素数3〜10個のα−オレフィンがあげられ
る。
樹脂成分(ト)にはさらに結晶性ポリエチレンを配合し
てもよい、結晶性ポリエチレンとしてはエチレンの単独
重合体のみならずエチレンの含有率が93モル%以上の
エチレン−a−オレフィン共重合体などが用いられる。
本発明で好ましく用いられる樹脂成分は、前記ポリプロ
ピレン系樹脂50〜9011 fi%、エチレン−a−
オレフインフンダム共重合体5〜40重量%、ポリエチ
レン30重1%以下からなり、メルト70−インデック
スが3〜15のものである。
ゴム成分■としてはエチレン−プロピレンゴム、エチレ
ン−プロピレン−クエンゴム、スチレン−ブタジェン−
スチレンゴムなどがあげられる。
無機質フィラー■としてはタルク、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、マイカ、ガラス繊維などがあげられるが、
とくにタルクが好ましく用いられる。
無機質フィラー■は剛性、耐熱性、耐衝撃性などの性質
を向上させるために用いられるものであるが、本発明に
おいては、タルクがこれらの性質と共に、とくに耐傷付
性を向上させることが見出された。インストルメントパ
ネルに傷が付き白化すると外観が不良になるから、耐傷
付性の劣る材料を使用すると塗装を施す必要が生じるが
、そうするとコストが上昇する。そのためインストルメ
ントパネルの成形材料としては耐傷付性のすぐれている
ものを使用することが好ましい。
タルクとしでは平均粒径が2〜5μのものが好ましい、
平均粒径が5μより大軽いと耐傷付性が劣り、かつll
5I法による衝撃値が低下し、高温時における曲げ弾性
率が低下する。平均粒径が2μより小さくなるとll5
I法による衝撃値がやはり低下する。
さらにタルクとしては**処理を施して分散性を良好に
したものが好ましく用いられる6表面処理剤としてはシ
ラン系、チタン系などのカップリング剤、脂肪酸、脂肪
酸エステル、脂肪酸塩、界面活性剤などが用いられる。
本5[の成形材料は、前記樹脂成分■、ゴム成分■お上
り無機質フィラー■をそれぞれ60〜70重量%、8−
12重量%および20〜30重量%配合したものが好ま
しい、樹脂成分■の含有量が60重量%未満ではポリプ
ロピレン系樹脂のすぐれた成形性、機械的性質が発揮さ
れず、一方70重量%を超えるとlt衝撃性が低下する
。ゴム成分■の含有量が8重1%未満では耐衝撃性が低
下し、耐傷付性もわるくなり、一方12重量%を超える
と剛性が低下する。p&機質フィラー■の含有量が20
%未満では剛性、耐熱性お上り耐傷付性が劣り、一方3
0重1%を超えると加工性がわるくなる。
前記成分(2)、■お上りOを熱ロール、バンパ、リー
ミキサー、ニーグー、押出機などの通常の混錬機を用い
て混線、なかんづく溶融混練することにより、本発明の
成形材料かえられる。
本発明の成形材料には詳記成分のほかに、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、滑剤、核剤、帯電防止剤、Il燃剤、顔
料などの各種添加剤を本発明の目的を損なわない範囲内
で配合することができる。
本発明の成形材料は通常射出成形法によりパフドレスイ
ンストルメントパネルに成形される。
〔実施例1 つぎに実施例をあげて本発明の成形材料を説明する。
実施例1お上り比較例1〜4 第1表に示される組成の成形材料を2軸ロールで溶融混
練した。なお、比較例1では2回混練し、他は1回混練
した。えられた混練物を射出成形により厚さ1.5−一
のシートに成形し、該シートからflsI法用の゛試験
片を切出し、H5I法による各種物性値を測定した。結
果を第2表に示す、なお、#42表にはフイゾフト衝撃
値(JISに7110)も示した。
また前記各成形材料を射出成形してパフドレスインスト
ルメントパネルを製造した。えられたパフドレスインス
ジフルメンドパネルについて衝撃テストを行った。Ia
釆を12表に示す。
衝撃テストはFMVSS 201、ECE No、21
などの法規制に代iされるヘッド7オーム衝撃テストに
よって行なった。
衝撃テスシの結果はつぎの基準によって評価した。
0−−・−・・割れが発生せず(減速度3 m/sec
以上連続して80G以下) ×・・・・・・2cm以下のエツジのある割れが発生×
×・・・・・・5ぐ一以下の工?りのある割れが発生 X X X−・・”・10a論以下のエツジのある割れ
が発生 xxxx・・・・・・禿全に破壊 [以下余白] 第2表から明らかなごとく、フイゾット衝撃値のばあい
は、とくに値の大きな範囲で製品の衝撃テストとの相関
関係がないが、HSI法による破新伸びおよび破壊エネ
ルギーのばあいは製品の衝撃テスFとの間に明確な相関
関係が認められる。そして11SI法による破・断伸び
が3.3am以上、破壊エネルギーが180kg−c−
以上であると製品の衝撃テストに合格することがわかる
実施例2 実施例1で用いた成形材料においてタルクの平均粒径を
第3表に示すごとくかえたほかに実施例1と同様にして
試験片を作製し、えられた試験片についてHSI法によ
る破壊エネルギーと共に、耐傷付性および耐熱性を調べ
た。結果を第3表に示す、*傷付性および耐熱性はつぎ
の方法により調べた。
(り耐傷付性 試験片の表面にコインで傷を付け、白化の程度を調べた
■耐熱性 23℃で曲げ弾性率(JIS K7203)を測定した
第       3       表 第3表から明らかなごとく、タルクの平均粒径が3μ付
近で耐衝撃性、耐傷付性および耐熱性がともに満足され
ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるll5I法を示す概略説明図で
ある。 (図面の主要符号) <1):試験片 ■二打抜き治兵

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (A)ポリプロピレン系樹脂を主体とする樹脂成分
    、(B)ゴム成分および(C)無機質フィラーからなり
    、かつ高速衝撃試験法による破断伸びが3.3cm以上
    、破壊エネルギーが180kg・cm以上であることを
    特徴とするパッドレスインストルメントパネル用成形材
    料。
JP23206984A 1984-11-02 1984-11-02 パッドレスインストルメントパネル Granted JPS61108648A (ja)

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JP23206984A JPS61108648A (ja) 1984-11-02 1984-11-02 パッドレスインストルメントパネル

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JPS61108648A true JPS61108648A (ja) 1986-05-27
JPH0123492B2 JPH0123492B2 (ja) 1989-05-02

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57177038A (en) * 1981-04-23 1982-10-30 Mitsui Toatsu Chem Inc Polypropylene resin composition
JPS5817139A (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 Sumitomo Chem Co Ltd 新規なポリプロピレン樹脂組成物
JPS5817138A (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 Sumitomo Chem Co Ltd ポリプロピレン樹脂組成物

Patent Citations (3)

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JPS5817138A (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 Sumitomo Chem Co Ltd ポリプロピレン樹脂組成物

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JPH0123492B2 (ja) 1989-05-02

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