JPS6083479A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS6083479A
JPS6083479A JP19075983A JP19075983A JPS6083479A JP S6083479 A JPS6083479 A JP S6083479A JP 19075983 A JP19075983 A JP 19075983A JP 19075983 A JP19075983 A JP 19075983A JP S6083479 A JPS6083479 A JP S6083479A
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • G11B15/4677Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals
    • G11B15/4678Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals superimposed on the main signal track
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/783Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の対象〕 本発明は、磁気テープを用いた磁気記録再生装置に関し
、特に回転ヘッドで記録したノくイロット信号を利用し
て、2倍速再生時にノイズレス再生を得るように構成し
た磁′A記録再生装置に関するものである。
〔発明の背景〕
互いにアジマス角の異なる2個の回転ヘッドによって、
磁気テープ上を交互に斜めに走査して映像信号や音声イ
ぎ号等を記録する、いわ−ゆる回転ヘッド・ヘリカルス
キャン・アジマス記録方式の磁気記録再生装置において
、所望のシーンが記録されているテープ部分を素早く探
し出したり、不要なシーンを飛ばし見したり、あるいは
音戸信号の聴取時間を短縮するために、磁気テープを記
録時よりも速い速度、例えば記録時の2倍の速度で走行
させて再生する機構が用いられている。
このアジマス記録方式で記録された磁気テープのトラッ
クパターンを第1図に示1゜この鋪1図の磁気テープ(
以下テープと略称する)1を、2倍速で走行させて再生
するとぎ、テープ10走行速度が記録時と異なるため、
回転ヘッド5,6が記録トラックA、Bの傾斜とは異な
る傾斜でテープ1上を走査する。このため例えば第10
回転ヘッド5は、同じアジマス角で記録された第1のト
ラックAを走査すると同時に、これとは異なるアジマス
角で記録された第2のトラックBをも走査することにな
る。この場合、第2のトラックBに記録された信号は、
アジマス効果により再生されない。
ヘクト5,6の回転につれて、時間とともに同一アジマ
ス角のトラックを走査する割合が増減し、これにともな
って再生される信号のエンベロープが褐2図に実鞭で示
すように増減する。
そしてこの割合が小さくなる第2図の丸印で囲んだ期間
では、信号の再生レベルが減少するため、映像16号の
場合には再生画面内に慣すし状のS/Nの悪い部分、す
なわちノイズバンドが現われ、また廿声信号の場合には
一般にドロップアウト補償回路が頻繁に動作して、耳障
りな雑音が生じる。しかし映像信号の場合には、このノ
イズバンドを映像信号の垂直ブランキング期−間に追い
込むことにより、テレビジョン受信機に再生した画面内
にノイズを生じさせない方法が考案されている。この再
生画面にノイズの発生しない2倍速再生を行なったとき
のテープパターン及びヘッド5,6の走査軌跡を第1図
に示す。
第1図において、ノイズレスで2倍速再生を行なうには
、ヘッド5,6かそれぞれ走査軌跡a。
kを描くように、テープ10走行位相を制御する必要が
ある。このテープ走行を制御するために、テープ1の下
端のコントロールトラック8上に、トラックA及びBの
記録位置と関係づけて記録したコントロール信号CTL
を、コントロールヘッド10によって再生して用いる方
法が知られている。このコントロール信号は、固定され
たコントロールヘッド10により、テープ1の長手方向
に等間隔に、記録映像信号の垂直同期信号の1の周波数
で記録されるトラッキング制併用信号であり、その再生
波形はパルス状となる。この再生コントロール信号から
トラックA。
Bの位置を正確に知ることができる。そこでこの再生コ
ントロール信号を遅延回路で遅延した信号で、テープ1
0走行位相を制御し、この遅延時間を峙整することによ
って、2倍速再生時のノイズバンドの位置を、垂直ブラ
ンキング期間に追い込む方法が考案されている。
しかしながら、このコントロールイぎ号を用いるトラッ
キング制御方法では、回転ヘッド5,6と固定されたコ
ントロールへノド1oの位置が離れているため、その間
のテープ長の変動等によってトラッキングがすれるので
、使用者が再生画像を見てトラッキング調整を行なう必
要が生じ、トラッキング調節機構が不可欠であった。
また間欠的にしかトラッキング誤差を検出できないとい
う欠点があり、特に長時間6己録化によってトランクA
、Bのピッチが狭くなった場合には、十分なトラッキン
グ制御性能が得しれは(なる。
そこで、トラッキング誤差を常に検出することができ、
トラッキング調節機構が不安となる自動トラッキング制
御方式が考案されている。
その代表例は、再生時のトラッキング情報となるバイロ
フト信号を、映像信号に重畳して、回転ヘッドによって
テープのビデオトランク上に記録する方法である。この
パイロット信号を再生してトラッキング誤差信号を形成
し、テープの走行位相を制御すると、トラッキング制御
の自動化が達成され、その制御性能も向上する。
しかしながら反面、このパイロット信号によるトラッキ
ング制御方式では、上記のコントロール信号による方式
と違って、テープの走行方向すなわちその長手方向に、
ビデオトラックと所定の位置関係で記録されたコントロ
ール信号のような、パルス的にビデオトラックの位置を
表わす信号はない。したがって、2倍速再生時に従来性
なわれてぎた、コントロール信号を用いるノイズレス再
生方式は適用できず、新たな方式の考案が必要となった
また、2個の回転ヘッド5,6がそれぞれ180朋回転
する期間の全体に渡り、回転ヘッド5,6で記録した音
声1B号ケ、テープを2倍速で走行させて再生ずる場合
には、第2図に実線で示す今生信号のエンベロープが小
さくなる丸印で囲んだ部分では、前に述べたように一般
にドロップアウト補償回路が頻繁に動作して、耳障りな
雑音となる。このような音声信号の場合には、映像信号
の場合と違ってノイズバンドを垂直ブランキング期間に
追い込んで、ノイズレス再生画像を得るようにしても、
この再生画面外のオーバースキャン部分の音声信号の再
生レベルは、第2図の丸印で凹んだ期間のように非常に
小さく、耳障りな雑音は消え7よい。この対策として、
再生時に用いる回転ヘッドのギャップ幅を、記録トラッ
クのピッチよりも広くしたり、2個のヘッドの相対的な
高さを変えたりすることによって、例えば第2図の破線
で示すようなエンベロープの門生信号が得られるので、
ある程度の改善は可能である。しかし相変らずテープ走
行位相の制御精度として高い精度が要求される。
したがって制御マージンを拡大し、特に音声イ=号の再
生レベルを増大させるために抜本的な対策が必要であっ
た。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記の点に鑑みて、回転ヘッドで記録
したパイロット信号を用いて、トラッキング制御を行な
う形式の脩気記録再生装置において、2倍速再生時にノ
イズレス再生画像あるいはノイズレス再生晋μを得るも
のである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため本発明は、f、、f2J8゜f
4なる周波数の4al類のパイロット信号を、トラック
毎にf、〜f4の順序でテープ上に記録するとともに、
2倍速再生時に、前記4周波のうちの2種類の周波数を
有するローカル信号を、単位時間毎に交互に発生させ、
このローカル信号を用いて、内生パイロット信号の周波
数を低域に変換し、この変換された信号かり+f、−f
21中1fs−f41キfHなる周波数成分の信号と、
V、−f、1キげ、−f31キ5fHなる周波数成分の
イぎ号を選択し、このh+酸成分信号と6fH成分の1
g号のレベル差に応じて、テープの走行位相を制御する
ことによって、回転ヘッドがテープの次座のロ己録トラ
ック上を正しく走査するように、2倍速再生時のトラッ
キング制御を行なわせる。
このとき、例えば前記ローカル信号として、flとf、
(あるいはf2とf、 )なる周波数の2種類の信号を
交互に発生させるとともに、互いに約180変能れて配
設された、同一アジマス角の2個のヘッドを用いて、同
一アジマス角で記録された1つおきのトランクから、映
像信号あるいは音声信号を再生するように構成する。
〔発明の実施例〕
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
まずパイロット信号を用いた標準再生時のトラッキング
制御方法について、第3図及び第4図により説明する。
第3図は、バイロンHぎ号を映像1g号に重畳して記録
した、テープ1上のトラックパターンの一例を示す図で
ある。また第4図は再生されたパイロット信号PLから
、トラッキング誤差1g号TRを形成する回路22等を
示すブロック図である。
第3図において、A1及びA2は、+アジマス角のCH
1ヘッド5で記録したトラックであり、B。
及びB2は、−アジマス角のCH2ヘッド6で記録した
トラックである。またf1〜f4は、それぞれのトラッ
クに記録するパイロット信号の周波数を示す。このよう
に4周波のパイロット信号が、トランク毎に交互に記録
される。これらのパイロット信号の周波数f1〜f4は
、映像信号の周波数帯域より低く、かつヘッド5,6の
アジマス角にあまり影響を受けないような低い周波数に
選ばれている。したがって標準再生時に、ヘッド5、乙
によって記録トラック上を走査させると、正しく走査し
ているトラックのパイロット信号タケテなく、その両側
に一接したトラックのパイロット信号も検出することか
でざる。そこで、この両隣接トラックのパイロット信号
の再生レベルを検出し、そのレベル差をめることによっ
て、トラッキングずれの方向とその大きさとを含む、正
確なトランキング誤差信号を得ることができる。
いま、第6図に示す4周波のパイロット信号の周波数を
、fl−6−51H+ I2−7.5fH,f、−1(
15fH+ f+−9,5k (ここでfHは映像信号
の水平同期信号の周波数)とすると、トラックA、、、
A2を走査する場合には、トラッキングが右にすれると
、げ、−I21−lf3f=I−h成分が増し、逆に左
にずれると、lf+−I41−lfs f21=6fH
成分が増す。またトラックB、 、 B2を走査する場
合には、トラッキングか右にずれると、1f2fsl=
lf4−f+I=6fH成分が増し、逆に左にずれると
、+ I2−f、 + −1f< −I3.+ −IH
酸成分増す。
そこで第4図において、スイッチ45をPB端子側に切
換え、走査しようとする主トラツクに記録されているパ
イロット4g号と同じ周波数のローカル信号Fを、ロー
カル信号発生回路9で発生させ、このローカル信号Fと
、杓生パイロット信号PLとを、例えば2重平衡変調器
から成るミキサー回路60に送り、その出力に上記両1
6号の差周波数を有するイg号、すなわち前記のfH酸
成分び3fH成分の合成信号を得る。次にこの合成信号
からバンドパスフィルタろ1,62によって、それぞれ
h成分、5に成分を分離し、さらにエンベロープ検波回
路3L34によって、それぞれの振幅に応じた値の検波
電圧H,、H,とした後、差動増幅器65によって両者
の差をめると、その差動出力として差信号T、〒が得ら
れる。この差信号T、〒は、走査しようとする主トラン
クの両側の隣接トランクから検出されたパイロット信号
のレベル差を表わす。
このとき、主トラツクがA1またはA2の場合と、B1
またはB2の場合とでは、前述したように、トラッキン
グずれの方向に対する差周波数成分jH151Hの増減
方向が逆になる。そこで、差動増幅器65から極性の相
異なる2つの差信号、T−A(Hl−B3) 、〒−A
(B3−Hl) 、 (” :定数)を出力させ、との
差動出力T、〒のそれぞれをゲート回路56 、57に
供給する。そしてスイッチ46をPB端子側に切換え、
ヘッド5,6の回転位相を検出した1フレ一ム周期のヘ
ッド位相検出信号SWをゲート信号Gとして用い、この
信号SWとこれをインバータ回路40で逆極性とした信
号とをゲート回路36 、37に供給し、ゲート信号G
が高レベルとなる期間にゲート回路36のゲートを閉じ
、ゲート信号Gが低レベルとなる期間にゲート回路67
のゲートを閉じて、フィールド毎に信号T、〒を交互に
伝送することによって、1トラツクの走査毎に極性を異
ならせた差信号T、〒をつなぎ合わせ、連続した正しい
トラッキング誤差信号TRを得る。
このように第4図のトラッキング誤差検出回路22によ
って、標準再生時に、再生パイロット信号PLからトラ
ッキング誤差信号TRを形成することができる。なお第
4図において、ローカル信号発生回路9は、4周波パイ
ロット信号発生回路11と、ローテーション制御回路1
2とで構成され、標準再生時の4周波ローカル信号と2
倍速再生時の2周波ローカル信号を形成する。
次に第5図は、本発明に係る回転ヘッドヘリカルスキャ
ン方式の磁気記録再生装置の一実施例を示すブロック図
である。また第6図は、第5図に示す磁気記録再生装置
の回転シリンダ4に取付けられた6個のヘッド5 、6
 、5’の位置関係を示す図である。
第5図の磁気記録再生装置では、全く同じ十アジマス角
のCH1ヘッド5とCH3ヘッド5′、及び−アジマス
角のCH2ヘッド6という61固のヘッドが用いられて
いる。これらのヘッドは第6図に示すように、回転シリ
ンダ4にc′l−11ヘツド5とCl−12ヘツド6と
が、丁度180度離変能取付けられており、またC1(
3ヘツド5′はCH2ヘッド6と近接した位置、すなわ
ちCH1ヘッドとは約180変能れた位置に取伺けられ
ている。そして記録時と標準再生時には、アジマス角の
異なるCH1ヘッド5とCH2ヘッド6が用いられる。
一方、2倍速再生時には、アジマス角の等しいCH,1
ヘンド5とCH3ヘッド5′が用いられる。
第5図は再生時のブロック図を示したものであるが、こ
の図を流用して、まず映像信号の記録時における動作を
簡単に述べる。記録時において、テープ1はキャプスタ
ン2によって駆動されて、実線の矢印方向に走行する。
このキャプスタン2は、キャブズタンモータ乙によって
回転駆動される。一方、回転シリンダ4に互いに180
度離変能取付けられたCH1ヘッド5 、 CH,2ヘ
ツド6は、シリンダモータ7によって駆動されて、破線
の矢印方向に回転する。このシリンダ4は、テープ1の
長手方向と傾カ[シた回転軸に取付けられており、記録
映1ヌ信号の垂直同期 1 借方のヲの周I■すなわちフレーム周波数)で回転駆動
される。またテープ1は、このシリンダ4にほぼ半円周
強に渡って巻付けられている。したかってヘッド5,6
は、テープ1上を下から上に向って斜め方向に交互に走
介し、映像信号の1フィールド分を単位として、映像1
g号とトラッキング用パイロット信号とを記録する。
次に標準速度で再生する場合の動作なM>1明する。第
5図にどいて標準再生時には、スイッチ46及び46が
ともにPB端子側に切換えられる。標準再生時において
、CH1ヘッド5、CH2ヘッド6の回転位相をタック
ヘッド13で検出し、この検出信号を位相調整回路14
に送り、その出力であるヘッド位相検出信号SWと、基
準信号発生回路15で発生させた基準信号REFとを、
位相比較器16で位相比較し、その位相誤差信号をモー
タ駆動回路17を介してシリンダモータ7に供給するこ
とによって、ヘッド5.6=、(基準信号REFでにま
る一定の位相及び速度で回転させる。ここでこの基準信
号REFの周波数を、フレーム周波数にほぼ等しく選ぶ
と、ヘッド5,6の回転速度が記録時とほぼ等しくなる
このようにヘッド5,6を、所定の速度で回転させた状
態で、テープ1の走行を前述のトラッキング誤差<=号
TRで制御することによって、所望のhd録トラック上
をヘッドち、6か正☆Wに走査するように、トラッキン
グ制御を行なわせる。
次にこの標準再生時におけるトラッキング制御動作につ
いて説明する。
まず、キャプスタン2の回転速度を速度検出器26で検
出し、この検出信号を周波数弁別器24に送って、回転
速度に応じた速度制御電圧SPに変換し、この速度制御
電圧SPを加算器26、モータ駆動回路18を介して、
キャブズタンモータ乙に供給することによって、はぼ所
定の速度でキャプスタン2が回転するように速度制御を
行なう。なお25はキャプスタンモータ3の回転速度設
定回路である。
一方、テープ1がらヘッド5,6によって再生された信
号は、ロータリトランス28を介して前置J!幅器19
に送られて増幅される。この増幅された再生1g号RF
は、さらに映像信号再生回路2゜に送ら扛ろとともに、
ローパスフィルタ21を介してトラッキング誤差検出回
路22に送られる。
ローパスフィルタ21によって、丹生情号■wから重職
の映像)Ig号が除去され、パイロット信号PLのみが
分離抽出される。このパイロット信号PLから、トラッ
キング帳差検出回路22によって、第4図で説明した方
法でトラッキング誤差信号TRを形成する。このトラッ
キング誤差信号TRを積分回路27で平滑した信号TE
を、加算器21に送って速度制御電圧SPと加算し、モ
ータ駆動回路18を介してキャブズタンモータ乙に供給
することによって、キャブスタフ20回転を制御する。
この結果、標準再生時に、テープ10走行位相が、トラ
ッキング誤差信号TRに応じて制御され、ヘッド5,6
が記録トラック上を正しく走査するように、トラッキン
グ制御かなされる。
次に2倍速再生時に、ビデオトラックに記録されている
パイロット信号を検出して、ノイズレス再生を実現する
手段を説明する。まず第5図において、速度設定回路2
5によってテープ10走行速度か、記録時の2倍近傍の
速度となるように、キャプスタンモータろの回転速度を
設定する。さらに第4図及び第5図において、スイッチ
43をQU端子側に切換えて、後述するようにローカル
信号Fとして、標準再生時の4周波f、〜f4をローテ
ーションさせた信号とは異なり、2倍速再生時には2周
波、例えばf、、f3を交互に切替えた信号を用いる。
またスイッチ46をQU端子側に切換えて、後述するよ
うにゲート信号Gとして、標準再生時と異なりヘッド位
相恢出信号SWを用いる代りに、一定の電位、例えば零
電位とする。またこの2倍速再生時には、第6図に示す
ように約180変能れて配置された、同一アジマス角の
CH1ヘッド5とCH3ヘッド5′とを用いる。
第7図は、テープ1上の記録トランクパターン、及び記
録時と同一方向に2倍速でテープ1を走行させた場合の
、CH1ヘッド5とCH6ヘッド5′の走査軌跡C8,
ctoを示したものである。第7図において、kl、B
+ 、A2 、B2は第6図と同様に記録トラックを示
し、これらの記録トランクより傾斜の急なC6,doは
、2倍速再生時のヘッド5.5′の走査軌跡を示す。ま
た第8図は2倍速書生動作中の信号波形等を示すタイミ
ングチャートである。
いま第7図において、CH1ヘッド5が走査軌跡coを
描くように、またCH3ヘッド5′が走査軌跡d。を描
くように、テープ10走行位相を制御すると、ヘッド5
,5′が同じ+アジマス角のヘッド(例えばヘッド5)
で記録されたトラックAl tA2の粗い縦のハツチン
グを施した部分を走査する。すなわちヘッド5,5′は
、ともに信号を再生し得る同じアジマス角の記録トラッ
クA、 、 A2上を、それぞれ最も広い範囲に渡って
走査する。
このとき、第8図(2)に示すように2個のヘッド5.
5′による再生信号が、第8図(1)に示すヘッド位相
検出信号SWのレベル変化毎、すなわち1フイールド毎
に切替えられ、第8図(3)のような再生映像信号のエ
ンベロープRF’が得られる。(ヘッド5,5′のギャ
ップ幅lが、記録トラックのピッチTpと等しい場合を
示した。)この丹生エンベローグRF’は、垂直ブラン
キング期間付近で最小となるが、最大値のフに減少する
だけであり、この最小レベルの期間においてもノイズバ
ンドが生じない。この第8図(3)の最小レベルは、第
1図に示す従来例のようにヘッド5,6が軌跡a。
kを走査したときの再生エンベロープ(第2図の実線)
の最小レベルと比べて圧倒的に大きくなる。したがって
第7図に示す走査方法は、再生信号のS/Nを太き(す
るために極めて有効である。(なおヘッド5,5′のヘ
ッド幅lをトラックピッチTpより広(することによっ
て、第8図(3)の最小レベルをさらに増大させること
ができる。
本発明は、ヘッド5.5′が、第7図のC8,doを走
査するように制御する。このために第4図のトラッキン
グ誤差検出回路22において、再生パイロット信号PL
の周波数を低域に変換するためにミキザー回路60に供
給するローカル信号Fとして、スイッチ43をQU端子
側に切替えて、第8図(4)のようにフィールド毎に周
波数がf、 、 f3と切替わるようなローカル信+j
Fを用いる。例えば第8図+2) 、 +4)に示すよ
うに、CHIヘッド5がテープ1上を走査するAフィー
ルド期間には、ローカル信号Fとして周波数f、の信号
を用い、CH3ヘッド5′がテープ1上を走査するBフ
ィールド期間には、ローカル信号Fとして周波数13の
信号を用いる。いまAフィールド期間中、CH1ヘッド
5が、第7図のC8のように、f、のパイロット信号が
記録されているトラックA、を中心として走査すると、
走査の前半には左側の隣接トラック上を走査する割合が
、第7図において点を施して明示したように次第に減少
する。この点を施した部分ではf4のパイロット信号が
再生されるため、flなる周波数のローカル信号Fによ
って第4図のミキサー回路30で低域変換されて、3.
7’H成分が得られる。したがって31Hノ(ンドパス
フィルタ32で選択し、エンベロープ検波回路34によ
って検波された3fn成分の電圧ルは、Aフィールド期
間中第8図(5)のように変化する。
またCH1ヘッド5が第7図のC8のように走査する後
半には、右側の隣接トラック上を走査する割合が、第7
図において細かい横のノ・ノチングで明示したように、
次第に増加する。この細かい横のノ・ツチングを施した
部分では、f2のノ(イロット信号が再生されるため、
flなる周波数のローカル信号Fによってミキサー回路
30で低域変換され、fHバンドパスフィルタ61で選
択され、エンベロープ検波回路66によって検波された
h成分の電圧H1は、Aフィールド期間中第8図(6)
のように変化する。したがって差動増幅器35かも出力
される3J’n検波電圧札とfH検波電圧H1との差信
号〒−’(H3Hl)は、Aフィールド期間中第8図(
7)のように変化する。
次にBフィールド期間中、C)13ヘツド5′が、第7
図のd。のように、f3のパイロット信号が記録されて
いるトラックA2を中心として走査するど、走査の前半
には左側のf2なるパイロット信号が記録された隣接ト
ランク上を走査する割合が次第に減少し、走査の後半罠
は右側の14なるパイロット信号が記録された隣接トラ
ック上を走査する割合が次第に増加する。このときのロ
ーカル信号Fの周波数は、第8図(4)に示すように1
3であるから、低域変換された再生パイロット信号の3
fl(成分の検波電圧H= 、 IH酸成分検波電圧■
11は、第8図t5+ 、 fi+にみられるようにA
フィールド期間中と全(同様な変化を呈する。したかっ
てこのBフィールド期間中、差動増幅器55から出力さ
れる5に検波電圧H3とfH検波電圧H8との差信号〒
−’ (Hs Hl )も、第8図(7)のようにAフ
ィールド期間と全く同じ変化をする。
すなわち、第7図及び第8図に示す実施例において、ヘ
ッド5.5′がそれぞれ第7図のC8,d。
を走査して得られる3fH検波電圧比rfH検波電圧H
1、及びその差信号〒は、全く同じ波形となる。そして
、テープ10走行位相が遅れて、ヘッド5,5′がそれ
ぞれ走査すべきC8,doなる軌跡から、左側にずれて
走査した場合には、ともに5に成分比が増加しfH酸成
分1が減少するので、差信号〒−A(ルーH,)が上が
る。逆にテープ10走行位相が進んで、ヘッド5,5′
がそれぞれ走査すべきc(、、d(、なる軌跡から、右
側にずれて走査した場合には、ともに3fH成分ルが減
少しfH酸成分1が増加するので、差信号〒−A()1
3−Hl)が下がる。このように、ヘッド5がテープ1
上を走査するAフィールド期間と、ヘッド5′がテープ
1上を走査するBフィールド期間とは、テープ10走行
位相が遅れた場合には、差信号〒−A(a”lがともに
上がるというように、トラッキングずれの方向に対する
差信号〒の増減方向が等しい。そこで、第4図及び第5
図に示すスイッチ46をQU端子側に切替えて、ゲート
信号Gを常に零レベルとなし、2倍速再生動作中は常に
ゲート回路66を開放する一方、ゲート回路37を閉じ
て差信号〒−A(us−a)のみを、トラッキング誤差
信号TRとして出力させる。そしてこの誤差信号TRを
、第5図に示すように積分回路27で平滑した後、この
平滑されたトラッキング誤差信号TEを加算器21に送
って、2倍速の速度制御電圧SPと加算し、モータ駆動
回路18を介してキャプスタンモータ3に供給すること
によって、キャプスタン20回転を制御する。例えばテ
ープ10走行位相が遅れた場合には、差信号〒すなわち
トラッキング誤差1ぎ号TRが高くなって、キャイ゛ス
タンモータ30回転速度が上昇し、テープ10走行速度
が増してその走行位相が進むようにフィードバック制御
される。この結果、2倍速再生時に、テープ10走行位
相がトラッキング誤差信号TRに応じて制御され、ヘッ
ド5,5′が第7図のC8+dOを走査するようにトラ
ッキング制御がなされる。
次に第9図及び第10図に、ヘッド5.5′のトラッキ
ングずれに対するトラッキング誤差信号TR。
TEの変化を示す。この第9図及び第10図は、第8図
に示すようにヘッド5,5′の走査に応じてフィールド
毎に、ローカル信号Fの周波数をfl 1f、 、 f
、 、 +3と交互に切替え、またゲート信号Gを上述
したように常に低レベル状態に設定した場合における、
2倍速再生時のドラッギング制御の動作原理を示す図で
ある。
第9図において、(1)は周波数j1〜f4のバイ。
ット信号が記録されたトラックパターンと、−\ラド5
,5′の走査軌跡とを表わす。横のハンチングをbll
!iシた部分は低域変換されてfH酸成分なるパイロッ
ト信号が再生される部分を表わし、点を施した部分は低
域変換されて3に成分となるパイロット信号が再生され
る部分を表わす。また第9図(2)は、第8図[11に
示すヘッド位相検出信号SWとローカル信号Fとを併せ
て示したものである。また第9図(3)は、第8図(7
)に対応するトラッキング誤差信号TR=〒−’ (H
s −Hl)と、その平均値TEとを示したものである
。すなわち第9図には、ヘッド5,5′がPlからPo
まで少しずつずれた位置を走査した場合の、トラッキン
グ誤差信号TR、TEが示されている。このとき+アジ
マス角のヘッド5,5′が、互いに2トランクピツチず
れて、f+ 、+8なる周波数のパイロット信号が記録
されているトランクを中心としてP、のC8゜doのよ
うに走査するように制御するため、ローカル信号Fの周
波数を、第9図(2)のどと<11゜f、に交互に切替
える。
第9図のP、の状態は、ヘッド5,5′が第7図と全(
同じ軌跡C8,doを描いて走査した場合であり、3f
11検波電圧H8とfH検波電圧H1との差信号である
トラッキング誤差信号TR,は、P、+31に示すよう
に第8図(7)と同じ波形の信号となる。したがってこ
の誤差信号TRsを第5図の積分回路27で平滑したそ
の平均電圧TE、は、6fH成分とfH酸成分差が零と
なる電圧である。これは第9図Po及び第7図に示すよ
うに、再生パイロット信号PLがローカル信号Fとの掛
算によって低域に変換されて、3fH成分の信号が発生
するトランクパターンの部分(横)・ノチングの部分)
と、k成分の信号が発生ずるトラックパターンの部分(
点を施した部分)とが同じ面積になることからも明らか
である。
第9図(1)には、ヘッド5.5′がP、の軌跡で正し
−く走査しなかった場合の例が示されている。例えばP
、(11に示すように、トラックピッチの半分だけP、
の最適状態から左側にずれてC41d4のように走査し
た場合には、点で示す3fu成分の信号が発生するトラ
ックパターン部分のみとなり、トラッキング誤差信号T
R4は、P、(3)に示すように6fH側に移動して、
その平均電圧TE4が尚くなる。第9図のP3 (11
のように、P、の最適状態から左側に1トラツクピツチ
ずれて、ヘッド5,5′がそれぞれC3、d3のように
走査した場合には、5に成分がさしに増し、トラッキン
グ誤差1g号TR,がP3+31に示すような波形の信
号となり、その平均電圧TE3がさらに高(なる。P2
(11のように、P5の最適状態から左側に1.5トラ
ツクピツチすれてC2,d2のように走査した場合にも
、6fH成分の信号のみとなり、その面積はP4(+1
の場合と等しくなるので、P2(31に示すトランキン
グ誤差イぎ号TR2の平均電圧TE2もP4(3)のT
E、と等しくなる。このP2のトラッキング誤差信号T
R2とP、の誤差信号TR,とは、その同じ平均電圧を
中心として逆極性の関係になる。またP、 +11のよ
うにP、の最適状態から左側に2トランクピツチずれて
c、 、 d、のように走査した場合には、5fu成分
の信号が得られる面積と、J’u成分の信号が得られる
面積とが等しくなるので、P、 +31にボすトラッキ
ング誤差信号TR,の平均電圧TE、も、P、+31の
TE、と等しくなる。このp、 il+の走査状態にお
いてヘッド5,5′が再生する映像信号のエンベロープ
波形は、pi (11の走査状態と同じく第8図13)
のような理想的波形となる。しかしこのPlのトラッキ
ング誤差信号TR,とP、の誤差信号TR5とは、その
平均電圧を中心として逆極性の関係、すなわち■i、と
P、とはトラッキングずれの方向とトラソキング誤差信
号TEの増減方向とが逆になるので、このP、 (11
はP、+11と違って非安定状態となる。
また第9図において、ヘッド5,5′がP、(11のよ
うに、P、の最適状態からトラックピンチの半分だけ右
側にずれてC,、d、のように走査した場合には、横ハ
ツチングで示すfH酸成分信号が発生するトラックパタ
ーン部分のみとなり、トラッキング誤差信号TR6は、
pa (31に示すようにに側に移動して、その平均電
圧TE、が低くなる。P7F+1のように、P、の最適
状態から右側に1トラツクピツチずれてC,、d7のよ
うに走査した場合には、h成分がさらに増し、トラッキ
ング誤差信号TR。
がP7(31に示すような波形の信号となり、その平均
電圧TE、かさらに低くなる。P8fi+のように、P
、の最適状態から右側に1.5トラツクピツチずれてC
8,d4のように走査した場合には、J’H成分の信号
のみとなり、その面積はP、 filの場合と等しくな
るので、P8(31に示すトラッキング誤差信号TR8
の平均電圧TE、も、P6+31のTE6と等しくなる
。このP8のトラッキング誤差信号TR,とP、の誤差
信号TR6とは、その同じ平均電圧を中心として逆極性
の関係になる。またP9 (1+のようにP。
の最適状態から右側に2トラツクピツチずれてC0,d
、のように走査した場合には、P、の最適状態から左側
に2トラツクピツチずれてc、 、 d、のように走査
したP、 +11と全く同じ走査状態となるので、P、
(3+のトラッキング誤差4g号TR,、TE、はそれ
ぞれP、 +31のTR,、TE、と等しくなる。なお
第9図(3)において、トラッキング誤差信号の平均電
圧TEI 、 Tlム、 TE、は、3fH成分とfH
酸成分差が零となる電圧であり全て等しい。
このようにヘッドの走査位置に応じて、トラッキング誤
差信号TRの平均電圧TEが変化する。
したがってこの平均電圧TEは、ヘッドのトランキング
状態を表わす信号として利用することができる。ブよお
、トラッキング誤差信号TRはヘッドのトラッキング状
態を表わす信号であるが、実際にはパイロット信号の記
録レベルが映像45号への妨害をなくすために低くおさ
えられることなどが影響してノイズに乱され、その瞬時
瞬時の値は正確なヘッドの走査位置を必らずしも表わし
てはいない。そこで、標準再生時に2いても2倍速再生
時においても、この信号TRを平消化することによって
、ヘッドの平均的な走査位置を表わす信号TEを形成し
て、笑質的なトラソ千ング制御信号として用いる。
次に第10図に、ヘッド5,5′の走査位置(ヘッド5
,5′が1フイールドの走査期間の半分を経過した時点
における走査位置、すなわち第9図+11に示すヘッド
の走置軌跡c、dの中央部分の位tli、)を横軸とし
、縦軸にトラッキング誤差信号の平均電圧TEを示した
。第9図(1)のP、〜P、に示ず走査位置と、第10
図中に同一記号のP1〜P、で示した位置とは対応して
いる。
このように第4図に示すトラッキング誤差検出回路22
において2倍速丹生時に、ローカル信号Fとしてフィー
ルド毎にf、 、 f、を交互に与え、ゲート信号Gと
して常に零電位を与えると、ヘッド5,5′の走査位置
に応じて、トラッキング誤差信号TRの平均電圧TEか
、第10図に享ずように変化する。したがってこのトラ
ッキング誤差信号の平均電圧TEを、第5図に示すよう
に加算器21、モータ駆動回路18を介してキャブズタ
ンモータ乙に供給することによって、キャブスタフ20
回転位相すなわちチーブ10走行位相を制御し、所望の
トラッキング状態を得ることができる。このとき、第1
0図に−おいて、トラッキングか右にすれた場合にトラ
ッキング誤差信号TEが下がり、左にずれた場合にTE
が上がることによって負帰還制御となる点は、第9図で
述べた通りである。したがってP、の走査位置かjtt
ll m中心となる。
なお、上記の動作説明では、説明の便宜上、ヘッドが隣
接トラック上を走査した場合に、この隣埃トランクに記
録されているパイロット信号を検出するというように仮
定したが、実際にはヘッドギャップが隣接トランクに近
ければ、その上を走査していない場合にもクロストーク
により、隣接トラックに記録されているパイロット信号
の磁束をある程度検出することができる。したがって第
7図、第9図においてfH酸成分検出されるテープパタ
ーンの部分と5に成分が検出される部分、及び第8図、
第9図に示す各信号の波形が若干実際と異なる。しかし
ながらこのヘッドのサイドリーディング効果によっては
、上記の2倍速再生時におけるトラッキング制御の動作
原理も、その制御性能も何ら変わらない。
また上記の実施例では、ヘンド位相検出侶号謂が低レベ
ルのときにローカル信号Fの周波数をflとし、謂が高
レベルのときにFの周波数をf、としたが、これとは逆
に歴が低レベルのときにf、、SINか高レベルのとき
にf、なる周波数のローカル15号Fを用いてもよい。
この場合には、第7図においてCH1ヘッド5がd。を
走査し、CH3ヘッド5′がC8を走査するよう制御さ
れるが、両ヘッド5.5′のアジマス角が等しいので、
再生映像信号のエンベロープRF’は、第8図(3)と
全く同じになる。
また第6図において、CHlへノド5の近傍に一アジマ
ス角のCH4ヘッド6′(図示省略)を設置し、同じ−
アジマス角のCH2ヘッド6と口(4ヘクト6′とを用
いて2倍速再生を行なう場合には、ローカル信号Fとし
てフィールド毎にf7. f。
の周波数に切替えることによって、第7図の一アジマス
角の記録トランクB、、B2を中心とした走査が得られ
、再生映像信号のエンベロープI(Fは、第8図(3)
と全く同じになる。
才だ、286図において、例えばCH2ヘッド6を、C
H1ヘッド5よりも1トランクピンチだけ高い位置に取
り付け、このCH1ヘッド5とCH2ヘッド6とを用い
て2倍圧再生を行/よう場合には、ローカル信号Fとし
てフィールド毎にf、 、 f。
の周波数に切替えることによって、第7図の記録トラッ
クAt 、B+を中心とした走査が得られ、再生映像信
号のエンベロープF′は、第8図(3)と全く同じにな
る。このように2倍速再生時に用いる2個のヘッドのア
ジマス角と取り付は高さに応じて、ローカル信号Fとし
てフィールド毎に切替える2種類の周波数馨、4周波パ
イロット信号の周波数f1〜f4のなかから選定すれば
よい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明による2倍速再生時のトラッ
キング制御方式は、標準再生時と同じく走査すべき主ト
ラツクの、左右の隣接トラックから検出されるパイロッ
ト信号のレベル差に応じて、テープの走行位相を制御す
る方式であり、したがって標準再生時と殆んど同じよう
な高い制御安定性が倚もれ、かつ長時間記録においても
十分な性能の自動制御が達成され、トラッキングの無調
整化が達成される。
また、このような2倍速再生時のトラッキング開側1は
、標準再生時のトラッキング制御に用いる回路を兼用し
、単にトラッキング誤差検出回路に供給するローカル信
号及びゲート信号を、標準再生時と切替える回路を設け
るだけで可能である。したがって簡単かつ安価な制御回
路で実現することができる。
また従来一般江普及している第6図のような3ヘツドを
用いたフィールドステル機能を有する磁気記録再生装置
においては、新たなヘッドを設けずに本発明による2倍
速再生機能を付加することができる。このフィールドメ
チル機能と、2倍速再生機能とを併設する場合には、2
個のヘッドの間隔が180度でないときに生じる再生画
像の縦ゆれ対策のために、再生素直同期信号の前に付加
する疑似垂直同期1゛を号の挿入タイミングが共通化で
きる長所が得られる。
また本発明によれば、2倍速再生時に得られる再生16
号エンベロープの最小レベルが、トラックピッチTpと
等しいギャップ幅−を有するヘッドを用いた場合にも、
第8図(3)に示すように最大値の半分となり、従来方
法に比べて大きい。
しかもT、u>Tpなるヘッドを用いることによって、
この最小レベルをさらに大きくすることができるので、
再生信号のS/Nを飛躍的に高くすることができる。し
たがって上記実施例で述べた映像信号の出力レベルが増
大して、高画質の2倍速再生画像が得られるだけでなく
、回私ヘノドで記録した音声信号の出力レベルが増大し
て、高音質の2倍速再生音声が得られるという大きな効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヘッド走査軌跡を示すテープパターン図
、第2図は従来の再生信号エンベロープを示す波形図、
第3図は本発明に係るテープパターン図、第4図は本発
明に係るトラッキング誤差検出回路の一具体例を示すブ
ロック図、第5図は本発明に係る磁気記録再生装置の一
構成例を示すブロック図、第6図は本発明に係るヘッド
構成を示す断面図、第7図は本発明によるヘッド軌跡の
一例を示1−テープパターン図、第8図は本発明の一実
施例の要部信号を示す波形図、第9図は本発明の一実施
例のヘッド走食位置と要部信号を示す説明図、第10図
は本発明に係るトラッキング誤差信号を示す説明図であ
る。 1・・・磁気テープ、 6・・・キャプスタンモータ、 5 、5’、 6・・・回転ヘッド、 9・・・ローカル信号発生回路、 22・・・トラッキング誤差検出回路、27・・・積分
回路、 60・・・ミキサー回路、 36.37・・・ゲート回路、 43、46 ・・・スイッチ。 代理人弁理士 高 橋 明 夫−,5゜第 1 口 蜀 2虐 躬 30 第50 2 躬 d 第70 第3虐 7 第 9 m (Pl) CP) 0’3) [F4) (FS) (1’6) 第 90 (F7.+ (Ph) (F、) 躬70η E

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ’ fl 1 ft + 13 * f4なる周波数の
    4種類のパイロット信号が、傾斜した単位トラック毎に
    f、+ 、7’2 + f3 +への順序で記録された
    磁気テープと、再生時に前記磁気テープを記録時の2倍
    の速度で走行させるテープ駆動装置と、前記2倍速再生
    時に、前記磁気テープ上に記録された前記パイロット信
    号を再生する複数個の回転ヘッドと、前記2倍速再生時
    に、前記4種類の周波数11〜j4のうちの2種類の周
    波数を有するローカル信号を、単位時間毎に交互に発生
    させるローカル信号発生回路と、前記ローカル信号を用
    いて前記書生パイロット信号の周波数を低域に変換する
    周波数変換回路と、前記周波数変換回路の出力信号から
    +f+−f21中げs−1キfHなる周波数成分の信号
    と1f□−f、 lキIf、−f31中5になる周波数
    成分の信号を選択する回路と、前hQh成分の信号と3
    fH成分の1g号のレベル差を検出する回路と、前記レ
    ベル差に応じた信号を前記テープ駆動装置に供給するこ
    とによって、前記2倍速再生時に前記複数個の回転ヘッ
    ドが、前記磁気テープの所望の記録トランク上を正しく
    走査するように、トラッキング制御を行なう装置とを備
    えたことを特徴とする磁気記録再生装置。 2 前記2倍速再生時に、前記ローカル信号発生回路に
    よって、f、とf、またはf2とf4なる周波数を有す
    る2種類のローカル信号を、単位時間毎に交互に発生さ
    せるとともに、前記複数個の回転ヘッドとして、互いに
    略1801ff離れて配設された、同一アジマス角の2
    個の回転ヘッドを用〜・たことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載された磁気記録再生装置。
JP58190759A 1983-10-14 1983-10-14 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH07112263B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60253017A (ja) * 1984-05-30 1985-12-13 Pioneer Electronic Corp 磁気記録再生装置のサ−チ動作制御方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132450A (ja) * 1983-01-20 1984-07-30 Akai Electric Co Ltd 4周波パイロツト方式vtrにおける高速再生時のキヤプスタンサ−ボ方式

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