JPS61103751A

JPS61103751A - 工作機械

Info

Publication number: JPS61103751A
Application number: JP59223633A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Uemura; 植村　正; Tetsuya Oketani; 哲也桶谷
Original assignee: Howa Machinery Ltd
Current assignee: Howa Machinery Ltd
Priority date: 1984-10-24
Filing date: 1984-10-24
Publication date: 1986-05-22
Also published as: JPH0366099B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の目的）産業上の利用分野本発明は工作機械、特にワークテーブルを移動させて工
作物を加工する工作機械に関するものである。

従来の技術従来、ワークテーブルの多くは水平に移送され、その上
面に固定されたワークの上面を加工するには竪形マシニ
ングセンタにより加工していた。

発明が解決しようとする問題点上記従来の装置によれば、ワーク上面の加工孔内やワー
クテーブル上に切粉が残り、これを除去するために手間
がかかり、その結果、ワーク交換に時間がかかるという
問題を生じていた。

（発明の構成）問題点を解決するための手段前記問題点を解決するため、本発明は左右、上下１前後
動する主軸ヘッドの正面前方に、ワークテーブル作業ス
テーションを設け、そのワークテーブル作業ステーショ
ンの両側にワークテーブル待機ステーションを設け、ワ
ークテーブルを作業ステーションと待機ステージ３ン間
で往復動させるワークテーブル往復動装置と１作業ステ
ーションのワークテーブルを起倒台に固定するワークテ
ーブル固定装置と、起倒台に固定したワークテーブルを
直立状態に回動して保持するワークテーブル起倒装置と
から成る。

作用前記手段によれば、待機ステーション上で水平状態のワ
ークテーブルにワークを取付け、ワークテーブル往復動
装置によりこのワークテーブルを作業ステーションの水
平状態の起倒台上へ移送し、起倒台上へワークテーブル
を固定し、次いで起倒台を直立状態まで回動させて位置
決め保持してワークテーブルを直立させ、ワークの上面
を垂直にして主軸と対峙させ加工する。

実施例第１及び１０図、に示すように横型マシニングセンタ１
には、左右、上下、前後動する主軸ヘッド２が設けられ
、この主軸ヘッド２の正面前方にワークテーブル作業ス
テーション（以下作業ステーション）ＳＬが、その左右
両側にはワークテーブル待機ステーション（以下待機ス
テーション）Ｓ２が夫々設けられる。まず待機ステーシ
ョンｓ２は左右同一なので一方のみについて説明する。

ベース３上に長手方向に沿って二条のガイドレール４．
４が互いに平行に固定され、このガイドレール４，４に
は第５図に示すようにワークテーブルＴ下面に形成され
たＴ字状の案内溝５の突縁内面５ａをガイドする水平ロ
ーラ６と底面５ｄをガイドする垂直ローラ７が多数配設
されている。このベース４上にはその手前側に、前記ガ
イドレール４．４と並設して油圧シリンダ８が装着され
、そのシリンダロッド９先端に連結腕１０が固着され、
この連結腕１０には、案内バー、の先端が連結されてい
る。この案内バー、はベース３上に固定されたブラケッ
ト１２に固着されたガイド１３内に摺動するように嵌装
されている。前記連結腕１０の前側には板状の係合腕１
４が固着されている。

、１５はワークテーブルＴの前方下面に取付けられた係
合片で、下方に開口した凹状断面をしており、前記係合
腕１４の上端部と水平状態のワークテーブルＴの長手方
向（往復動方向）において係合し、上下方向には係脱自
在な係合面１６．１６を備えて前記作業ステーションＳ
１との間でワークテーブルＴを往復動させるワークテー
ブル往復動装置１７が構成されている。

次に作業ステーションＳ１について説明する。

前記、左右の待機ステーションＳ２のベース３上の主軸
ヘッド２に近い部分に夫々固定された軸受１ｓ：ｒｓに
回転軸１９が回動自在に支持され。

この回転軸１９の一端（第１図左端部）は、ベース３上
に回り止めされたスリーブ２０に回転自在に嵌装されて
いる。このスリーブ２０は第６．７図に示すように圧油
給徘ボート２１．２２を有し、スリーブ２０内面に形成
された環状溝２３．２４を介して回転軸１９内の二条の
圧油通路２５．２６と夫々連通し、後述する起倒台３１
内部のシリンダ３２と鋼管２７．２８で接続されるよう
になっている。回転軸１９の軸受１８．１８の夫々内側
には、第１図に示すように扇状部材２９．２９が回転軸
１９と一体にキ一連結されている。この扇状部材２９．
２９の先端には前記回転軸１９を中心とするセクタギヤ
３０．３ｏが形成されている。この扇状部材２９．２９
には起倒台３１が第２図に示すようにその左右両側部分
で載置固定されている。この起倒台３１には、シリンダ
３２が内装され、そのピストンロッド３３先端が押え金
３４と締結されている。起倒台３１上面にはワークテー
ブルＴ下面て当接して上下位置決めを行う位置決め部材
３５とワークテーブルＴ下面の位置決め孔（図示せず）
と係合して前後左右の位置決めを行う位置決めピン３６
が配設されている６押え金３４はピストンロッド３３の
上昇端で、前記待機ステーションＳ２との間でワークテ
ーブルＴを往復動させる高さに設定され、ワークテーブ
ルＴ下面の案内溝５の内壁５ｃと底面５ｄを案内するロ
ーラ３７．３８が複数個取付けられている。

そして、ピストンロッド３３の下降で押え金３４の下面
がワークテーブルＴの案内溝５縁部内面５ｂを押圧して
ワ、−クチ−プルＴを起倒台３１に固定するワークテー
ブル固定装置３１Ａが構成されでいる。前記セクタギヤ
３０．３０には、ベース３．３と一体的に固定された一
対のブラケット３９．３９に回動自在に支持された伝達
軸４０で一体に回転する左右一対の中間ギヤ４１．４１
が夫々噛合され、そのうち一方の中間ギヤ４１は、更に
油圧モータ４２に連結された駆動ギヤ４３に噛合されて
いる。扇状部材２９．２９には夫々外側面にストッパ４
４．４４が装着され、左右の待機ステーションＳ２、Ｓ
２のベース３．３円端面に取付けられている受は金４５
．４５に、起倒台３１が直立状態となったとき当接する
ようにしてあり、更にこのストッパ４４．４４の主軸ヘ
ッド側にはくさび面４６．４６が形成されている。この
　　　　　ｊくさび面４６．４６は、第７図に示すよう
に起倒台３１が直立状態となって前記ストッパ４４．４
ス３，３内部に装着されたシリンダ４７．４７の前進に
よって扇状部材２９．２９方向へ移動する位置決めピン
４８．４８先端のくさび面４９．４９と係合し、ストッ
パ４４．４４を受は金４５．４５に強く押し付けて起倒
台３１を直立状態に保持する位置決め装置が構成され、
前記セクタギヤ３０等と共にワークテーブル起倒装置２
９Ａが構成されている。尚、受は金４５．４５上面は扇
状部材３０．３０の夫々外側に設けられた起倒台３１の
水平決めストッパ５０．５０と当接して起倒台３１を水
平に保つようになっている。

このような構成によれば、待機ステーションＳ２にある
ワークテーブルＴ上に水平状態で加工面を上にしてワー
クを取付ける。次いで油圧シリンダ８を前進させ、起倒
台３１の上昇端に位置している押え金３４上へとワーク
テーブルＴを送る。

次いで起倒台３１内部の油圧シリンダ３２が作用してピ
ストンロッド３３を下降させ、ワークテーブルＴを起倒
台３１上に固定し、このとき、前後、左右、上下の位置
が位置決め部材３５及び位置決めピン３６により決めら
れる。そして油圧モータ４２が回動を始め、その回転は
駆動ギヤ４３．中間ギヤ４２．４２を介して左右のセク
タギヤ３０．３０に伝達され、扇状部材２９．２９が回
転され、起倒台３１はワークテーブルＴと共に起立し、
ワークテーブルＴ下面の係止片１５とシリンダ８先端の
係合腕１４との係合が外れ、ストッパ４４゜４４が受は
金４５．４５に当接して油圧モータ４２が停止して左右
のベース３．３内から位置決めピン４８．４８が突出し
てストッパ４４．４４のくさび面４６．４６と係合しス
トッパ４４．４４を受は金４５．４５との間にはさみ込
んで直立状態を保持する。こうしてワークテーブルＴが
直立状態になったところで主軸が接近し、ワークの加工
面を加工する。この特出る切粉は、ワークテーブルＴが
垂直なためワークテーブルＴ上に溜まることなく落下す
る。このように加工している間に、他方の待機ステーシ
ョンＳ２上のワークテーブルＴに次のワークを準備して
おく。直立状態のワークテーブルＴのワークの加工が終
了すると、位置決めピン４８．４８が後退し、ストッパ
４４．４４は係合を解かれ、次いで油圧モータ４２が逆
転して起倒台３１をワークテーブルＴと共に水平方向に
倒す、起倒台３１が水平になる時、ワークテーブルＴ下
面の係止台１５が、シリンダロッド９先端の係合腕１４
と係合する。起倒台３１が水平になると、内部のシリン
ダロッド３３が上昇して押え金３４によるワークテーブ
ルＴの固定を解除し１次いでシリンダ８が後退してワー
クテーブルＴを元の待機ステーションＳ２へ移す。と同
時に他方の待機ステーションＳ２からワークを取付けた
ワークテーブルＴを作業ステーションＳ１へ移動させ、
以後、この動作を繰り返し、左右の待機ステーションＳ
２、Ｓ２にあるワークテーブルＴを交互に作業ステーシ
ョンＳ１ら送り、その位置で直立させて加工する。

本実施例ではワークテーブル往復動装置をシリンダ先端
の係合腕とワークテーブル下面の係合片とし、この係合
片は係合腕とワークテーブル往復動方向において係合し
、上下方向には係脱自在な係合面を備えたのでワークテ
ーブルの起倒時に、その起倒動作のみで係脱できる。ま
た、起倒台の内装されたシリンダへの圧力媒体の給排を
起倒台と一体に回動する回転軸内を介して行うようにし
たので、直接フレキシブルなホース等で配管するものに
比べて配管が容易かつコンパクトになるという利点があ
る。

（発明の効果）以上のように本発明は、左右、上下、前後動する主軸ヘ
ッドの正面前方に１作業ステーションとその両側に待機
ステーションを設け、待機ステーションのワークテーブ
ルを水平状態で交互に作業ステーションに位置させ、作
業ステーションでは水平状態で待機ステーションから受
は取ったワークテーブルを直立状態にしてワーク上面を
直立状態で加工するようにしたので、切粉がワークテー
ブル上に溜まることなく落下し、切粉除去が極めて容易
となる。また、このように切粉除去が容易であっても待
機ステーションにおいて予め次のワークをワークテーブ
ルに水平状態で取付け、または加工後取外すので、ワー
クのワークテーブルへの着脱が容易であるという利点も
有する。更に、作業ステーションの両側に待機ステーシ
ョンを設け、−直線上でワークテーブルを往復させるよ
うにしたので、往復動装置がシリンダを用いた安価な装
置とすることができ、しかも作業ステーションへの送り
込みと作業ステーションからの取り出しが同時にできる
という利点も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の要部平面図、第２図は第１図の正面図
、第３図は横断面図、第４，５図はワークテーブル往復
動装置を示す図、第６，７図は起倒台の回転軸の部分図
、第８図は直線状態の起倒台を示す図、第９図は位置決
め装置を示す図、第１０図は本発明の全体図である。２・・・主軸ヘッド、　　１７・・・ワークテーブル往
復動装置、　　２９Ａ・・・ワークテーブル起倒装置、
３１Ａ・・・ワークテーブル固定装置。Ｓｌ・・・ワークテーブル作業ステーション。Ｓ２・・・ワークテーブル待機ステーション、Ｔ・・・
ワークテーブル特許出願人　　　　　豊和工業株式会社＠４図第６図第５図＠９図ｑ

Claims

【特許請求の範囲】１、左右、上下、前後動する主軸ヘッドの正面前方に、
ワークテーブル作業ステーションを設け、そのワークテ
ーブル作業ステーションの両側にワークテーブル待機ス
テーションを設け、ワークテーブルを作業ステーション
と待機ステーション間で往復動させるワークテーブル往
復動装置と、作業ステーションのワークテーブルを起倒
台に固定するワークテーブル固定装置と、起倒台に固定
したワークテーブルを直立状態に回動して保持するワー
クテーブル起倒装置とから成り、１個のワークテーブル
が作業ステーションに、他の１個のワークテーブルが何
れか一方の待機ステーションに位置していることを特徴
とする工作機械。２、待機ステーションのベース上にワークテーブルの往
復動方向と平行にシリンダを設け、このシリンダロッド
とワークテーブルの何れか一方に係合腕を、他方には前
記係合腕と水平状態のワークテーブルの往復動方向にお
いて係合し、上下方向には係脱自在な係止面を備えた係
合片を夫々固着してワークテーブル往復動装置を構成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の工作機
械。３、作業ステーションの起倒台に、シリンダを備えると
共にこのシリンダの作用でワークテーブル下面の係合溝
と係脱可能な押え金を備えてワークテーブル固定装置を
構成し、このシリンダへの圧力媒体の給排を、起倒台の
回転軸を介して行なうようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の工作機械。４、起倒台の回転軸を中心とするセクタギヤを起倒台に
一体に固着し、このセクタギヤを回転駆動源と連結した
駆動ギヤと噛合させる一方、起倒台を直立状態で保持さ
せる位置決め装置を設けてワークテーブル起倒装置を構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の工
作機械。