JPS6094966A - 医薬組成物、それに使用される1―ヒドロキシピリド―2―オンである化合物及びその塩 - Google Patents

医薬組成物、それに使用される1―ヒドロキシピリド―2―オンである化合物及びその塩

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JPS6094966A
JPS6094966A JP59201407A JP20140784A JPS6094966A JP S6094966 A JPS6094966 A JP S6094966A JP 59201407 A JP59201407 A JP 59201407A JP 20140784 A JP20140784 A JP 20140784A JP S6094966 A JPS6094966 A JP S6094966A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 杼し呆上帥里匁野 本発明は医薬用組成物、特に鉄過剰症の治療に用いる化
合物に関する。
従来の技術および発明が11?C決しようとする問題点
ある種の病的状態、例えば、サラセニア鎌状貧血JN(
sickleeel l anae+n1a)、突発性
へモクロマトーシスおよび形成1:全性貧血は11−常
な血液の輸血によって処置される。梓通、この様な輸血
は広範囲の鉄過剰症(i ron over・1oad
)に導くことが知られており、その条件はある種の池の
環境にJ3いて体に吸収される鉄の増加によっても生ず
る。
鉄過剰症は体内7エリチンおよびトランスフェリンの飽
和についで鉄の沈澱が生じ、多くの組織に悪影響があり
、特に毒作用が心筋層、肝臓、および内分泌組織はカル
シウムに対する高い親和f1を有し、その結果、関連す
る毒性問題を有している。
分泌器官に非再生性の変化を与えるので最も好ましくな
いものである。この様な鉄過剰症は大抵はデス7ヱリオ
キサミン(desferrioxa+n1ne)を用い
て処1dする。しかしながら、この化合物はスルブトマ
イセスの培養によって147られる。高価な天然生成物
であって、かつ酸加水分解をうけ易いので、患者に経口
投与できず、非経口的経路によって投与しなければなら
ない、比較的多量のデスフェリオキサミンを長期間にわ
たって毎1」必要とするのでこれらの不利益が特に問題
で膨大な研究がこれに代わる薬剤の開発に向けられてき
た。しかしながら、その研究は鉄キレート剤、またはへ
モシデンリン貧食細胞、特にヒドロキサメート類、エチ
レンジアミンテトラ酢酸(E I’) i” A )同
族体およびカテコール類の3つのクラスに主に集中して
いる。ヒドロキサメート類は一般にデスフェリオキサミ
ンと同禄の欠点を有し、高価で酸に不安定であり、他の
2つは細胞内の位置から鉄を除くのに有効でない。さら
にある種のカテコール誘導体は肝臓および肺臓に保持さ
れ、E l’) TΔ同族体にするのが好ましく、また
各々の環は同一の置換もしくは未置換であるのが好まし
い。
従って、本発明者らは広範囲の化合物の鉄キレート化能
について研究し、これらの化合物は環状炭素原子に結合
した水素原子の1またはそれ以上がある種の置換基によ
って置換されたl−ヒドロキシ−ピリド−2−オンから
成る。これらの化合物の内で治療用に使用されたものは
1>本で知られていない。ここに記載された置換化合物
の内ある種のものは抗菌剤としての使用の可能性が提案
されていたが、同じ文献(N isl+i+l1ura
ら着、A+u+。
Rept、 Sl+1onoHi Res、 La1z
、 、1966tl 6゜37)に報告されたその後の
試験ではこの化合物が殆ど活性を有しないことを示して
いる。インビトロの試験は抗バクテリア活性および抗真
菌活性の欠如を示しており、ある種の化合物はインビト
ロでは多少の抗プロトゾアール活性を示しているけれど
も、7ンガス・トリコモナス・バギナリスに対するマウ
ス中での試験では供試化合物の全てが不活性であること
が証明された。さ゛らに、1−ヒドロキシ−ビリ11’
−2−オンは鉄錯体を含む金属錯体を形成するであろう
ことが報告されているが、この化合物のある種の置換誘
導体が体内で有毒濃度の鉄を生産する症状の治療に医薬
用の観点で大きな利点をもって使用されることについて
は今まで全く知られていなかった。
問題点を解決するための手段 本発明は環状炭素原子に結合した水素原子の−またはそ
れ以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、
カルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒド
ロキシお上びスルホ基、アルコキシ基お上びアルコキシ
、脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロ
ゲンまたはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、脂
肪族炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、ハ
ロデンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水素
基から選ばれた置換基によって置換された医薬用1−ヒ
ドロキシピリド−2−オン類(但し、化合物中の水素原
子の置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび1個のハ
ロゲンで置換された脂肪族炭化水素基のみで行なわれた
化合物を除く)またはその生理学的に許容し得るイオン
を含む塩に関する。
この様な化合物はヒトおよび家畜の両方の治療に使用得
るが、特1.;人体の治療、特に鉄過剰症の治療に重要
である。
】−ヒドロキシ−ピリド−2−オンは、互変異性化合物
であって、またの名を2−ヒドロキシピリジン 1−オ
キサイドと呼ばれる。この2つの互変異性構造をその未
置換鋭化合物について以下に示す。
遊離の化合物およびその鉄錯体の両者の膜を透過する能
力は鉄過剰症の治療においては重要であるが、両者があ
る程度の水溶性を有すること#JXましい。これに関し
ては、化合物およびその鉄錯体の物性の好適な指標は夏
1−オクタツールとトリスヒドロクロリド(20IIM
、pH7,4;)リス=2−7ミノー2−ヒドロキシメ
チルプロパン−1−3−ジオール)との間の20℃での
分配によって得られる分配係数に1]artによって与
えられる。
Kl、ar[は(有機相中の化合物濃度)/(水性相中
の化合物濃度)の比で表わされる。好ましい化合物はJ
熱化合物のKpartの値が0.(12以−1−13、
()以下、特に()、2より太きく 1i oより小さ
く、かっ3:1ヒドロキシピリドン:鉄(Ill)中性
錯体のに1+arL値が0.02より大!<6.0より
小さく、特に()、2より大き(1,(+より小さいも
のである。ピリドン環の炭素原子に結合した水素原子の
置換のために使用される県の選択に際して、以下のコメ
ントが化合物、即ち、上記の好ましい範囲にある遊離お
よび錯体状態での分配係数を有する化合物の使用に向け
られる。特、定の化合物の測定分配係数の例を参考のた
め実施例2の表−1に掲げる。
1より多くの環状炭素原子、例えば2つの環状炭素原子
が、同一の置換基または異なった置換基、例えばハロゲ
ンまたは、特に脂肪族炭化水素基を別のタイプの置換基
と共に用いて置換していてもよい。環状炭素原子のうち
、1つのみが置換されている化合物が好ましい。置換は
3−14−15−1および6−位のいずれにおいて生し
てもよく、またこれらの位置の2またはそれ以にの組み
今わせにお−いて生じていてもよい。しかしなが呟特に
環状炭素原子がより大きい基によって置換されo ol
el への置換を避けるのが有利である。この式は鉄との錯体
に関与し、より大きな脂肪族炭化水素基の近接は立体効
果をもたらし、錯体形成を抑制するであろう。5−およ
び特に4−位における置換は従って特に重要である。
環状炭素原子が脂肪族炭化水素基によって置換された場
合、核晶は環式または非環式であってもよく(非環式の
場合は分枝鎖または特に直鎖を有する)、また不飽和も
しくは特に飽和であってもよい。炭素原子数1〜6、特
に1〜4、就中、1〜3の基が最も重要である。アルキ
ル基、例えば、シクロプロピルや、特にシクロヘキシル
のような環式基は好ましいものであるが、エチル、11
−プロピル、イソプロピル、および特にメチルのような
非環式基が特に好ましい。しかしながら、」二連した池
の置換基に加えて脂肪族炭化水素基、例えば、メチルに
よる置換は許容し1するが、通常化合物の特性に特別の
利点はもたらさない。従って、特に重要ではない。
置換脂肪族炭化水素基の場合には、これらの基の性質に
関する選択は炭化水素基に関して」二連したごとく、お
よび置換基に関してこれから述べるごとく広範囲にわた
る。例えば、これらの基は炭素数1〜3の置換アルキル
基および特に置換メチル基、例えば、クロロメチル、エ
トキシメチルおよび特にヒドロキシメチル基により都合
よく置換される。しかしながら、一般に、前述したごと
き置換脂肪族炭化水素基および脂肪族炭化水素基以外の
置換基が最も重要である。種々の選択をこのような他の
置換基の内から行なってもよく、これらの基が環に直接
置換し、かつ適当な位16に置換しているときは以下の
コメントが同様にこれらの基に刻しても適用でき、また
基がそれ自体環上に置換する脂肪族炭化水素またはアル
コキシ基−にに置換しているときはその基に対しても適
用し得る。
脂肪族アシル基はスルホニルまたはカルボニル基を含ん
でいてもよい。しかしながら、後者が好ましく、アシル
基はホルミル基であってもよいが、アルキルカルボニル
基が最も重要である。この様なアシルJ3iは、例えば
、炭素数2〜4または5であってもよく、特に上述した
ごときタイプのアルキル基を含んでいてもよい。これは
環状置換基である脂肪族炭化水素基と同しように好まし
いものであり、例えば、−COC82CH,または特に
−COC113である。アルコキシ基は便宜的には炭素
数1〜4であってよく、アルキルカルボニル基において
好ましいものにM似のアルキル基を含んでいてもよい。
この様な置換基の例はエトキシおよびメトキシである。
しかしなが呟置換されたアルコキシ基は一部 = C−
0のごとき基が比較的不安定であるので、しばしば2な
いしそれ以上の炭素原子を含むものがよい。従って、重
要な置換アルコキシ基は−OCH2c H20CI−1
3である。
更にアルコキシ基」二に親水性置換基が存在すると、そ
のアルコキシ基が有する脂肪族炭化水素基の疎水効果を
相殺する傾向があり、従って、それらが置換基のときは
やや大きいアルコキシ基を使用するのが好ましい場合が
ある。置換アルコキシ基は本願発明においては特に好ま
しく、以下により詳細に検討する。
アミン置換基は基−NH2またはその荷電化された基−
青H0からなっていてもよい。−i!1l−1,は生理
学的に許容し得るアニオン、例えば、クロリドまたは他
のハライドイオン、可溶化イオン、例えば、メタンスル
ホン酸またはイセチオン酸から誘導されるもの、または
環のヒドロキシ基から誘導されるアニオン(0■4→0
−)と会合していても+ よい。あるいは、この様な−Nl−12またはN I−
13基はその1ないしそれ以上の水素原子が脂肪族炭化
水素基、例えば、置換基として上述したごとき基によっ
て置換されたものであってもよい。アミド置換基はスル
ホニルまたはカルボニル基を含んでいてもよい。しかし
ながら、後者が最も重要であり、従って、後者について
更に記述する。これはスルホニル型に対しても適用し1
;する。アミド置換基は置換された形の−CONII2
、即ら、カルバモイル基であってもよく、あるいはアミ
ン置換基について記載したごときモノまたはジー置換窒
素原子、例えば、基−CONIICI+、等を含んでい
てもよい。岑にアミド置換基の−Co・N−はアミド基
の窒素原子が環に結合し、カルボニル基が脂肪族炭化水
素、例えば置換基として上述したごときアルキル基に結
合した反月の構成をとっていてもよく、あるいはカルボ
ン酸アミドの場合にはカルボニル基は水素に結合してい
てもよい(但し、スルホン酸アミドの場合は結合できな
い)。この反対の構成のアミド基の場合には窒素原子は
水素原子を伴なっていてもよく、あるいは、最初に述べ
た形のアミド置換基について検8Jシたごとく、モノ置
換体であってもよい。この形態のアミド置換基は特に重
要なものの1つである。
カルボキシおよびスルホ置換基(前者がffJましい)
は、基−CO21−1または一3O,I−1として存在
してもよく、あるいは、生理学的に許容し1(するカチ
オン、例えば、後述するごときカチオンの鉗み合わせで
誘導されるアニオンとして存在してもよい。エステル置
換基はスルホニルオキシあるいは、好ましくはカルボニ
ルオキシ基を含んでいてもよく、これは別の配列を取っ
てもよい。即ち、カルボン酸エステルに伴なう基−CO
・O−は環の炭素原子に結合したオキシ基であってもカ
ルボニル基いずれを有しでいてもよい(適当な位置にエ
ステル基が置換されている脂肪族炭化水素基を通して)
、オキシおよびカルボニルの池の基はエステル基の一部
を形成する脂肪族炭化水素基に結合していでもよく、あ
るいは、これがカルボニル基の場合には水素に結合して
もよい(後者の可能性はスルホン酸エステルの場合には
当てはまらない)。
エステル基に含まれる好ましい脂肪族炭化水素基は置換
基として上述したものである。オキシ基が環に結合した
エステル基が好ましく、例えば、基−0・COCl+3
および−0・COC21−1sの方が−CO,C11,
および−CO2CI12CII3よりも好ましい。工人
チル基によって置換された脂肪族炭化水素基またはアル
コキシ基のうちではオキシ基゛\ がこの脂肪族炭化水素基またはアルコキシ基に結合され
るのが特に好ましく、従って、−C1l□0・COCl
l3のごとき基が特に重要である。ハロゲン16換基は
便宜的にはヨウ素、フッ素、臭素または特に塩素であっ
てよい。
好ましい置換基はヒドロキシ基、お上びアルコキシ基、
例えば、エトキシおよび特にメトキシおよびより典型的
には置換アルコキシ基、特にヒドロキシ基あるいは他の
アルコキシ基によって置換されたもの、例えば−0CH
2CH20COG111、−0C)(2CH2NHCO
CH1、−0CII、CH2N+−12、および特に−
0CH2CH201−■および−OCH,CH,OCH
,のごと軽置換エトキシ基である。ヒドロキシ置換脂肪
族炭化水素基、例えばヒドロキシメチルはまた池の置換
脂肪族炭化水素基よりもより重要である。
単一なアルコキシ置換基、ヒドロキシアルコキシ置換基
のアルコキシ基およびアルフキジアルコキシ置換基の両
方のアルコキシ成分は前述したごとくある大ぎさの範囲
、例えば炭素数1〜6の範囲にあってよく、ある種の因
子が特定の大きさの基に対する選択性をもたらす。即ち
、化合物中の親水性と油性のバランス(これはそのKp
art値によって示される)を別の置換基の使用によっ
てn;I述した好ましい範囲のある値に合わせてもよく
、その結果、大軽い非置換アルコキシ基の親油性効果は
環の別の炭素上の親水性置換基、例えばヒドロキシ基の
存在によって相殺される。しかしながら、それ自体で適
当なバランスをもたらす単一の置換基を使用するのが一
般に好ましい。従って、炭素数1〜3または4、好まし
くは1〜2の非置換アルコキシ置換基および炭素数2〜
4、好ましくは2また3のヒドロキシ置換アルコキシ置
換基(置換メ)Nシ基は先にのべたごとく、一0−C−
0結合の不安定性の点で重要でない)■ が特に重要である。同じ理由で環」−に置換している最
初のアルコキシ基においては、炭素数2〜4、好ましく
は2または3であり、かつ、最初のアルコキシ基に置換
している第2のアルコキシ基にオ9いては、炭素数1〜
4、好ましくは1〜3でありて、炭素数の合81が好ま
しくはG以下、特に好よしくは3または4以下のアルコ
キシ置換アルコキシ置換基において特に重要である。
」二連のヒドロキシ、メトキシ、ヒドロキシメトキシお
よびメトキシ−エトキシ基は置換基として特に重要であ
るが、上で特に記載したものに加えて、アルコキシおよ
び置換アルコキシ基の特殊な例は、3−ヒドロキシプロ
ポキシ、2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシおよび3
−メトキシプロ+ニジ:/τ゛ふ入− ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルコキシおよび他の基
は、便宜的には1−ヒドロキシピリド−2−オンの4位
に置換していてもよい。例えば、1−ヒドロキシ−6−
メチルビリド−2−オン、または他のC−メチル置換1
−ヒドロキシピリド−2−オンの4位、あるいはより典
型的には、非置換の1−ヒドロキシピリド−2−オンの
4位で置換されていてもよい。本願発明の典型的な例は
1式中、Rは前記の置換基、例えば、メチルおよび特に
6−メチル、ヒドロキシ等であり、×は0.1.2また
は3(×がOの場合は、環は別の置換基を有さない)、
11は0.1.2.3または4、「0は1.2.3また
は4、およびR゛は水素または(CHz)Ilc H−
であり、前記4位における基のうちから選択される1゜ この化合物は所望により置換基、特に脂肪族アミン、カ
ルボキシまたはスルホ基を塩の形で含んでいてもよい。
また塩は、環の1位におけるN−置換ヒドロキシ基(ま
たは環の2位におけるC−置換互変異性)からのプロト
ンの喪失によって生成する式; で形成されていてもよい。この様な塩は生理学的に許容
し得るカチオン、例えば、アルカリ金属のカチオン、例
えばナトリウム、第4級アンモニウムイオン、トリス(
トリスは2−アミノ−2−ヒドロキシメチルプロパン1
,3−ジオール)から誘導されるカチオンのごときプロ
トン化アミン類を含んでいてもよい。塩の形成は化合物
の水溶性を増加する」二で有用であるが、一般に塩を使
用するよりも化合物それ自体の使用が好ましい。
ここに記載のある種の置換1−ヒドロキシピリド−2−
オン類は公知の化合物でりあり、特に4位に単一の置換
基、アセトアミド、アミノ、ブトキシ、カルバミル、カ
ルボキシ、シアノ、エトキシ、エトキシカルボニル、メ
トキシまたはプロポキシ基を有する化合物は知られてい
る。しかしながら、ここに記載の池の全の化合物は新規
であり、別のヒドロキシ基によって置換されている特に
重要な化合物、例えば1,4−ジヒドロキシピリド−2
−オンを包含する。従って、本願発明はこれら公知の化
合物を除く上述の化合物自体を含むものである。
本願発明において使用する置換1−ヒドロキシピリド−
2−オン(または2−ヒドロキシピリノンN−オキシド
)はピリジン化学の分野において置換基の導入に用いら
れる一般的な反応を用いる様々な方法により合成しても
よい。特に置換基はピリジンまたはピリジン1−オキシ
ド環中の適当な位置に存在する置換基または水素原子の
置換により導入してもよい。ピリジン化合物を酸化剤、
例えば過酢酸または過安息香酸の使用により相当するピ
リジン1−オキシドに変換してもよい。本発明化合物の
2−位における炭素原子はハロゲン基の塩基による加水
分解またはアルコキシ基、例えばメトキシ基の酸による
加水分解により都合よく導入し1:ノる。その位置では
ピリジンよりもむしろビリジ゛ントオキシドにおいて好
ましく、次いで池の置換基を導入すればよい。この様な
工程は前述の2−ヒドロキシピリジンN−オキシド互変
異性におけるごとく2−位におけるヒドロキシ基を導入
するであろう。
この様な方法および種々な適当な中間体の製法は文献に
記載されており、例えば、Sl+au+ eLal、 
、、J、Amec、 CI+e+n、、 Soc、 、
1949.71゜°70.および同1950.7ζ、4
:(62,および特にMizqka+ni eL al
、、 Ann+RepL。
5bio++oBi Res、 Lab、 + 196
 G、16+ 29に記載されている。本発明化合物の
調製に特に有用なタイプの中間体は窒素置換2−クロロ
−ピリジンN−オキシド、4−ニトロ、5−二トロ、お
よび3+5−7ニトロ置換化合物であり、これらは全て
文献に記載されている。即ち、2−クロロ−4−ニトロ
ピリジン−1−オキシドは、例えば、親核置換にかけて
ニトロ基をアルコキシ基またはアルコキシ置換アルコキ
シ、基、例えば々−()CI+、または−〇Cll2C
Il□0CII、で置換し次いで塩基による加水分解に
より塩基を水酸基に代えてもよい。代わりに、ニトロ置
換基を還元してアミ7基とし、次いでこれをアシル化し
てもよい。
化合物はヒドロキシ基のプロトンの喪失により生ずるア
ニオンで、あるいは標準的な方法に従って適当な塩基ま
たは酸との反応による置換基、例えば、カルボキシ、ス
ルホまたはアミ7基で形成される塩に変えてもよい(ア
ミ7基からのカチオンおよび上記ヒドロキシ基誘導アニ
オン等を含むツビッタ−型のアミノ置換化合物はp l
−1約9で水性媒体から結晶化することにより調製して
もよい)。
一般に実質上純粋な形、即ち、副産物の実質−にない状
態に単離するのが好ましい。
これらの方法はこれらの化合物に利用し得る唯一の方法
ではなく、当業者にとって明らかであり、かつ必要な種
々の中間体に導く方法である種々の変更手段を用いても
よい。
さらに本発明化合物のある種のものは、インビボにおい
て観測される金属結合能に関与するであろう飢の化合物
にインビボにおいて変換してもよい。これは例えば、経
口的に投与したとき、カルボキシ基に変換するであろう
エステル基を有する化合物について4■実であろう。
これらの化合物は種々の方法により家畜、例えば鳥類お
よび特に1litf乳類、または特にヒトの医薬用に調
剤してもよい。例えば、液状希釈剤を用いた水性、油性
または乳化組成物として使用してもよく、これは通常、
非経1コ投与に使用され、従って滅菌され、発熱物質(
ρyrogen)を有しない。しかしなが呟前述のデス
フェリオキサミンに関して検n」シたことがら明らかな
ごとく、経口投与が好ましく、本発明化合物はこのよう
な経路によって投与することかでざる。液体希釈剤を含
む組成物は経口投与に使用することができるが、固体の
キャリア、例えば常套の固体キャリア、例えばデンプン
、ラクトース、デキストリンまたはマグネシウムステア
レートを含む組成物を使用するのが好ましい。経口組成
物は成形タイプ、例えばタブレット、カプセル(スパン
スルを含む)等にするのが便利である。
従って、本発明はさらに環状炭素原子に結合した水素原
子の1またはそれ以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、
脂肪族アミン、カルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、
ハロゲン、ヒドロキシ基よびスルホ基、アルコキシ基お
上びアルコキシ、脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族
エステル、ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されたア
ルコキシ基、脂肪族炭化水素基およびアルコキシ、脂肪
族エステル、ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換された
脂肪族炭化水素基から選ばれた置換基によって置換され
た1−ヒドロキシピリド−2−オン類(但し、化合物中
の水素原子の置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび
1個のハロゲンで置換された脂肪族炭化水素基のみで行
なわれた化合物を除<)*たはヒドロキシ基のプロトン
の喪失によって生ずるアニオンと生理学的に許容し得る
アニオンで形成されるそれらの塩および生理学的に許容
し1qる固体キャリアを含む医薬組成物を包含する。
注射または経1」投与以外の投与方法をヒトおよび家畜
に用いてもよく、例えば特にヒトの座薬もしくはペッサ
リーのような当該分野で周知の他の形態で使用してもよ
い。
組成物は投与単位、即ち、1回投与量またはその倍数ま
たは約数倍投与量をそれぞれが含む分割した形に調剤し
てもよい。所定の活性化合物の投与量は組成物に使用し
た特定の化合物を含む種々の因子に依存しているが、人
体中に存在する鉄の量を満足すべき程度にフントロール
するにはしばしば1日の投与量として約(1,39〜S
g、特に約(1,52〜2gを用いてしばしば達成され
、家畜の投与量は体重1kg当たりほぼ同程度であるこ
とを説明書に述べてもよい。しかしながら、ある種の環
境においては1日の投与量をそれよりも少なく、あるい
は多くすることが適していることが理解されるである矢
。所望ならば、本9発明化合物を2種以上、医薬用組成
物に加えてもよく、あるいは他の活性化合物を組成物中
に加えてもよい。
ここに記載のある種の化合物を抗菌剤として医薬用に使
用する提案は既になされていたけれども、これらの提案
は本願発明化合物の治療用への使用を示唆していない。
本発明者らはここに記載の1−ヒドロキシピリド−2−
オン類が鉄を過剰に有する患者から鉄を除去するのに特
に適していることを究明した。この化合物は大抵の生理
学的1]I4値において中性の3:1鉄イオン錯木を形
成し、カルシウムまたはマグネシウムと配位結合しない
トイウ利点カある。この化合物ならびにその錯体は「1
−オクタツール中に分配し、これはこれらの化合物が生
体膜を透過するであろうことを示し、この性質は59F
eラベル鉄錯体がエリスロサイトを透過する能力を試験
することにより実際に1認された。
1−ヒドロキシピリド−2−オン類は1oBKSo1値
: ’ It’og K so Iは1ogβFe(L
)n +2’ ”IKsp+ n 1og ’ + m
 ’loga1 (Ca++)]”L(l++) (式中、1o8βFe(L)。は鉄(III)に対する
問題の(化合物中の)リガンドの累積親和定数、r+K
ll はFe(OH)3に対する生成物の溶解度の負対数であ
って、39の値を有し、11およびmはそれぞれリカ゛
ンドに結合する水素およびカルシウムイオンの数であり
、a およびa +、 (Ca + + )L(11+
) はそれぞれ水素イオンとカルシウムイオンに月するり〃
ンドの親和性である。)によって明示される鉄(11)
に対する高い親和性を有する。鉄(1■)ハイドロオキ
シドを溶解するためには、りogl<s。IはOより太
トくならなければならず、トランスフェリンから鉄を除
去するためには、IogKSol は6、()より以上
であるべきである。実施例によれば1,4−ジヒドロキ
シピリド−2−オンおよび1−ヒドロキシ−4−メトキ
シピリド−2−オンに対するIoB K、ol 値はそ
れぞれ9.9および11.3であり、約4.()の王座
配位のヒドロキサメート約8.()のカテコール、6.
0のデスフェリオキサミンおよび2.0のジエチレント
リアミンペンタ酢酸(DTPA)のそれに比べて好まし
い。
さらにこの化合物の鉄を有効に除去する能力はマウスに
おけるインビボ試験とインビトロ試験両方によって確認
された。これらのインビボ試験は化合物を腹膜内に、あ
るいは胃チューブによって経口的に投与するか否かにか
かわらず有効であり、化合物が一般に酸性条件下で安定
であり、がっ、それによって酸に安定な活性化合物に代
わるということは特に重要である。鉄配位結合剤として
i;仁来提案されていた池のタイプの化合物の内には経
***性は一般に存在せず、またある種のE D i’ 
i〜同族体は、この様な活性を示すが、これらは医薬用
には欠点を有する。
一般的な鉄過剰症の処置に対する前記の用途の池に、本
明細書に記載したヒドロキシピリドン類は患者が一般的
な鉄過剰症をしめさないが、1、ン定の部位に過剰の鉄
が沈着する特定の病的症状の処置に使用することも重要
で、例えば、特定の関節炎症状および癌性症状の場合が
これに該当する。
実際、この様な症状を有する患者の中には総合的な貧血
症を示す者があり、鉄を含まない1−ヒドロキシピリド
−2−オンを鉄t1)木、例えばこれらの1−ヒドロキ
シピリド−2−オン類と同し、あるいは異なる鉄錯体と
ノ(に使用してもよく、鉄錯体は総合的な貧血を治療す
る作用をし、一方、金属を含まない化合物は病理学的な
部所から生理学的な部所に鉄を除去するよう作用する。
この様な1−ヒドロキシピリl’−2−オン類の鉄コン
プレックス第3よびその使用を以下に詳述する。
本発明の金属を有しない化合物の主な用途は鉄の除去に
あるが、これらの化合物はまた、’(I 7!j’な量
で体内に存在する池の金属、例えば銅、プルトニウノ1
、および池の関連する遷移金属類および1、yにアルミ
ニウムを除去する上で重要である。即ち、本発明は体内
に有毒量の金属、特に鉄を有する患者の体内−二、ある
量の前述したごとき1−ヒドロキシピリド−2−オンま
たはその塩を投14. して、この患者の体内の有害量
の金属を減少させる治療法を包含する。
本発明による化合物と鉄以外の金属との併用は、体外で
の体液の処置、または患者の治療以外の全く別の用途に
利用してもよい。この様な用途の内の重要なものには、
体内に危険な量のアルミニウムが沈着した患者の血液透
析処理が含まれる。この様な患者の処置に対しては、本
発明による化合物を支持物質に(=1着させることによ
って不溶化させ、次いで、患者の血液と接触させてアル
ミニウムを血液から除去する。支持物質としては、この
ような場合に当該分野で使用されている種々のタイプの
ポリマー、例えばアガロース、デキストラン、もしくは
池のタイプの炭水化物類、ポリスチレンもしくはイオン
交換O(脂に使用されているようなほかのポリマーのい
ずれかを用いるのが便利である。
当該技術において公知の種々の手段を上記支持材料にこ
の化合物を付着させるためlこ使用してもよいが、1つ
の便利な方法は支持祠料」二に酸性または塩基性基を用
い、ヒドロキシピリドンとの反応を通してアミド型の結
合を提供することである。
この点で特に重要なヒドロキシピリドン類は環状炭素原
子上に酸性または塩基性置換基を含むもの、即ち、脂肪
族アミンまたはスルホあるtlは特にカルボキシ基置換
基を有するものである(この様なイオン化し得る基を置
換基として含む置換ヒドロキシピリドン類は一般にはそ
の低い膜透過性の故に本発明の医薬用組成物への使用で
はむしろ重要でない)。
ある患者では鉄過剰症が問題を引外起こすのと同様、1
いめ患者では鉄欠乏性貧1111症が問題を起こす。金
属を含まない化合物は鉄過剰症を含む症状の処置に対し
て有用であり、前記の1−ヒドロキシピリド−2−オン
の鉄錯体は鉄欠乏性貧血症の処置に対して有用である。
生体への鉄分の十分な供給はヒトおよび池の動物におい
てはML織成長にとって不可欠な要1′1−がある。食
品には普通は十分な量の鉄分が含まれているが、食物か
ら摂取される鉄の量は一般に非常に少ないので、身体へ
の鉄分の補給は種々の条件下では容易に臨界的になる。
鉄欠乏性貧血症は妊娠において一般的にみられ、新生児
、特に動物種、例えば豚の新生児においても問題となる
。さらに、特定の症状においては慢性的な貧血病に導く
異常な鉄分配が体内で見られる。これは慢性病、例えば
リューマチ様関節炎、特定の溶血性疾病および癌等に見
られる。
鉄欠乏性貧血症の治療用に多数の鉄化合物が市販されて
いるが、これらの化合物からは体内に吸収される鉄の風
はしばしば非常tこ少な−)ため−二比較的多量投与し
なければならない、多量に投与すると、吸収が悪いので
、鉄錯体は消化管壁の鉄液(siderosis)およ
び種々の副作用、例えば、吐軽気(nausea)、む
かつき(vomiting)、便秘および悪臭の強い便
井を引き起こす。本発明者らは従来知られていなかった
前記置換1−ヒドロキシピリド−2−オン類の鉄錯体が
このような症状の治療に特に価値があることを見出だし
た。
従って、本発明はさらに環状炭素原子に結合した水素原
子の−またはそれ以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、
脂肪族アミン、カルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、
/10ゲン、ヒドロキシおよびスルホ基、アルコキシ基
;およびアルコキシ、脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂
肪族エステル、ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換され
たアルコキシ基;脂肪族炭化水素基;およびアルコキシ
、脂肪族エステル、ハロゲンまたはヒドロキシプルで置
換された脂肪族炭化水素基から選ばれた置換基によって
置換された1−ヒドロキシピリド−2−オンM(但し化
合物中の水素原子の置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲン
および1個のハロゲンで置換された脂肪族炭化水素基の
みで行なわれた化合物を除く)の鉄錯体を包含する。
金属を含まない化合物および好ましい化合物の月応する
鉄錯体に関するK 値についての前arL 記の説明は、金属を含まない好ましい化合物、および好
ましい鉄錯体の選択にも適用される。結合基および辿の
置換基の特性と位置の選択に関する前述の説明は鉄錯体
に関しても適用される。
本発明による薬剤組成物中に存在する鉄錯体は、鉄を第
2鉄状態で含んでいるのが好ましい。鉄を第1鉄状態で
含んだ錯体も考慮されてよいが、このような錯体は不安
定になる傾向があるので、あより重要ではない。鉄錯体
は中性にするのが好ましい。即ち、電荷をつりあわすた
めの非共有結合イオン、例えば塩化物イオンの存在を必
要とすることなく、金属カチオンと配位子との間の電荷
を内部的につりあわせる。さらにイオン化し得る置換基
を含むヒドロキシピリドン類の使用はあまり重要でなく
、この電荷の内部バランスは中性にするのに必要なヒド
ロキシプロトンの喪失によってヒドロキシピリドンから
誘導される適当な数のアニオンを鉄カチオンで錯体化す
ることによ−〕で達成するのが好ましい。本発明におい
て使用するのに適した鉄錯体は第2鉄カチオンで錯体化
した3つのヒドロキシピリドンアニオンを含む3:1型
のものである。しかしながら、本発明は1:1または特
に2:1型の錯体、中性にするための生理学的に許容し
得るアニオン、例えば、塩素イオンと会合している錯体
の使用を排除するものではない。従って、本発明は特に
上述のヒドロキシピリドン3モルと鉄([1)の1モル
を含む中性の鉄錯体を化合物自体として包含するもので
ある。
鉄錯体はビロキシピリドンと鉄イオンとの反応によって
容易に調製することがでとる。鉄イオンは鉄塩、特にハ
ロゲン化第2鉄、就中、塩化第2鉄から誘導するのが便
利である。反応は適当な相互溶媒中で行なうのが好都合
で、この目的に水がしばしば使用される。しかしながら
、所望により水と有機溶媒との混合物を使用してもよく
、また有機溶媒、例えば、エタノーノ呟 メタノール、
クロロホルムおよびこれらの溶媒の混合物および/また
はこれらと水との適当な混合溶媒を用いてもよい。副生
成物、例えば塩化す) +7ウムの少なくとも大部分を
沈澱によって分離して鉄錯体を溶液中に残留させること
が望まれる場合には溶媒としてメタノールまたは特にエ
タノールを使用してもよい。しかしながら、当業者に明
らかな別の方法を使用してもよい。
ヒドロキシピリドンと鉄イオンとの反応によって得られ
る鉄錯体の性状はこれら2種の反応剤と反応媒体の1)
l]に依存する。例えば3:1の第2鉄錯体の調製には
ヒドロキシピリドンと第2鉄塩とを3:1のモル比で溶
液中で混合し、pHを6〜9、例えば7または8に調整
するのが好ましい。もし、過剰のヒドロキシピリドン:
鉄を使用し、ヒドロキシピリドンと塩化第2鉄のごとき
鉄塩の混合物で得られる酸性のpHを調整しなければ代
わりに2:1および1:1錯体が得られるであろう。1
)11の調整は炭酸す) +7ウムまたは水酸化物塩基
、例えば水酸化ナトリウムもしくは水酸化アンモニウム
を添加しておこなうのが便利で、バッチ内で20gもし
くはそれ以上の鉄錯体を調製する場合には水酸化物塩基
の使用が特に重要である。水酸化物塩基を使用する場合
、反応は溶媒として含水媒体、例えば水もしくはエタノ
ール:水混合物を用いておこない、1+ Hは塩基の2
モル水溶液を添加して調整するのが便利である。反応混
合物中に水が存在すると、溶媒を蒸発させる際に鉄錯体
中の副生成物(鉄塩が塩化第2鉄の場合は塩化物)が保
持される。しかしながら、副生成物は所望により、適当
な溶媒系からの晶出もしくは塩化アンモニウムのような
特別な場合に昇華によって除去することができる。
鉄錯体形成反応は一般に速く、約20℃では5分間で実
質上反応は完結するが、必要ならばさらに長時間反応さ
せてもよい。特定の溶媒系においては塩化ナトリウムの
ような沈澱副生成物を分離した後、反応混合物を回転エ
バポレーターでの蒸発処理に(=Iすか一1凍結乾燥に
(=Iすことによって固体状の鉄錯体を得る。この鉄錯
体は所望により適当な溶媒、例えば水、エタノールのよ
うなアルコール、混合溶媒(エーテル含有混合溶媒を含
む)から再結晶させてもよい、本発明はさらに、n1j
記の1−ヒドロキシピリド−2−オンを鉄イオンと反応
させ、得られた錯体を単離することを特徴とする該1−
ヒドロキシピリド−2−オンの鉄錯体の製造方法も含む
用途にっては鉄錯体を実質上純粋な形態、即ち、製造時
の副生成物を実質上台まない形態で調製するのが適当で
あるが、例えば後述するように固体状で経1]投与する
場合は塩化ナトリウムのような副生成物は存在していて
もよい。しかしながら、一般に中性の3:1[ヒドロキ
シピリドン:鉄(■)1錯体の場合は、ヒドロキシピリ
ドンと鉄を別の割合で含んだ錯体、特に2:1および1
:1錯体等の副生成物を含まないものが特に重要である
。従って、本発明は前記1−ヒドロキシピリド−2−オ
ンの鉄錯体、例えば他の比率で鉄を含むヒドロキシピリ
ドンの鉄錯体を実質上台まない形の3:1ヒドロキシピ
リドン:鉄(III)錯体包含する。以下に述べるよう
に、鉄錯体を使用する環境によって・は遊離のヒドロキ
シピリドンとの混合物として用いるのが有利であるが、
このような871合物は該化合物と鉄イオンとを3〜1
以上のモル比で反応させることによって直接得てもよい
鉄錯体は種々の方法により家畜、例えば鳥類および特に
哺乳類、またはヒトの医薬用に調剤してもよい。本発明
には前記の鉄錯体および生理学的に許容され得る希釈剤
もしくはキャリアを含有する医薬用組成物が含まれる。
金属を含まない化合物の配合に関する前記の説明は鉄錯
体にも適用されるものであるが、この場合は、非経口投
与用組放物は特に動物の処置において重要である。豚の
新生児における鉄欠乏性貧血症の問題は、急激な体重増
加がおこる生後3週間ぐらいの間に主として生ずる。本
発明による鉄錯体は、筋肉内のような非経口投与あるい
は液状製剤として口内へ注入するような経口投与によっ
て子豚の直接処置に使用してもよい。しかしながら別の
方法は、例えば注射可能な徐放性製剤の経口または非経
口投与によって母豚を処理し、子豚に授乳されるミルク
の鉄含有量を高めるようにしてもよい(このような方法
はヒトの場合にも重要である)。母豚のミルク以外の食
糧を子豚に与箋る場合には、鉄ljh体の投与は子の食
糧に添加することによって行なってもよい。
金属を含まない化合物を用いる場合のように、ヒドロキ
シピリドン鉄錯体の投与量は組成物に用いられる個々の
コンパウンドを含む種々の7アクターに依存するが、ヒ
トの体内の鉄分量を満足すべきレベルに維持する基準は
毎日投与することによって達成されることがしばしばで
、コンパウンドの鉄含量は体重1kg当たり約0.1〜
100a+y、しばしば0.5〜10肩9、例えばlu
または2mgで、獣医の分野でもこれと類似の値である
。しかしながら、特定の環境下ではこれらのレベルより
も低いか高いレベルで毎日投与するのが適当な場合があ
る。一般に過剰量投与を行なわないで患者に必要量の鉄
を供給すべきであるが、本発明による薬剤組成物の性状
はこのような目的の達成に特に適したものである。
所望により、前述の1以上のヒドロキシピリドンを薬剤
組成物に存在させてもよく、また他の活性フンパウンド
、例えば葉酸のような貧血症治療促進能を有するコンパ
ウンドを組成物に含有させてもよい。所望により該組成
物に添加してもよい池の成分は亜鉛源である。酸欠乏性
貧血症の処置に使用する鉄化合物は体内への亜鉛の取り
込み機構を抑制し、これは妊娠中の雌を処置する際に胎
児への重大な副作用を引き起こす。しかしながら、本発
明による鉄錯体は、このような効果を示さないか、ある
いは貧血病の処置に現在使用されている化合物よりも低
いレベルでの効果しか示さないという利点を有する。従
って、該組成物へ添加する亜鉛付与化合物のレベルは高
くする必要がないか、あるいは鉄錯体の好ましい配合処
方では全体的に分与してもよい場合が多い。
前記の鉄錯体が薬剤の分野で用いられ、医薬として多大
の利点があるということは従来全く認識されていなかっ
た。従って本発明には、医薬、特に広義の鉄欠乏性貧血
症の処置に用いられるn;1記の1−ヒドロキシピリド
−2−オンの鉄錯体が含まれる。
本明細書に記載の鉄錯体はヒトおよび獣医の分野におけ
る鉄欠乏性貧血症の治療、特に種々の咄乳類、就中、豚
の治療に特に好適なものである。
これらの錯体は+1−オクタツールに分配され、生物膜
に浸透でき、この性質は59Feで標識された鉄錯体の
赤血球への浸透能試験によって実際に確認された。これ
に関する化合物の能力はそこに存在するN−またはN−
およびC−置換基の性状に依存する。種々の化合物のK
 値における、二1+arL の能力の反映については既に述べた。
鉄結合貧血症の治療用に一般に市販されている他の鉄錯
体上比較したときの、本発明鉄錯体が有する高い鉄取得
促進能をラットの小腸で測定することにより確認した。
一旦、血流内に存在すると錯体は鉄をトランスフェリン
に供与し、平衡位置は錯体とトランスフェリンの開に形
成される。この平衡が存在するので、対応する金属を含
まない遊離のヒドロキシピリドン化合物も鉄過剰症の治
療に使用してもよいが、これらの化合物のある種のもの
は鉄除去のために遊離状態で使用するのに特に有効であ
り、またある種のものは鉄供給のために鉄錯体として使
用するのに特に有効である。
これらの配合のあるものは特殊な情況下で錯体の活性を
増強するであろう。即ち、中性の3:1第2鉄錯体はp
H約4または5から10の広い範囲にわたって安定であ
るという格別の利点があるが、胃における一般的な、H
4よりも低いp l−1値lこおいては解離して遊離の
ヒドロキシピリドンと2=1および1:1錯体の混合物
を形成する。もしこれらの錯体と遊離のヒドロキシピリ
ドンが胃から一緒に除かれ小腸に達すると、その中のア
ルカリ条件下で1′:iIい比率の3:1錯体が11j
形成される。
しかしながら、酸性条件下でのこの解離が、例えば、胃
壁を通して遊離のヒドロキシピリドンが吸収されること
による体内での鉄の取得の著しい減少をもたらす場合に
はこの取得は鉄ljh体の調合における以下の方法の1
ないしそれ以」二を使用することにより改良してもよい
第一に円の酸性条件下に鉄錯体が曝されるのを避けるが
減少さぜる幾っかの方法のうち−・っを採用してもよい
。このようなアプローチは、例えば経時的に錯体の放出
を単に遅延するポリマーに基づく系か呟例えばバッファ
リングの使用によって酸性条f’l”下での解離を回避
する系を経て、例えば小腸内で支配的な条1’l下での
放出にハ寄らせた系、例えば胃内で支配的な1)H1〜
3では安定であるが、小腸内で支配的なpH7・〜9で
は安定でないような1)11の影響を受けやすい系に至
るまでの種々のタイプの制御された放出系を含んでぃて
もよい。食後の胃内のpHは高いので、どのような配合
処方を使用しようと、鉄錯体はこのような時に投与する
のが有利である。
放出が制御された組成物に対する特に便利なアプローチ
は、胃内においては解離しないが小腸内あるいは解離が
遅い場合には大腸内においても解離する物質によって鉄
錯体をカプセル化することをふくむものである。このカ
プセル化はりボゾームによって行なってもよく、リン脂
質は一般に酸性条件下では解離しない。従って、リポゾ
ーム的に捕獲された3:l鉄(1■)錯体は胃内の酸性
条f’1下においては2:1および1:1錯体およびM
 Itflflヒドロキシピリドンに解離せずに存在で
終る。小腸内へ入ると膵臓の酵素がリボゾームのリン脂
質依存構造を急激に破壊して3:1錯体を放出させる。
リボゾーム崩壊は胆汁酸塩の存在によってさらに促進さ
れる。しかしながら、通常はp I−1の影響を受けや
すい性状を有した固体状組成物を用いてカプセル化(マ
イクロカプセル化を含む)を行なうのがより便利である
酸性条件下で解離せずに非酸f18条件下で解離するの
に適合した固体状組成物の調製は当該分野において周知
であり、はとんどの場合、腸溶性コーティングを使用し
、タブレット、カプセル等、あるいはこれらに含有され
る個々の粒子もしくは顆粒を適当な物質で被覆する。こ
の調製法は例えば1マニユ7アクチユアリング・ケミス
ト・アンドアエロゾルΦニュース(ManufacLu
rinB Cl+e+n1sland Aerosol
 Neu+s)J、15ノア0年5月、に記載のジョー
ンズ(、J ones)の論文1−腸溶性被覆カプセル
の製造]および標準的な参考文献、例えば、リーバ−マ
ン(L iebermann)とラックマン(L ac
kmann )著、「薬剤投与形態(P I+arn+
aceuLicalDosageFora+s)J第3
巻(Marcel L)ecker社)に記載されてい
る。特別なカプセル化法はセルロースアセテート7タレ
ー1・/ジエチル7タレート層で被覆されたゼラチンカ
プセルの使用を含む。
このコーティングは胃内の猷性条件下での水の作用から
ゼラチンカプセルを保護する(このコーティングは胃内
ではプロトン化され、従って安定である)。しかしなが
ら、このコーティングは腸内での中性/アルカリ性条f
’l下ではイ;安定である(、二のコーティングは腸内
ではプロトン化されず、従っ−て水と作用してゲル化す
る)。腸内で放出されると、水溶性の3:1鉄(1)錯
体の腸壁浸透速度は腸内の位置に関係なく、即ち、空腸
、回腸または大腸においても比較的一定である。使用し
てもよい池処方例はポリマー性ヒドロゲへル7才−ミュ
レーションの使用を含むものであ名。この7オーミユレ
ーシヨンは実際的には鉄錯体をカプセル化しないが、酸
性条件下でも解離に対し抵抗性がある。
胃における一般的な酸性条件での作用に対応する第2の
方法は、医薬組成物中に鉄錯体をその誘導源である金属
を含まないヒドロキシピリドンと共に配合することであ
る。中性の3:1第2鉄錯体の解離は該錯体、2:1お
よび1:1錯体と金属を含まない化合物間の種々の平衡
体を含み、その結果、後者の存在はこの解離を抑制する
であろう。
この点では遊離化合物のいかなる比率も有効であるが、
この比率をあるレベルより以上に増加してもそれ以上の
利点はほとんど生しない。本発明組成物中に存在する遊
離化合物のモル比の好ましい範囲は遊離ヒドロキシピリ
ドン()〜100モルに対し、鉄錯体、特に中性3:1
鉄(旧錯体1モルである。2()、30または50モル
以下: 1モルの比率が都合よく使用でき、より低いレ
ベル、Jull +−,,0,5,1または2モル: 
1モルの比率でも使用できる。鉄錯体の解離に対し著い
1効果を得るためには少なくとも5または10モル:1
モルの比率が通常使用されるが、1:1程度のモル比で
さえかなりの程度の鉄イオン錯体の酸安定性が達成され
る。例えば、金属を含まないヒドロキシピリド゛ン:鉄
錯体の10モル:1モル〜20モル:1モルの範囲はし
ばしば著しい効果を生ずる」二で好ましいが、例えば3
または1モル:1モル−1<)モル;1モルでも多量の
ヒドロキシピリドンの投与を必要とせず、相当な効果を
もたらす。
この様な混合物の使用は錯体から鉄をほぼ定量的に取得
することを可能にし、本発明の重要な態様である。しか
ながら、種々のタイプの錯体と金属を有しない化合物と
の開の平衡は体内での後者の取得量および胃からの取得
の程度によって影響されるであろう。即ち、この平衡は
個々の金属を含まない化合物に依存するであろう。 酸
性条件下での鉄錯体の解離を防止する以外の別の利点が
遊離ヒドロキシピリドンとの混合により生°する。即ち
、上述したごとく、ある種の病理学的症状においては、
患者が全身的な貧血症を示している場合でさえ、過剰の
鉄がある種の部所に蓄積していることがある。この様な
症状を有する患者では、この様な混合物の使用は′M離
のヒドロキシピリドンが鉄イオンを病理学的部所から生
理学的部所に移動させるよう作用して、鉄イオン錯体が
全身的貧血症を治伶するという利点を有する。さらに、
ここに記載のある種のヒドロキシピリドンの鉄錯体を、
遊離型の他のヒドロキシピリドン類または主として鉄錯
体の解離を阻止するための相当する遊離ヒドロキシピリ
ドンと主として鉄の移動を達成するための他のヒドロキ
シピリドンとの混合物とを調合することに利点がある。
即ち、鉄ドナー中に存在するヒドロキシピリドンは急速
に代謝されて、それが一旦、系中の適当な部所に鉄を放
出した後、系から除去され、一方、鉄除去剤として使用
されるヒドロキシピリドンは急速に代謝されず、系中に
残り、長期間にわたって鉄を取得するのが好ましい。こ
の理由がら、異なったヒドロキシピリドン類め遊離型お
よび鉄錯体としての使用はある種の利点がある。さらに
異なったヒドロキシピリドン類は、他の理由から鉄除去
剤としてのfL離型または鉄ドナーとしてのす1(体型
いずれかでより有効に機能させてもよい。所望ならば、
J^1Fヒドロキシピリドンは、ヒドロキシプロトンの
喪失によって生ずるアニオンの塩および生理学的に許容
し得る前述のカチオンを含む塩のいずれかで使用しても
よい。 同しタイプの異なった遊離ヒドロキシピリドン
との組み合わせに代えて、鉄錯体を他の鉄キレート化剤
、例えば、英国特許出願第83’08056号明細書(
GB211876Aの番号で公開)および同ptS81
+17NII号明細が1(に82136807Aとして
公開予定)に記載されているごとき、別の形のヒドロキ
シピリドンとの組み合わせで使用してもよい。
遊離の1−ヒドロキシピリド−2−オンが鉄除去剤とし
ての作用を目的に同一または異なった1−ヒドロキシピ
リド−2−オンの鉄錯体と混合して存在する時、金属を
含まない化合物の量は遊離ヒドロキシピリドンが鉄錯体
中に存在する量に必然的に相当し、かつ、主として解離
を防止するために存在する場合とは異なっていてもよい
。即ち、鉄錯体のI Elの投与量は」二連した通りで
あってよく、また遊離ヒドロキシピリドンの1日の投j
5量は鉄過剰症における本発明化合物の使用に関連して
記載された通りであってよい。即ち、この点で使用され
てる鉄錯体と遊離ヒドロキシピリドンの比率は広範囲に
わたってよいが、遊離化合物の好ましい量は錯体の解離
の防止に関与する池の場合に比べ、より高い傾向がある
と理解される。
本発明はまた、前記の1−ヒドロキシピリド−2−オン
を患者に所定量投与して患者の血液流内の鉄分濃度を高
めることを特徴とする患者の処置方法も含まれる。
」二連の鉄錯体は薬剤的用途の外に池の種々の分野、例
えば細胞や細菌の増殖、植物の生育等における鉄源とし
て、また呈色剤として非常に重要であり、さらに膜を通
る鉄分輸送制御においても有用である。
本発明を以下の実施例によって説明する。
実 施 例 □吐 1才」− 2−クロロ−4−二トロピリジン−1−オキシド(1(
Ig)をアイスバス中で冷却し、濃11゜5Q4(15
ylV)で処理した後、濃H2SO1(15s/)と発
煙HNO,(27社、比重1.5)との混合物を70分
間で滴下した゛この酸性溶液をスチームバス中で2.5
時間加熱し、室温に達した後、氷水(600社)中に注
ぎ込み、氷が溶けるまで攪拌を続行した。得られた固体
を濾別し、熱クロロホルムに溶解させ、乾燥後、溶媒を
真空下で蒸発させて黄色固体を得た。元の固体を除去し
た後で得られた水性濾液をN、a 2CO3飽和水溶液
を用いて中和し、クロロホルムを用いて連続的に抽出し
、抽出物を乾燥後、真空蒸発処理にイτ1して黄色囲体
得た。両方の黄色固体を一緒にして、エタノールから再
結晶させて2−クロロ−4−ニトロ−ピリジン−1−オ
キシドを黄色結晶(7,4g、56%)として1:また
(2)2.4−ジメトキシピリジン−1=オキシド 金属ナトリウム(+)、66g)をメタノール(33s
/)に溶解させてナトリウムメトキシドを調製した。こ
の溶液を、メタノール(20s/)に2−クロロ−4−
二トローピリジン−1−オキシF(2゜3y)を加えた
溶液と混合し、混合物を6時間還流し、濾過後、溶媒を
真空蒸発させた。得られた固体をクロロホルムで抽出し
、このクロロホルム溶液を濃縮させた後、晶出させて2
,4−ジメトキシピリジン−1−オキシドを54%の収
率で得た。
(3)1.4−ジヒドロキシピリド−2−オン2.4−
ジメトキシピリド−】−オキシドを20%III/νH
C1と共に13時間還流させた。この溶液を冷却するこ
とによって、2,4−ジヒドロキシピリジン−1−オキ
シドをオレンジ色がかった白色固体として得た(0.4
2g、30%)。生成物の物性値は次の通りである: δ(、/6DMSO+痕跡量1.’)20 )+ 6.
1) 8 (s。
11−1)、 6.12(q、I H)、 7.88(
,1,1ll)。
実施例2 1−ヒドロキシ−4−メトキシピリド−2−オンの調設 (1)不二p−別二4二、LL12γザL27−二、■
−−オキシド ナトリウム((j、46g)を無水メタノール(50社
)に溶解させ、得られたナトリウムメトキシド溶液を、
2−クロロ−4−二トロピリジン−1−オキシド(3,
5g;実施例1に記載されたようにして調製したもの)
をメタノール(l li xl)に加えた溶液に添加し
た。反応混合物を室温で50時間放置後、回転蒸発処理
に付して2−クロロ−4−メトキシピリジン−1−オキ
シドを得た。
(2)1−ヒドロキシ−4−メトキシピリドニエ二第2
− 2−クロロ−4−メトキシピリジン−1−オキシド(3
,3g)をNaOH10%w/v水溶液(3311)に
溶解させ、これをスチームバス」二で3゜5時間加熱し
、冷却後、濃HC&を用いてpi−12。
5まで酸性化して白色結晶を得た。この結晶を水から再
結晶させて1−ヒドロキシ−4−メトキシピリド−2−
オンを得e(0,75FI、20%)。
生成物の物性値は次の通りである: 戦++、J74〜175℃ δ(D20)、5.9(3111()+6.(1(1(
q、j 1−IL7.5(d、IH)。
実施例3 (1)2−クロロ−4−(2’ −メトキシェトキン)
−ピリジン−1−オキシし 金属ナトリウム(0,23g)を再蒸留したメトキシエ
タノール(30+1)に溶Mさせた溶液を、実施例1に
記載のようにして調製した2−クロロ−4−ニトロ−ピ
リジン−1−オキシド(1,75g)に添加し、20℃
で28時間攪拌した。メトキシエタノールを減圧蒸留で
除去し、オイル状の褐色固体を得た。この固体をジエチ
ルエーテル(25ze)を用いて洗浄後、水(25社)
に溶解させた。水性溶液をクロロホルムで抽出しく3X
25y1)、抽出物を真空蒸発処理に(;t して2−
クロロ−4−(2′−メトキシエトキシ)−ピリジン−
1−オキシドを黄色固体として得た。
2−クロロ−4−(2’ −メトキシエトキシ)−ピリ
ジン−1−オキシドをNa0I−110%w/v水溶液
を用いて処理し、混合物をスチームバス」ユで3時間加
熱した。得られた溶液を濃11C1を用いてr+82ま
で酸性化し、次いで、真空蒸発によりて濃縮し、晶出さ
せた。得られた白色固体をエタノールから再結晶させて
1−ヒドロキシ−4−(2′−メトキシエトキシ)−ピ
リド−2−オンを得た(0.513g、29%)。生成
物の物性値は次の通りである: m、p、134°C9δ(CD、C13)3 、42 
(s、3 It )。
3.7(t、IH)、4.08(t、IH)、6,11
5(、/。
I H)、 G、OS(q、11()、 7,620.
11−1)。
実施例4 分配係数K (これは、11−オクタツールおarL よびトリスクロライド水溶液(2U+nM+ pl−1
7、4)の開の分配における(It−オクタノール中の
化合物の濃度)/(水相中の化合物の濃度)比である)
を、前記実施例1〜3の化合物および比較のための1−
ヒドロキシピリド−2−オン並びにそれらの鉄錯体(1
0−’Mにおいて)に対し、20°Cでスペクトルフォ
トメトリーにより測定した。酸で洗浄した〃ラス容器を
操作中ずっと使用し、10−4M水溶液5R1と+1−
オクタノール5M1を1分間混合し、次いで水性寵1−
オク゛タノール混合物を10+111gで30秒間遠心
分離磯にかけた。1;lられた2つの相をそれぞれスペ
クトルフォトメトリー1こよって濃度測定するために分
離した。遊離のヒドロキシピリドン類に対しては22(
)〜340 nmで濃度を測定し、鉄錯体に対しては3
40〜64()+1111を用いた、得られた典型的な
値を表−1に示す。
実施例5 インビトロでの鉄結合能力の試験 本実施例において使用する1−ヒドロキシピリド−2−
オン類は実施例1〜3に記載のようにして調製した。1
−ヒドロキシピリド−2−オンは比較のために使用した
(1)7エリチンからの鉄の移動 馬の肺臓7エリチン(Sigma)をさらに精製するこ
となく用いた。その鉄含量を42 (1nmでスペクト
ロフォトメトリーで測定した。ホスフェート・バッフ7
−・サリーン(ダルベコ−OX Ol i)、。
] 0−6M、 ’pH7、4)中の7エリチン溶液を
ビスキング(Viski++g)透析チュー7中に入れ
、表−2に示すごとき種々のピリドン類の3 X 1 
(1−” Mバッフ7−溶液に対して透析した。透析溶
液中の得られた鉄(III)錯体の吸収スペクトルを6
時間後および24時Ill後に記録した。比較のため、
この方法をブランク・コントロールを用いて繰り返した
得られた結果を表−2に示す。表には供試化合物によっ
て除去された7工リチン結合鉄のパーセントを示す。比
較のため、I X 1 (、)−’Mデスフェリオキサ
ミン(Cricbto++ et、 al、 t J 
、I n−organic Biocl+em、+ B
iol+l+ys、 AcLa、1981 + G 6
8 + 42 Q )ヲ用”な!’fill、J、ノ試
験ノ文献に報告された結果を表に示す。ピリドン比合物
はテパス7エリオキサミンおよびLIC八Mへと対比し
て7エリチンから鉄を有効に除去することができること
が分かる(後者はアスコルビン酸の存在下l二鉄イオン
を除去するであろうが、この様な混合物は治療用に収り
扱)には非常に困難である)。
表−2に示されたこれらの結果は、セファデンクスに 
1 (、’l J二でクロマトグラフィーにかけること
により、それぞれの場合の反応生成物からアポフェリチ
ン(7エリチンとの混合物)とヒドロキシピリドン鉄(
1■)錯体な分離することによって確認した。
(2)トランスフェリンからの鉄の移動ヒトのトランス
フェリン(S iHma、)をベイツとシュラベック(
J、Biol、 CI+em、 (1973) 24 
F(。
3228)の方法によってFe(Il[)を充填した。
5′lI”e(Ill))ランス7エリン(11)−”
M)を表−3に示す種々のピリドン類の1つのトリスl
IC1(0゜1 M+ pH7,4)の4X10−3M
溶液で6時間および24時間の間インキュベートした。
次いで、この溶液をホスフェート・バッファー・サリー
ンに対し24時間透析した。透析チューブに残存する5
 9 Feを記録した。比較のため、この方法をデスフ
ェリオキサミンおよびE D T Aを用いて繰り返し
た。
1gられた結果を01試化合物によって除去されたトラ
ンスフェリン結合鉄のパーセントで表−3r11に示す
が、これらは鉄除去における化合物の有効性を示す。
表−3に示された結果は、それぞれの場合の反応精製物
からヒドロキシピリドン鉄錯体とアポトランスフェリン
(トランスフェリンとの4 合物) をセフ7デツクス
GIOを用いたクロマトグラフィーによって分離するこ
とによって確認した。
実施例6 鉄結合能力のインビボ試歇 本実施例に使用される3−ヒドロキシピリド−2−オン
は実施例1に記載のごとくして調製した。
鉄デキストラン(2即)を隔週ごとに4週問非経口的に
マウスに注射した。最後の注射後2週間、59Feラク
トフエリン(ヒトのラクトフェリン、注射2 u Ci
当たり1N)を試験静脈(1,ail vein)を介
してそのマウスに注射した。次いで、マウスをそれぞれ
カゴに入れた。+ollf&、1,4−ヒ1tロキシピ
リドー2−オンをマウスのグループに腹腔内に、また胃
内に1匹当たり10i1?投与した(各々の場合、3匹
のマウスには1四投jj、 L、5匹のマウスには24
時間間隔で2回投与した)。鉄の***を12時間韮たは
24時間ごとに化合物の投与前3日および投与後2日に
わたって記録した。
比較のため、この方法をブランク・コントロールとマウ
ス1匹当たり10Bのテ゛スフエリオキサミンを投与し
たものについて繰り返した(腹腔内。
投与の場合にはデスフェリオキサミンを1回投与し、胃
内投与の場合には24時間間隔で2回投与した)。
得られた結果を表−4に示す。結果はコントロールを1
00%***として得られたものである。
この結果は経口投与に関し、ピリドン類の格別の結果を
デスフェリオキサミンとの比較で説明している。大きい
標準偏差(SD)値は、一様に内定的なプラスの結果が
高いSDs値(これは」二記結果が0とはさほど異なら
ないことを示唆すると解される)をもたら1ごとき誤認
は述べられねばならない。しかしながら、ここではその
様なケースではなく、大きいSD値はプラスの応答が広
範囲にわたる結果である。
寒繊涯1 鉄錯体の調製 1−ヒドロキシ−4−メトキシピリド−2−オンの鉄錯
体を(a)または(1〕)の手順によって調製した。
(a)塩化第2鉄の水溶液を、1−ヒドロキシ−4−メ
トキシピリド−2−オンを3モル当量含んだ水溶液と室
温で5分間反応させたくヒドロキシピリドンの濃度は0
.1Mであるが、二の値は、反応溶媒中の化合物の溶解
度の上限に応して、例えば0.(11〜(1,5Mの範
囲で変化させてもよい)。得られた溶液は、水酸化ナト
リウムの2モル水溶液を用いてpHを7.0に調整した
後、凍ah を燥した。tlられた粉末をクロロホルム
で抽出した後、濾過に(=t L、濾液を回転エバポレ
ーターで処理して1−ヒドロキシピリド−2−オンアニ
オンと第2鉄カチオンを3:1の割合で含んだ中性錯体
を実質的に定量的収率で得た。この3:1錯体をエタノ
ールから再結晶してオレンジ色の結晶1111.1+、
103〜b (1))塩化第2鉄のエタノール溶液を、1−ヒドロキ
シ−4−メトキシビリ+f−2−オンを3モル当量含ん
だクロロホルム溶液と室温で5分間反応させた。得られ
た溶液は固体状の炭酸ナトリウムを加えて中和し、沈澱
した塩化ナトリウムを濾別した後、濾液を蒸発させて実
質上定量的収率で3:1錯体(呪p、1(13〜106
℃)を得た。
全く同様にして、1,4−ジヒドロキシピリド−2−オ
ンもしくは1−ヒドロキシ−4−(2’−メトキシエト
キシ)−ピリド−2−オンのz(:1鉄(II+)錯体
を調製することができる。
いずれのピリドンも5〜50モル当量過剰用いるときは
、(a)と(1))のどちらの方法によっても遊離状態
の過剰ピリドンと3:1錯体との混合物が実質上定量的
に得られる。
蓑叛叶災 汰位止pアポトランス7エユー>−4供−り熊−アポト
ランスフェリン(’1(1’M)および実施例7のよう
にして調製した1−ヒドロキシ−4−メトキシピリド−
4−オン(10−”M)の鉄錯体をトリスヒドロクロリ
)′(50mM:pH7,4に緩衝化したもの)中、3
7℃で10分間−緒にインキュベートした後、媒体から
アリコート1社を取り出してPDIOカラムにかけた。
フラクション0.5unを計数用シンチレーション管へ
直接捕集した。アポトランスフェリンとりガントの両方
に関係した59Feを時間の関数として調べたところ、
鉄の90%以」二が鉄錯体から除去された5二とが判明
した。
敦痰鮭ツ インバートされたラットの空腸サックの漿膜スペースへ
の鉄の吸収を種々の鉄化合物について比較した。ラット
[Mtのスプラグ・ドウレイ (S1+rague D
au+1ey)+ 60ylを層殺し、空腸を摘出して
めくり返した後、3つのセグメント(長さ4CN)に切
断した。セグメントの両端を結び、クレブス・リンガ−
緩衝液中において、37°Cで1時間インキュベートし
た。サックの内容物につぃて、59Feを計数上分光光
度法によって測定した。
実施例7に記載された3@の鉄錯体について得られた結
果を、比較のための市販の鉄分欠乏′l!1貧血症治療
薬に含有されている池の鉄化合物71+Tについて得ら
れた結果と共に表−5に示す。各化合物についての鉄吸
収能は塩化第2鉄の場合を1としたときの相対値で示す
。表−5から明らかなように実施例7の錯体はいずれも
鉄分欠乏性貧血症の治療に現在使用されている71i1
iの化合物のいずれかに比べても非常に高い鉄吸収レベ
ルを承引。
第1頁の続き 0発 明 者 ジャック・シルノく− イ看 0発 明 者 マイケル・アーサー・ Iストックハム
 ラ ノ1 ギリス国イングランド、ロンドン エヌ・ダブリュー・
、ヘイバーストツク・ヒル、スタンベリー・コート 5
0ギリス国イングランド、エセックス、サフロン・ウオ
ル′ン、クレイバリング、スティックリング・グリーン
、ノ\・トロイ(番地の表示なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、環状炭素原子に結合した水素原子の−またはそれ以
    上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、カル
    ボキシ、シア7、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒドロキ
    シおよびスルホ基、アルコキシ基およびアルコキシ、脂
    肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロゲン
    またはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、脂肪族
    炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、ハロゲ
    ンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水素基か
    ら選ばれた置換基によって置換された医薬用1−ヒドロ
    キシピリド−2−オン類(但し、化合物中の水素原子の
    置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび1個のハロゲ
    ンで置換された脂肪族炭化水素基のみで行なわれた化合
    物を除く)またはその生理学的に許容し得るイオンを含
    む塩。 2、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ以
    上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、カル
    ボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒドロキ
    シお上びスルホ基、アルコキシ基およびアルコキシ、脂
    肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロゲン
    またはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、脂肪族
    炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、ハロゲ
    ンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水素基か
    ら選ばれた置換基によって置換された体内の有毒濃度金
    属の処理に用いる医薬用1−ヒドロキシピリド−2−オ
    ン類(但し、化合物中の水素原子の置換が脂肪族炭化水
    素基、ハロゲンおよび1個のハロゲンで置換された脂肪
    族炭化水素基のみで行なわれた化合物を除く)またはそ
    の生理学的にFr容し得るイオンを含む塩。 3、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ以
    上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、カル
    ボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒドロキ
    シお上びスルホ基、アルコキシ基お上びアルコキシ、脂
    肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロゲン
    またはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、脂肪族
    炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、ハロゲ
    ンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水素基か
    ら選ばれた置換基によって置換された1−ヒドロキシピ
    リド−2−オン類(但し、化合物中の水素原子の置換が
    脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび1個のハロゲンで置
    換された脂肪族炭化水素基ならびに4位に位置し、かつ
    アセトアミド、アミノ、カルバミル、カルボキシ、シア
    ノ、エトキシカルボニルまたはアルコキシ基である単一
    の置換基を有する置換1−ヒドロキシピリド−2−オン
    類のその特定基のみで行なわれた化合物を除く)または
    その生理学的に許容し得るイオンを含む塩。 4、環状炭素原子置換基の少なくとも1つがヒドロキシ
    、アルコキシ、置換アルコキシ、ヒト゛ロキシーまたは
    アルコキシ−置換脂肪族炭化水素基である第1項、第2
    項または第3項記載の化合物。 5、環状炭素原子置換基がヒドロキシ基または炭素数1
    〜5のアルコキシ基であるtpJ4項記載の化合物。 6、環状炭素原子置換基の少なくとも1つがヒドロキシ
    基によって置換された炭素数2〜4のアルコキシ基、ま
    たは炭素数1〜4のアルコキシ基によって置換された炭
    素数2〜4のアルコキシ基であって、そのアルコキシア
    ルコキシ基中の合計炭素数が3〜6である第4項記載の
    化合物。 7.1−ヒドロキシピリド−2−オンの環状炭素原子が
    上記置換基の1つによって、お上び炭素数1・−6の脂
    肪族炭化水素基の1ないしそれ以上によってのみ置換さ
    れている第4項〜第6項いずれかに記載の化合物。 8.1−ヒドロキシピリド−2−オンの環状炭素原子が
    上記置換基の1つによってのみ置換されている第4項〜
    第6項いずれかに記載の化合物。 9、上記置換基の1つが1−ヒドロキシピリド−2−オ
    ンの4位のみに位置している@7項または第8項記載の
    化合物。 10.1−ヒドロキシ−4−メトキシ−ピリド−2−オ
    ンまたは4−エトキシ−1−ヒドロキシピリド−2−オ
    ンである第1項または第2項記載の化合物。 11、J、4−ジヒドロキシピリド−2−オン、1−ヒ
    ドロキシ−4−(2’ −ヒドロキシエトキシ)−ピリ
    ド−2−オン、1−ヒドロキシ−4−(3′ヒドロキシ
    プロポキシ)−ピリド−2−オンまたは1−ヒドロキシ
    −4−(2’ −メトキシエトキシ)−ピ1月t2−オ
    ンである第1項・−153項いずれかに記載の化合物。 12、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ
    以−[−が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン
    、カルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒ
    ドロキシ基ド シ基およびアルコキシ、脂肪族アミlt、脂肪族アミン
    、脂肪族エステル、ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換
    されたアルコキシ基、脂肪族炭化水素基およびアルコキ
    シ、脂肪族エステル、ハロゲンまたはヒドロキシ基で置
    換された脂肪族炭化水素基から選ばれた置換基によって
    置換された1−ヒドロキシピリド−2−オン類(但し化
    合物中の水素原子の置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲン
    および1個のハロゲンで置換された脂肪族炭化水素基の
    みで行なわれた化合物を除く)またはその生理学的に許
    容し得るイオンを含む不溶性塩。 13、第3項記載の化合物と生理学的に許容し得る希釈
    剤またはキャリアを含有する医薬組成物。 14、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ
    以」二が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、
    カルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒド
    ロキシおよびスルホ基、アルコキシ↓(およびアルコキ
    シ、脂肪族アミド、脂肪h5、アミン、脂肪族エステル
    、ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ
    基、脂肪族炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステ
    ル、ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭
    化水素基から選ばれた置換基によって置換された1−ヒ
    ドロキシピリド−2−オン類(但し、化合物中の水素原
    子の置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび1個のハ
    ロゲンで置換された脂肪族炭化水素基のみで行なわれた
    化合物を除く)またはその生理学的に許容し得るイオン
    を含む塩を殺菌したパイロジエンを含まない水、有機溶
    剤またはそれらの混合物である生理学的に許容し得る希
    釈剤またはキャリアと共に含有する医薬組成物。 15、環状炭素原子に結合した水素原子の1.4.たは
    それ以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン
    、カルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒ
    ドロキシお上びスルホ基、アルコキシ基およびアルコキ
    シ、脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハ
    ロゲンまたはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、
    脂肪族炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、
    ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水
    素基から選ばれた置換基によって置換された1−ヒドロ
    キシピリド−2−オン類(但し、化合物中の水素原子の
    置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび1個のハロゲ
    ンで置換された脂肪族炭化水素基のみで行なわれた化合
    物を除く)ま′たはその生理学的に許容し得るイオンを
    含む塩を生理学的に許容し得る殺菌したパイロジエンを
    含まない希釈剤と共に含有する医薬組成物。 16、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ
    以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、カ
    ルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒドロ
    キシおよびスルホ基、アルコキシ基お上びアルコキシ、
    脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロゲ
    ンまたはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、脂肪
    族炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、ハロ
    ヶ゛ンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水素
    基から選ばれた置換基によって置換された1−ヒドロキ
    シピリド−2−オン類(但し化合物中の水素原子の置換
    が脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび1個のハロゲンで
    置換された脂肪族炭化水素基のみで行なわれた化合物を
    除く)またはその生理学的に許容し得るイオンを含む塩
    を生理学的に許容し1Uる固体キャリアとノ(に含有す
    る医薬組成物。 17、経口投与に適した形態の第16項記載の医薬組成
    物。 18、単位投薬量形態である第13項〜第17項いずれ
    かに記載の医薬組成物。 19、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ
    以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、カ
    ルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒドロ
    キシおよびスルホ基、アルコキシ基およびアルコキシ、
    脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロゲ
    ンまたはヒドロキシ基で置換されたアルコキシJ、(、
    脂肪族炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、
    ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水
    素基から選ばれた置換基によって置換された医薬用1−
    ヒドロキシピリド−2−オン類(但し、化合物中の水素
    原子の置換が脂肪族炭化水素基、ハロゲンおよび1個の
    ハロゲンで置換された脂肪族炭化水素ノルのみで行なわ
    れた化合物を除く)の鉄錯体。 20、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ
    以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、カ
    ルボキシ、シアノ、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒドロ
    キシお上びスルホ基、アルコキシ基お上びアルコキシ、
    脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロゲ
    ンまたはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、脂肪
    族炭化水素基お上びアルコキシ、脂肪族エステル、ハロ
    ゲンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水素基
    から選ばれた置換基によって置換された1−ヒドロキシ
    ピリド−2−オン類(但し、化合物中の水素原子の置換
    が脂肪族炭化水素基、ハロゲンナ3よび1個のハロゲン
    で置換された脂肪族炭化水素−みのみで行なわれた化合
    物を除く)の鉄錯体。 21、環状炭素原子置換基の少なくとも1つかヒドロキ
    シ、アルコキシ、置換アルコキシまたはヒドロキシ−ま
    たはアルコキシ−置換脂肪族炭化水素基である第19項
    または第20項記載の化合物。 22、環状炭素原子置換1(の少なくとも1つがヒドロ
    キシ基または炭素数1〜5のアルコキシ基である第21
    項記載の化合物。 23、環状炭素原子置換基の少なくとも1つがヒドロキ
    シ基で置換された炭素数2〜4のアルコキシ基または炭
    素数1〜4のアルコキシ基によって置換された炭素数2
    〜4のアルコキシ基であって、そのアルコキシアルコキ
    シ基の合計炭素数が3・−〇である第21項記載の化合
    物。 24.1−ヒドロキシピリド−2−オンの環状炭素原子
    が上記置換基の1つによって、および1ないしそれ以上
    の炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基によってのみ置換さ
    れている第21項〜tIS23項いずれかに記載の化合
    物。 25.1−ヒドロキシピリド−2−オンの環状炭素原子
    が1−配置換基の1つによってのみ置換されている第2
    1項〜第23項いずれかに記載の化合物。 26、上記置換基の一つが1−ヒドロキシピリド−2−
    オンの4位に位置している第24項または第25項記載
    の化合物。 27.1−ヒドロキシ−4−メトキシピリド−2−オン
    、4−エトキシ−1−ヒ11′ロキシビリトー2−オン
    、1,4−ジヒドロキシピリド−2−オン、1−ヒドロ
    キシ−4−(2’ −ヒドロキシエトキシ)−ピリド−
    2−オン、1−ヒドロキシ−4−(3’ −ヒドロキシ
    プロポキシ)−ピリ、ドー2−オンまたは1−ヒドロキ
    シ−4−(2’ −メトキシエトキシ)−ピリド−2−
    オンの鉄錯体である第19項または第20項記載の化合
    物。 28、鉄錯体がモル比3:1の1−ヒドロキシピリド−
    2−オン:鉄(III)を含む中性錯体である第19項
    〜第27項いずれかに記載の化合物。 29、環状炭素原子に結合した水素原子の1またはそれ
    以上が脂肪族アシル、脂肪族アミド、脂肪族アミン、カ
    ルボキシ、シア7、脂肪族エステル、ハロゲン、ヒドロ
    キシお上びスルホ基、アルコキシ基お上びアルコキシ、
    脂肪族アミド、脂肪族アミン、脂肪族エステル、ハロゲ
    ンまたはヒドロキシ基で置換されたアルコキシ基、脂肪
    族炭化水素基およびアルコキシ、脂肪族エステル、ハロ
    ゲンまたはヒドロキシ基で置換された脂肪族炭化水素基
    から・選ばれた置換基によって置換さj′シた1−ヒド
    ロキシピリド−2−オン類(但し、化合物中の水素原子
    の置換が脂肪族炭化水素基、)10デンおよび1個のハ
    ロゲンで置換された脂肪族炭化水素基のみで行なわれた
    化合物を除く)の鉄錯体を生理学的に許容し得る希釈剤
    またはキャリアと共に含有する医薬組成物。 :30.殺IWシた、パイロジエンを有さない希釈剤を
    含む第29項記載の医薬組成物。 31、固体キャリアを含む第29項記載の医薬組成物。 32、鉄錯体の放出が胃よりもむしろB(yで行なわれ
    るようにしたtjS30項または第31項記戦の医薬組
    成物。 33、単位投薬量形態である129項〜1532項いず
    れかに記載の医薬組成物。 34、鉄イオン錯体がモル比3:1の1−ヒドロキシピ
    リド−2−,lン:鉄(III)中性錯体である第29
    項〜第33項いずれかに記載の医薬組成物。 35、環状炭素原子置換基の少なくとも1−)がヒドロ
    キシ、アルコキシ、置換アルコキシ、ヒドロキシ−また
    はアルコキシ−置換脂肪族炭化水素基である第13項〜
    第18項および第29項〜第34項いずれかに記載の医
    薬組成物。 36、環状炭素原子置換基の少なくとも1つがヒドロキ
    シ基、炭素数1〜5のアルコキシ基、ヒドロキシ基によ
    って置換された炭素数2〜4のアルコキシ基または炭素
    数1〜4のアルコキシ基によって置換された炭素数2〜
    4のアルコキシ基であって、そのアルコキシアルコキシ
    基の合計炭素数が3〜6である1132項記載の医薬組
    成物。 37、環状炭素原子が上記置換基の1つによって、およ
    び1ないしそれ以」二の炭素数1〜6の脂肪族炭化水素
    基によって置換されているj935項または第36項記
    載の医薬組成物。 38、環状炭素原子が上記置換基の一つのみで置換され
    ている第35項または第36項記載の医薬組成物。 39、」二記置換基の1つが1−ヒドロキシピリド−2
    −オンの4位に位置している第37項または第38項記
    載の医薬組成物。 40.1−ヒドロキシピリド−2−オンが1−ヒドロキ
    シ−4−メトキシピリド−2−オン、4−エトキシ−1
    −ヒドロキシピリド−2−オン、1゜4−ジヒドロキシ
    ピリド−2−オン、1−ヒドロキシ−4−(2’−ヒド
    ロキシエトキシ)−ピリド−2−オン、1−ヒドロキシ
    −4−(3’−ヒドロキシプロポキシ)−2−オンまた
    は1−ヒドロキシ−4−(2’ −メトキシエトキシ)
    −ピリド−2−オンである第14項・〜第16項および
    第23;項・〜第3・1項いずれかに記載の医薬絹歳物
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