JPS6099143A - 医療容器用天然ゴム - Google Patents
医療容器用天然ゴムInfo
- Publication number
- JPS6099143A JPS6099143A JP58207787A JP20778783A JPS6099143A JP S6099143 A JPS6099143 A JP S6099143A JP 58207787 A JP58207787 A JP 58207787A JP 20778783 A JP20778783 A JP 20778783A JP S6099143 A JPS6099143 A JP S6099143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- natural rubber
- zinc
- rubber
- acid
- content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医療容器用天然ゴムに関するものである。
天然ゴムはその耐酸、耐アルカリの優秀さから、広く医
薬品容器の一部に用いられている。
薬品容器の一部に用いられている。
具体的には注射用ゴム栓、外用容器の一部としてスポン
ジゴムなどの形で用いられている。
ジゴムなどの形で用いられている。
こｎら天然ゴムを製造するには各拙の添加剤が必須であ
り、中でも酸化曲鉛専の亜鉛化合物は加硫促進剤等添加
物として最も広く用いられている。従って通常の天然ゴ
ムは亜鉛を金属亜鉛に換算して数％以上を含有している
。しかしながら、亜鉛がゴム中残留することは、単にゴ
ムの劣化の問題にとどまらず、時として医薬品の品質に
も悪影響を及ぼすこともある。すなわちインドメタシン
等、酸性薬物等を含有する液状医薬品の容器に、この様
な亜鉛含有ゴム栓等が用いられろと、ゴム表面に結晶析
出が生ずる等の不都合がある。
り、中でも酸化曲鉛専の亜鉛化合物は加硫促進剤等添加
物として最も広く用いられている。従って通常の天然ゴ
ムは亜鉛を金属亜鉛に換算して数％以上を含有している
。しかしながら、亜鉛がゴム中残留することは、単にゴ
ムの劣化の問題にとどまらず、時として医薬品の品質に
も悪影響を及ぼすこともある。すなわちインドメタシン
等、酸性薬物等を含有する液状医薬品の容器に、この様
な亜鉛含有ゴム栓等が用いられろと、ゴム表面に結晶析
出が生ずる等の不都合がある。
極端な場合には、医薬品と接触して、実験例１の如く２
４時間以内に析出することがある。
４時間以内に析出することがある。
本発明者らは、本発明者らが新たに見出した上記問題を
解決すべく検討し、亜鉛含量１．６％以下の天然ゴムを
用いれば２４時間以上結晶析出がなく、更には、０．９
％以下にすれば、数日経ても結晶析出が認められないこ
とを見出し、本発明を完成した。
解決すべく検討し、亜鉛含量１．６％以下の天然ゴムを
用いれば２４時間以上結晶析出がなく、更には、０．９
％以下にすれば、数日経ても結晶析出が認められないこ
とを見出し、本発明を完成した。
本発明は亜鉛含量１．６％以下であることを特徴とする
医療容器用天然ゴムである。
医療容器用天然ゴムである。
ここで、亜鉛含量１．６％以下とは酸化亜鉛等の亜鉛化
合物がゴムに添加されている場合には金属亜鉛に換算し
た値である。
合物がゴムに添加されている場合には金属亜鉛に換算し
た値である。
亜鉛含量は１．６％以−ドであるが、結晶析出をさらに
長期に抑制するｔこめに０．９％以−ドが好ましい。
長期に抑制するｔこめに０．９％以−ドが好ましい。
亜鉛含量１．６％以下の天然ゴムを得るには、当初より
酸化亜鉛等亜鉛添加量を抑制し、天然ゴムを製造する方
法も考えられるが、実際上、亜鉛添加量を抑制して良質
の天然ゴムを製造することは極めて困難である。従って
本発明の天然ゴムを得るには一般に、通常の方仏で製造
した天然ゴムを酸洗浄することにより、容易に亜鉛を除
去できる。かかる知見も本発明者らが新たに見出したも
のである。使用する酸としては、塩酸、硫酸、硝酸など
の無機酸だけでなく、酢酸等の有機酸も含めた、あらゆ
る酸があげられる。酸処理方法はゴムの形態にもよるが
、例えばスポンジゴムなどの場合には常温で充分浸漬す
るだけで、亜鉛を水浴性塩に変え、水洗により容易に除
去し得る。本発明の実用価値については、実験例１．２
からも明らかである。
酸化亜鉛等亜鉛添加量を抑制し、天然ゴムを製造する方
法も考えられるが、実際上、亜鉛添加量を抑制して良質
の天然ゴムを製造することは極めて困難である。従って
本発明の天然ゴムを得るには一般に、通常の方仏で製造
した天然ゴムを酸洗浄することにより、容易に亜鉛を除
去できる。かかる知見も本発明者らが新たに見出したも
のである。使用する酸としては、塩酸、硫酸、硝酸など
の無機酸だけでなく、酢酸等の有機酸も含めた、あらゆ
る酸があげられる。酸処理方法はゴムの形態にもよるが
、例えばスポンジゴムなどの場合には常温で充分浸漬す
るだけで、亜鉛を水浴性塩に変え、水洗により容易に除
去し得る。本発明の実用価値については、実験例１．２
からも明らかである。
実験例１
天然ゴムスポンジ１ｇを各種濃度の塩酸水溶液１００ｍ
Ａに１時間常温で浸漬し、水洗後、亜鉛含量を測定する
とともに、１％インドメタシンアルコール７８液中での
結晶析出の有無を調べｔこ。
Ａに１時間常温で浸漬し、水洗後、亜鉛含量を測定する
とともに、１％インドメタシンアルコール７８液中での
結晶析出の有無を調べｔこ。
実験例２
天然ゴムスポンジ１ｆを１％塩酸水溶液１００−に１時
間常温で浸漬し、水３Ｉ１８後破断荷重を測定し１こ。
間常温で浸漬し、水３Ｉ１８後破断荷重を測定し１こ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）亜鉛含量１．６％以下であることを特徴とする医療
容器用天然ゴム ２）亜鉛含有天然ゴムを酸洗沖することを特徴とする亜
鉛含斌１．６％以丁の医療８器用天然ゴムの製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58207787A JPS6099143A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 医療容器用天然ゴム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58207787A JPS6099143A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 医療容器用天然ゴム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6099143A true JPS6099143A (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=16545493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58207787A Pending JPS6099143A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 医療容器用天然ゴム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6099143A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728763A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-16 | Showa Rubber | Rubber stopper |
| JPS5734142A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | Rubber composition |
| JPS57183858A (en) * | 1981-05-02 | 1982-11-12 | Touritsu Kogyo Kk | Medical and pharmaceutical rubber product |
| JPS5858057A (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-06 | テルモ株式会社 | 医療容器用栓体 |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP58207787A patent/JPS6099143A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728763A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-16 | Showa Rubber | Rubber stopper |
| JPS5734142A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | Rubber composition |
| JPS57183858A (en) * | 1981-05-02 | 1982-11-12 | Touritsu Kogyo Kk | Medical and pharmaceutical rubber product |
| JPS5858057A (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-06 | テルモ株式会社 | 医療容器用栓体 |
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