JPS61103855A - カルボン酸エステル、その製造方およびそれを有効成分とする殺虫剤 - Google Patents

カルボン酸エステル、その製造方およびそれを有効成分とする殺虫剤

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JPS61103855A
JPS61103855A JP59223152A JP22315284A JPS61103855A JP S61103855 A JPS61103855 A JP S61103855A JP 59223152 A JP59223152 A JP 59223152A JP 22315284 A JP22315284 A JP 22315284A JP S61103855 A JPS61103855 A JP S61103855A
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JP
Japan
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formula
carboxylic acid
insecticide
compound
acid ester
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JP59223152A
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Inventor
Noritada Matsuo
憲忠 松尾
Toshihiko Yano
俊彦 矢野
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式(’I)で示されるカルボン酸エス
テル、その製造方法およびそれを有効成分として含有す
る殺虫剤に関するものである。
〔式中、R1は水素原子、エチニル基またはシアノ基を
表わし、R2は水素原子またはフッ素原子を表わす。R
8は水素原子またはハロゲン原子を表わし、Xはメチン
基または窒素原子を表わす。〕 本発明者らは、すぐれた殺虫活性を有する化合物を開発
する目的で研究を重ねた結果、前記一般式(I)で示さ
れる本発明化合物が1、殺虫効力が著しく高く、速効的
である。
2、有機塩素系殺虫剤のような環境残留性はない。
8、人畜に比較的低毒である。4.有機リン剤あるいは
カーバメート剤抵抗性の害虫に対しても卓効を発揮する
。5.比較的安価に製造し得る。
等の特性を有することを見出し、本発明を完成した。
本発明化合物が特に有効な具体的な害虫としては、ウン
カ類、ヨコバイ類、アブラムシ類、  Iカメムシ類な
どの半翅目、コナガ、ニカメイガ、ヨトウ類などの鱗翅
目、アカイエカ、イエバエなどの双翅目、チャバネゴキ
ブリなどの網翅目、鞘翅目・、直翅目などが挙げられる
一般式(I)で示される本発明化合物は式但)で示され
るカルボン酸またはその反応性誘導体と一般式(2) 1式中、X 、 R1、RzおよびR3は前述と同じ意
味を表わす。〕 で示されるアルコールとを必要に応じて適当な溶媒、反
応助剤、触媒の存在下に反応させることにより製造でき
る。
ここにおいて一般式体)のカルボン酸の反応性誘導体と
しては、酸ハライド、酸無水物、低級アルキルエステル
等が挙げられる。
尚、前記一般式(I)で示されるカルボン酸エステルに
は、アルコール成分およびカルボン酸成分の不斉炭素に
基づ(光学異性体が存在するものもあり、これらのエス
テルも本発明に含まれる。
次に本発明におけるカルボン酸エステルの製法の概略を
以下に示す。
(製造法A)カルボン酸ハライドとアルコールとの反応
による方法 一般式(資) 〔式中、Aはハロゲン原子を表わす。〕で示される酸ハ
ライド、好ましくは酸クロライドと前記一般式(2)で
示されるアルコールとを不活性溶媒(例えば、ベンゼン
、トルエン、ヘキサン、エーテル等)中、脱酸剤(例え
ば、ピリジン、トリエチルアミン等)の存在下に内温−
80℃〜100℃にて80分〜20時間反応させて目的
のエステルを得る。
(製造法B)カルボン酸無水物とアルコールとの反応に
よる方法 式(V) で示されるカルボン酸無水物と前記一般式(2)で示さ
れるアルコールとを不活性溶媒(例えば、ベンゼンiト
ルエン、ヘキサン、アセトン等)中、塩素(例えば、゛
ピリジン、トリエチルアミン等)の存在下に内温−20
℃〜100°Cにて1時間〜20時間反応させて目的の
エステルを得ろ。
([造法C)カルボン酸とアルコールとの脱水反応によ
る方法 前記一般式伊)で示されるカルボン酸と一般式(2)で
示されるアルコールとを脱水縮合剤(例えば、ジシクロ
へキシルカルボジイミド等)中、内温0℃〜150℃に
て30分〜10時間反応させて目的のエステルを得る。
以上の方法により得られたカルボン酸エステルは誌要に
応じてクロマトグラフィー、蒸留等の手段により精製す
ることができる。
本発明のカルボン酸エステルのアルコール部分を例示す
れば以下の通りであるが、もちろんさらに、上記製造法
に基づいて製造した本発明の化合物例を第1表に示すが
、本発明はこれらの例示のみに限定されるもの−ではな
い。
第  1  表 (年)  上記一般式(I1示される化合物の置換基R
墓、 Rz 、 RzおよびXの内容。
本発明化合物について、以下実施例を挙げてさらに詳細
に説明する。
実施例1:製造法人による化合物(1)の製造乾燥トル
エン50−にα−シアノ−8−フェノキシベンジルアル
コール2.25 f (0,01モル)と2.2.a−
)ジメチル−3−ビニルシクロプロパン−1−カルボン
酸クロリド172F(0,01モル)を溶解し、水冷下
にピリジン1.58f(0,02モル)を滴下する。
滴下後室部下に5時間攪拌し反応を完結させた。反応液
を50mの氷水に注ぎ分液し、トルエン層を分液後、5
96塩酸水、飽和重曹水、飽和食塩水の順で洗浄した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、トルエンを留去し、残留
物を酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2Qi展開溶媒と
してシリカゲル50fを充てんしたカラムチ流下させ、
目的とするエステル2.821(用いたカルボン酸クロ
リドに対する理論収量に対して78.0%の収率)を無
色油状物として得た。
実施例2:製造法Bによる化合物(2)の製造2,2.
3−トリメチル−8−ビニルシクロプロパンカルボン酸
無水物5.80 f (0,02モル)とα−シアノ−
8−フェノキシ−4−フルオロ−ベンジルアルコール2
.48 F(0,01モル)とを50Wtの乾燥トルエ
ンに溶解し、トリエチルアミン1.01g(0,01モ
ル)を加え室温下−晩攪拌した。翌日反応液を1001
の氷水に圧加して分液し、トルエン層を分取し、水層を
トルエン20mで抽出し、トルエン層をあわせて5%炭
酸ナトリウム水50−で2回洗浄して副生じたカルボン
酸を除去した。トルエン層をさらに5%塩酸水、飽和型
ソウ水、飽和水塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、残留物を酢酸エ
チル:n−ヘキサン=1:20を展開溶媒としてシリカ
ゲル50fを充てんした。カラムにて流下させ、目的と
するエステル:(,1N(用いたアルコールに対する理
論収量の80%)を得た。
実施例8:製造法C+こよる化合物(4)の製造8−フ
ェノキシベンジルアルコール2.0f(0,01モル)
と2.2.8−トリメチル−8−ビニルシクロプロパン
カルボン酸1.54g(0,01モル)とを50mの乾
燥ベンゼンに溶かし、4.12F(0,02モル)のジ
シクロへキシルカルボジイミドを加え一晩放置した。翌
日4時間加熱還流し反応を完結させ冷却後析出したジシ
クロへキシルウレアを戸別し、P液を濃縮し得られた油
状物を601のシリカゲルを充てんしたカラムにて酢酸
エチル:n−ヘキサン=1:20の展開溶媒で流下させ
目的とするエステル2.5IC用いたカルボン酸に対す
る理論収量の71.0%)を無色の油状物として得た。
なお、本発明化合物のカルボン酸部分は新規化合物であ
り、例えば下記式(4)で示される文献既知の化合物か
ら次のような経路により合成することができる。
(■)                   (■)
(■)               (■)H2 (X)                (II)参考
例 ■ 式(至)で示されるアルコール化合物の合成エチル
 2,2.8−トリメチル−3−アセトキシメチルシク
ロプロパンーカーボキシレート(シス、トランス=1=
1混合物)20、Ofを水酸化ナトリウム−メタノール
−水混液(水酸化ナトリウム6.1F、メタノール10
0tdおよび水10−から成る)に加え、8時間加熱還
流した。反応液に水100mおよびジエチルエーテル1
00+dを加え、水冷下(θ〜8”C)で10%HC1
を滴下して反応液をp、H4とした後、分液した。エー
テル層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥の後
、濃縮した。得られた残渣的1811こ乾燥ジメチルホ
ルムアミド50tnt1トリエチルアミン12.59お
よびエチルプロミド13.5fを加え、20℃で12時
間かきまぜた。反応液を水100−に圧加した後、酢酸
エチルで2回抽出した。
有機層を水、食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を留去後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル150 f1展開溶媒n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=lo:1〜8/1 ) lζ付し、目
的物11.6fを淡黄色オイルとして得た◇ NMR(CDCta 、δ値) 1.22(9H)、1.24(t、8H)、3.42〜
8.94(m、 2f()、4.0 (q、2H) 屈折率  1.4582(27℃) ■ 式(3)で示されるアルデヒド化合物の合成上記で
得られたアルコール化合物10.Ofをジクロルメタン
100−に入れ、ピリジウムクロロクロメート(PCC
; A!drich社試薬)11、Ofを10℃で加え
20℃で5時間かきまぜた。これに乾燥エーテル200
−を加えフロリジルカラムを通過させた。溶媒を留去し
、目的のアルデヒド化合物9.0gを淡黄色オイルとし
て得た。
NMR(CDCtm 、δ値) 1.02〜1.80(12H)、2.22(s)、4.
02(q、4H)、9.20(Slトランスアルデヒド
体)、9.60(S、シスアルデヒド体) 屈折率  1.4565(25,5°C)■ 式(3)
で示されるエステル化合物の合成メチルトリフェニルフ
ォスフオニウムプロミド5.(Mlを乾燥テトラヒドロ
フラン80+dに加え、これに窒素気流下−50”Cで
n−ブチルリチウム等量を加えた。該混合液を−50”
Cで80分、0℃で1時間かきまぜたのち、再び一50
″Cに冷却して、これに上記で得られたアルデヒド化合
物1.61を加え、同温で2時間 さらに20℃で12
時間かきまぜた。
該反応液にn−ヘキサン150−を加え、濾過し、P液
を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒:n−ヘキサン:酢酸エチル=20:1)に
付し、目的のエステル化合物1.1Fを淡黄色オイルと
して得た。
NMR(δ、 CDCzs ) 1.08〜1.47(18H)、4.02(Q、 2H
)、4.9〜5.2(m。
2H)、5.5〜6.6 (m、 IH)■ 式(II
)で示されるカルボン酸の合成! 上記で得られたエステル化合物1.11を2N−水酸化
ナトリウム−メタノール溶液1〇−および水1−と混ぜ
、12時間20℃で放置した。反応液を水50−に主知
した後、希塩酸でpH2とし酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル層を食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮し目的のカルボン酸0.801を淡黄色オイル
として得た。
NMR(δ、 CDCts ) 1.12.1.21.1.25.1.27.1.80各
々s、9H)、1.46.1.58(s、 IH)、4
.8〜5.2 (m 、 2H)、5.5〜6.0(q
、トランス体のオレフィン)、6.1〜6.6 Cq 
、シス体のオレフィン) 本発明化合物を殺虫剤の有効成分として用いる場合は、
他の何らの成分も加えず、そのまま使用してもよいが、
通常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、界面活性剤
、その他の製剤用補助剤、餌等と混合し、あるいは線香
やマット等の基材に含浸して、乳剤、水和剤、粉剤、粒
剤、油剤、エアゾール、蚊取′a香や電気蚊取マットや
多孔セラミック板マット等の加熱燻蒸剤、フオッギング
等の煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒餌等に製剤して使用する
固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジャイ
トクレー、ベントナイト、酸性白土、ピロフィライト、
タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、クルミ
殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素等の
微粉末あるいは粒状物が挙げられ、液体担体としては、
ケロシン、灯油等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素1
.ジクロロエタン、トリクロロエチレン、四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素、メタノール、エタノール、イソ
プロパツール、エチレングリコール、セロソルブ等のア
ルコール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、イソホロン等のケトン、ジエチルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル、酢酸エチ
ル等のエステル、アセトニトリル、イソブチロニトリル
等のニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等の酸アミド、ジメチルスルホキシド、大豆油、
綿実油等の植物油等が挙げられる。ガス状担体としでは
、フロンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエー
テル等が挙げられる。乳化、分散、湿炭等のために用い
られる界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、
アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルスルホ
こはく酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テルりん酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリ
ン縮金物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンポ、リオキシプ
ロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の
非イオン界面活性剤が挙げられる。固着剤や分散剤等の
製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩、アルギ
ン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム、糖蜜、
カゼイン、ゼラチン、CMC(カルボキシメチルセルロ
ース) 、 a根部、 jl天等が挙げられ、安定剤と
しては、PAP (酸性りん酸イソプロピル)、’rc
P(j)ん酸トリクレジル)等のりん酸アル5キル、植
物油、エポキシ上演、前記の界面活性剤、BHTSBH
A等の酸化防止剤、オレイン酸ナトリウム、ステアリン
酸カルシウム等の脂肪酸塩、オレイン酸メチル、ステア
リン酸メチル等の脂肪酸エステル等が挙げられる。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重量
比で0.01%〜96%含有する。
、次に製剤例を示す、。なお、本発明化合物は第1表の
化合物番号で示す。部は重量部である。
製剤例1 本発明化合物(130,2部、キシレン2部、白灯油9
7.8部を混合し、油剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(1)〜(4]i10部、ポリオキシエチ
レンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸カルシウム6部、キシレン70部をよく混
合して乳剤を得る。  。
製剤例8 本発明化合物鰺)20部、フェニトロチオン10部、リ
グニンスルホン酸カルシウム8部、ラウリル硫酸ナトリ
ウム2部および合成含水酸化珪素65部をよく粉砕混合
して水和剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(8)1部、カルバリール2部、カオリン
クレー87部およびタルク10部をよく粉砕混合して粉
剤を得る。
製剤例5 本発明化合物(4)5部、合成含水酸化・珪素1部、リ
グニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部
およびカオリンクレー62部をよく粉砕混合し、水を加
えてよく練り合せた後、造粒乾−燥して粒剤を得る。
製剤例6 ゛ 本発明化合物(1)0.05部、テトラメスリン0
.2部、レスメスリン0.05部、キシレン7部、脱臭
灯油32.7部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し
、バルブ部分、を取り付けた後、該バルブ部分を通じて
噴射剤(液化−石油ガス)60部を加圧充填すればエア
シー・ルを得る。       。
製剤例7 本発明化合物(2) 0.8 fにてレスリンのd−ト
ランス第−菊酸エステル0.8gを加え、メタノール2
0−に溶解−、蚊取線香用担体(タブ粉:粕粉:木粉を
a:S:tの割合で混、合)99.4gと均一に攪拌混
合し、メタノールを蒸散させた後、水160−を加え、
充分練り合せたものを成型乾燥すれば各々の蚊取線香を
得る。
これらの製剤は、そのままであるいは水で稀釈・して用
いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤
、除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等と混合
して用いることもできる。
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤として、用いる場合、そ
の施用量は、通常10アールあたり51−50Ofであ
り、乳剤、水和剤等を水で希釈して施用する場合は、そ
の施用濃度は10 ppm〜t o o o ppmで
あり、粉剤、粒剤、油剤、工アゾール等は、何ら希釈す
ることなく、製剤のまNで施用する。
次に試験例を示す。なお本発明化合物は、第1表の化合
物番号で示し、比較対照に用いた化合物は、第2表の化
合物記号で示す。
第  2  表 化合物記号     構 造 式        備 
考試験例1 直径5.5 cmのポリエチレンカップの底に同大のP
紙をしき、製剤例2に準じて調製した下記化合物の乳剤
の水による500倍希釈液(200pI)m相当)0.
7−をP紙上に滴下し、餌としてシ舊糖80■を均一に
入れた。その中にイエバエ雌成虫10頭を放ち、フタを
して48時間後にその生死を調べ死去率を求めた(2反
復)。
結果を第3表に示す。
第  8  表 試験例2 製剤例2に準じて得られた下記本発明化合物および対照
化合物の乳剤の水による所定濃度の稀釈液にイネ茎(長
さ約12の)を1分間浸漬した。風乾後、試験管にイネ
茎を入れ抵抗性系統のツマグロヨコバイ成虫を10頭放
ち、1日後に生死を調査し、LCso値(50%致死濃
度)を求めた(2反復)。
結果を第4表に示す。
第  4  表 試験例8 製剤例2に準じて得られた下記本発明化合物および対照
化合物の乳剤の水による所定濃度の稀釈液にイネ茎(長
さ約12譚)を1分間浸漬した。風乾後、試験管にイネ
茎を入れヒメトビウンカ成虫を10頭放ち、1日後に生
死を調査し、LC6o値(50%致死濃度)を求めた(
2反復)。
結果を第5表に示す。
第  5  表

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子、エチニル基またはシアノ基
    を表わし、R_2は水素原子またはフッ素原子を表わす
    。R_3は7原子またはハロゲン原子を表わし、Xはメ
    チン基または窒素原子を表わす。] で示されるカルボン酸エステル。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるカルボン酸またはその反応性誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子、エチニル基またはシアノ基
    を表わし、R_2は水素原子またはフッ素原子を表わす
    。R_3は水素原子またはハロゲン原子を表わし、Xは
    メチン基または 窒素原子を表わす。] で示されるアルコールとを反応させることを特徴とする
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、R_1、R_2およびR_3は前述と同じ
    意味を有する。] で示されるカルボン酸エステルの製造方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子、エチニル基またはシアノ基
    を表わし、R_2は水素原子またはフッ素原子を表わす
    。R_3は水素原子またはハロゲン原子を表わし、Xは
    メチン基または 窒素原子を表わす。] で示されるカルボン酸エステルを有効成分として含有す
    ることを特徴とする殺虫剤。
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