JPS60920B2 - 模様入テラゾ板の製造方法 - Google Patents

模様入テラゾ板の製造方法

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JPS60920B2
JPS60920B2 JP15188281A JP15188281A JPS60920B2 JP S60920 B2 JPS60920 B2 JP S60920B2 JP 15188281 A JP15188281 A JP 15188281A JP 15188281 A JP15188281 A JP 15188281A JP S60920 B2 JPS60920 B2 JP S60920B2
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JP
Japan
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cement mortar
patterned
flat plate
terrazzo
board
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Expired
Application number
JP15188281A
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English (en)
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JPS5853410A (ja
Inventor
良美 松居
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Osaka Cement Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Cement Co Ltd filed Critical Osaka Cement Co Ltd
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  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、異なった着色材や粒状物等を配合したセメン
トモルタル同志の対比による人工的な模様を表面に有し
てなる模様入りテラゾ板の製造方法に関するものである
従来のテラゾ板は、所要の着色材および粒状物を配合し
たセメントモルタルを板状にかため、その表面を磨き上
げたものであり、着色材の種類あるいは粒状物の種類や
大きさ等を適宜選択することによってきわめて美しい表
面模様をつくり出すことができるものである。
しかしながら、このようなテラゾ板の表面模様は、粒状
物自身の形状や色合い等にのみ依存しているものであり
、ある意味ではきわめて画一的で、変化に乏しいという
ことができる。そのため、近時、異なった着色材や粒状
物等を配合したセメントモルタル同志の対比によって種
々の変化に富んだ人工的な模様を表面に現出させること
ができるようにした模様入テラゾ坂を作る試みがなされ
ている。
しかして、このような模様入テラゾ板を製造する方法と
しては、例えば、所要の着色材や粒状物を配合した第1
のセメントモルタルを予め所望の形状にかためておき、
この第1のセメントモルタル塊を違った着色材や粒状物
を配合した第2のセメントモルタルの表面部に埋め込む
ようにしたり、模様状に区切った隔壁バンド内に第1の
セメントモルタルを仕込み、この第1のセメントモルタ
ルが硬化した後に新たな区切り部分に第2のセメントモ
ルタルを仕込むというような方法が考えられる。あるい
は、また、模様入のタイルを製造する方法として、曲折
させた隔壁バンドによって、型枠内を複数の領域に区画
し、その各区画内に色彩の異なる顔料「白セメント等か
らなるセメントモルタルの泥状物を充填するとともに、
これら各泥状物を真空脱水処理により半硬化体となし、
その状態で、前記隔壁バンドを前記型枠から除去し「し
かる後に、前記型枠内の半硬化体にプレス加工を施して
脱型を行うようにしたものが知られており、この方法を
テラゾ板の製造に応用することも考えられる。ところが
、前者の方法は、固形物を埋め込むためにプレス加工を
するとそれが割れたり、第2のセメントモルタルとの境
界部分にずれが生じてすき間が発生しやすくなるので、
プレス加工により連続的に製造することが難かしいとい
う欠点があり、また、後者の隔壁バンドを使用する方法
では先のセメントモルタルが硬化するのを待つて、次の
セメントモルタルを仕込まなければならないため、一貫
した設備を用いて連続的に能率よく模様入りテラゾ板を
製造することができないという不都合がある。
また、模様入りタイルの製造方法を応用したものは、真
空脱水という面倒な処理を施す必要があり、施工に時間
と手間を要する。しかも、このものは、隔壁バンドを除
去した後にプレス加工を施すようにしているため、強度
を高めるためにプレス圧を大きくすると模様の境界が不
鮮明になるという不都合があり、また、これを防止する
には、長時間真空脱水処理を行わなければならないとい
う問題がある。本発明は、このような事情に着目してな
されたもので、平板型枠内の所望の領域に水分の少ない
(プレス成形により一定形状に盛設できる程度に低水分
であるという意味。
以下同じ)第1のセメントモルタルを第1回目のプレス
成形により厚みをもたせて盛設するとともに、この第1
のセメントモルタルを囲鍵する前記平板型枠内の他の領
域に第2のセメントモルタルを充填し、しかる後に前記
平板型枠内のセメントモルタル全体に再度上方から第2
回目のプレス加工を施して半完成品を作り、硬化後この
半完成品の表面に研磨加工を施して表面に模様を有した
テラゾ板を得るようにすることによって、前述した不都
合を解消するができるようにした模様入テラゾ板の製造
方法を提供するものである。以下L本発明の一実施例を
図面を参照して説明する。
馬平鐘形の平板型枠1内に、模様を形成すべき所望領域
を囲う、例えば円筒状の補助型枠2,3を酌設し(第1
図参照)、この補助型枠2,3内に所要の着色材や粒状
物を配合した第1のセメントモルタル4,5を充填し(
第2図参照入この第1のセメントモルタル4,5を上方
からプレスして円柱状に成形し(第3図参照)、次いで
、これら第1のセメントモルタル4,5を残して前記補
助型枠2,3を取り除く(第4図参照)。
つまり平板型枠i内の所望の領域に第1のセメントモル
タル4,5を第1回目のプレス成形により図面に示すよ
うに厚みをもたせて盛設する。そしてこれら第1のセメ
ントモルタル4,5を図緩する前記平板型枠1内の他の
領域に所要の着色材や粒状物を配合した第2のセメント
モルタル6を前記第1のセメントモルタル4,5と略同
じ高さにまで充填する(第5図参照)とともに、これら
のセメントモルタル4,5,6の上部に裏材としてのモ
ルタル7を仕込む(第6図参照)。しかる後に前記平板
型枠1内のセメントモルタル4,5,6,7全体に再度
上方から第2回目のプレス加工を施すことによって半完
成品8を作り(第7図参照)、この半完成品8を平板型
枠1から脱型する(第8図参照)。そして、この半完成
品8が硬化した後に、該半完成品8の表面8aに研磨加
工を施せば、完成品たる漠様入テラゾ板9を得ることが
できる(第9図参照)。このような製造方法であれば、
第1のセメントモルタル4,5に配合する着色材や粒状
物等と第2のセメントモルタル6に配合する着色材や粒
状物等との色合いや粒度等を相互に異ならせておきさえ
すれば、前記第1のセメントモルタル4,5と前記第2
のセメントモルタルとの対比による人工的な模様を表面
に有した模様入テラゾ板9を得ることができるわけであ
るが、本発明によれ‘ま第1のセメントモルタル4,5
を第1回目のプレス成形により平板型枠1内に仕込むよ
うにしているので、該第1のセメントモルタル4,5が
硬化するのを待ったり、真空脱水処理を施すことないこ
第2のセメントモルタルを仕込むことができる。
したがって、連続して能率よく模様入テラゾ板9を製造
することができる。また、プレス成形によって第1のセ
メントモルタル4,5を直接平板型枠亀内に盛設し、そ
の同じ平板型枠1を用いて第2のセメントモルタル6の
成形をも行なうようにしているので、模様の位置がずれ
るという不都合がなく、品質の揃ったテラゾ板9を製造
することができる。しかも、第1のセメントモルタル4
,5と第2のセメントモルタル6を平板型枠1内に仕込
んだ後に「該平板型枠1内のセメントモルタル4蔓 5
,69 す全体に再度上方から均等に第2回目のプレス
加工を施すようにしているので「先にプレス成形をした
第1のセメントモルタル4,5の形状を崩すことなく、
該第1のセメントモルタル4,5と第2のセメントモル
タル6との境界部の繊密化を促進することができる。し
たがって輪郭のはっきりした模様をテラゾ板9の表面に
現出させることができるものである。つまり、このよう
なものであれば、第1のセメントモルタルを第1回目の
プレス加工により一定形状のものに盛設するようにして
いるので、第2回目のプレス加工を多少高圧で行っても
、模様の境界が乱れることがなく、鮮明な模様を有した
強度の高いテラゾ板を得ることができる。そして、この
ようにして作られたテラゾ板は、模様部分がかなりの厚
みを有しているため、絵付手法により形成した表面的な
模様とは異なり摩耗に対しても十分な強度を有している
。そのため、例えば、屋外の舗道や階段等に使用しても
不都合が生じないほど摩耗に強く耐久性に優れたものに
なる。なお、第1のセメントモルタルの盛設形状や大き
さめるし、は個数等は前記実施例のものに限られないの
は勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
以上詳述したように、本発明は、2段階にプレス加工を
施すという独特の構成をなしているので、鮮明な模様を
有し強度的にも過酷な使用条件に十分に耐え得るテラゾ
板を連続的に能率よく製造することができる優れた模様
入りテラゾ板の製造方法を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図〜第8図は製造
工程を順次に示す側断面図、第9図は模様入りテラゾ板
の正面図である。 1・・・平板型枠、4,5・・・第1のセメントモルタ
ル、6…第2のセメントモルタル、8…半完成品、9・
・・模様入テラゾ板。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平板型枠内の所望の領域に、所要の着色材や粒状物
    等を配合した水分の少ない第1のセメントモルタルを第
    1回目のプレス成形により厚みをもたせて盛設するとと
    もに、この第1のセメントモルタルを囲繞する前記平板
    型枠内の他の領域に所要の着色材や粒状物等を配合した
    第2のセメントモルタルを充填し、しかる後に前記平板
    型枠内のセメントモルタル全体に再度上方から第2回目
    のプレス加工を施して半完成品を作り、硬化後この半完
    成品の表面に研磨加工を施して表面に模様を有したテラ
    ゾ板を得るようにしたことを特徴とする模様入りテラゾ
    板の製造方法。
JP15188281A 1981-09-24 1981-09-24 模様入テラゾ板の製造方法 Expired JPS60920B2 (ja)

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JPS5853410A JPS5853410A (ja) 1983-03-30
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JPS60250910A (ja) * 1984-05-28 1985-12-11 千代田技研工業株式会社 複合コンクリ−ト製品の製法及び製造装置
CN102896695B (zh) * 2011-07-26 2015-11-25 李思全 制造彩石砼合成预制饰面件工艺

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