JPS608483B2 - 光海底ケ−ブル - Google Patents
光海底ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS608483B2 JPS608483B2 JP55096045A JP9604580A JPS608483B2 JP S608483 B2 JPS608483 B2 JP S608483B2 JP 55096045 A JP55096045 A JP 55096045A JP 9604580 A JP9604580 A JP 9604580A JP S608483 B2 JPS608483 B2 JP S608483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- optical fiber
- resistant pipe
- optical
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 40
- 239000006223 plastic coating Substances 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4427—Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光海底ケーブルに関する。
近年、従来の導体による信号伝送に代えて光フアィバに
よる光伝送が使用されるようになった。
よる光伝送が使用されるようになった。
光フアィバを集合した光ファイバケープルは、従来の鋼
○線を集合したケーブルまたは同軸導体を集合したケー
ブルに比較して低損失、細径、軽量等の特徴があり、従
来の同軸ケーブルに代えて長／矩距離伝送に使用すれば
非常に有利であり、特に海底ケーブルに使用すると利点
が多い。海底ケーブルは耐圧力および抗張力が要求され
るため、現在種々の構造の光海底ケーブルが用いられて
いるが、その代表的なものは、第１図に示すような構造
である。すなわち、外的な機械力からケーブルを保護す
るためのポリエチレン被覆１を最外層に設け、その内部
には、ケーブル布設時等にケーブルに加わる張力に耐え
るための抗張力線２が縦沿いまたはより合わせにより１
〜２層設けられている。
○線を集合したケーブルまたは同軸導体を集合したケー
ブルに比較して低損失、細径、軽量等の特徴があり、従
来の同軸ケーブルに代えて長／矩距離伝送に使用すれば
非常に有利であり、特に海底ケーブルに使用すると利点
が多い。海底ケーブルは耐圧力および抗張力が要求され
るため、現在種々の構造の光海底ケーブルが用いられて
いるが、その代表的なものは、第１図に示すような構造
である。すなわち、外的な機械力からケーブルを保護す
るためのポリエチレン被覆１を最外層に設け、その内部
には、ケーブル布設時等にケーブルに加わる張力に耐え
るための抗張力線２が縦沿いまたはより合わせにより１
〜２層設けられている。
さらに、その内部に、深海底における強大な水圧に耐え
るための、通常銅線の耐圧パイプ３を設け、該耐圧パイ
プ３の内部に光フアィバ等が収容され保護されている。
該耐圧パイプ３の内部は、第２図に示すように、光フア
ィバ素線４が複数本中心の抗張線５のまわり‘こ縦沿い
またはより合わせにより配列集合される。
るための、通常銅線の耐圧パイプ３を設け、該耐圧パイ
プ３の内部に光フアィバ等が収容され保護されている。
該耐圧パイプ３の内部は、第２図に示すように、光フア
ィバ素線４が複数本中心の抗張線５のまわり‘こ縦沿い
またはより合わせにより配列集合される。
そして、前記光フアィバ素線４および抗張力線５と前記
耐圧パイプ３との密着を良好ならしめるため、前記耐圧
パイプ３の外径をやや絞って前記光フアィバ素線４を適
当に圧迫するように形成されている。耐圧パイプ３が分
割型になっているものもあるが、この場合には、水圧が
加わった状態でパイプが内部のファィバ東線を適当に圧
迫するような形状寸法に形成されている。しかし、従来
のフアイバ素線４は、第３図に示すように、いわゆる３
層構造であり、中心の光フアイバ心線６の外周にシリコ
ンゴム等の欧質の緩衝層７およびその外周に厚さが均一
なナイロン等のプラスチック被覆８を設けた構造となっ
ている。
耐圧パイプ３との密着を良好ならしめるため、前記耐圧
パイプ３の外径をやや絞って前記光フアィバ素線４を適
当に圧迫するように形成されている。耐圧パイプ３が分
割型になっているものもあるが、この場合には、水圧が
加わった状態でパイプが内部のファィバ東線を適当に圧
迫するような形状寸法に形成されている。しかし、従来
のフアイバ素線４は、第３図に示すように、いわゆる３
層構造であり、中心の光フアイバ心線６の外周にシリコ
ンゴム等の欧質の緩衝層７およびその外周に厚さが均一
なナイロン等のプラスチック被覆８を設けた構造となっ
ている。
すなわち、その外蓬は軸方向に沿って一様である。この
ため、該光フアィバ素線４を前記抗張力線５の周りに集
合した光フアィバ素線東の外座はほぼ均一となり、前記
耐圧パイプ３内に挿入された状態は、第４図に示すよう
に、光フアィバ秦線東の外径が僅かに大きい部分９が耐
圧パイプの内面と接触している。
ため、該光フアィバ素線４を前記抗張力線５の周りに集
合した光フアィバ素線東の外座はほぼ均一となり、前記
耐圧パイプ３内に挿入された状態は、第４図に示すよう
に、光フアィバ秦線東の外径が僅かに大きい部分９が耐
圧パイプの内面と接触している。
この結果、前記耐圧パイプ３の内面と前記光ファィバ素
線４との密着性をケープル全長にわたって保持するには
、耐圧パイプ３の内径を相当に細くして光フアィバ素線
４を圧迫しなければならない。光フアィバ素線４が過大
な圧力を受けると、光伝送損失が増大し、甚だしいとき
は断線を招く危険性があるという欠点がある。また、上
述の圧力が不足すると、耐圧パイプと光フアィバ秦線と
の密着性が不足となり、光海底ケーブルが海中等に垂直
に保持された場合には光フアィバ素線４および前記抗張
力線５の重量により発生する張力が耐圧パイプとの摩擦
力より大となり、光フアィバ黍線の東がパイプ内で“ず
り落ちる”状態が発生し、光フアィバ繁線が断線するお
それがあるという欠点がある。このように、耐圧パイプ
と光フアィバ黍線束との圧力は過大であっても過小であ
ってもならず、従来のケーブルでは、ケーブル全長にわ
たって良好な密着状態を得ることが甚だ困難である。
線４との密着性をケープル全長にわたって保持するには
、耐圧パイプ３の内径を相当に細くして光フアィバ素線
４を圧迫しなければならない。光フアィバ素線４が過大
な圧力を受けると、光伝送損失が増大し、甚だしいとき
は断線を招く危険性があるという欠点がある。また、上
述の圧力が不足すると、耐圧パイプと光フアィバ秦線と
の密着性が不足となり、光海底ケーブルが海中等に垂直
に保持された場合には光フアィバ素線４および前記抗張
力線５の重量により発生する張力が耐圧パイプとの摩擦
力より大となり、光フアィバ黍線の東がパイプ内で“ず
り落ちる”状態が発生し、光フアィバ繁線が断線するお
それがあるという欠点がある。このように、耐圧パイプ
と光フアィバ黍線束との圧力は過大であっても過小であ
ってもならず、従来のケーブルでは、ケーブル全長にわ
たって良好な密着状態を得ることが甚だ困難である。
本発明の目的は上述の欠点を除去しケーブル全長にわた
って耐圧パイプと光フアィバ素線東との密着状態が良好
な光海底ケーブルを提供することにある。本発明のケー
ブルは、光ファィバ心線に厚さが鞄方向に沿って一様で
ないプラスチック被覆を施した光フアィバ素線を複数本
巣合した光フアィバ素線東と該素線東を収容する耐圧パ
イプとを具備し、前記素線東の外径が大なる部分と前記
耐圧パイプとの接触圧力が主たる摩擦力となるように構
成されている。
って耐圧パイプと光フアィバ素線東との密着状態が良好
な光海底ケーブルを提供することにある。本発明のケー
ブルは、光ファィバ心線に厚さが鞄方向に沿って一様で
ないプラスチック被覆を施した光フアィバ素線を複数本
巣合した光フアィバ素線東と該素線東を収容する耐圧パ
イプとを具備し、前記素線東の外径が大なる部分と前記
耐圧パイプとの接触圧力が主たる摩擦力となるように構
成されている。
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。
先ず、従来と同様に、光フアイバ心線６の外周にシリコ
ンゴム等の欧質な緩衝層７を設け、次に、その外周に鞠
方向に厚さが均一でないプラスチック被覆を設けて光フ
アィバ素線４を形成する。すなわち、上記プラスチック
被覆は軸方向に沿って周期的またはランダムに厚くされ
ている。複数本の光フアィバ素線のおのおのは互いに異
なる周期またはランダムに厚い被覆部分が形成されるこ
とが望ましいが、光フアィバ素線４の本数が多い場合に
は１本ごとの厚み分布が同じであってもよい。第５図は
、所要本数の上記光フアイバ素線４を抗張力線５の周囲
により合わせ集合し、耐圧パイプ３に挿入した状態を示
す。
ンゴム等の欧質な緩衝層７を設け、次に、その外周に鞠
方向に厚さが均一でないプラスチック被覆を設けて光フ
アィバ素線４を形成する。すなわち、上記プラスチック
被覆は軸方向に沿って周期的またはランダムに厚くされ
ている。複数本の光フアィバ素線のおのおのは互いに異
なる周期またはランダムに厚い被覆部分が形成されるこ
とが望ましいが、光フアィバ素線４の本数が多い場合に
は１本ごとの厚み分布が同じであってもよい。第５図は
、所要本数の上記光フアイバ素線４を抗張力線５の周囲
により合わせ集合し、耐圧パイプ３に挿入した状態を示
す。
すなわち、光フアィバ素線東の外径は、軸方向に沿って
太い部分と細し、部分が形成され、外径の太い部分は藤
方向に沿ってランダムに分布し、外径の太い部分が前記
耐圧パイプ３の内面と接触点９で接触している。そして
、前記耐圧パイプ３を絞ることにより、前記接触点９が
圧迫されて耐圧パイプ３と内部の光フアィバ素線４との
良好な密着を得ることができる。上記接触点９は軸方向
に沿ってランダムに散在しており、この接触部こ発生す
る摩擦力を主たる摩擦力として前記パイプ３と光フアイ
バ素線の集合体との密着性が保たれ、これにより、光フ
アイバ蓑線全体としての抗張力性は大中に向上する。さ
らに、該パイプ３の外部に、従来と同様に抗張力線２を
集合し、最外層にはポリエチレン被覆１を設けることに
より、従来と同様な外径の光海底ケーブルが形成される
。該ケーブルの抗張力は主として前記抗張力線２によっ
て保たれ、機械損傷からは前記ポリエチレン被覆１によ
って保護される。上述の構造により、前記耐圧パイプ３
の内部で前記光フアィバ素線がずれることはないので、
従来のように、ケーブル全体が切断しないうちに、光フ
アイバ素線のみが先に切断するおそれはない。また、前
記接触点９にかかる応力は一点集中応力ではなく、しか
も接触点９はプラスチック被覆の厚い部分でありかつ弾
性が大きい部分であるため、光フアィバ心線６に加わる
応力は比較的小さく、応力による光フアィバ心線６の断
線および光損失の増加等のおそれはない。上述のように
、本発明においては、光フアィバ素線プラスチック被覆
の厚い部分を軸方向に散在させて耐圧パイプとの接触圧
力が十分になるような構造であるため、光フアィバ素線
の東と耐圧パイプとの密着性は良好となり、しかも断線
や伝送損失の増大を生じるおそれがない。図面の簡単な
説明第１図は従来の深海用光海底ケーブルの断面図、第
２図は第１図の耐圧パイプの内部の断面図、第３図は従
来の光フアィバ素線の断面図、第４図は従来の耐圧パイ
プ内部の鞄方向に沿った断面図および第５図は本発明の
一実施例を示す耐圧パイプ内部の軸万向に沿った断面図
である。
太い部分と細し、部分が形成され、外径の太い部分は藤
方向に沿ってランダムに分布し、外径の太い部分が前記
耐圧パイプ３の内面と接触点９で接触している。そして
、前記耐圧パイプ３を絞ることにより、前記接触点９が
圧迫されて耐圧パイプ３と内部の光フアィバ素線４との
良好な密着を得ることができる。上記接触点９は軸方向
に沿ってランダムに散在しており、この接触部こ発生す
る摩擦力を主たる摩擦力として前記パイプ３と光フアイ
バ素線の集合体との密着性が保たれ、これにより、光フ
アイバ蓑線全体としての抗張力性は大中に向上する。さ
らに、該パイプ３の外部に、従来と同様に抗張力線２を
集合し、最外層にはポリエチレン被覆１を設けることに
より、従来と同様な外径の光海底ケーブルが形成される
。該ケーブルの抗張力は主として前記抗張力線２によっ
て保たれ、機械損傷からは前記ポリエチレン被覆１によ
って保護される。上述の構造により、前記耐圧パイプ３
の内部で前記光フアィバ素線がずれることはないので、
従来のように、ケーブル全体が切断しないうちに、光フ
アイバ素線のみが先に切断するおそれはない。また、前
記接触点９にかかる応力は一点集中応力ではなく、しか
も接触点９はプラスチック被覆の厚い部分でありかつ弾
性が大きい部分であるため、光フアィバ心線６に加わる
応力は比較的小さく、応力による光フアィバ心線６の断
線および光損失の増加等のおそれはない。上述のように
、本発明においては、光フアィバ素線プラスチック被覆
の厚い部分を軸方向に散在させて耐圧パイプとの接触圧
力が十分になるような構造であるため、光フアィバ素線
の東と耐圧パイプとの密着性は良好となり、しかも断線
や伝送損失の増大を生じるおそれがない。図面の簡単な
説明第１図は従来の深海用光海底ケーブルの断面図、第
２図は第１図の耐圧パイプの内部の断面図、第３図は従
来の光フアィバ素線の断面図、第４図は従来の耐圧パイ
プ内部の鞄方向に沿った断面図および第５図は本発明の
一実施例を示す耐圧パイプ内部の軸万向に沿った断面図
である。
図において、１・・・ポリエチレン被覆、２・・・抗張
力線、３・・・耐圧パイプ、４光フアィバ秦線、５・・
・中心の抗張力線、６光ファィバ心線、７…緩衝線、８
・・・プラスチック被覆、９・・・接触点。努’図努２
図多ヲ図 第４図 努タ図
力線、３・・・耐圧パイプ、４光フアィバ秦線、５・・
・中心の抗張力線、６光ファィバ心線、７…緩衝線、８
・・・プラスチック被覆、９・・・接触点。努’図努２
図多ヲ図 第４図 努タ図
Claims (1)
- １ 光フアイバ心線に厚さが軸方向に沿って一様でない
プラスチツク被覆を施した光フアイバ素線を複数本集合
した光フアイバ素線束と、該素線束を収容する耐圧パイ
プとを具備し、前記素線束の外径が大なる部分と前記耐
圧パイプとの間の接触圧力が主たる摩擦力となるよう構
成したことを特徴とする光海底ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55096045A JPS608483B2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 光海底ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55096045A JPS608483B2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 光海底ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5720706A JPS5720706A (en) | 1982-02-03 |
| JPS608483B2 true JPS608483B2 (ja) | 1985-03-04 |
Family
ID=14154500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55096045A Expired JPS608483B2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | 光海底ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608483B2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-14 JP JP55096045A patent/JPS608483B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5720706A (en) | 1982-02-03 |
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