JPS61100197A - バクテリオフアージt7のプロモーターおよび遺伝子配列を利用する新規発現系 - Google Patents

バクテリオフアージt7のプロモーターおよび遺伝子配列を利用する新規発現系

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JPS61100197A
JPS61100197A JP60228563A JP22856385A JPS61100197A JP S61100197 A JPS61100197 A JP S61100197A JP 60228563 A JP60228563 A JP 60228563A JP 22856385 A JP22856385 A JP 22856385A JP S61100197 A JPS61100197 A JP S61100197A
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bacteriophage
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gene
recombinant plasmid
plasmid vector
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リチヤード・ルイス・レイム
ポール・ジエイソン・レイボウイツツ
サトワント・カウル・ナルラ
マイケル・ジヨセフ・ライアン
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    • C07K14/555Interferons [IFN]
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 いまや、遺伝子工学の技術によって、宿主細胞に1異種
−(heterologous )  ポリペプチド、
すなわち、その種の細胞によって通常は生産されること
のないポリはプチビを作らせることが可能になった。イ
タクラ(Itakura)らによって5cience1
98:1056(1977)に記載されたソマトスタチ
ン、ボッデル(Goeddel)らがPro、Nat、
Acad。
Sci、USA 76 : 106 (1979)に発
表したヒトインシュリンの成分であるA鎖およびB鎖、
ボッデル(Goeddel)らによりNature 2
81 : 411(1980)に発表されたヒト成長ホ
ルモン、同じくボッデル(Goeddel)らがNuc
leic Ac1ds Res。
8:4057(1980)に発表したヒト繊維芽球イン
ター7エo7、a−ン(Lawn)らのNucleic
Acids Res、9:6103(1981)  に
よるヒト血清アルブミンなど、数多くの哨乳類のポリペ
プチドがJcoliによって生産されてきている。
宿主細胞に特定の異種(heterologous )
ポリはプチビを生産あるいは発現させるために、ポリペ
プチドをコードする構造配列(通常コーディング配列ま
たは遺伝子ともよばれる)を、遺伝子が読み取られメツ
センジャーRNA(mRNA)に転写されるときに関与
するプロモーター配列の近くに配置する方法がよく用い
られる。遺伝子のmRNAへの転写は、RNA ポリメ
ラーゼとして知られている酵素がプロモーター配列と接
し、相互作用することにより起こる。すなわちRNA 
ポリメラーゼはそれ以後、遺伝子に沿って動き、その遺
伝子によって特定されるmRNA分子を合成する。その
後、mRNAは、リポソーム、トランスファーRNAを
どの細胞内成分によって特異なポリペプチドに翻訳され
るのである。
多くのプロモーター配列がE、CO’liにおける外来
遺伝子(つまり通常は存在しない遺伝子)の発現に用い
られてきており、例えばすなわち、バンクマン(Bac
kman)とブタ7−ン(Ptashne)がCe11
13 : 65 (1978)で発表した1acプロモ
ーター、ハレウエル(Hallewell)とエンテー
ジ(h:mtage)のGene 9 : 27 (1
980)によるtrpプ0−T−一ター、そしてバーナ
ーI−” (Bernard)らのGene 5: 5
9(1979)によるラムダファージPL プロモータ
ーなどを挙げることができる。
多(の遺伝子プロモーター系オはレータ−系カ誘導可能
である。すなわちそれらの活性は特定物質あるいは条件
の存否により十分変化し5る。例えばEE、coliの
1aCプロモーター系はラクトースが存在しないと活性
が低い。すなわち、この条件下では抑制されている。し
かしながら、ラクトースそれ自身あるいはインプロピル
−β−D−チオガラクトシ1−’(IPTG)といった
インデューサーの存在下ではlacプロモーター系の抑
制は解除され、隣接したプロモーターの遺伝子配クリの
転写活性を高める。このことは例えばJ、ミラー(Mi
ller)とW、レツニコフ(Reznikoff )
のThe 0peron、第2版、コールドスプリング
ハーバ−ラボ、ニューヨーク(1982)を参照のこと
。他の誘導可能なプロモーター系はtrpプロモーター
〔トリプトファンが過剰に存在すると活性は比較的低い
が、トリプトファン濃度が低かったり、3−β−インド
リルアクリル酸が存在すると活性が上がる;前述のハレ
ウエル(Hallewell)とエンテージ(Emta
ge)を見よ〕や、ラムダファージPL プロモーター
〔温度感受性ミュータントラムダリプレッサー存在下で
、約30℃では活性が低いが41℃になると高い活性を
示す:バーナート” (Bernard)らの前述の論
文をみよ〕などである。
バクテリオファージT7のDNA中に存在するプロモー
ター領域は特に興味深い。というのは、該バクテリオフ
ァージによって例えばE、coliのような細菌細胞が
感染されると、感染細胞はほとんどまもな(宿主細胞の
要求に光って全く事実上不必要なT7バクテリオフアー
ジポリ纜プチドのみを生産するようになる。この現象は
一般に、バクテリオファージT7プロモーターとバクテ
リオファージRNA ポリメラーゼ(T7RNAJリメ
ラーゼ)との極めて強い相互作用に帰結する。関連した
作用として、バクテリオファージT 7 DNAには、
E、coli RNAyt?リメラーゼと結合すること
によってそれを不活性化し、その結果、E、coliD
NA の転写を減する蛋白をコードすることが知られて
いる。この2つが原因で、E、coliの蛋白合成系が
、感染後まもなくバクテリオファージの蛋白のみを合成
するようになる。
それゆえ、バクテリオファージ要求性蛋白のみを直接合
成するバクテリオファージT7に用いられた方法は医学
的なあるいは診察上のまたは他の目的で必要とされるポ
IJ ハプチドの合成に利用しうるものである。
細菌中でクローンした遺伝子の転写を指示するためにバ
クテリオファージT7プロモーターを使用することは、
マクアリスター(McAlllster)らが、T、M
ol、Biol、、153:527(1981)で示し
ている。この雑文は、T7プロモーターに直結した転写
の開始に必要なT 7 RNA+?+7メラーゼが、感
染によっであるいはクローン化T7ポリメラーゼ遺伝子
により細胞に供給されねばならないことを条件としてい
る。この雑文には、この結果を達成するための特別な方
法は何1つ記載されていない。
感染によるT7RNAポリメラーゼの供給は、それが感
染時のみ短期間合成されること、そして高いしばルで蓄
積されないことによりその利用が限定されるものと思わ
れる。第2に、T7バクテリオフアージの感染は、バク
テリオファージDNAそれ自身に存在するプロモーター
領域およびクローンした遺伝子のプロモーターに対する
、T7RNA ポリメラーゼの自然な拮抗を伴うもので
ある。また、感染した細胞は短時間に溶菌し、溶菌前に
は求めるポリペプチドがほとんど生産されないので、本
法は実用的でないと考えられる。
T7RNAポリメラーゼ遺伝子(T 7  Gene 
1)のクロー二/グおよび発現はその後の雑文に記載さ
れている(p、ダバフル−(Davanloo )ら、
Pro 。
Nat、Acad、Sci、USA、 st :203
5(1984))、=)しかしながら、T7プロモータ
ーと同方向のT7Gθnθ1を含むプラスミドにおいて
は、とのT7プロモーターもほとんど無効であると、こ
の雑文の著者は指摘している。彼らは、そのようなプラ
スミドを完全に転写させることにより、T7RNAポリ
メラーゼが、プロモーターと完全なT7Gone lの
両方を含むクローンしたフラグメントからそれ自身のm
RNAを直接合成しうろことを理論化した。そのような
解釈は、T7  RNAポリメラーゼのレベルおよびプ
ラスミドゝの転写速度における自己触媒的な増大に到る
ものと、彼らは主張している。すなわち、彼らの設定す
る条件では、細胞はほとんど致死的なのである。
上記著者はおそらく活性のあるT7RNA ポリメラー
ゼ分子1個でこの反応を起こすのに十分であると信じて
おり、それゆえT7プロモーター領域および’r7  
RNA 、d+)メラーゼ遺伝子の両方を含むプラスミ
ドは、クローンしたT7RNA ポリメラーゼ遺伝子が
絶対的に発現しない場合のみ安定である、という解釈を
述べている。
そしてこのような状況を達成するのは困難あるいは不可
能であると結論付けている。従って、彼らはT7Gen
θ1の転写を太向浩ために細菌のプロモーター配列を利
用したが、造成したプラスミド9には完全なT7プロモ
ーター領域を含まないことを極めて注意深く確認した。
バクテリオファージDNAは、いかなるプロモーター領
域も含まないT7  Gene 1コ一デイング配列を
すべて含むフラグメントを容易に単離しうるような、適
当な位置にある制御酵素認識部位をもたないため、本法
の達成は困難である。
結局、’l’7Gene1転写可能コーディング配列と
T7プロモーター領域の両方を含む配列が、同じプラス
ミド上でクローンされることはありそうもない、と彼ら
は述べている。 T7RNAポリメラーゼのためのプロ
モーターなT7ジー/1゜と共に1つのプラスミド中に
挿入する彼らの試みは、ポリメラーゼ遺伝子を転写する
のに必要な方向と逆方向の転写を指示するプロモーター
であるような配列をもたらしたに過ぎない。
それゆえ、T7フアージプロモーター制御下に外来遺伝
子を入れるという潜在的な利点は理解できるが、T7プ
ロモーターを有する系へのT7RNAポリメラーゼの供
給を実現しうるような便利か非致死的方法(non−1
ethal method)は開発されていない。本発
明はこの問題に対する解決を与えるものである。
このような系は、T7RNAポリメラーゼの合成が制御
可能な宿主特異的なプロモーターによって引き起こされ
る限り、各種の細菌や酵母、哨乳類あるいは植物セルラ
インのようないかなる宿主中においても作用することが
できる。
即ち、本発明は、バクテリオファージT7RNAポリメ
ラーゼ遺伝子の上流に位置し且つ該遺伝子と同じ転写方
向(即ち、配向)にある誘導可能な適合性プロモーター
領域を有する組換えプラスミドベクターを含み、さらに
異種ポIJ  Oプチビを特定する構造DNA配列の上
流に位置し且つ該DNA配列と同じ転写方向にあるバク
テリオファージT7プロモーター領域を含む宿主細胞で
あって、該T7プロモーター領域と該構造DNA配列と
が上記組換えプラスミーベクター上にあるか、あるいは
第二の組換えプラスミドベクター中にある該宿主細胞を
、異種ポリペプチドの発現に適する条件下で培養するこ
とから成る、適切な宿主内で異種ポリペプチドを生産す
る方法を提供する。
適切な宿主中で異種ポリペプチド9を生産する本方法の
1つの特徴は、 a)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ遺伝子
の上流にあり且つ該遺伝子と同じ配向(即ち、転写方向
ンにある誘導可能な適合性プロモーター領域を有してい
る第1の組換えプラスミド#ばフタ−;および b)異種ポリはプチビを特定する構造DNA配列の上流
にあり且つ該遺伝子と同じ転写方向にあるバクテリオフ
ァージT7プロモーター領域を有している第2の組換え
プラスミド1ベクター、の各々の1またはそれ以上のコ
ピーを含む宿主細胞を、異種ポリペプチドの発現に好ま
しい適切な条件下に培養することからなる。
適切な宿主中で異種ポリペプチドを生産する本方法の第
2の特徴は、組換えプラスミドベクターの1またはそれ
以上のコピーを含む宿主細胞を、異種ポIJ <プチド
の発現に好ましい条件下に培養 1することからなり、
該ベクターは a)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ遺伝子
の上流にあり且つ該遺伝子と同じ転写方向にある、誘導
可能な適合性プロモーター領域;および b)異種ポリペプチドをコート8する構造DNA配列の
上流にあり且つ該配列と同じ転写方向にあるバクテリオ
ファージT7プロモーター領域、を有している。
この、第2の方法において、バクテリオファージT7プ
ロモーター領域は組みかえプラスミド9ベクター中でバ
クテリオファージT7 RNA4リメラーゼ遺伝子の転
写に必要な方向と同じ向きあるいは逆方向に存在しうる
。バクテリオファージT7プロモーター領域が、バクテ
リオファージT7RNA4リメラーゼ遺伝子の転写に必
要な向きと同方向あるいは逆方向に向いている場合に、
我々は構造DNA配列を良好に発現させることができた
さらに我々は、誘導可能な細菌のプロモーター系を有す
る例えばE、C01iのような細菌宿主細胞を用いて構
造DNA配列を特に良好に発現させることができた。
本発明の他の特徴は、所望するポリペプチドを特定する
構造DNA配列と結合し、且つ該配列と同じ転写方向に
あるバクテリオファージT7プロモーター領域を有する
D4JA フラグメントである。
このようなりNA フラグメントは好ましくは、宿主(
例えば細菌)a胞を形質転換するのに適している組換え
プラスミドベクター中に含まれている。
本発明の更に他の特徴は、 a)バクテリオファージT7RNA、t?リメラーゼ遺
伝子と結合し、且つ遺伝子と同じ転写方向にある誘導可
能な(例えば細菌の)プロモーター領域;および b)所望するポリペプチドを特定する構造DNA配列の
上流にあり且つ該配列と同じ転写方向にあるバクテリオ
ファージT7プロモーターfit、を有しているDNA
 フラグメントである。
このようなりNAフラグメントは、好ましくは宿主、例
えば細菌の細胞を形質転換するのに適している組換えプ
ラスミドベクター中に含まれている。特に、バクテリオ
ファージT7プロモーター領域は、バクテリオファーu
T7RNA;t?リメラ−ゼ遺伝子を転写するのに必要
な方向と逆方向に向いていることが好ましい。
本発明の他の特徴は、組換えプラスミドベクターの少な
くとも1つのコピーを有している形質転換された宿主細
胞、特に細菌であって、該ベクターは、所望するyg 
+)ペプチドを特定する構造DNA配列と結合し、且つ
該配列と同じ転写方向にあるバクテリオファージT7プ
ロモーター領域を有している形質転換された宿主細胞で
ある。そのような形質転換された宿主細胞、例えば細胞
は、バクテリオファージT7RNAyt?’Jメラーゼ
遺伝子と結合し且つ該遺伝子と同じ転写方向にある誘導
可能な適合性プロモーター領域を有する第2の組換えプ
ラスミドベクターの少なくとも1つのコピーを更に含ん
でいることが好ましい。
本発明の更に他の特徴は、 a)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ遺伝子
の上流にあり且つ該遺伝子と同じ転写方向にある誘導可
能な適合性プロモーター領域;および b)所望するポリペプチドを特定する構造DNA配列の
上流にあり且つ該配列と同じ転写方向にあるバクテリオ
ファージT7プロモーター領域、を有している組換えプ
ラスミドベクターの少なくとも1つのコピーを有する形
質転換された宿主、例えば細菌である。
このような形質転換された細菌においては、組換えプラ
スミドベクター中に存在するバクテリオファージT7プ
ロモーターは、同じ(該ベクター中に存在するバクテリ
オファージT7 RNA、tリメラーゼ遺伝子の転写に
必要な方向と反対の方向性を有することが好ましい。
所望するポリ−<プチドとは例えば天然のポリペプチド
(例えばインターフェロン)、またはそのフラグメント
に由来するこれと機能的に同等な類似体である。
本発明の更に別の特徴は、バクテリオファージT7プロ
モーター領域および該領域の下流、好ましくは直後に、
所望のポ17<プチドを特定する構造DNA配夕IJを
挿入するためのホリリ/カー配列を有している組換えプ
ラスミドベクターである。
バクテリオファージT7DNAは、アメリカンタイプカ
ルチャーコレクション(ストック番号゛11303B7
)に含まれる数種の起源より得られた野生株のファージ
T7より抽出した。精製したバクテリオファー:)DN
Aの単離は、本質的にはT。
マニアテイス(Maniatis)らのモレキュラー・
クロー二°ンク、コールドスプリングハーバーラホラト
リー、pp、76785(1982)に従った。こうし
て得られたDNAは、求めるT7バクテリオフアージプ
ロモーターおよび構造遺伝子フラグメントを得るため各
種の制限エンドヌクレアーゼで分解した(例えば、本明
細書中の方法の項目にあるように)。バクテリオファー
ジT7の完全なりNA配列は既矧で、それらはすなわち
、ダン(Dunn )、J、J、およびスタブイア−(
Studier)、r、w、、のJ、Mol、Biol
、l 66 : 497 (1983)に依る。本明細
書中で使用する記名法は、この雑文に記載されている。
T7プロモーターはその強度が異なることが認められて
おり、これを基に3つの種類に分けられる。これらのう
ち最も強いのはクラス■プロモーターであり、このクラ
スのプロモーターは本発明の目的には格好の材料である
。クラス■のプロモーターのひとつは、遺伝子10蛋白
(gene 10protein) (T 7φ10)
の発現を調節し、本発明に利用されている。全く思いが
けないことに、同一プラスミド上のバクテリオファージ
T7RNAポリメラーゼ遺伝子とバクテリオファージT
7プロモーター領域の両者を有する系は、Proc、N
at。
Acad、Sci、USA81:2035(1984)
で示唆された致死性を認めなかった。事実、バクテリオ
ファージT7DNA中に存在する格好の制限酵素認識部
位によって、本発明に必4用いられているモーター領域
(T7φ1.LA)は、さらに所望する2 +)ペプチ
ドに対する遺伝子の転写開始に用いられるT7プロモー
ター領域でもある。上で議論したようKこの造成は、T
7RNA ポリメラーゼのレベルおよびプラスミド9の
転写の速度を共に自己触媒的に増大させる結果、P r
o、Natt、Acad、Sci。
USA 81 :2035(1984) で示唆された
ように細胞を死に至らしめる。驚いたことに、この不完
全性は実際にはff1i(せず、しかも、その結果は前
述の示唆と逆になった。
以下の記述は、求めるポリペプチドをコードする遺伝子
の発現がどのようにしてバクテリオファージT7プロモ
ーター領域の制御下で起こりつるのか、2つの概観を詳
述している。これらの見方は「デュアル・プラスミド9
・システム」、そして「シングル・プラスミド9・シス
テム」と定義される。
T7RNA ポリメラーゼが宿主特異的な調節をするプ
ロモーターの制御下にあり、異質な蛋白に対する塩基配
列がT7プロモーター配列の制御下にある限り、細菌、
酵母、哺乳類、植物といった各種の宿主細胞中でそのよ
うな系が作用することは可能である。
デュアル・プラスミド・システム この系は、選択された宿主中で適合しうる任意の2つの
ベクター上で機能しつる。これらベクターは都合のよい
位置に制限酵素認識部位を含み。
組みかえDNAの実験によ(みられる適当な薬剤選択マ
ーカーをもつ。ベクターの適合性、すなわち、同一宿主
細胞内にそれらが共存しうる能力は、複製の過程そして
、それぞれのベクターの役割分配による。これらのプロ
セスのうちのいずれかにおいて少なくともひとつの共通
の段階を有するよ5なプラスミドは鏡台することになり
、従ってプラスミド不適合性に到る。例えばCOI E
1誘導体であるpBR322はpACYC−184と適
合しうろことが知られている【チャンク(chang)
、A、C,Y、。
:I  x y (Cohen)、S、N、、 J、B
act、 134 : 1141(1978))。
デュアルプラスミドシステム造成への第一ステップとし
て、±sc UV互プロモーターをpBR322にクロ
ーンした。これによって、特異的な制限酵素認識部位に
、lac UVsプロモーターの直接制御下に所望の遺
伝子を位置させることができる。
T7Genelを、1ac UV5  プロモーター近
傍のこの制限酵素認識部位にクローンすることで、工P
TGによるlac UV5  プロモーターの誘導によ
るT7RNA ポリメラーゼ合成を促進させることがで
きた。lac UV5プロモーターは、RNAポリメラ
ーゼの相互作用部位に2つの変異を起こし、その結果、
CAP−cAMP制御を自由にする。この変異は、RN
A 4リメラーゼ遺伝子と構造DNA配列の系を強める
作用をし、それによって構造DNA配列の転写の増大を
もたらす。この特性は、野生株1ac Pよりもはるか
に強力なプロモーター活性を呈する。機能的に実行可能
な系を得るためにはT7RNAポリメラーゼ遺伝子の発
現を強く制御しなければならない。それゆえ染色体上に
位置する1acIq  リプレッサーを有する7B主細
胞中にプラスミドを形質転換し、維持した。この菌株は
野生株1ac l  よりもlac +7プレツサ一分
子を約10倍も生産する。E、coli RB791は
、コネチカット(Connectica t )州、ニ
ュー鴫ヘヴン(New Haven ) 、 ニー /
I/医科大学(Yale UniversitySch
ool of Medicine)、 E coliジ
エネテイツク・ストック・センターのバーバラ・バンク
マン(Barbara Backmen)博士が所持す
る有用なlac 19株である。
Iqのバックグランドはプラスミドから生じる特性(p
、ダパ7A/ −(Davan 1oo )らt前出3
 および、どの時期に染色体上に位置したかの両者を考
慮して適宜作用させるべきである。実際、プラスミド9
上に機能的Iq遺伝子を導入することによって、所望す
る任意のE coli株をこの系に対して適仕するよう
にし5る。塀論的には、この系が1または少数コピー型
(format)として存在するような場合には、■q
バックグランドは強制的なものではない。このよ5な系
はプロモーターの強さおよび遺伝子コピー数の両方を操
作することによって効果的に制御することができ、例え
ば1act+バックグランドによって供給されるリプレ
ッサー分子の数は、誘導時までT7Gene1合成を効
果的に抑制するのに十分である。
E、coliにおけるT7Genelの発現制御は、抑
制されたlaCpo系に制限されない。種々の調節因子
が適当なE、co1i宿主の存在下で与えられる発現調
節に用(・5る。例えば、バクテリオファージラムダP
L系は、プロモーターが温度感受性リプレッサー(eg
、CI 857)により制資叩されるとき用いられるか
もしれない。T’7  Gene 1の発現は、もし温
度感受性リプレッサーにより調節されるならば、温度上
昇によって誘導される。
選択されたT7フアージプロモーターをコードするフラ
グメント(T7φ10)は、一連の制限酵素反応により
単離され、任意の求めるポリペプチドをコードする遺伝
子を挿入しつるような適当な制限部位を作るために、 
 pBR322ベクターにクローンした。求める蛋白の
遺伝子がいったん挿入され特徴がわかると、T7プロモ
ーターおよび求める遺伝子のでき上がったDNA配列が
pBR322を基にするベクターに適合性なプラスミド
ベクターに転写される。これらの細胞はIPTGで誘導
されると、求める蛋白を生産する。
pRRB20 と命名されたプラスミドは2二Uv5 
プロモーターとT7Genel(前出)を含み、特異的
な制限部位で切ったのち平滑末端とし、次いでファージ
T7プロモーターと求める遺伝子を含むフラグメント(
上述したpBR322をもとにしたクローンより得られ
る)を求める部位にライゲーションさせろ。その結果、
T7発現系に必要な全ての機能的要素を含んだ、単一の
pBR322を基としたプラスミドが得られた。
これらのプラスミドは、1ac−J’を含む宿主に形質
転換させると、安定なりローンを単離することができろ
。これらクローンは、 工PTGの誘導により、求める
蛋白を大量に生産することを発見した。
この単一なプラスミド9系において、我々は、1acU
V5プロモーターとT7  Gone lのDNA配列
と同じ転写方向を向゛いたT7φ10および所望する遺
伝子のDNA配列、或いは転写方向と反対の方向性を有
する上記DNA配列を有するプラスミド9を発見した。
いずれのプラスミビ型を有する株も生存可能で有用であ
った。
材料および実験方法 菌株 K12の誘導体E、co1i 294を、T7遺伝子を
1aCプロモーター制御下においたときとDNA配列決
定実験以外のすべてのクローニングに宿主として用いた
。E、coli 294 (匣A″″占竺R−。
thi−、pro−)の遺伝子型はポリバー(Boli
var)とバック−q y (Bcckman) 、 
1979年に記載されている。T7遺伝子をlac制御
下においたときのT7遺伝子のクローニングにおける宿
主にはE、 coliD 1210 (E、coli 
HBIO1の誘導体)を用(・た。
この株はサト” 5− (Sadler)も% 198
0に記載されており1aC工q とY+遺伝子を染色体
上にもつものである。E、Co11 Ra791はコネ
チカット州ニューヘヴンのエール医科大学Lcoli 
 )エネテイツクセンターより恵与されたものを用いた
その遺伝子型はPニエT)4000(IE二I(1)、
」二Z  1)4008(lac L8)、λ−,IN
 (rrnD−rrn BE)1、(R,B、ブL/7
ト” (Brent )、M、ブタシー7 (Ptas
hne)1981)である。E、coli  (JM1
03)は、P!プロモーターフラグメントとT7  G
ene 1の間の介在領域をシーケンスするためにM1
3のクローニングに用いた。これはメシング(Me s
 e i ng)、1979により記述されており、そ
の遺伝子型はΔ(lac、 pro)、thi−,5t
rA、endA、5bcB15 。
1ac、I’l、lac Z M2Sである。
培養培地 2O−10−5TYE培地および寒天培地を一貫して用
い休11あたり20g バクトートリプトン、11  
バクト酵母エキス、5 fi  NaCA) 、適当な
抗生物質を選択に用いた(例えば、アンピシリン75μ
9/rtt11テトラサイクリン塩酸塩20μJ/me
)。#主物質はすべてシグマ社のものを用(・た。
T7フアージDNAの調製 T7バクテリオフアージを7 Q、 l  Ti O−
ター中で3QKrpmで一夜遠心する点を除いて、本質
的にはマニアナイス(Maniati日)ら、1982
%がバクテリオファージラムダに対して記載して(・る
方法を用いて野生株T7バクテリオフアージを得、T7
DNAを単離精製した。塩化セシウムの濃度はファージ
懸濁液1 rttl!当りo、sBであった。
プラスミビベクターおよび他の遺伝子要素多くのクロー
二/グベクターが用いられた。それらはすなわちpBR
322(ストクリツフエ(Sntcliffe)、19
79 ) ; pAcYc184(チャン(Chang
)  およびコーx 7 (Cohen)、1978 
J ; I)KG−2である。
pMTtts  (カリフォルニア、パロオート(Pa
lOA1to入DNAX研究所のH,ハング(Huan
g)とに、′ア(Moore) により供給された〕は
、EcoR工制限部位の1塩基対よりはじまる66塩基
対ポIJ 17ンカーを含むpBR322の誘導体であ
る。その2275塩基対の全DNA配列が知られている
pKG−2はシエリング社のに、ゲバイy(Gewai
n)ニヨリ造成すレタモノテ、pBR322とPVU2
08に由来する雑種プラスミドである〔ハカート(Ha
kkaart)ら、1981 )。各シラスミド由来の
PstI/AvaIフラグメントを、pVU20s  
プラスミドがアンピシリン耐性遺伝子の3′末端C0p
t8開始点を供与するようライゲーションした。
アンピシリン耐性遺伝子の5′位と完全なテトラサイク
リン耐性遺伝子はpBR322フラグメントによって供
与される。
と!プロモーター(lac pりは最初バックマン(B
ackman)ら、1976年により紹介されたもので
、本来はpKB252に由来する。T7Genelのア
ミノ酸末端位はpT7−13  より単離した〔スター
ル(Stahl)およびチン(Zinn) 、1981
.ll。
これはS、スタール(Stahl)より恵与されたもの
である。使用したネズミα−2インターフェロン配列は
サラ(Shaw)ら、1983年により単離され、特徴
づけられたものである。使用したネズミインターロイキ
ンー3遺伝子はヨコタ(Yokota)ら、1984年
により単離され特徴づけられた配置列であった。
T7プロモーター制御下でのヒトα−2インク−7エロ
ンをコート8するヌクレオチビ配列を含むE、co’l
i D 1210組換え体が、以下の方法でヒトα−2
インターフエロン合成に対してテストされた。組換え体
を、100μi/meアンピシリンおよび20μg/m
l テトラサイクリン塩酸塩を含む20−10−、S寒
天プレートにストリークし、30℃で一晩培養した。翌
朝、20−10−5培地の細胞懸濁液5 rnlをプレ
ートスクラッピングにより作った。えられた細胞)跡l
蜀液をただちに250ゴ三角フラスコ中、30μg〆a
アンピアリン、20μg/lneテトラサイクリンを含
む20−10−5培地50m1に稀釈した。フラスコを
ニュープランスウイツクミクロザーンウォーターバスシ
ェーカー(New Brunswick microt
herm water bathshaker )にて
37℃で振盪した。細胞の濁度をクレソトーサ−v −
:/ y (Klett−8ommerBon)比色計
を用(・て波長500 nm(グリーンフィルター)で
測定し、その濃度が約クレット200に達したとき、開
始時(0時間)のサンプルを分取した。このとき工PT
Gを最終濃度5mMになるよう加えた。並行して対照実
験をIPTG無添加の条件で行った。
双方のフラスコより1時間ごとにinサンプルを3本採
取し、インターフェロン分析および細胞濃度を調べた。
シイグルプラスミドシステムは以下のようにしてα−2
インターフエロン生産についてテストした。E、col
i D1210およびE、coli RB791 をそ
れぞれ別にpRRB20IF−23組みかえ体で形質転
換させ、それぞれIPTGの誘導下でα−2インターフ
エロン生産をテストしてみた。細胞は100μg/扉g
 アンピシリンを含む20−10−5寒天プレートで一
晩成長させた。増殖18時間後、細胞の5d懸濁液をプ
レートスクラッピングにより得、これを75μfj/r
rtlアンピシリンを含む新鮮な20−10−5培地で
、300 rpmでニュープランスウイツクG−520
−タリーシエーカ − (New  Brunswic
k  G−52rotary  5haker)で30
℃でクレットO0D、が200になるまで振盪した。こ
のとき、50alを250mg三角フラスコに移し、ニ
ュープランスウイツクミクロザーンウォーターバスシェ
ーカーで37℃で培養した。
開始時(0時間)サンプルを取り、5 mM  工PT
Gを適当なフラスコに添加した。フラスコは250rp
mで振とうさせ、誘導憐6時間までの2時間毎に1 m
lサンプルを各3本採取し、再び連続的に一晩培養を行
なった(誘導後約20時間)。
培養物1 mlをピはットで取り1.5 mlエノイン
トゝルチューブに移し、このサンプルをプリンクマン遠
心機(Brinkman microfuge)で遠心
する。上滑を流し去り、細胞の沈殿を再び0.2 m/
の溶菌緩衝液(50mM Hopes、3omM Na
C41%5DS1%β−メルカプトエタノール、5M尿
素;pH7,o)K懸濁する。懸濁液を90℃で1分間
加熱し、もとの容量まで冷却生理食塩水のリン酸緩衝液
(PBS)  でうすめる。サンプルを攪拌し、プリン
クマン遠心機で1分間遠心する。0.1 rrt1分取
して希釈し1次の分析用にした。
α−2インターフエロン蛋白は、本質的にはファミリエ
ツテイ(Familletti)ら、1981年、の記
述にあるように、N工H/WHO天然白血球インターフ
ェロンスタンダー)’69/19をi準として、EMC
ウィルスとヒト表皮細胞(FS−70)を用いた細胞変
性効果/阻害により、抗ウィルス活性を少なくともlX
l0  ユニット/〜もつものとして特徴づけられてい
る。
Exo■を除いたすべての酵素およびリングはマサチュ
ーセッツビバ’J −(Bθverly)  の法人ニ
ューイングランドバイオラボより購入した。
EXO■酵素は、メリーランドロックパイル(Rock
ville)の法人ベセスダ(Bethesda)リサ
ーチラボラトリーズより購入した。反応は本質的には製
品のカタログの特記に従って行った。
電気泳動およびDNA単離技術 アガロースゲル電気泳動およびポリアクリルアミドゲル
電気泳動の手法は本質的にはマニアナイスら、1982
年に従って行った。アガロースまたはポリアクリルアミ
ドゲルからのDNAフラグメントの単離および回収は、
概してH2O。
スミス、1.980年に従(・実行した。
大tおよび小量(小規模〕のプラスミビ調製本研究に一
貫して用いられた大量プラスミド単離の調製法は特にマ
ニアナイスら、1982年に記述されているアルカIJ
−3DS溶菌法である。多くのクローンもまた本質的に
は、マニアナイスら、1982年に記述されているアル
カIJ−8DS溶菌法に従ってスクリーニングを行った
。ただし例外として、使用した細胞は一般的には10w
Llオーバーナイト培養したものを用いた。
形質転換法 E、coliの形質転換法は本質的にダガード(Dag
ert)およびエールリッヒ(Ehrlich)、19
79年により記載されている手法で行った。
pRRB20のブロモ、−ター領域の配列はくベリー 
(Bevely) Maのニューイングランドゝバイオ
ラボのM13クローニングおよびDNA塩基配列決定シ
ステムにより決められた。該システムはメシング(Me
ssing)とヴイエア(Vi e i ra )、1
982年が開発したクローニングベクターおよびサンガ
ーら、1977年が記載した配列決定法を使用するもの
である。
T7ゲノム上の制限酵素認識部位およびプロモーターと
遺伝子の位置は、ダン(Dunn)とスタブイア−(S
tudier)、1983年により発表された配列を用
(・て決定した。この雑文の位置は、上述の著者の習慣
に従い塩基対(b、p、 )数で決められている。pB
R322の制限酵素認識部位の位置および塩基対数はマ
ニアナイスら、1982年に記された配列により定義さ
れている。
ネズミインターフェロンの分析 ネズミインターフェロンの標品生産および分析手順は、
ヒトα−2インターフエノン分析に用いた対照はヒトα
−1インターフエロンだった。
SDS  −ポリアクリルアミドゲル電気泳動はしメリ
ー(Laemmli)、1970年に従って行った。
ランニングゲルは15%アクリルアミドゝおよび6.6
チスタソキングゲルである。試料は、その全部がランニ
ングゲルに入るまで20 mA定電流で流した以後、電
流を35mA  に上げ1こ。
結果 T7Gane  I (T 7  RNA4す) ラ−
ゼ) のりo−=77T7RNA ポリメラーゼ遺伝子
はT7ゲノムの3171塩基対で始まり、582o塩基
対で終わる。全遺伝子(工、各々別個にクローンした2
つの72グメントから組立てた。この遺伝子のカルボキ
シ末端をT7ゲノムDNAから以下のようにして直接ク
ローンした。T7ゲノムをM2OIで分解し、8311
塩基対のフラグメントをアガロースゲル電気泳動により
単離した。このフラグメントを引き続きNc:t Iで
分解した。Nci I部位は266o塩基対と7589
塩基対にあり、4929塩基対のフラグメントをアガロ
ースゲル電気泳動で単離した。このフラグメントをさら
にHaθ■で単離した。T7ゲノムの4744塩基対か
ら5880塩基対の間に存在し且つT7RNA+lJメ
ラーゼ1.lAプロモーターを含む1136塩基対のフ
ラグメントをアガロースゲル電気泳動により単離した。
pRR19の造成: PBR322をBam H工で切
ってその部位をDNAポリメジーゼエ大フラグメント(
クレノーフラグメント)でフィル・イン(補填)し1こ
。T7フラグメント°イ平滑末端の1136塩基対t 
Bam H工処理/補填/平滑末端処理したプラスミド
ゝpBR322由来のフラグメントに2イゲーシヨンし
、該ライゲーションフラグメントをE.coli 29
4に形質転換した。補填したBam HI部位とHaθ
■部位の組会せはBam H工部位を再び作す、これは
、1136塩基対フラグメントの存在するクローンをス
クリーニングするマークとして用いられる。こうしてp
RR19を単離した(第1図)。その方向は、I)BR
322プラスミビのHas■部位近傍に関して、113
6塩基対フラグメントの読み取る末端中に存在する非対
称なHpa 1部位の距離を調べることによって演縛し
た。pRR−1T7−39 の造成:T7Genel配
列をコードするアミノ酸末端はpT7−13より得ろこ
とができ、これを、双方のフラグメントに共通に存在す
るKpn 1部位を利用することにより、pRR1Q中
に含まれたカルボキシ末端をコードする配列に納会した
。この部位はT7ゲノムの5614塩基対に位置する。
pRR19をKpn ■およびPvu [[で分解した
。複製開始点およびアンピシリン耐性遺伝子を含む大き
なフラグメントをアガロースゲル電気泳動により単離し
た。pT7−13 をPst、 lで分解し、クレノー
酵素によって平滑末端にしたものを、 Kpn 1で分
解した。T7Genelを含むフラグメントアガロース
ゲル電気泳動により単離し、前述の如く準備したpRR
19ベクターにライゲーションしrこ。
該ライゲーションしたフラグメントをE、colt29
4に形質転換した。プラスミ)”DNAをKpn■およ
びHpa lで分解することにより、クローンをスクリ
ーンした。プラスミドpRR−IT7−39(第2図)
はこのスクリーニングによって得たものである。このプ
ラスミドゝ中に含まれるT7DNA &!T7ゲ/ム1
7)3117塩基対から5880塩基対まで及ぶ。
lacプロモーター(lac pリシステム用いたla
c po配列はUv5誘導体である。存在するオリジナ
ルプロモーターフラグメントは203塩基対Hae1フ
ラグメントとして雑文lに載っている。本発明の造成に
用いられた配列はEco RIおよびPvu If部位
をもつひとまとまりの125塩基対フラグメントである
。それは以下のようにして造成された: pKB252
をEco RIで分解し、フラグメントを10%−40
チグリセロ一ル濃度勾配で、5W270−ターで24K
  rpm、24時間遠心した。小さなフラグメントを
多くのグラジェントを集めることにより回収し、さらに
Alu lで分解した。pJ3R322を1i:co 
RIおよびPvu fJで切断し、複製開始点およびア
ンピシリン耐性遺伝子を含む大きなフラグメントをアガ
ロースゲル電気泳動により単離した。
回収し?、=pBR322DNAを次にAlu 1分解
した小さなりNA  フラグメントとライゲーションし
、そのライゲーション混合物をE、coli 294に
形質転換して、アンピシリンおよび5−ブロモ−4−ク
ロ:l−3−インド9リルーβ−D−ガラクトシド9を
含む20−10−5寒天プレート上にまいた。
スクリーニングしたクローンのうち1つが125塩基対
フラグメントをもっていた。クローンした125塩基対
フラグメントのヌクレオチド8配列は以下のように決め
られた: GAATTCCAGTGAATCCGTAATCATG
 GTCATAGCTCACTCATTAGG CAC
CCαJCTTTACACTTT125塩基対フラグメ
ントを、1)BR322から造成しf、p804−RI
のEco RI/Pvu ■領域にクローンした(第3
図)。この図において、本来のpBR322のEco 
RI部位を補填して再びライゲーション(Xmn 1部
をつくった)し、Eco Rニリンj妥補填したNae
 1部位に挿入した。125塩基対’lac po フ
ラグメントの挿入後、得られたプラスミド8をp 80
4−RI 1acとした(第3図下)。
lac po制御下のT7Genelのクローニング(
第4図参照) pRR−IT7−39をTth111■で分解して、切
断部位を補填し、プラスミド9をさらにPst Iで分
解した。T7遺伝子フラグメントをアガロースゲル電気
泳動により単離した。p804−RI  lacをPv
u ■およびPet lで分解した。lac poおよ
び複製開始点を含むフラグメントをアガロースゲル電気
泳動により回収して、単離したpRR−IT7−39 
 ’r7 Gene 1フラグメントにライゲーション
した。このDNAをJcoli DI 210に形質転
換した。スクリーニングを行ったクローンからpRR−
IT7L−3が単離された(第4図下)。
pRR−IT7L−3をもつJcoli D1210細
胞はインプロピル−β−D−チオガラクトシド(IPT
G)存在下で20−10−5寒天には生育しない。これ
は’r7  Gene l生産物がE、 coli細胞
を阻害することを示唆している。これは、lac po
制御下でT7  Gene lをもつ細胞を含む肉汁培
地に工PTGを/10える実験で確かめられた。37°
で対数増殖期の細胞をIPTGで誘導すると、徐々に成
長が止まり、死滅期に到った。
死滅期の開始は42℃で更に明瞭になった。IPTG(
2mM)を含む寒天プレートを引き続き、1aCpO制
御下でのT7Genelにおける組みかえ体造成の最初
のスクリーニングに用いた。
T7Gene2のクローニング T7Gene2はT7ゲノムの8898塩基対から90
90塩基対に位置する。この蛋白の機能は宿主RNA+
+?+Jメラーゼを失活させることである。7579塩
基対から10309塩基対に及んでT7Gene2を含
むT7ゲノムの最大のHaθmフラグメントをアガロー
スゲル電気泳動によって単離した。単離したDNAを次
にさらにHl nc■で分解した。8765塩基対と9
277塩基対に存在するHlnc n制御部位はT7 
 Gene2を含む。この512塩基対のフラグメント
をアガロースゲル電気泳動により単離しrこ。
クローニングベクターはpBR322より調製した。該
プラスミドをPvu [とAva lで分解し、開始点
を含む大きなフラグメントをアガロースゲル電気泳動に
より単離した。接着末端の512塩基対のT7フラグメ
ントDNAをpBR322の接着末端をもつPvu [
部位にライゲーションした。
このフラグメントのAva I末端は単一鎖の4塩基が
突出しているためそのまま残る(第5図)。ライゲーシ
ョンを65℃で10分加熱することにより止め、DNA
を2容のエタノールで沈殿させた後、回収した。沈殿な
TE緩衝液に溶かし、次に溶かしたDNAをNru l
で分解した(pBR322中を特異的な部位で切断する
几この酵素はやはり接着末端として残る。制限酵素処理
したDNAをアガロースゲル上で流した。適当な直鎖状
の大きさの範囲のバンドを切り出して単離した。これら
の直鎖状DNAフラグメントな、平滑末端どうしのライ
ゲーションによりそれぞれ再環化し、次にE、coli
 294に形質転換した。各々形質転換したクローンを
Kpn lによるプラスミド″’DNA切断によりスク
リーニングした。この酵素により512塩基対フラグメ
ント領域内の特異的な部位で切断が起こる(T7ゲノム
の9190塩基対)。更に研究することによりこれら形
質転換のうちの1つが第6図に示す方向の512塩基対
のDNA フラグメントを含むクローンであることが判
明し、このシラスミドfpRR−2T7−35と命名し
た。
遺伝子2とT7Genelを給仕させる前にこのシラス
ミドゝかも不要なりNAを除去した。この不要なりNA
はC1a 1部位とT7 Kpn 1部位の間のpBR
32z  DNAであり、これを以下のようにして除去
しTこ。すなわち、pRR−2T7−35をCIIL 
IおよびKpn lで分解し、大きなフラグメントを単
離した(第7図)。このDNAフラグメントをクレノー
酵素で処理した。この反応により、C1a■部位は補填
され、3′側が突き出たKpn【部位は平滑末端になっ
た。2つの平滑末端をさらにライゲーションし、プラス
ミ)’ DNA f E、coli294に形質転換し
た。DNAを酵素Hae ■で分解してクローンなスク
リーニングした。これらクローンよりpRR−IB−2
T7 が単離した(第7図)。
T 7  Gene 2をT7  Gene 1系に移
すために、Bam HIニリンカをpRR−IB−2T
7 のNae 1部位に挿入した。これは以下のように
して行った。
すなわち、プラスミドをNde lで分解後、その制限
部位をクレノー酵素で補填した。補填した部位をウシ腸
管アルカリホスファタゼ(C工AP)で処理した。5′
 リン酸化され1こBan Hニリンカーを平滑末端に
ライゲーションし、このDNAをE、coli294に
形質転換した。クローンをプラスミドDNA をBan
 HIで分解することによりスクリーニングした。1)
RR−9B−2T7を単離し、次のT7Gene2の実
験に用いた(第8図)。
T7Genelおよび2、そしてlacプロモーターを
集め、以下の手順でpACYo  184にクローンし
た(第9および10図)。p804−R工lacをPv
u IIおよびBan HIで分解した。1acpOを
含むフラグメントをアガロースゲル電気泳動により単離
した。pRR−IT7−39χTth1111により分
解し、その制限部位をクレノー反応で補填した。Bam
 HIをT7Genelを含むフラグメントの除去に用
い1こ。アガロースゲル電気泳動による単離および上述
の如く準備しr、、=p804−R工1aCベクターに
ライゲーションした後、えられたプラスミド9をE、c
oli D1210 に形質転換した。
IPTG含有寒天プレート上で対照プレートに比較して
成長しないものを探すことによってクローンをまずスク
リーニングし1こ。これらクローンよりpRR−tT7
シニ5を単離した(第9図甲〕。
pRR−IT71ac 5およびpRR−9B−2T7
をPet。
1およびBam HIで分解しfコ。’l’7Gene
lおよび2を含むフラグメントをアガロースゲル電気泳
動により単離し、−緒にライゲーションさせて、E  
coliD1210 に形質転換させた。プラスミドゝ
DNAのEco RI分解によってクローンをスクリー
ニングした。このスクリーニングより、 pRR−IT
7  G2 1ac 7が単離された(第9図下)。
la(! poおよびT7Genelおよび2を含むE
co RI フラグメント乞pRR−Ir2O31ac
 7から分解し、pACYC184のEco R工部位
にクローンした。えられたシラスミドをE、coli 
D1210に形質転換させた。このとき、pACYCl
 84テトラサイクリン耐性マーカーを選択に用いた。
そのうちの1つのプラスミド9をpAC−Ir2O3−
78とした(第10図)。
T 7  Gene l Oプロモーターのクローニン
グT7  GenθlOプロモーターは、少なくとも2
つの遺伝子の合成を制御する強力なプロモーターである
。それらは遺伝子10Aおよび10Bであり両方ともT
7バクテリオフアージ頭部蛋白をコードする。このプロ
モーターはE、coli T7フアージ系においてT7
 RNA yfリメラーゼによってのみにより認識され
る。プロモーターはT7ゲノムの22903塩基対に位
置する。この配列は2つのNci ■部位によりまとめ
て切り出される(21839塩基対と23192塩基対
)。
Na1l酵素をT7ゲノムの分解に用いたところ、プロ
モーターを含む1353塩基対のフラグメントが得られ
た。アガロースゲル電気泳動による単離後、フラグメン
トをさらにH1nc■ とNde■で分解してTゲノム
の22622塩基対および22964塩基対を切断して
えられる342塩基対のフラグメントを得た。Nde 
1部位はgθnθ10Aの22966塩基対のATG開
始開始コン8ンむ。この342塩基対のフラグメントを
ポリアクリルアミド8ゲル電気泳動により単離し精製し
た後、Eco R工およびNde Iで分解しfこpB
R322Kクローンした。Eco RI部位は、Nde
 1反応する前にクレノーフラグメントで補22926
塩基対のATGコドンの間のT7の342塩基対のフラ
グメント内に特異的なXba 1部位があることKより
、 Xba lにより少量を分解することによってまず
クローンなスクリーニングした。このスクリーニングに
より、pRR−Tφ1゜−18が単離された(第11図
)。
完全な発現系をテストするため、α−2インターフ屯ロ
ン遺伝子(α−2IF’N)を選んだ。T7Genel
Oプo−v−一ターをpBTIF−13Kクローンした
。該プラスミドはBan H工/Pvu 1部位にα−
2IF’遺伝子をクローンしr、=pBR322誘導体
である。これは、このプラスミド1のEco RI部位
とBan HI部位の間に位置するトリプトファンプロ
モーターの制御下にある。第12図はクローニングの手
順および集めたフラグメントが図示されている。pRR
−T7φ10−18をNae Iで切断し、その部位を
クレノーフラグメントで補填してさらにPst ■で分
解を行い、プロモーターを含むフラグメントをアガロー
スゲル電気泳動で単離した。
pBTIF−13をBan H工で分解シ、ソノ部位上
EXO■を用いて平滑末端にしてアガロースゲル電気泳
動によりα−2IF’遺伝子を含むフラグメントを単離
した。プロモーターおよびIF遺伝子をライゲーション
し、E、coli D1210に形質転換した。’r7
  Gene 10プ(ffモーターとα−2工F遺伝
子を接合することによって得られた特異的なXba I
/Bgl IIlフラグメントスクリーニングすること
により、 pRR−、、Tφ10−工Fが単離された(
第12図)。
T7φl0IF  フラグメントのpACYC184へ
のクローニング T7 Gene l Oプロモーターおよびα−2工F
遺伝子を含むフラグメントな以下の手順に従ってpAC
YC−184にクローニングした(第13図)。
このフラグメントを、pRR−T7φ10工FのpBR
322の部分に存在する2つのRsa ■部位により切
断されたものを集めた(もともとはpBR322の22
82塩基対から3847塩基対に位置する)。
Rsa lで切断するとpRR−T7φIQ−工F’は
長さ約1880塩基対の平滑末端フラグメントとなる。
pACYC−184をEco R工で分解し、クレノー
反応によってその部位を補填し、さらに末端なラン腸管
アルカリホスファターゼで処理した。得られた生成物を
上記単離したRsa (フラグメントに2イゲーシヨン
し、E、coli D1210に形質転換した。
クローンをXba I酵素による制限反応の分析でスク
リーニングした。pACYC−184はXba l制限
酵素認識部位を1カ所持っており、Rsa ■フラグメ
ントのT7プロモーター領域中にも1カ所しか存在しな
いので、このスクリーニングを用いると2つのバンドが
見られた。pAC−φl0IF’−2を他のクローンと
共に単離した。
平滑末端のライゲーションをpAC−φIO工F−2の
構築に用いたことにより、 Rsa lフラグメントの
方向が2通り可能である。スクリーニングによりいくつ
かのシラスミ白ま一方向を向き、他のプラスミドは他の
方向だった。それゆえ、pAC−φ10工F−2の方向
i1%Xba lおよびBam H1乞用いる制限酵素
分析を実行することにより決定した。
T7−φ10工F フラグメントは1文献7に示される
地図に従って時計回りに向いている(第13図参照)。
T v a +)メラーゼの発現の分析後(α−2イン
ターフエロンの生成により測定したン、発現の改良−i
 pAcIT7G2−78のEco R工’r7 Ge
ne 1と2のフラグメントを酵素Ba131で処理す
ることによって行った(第14図)。pT7−13由来
のクローンされたT7 DNAからのlac po  
要素を分離しr、=pBR322DNA を、Bal 
31反応で調整することにより、相当層を除去した。そ
の結果。
30分後に約400塩基対のDNA フラグメントの両
端を除去した。試料を5分ごとに取り、この方法でフラ
グメントの両分を作った。DNA精製の後、フラグメン
トuBamHIで分解した。
p804−RI lac tl Pvu■およびBam
 HIで分解することによってクローニング(フタ−を
得た。長さの異なる平滑末端化したフラグメントの全画
分をlacプロモーターと納会した。ライゲーションし
た画分?<E.coli D1210に形質転換した。
Xmn lおよびEco RIの分解によってクローン
なスクリーニングした。Xmn l制限酵素認識部位は
T7  f[A 、t’?リメラーゼのA TGの後の
28塩基対の位置に存在する。それゆえ、lac po
のBa131分画のライゲーションにより得、られたE
co R工/X闘Iフラグメントは、 Bal 31酵
素による 分解のため様々な鎖長になっている。530
塩基対から260塩基対にわたるフラグメントの長さに
よりクローンを分類した。クローンはスクリーニングの
回数に従ってデザインされたpRRBである。
異なる鎖長を有するEco RI/Xmn Iフラグメ
ントの12のクローンをpAC−φio工F(第13図
)と共に形質転換し、工PTG誘導下でのα−2インタ
ーフエロン生産を調べた。表1にみられる結果は、pR
RB2Q gもつ株による、IPTG により誘導可能
なα−2インターフエロンの生産を示す。誘導のない培
養ではインターフェロン活性の顕著な増大はみられない
が、工PTGで誘導される培養では6時間後にインター
フェロン活性が顕著に増大した。Ba131分解によっ
て除去されるヌクレオチドの数を決定するために、la
c po領領域おけるEco R工部位からT7yt?
リメラーゼ遺伝子のATG ’開始コビン下流28塩基
対に位置す75Xmrs 1部位に至るヌクレオチビ配
列を表わすEco RI/Xmn Iフラグメントの塩
基配列を決定した。pBR322DNA に介在する2
219塩基対から2196塩基をBa131  により
除去することによってこれを決定した。それゆえpRR
B20造成におけるT7D、NA 由来の、二部、プロ
モーターを分離したpBR322の配列は、pBR32
2配列の2197塩基対から2067塩基対に相当する
pRRB20 Y Hina lで分解し、その部位を
クレノー酵素で補填した。DNA をエタノール沈殿し
、適当なバッファーに再懸濁して、ウシ腸管アルカリホ
スファターゼで処理した。得られたDNAをアガロース
ゲル電気泳動により単離した。pRR−’r7φ10−
IF f Rsa  lで分解し、T7遺伝子10プロ
モーターとα−2インターフェロンヲ含むフラグメント
をアガロースゲル電気泳動により単離した。このフラグ
メントな、上記の如く調装したpRRB 20  シラ
スミドとライゲーションし、E、coliD1210 
に形質転換した。クローンしたプラスミド”DNA標品
”<Xmn ■により分解してスクリーニングした。1
回目のスクリーニング後、クローンなT7プロモーター
中の特異的な部位をXba lで分解しまたT7  R
NA  、y+)メラーゼ遺伝子中の特異的な部位なN
ae lで分解することにより造成を確かめ、方向を決
定した。この研究より、株pRRB20IF’−23を
原形(prototype)として選択した。
系の試験 pRRB−20工F−23馨E、coxi RB791
およびE、coli D1210 K形質転換した。両
方の株とも染色体上にlac工q工具変異つ。誘導実験
を実験方法の項のシングルプラスミビシステムについて
記載した方法に従って行った。細胞t30℃でM胞濃度
クレット200まで増殖させ、次に工PTG最藉濃度5
mM  で誘導した。このとき、培養温度を37℃に上
昇させ残る実験を行った。1mgの試料を3本、2時お
きに取り一晩の連続培養の後に最後のサンプルを採取し
た(誘導後、約π時間)。
表2は各法に対する実験の典型的な結果を示す。
結果は、IPTGで誘導された細胞中でα−2インター
フエロンが徐々に蓄積することを示す。
E、coli D1210宿主沫で38倍、E、col
i RB791宿主株で30倍もの違いがあった。
シングルプラスミドゝシステムの融通性および種々の納
会と遺伝子の方向性におレナろ種々の要素の有用性がp
RRB20cクローンの造成により示され1こ。
第16図は、1)RRB20ンIF’−23とpKG−
2そして雑種cQpt8クローーングベクターがどのよ
うにして酵素Aha ilおよび次いでEco RIに
より切断されるかを示しkものである。pRRB20工
F−23より、lac poおよびT7  Gone 
1発現系を含むDNA フラグメンドナアガロースゲル
電気泳動により単離し、pKG−2より複製開始点およ
びテトラサイクリン耐性遺伝子を含むDNA フラグメ
ント乞アガロースゲル電気泳動によって単離しrこ。適
当なり N A フラグメントをライゲーションしてE
、coli D1210にライゲーション混合物と共に
形質転換し1こ後、クローンを単離し、酵素Bam H
TでプラスミドDNAを分解することによりクローンの
スクリーニングを行った。相関しy、zE、co11D
1210/pRRB2 Qcはさらに、Aha I[l
、AvaI−Eco RI 、Kp工  によりその特
性が調べられた(第16図)。
T7φ10  の異種遺伝子を含む平滑末端のDNAフ
ラグメントは、単一のAha l制限部位(平滑末端の
制限竹片〕にクローンすることができ、その結果、5′
から3′への読みとり方向が2つの任意の方向性を有す
るクローン乞得ろる可能性がある。これン示すため、p
RR201F’−23をAha l[で切断し、T7遺
伝子10プロモーターおよびα−2インターフェロン遺
伝子乞含むフラグメントをアガロースゲル電気泳動によ
り単離した。pRRB20CをAha [1で分1゜ 解し、ウシ腸管アルカリホスファターゼ処理した。T7
プロモーターおよびインターフェロン遺伝子を含むフラ
グメントをpRRB20Cベクターにライゲーションし
、E、coli D1210  に形質転換した。スク
リーニングしたクローンより、各方向性を有する数種の
クローン、すなわち、l117Gene転写の5′から
3′への方向と同じあるいは反対の方向性乞有するクロ
ーンが単離された。その方向はAva l/Aat I
I制限フラグメントの大きさにより同定した。各々の方
向性を有する2つのクローンをフラスコで培養し、T7
−RNAポリメラーゼによるα−2インターフエロンの
生産を示すためIPTGで誘導した。クローンpRRB
20CIP−2は、lac poおよびT7 Gene
  1配列と5′から3′への読み取り方向が同じ方向
性ケ有するT7 Gene 10およびα−2−IF’
N遺伝子配列をもつ。クローンpRRB 20CIF’
−11は方向性が互いに逆な2つの遺伝子を有している
(第16図)。これら2つの培養物の誘導の手順は、最
初の温度を30℃から37℃に変えた以外はpRR20
工F−23クローンで用いた場合と同じである。温度7
 IPTGによる誘導時に42℃で1時間おき、以後3
7°に戻して培養した。これば、プラスミド8のコピー
数が極めて多いためにプラスミドの複製開始点(第16
図)が、温度上昇で細胞が致死的な、温度感受性cop
−変異〔ハークカート(Haakkaart)ら〕だか
らである。表3の結果にみもれる通り、このプラスミド
の系はいずれの方向にも誘導可能である。pRR20c
IF−2中−のプロモーターがすべて5′から37方向
であるという事実は、このシングルプラスミドシステム
における誘導性あるいは安定性に影響しない。
E coll RNA  、+?!J メラーセIc 
ヨル%x写f)H始はりファンピシンに対し極めて感受
性が高い。
しかしながら、その構造および性質が異なるT7RNA
 ポリメラーゼは、リファンピシン存在下でも、T7プ
ロモーターからの転写を開始させることができる。シラ
スミドpRRB20工F−23を含むE、col−i 
D1210株を30℃で細胞濃度がクレット200にな
るまで成長させ、最終濃度2mMのIPTGで誘導した
。このとき培養温度を37℃に上昇させ残る実験を行っ
た。リファンピシン(100μ97m1り tf:IP
TGで誘導した。1,5、5.6時間後に添加した。1
 rug試料3本を1.5時間ごとに分取し、IFN活
性を調べた。第17図はこの実験の結果を示すものであ
る。リファンピシンを誘導時に添加し1こ場合、インタ
ーフェロンの生産は見られなかつ1こ。しかしながらリ
ファンピシンを5.6時間後に加えた場合、連続的に高
いレベルでIFN 合成がみられた。リファンピシン添
加後の工F’N生産の絶対的なレベルの違いはT7  
RNAポリメラーゼの濃度が誘導後食なくとも6時間後
で徐々に増大することを示している。
これらの条件下で、これらの細胞はα−2インターフエ
ロンのみを生産する。とい5のは、リファンピシンは、
 E coli RNA  ポリメラーゼ依存的なすべ
ての転写を阻害するからである。結局、これら細胞内で
転写される唯一のmRNAは、T7RNAポリメラーゼ
により方向づけもれたものである。リファンピシンはs
 通常、 T 7  Gene 2の作用を模倣する。
T7 0θnθ20そういった系へのとりこみは本質的
には同じ結果を与える。
Gene 2によってコート9された蛋白にE、col
iRNA、1′?リメラーゼが結合するとこれを不活性
化し、全ての宿主転写乞停止させる。しかしながら、G
ene 2蛋白に非感受性なT7  RNA tdリメ
ラーゼは、宿主の機能が消耗するまで転写を続けつるも
のである。この系は従って、高濃度で異質なポリハプチ
ト9を生産する能力を持っている。
フタ−の造成 T7 Gene  l Oプロモーター近傍の異種遺伝
子のクローニングを容易にするため、プロモーターをp
MTtlsにクローンした。その結果、このプラスミド
のポリリンカーDNA/+;T7プロモーターの直接下
流に位置した。pMTIts(H,ハング(Huang
)、K、A−ア(Moore)、DNAX  Rcs。
工nst、、私信〕は一般的なりローニングばフタ−で
あり、以下の制限酵素の認識配列をもつ。それらはすな
わち、Eco RI、  Sma l 、 Ban H
I。
Sal  l、Pst  I、  Bgl 11、Xb
a lそしてHind [1である。pRRT 7φ1
0−18(第17図)をNae 1で分解した。この部
位をクレノー反応で補填し、直鎖状DNA Vアガロー
ス電気泳動により単離した。この単離しL直鎖DNA 
−tさらに酵素Pvu ■で分解し、 ’r7  Ge
ne 10プロモーターとアンピシリン耐性遺伝子の部
分的な配列を含むフラグメントケアガロ−スゲルミ気泳
動により単離した。
pMTlls Y Eco RIで分解し、酵素Exo
■で処理して直鎖状にしたDNA iアガロースゲル電
気泳動により単離した。次にこのフラグメントンPvu
 lで分解した。ポリリンカー配列を含む大きなフラグ
メントは複製開始点およびアンピシリン耐性遺伝子の3
′側を含む。これtアガロースゲル電気泳動により単離
しL0次にこれら2つのフラグメント乞−緒にライゲー
ションし、 E、coli294に形質転換した。用い
た選択はアンピシリン耐性遺伝子の再生である。  −
゛ ゛−千井モ簀亨を千pRRT7φ10−18  D
NA に特異的な部位で切断するXmn IおよびpM
TllsDNAに特異的な部位で切断するHind m
でプラスミ)DNA 1分解することにより、スクリー
ニングを行った。このスクリーニングによりプラスミド
pRRT7φ10−Xu2が得られた(第18図)。
子の発現 ネズミα−2インターフェロン遺伝子乞標準的な方法、
例えばそれを含むプラスミドを分解することにより(シ
ョー(Shaw)ら、1983)得た。
pTRG305−1  と称するプラスミド〔R,グリ
ーンバーブ(Greenberg)、シェリング社〕 
を酵素Ava  1とEco RIで分解し、クレノー
反応によって得り。
ネズミα−2インターフェロン遺伝子領域を含むDNA
 7.−約1550塩基対のフラグメントとしてアガロ
ースゲル電気泳動により単離した。pRRT7φ−Xu
2をSma Iで分解し、ウシ腸管アルカリホスファタ
ーゼ処理した。直鎖状DNA乞アガロースゲル電気泳動
によって単離した。マウスα−2インター7エロ/を含
むDNA フラグメントをこのDNA とライゲーショ
ンし、B、coli 294に形質転換した。クローン
したプラスミドDNAy酵素BgIUで分解することに
よりスクリーニングした。アガロースゲル電気泳動で観
察される7ラグメ/トの大きさより、ネズミα−2イン
ターフェロン遺伝子および’r7  Gene 10プ
ロモーターに関する遺伝子の方向性乞確認し1こ。pR
RT7φ1〇−M(12)−1 をこうして同定した(
第19図)。
pRRB20 トpRRTφ10−2−1 を酵素C1
a lおよびHind illで分解した。pRRB2
o をさらにウシm管アルカリホスファターゼ処理した
。適当な長さのフラグメントな次にアガロースゲルで単
離し、得られたDNA −iライゲーションして11.
coliD1210 に形質転換しrこ。クローン7(
Cxal  およびHind [1で分解することによ
りスクリーニングし、1700塩基対のフラグメントを
生じるクローンを以後の実験に用いるため選択した。ネ
ズミα−2インターフェロン遺伝子の発現試験用に選ば
れたクローンはpRRB−20M工F−215 と命名
しy、=(第21図)。工PTGの誘導下、このクロー
ンはネズミα−2インターフェロンを約60000ユニ
ツト/ rrtllで生産した。
2、T7φ10制御下でのネズミエL−3遺伝子のクロ
ーニング ネズミインターロイキ:y−3(IL−3)遺伝子は標
準的な方法により〔ヨコタ(Yozkota)ら、19
84)単離でき、次いでネズミα−21F’N遺伝子の
手順と本質的には同じ様にして、pRRB20にクロー
ンした。我々ば、pTRP−C1l  と称するプラス
ミド實G、ツラウスキ(Zurawski)により恵与
、DNAX研究所、パロオート(Palo Alto)
、カリフォルニア3fC1aIで分解し、その部位をク
レノー酵素で埋め、さらにHina [1制限酵素で分
解することによってネズミエL−3遺伝子を含む470
塩基対の7ラグメ/トを得た。該ネズミエL−3遺伝子
を含むフラグメントな次いであらかじめSma Iおよ
びHina IIIで切断しておいたpRRφ10−X
U2  VCりC”−ンLr、:。T7  DNA 断
片中に切断部位を有するCxa Iおよび工L−3DN
Aフラグメントの3′末端に位置するNco ■によっ
て分解することによってクローンをスクリーニングした
。このスクリーニングより、pRRφ10−工L−31
が単離され、その特性が調べられた(第20図)、T7
  Geneブo モー ターオJ:びIL−3DNA
 t、、(含むフラグメントを次に、上述したネズミα
−2インターフェロン遺伝子に用いたのと同じ方法で(
各プラスミドのC1a i/Hina [1切断を結合
し、アガロースゲル電気泳動で適当な直鎖DNAを単離
し、pRRB20 <フタ−にT7φ10−工L−3遺
伝子フラグメントをライゲーションしてこれ乞E、co
li D 1210 形質転換することにより)、pR
RBzovcクローンした。制限酵素Nco IとBa
m HIでゲラスミ)’DNAを分解することによって
単離したクローン乞スクリーニングした。pRR20I
L−33を含むクローンをこのスクリーニングから単離
した(第21図)。発現ばこのクローンの誘導しγこ培
養物を溶菌させ、その生成物7SDS−ポリアクリルア
ミド9ゲルで分析することにより確認した。ネズミIL
−3の分子量に相当するバンドが観察された。
表  1 0    6.6 8.3 1   23.6 5.0 2   29.6 5.7 3   42.1 7.7 4   58.5 2.7 5   69.6 1.8 6   72.7 1.8 ※ 3つの試料の平均値 ※※ 工PTGを終濃度5mMで添加 表2 E、coli D1210 0   40.0 40.
02   32.0 22.0 4   129.0 16.0 6   222.2 13.0 20   578.3 15.4 E、coli RB791 0   25.0 25.
02   80.0 23.8 4   105.8 18.9 6   370.4 17.3 20   213.3 6.8 ※ 3つの試料の平均 表3 pi(RB20CIF−205,65,6114,21
0,7 235,717,2 42g8.6 41.0 6  297.6 83.3 20  240.0 4.2 pRRB2Qc工F’−1103,43,4134B 
 28.6 2  57L1 52.6− 4  147.4 90.0 6  448.0 123.0 20  290.9 78.6 以下の記述は、上述した材料および実験方法の項目で示
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Wu)、 R,メンツビ オズエンザイモロジー(Me
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ldave) @、アカデミツクプレス、ニューヨーク
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7  RNA ポリメラーゼのクローンした遺伝子の塩
基配列、J、Mo1.Biol、 24 : 481−
485゜14、ストリッツ工(Sutcliffe)1
.T、G、  19.78DNA  配列より区分した
pBR322制限地図。
4316塩基対の長さの正確なりNAサイズマーカーN
vcleic Ac1ds Res、5:272101
5、ハカールト(Hakkaart )、M、J、J、
、E、ベルトカンプ(Veltkanp)、H,J、、
T、ナイカンプ(Nykanp)細菌宿主■を溶菌させ
る際に関与するプラスミドCl0DF −13によりコ
ードされた7′ロチインH0Gene H産物の合成の
機能および調節Mo1.Gen。
Genet、183(1981)326−332゜16
、 L/A リ(Laemmll)、U、U、1970
年、バクテリオファージT4頭部会合時の構造蛋白の分
解Nature 227 :680−685゜17、 
 ショー(Show)、プレイ(Gray)D、 、W
、ボール(Ball入H,タイ/) (Taira)%
N 、77ター(Mamter)、P、レンギxル(L
ergyel)、C,ワイス? ン(We i s s
mann1983年、クローンしたネズミIF’N−α
 遺伝子の構造および発現Nucleic Ac1ds
 Pe5earch Mo111:555−573゜ 18、ヨコタ(Yokota)、T、、F”、リー(L
ee)、D、 vニック(Rennick入C,ホール
(Hall)、N、プレイ(Arai)、 1984年
、サル細胞中での肥満細胞成長因子活性発現をするマウ
スcDNAクローンの単離およびその性質、PNAS、
81:1070−1074゜
【図面の簡単な説明】
i1図は、カルボキシ末端の配列をコードするクローン
した1136塩基対の’r7  DNA フラグメント
ン含むpRR19の構造タボす。 第2図は、’r7  RNA ポリメラーゼ遺伝子のコ
ーディング配列すべてとT 71. I Aプロモータ
ー配列を含むpRR−IT7−39  の構造な示す。 第3図に工、lacプロモーター配列をクローンするま
での各ステラフの概要な示す。ここでは、2つの制限酵
素認識部位が変っている。Eco RI部位は補填され
、次いでライゲーションによってXmn ■部位が付け
られp804−1ができた。引きつづいて、p804−
1 において%Nde 1部位は補填されEco R工
+)ンカー配列が該部位に接続されて[04−RIを作
った。次いでEcoRT7 Pv u■フラグメントと
して存在するlacプロモーター配列がp804−RI
にクローンされた。えられたプラスミ)”p804−R
I1.acが図に示され、時計方向と反対の方向性を有
する三プロモーター配列をもつ。 第4図は、ト且ブロモーターオにレータ−配列の制御下
にあるT7 RNAポリメラーゼ遺伝子を含むプラスミ
ドの造成を示す。 第5図は、T7 Gθn2配列乞コードする512塩基
対フラグメントupBR322にクローンしたときの各
段階の手順な示したものである。 g6図はpRR−2T7−35 の構造を示したもので
ある。クローンしたフラグメントは、マーカーとしてK
pn l制限酵素乞用いて同定し、方向を決定した。 第7図は、C1a l/Kpn  Iフラグメント乞切
り出すことによっていかにしてpRR−2T7−35の
大きさを縮少し、pRR−tB−2T7 を作ったかを
示す。 第8図は、(・かにしてpRR−IB−2T7 のNd
e1部位をBamH工部位に変えたう・を示す。 第9図は、いかにしてT7  Gene 2 ’a’T
 7Gene 1とタンデムにクローンしたかを示す図
である。T 7 Gone I Y I)804−R工
1aCのPvu ll領域に再度クローンし、ライゲー
ションによってpRR−IT7 1ac 5を造成した
。pRRIT7 1ac5とplT7L3  (第5図
)の唯一の相異点は、plT7L−3がEco R工部
位をもつのに対し。 pRR−IT7 1ac 5はXmn i ill限部
位をもつことであるoT7Gene2はPstI;’B
am HT7ラグメントとしてpRR−、lT7  に
クローンされpRR−IT7 G21ac7が得られた
。T7Gene1および2の配夕1jは制限酵素Eco
 RIにより単離することができる。 第10図はpAC−IT7G2−78の構造2示してい
る。これは、pRR−I T7G2 1ac 7  由
来のT7 Gene 1および2のEco R工制限フ
ラグメント乞、pACYC184のEco Rl制限部
位にクローンすることにより得られている。 第11図はT7 0θneloプロモーターをクローン
し、再びNde l制限部位乞作った工程な示す。T7
ゲノムDNA −Q出発物質として一連の制限酵素で分
解して、T 7Gene 10プロモーターを含む34
0塩基対のフラグメントを得た。これ7pBR322由
来のフラグメントにクローンした。単離され1こシラス
ミl−”PRR−T7φ10−18は、’r7 RNA
 4リメラーゼ存在下でT7プロモーターによって直接
発現されるような部位に、任意の遺伝子をクローンしり
ろよう、 Nde 1部位で開裂させることができろ。 第12図は、いかにしてT7  Gene 10プロモ
ーターなα−2インターフエロン遺伝子の上流にクロー
ンしたかを示したものである。ここに示されにプラスミ
ド”pRR−T7φIQ−IF’は、T7Gene l
 Oプロモーターの制御下にある ’r7 RN4ポリ
メラーゼによってα−2インターフエロン遺伝子が発現
できる。 第13図はいかにしてpRR−T7φIQ−工F’がR
sa lで分解され、平滑末端フラグメントとしてpA
CYo 184にクローンしたかを示す図である。 pAC−φl0IF−2は同一、細胞内でpBR322
と適合性のpACYCrs4−<フタ−中にある 異種
遺伝子の発現を司るT7フロモーターより成る。 第14図は、pAC−IT7G2−78のT7遺伝子E
co RI フラグメントをBa131で分解すること
によっていかに多くのクローンが生じるかを示す図であ
る。該酵素は1ac70モーター領域を介して、該プロ
モーターとT7Genelコーディング領域の開始点の
間に弁在するpHR3221)NAに分解することが認
められている。次いでEam H王で分解することによ
り各極長さのフラグメントを生じ1こ、これらのフラグ
メントはp804−R工山二ンPva fl/Bam 
H工で分解して得られるフラグメントに挿入することに
よって完全なlacプロモーターの近傍にクローンした
。多くのクローン乞単離した。これらのうちの1つであ
るpl(R2Q は2プラスミドゝ系に使用され、第1
4図に示されている。 第15図はシングルプラスミドゝシステムの概略7示す
図である。T7Genθ10フロモーター/α−2イン
タ一フエロン腹台体を含む平滑末端のRsa ■フラグ
メントン、あらかじめ平滑末端にしておいy、、pRR
B20のHlnd [1部位にクローンした。 1:1RRB20IF’−23を単離しT7シングルブ
ラスミト9系に含まれる遺伝子およびプロモーターの方
向を図示した。 第16図ばpRRB20工F−20およびpKG−2由
来のプラスミドゝpRRB20Cの造成ヲ示したもので
ある。Ahd ]l / Eco Rl制限部位のフラ
グメントが各々のプラスミドから単離された。pRRB
20IF’−23はT7 Gerlelを与え、pKG
−2由来のフラグメントは、テトラサイクリン耐性遺伝
子およびcapt8オリジンを含む。この図では、 p
RRB20IF−23由来のT7φ10−α工F’N 
 フラグメントが如何にしてAha l制限部位にクロ
ーンされたかも示されている。用いられたフラグメント
はAha [1制限フラグメントであり、2つのAha
 ■部位がDNAの挿入により再生している。pRRB
20CIF−2は単離された組みかえ体でありT7Ge
ne 1およびT 7  Gene 10プロモーター
−IF’N複合体の読み取り方向は同じで5′から3′
への方向である。 第17図は、E、coli D1210/pRRB 1
0 I F −23が生産するインターフェロンに対す
るリファンピシンの影響を示したグラフである。I P
TGは開始時2mM  の濃度で加えられ、細胞ば37
℃で培養された。リファンピシン(100μ/!/R1
)を矢印で示したところで添加し1こ(すなわち、1.
5.5.6時間後)。 グラフの印は以下のこと乞示す。○:す7アンピシンヲ
加える前のインターフェロンレベル;×:1.5時間後
にリファンピシン2加えて培養した際の工FNレベル;
・:・5時間後にリファンピシンを加えた除のXFN 
レベル;■:6時間後にリファンピシンyi 加工rs
ときのIF”N レベル。 第18図は、’l’7Geneloプロモーターを含む
フラグメントYpMT11S にクローニングすること
により、いかにしてp RRT 7φ10−Xu2が造
成されたかを示す。プロモーターにはポリリンカーの特
異的な制限部位がフロモーターの読み取り方向に対して
3′となるよう位置させた。 第19図は、ネズミα−2IF’N遺伝子の挿入断片を
pRRTφ10−Xu 2のSma 1部位に入れるこ
とによりpRRTMφ10−M(12)−1を造成した
ことを示す。ネズミのα−2IFN遺伝子は制限酵素A
va l、  Eco R工でpTRG305−1 よ
り切り出しfこ。クレノー反応により末端ン平滑末端に
し、フラグメン)−1pRRTφ10−Xu2の平滑末
端であるSma l制限部位にクローンした。 第20図はネズミインターロイキン3 (IL−3)を
どのようにしてpRRT7φ10−Xu2 にクローン
したかな示す。IL−3を含むpTRP−C11%を制
限酵素C1a iで分解し、その部位をクレノー酵素で
補填した。IL−3遺伝子は、Hind [1によりフ
ラスミビより切り出し、アガロースゲル電気泳動で単τ
離した。pRRT7φ10−Xu2はSma iそして
Hind mで分解して調製した。次いでIL−3遺伝
子なこのベクターに入れ、pRRT7φ10−工L−3
1を得ることができた。 第21図はpRRBzo−Mll−F’−zt5および
pRRB30IL−33の造成な示すものである。各々
の場合とも、T7φ10  Y含むDNA  フラグメ
ントとネズミの遺伝子を、C1aIおよびHlnd m
で分解することによりベクターから切り出しfこ。pR
RB20は同様に、 C1a IおよびHind mで
分解し、ウシ腸管アルカリホスファターゼで処理した。 その後、T7φlOとネズミ遺伝子の7ラグメ/トをラ
イゲーションシr、、:結果、クローンしたツラスミビ
pRRB20−MIF−215およびpRRB20工L
−33を肖ることができた。 (外5名) 第4図 とCoI+11 #J、5図 Nov+                     
    Ndel第7図 第8図 第17図 IPTG 11711後の経時(時間)第18図 第19図 第2o図 暮1頁の続き ■Int、CI、4       識別記号   庁内
整理番号り発 明 者  サトワント・カウル・  ア
メリカ合衆国ニューナルラ          −ルド
ウエル、ナタリリ発  明 者  マイケル・ジョセフ
・  アメリカ合衆国ニューライアン        
ルフオード、ハイ・クライブ 34 シャーシー州07006.ウェスト・コー・ドライブ 
26

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ遺伝
    子の上流に位置し且つ該遺伝子と同じ転写方向にある誘
    導可能な適合性プロモーター領域を有する組換えプラス
    ミドベクターを含み、さらに異種ポリペプチドを特定す
    る構造DNA配列の上流に位置し且つ該DNA配列と同
    じ転写方向にあるバクテリオファージT7プロモーター
    領域を含む宿主細胞であつて、該T7プロモーター領域
    と該構造DNA配列とが上記組換えプラスミドベクター
    上にあるか、あるいは第二の組換えプラスミドベクター
    上にある該宿主細胞を、異種ポリペプチドの発現に適す
    る条件下で培養することから成る、適切な宿主内で異種
    ポリペプチドを生産する方法。
  2. (2)a)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ
    遺伝子の上流にあり且つ該遺伝子と同じ転写方向にある
    誘導可能な適合性プロモーター領域を有している第1の
    組換えプラスミドベクター;および b)異種ポリペプチドを特定する構造DNA配列の上流
    にあり且つ該遺伝子と同じ転写方向にあるバクテリオフ
    ァージT7プロモーター領域を有している第2の組換え
    プラスミドベクター;の各々の1またはそれ以上のコピ
    ーを含む宿主細胞を、異種ポリペプチドの発現に好まし
    い適切な条件下に培養することからなる適切な宿主中で
    異種ポリペプチドを生産する方法。
  3. (3)組換えプラスミドベクターの1つまたはそれ以上
    のコピーを含む宿主細胞を、異種ポリペプチドの発現に
    好ましい条件下に培養することからなる適切な宿主中で
    異種ポリペプチドを製造する方法であつて、該ベクター
    は a)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ遺伝子
    の上流にあり且つ該遺伝子と同じ転写方向にある、適合
    性のある誘導可能なプロモータ領域;および b)異種ポリペプチドをコードする構造DNA配列の上
    流にあり且つ該配列と同じ転写方向にあるバクテリオフ
    ァージT7プロモーター領域;を有している上記方法。
  4. (4)上記バクテリオファージT7プロモーター領域が
    、組換えプラスミドベクター中でバクテリオファージT
    7RNAポリメラーゼ遺伝子を転写するのに必要な方向
    と反対の方向性を有する特許請求の範囲第3項記載の方
    法。
  5. (5)上記宿主が細菌である特許請求の範囲第1項〜第
    4項のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)上記宿主がE.coliである特許請求の範囲第
    5項記載の方法。
  7. (7)所望するポリペプチドを特定する構造DNA配列
    と結合し、且つ該配列と同じ転写方向にあるバクテリオ
    ファージT7プロモーター領域を有するDNAフラグメ
    ント。
  8. (8)上記DNAフラグメントが、宿主細菌細胞を形質
    転換するのに適する組換えプラスミドベクター中に含ま
    れている特許請求の範囲第7項記載のDNAフラグメン
    ト。
  9. (9)a)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ
    遺伝子と結合し、且つ該遺伝子と同じ転写方向にある誘
    導可能なプロモーター領域;およびb)所望するポリペ
    プチドを特定する構造DNA配列の上流にあり且つ該配
    列と同じ転写方向にあるバクテリオファージT7プロモ
    ーター領域;を有しているDNAフラグメント。
  10. (10)細菌宿主細胞の形質転換に適している組換えプ
    ラスミドベクター中に含まれている特許請求の範囲第9
    項記載のDNAフラグメント。
  11. (11)上記バクテリオファージT7プロモーター領域
    が、組換えプラスミドベクター中でバクテリオファージ
    T7RNAポリメラーゼ遺伝子を転写するのに必要な方
    向と反対の方向性を有する特許請求の範囲第10項記載
    のDNAフラグメント。
  12. (12)上記バクテリオファージT7プロモーター領域
    が、組換えプラスミドベクター中でバクテリオファージ
    T7RNAポリメラーゼ遺伝子を転写するのに必要な方
    向と同じ方向性を有する特許請求の範囲第10項記載の
    DNAフラグメント。
  13. (13)所望するポリペプチドを特定する構造DNA配
    列と結合し、且つ該配列と同じ転写方向にあるバクテリ
    オファージT7プロモーター領域を有している組換えプ
    ラスミドベクターの少なくとも1つのコピーを有してい
    る形質転換された宿主細胞。
  14. (14)細菌である特許請求の範囲第13項記載の宿主
    細胞。
  15. (15)バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ遺
    伝子と結合し且つ該遺伝子と同じ転写方向にある誘導可
    能なプロモーター領域を有している第2の組換えプラス
    ミドベクターの少なくとも1つのコピーを更に含む特許
    請求の範囲第13項または第14項に記載の形質転換さ
    れた宿主細胞。
  16. (16)a)バクテリオファージT7RNAポリメラー
    ゼ遺伝子の上流にあり且つ該遺伝子と同じ転写方向にあ
    る誘導可能な適合性プロモーター領域;および b)所望するポリペプチドを特定する構造DNA配列の
    上流にあり且つ該配列と同じ転写方向にあるバクテリオ
    ファージT7プロモーター領域;を有している組換えプ
    ラスミドベクターの少なくとも1つのコピーを有する形
    質転換された宿主。
  17. (17)細菌である特許請求の範囲第16項記載の宿主
  18. (18)組換えプラスミドベクター中に存在する上記バ
    クテリオファージT7プロモーター領域が、同じく該ベ
    クター中に存在するバクテリオファージT7RNAポリ
    メラーゼ遺伝子を転写するのに必要な方向と反対の方向
    性を有する特許請求の範囲第16項または第17項記載
    の形質転換された宿主。
  19. (19)バクテリオファージT7プロモーター領域およ
    び、そのすぐ下流に所望するポリペプチドを特定する構
    造DNA配列の挿入のための少なくとも1つの制限酵素
    認識部位を有する組換えプラスミドベクター。
JP60228563A 1984-10-15 1985-10-14 バクテリオフアージt7のプロモーターおよび遺伝子配列を利用する新規発現系 Pending JPS61100197A (ja)

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