JPS6078577A - 乳酸菌培養物の高収量製造法 - Google Patents

乳酸菌培養物の高収量製造法

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JPS6078577A
JPS6078577A JP18684283A JP18684283A JPS6078577A JP S6078577 A JPS6078577 A JP S6078577A JP 18684283 A JP18684283 A JP 18684283A JP 18684283 A JP18684283 A JP 18684283A JP S6078577 A JPS6078577 A JP S6078577A
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lactobacillus
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、共生的培養によりラクトバチルス・アシドフ
ィルスとラクトバチルス・ザリパリウスとの乳酸菌培養
物を高収率でI!!造する方法に関する。
乳酸菌は菌形態と醗酵形式によって分類学上はストレプ
トコッカス(5treptococcus ) 、 −
J!シyjrフッカス(PedioCoccus+ )
 、ロイコノストック(Leuconostoc ) 
、ラクトバチルスおよびピフイドノ臂りテリウム(旧f
idobactorium )に分けられる。これらの
乳酸菌は、農産物や食品からヒトや動物の体まで自然界
にムく分布している。ストレプトコッカスは、ヒトや動
物の病原菌として、又あるW411Kは粘膜の常在菌と
して重要で、さらに・アル菌種は乳製品のヌタータと1
.て食品加工の分野で利用されている。ペジオコツカス
やロイコノストックは、はとんどが醗酵に関連L7た菌
で動物の生体とけ関係が少ない。ラクトバチルスとビフ
ィドバクテリウムは、乳W!菌の代表的なもので醗酵食
品から口腔、腸管、膣まで広く分布(−1、医学微生物
学の分野では、とれらの菌は口腔、腸、膣内の正常菌叢
と1.てヒトや動物の健康維持との関係で重要視さit
ている。
管に、ラクトバチルスはグラム陽性通性嫌気性無芽胞桿
菌で、菌種によってけ球桿菌状、直桿菌状、わん曲状、
コリネバクテリウム状、糸状などの形態を呈するが、ビ
フィドバクテリウムのようにはなはだしい分岐を示すこ
とはない、Qラクトバチルスは、大部分運動性はなく、
通常カタラーゼ陰性、好気的東件によシ嫌気的、又は微
好気的条件によく発育し、糖分解性が強い。耐酸性で…
5.0で発育する。最終pTTけ3.5〜4.0である
。lラチンを分解せずインドールおよび硫化水素を産生
じない。
一方、鳥類ならびに動物由来のラクトバチルスは、消化
管、粘膜上皮細胞に強く付着するという点で他の腸内菌
とは弄なる。さらに特徴的なことは、ラクトバチルスが
粘膜上皮細胞に付着する時には厳し2い種特異性が認め
られる( Infectionand Immunlt
y 12.173.1975 )。
たとえば、ニワトリから分離されたラクトバチルスは、
ニワトIJの上皮細胞には付着するが種の異かるラット
の上皮細胞には付着しない。逆に、ラットから分離され
たラクトバチルスは、ラットの上皮細胞には付着するが
ニワ) IJの上皮細胞には付着しない。ヒトあるいけ
ブタから分離されたラクトバチルスは、種の異なるニワ
トリ、ブタのいずれの上皮細胞にも付着しない。ラクト
/クチシスの種特異性は無菌(腸内菌叢不在)ヒナを用
いた実験でも証明されている( Jpn、 J、 Mt
crobiol。
15.531.’ l’?71 )。
ニワトリを手でつかむ、ワクチン接種、デビーク、移動
、過密、中抜き、給水、絶食、温度σ)急変なトldス
トレスの代表例てらる。野外にV通に存在しているこの
ようなストレスは、ニワトリの免疫機能に悪影響を及は
すことがすでに明らかにされている。ワクチン接種をす
る前にニワトリが高温にさらされると、抗体産生が阻官
される(Poult、 ScA、54.2101.19
75 )。又、ワクチン接種後抗体価が安定したエワ)
 IJを高温に短時間さらすと、抗体価が急激に低下す
る( Poult、5r−t、 49.202.197
0. poult、 8ci、 47.264.196
8)。
絶食と給水を行つ一ニワトリでは、牌臓の抗体産生細胞
数は著しく少なく、血中食細胞の食菌能も低下し−rい
る( Avian Dig、 25.214.191’
il)。
最近、ニワM+の細胞性免疫能に及ばず高温ならびに低
源ストレスの影響が調べI−、11,た結果、これラノ
ストレスによって細胞性免疫能も低下することが実証さ
れた( Am、 J、 Vet、 Ros、 42.2
94゜1981 )。
ところで、健康な動物の消化管に棲む一群の細菌は正常
腸内菌叢(腸内フローラ)といい、その中には、定住菌
と飼料と共に島内に侵入するが住みつくことのできない
通過菌がある。光間は、ニワ) IJの消化雷名部位の
菌叢を検索(−1盲腸内菌叢は他の部位とは全く異方る
菌叢を示1ことを明らかにした(鶏病研究会報13.1
13.1977 )。すなわち、味のう、胃、小腸では
ラクトバチルスが最優勢菌叢を構成l、でいて、それら
の閃は消化管粘膜の上皮細胞に強く付着し、病原菌も含
めて外来菌の経口的侵入に対応し2でいる一一方、盲腸
内では各稲の個性嫌気性菌が著しく増殖1.ていて、こ
れらの菌によって最優勢菌叢が構成されている。
これらの傾向は、ブタの場合も全く同様である(日本獣
医師会誌旦、 +qq、 1978 )。
ところで、ストレスとニワトリの腸内菌叢との関係につ
いでは不明な点が多いため、われわわは、環境制御’l
装置(トキワ科学器械TVC−1型)を利用して、飼育
環境温度と腸内菌叢との関係について詳細に検討した(
第90回日本獣医学会講演要旨集109頁)。まず、2
5°Cで飼育したヒナを40’C(A群)、38°C(
B群)、33°C(0群)にそれぞれ設定した環境制御
装置の中に2日間入ノ11.25°Cに戻して5日後再
び2日間それぞれの温度にばくろし、25°Cに戻して
5日間飼育し7た。腸内菌叢の倹索刺料は、それぞれ温
度が変化する時点で採をした。
ストレスの程度は副腎の組織切片標本の病理変化をもと
に判宇した。その結果1強いストレスはA群に認められ
、B群では弱く、0群では正常であった。一方、顕著な
腸内菌叢の変動はストレスの最も強かったA群の小腸部
位に限局して観察された。すなわち、大腸呵(E、 c
oli ) 、ストレプトコッカス、 スタフィロコッ
カス(5taphyloco−ccus )の異常増殖
と最優勢菌である2クト・々チルスの減少あるいは消失
が昭められた0 偏性Is気性菌の変動は観察されなか
った。 ストレスの弱かったB群ではラクトバチルスの
変動を除いてA群のそれに類似していた。又、絶食、結
水ストレスt−与すること罠よってラクトバチルスが消
化管からはとんど検出されなくなったヒナに10I0個
の病原大腸菌(02血清型)を軽口接種[7たところ、
接種した50q6のヒナに心のり炎、気のう炎、肝包膜
炎が観察され、多量の接種菌が肝、血液・肺、心のうか
ら回収され典型的な大腸菌症が再現され念(未発表)。
しかしながら、正常腸内菌叢を構成しているヒナに病原
大腸菌を経口接種しても発病に至らず、いずれの組織か
らも接種菌社回収されなかった。
仁のように、ストレスはニワトリの免疫機能に障害を与
える以外K、生体防御に関与する正常腸内菌叢にも悪影
響を及ぼしている。
Watkfns ラは、無菌ヒナを用いてり、アシドフ
(ル、Xによる病原大腸菌の腸内増殖阻止について検討
したところ、L、アンドフィルスの投与によって病原大
腸菌の腸内増殖とそれによる死亡率を有意にコントロー
ルすることが可能なことと明らかにした( Poult
 8ct、 5g、 1121.1979 )。
最近、柴谷らはラクトバチルス・アシドフィルス(以下
、L、アシドフィルスと略す)とラクトバチルス・サリ
パリウス(以下、L、サリパリウスと略す)からなる凍
結乾燥物をヒナに投与し、育成率ならびに爽質臓器から
の大腸菌分離率に及ばず影響を調べた(第94回日本獣
医学会講演要旨集128頁)。
供試ヒナはA群5 、900羽、B群7.000羽を用
いた0投与菌は光間によって分離、同定されたニワトリ
由来り、アシドフィルス■型菌とり、サリパリウスIV
a型菌(われわれが本試験に用いた菌株)とのおのおの
の凍結乾燥菌を混合したものである。
Iバイアルの凍乾菌は約t 、ooo羽のビナが3時間
以内に飲むように溶解し、餌付時、デビークおよびワク
チン接種後ttCそれぞれ1回投力した。その結果・ラ
フトノ(チルスを投与することによりヒナの発育は促進
し、死亡率はA群、B群ともに顕著に低下した0又1肝
、肺、牌ならびに腎Rm織からの大腸菌の分離車はラク
トバチルスを投与することによシ有意に低下した(P<
0.05〜0.0 + )0一方、01.02 および
078血消型病原大腸菌の試験管内増殖能に及はすラク
トバチルス添加の影響を検討した(第94回日本獣医学
会講演要旨集+28i)、L、アシドフィルスが添加さ
れた時には、培養48時間目から各血清型のレベルを越
えて病原大腸菌の増殖抑制が観察され、L、アシドフィ
ルスとり、サリパリクスの2菌種が同時に病原大腸菌の
培地に添加された時には、その病原大腸菌の増殖抑制効
果はさらに大きく、しかも、培養早期から観察さiまた
っこれに反し、L、ザリパリウス単独が添加された時に
は、どの血清型の大腸菌にも増殖抑制は観察されなかっ
た。
LurouRse はニワトリにり、アシドプイルス添
加飼料を寿えたところ、抗生物質と同程度の効果を認め
た( Le8Ind de I’B11n、 Anim
、 212+ 15++qqa )。Tortuero
 /d、ふ化直後から5日間ドアシトフィルスの凍結乾
燥物を飲水に溶解して与えたところ、9日齢で盲腸のり
、アシドフィルス菌数が著しく増加し増体重と飼料要求
率が抗生物質と同程度に改善されることを報告した( 
PoultSci、52,197. 1973 )。
同様に、子ブタでもL、アシドフィルスを与えることに
よって腸灸の発生が漸次減少し、腸内にも、アンドフィ
ルスが優勢菌として残ることが明らかにされている( 
Southwest\’Ct、、 18.、’287゜
1(?65 )。又、King け肥i[KiL、丁う
・ドフイルヌを離乳抜5日間投与(7たところ、増体重
ならびに飼料要求率が有意に改善さi]−ることを報告
;。
たC VeLerinarf、n 5.273. I’
?FJ ) 、 Mitche11トKenWOrth
y #:tストレグトコツカス・フエS/ウム(5tr
eptn+1occus faectum )とラクト
バチルス・ブルガリウx (L、 bulgarius
 ) の培養上清に抗−大腸菌活性を認め、L、プルガ
リウムとストレグトコツカX−7エカーリス(5tre
ptococcusfa++calis ) の培養液
成分中Fτ病原大腸菌のエンテロトキシン(enter
otoxin ) ′jfC中和する物質C)あること
を見出し、病原大腸菌を人工感染させた早期離乳豚にラ
クトバチルス・プルが11カス(L。
bt+1gariCos ) の培養液を与えた場合、
増体重、育成出、致死までの日数にいずれも良い効果が
あつたことを報告している( J、 Appl、 T3
act、eriol。
41.163.1976 )。
以上の成績は、いずれも正常腸内菌叢としてのラクトバ
チルスの有用性を示すものでおる〇わが国でけ、こit
tでに、家禽ならびにニワトリの飼料要求率の向上1発
育の促進、予防又は治療の目的から飼料中に大量の抗菌
性物質が添加されてきた。しか(、なから、いくつかの
抗生物質は、宿主の蛋白質乃°らびに免疫グロブリンの
合成を障害1.・′・ニーの結果、ワクチンの免疫応答
を低下させたり、宿主の防御にかかわりを持つ腸内菌叢
にも悪影響を及ホ11、そのため、自発性(日和見)感
染が成立し7やすくなると考えらiする。
1981年4月、飼料の安全性確保および品質の改善を
図るため薬事法が改正され、従来、動物の発育促進剤と
して使用#れできた抗菌性物質の飼1) ヘ(2)添加
が厳しく規制穴れるようになった。
これに伴って抗菌性物質に代わるものとしてラクトバチ
ルスなどの生菌剤、例えば、L、7シドフ(A、 スj
 リなる乳酸菌培養物が飼料添加あるいは動物m治療薬
としてにわかに注目され市販されるに至った。
そのようなラクトバチルス生菌剤の製造は、所望の乳酸
菌菌株を常法で培養することによって行なわれる。しか
しながら、乳酸菌としてり、アシドフィルスを培養する
場合に多くのビタミン類を含まない安価で単純な組成の
培地を利用して培養すると、培地の単位容量当たりに高
い菌数のL・アシドフィルスを含む培養物を得ることは
困難であることが見出されている。
本発明者らは、この問題を解決するためニワトリやブタ
の消化管内でり1丁シトフィルスとり。
サリパリクスが共生関係にあることに着目し、二’7)
りの腸管から分離したし、アシドフィルスとL ザリパ
リウスとを共生的に混合培養すると・菌の増殖を奏して
菌量を増収できると予懇し試験によって両穏の乳酸函菌
株の共生的培養によって種す有利な効果が得られること
をaj認1.た。そ1゜て、こitK基づいて本発明を
完成(〜た。
すなわち、本発明の要旨となるところは、乳酸菌によっ
て利用されろ炭素源と窒棄源とを含む培地中でり、アシ
ドフィルスとり、サリバリウスとを共生的に混合培養し
、これにより■7.アシドフィルスの増殖を促進させる
ことを特徴とするり。
アシドフィルスとり、ザリバリウスを含む乳酸菌培養物
の高蚊がIll造法である。
従来、高い菌量でり、アシドフィルスを含む乳酸菌培養
物を得ろためには、培養中に培地内にぎクミン類又はこ
れと均等的な物質1例えば高価な肝I!@抽出液を存在
することが必要と考えられrいたが、本発明の方法では
、そのような多量のビタミン類を培地中に存在させなく
て済み、安価に目的の乳酸菌培養物を製造できる。
本発明の方法においては、所要の炭f源、窒素源と無機
塙とを含む培地にり、アシドフィルスとり、サリパリウ
スとを同時接種17.36〜38°Cで静置培養L7.
培養液中に必、要な菌をのL 、アシドフィルスが増殖
するま千培養を紗ける。培養終了後は、所望ならば、こ
れら乳酸菌の生存1.、た状態で適当な手段により培養
液t−濃縮又は完全脱水。
例えば凍結乾燥1.て、乳酸菌を含む濃厚菌液又は乾燥
粉末の形の所望の乳酸菌培養物を収得することができる
本発明の方法を夷抱するに当って、乳酸菌を培養するに
用いる栄養源としては、細菌の栄養源として公知のもの
を適宜使用できる。例えば、市販されているグリセリン
、 グルコース、 ラクトース、 シュクロース、 デ
ンプン、 マルトース、at蜜などの炭水化物、脂肪か
とを炭素源として・また、市販されているペプトン、 
肉エキス、 コーンスティーグリ力、 綿実粉、 落花
生粉、 大豆粉、 コーングルテンミール、魚粉@ p
母エキス、N−Zアミン、 カゼイン。
硝酸ナトリウム、 硝酸アンモニウム、 硫酸アンモニ
ウムなどを窒素源として、食塩、 燐酸基。
tjteカルシウム、 硫酸マグネシウムなどを無機の
栄養源としてそれぞれ使用できる。その他必要に応じて
微量の金屈頃を添加する。これらのもσ〕は、乳酸菌が
利用し、また、本物質の生産を妨害しないものであil
、ばよい。公知の細菌の培養材料はすべて使用できる。
L、アシドフィルスの接種量とし・サリパリクスの接種
量との比率は約1:0.5乃至0.5:lの範囲である
ことができ、好ましくは約1:1である。
本n明の方法で使用できるり、アシドフィルスの一例は
ニワトリ由来のり、アミドフィルス■型であり、L、サ
リパリウスの一例鉱ニワトリ由来ノL 、 サIJ ハ
IJウスlVa型であり、本発明者らは、これらの菌株
を1980年光岡知光間士から分与された。これらの菌
株は昭和58年10月1日に微工研(工業技術院微生物
工業技術研究所)に、夫々に微工研菌寄第7290号及
「第7289号として寄託された。
本発明の方法で使用できるニワトリ由来り、アシドフィ
ルス■型(rgaMP−7290)とり、−tl−I7
パリウスlVa型(FERMP−72gq )の菌学的
性状は以下の通シである( zbt f Bakt、 
I Orig、210゜32−51.1969 )。
菌落の性状:L、アシドフィルスは正円1表面・l?I
l様とも粗精であり、BL寒天平板上で灰褐色、中心凸
状の集落をつくる。
L、ザリパリウスは正円1表面、rR縁とも平滑。
BL寒天平板上では乳褐色で半円状に***し、中心部茶
褐色である。
菌]’EdiJl:L、アシドフィルスは太さが比較的
均−力桿菌、単在、又は短連鎖状に1列し、束状に塊を
つくる場合もある。
L、サリバリウスはダラム陽性、短桿菌あるいは球桿菌
で短連鎖1〜たり糀棒状を呈する。
15°Cでの発育;両菌種とも15″Cで発育しない。
運動性;・ 両菌種とも運動性はない。
乳酸の旋光性:L、アンドフィルス1jDT、f、L、
ザリパリウスのそれけL(+)である。
牛乳凝固=L、アシドフィルスは陰性、L、ザリパリウ
ヌは陽性である@ クエン酸塩からのガス産生能:両菌種とも陰性である。
す/が酸塩からのガス産生能:L、アシI゛フィルスt
jl性、L、サリパリウスは陽性である。
単糖種の分解能:両菌種ともアラビノース。
キシロース、 ラムノース、 リ?−スを分解しない。
二糖種の分解能:L、アンドフィルスはサッカロース、
 マルトース、 セロビオース、 ラクトース、 メリ
ビメースを分解するが、トレハロースを分解しない。
L、サリパリウスはサッカロース、 マルトース、 ラ
クトース、 メリピオースを分解するが、セロビオース
とトレハロースを分sしない。
三糖種の分解能:L、アンドフィルスはラフィノースと
メレチトースを分解する。
L、サリバリウスはラフィノースを分解するが、メvチ
トーxを分解しない。
多糖種の分解能:L、アシドフィルスはデキストリンと
スターチを分解するが、L、ザリパリウスはこれらを分
解しない。
多価アルプール類:L、アシドフィルスはマンニットと
ンルビットを分解しないが、L、サリパリウスはこれら
を分解する。
rR1体:・ L、アシドフィルスはエスクリン。
→ノ・ワシノ、 アミグダリンを分解するが、α−メチ
ルグルコシドの分解は士である。
L、サリパリウスはエスクリンとサリシンヲ分解するが
、アミダダリンとα−メチルグルコシドを分wIt〜な
い。
次に、本発明の方法を実飽例、比較例及び参考例につい
て具体的に説明する。これらの例で用いる各種の培地の
組成及び調製法を先づ説明する。
Cイl BL寒天培地 このRLQ天培地は、ラクトバチルスの集落ヲ釣閑した
り、菌数の測定に用いられる。
培地組成: ラプーレムコ(Lab −1’emCo)牛肉エキス(
Oxold )−−−−3,Of !ロチオース・イブトン(Proteoso pept
o−ne ) g 3 (Difco) −−−−10
,01Fトリプデイケース(Trypttc柿e) (
BBL)−−−−5,Of フイトン(Phytone) (RBL)−−−−3,
0tイースト・エキストラクト(Yeast・extr
act)(Difco) 5.Of 肝臓抽出液(ビタミン顔合tr)(注1)−−−−15
0,/ ブドウ糖 −−−−10,0f i[溶性デンプン 0.52 ?FffA (注2)−−−−10−Om!溶液B (
注5> s、oイ ツイーン80(表面活性剤) −−−−+、OV寒 天
(り1fcol −−−−15,OfL−システイノ膓
e切 −−−0,5Fつ、血液 −−−〜 50 mp 蒸留水 −−−−165m+! pl+ 7.2 (注1)’肝臓末(ilj’)loft170−のNp
水で50〜60−’Cのウォーターバスで約1時間浸出
!また後、Ion”C15分加熱し、F紙で濾過。pT
+を7.2に修正L−にもの。
(注2 ): ICIT PI’+ 25 fとに、F
TP0425 Fと2゛4 を′nI製水250dに消録1,7たもの。
(注51 : MgSO4+7H,01o f 、 F
pRO4−7H,OO,5f 、 Nap/ 0.5 
f 、 MnSO40,:t37 f を精製水250
mgに溶解したもの。
このBL寒天培tl!1 ’7−”調贋りけ、つ1向液
以外の成分を加熱して溶解しpT(を修正、1158C
20分間滅菌後50°Cに冷却(7ウマ向#を無菌的に
加え、シャーレに分注して平板とずろことにより行わり
る。
(ol Rriggs 1iver brot、hこの
培地は、ラクトバチルスの増殖用として用いられ、従来
慣用されるビタミン類(肝臓抽出液の形で使用される)
を含む高価々培地の代表例であるO 培地#lll成: トートジー−ス浸出液 (注4) −−−−400〒− ネメベデトノ (Difco、) −−−−15,Of
イースト・エキストラクト (Djfcn)−−−−6
,0f 肝1匹抽出液 −−−−75彎l ブドウ糖 −−−−’20.OF 可溶1生デンデノ −一−−0,5G’食jfi −−
−−5,0F ツイーン80 −−−− 1.0f L−システィーン塩酸堪 −−−−0,2F精製水 −
−−−525ゴ p?? −−−−6,8 (i7I):)マドジュース(デル千ンテ)に等量のn
Il!117kを加え、時々攪拌しhtzら1時間半加
熱[・た後1p紙で濾過。In ’S NiO■T f
 pT77.Qに修正し、たもの。
←う LB培地(仮称) 仁の培地は、本発明の方法で用(・・るのに好苦しいも
のであ一]で、高価なビタミン類を含址斤い安価な合成
培地の代を例である、こhはラクトバチルスの増殖用培
すI(1,と;−て適する。
培地M3Fi!、; イースト・エキストラクト 〜−−−lf4.0 IP
々グトン −−−−10,(l f ブドウ糖 −−−−10,Of 酢酸ナトリウム −−−−15,Of システイノ塩酸廖 −−−−+、op ツイーンgo −−−−+、of 精製水 −−−−1,000rrte pT(6、5 この培地の調製は常法で必要+1ji分を混合し滅菌し
−r行われる。
実綿例1 前記のBL寒天培地平板に一次培養したし・アシドフィ
ルス■型又はり、ザリパリウスIV a 型の集落をそ
れぞれ1個釣菌し、前記のBriggFIliverb
roth (従来用いむ−れたビタミン類を含む高価、
複雑な組成の培地の例)にそれぞれ接種し、36〜38
°Cで18時間培養した。このよ°2にして3代継代し
たり、アシドフィルス■型の培養菌液とL・サリ″リウ
スlVa型の培養菌液を種菌として用い、増殖用として
5tのBr1gg51iver brothにそれぞれ
2%の接種量で両者を同時接種し36〜38°Cで培養
した。静置培養開始後6,9゜+2.15.18.21
.24時間目に培養菌液を採取し菌数の測定を行った。
実験は3回実抱した◎その結果を第1表に示す。比較例
として、上記の2種の乳酸菌菌株の一方のみ、すなわち
り。
アシドフィルス■型のみを同一条件で単独に培養して、
同様に菌数を測定した。その結果も第1着に示す。L、
アシドフィルスの増殖hL、vリパリウスI%’a型と
の同時接種により多少とも促進される傾向が認められた
なお、記1表の実験1,2.3の結果は添何図面の第1
図、第2図、第3図におのおのに図表的に表わした。
なお、上記の参考例及び後記の突怖例において、菌数の
測定方法は次のように1.た。すなわち、培養菌液1d
を9−の希釈液(下記の組成をもつ)で希釈[7て10
 希釈液を作す、順次10倍階段希釈液を作り、培養液
に含まれる菌数に応じて適当な3〜4段階の希釈液の0
.05*eを表面をよく乾燥させたBL寒天培地平板の
1/3〜1/4区画にピペットで滴下し、コンラジ棒で
一様に塗布する。
接種の完了した平板は、ただちに蓋の方を上にして嫌気
ジャー(ヒラヤマ製作所)に収め、その上にアルマイト
シャーレヲ載セる。スチールクール(グレードO)をI
Or程度に切りとり酸性硫酸鋼に浸した後、手で水をし
ぼり、はぐ]−てからすぐアルマイトシャーレの上にの
せ、ジャー中を炭酸ガスで満たす。378Cで48時間
前後培養した後菌数を測定する。
塗体希釈液の1成: KH2PO4−−一−4,58’ Na2HP04−−−− 6.0 ? システィン塩酸塩 −−−−0,5f ツイ一ンgo−−−− 0.5F 寒天 −(’1.51F 精製水 −−一−1,000ml 各成分を加熱して水に溶かし、試験管に9−ずつ分注し
ブチルゴム栓をして121℃15分間滅閉して用いる。
実雄f112 前記のBL寒天培地平板に発育させたし、アシドフィル
ス■型又はり、ザリパリウスIVa型の集落をそitぞ
れ1個釣菌し、前記のLB broth (仮称、多く
のビタミン類を含まない安価で単純な耕成の培地)に接
種し36〜38nCで18時間培養した。このようにし
て3代継代したし、アンドフィルス■型の培養菌液とり
、すIJ’ /々リウスIVa型の培養菌渣とを増殖用
の5tのLB bro th におのおの2悌の接種量
で両者を同時に接fi L 36〜38°Cで培養した
。静置培養開始後6・ 9・ 12・+5.11 21
.24時間目に培養菌液を採ルし菌数の測定を行なった
。実験は3回行なった口その結果を第2表に示す。比較
例として、一方の菌株のみ、すなわち、L、アシドフィ
ルス■型のみを単独に培養して同様に菌数を測定した。
その結果も第2表に示す。L、アシドフィルス■型の増
殖けり、サリパリウスIVa型との同時接種によって顕
著に促進された。
なお、第2表の実験1,2.3の結果は第4図、#¥5
図、第6図におのおのに図表的に表わした口参考例 上記の実株例によって本発明の方法で得られた乳酸菌培
養物を凍結乾燥(7て得られた乳酸菌生菌剤における菌
の安定性を次のようにして試験した。
すなわち、実施例2の混合培養法によって得られたり、
アシドフィルスとり、サリパリクスを含む培養液から菌
体を連続遠心法によって集菌したその援、後述の組成の
凍結乾燥保護剤と混和し、凍゛乾用バイアルに4.0−
ずつ分注し常法に従つ“て凍結乾燥した。50ツトの試
作品について+4〜+10°C保存下でのり、アシドフ
ィルスの安定性を検討した。+4〜十+o″cの冷暗所
に少なくとも12ケ月間保存した後に各バイアル中の■
・、アシドフィルスの生存菌数を測定し、次の第3表の
結1t(lた。L、アシドフィルスの菌数は低下せず。
本発明による共生的混合培養法によって得られた凍乾乳
酸菌生菌剤製品の安定性が奥証された。
第3表 なお、上記の保護剤の組成は次の通りである0グルタミ
ン酸ナトリクム −−−−’50.Of可溶性デングン
 −−−−50,(’) fシヨ糖 −−−−50,O
f システィン壊酸塩 −−−−20,Ofリ ジ ンH翼
 酸塩 −−−−2o、o タチオ尿素 −−−−10
,Of f1t製水−−−−+、ooo 、p。
〆薯 −−−−6,5
【図面の簡単な説明】
第1図、832図、第3図は、実皓例1における第1表
のおのおのの5ill!W/!結果の図ト図を示す。 第4図、第5図、第6Mは、実施例2における第2表の
おのおのの実計結果の図表図である。 第1〜第6図において、縦軸はり、アシドフィルスの菌
数(Log、 IQ / ml j@養液)を示し、t
III軸は培讐時間(時間)を表わす。白丸を結ぶ曲線
はり。 アシドフィルスを嘔独培養した場合(比較flI)を示
し、黒丸を結ぶ曲線は本発明によりり、サリパリウスと
共生的混合培養した場合(実mf11)を示す。 培養時間 培養時間 培養時間 培養時間 培養時間 培養開間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 乳酸菌によって利用される炭素源と窒素源とを含む培地
    中でラクトバチルス・アシドフィルス(Lactoba
    eillus ncidophius ) とラクトバ
    チルス・サリパリウス(L+xctohactllus
     5alivariu*’)とを共生的に#f養し、こ
    れによりラクトバチルス°アシドフィルスの増殖を促進
    させることを特徴トスるラクトバチルス・アシドフィル
    ストラクトバチルス・サリパリクスを含む乳酸菌培養物
    の高収量製造法。
JP18684283A 1983-10-07 1983-10-07 乳酸菌培養物の高収量製造法 Granted JPS6078577A (ja)

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