JPS6110562Y2 - - Google Patents

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JPS6110562Y2
JPS6110562Y2 JP6988782U JP6988782U JPS6110562Y2 JP S6110562 Y2 JPS6110562 Y2 JP S6110562Y2 JP 6988782 U JP6988782 U JP 6988782U JP 6988782 U JP6988782 U JP 6988782U JP S6110562 Y2 JPS6110562 Y2 JP S6110562Y2
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JP
Japan
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upper blade
base end
blade body
tip
press rod
Prior art date
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JP6988782U
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JPS58174006U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は爪切りに関するものである。
従来技術 従来の爪切りは第8,9図に示すように上部刃
体1と下部刃体2とをその基端部にて互いに固着
して各々の先端に互いに離間する方向への弾性を
持たせ、上下両刃体1,2の先端部の上下両切刃
7の近傍にて上下両刃体1,2間にピン9を嵌挿
し、上部刃体1の外面上において押杆13をピン
9に対し回動可能に軸12着していた。
そして、この爪切りの押杆13は第9図に示す
不使用時においては上下面を反対に回転して上部
刃体1の外面上に重ねられるため、押杆13下面
に形成された上部刃体1押圧用の力点突出部13
aが上方へ突出した状態になる。そのため爪切り
の全体形状は見映えが悪く、又、嵩張るという欠
陥があつた。
そこで、前記力点突出部を押杆からなくし、そ
れに代えて押杆と上部刃体との間に力点部材を回
動可能に設けたものがある(例えば実開昭55−
146006号公報参照)。この力点部材には、使用時
押杆に対し係合される係合突起が突設されてい
る。この係合突起は不使用時押杆や上部刃体に当
接するため、上部刃体と力点部材との間や押杆と
力点部材との間に空間ができ、前述した場合と同
様な欠陥があつた。これを防止するために、例え
ば刃体公報に記載のものでは、上部刃体を段差状
にしなければならなかつた。
目 的 この考案の目的は力点部材の係合突起と上部刃
体及び押杆との干渉をなくすことによりこのよう
な欠点を解消して、全体をコンパクト化するとと
もに、外観上の見映えも良くなる爪切りを提供す
ることにある。
実施例 以下、この考案を具体化した実施例を第1図〜
第7図に従つて説明する。
第1図及び第2図に示すように互いに同一幅の
上部刃体1と下部刃体2はその基端部にて互いに
固着され、各々に離間する方向への弾性を持たせ
ている。そして、上下両刃体1,2の先端部には
それぞれ切刃7が設けられている。
上下両刃体1,2の先端にはピン9が下方から
挿嵌されている。上部刃体1上面に突出した支軸
部としてのピン9先端部9aには刃体1,2の左
右両側に延びる支軸12が挿着され、その両端部
には押杆13基端に形成された二股状の連結部1
4が支承されて、押杆13は支軸12に対し回動
可能になつている。
押杆13は左右の幅が前記上下両刃体1,2の
左右の幅と同一に形成され、又、長手方向略中央
部にて若干下方へ屈曲されている。
押杆13下面において、先端部には第6図に示
すように爪掛け凹部15が形成され、その爪掛け
凹部15の近くには係合突部16が形成されると
ともに、基端部には幅方向に延びる力点突出部1
3aが設けられている。
断面逆チヤンネル状に形成されたカバー17は
ピン9が突出された先端部を除く上部刃体1上面
及び上下両刃体1,2両側部を覆うように取着さ
れ、その上壁17a基端からは下部刃体2基端部
外面を覆う下壁17bが折曲形成されている。さ
らに下壁17bの先端部両側には係合部18が上
方に突出され、同係合部18が下部刃体2基端両
側部に切欠き形成された摺動溝2aに対し摺動可
能に係入されて、カバー17を第2図のように上
下両刃体1,2両側部を覆つた状態から第4図鎖
線で示すように上下両刃体1,2先端部両側を露
出し得るようになつている。
なお、19はカバー17において爪飛散防止用
の側壁17c先端部に形成された爪挿入用の挿入
凹部である。
カバー17上壁17aにおいて略中央部両側に
は支承部20が突出形成され、同支承部20間に
は四角枠状の力点部材21の基端が回動可能に軸
22着されている。
同力点部材21は使用時には第2図のようにカ
バー17の先端側上壁17aに倒され、その先端
上部に幅方向に延びるように突出された係合突起
23が押杆13の力点突出部13aに対し係合し
得るようになつている。又、力点部材21は不使
用時には第4図のようにカバー17の基端側上壁
17aに倒され、その係合突起23がカバー17
を介して上部刃体1基端面に圧接保持可能になつ
ている。そして、係合突起23が上部刃体1基端
面に圧接された状態において、押杆13を上部刃
体1側に重合した際に押杆13の係合突部16が
力点部材21の中空部内に圧接保持可能になつて
いる。
以上のように構成された爪切りの使用方法を説
明する。
さて、使用時には第1図及び第2図のようにカ
バー17の上部17a基端側に力点部材21を倒
し、その係合突起23に力点突出部13aを係合
しながら押杆13を上部刃体1に対して斜状に配
置する。
そして、この状態にて、押杆13を反P矢印方
向へ押圧すると力点突出部13aが両刃体1,2
の弾性に抗しながら力点部材21、カバー17を
介して上部刃体1の切刃7を閉方向に動作させ、
上下両切刃7を閉じる。
一方、押杆13への押圧を解除すると、上下両
刃体1,2の弾性により上部刃体1の切刃7は下
部刃体2の切刃7から離間し、第2図の開の状態
に復帰する。
次にこの爪切りを使用しない時は押杆13を第
2図鎖線位置までP矢印方向へ回動した後、力点
部材21をQ矢印方向へ回動し、その係合突起2
3をカバー17を介して上部刃体1基端面に圧接
保持する。そして、押杆13を反P矢印方向に回
動し、係合突部16を力点部材21内に圧接保持
して上部刃体1側に重合する(第4図参照)。
このように不使用時には押杆13が上部刃体1
側に重合保持され、従来と異なり力点突出部13
aが上部に突出しないため全体をコンパクトなも
のにすることができる。
特に、不使用時力点部材21の係合突起23が
上部刃体1の基端面に圧接保持されるので、この
係合突起23と押杆13や上部刃体1との当接を
原因とする空間がそれらの間にできることはなく
なり、爪切り全体をコンパクト化するとともに、
爪切りの外観上の見映えも良くなる。
なお、この実施例においてはカバー17をS矢
印方向に摺動することにより第4図鎖線で示すよ
うに上下両刃体1,2先端部両側を開放し、上下
両刃体1,2内に入つた爪を同両側開口部から排
出することができる。
効 果 以上詳述したようにこの考案は上部刃体1と下
部刃体2とを基端部にて互いに固着して各々の先
端部を互いに離間する方向への弾性を持たせ、こ
の上下両刃体1,2の先端側に設けた支軸12に
対し上部刃体1側に重合保持可能にした押杆13
をその基端部にて回動可能に支承し、使用時には
先端部が押杆13基端部と上部刃体1先端部間に
介在し、押杆13により押圧されて上部刃体1を
下部刃体2側に押圧するとともに、不使用時には
上部刃体1基端部側に反転して、上部刃体1側に
重合した押杆13先端部と上部刃体1基端部間に
位置する力点部材21を上部刃体1の上方におい
て支承部20に対し回動可能に設け、しかも前記
力点部材21には前記使用時押杆13に対し係合
し得る係合突起23を突設し、前記不使用時この
係合突起23を上部刃体1の基端面に圧接保持可
能にしたので、押杆13を上下に反転することな
く上部刃体1側へ重合することができるととも
に、この係合突起23と押杆13や上部刃体1と
の当接を原因とする空間がそれらの間にできるこ
とはなくなり、爪切全体をコンパクト化するとと
もに、爪切りの外観上の見映えも良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案を具体化した実施例
を示し、第1図は使用時の全体斜視図、第2図は
同じく一部切欠正面図、第3図は不使用時の全体
斜視図、第4図は同じく中央縦断面図、第5図は
分解斜視図、第6図は押杆の斜視図、第7図はカ
バーの斜視図、第8図及び第9図はそれぞれ従来
例の使用時の正面図及び及び不使用時の正面図で
ある。 上部刃体……1、下部刃体……2、切刃……
7、軸支部……9a、支軸……12、押杆……1
3、カバー……17、支承部……20、力点部材
……21。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部刃体1と下部刃体2とを基端部にて互い
    に固着して各々の先端部には互いに離間する方
    向への弾性を持たせ、この上下両刃体1,2の
    先端側に設けた支軸12に対し上部刃体1側に
    重合保持可能にした押杆13をその基端部にて
    回動可能に支承し、使用時には先端部が押杆1
    3を基端部と上部刃体1先端部間に介在し、押
    杆13により押圧されて上部刃体1を下部刃体
    2側に押圧するとともに、不使用時には上部刃
    体1基端部側に反転して、上部刃体1側に重合
    した押杆13先端部と上部刃体1基端部間に位
    置する力点部材21を上部刃体1の上方におい
    て支承部20に対し回動可能に設けた爪切りに
    おいて、 前記力点部材21には前記使用時押杆13に
    対し係合し得る係合突起23を突設し、前記不
    使用時この係合突起23を上部刃体1の基端面
    に圧接保持可能にしたことを特徴とする爪切
    り。 2 支承部20は上下両刃体1,2両側を覆うよ
    うに取着したカバー17の両側部上部に設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の爪切り。
JP6988782U 1982-05-13 1982-05-13 爪切り Granted JPS58174006U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6988782U JPS58174006U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 爪切り

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JP6988782U JPS58174006U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 爪切り

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Publication Number Publication Date
JPS58174006U JPS58174006U (ja) 1983-11-21
JPS6110562Y2 true JPS6110562Y2 (ja) 1986-04-04

Family

ID=30079585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6988782U Granted JPS58174006U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 爪切り

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JPH0228804Y2 (ja) * 1984-09-19 1990-08-02
KR100880822B1 (ko) * 2007-09-10 2009-01-30 이경승 슬림형 손톱깎이

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JPS58174006U (ja) 1983-11-21

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