JPS6099292A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗濯行程中に洗濯水位と攪拌翼の反転時限が
複数に変わる、すなわち、洗濯水流が複数に変わる洗濯
機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来より、日本においては洗濯槽の底部に攪拌翼を設け
、この攪拌翼の回転によって渦巻攪拌水流を起して洗濯
する、いわゆる渦巻式洗濯機が普及している。

この種洗濯機は、第１図に示すように、攪拌翼ａは洗濯
槽すの底面Ｃから洗濯槽す内に突出した形でと９つけら
れている。

そして、洗濯に際しては、給水装置（図示せず）から給
水された水は圧力スイッチなどでいわゆる規定水位ｅに
達すると給水が停止して洗濯が始まる。

全自動洗濯機の基本的な行程は、洗濯−排水一説水−す
すぎ一排水一説水−すすぎ一排水一説水で、洗濯とすす
ぎの水位は、常に洗濯に先立って設定された水位で運転
され、寸だ、洗濯水流も当初設定された水流で運転され
る。例えば、攪拌翼ａの反転時間は、強水流の場合２５
秒運転−５秒休止の左右反転をくりかえすもので、洗濯
とすすぎ行程においてはこの反転時限による水流が継続
されている。

通常、洗濯に先立って洗剤が洗濯槽内に入れられるので
、洗濯行程内においては洗剤濃度が一定で、かつ、洗濯
水流も一定のま＼洗濯が続けられる。また、すすぎ行程
においては、洗剤濃度は低下していくが、水流は洗濯水
流をうけ継ぐものである。

そして、通常攪拌翼の径ｄ１　は洗濯槽すの内径ｄ２に
対して約％ないしはそれ以下であシ、また、攪拌翼ａの
回転数は毎分３００回転程度に設定されている。

すなわち、径の小さい攪拌翼と高速回転させることによ
シ洗濯槽すの中心部に／ｈさくで流れの強いうずｄを発
生させて洗濯し、かつ、常に一定の水位、一定の洗剤濃
度、一定の洗濯水流で洗濯するもので、一定の洗浄レベ
ルを維持するとすれば衣類のいたみが大きく、また洗い
むらが大きく、さらには衣類のよじれが大きくなるなど
の欠点をもっていた。

発明の目的 本発明は、上記のような問題点に着目し、よシ洗浄効果
を向上させるとともに、衣類のいたみやよごれを少なく
する洗濯機を提供するものである。

発明の構成 上記目的を達成するために、本発明洗漕機は、定格規定
水位（標準水位）よりも低い水位で、かつ、本来設定さ
れた定格規定水位（伸率水位）のときの標準反転時限（
標準反転時限）よりも運転時間を短かくした反転時限で
攪＃翼を運転し、洗濯時間の後半は定格規定水位で、が
っ、本来設定された定格規定水位における標準反転時限
で攪拌翼を運転するようにしたものである。

実施例の説明 以下添付図面にも吉づいて本発明の一実施例を説明する
。

第２図は全自動洗濯機の全体構成を示しており図中の１
は本体外板、２−多数の脱水孔３を穿設した洗濯槽兼脱
水槽（以下洗濯槽という）、４は洗濯槽２の内底部に回
転自在に装設した攪ｒ１！翼、６は水受槽である。

６はモーターで、この回転力はプーリ７、ベルト８．プ
ーリー９を経て、さらに減速駆動機構部１０によって減
速されて前記攪拌翼４に伝えられる。

以上が全体構成の概要であるが、次に攪拌翼４と洗濯槽
２の具体構成について第３図以降（一部第２図）参照し
て説明する。

攪拌翼４はその上面中央部が球面状にもり上がった半球
部１１になっており、外周部に向って基面１２が下降し
、ある距離下降して基面底面部１３となり、中心部１４
と外周部１６のほぼ中間点近傍から外方に向ってゆるや
かに上昇する曲面１６をもたせた基盤１７と、この基盤
１７の±に一体的に形成きれた複数個の山１８とよシな
り、との山１８の断面形状は第５図のＣ−Ｊにみられる
ような形とし、頂部１９と基盤１７０間は適当な曲面２
ｏでつながっている。なお第３図Ｃ−１の部位は第３図
Ｃ−１の部位に対応している。

′−１：た、攪拌翼４の外径ｄ１は洗濯槽２の内径ｄ２
を１とするとほぼ０．７〜０．９程度にし、第２図に示
したように洗濯槽２の底部に装設し７ている。

さらに、２１は行程を制御するタイムスイッチもしくは
制御装置、２２は電磁給水弁、２３は洗濯槽２内の水位
の複数水位を検知する圧力センサである。

以上の構成においてその動作を説明する。

まず洗濯に先立って洗濯槽２内に衣類と洗剤を投入する
。洗剤量にＬ通常抗層水量に対して一定比率で投入する
が、例えば、洗濯水量が４０ｔで、洗濯衣類が乾燥状態
で３　、　ＯＲ３であれば、洗濯の標準水量４０ｔの水
位は第２図２４に示した水位となり、これが定格衣類に
対する定格規定水位である。

捷た、洗剤量は洗濯水量の０．１３３係の濃度にするの
が洗剤の標準濃度でなり、したがって、洗剤５３ｙの投
入が必要となる。

そしてタイムスイッチまたは時限装置２１を操作すれば
、電磁給水弁２２が作動して給水を開始する。給水され
た水位が、）Ａ定水位２４より一段下の中水位２５にな
ると圧力センサ２３が働いて電磁給水弁２２への通電を
断ち、同時にモーター６に通電して攪拌翼４が回転し洗
濯を開始する。

この時の攪拌翼４の反転時限は、本来設定された定格規
定水位のときの反転時限よりも運転時間か１．Ｏかい反
転時限で運転される。

すなわち、この洗濯開始時においては、標準濃度よい濃
い状態であり、例えば中水位での水量か３０４であれは
、洗濯水］゛に対する洗剤濃度（は、０．１３３％Ｘ４
０／３０−０．１７７愛の濃度で、かつ、攪拌翼４の反
転時限は、本来設定された定格規定水位における反転時
限を２秒運転−１秒休止とすれば、これよりも運転時間
を短かくした１、４秒運転−１秒休止で運転する。

洗濯時間は通常１０分程度に時間設定されるが、洗濯開
始後しばらく経過して、例えば５分経過すると給水電磁
弁２２を作動させ、定格規定水位２４ｊ：で給水すると
圧力センサ２３が働いて電磁給水弁２２への通電を断ち
、こ＼からはいわゆる定格衣類容量に対する定格水量、
洗剤濃度としては標準濃度０．１３３％のもとに本来設
定された定格水位における反転時限２秒運転−１秒休止
の反転時限で攪拌翼４が運転される。

洗濯時間が経過すれば、排水−脱水−すすぎ行程へと移
行する。

こＸで、圧力センサ２３は異なる水位を検出てきるよう
、検出水位の異なるものを複数個設けるか、１個であっ
ても検出水位として複数個とり出せるようにしたもので
ある。

１だ、水位切換わりに連動して、攪拌翼４の反転時限は
自動的に切換わるようにしたものである。

なお、洗濯時において、攪拌翼４は右回転一体止−左回
転・・・・・・と反転し、その回転数は毎分２００回転
ないしはそれ以下にとり、比較的低速回転さぜる。

以上のことをまとめると第１表のようになる。

第１表 このように、洗濯行程を少なくとも二段階にして、前半
を洗剤濃度の濃い状態で、かつ、本来設定された標準反
転時限よシ運転時間の短かい時限で攪拌翼４が運転され
る。

一般に、洗剤は標準濃度に担当する量を入れて洗濯する
のが通例であるが、しかし、実生活における汚れは多種
類あり、これらが混在し、また、汚れの程度もひどい汚
れから、軽い汚れまである。

したがって、−概に標準濃度のみで洗濯するのは好まし
くなく、汚れの種類や程度に応じて加減するのが賢明で
あり、この点から云えば、汚れのひどい時には洗剤濃度
を濃くするのがよいのであるが、標準水量に対して濃度
を濃くするのは、洗剤量を多く要し好寸しくカい。

そこで、洗濯の前半を標準水量より低い水位で洗剤濃度
を濃くし、落ちにくい汚れに対して十分な洗剤の洗浄効
果を発揮させ、同時に標準水位より低い水位による標準
反転時限で攪拌翼を運転するのは、衣類の種類によって
はいたみを招来しやすく、そこで、標準反転時限よりも
運転時間を短かくした反転時限で攪拌翼を運転して衣類
のいたみや衣類のよじれ、からみを低くおきえ、洗濯の
後半は、標準水量、標準濃度のもとに標準反転時・限に
より攪拌翼を運転し、ゆったりと十分な攪拌効果を与え
て洗濯するもので、洗剤量を多く要することなく、特に
、ひどい汚れに対して洗剤の洗浄効果を十分発揮させ、
平均的には洗浄効果を約１０係程度向上させえて、同時
に洗いむらや、衣類のよじれ、からみ衣類のいたみを低
くおさえることができるのである。

こＸで、攪拌翼４の形状が全体として凹状をなし、その
外径を大きくとり、低速回転さぜることにより、洗濯衣
類を広く、大きくうけて攪拌するようにしたため、前記
のような効果をより助長する効果を奏する。

以上のような実施例と１１４成を採用したことにより、
第２表のような具体効果があげられた。

以下余白 第２表 彦お、洗浄効果は電気洗濯機Ｉ　Ｉ　５−Ｃ−９６０６
に規定された試験方法による洗浄度で表わし、洗浄むら
は４回の洗浄むらは４回の洗浄テストして４０枚の汚染
布の洗浄度の標準偏差で示し、衣類のいたみは、ガーゼ
、タオル類を２０回洗濯した時の重量減（＄）を示した
ものである。

なお、これまでの説明は、攪拌翼の形状が全体として凹
状をなし、その外径を大きくと９、低速回転させるもの
について具体説明してきたが、従来みられる攪拌翼にお
いても、はＹ近い効果を奏するものである。

また、全自動洗濯機に限らず、二槽式洗濯機の機におい
てもこの方法を用いて有効なものである。

発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明によれば、洗濯
行程を少なくとも工程し、洗濯の前半は、標準水位より
低い水位のもとて標準洗剤濃度よりも濃い、洗剤濃度と
なし、本来設定された標準反転時限よシも運転時間を短
かくした反転時限により攪拌翼を運転することにより、
落ちにくい汚れに対して洗剤の洗浄力がより有効に働く
ようになし、かつ水位が低い状態での衣類のいたみやよ
じれ、からみを低くおさえたものであり、さらに洗濯後
半には標準水量、標準洗剤濃度のもとに、標準反転時限
で攪拌翼を運転して、ゆったりと大きく攪拌し、総合し
て洗浄レベルを高め、洗いむら。

衣類のいたみ、からみを低くおさえるとともに、特に落
ちにくい汚れに対しては極めて有効な効果を発揮できる
ようにしたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の洗濯機の全体構成を示す縦断面図、第２
図は本発明の一実施例における洗濯機の全体構成を示す
断面図、第３図はその攪拌翼の平面図、第４図は第３図
Ａ−０−Ｂ断面図、第６図Ｃ−’Ｊは第３図のＣ〜■の
部位における各断面図である。 ２・・・・・・洗櫂槽、４・・・・・・攪拌翼、２４・
・・・・・定格規定水位、２６・・・・・・中水位。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名瑳 ｅ〜 第３図 第４図 第５図 ７ 一／ ノｋ（Ｉ） ＋　（Ｊ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 定格規定水位よりも低い水位において標準反転時限より
   も短かい運転時間で攪拌翼を反転運転する前行程と、定
   格規定水位において標準反転時限