JPS6098845A - 回転電機用フイ−ルドコイルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はスタータモータ等の回転電機に用いられるフィ
ールドコイルの製造方法に関する。

（従来技術） 従来、フィールドコイルとしては、導線を巻枠に巻回し
てコイル体を形成し、このコイル体を巻枠より取外して
、このコイル体の外周に手作業によりテープを巻付けて
、コイル体の導線相互間を束ね固定するようにしている
ので、作業性が非常に悪いという欠点があった。

（発明の目的） 本発明は上記の欠点を解消するため、コイル体の上下に
熱収縮テープを配置して予熱型内に配置し、この予熱型
を閉し、ることによってテープを切断すると共に、この
テープの熱収縮作用によりコイル体の導体を束ねること
により、作業性を著しく向上することを目的とする。

（実施例） 以下本発明を図に示す実施例について説明する。

ｆｆ１１図乃至第５図において、■は平角導線を巻回し
てなるコイル体、２．３は予熱型で、コイル体１の平面
外形形状に合わせて４個の平行突条２ａ。

３ａがそれぞれ形成されていると共に、予熱コイル２ｂ
、３ｂにより′Ｐ熱されるようにしである。

４は熱収縮テープ、５番よ熱収縮テープ４のロールであ
る。

上記構成において、コイル体１は平角導線を巻枠に巻回
したものを、４枠より取外すことにより形成され、この
を枠より取外した自然巻線状態では、導線自体の戻り力
により、第３図に示すごとく若干崩れた状態となり、コ
イル体１の導線相互間の隙間も大きくなる。従って、こ
のコイル体１の導線相互間を束ね固定する必要がある。

また、予熱型２，３は上型と下型よりなり、互いに上下
運動をする機構を持ち、第４図に示すごとく予熱型２，
３が開いている状態で、コイル体１の対向する２辺を治
具により固定し、その治具により固定されていない部分
の対向する２辺の上下に、ローラ５より収縮テープ４を
送り出し、その後、予熱コイル２ｂ、３ｂによって予熱
された予熱型２，３か第５図に示すごとく閉じ、まず予
熱型２，３の各突条２ａ、３ａにて収縮テープ４を切断
し、その後、予熱型２，３をある時間開じたまま保温し
、Ｘ、Ｙの空間において収縮テープ４の切１１Ｊｉ部の
結合及び収縮テープ４の熱収縮作用を進める。このよう
にして、自然巻線状態にあるコイル体１の導線を束ね固
定する。このとき、収縮テープ４の熱収縮作用によりコ
イル体１の導線相互間の隙間を少なくすることもできる
。

ここで、切断ｉ１（／月ノーラ５側の収縮テープ４は保
持部材（図示−［−Ｊ’）により保持され、次のコイル
体１の導線の束ね固定に連続的に使用される。

また、コイル体１の導線は予め絶縁処理が施されたもの
が用いられる。

そして、以上のようにして束ね固定されたコイル体１は
モーフのヨークに合わ−υて円弧状に成形後、ボールコ
アに嵌合されてヨークに固定される。

なお、コイル体１の導線は、平角導線に限らず、丸導線
、角導線でも、（、く、その他、層間紙を持ったコイル
体でも良い。

また、収縮テープ４による固定は一部の固定に限らず、
コイル体全体でも良い。

（発明の効果） 以上述べたように本発明においては、コイル体の上下に
熱収縮テープを配置したものを予熱型内に配置し、この
予熱型を閉しることによってテープを切断すると共に、
このテープの熱収縮作用によってコイル体の導体を束ね
固定するから、手作業によることなくコイル体の束ね固
定を短時間で確実に行なうことができて作業性を著しく
向上することができるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法により製造したコイル体の一実施例
を示す正面図、第２図は第１図図示の八−入線に沿う縦
断面図、第３図乃至第５図は本発明方法による製造工程
の一例を順次示す正面図および縦断面図である。 ■・・・コイル体、２，３・・・予熱型、４・・・熱収
縮テープ。 代理人弁理士　岡　部　隆

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 導線を巻回してなるコイル体の上下に熱収縮テープを配
   置したものを予熱型内に配置し、この予熱型を閉しるこ
   とによって前記テープを切断すると共に、この切断部の
   結合および前記テープの熱収縮作用を進めて、このテー
   プの熱収縮作用により前記コイル体の導線を束ね固定す
   る回転電機用フィールドコイルの製造方法。