JPS6076023A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

Info

Publication number
JPS6076023A
JPS6076023A JP58184827A JP18482783A JPS6076023A JP S6076023 A JPS6076023 A JP S6076023A JP 58184827 A JP58184827 A JP 58184827A JP 18482783 A JP18482783 A JP 18482783A JP S6076023 A JPS6076023 A JP S6076023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
orientation
drying
coating
preliminary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58184827A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0656656B2 (ja
Inventor
Kenichi Masuyama
健一 増山
Toshimitsu Okutsu
俊光 奥津
Takahito Miyoshi
孝仁 三好
Hiroshi Ogawa
博 小川
Masahiro Uchiumi
正広 内海
Masaaki Fujiyama
正昭 藤山
Sugihiko Tada
多田 杉彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP58184827A priority Critical patent/JPH0656656B2/ja
Priority to US06/654,549 priority patent/US4567057A/en
Priority to DE3436260A priority patent/DE3436260C2/de
Publication of JPS6076023A publication Critical patent/JPS6076023A/ja
Publication of JPH0656656B2 publication Critical patent/JPH0656656B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/842Coating a support with a liquid magnetic dispersion
    • G11B5/845Coating a support with a liquid magnetic dispersion in a magnetic field

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録媒体の製造方法、特に詳細には磁性粒
子の配向性および表面平滑性の優れた磁気記録媒体全製
造しうる方法に関するものである。
近時、磁気記録媒体のS/N特性改善が強く要求され、
磁性層全構成する磁性粒子の微粒化、あるいは表面平滑
性の向上等によってS/N特性全改善する試みが広くな
されている。
一般的な磁気記録媒体として従来より、溶媒によりm解
された結合剤中に磁性粒子を分散してなる磁性塗布液を
、非磁性支持体表面に塗布して磁性層を形成したものが
知られている。この種の磁気記録媒体は非磁性支持体を
連続移送しつつ、該支持体の表面に上記磁性塗布液全塗
布し、このようにして形成された塗膜を乾燥、固化して
磁性層とすることによって得られるが、最近は磁性層の
磁気ヒステリシス曲線の角形形状性(角形性)?高める
だめに、塗膜が固化する前に該塗膜に対して外部磁界全
印加して磁性粒子の容易磁化軸を所望方向に配向させる
処理が広く行なわれている。
上述のような磁場配向処理を行なってから次に塗膜乾燥
がなされる1での間に、一度配向された磁性粒子の配向
性が乱れる傾向があることが一般に認められているが、
その傾向は磁性粒子の粒径が小さいほど高いことが本発
明者らの研究により明らかになっている。
したがって前述したS/N特性改善のための磁性粒子微
粒化は、上記の点から自ずと制限されることになる。
そこでS/N特性を改善する上で、表面平滑性を高める
ことが不可欠となるが、この表面平滑性も上記磁性粒子
の配向性と密接に関わり合っている。すなわち配向性を
与えるために磁場配向処理を行なうと、磁性粒子が凝集
して塗膜が荒れ、表面平滑性が低下するのである。この
ような不具合を解消するために、配向磁界によって磁性
粒子が磁気的に凝集しない程度に塗膜全予備乾燥し、そ
の後配向処理をしてから再度乾燥処理を行なうようにし
た磁気記録媒体の製造方法(特公昭56−36496号
)も提案されているが、このような方法によると磁性粒
子の配向性を十分に高めることができない。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、磁性粒子の配向性が高く、また表面平滑性も高い磁気
記録媒体を製造しうる方法を提供すること全目的とする
ものである。
本発明の磁気記録媒体の製造方法は、連続移送される非
磁性支持体の表面に前述したような磁性塗布液全塗布し
、その後磁場配向、乾燥処理を施して磁気記録媒体?製
造する方法において、磁性塗布液を非磁性支持体表面に
塗布した後、予備配向を行なってから予備乾燥し、次に
中間乾燥しっつ本配向を行ない、その後本乾燥すること
全特徴どするものである。
次に、図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
第1図は本発明の磁気記録媒体の製造方法全実施する装
置の一例を示すものである。長尺、帯状の非磁性支持体
1は送出しロール2から送り出され、連続移送されて巻
取りロール3に巻き取られる。連続移送される非磁性支
持体1の表面(図中上表面)に近接する位置には、−例
として塗布ヘッド4が配置され、該塗布ヘッド4により
支持体】の表面に磁性塗布液5が塗布される。この磁性
塗布液5は、溶媒により溶解された結合剤(バインダー
)中に磁性粒子全分散させてなるものであり、この磁性
塗布液5が塗布されて支持体1表面上には塗膜5′が層
成される。
上記塗布ヘッド4から支持体移送方向下流側に向けて順
に、予備配向磁石6、予備乾燥手段7、中間乾燥手段8
、本乾燥手段9が配設され、中間乾燥手段8の外側には
本配向磁石lOが設けられている。
非磁性支持体lは塗膜5′が未乾燥の葦ま上記予備配向
磁石6の近傍を通過し、このとき該予備配向磁石6によ
って、塗膜5′中の磁性粒子が所望方向に配向される。
この予備配向磁石6としては単極永久磁石、二極対向永
久磁石、四極対向永久磁石、あるいは電磁石等が使用さ
れうる。そしてこの予備配向磁石6は一般に、平均磁束
密度300〜5000 G、望ましくは1000〜40
00G程度のものが好適に使用される。
次に非磁性支持体1は、該支持体1の表面に乾燥風を供
給する予備乾燥手段7内に送られ該乾燥手段7において
予備乾燥され、引き続き中間乾燥手段8′により中間乾
燥されつつ本配向磁石lOにより本配向処理され、最後
に本乾燥手段9によシ本乾燥され、支持体l上の塗膜5
′が固化されて磁性層とされた磁気テープが完成する。
上記予備乾燥においては、塗膜5′中の残留溶媒を、塗
布前の磁性塗布液中の溶媒量の50〜95チまで乾燥さ
せ、中間乾燥においては5〜70%葦で乾燥させ、最後
の本乾燥において5%以下葦で乾燥させるのが好ましい
予備乾燥において上記範囲を超えて乾燥させると、塗膜
5′の粘度が大きくなる結果本配向磁石IOによる磁性
粒子配向が困難になり、完成した磁気記録媒体の配向角
形性が低下し電磁変侠特性が劣化する不具合が発生する
予備乾燥における乾燥が上記範囲1で達していないと、
本配向磁石10による本配向が、塗膜5′の余シに低粘
度の状態から行なわれるので、塗膜5′中の磁性粒子が
凝集しやすく、磁気記録媒体の表面平滑性が劣ってS/
Nの低下をみる。葦だとの場合には、予備乾燥における
乾燥負荷が高くなるから、中間乾燥手段8および本配向
磁石工0の全長が長くなるという不具合も生じる。
前記の非磁性支持体1の素材としてはポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2゜6−ナフタレート等の
ポリエステル類;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン類;セルローストリアセテート、セルロー
スダイアセテート、セルロースアセテートブチレート、
セルロースアセテートグロピオネート等のセルロース誘
導体;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル
系樹脂;ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドイ
ミド等のグラスチックの他に用途に応じてアルミニウム
、銅、スズ、亜鉛またはこれらを含む非磁性合金などの
非磁性金属類;ガラス、陶器、磁器などのセラミック類
;紙、バライタまたはポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−ブテン共重合体などの炭素数2〜l。
のα−ポリオレフィン類を塗布またはラミネートシた紙
などの紙類も使用できる。これらの非磁性支持体は使用
目的に応じて透明あるいは不透明であっても良い。
又、非磁性支持体の形態はフィルム、テープ、シート、
ディスク、カード、ドラム等いずれでも良く、形態に応
じて種々の材料が必要に応じて選択される。
これらの非磁性支持体の厚みはフィルム、テープ、シー
ト状の場合は約1〜50μm程度、好葦しくけ1〜30
μmである。又、ディスク、カード状の場合は0.5〜
10mvt程度であシ、ドラム状の場合は円筒状とし、
使用するレコーダーに応じてその型は決められる。
前記の磁性粒子としては強磁性酸化鉄、強磁性二酸化ク
ロム、強磁性合金粉末々とが使用できる。
上記の強磁性酸化鉄は一般式PeOxで示した場合のX
値が1.33≦X≦1.50の範囲にある強磁性酸化鉄
、すなわち、マグネタイト(γ−Fe2O! r X 
= 1.50 )、 マグネタイト(Fe5Q、 。
X=1.33)及びこれらのベルトライド化合物(Fe
Ox 、 1.33(x(1,50)である。上記のX
値は の式で示される。
これらの強磁性酸化鉄には2価の金属が添加されていて
も良い。2価の金属としてはCr。
Mn、Co、Ni 、Cu、Znなどがあシ、上記酸化
鉄に対してO〜10 atomic%の範囲で添加され
る。
上記の強磁性二酸化クロムはCry、、およびこれにN
a、に、Ti 、V、Mn 、i″c、Co、Ni、T
c、Ru。
Sn、Ce、Pbなとノ金属、P、Sb、Teなどの半
導体)またはこれらの金属の酸化物をO〜2゜wt%添
加したCrO2が使用されるっ上記の強磁性酸化鉄およ
び強磁性二酸化クロムの針状比は2/1〜2o/1程度
、好ましくは5/1以上、平均長は0.2〜2.0μm
程度の範囲が有効である。
上記の強磁性合金粉末は金属分が75wt%以上であり
、金属分の8’Owt%−ぼたはそれ以上が少なくとも
一種の強磁性金属(すなわち、1;”e 、Co 、N
i 、Fe−Co 、Fe−Ni 、 Co−Ni 、
またはGo−Ni−Fe) テあシ、金属分の20 W
L%葦たけそれ以下、好葦しくは05〜5wt%がA7
゜Si 、S、Sc、’I’i、V、Cr、Mn、Cu
、Zn、Y、Mo、1%hi’d 、Ag、Sri、S
b、Tc、Ba 、Ta、W、Re、Au、Hy。
Pb、Ei、La、Cc、Pr、Nd、B、Pなどの組
成を有するものであり、少量の水、水酸化物または酸化
物を含む場合もある。更に磁性粉を束ねたものとして特
開昭57−124.404号公報に記載されたものが使
われる場合もある。
本発明に使用される結合剤(バインダー)としては従来
公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこ
れらの混合物が使用される。
熱可塑性樹脂として軟化温度が150°C以下、平均分
子量が10,000〜200,000、重合度が約20
0〜2000程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化
ビニルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル
アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル塩化ビ
ニリデン共重合体、アクリル酸エステルスチレン共重合
体、メタクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、
メタクリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタク
リル酸エステルスチレン共重合体、ウレタンエラストマ
ー、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル
共重合体、ブタジェンアクリロニトリル共重合体、ポリ
アミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘s体
(セルロースアセテートフチレート、セルロースダイア
セテート、セルローストリアセテート、セルo −/L
、 )C1ヒオネート、ニトロセルロース等)、スチレ
ンブタジェン共重合体、ポリエステル樹脂、各種の合成
ゴム系の熱可塑性樹脂(ポリブタジェン、ポリクロロプ
レン、ポリイソプレン、スチレンブタジェン共重合体な
ど)及びこれらの混合物等が使用されうる。
これらの樹脂の例示は特公昭37−6877号、39−
12528号、39−19282号、40−5349号
、40−20907号、41−9463号、4] −1
4059号、4.1−1.6985号、/12−642
8号、42−11621号、43−4623号、43−
15206号、44−2889号、44−17947号
、44−18232号、45−14020号、45−1
4500号、47−18573号、47−22063号
、47−22064号、47−2’2068号、47−
22069号、47−22070号、48−27886
号、米国特許3,144,352号;同3,419,4
20号; 同3,499゜789号;同3,713,8
87号に記載されている。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
200,000以下の分子量であシ、塗布、乾燥後に添
加することによシ、縮合、付加等の反応によシ分子量は
無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹脂
が熱分解する葦での間に軟化又は溶融しないものが好ま
しい。具体的には例えばフェノール・ホルマリン−ノボ
ラック樹脂、フェノール・ホルマリン−レゾール樹脂、
フェノール・フルフラール樹脂、キシレン・ホルムアル
ナヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、乾性油変性アル
キッド樹脂、石炭酸樹脂変性アルキッド樹脂、マレイン
酸樹脂変性アルキッド樹脂、(ポリアミン、酸無水物、
ポリアミド樹脂、その他)、末端イノシアネートポリエ
ステル湿気硬化型樹脂、末端イソシアネートボリエーテ
ル湿気硬化型樹脂、ポリイソシアネートプレポリマ−(
ジインシアネートと低分子量トリオールとを反応させて
得た1分子内に3ヶ以上のイソシアネート基を有する化
合物、ジインシアネートのトリマー及びテトラマー)、
ポリイソシアネートプレポリマーと活性水素を有する樹
脂(ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール
、アクリル酸共重合体、マレイン酸共重合体、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート共重合体、パラヒドロキシ
スチレン共重合体、その他少、及びこれらの混合物等で
ある。
これらの樹脂の例示は特公昭39−8]03号、40−
9779号、41−7192号、4]、−8016号、
41−14275号、42−18179号、43−12
081号、44−28023号、45−14501+y
145−24902号、46−13HJ3号、/17−
22065号、47−22066号、47−22067
号、47−22072号、47−22073号、47−
28045号、47−28048号、47−28922
号、米国特許3,144゜353号;同3,320,0
90号;同3,437,510号;同+3,597,2
73号;同3,781,210号;同3.7 s 1゜
211号に記載されている。
これらの結合剤の単独又は組合わされたものが使われ、
他に添加剤が加えられる。強磁性粉末と結合剤との混合
割合は重量比で強磁性粉末100重量比に対して結合剤
8〜400重量部、好ましくは10〜200重量部の範
囲で使用される。
磁性塗布液5には、前記の結合剤(バインダー)、磁性
粒子の他に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電
防止剤等が加えられてもよい。
本発明に使用される塩化ビニル酢酸ビニル共重合体の中
でもカルボキシル基含有のものが好ましく、これは塩化
ビニル、酢酸ビニルと重合性不飽和カルボン酸との共重
合体であ)、重合・注不飽和カルボン酸としては、マレ
イン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イン
クロトン酸等が使用されうる。
強磁性粒子及び前述の結合剤、分散剤、潤滑剤、研磨剤
、帯電防止剤、防錆剤、防m剤、溶剤等は混練されて磁
性塗布液5とされる。
混練にあたっては、磁性粒子及び上述の各成分は全て同
時に、あるいは個々順次に混練機に投入される。たとえ
ば葦だ分散剤を含む溶媒中に磁性粒子を加え所定の時間
混練をつづけて磁性塗布′g!7.5とする方法などが
ある。
磁性塗布液5の混線分散にあたっては谷種の混線機が使
用される。例えは二本ロールミル、三本ロー′ルミル、
ボルルミル、ヘフルミル、トロンミル、サンドグライダ
−1Szegva−riアトライター、高速インペラー
分散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパ
ー、ニーダ−1高速ミキサー、ホモジナイザー、超音波
分散機などである。
混線分散に関する技術は、T、C9PATTON著の”
Pa1nt Flow and Pigment Di
’5pcrsion ”(1−964年、John ’
Wi Iey &、 5ons社発行ンに述べられてい
る。又、米国特許第2,581,414号、同2,85
5,156号にも述べられている。
分散及び塗布溶媒に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブテルケi・ン、
シクロヘキサノン等のケトン系;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチ
ルエーテル等のエステル系;エーテル、クリコールジメ
チルエーテル、クリコールモノエチルエーテル、ジオキ
サン等のグリコールエーテル系;ベンゼン、トルエン、
キシレン等(7) タール系(芳香族炭化水素);メチ
レンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、ク
ロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベンゼ
ン等の塩素化炭化水素等のものが選択して使用できる。
支持体上へ前記の磁性塗布液5を塗布する方法としては
前述のような塗布ヘッド4を用いる他に、エアードクタ
ーコート、ブレードコート、エアナイフコート、スクイ
ズコート、含浸コート、リバースロールコート、トラン
スファーロールコート、グラビヤコート、キスコート、
スピンコード等が利用でき、その他の方法も可能であり
、これらの具体的説明は朝食書店発行の「コーティング
工学1253頁〜277頁(昭和46.3.20発行)
に詳細に記載されている。
又、重層磁気記録体の場合は非磁性支持体1上に上記の
塗布法によって磁性塗布液5を塗布、乾燥し、この工程
を繰シ返して連続塗布操作により2層以上の磁性層を設
けたものである。又、特開昭48−98803号(西ド
イツ特許DT−O82,309,159号)、同48−
99233号(西ドイツ特許DT−As 2,309,
158 号) 等に記載された如く、多層同時塗布法に
よって同時に2層以上の磁性層を設けても良い。
磁性層の厚味は乾燥厚味で約05〜6μmの範囲となる
ように塗布する。重層の場合は合計で上記の範囲とされ
るう又、この乾燥厚味は磁気記録媒体の用途、形状、規
格などにょシ決められる。
前記の塗膜5′の乾燥前の表面平滑化処理とシテハマク
ネットスムーザー、スムースニングコイル、スムーズニ
ングブレード、スムーズニングブランケット等の方法が
必賛に応じて使用される。これらは、特公昭47−38
802号、英国特許1,191,424号、特公昭48
−11336号、特開昭49−53631号、同50−
112005号、同51−77303号等に示されてい
る。
乾燥後の塗膜5′表面のカレンダリング処理はメタルロ
ールとコツトンロール、葦たは合成樹脂(たとえばナイ
ロン、ポリウレタンなト)ロール、あるいはメタルロー
ルドメタルロールなどの2本のロールの間を通すスーパ
ーカレンダー法によって行なうのが好葦しい。
スーパーカレンダーの条件は約25〜50kg/cII
Lのロール間圧力で、約35〜150℃の温度で、5〜
200m/minの処理速度で行なうのが好ましい。温
度及び圧力がこれらの上限以上になると磁性層および非
磁性支持体1に悪影響がある。又、処理速度が約5m/
min以下だと表面平滑化の効果が得られなく、約20
0m/min以上だと処理操作が困難となる。
これらの表面平滑化処理については米国特許2,688
,567号;同2,998,325号;同3,783゜
023号;***公開特許(OLS)2,405,222
号;特開昭49−53631号、同50−10337号
、同50−99506号、同51−92606号、同5
■−102049号、同5]−103404号、特公昭
52−17404号などに記載されている。
次に以上説明した各材料から特定のものを選択使用し、
第1図の装置を用いた本発明方法によシ磁気記録材料を
製造する実施例について詳しく説明する。
〔第1実施例〕 Co−1−Fe、、 03 (i性粒子)100部抗磁
力(Hc)650 エルステッド 比表面積 40 r7L/1 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 (バインダー) 2
0部マレイン酸4%含有 日本ゼオン(株)製400X110A 熱川塑性ポリウレタン (バインダー) 10部日本ポ
リウレタン(株)製 N−2304パルミチン酸 (調
剤) 2部 ブチルステアレート (潤滑剤) 1部α−AJbOs
:粒径20μm (研磨剤) 5部メチルエチルケトン
 (有機溶媒)150部シクロヘキサノン (有機溶媒
)100部ドルオール (有機溶媒)50部 より成る組成物をボールミルで混合分散して磁性塗布液
5を調液し、厚さ15μmのポリエチレンテレフタレー
トのベース(非磁性支持体1)の表面にこの磁性塗布液
5を乾燥厚み5μmになるように塗布、シ、本乾燥後ス
ーパーカレンダー処理を施して磁気テープを製造した。
本配向磁石10としては平均磁束密度2000 Gのソ
レノイドを使用し、得られた磁気テープは1部2インチ
幅に裁断した。
そして、第1図の装置において、予備配向磁石6として
それぞれ平均磁束密度1600Gの単極永久磁石、2惨
永久磁石、ソレノイドを使用して3種の磁気テープを得
、それぞれ試料41,2.3とした。
比較試料として各材料等の条件は上記試料/I61と同
様にして、第1図の予備配向磁石6による予備配向を行
なわない磁気テープ、および従来一般法のようにソレノ
イドを用いた磁場配向を1回だけ行ない、その後肢配向
とは別に乾燥を1回だけ行なった磁気テープを形成し、
それぞれ試料扁4,5とした。逢だ同じく各材料等の条
件は上記試料//61と同様にし、予備配向した後に乾
燥手段中で本配向する方法(例えば特開昭52−141
612号公報に示される)によりi気テープを形成し試
料//66とした。さらに各材料等の条件は上記試料/
161と同様にし、予備乾燥してから磁場配向し、その
後本乾燥する方法(例えば特公昭56−36496号公
報に示されるうによシ磁気テープを形成し試料/167
とした。
以上の試料/161〜7の磁気テープについてそれぞれ
光沢度比と角形比(残留磁束密度Brを飽和磁束密度B
mで除した値)を測定した。
第2図はその結果を示すものである。この第2図に明確
に示されるように、本発明方法によ!ll得られた磁気
記録媒体1(7試料/I61〜3)は従来方法により得
られる磁気記録媒体(試料/164〜7)に比べ、光沢
度比が高くて表面平滑性に優れたものであることが分か
る。また本発明方法によシ得られた磁気記録媒体は磁場
配向性に優れ、角形比は極めて得難いとされている0、
9に近い高い値を示している。
〔第2実施例〕 前記第1実施例の試料/i61と磁性粒子の粒径および
抗磁力以外の条件は同一で、CO−γ−Fe2O3の粒
径と抗磁力を4通シに変えた4種類の磁気テープを形成
し、それぞれ試料168゜9.10.11とした。また
上記第1実施例における比較試料/I65と磁性粒子の
粒径および抗磁力以外の条件は同一で、co−γ−Fe
2O3の粒径と抗磁力を上記試料A8〜11に準じて4
通シに変えた4種類の磁気テープを比較試料として形成
し、それぞれ試料412,13,14.15とした。下
表参照。なお磁性粒子の粒径は比表面積(m/、9ンで
抑えである。
上記各試料について角形比(Br/Bm)と、ビデオS
/Nを測定した結果をそれぞれ第3図、第4図に示す。
前述したように磁性粒子の粒径が小さくなるにつれ(す
なわち比表面積が増大するにっれう、配向性が乱れる傾
向が有シ、第3図においてもその傾向が示されているが
、本発明方法によるもの(試料/I61および8〜11
)は従来方法によるもの(試料/165および12〜1
5)に比べ、磁性粒子粒径を小さくしても角形比(Br
/Bm)の低下の傾向が小さく、配向性が乱れる傾向が
低いことが分かる。
1だ同じく前述したように、S/N特性は磁性粒子を微
粒化して表面平滑性を高めることによって改善され、第
4図においてもその傾向が示されているが、本発明方法
によるものは従来方法によるものに比べ、その傾向が特
に顕著であることが分かる。
葦だ従来よシ、マレイン酸含有塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体を結合剤()(インダー)とする磁性塗布液を
用いる場合には、該塗布液中の磁性粒子は一般に配向し
難いとされてきたが、以上説明の実施例においては、こ
の結合剤を用いても磁性粒子は十分に配向されている。
以上詳細に説明した通シ本発明の磁気記録媒体の製造方
法によれば、磁性粒子の配向性に優れて角形比が高く、
シかも表面平滑性に優れてS/N特性が改善された磁気
記録媒体を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の一例を示す概略図
、 第2図は本発明方法による磁気記録媒体と従来の製造方
法による磁気記録媒体の、角形比および光沢度比を比較
して示すグラフ、第3図は本発明方法による磁気記録媒
体と従来の製造方法による磁気記録媒体の、角形比と磁
性粒子比表面積の関係を示すグラフ、第4図は本発明方
法による磁気記録媒体と従来の製造方法による磁気記録
媒体の、ビデオS/Nと磁性粒子比表面積の関係を示す
グラフである。 1・・・非磁性支持体 4・・塗布ヘッド5・・・磁性
塗布液 5′・・塗 膜 6・・予備配向磁石 7 ・予備乾燥手段8・・・中間
乾燥手段 9・・本乾燥手段lO・・・本配向磁石 第 1 図 10 [12図 第3図 旧22 31 40 47 よし表 面手資 (m2/gン 1m 4 図 ル表命オ責(m2/g) う 円 0発明者 藤山 正昭 小田原市膨 内 @発明者 多1)杉彦 小田原市膨 IT2丁目l旙1号 富士写真フィルム株式会社12丁
目1旙1号 富士写真フィルム株式会社l]′2丁目1
旙1号 富士写真フィルム株式会社(自 発)手続ネm
正書 昭和58年12月12日 特願昭58−184827号 2、発明の名称 磁気記録媒体の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称 富士
写真フィルム株式会社 4、代理人 東京都港区六本木5丁目2番1号 5、補正命令の日付 な し 6、補正により増加する発明の数 な し7、補正の対
象 明細書の「発明の詳細な説明]の欄8、補正の内容 (自発)手続ネFlj正書 特許庁長官 殿 昭和59年10月4日1、事件の表示 磁気記録媒体の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称 富士
写真フィルム株式会社 4、代理人 東京都港区六本木5丁目2番1+83 6、補正により増加づる発明の数 な し7、補正の対
象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄8、補正の内容 1)明細書用6貢第8.9行、第21頁第19行、第2
2頁M2行rGJを「QallSSJと訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続移送される非磁性支持体の表面に、溶媒によシ溶解
    された結合剤中に磁性粒子を分散してなる磁性塗布液を
    塗布し、このようにして形成された支持体表面の塗膜に
    磁場配向、乾燥処理を施して磁気記録媒体を製造する方
    法において、磁性塗布液を非磁性支持体表面に塗布した
    。後、予備配向を行なってから予備乾燥し、次に中間乾
    燥しっつ本配向を行ない、その後本乾燥することを特徴
    とする磁気記録媒体の製造方法。
JP58184827A 1983-10-03 1983-10-03 磁気記録媒体の製造方法 Expired - Fee Related JPH0656656B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58184827A JPH0656656B2 (ja) 1983-10-03 1983-10-03 磁気記録媒体の製造方法
US06/654,549 US4567057A (en) 1983-10-03 1984-09-26 Method of making magnetic recording medium
DE3436260A DE3436260C2 (de) 1983-10-03 1984-10-03 Verfahren zur Herstellung eines magnetischen Aufzeichnungsmediums

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58184827A JPH0656656B2 (ja) 1983-10-03 1983-10-03 磁気記録媒体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076023A true JPS6076023A (ja) 1985-04-30
JPH0656656B2 JPH0656656B2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=16159986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58184827A Expired - Fee Related JPH0656656B2 (ja) 1983-10-03 1983-10-03 磁気記録媒体の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4567057A (ja)
JP (1) JPH0656656B2 (ja)
DE (1) DE3436260C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5229173A (en) * 1990-04-05 1993-07-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of producing a magnetic recording media
US5763019A (en) * 1996-02-13 1998-06-09 Kao Corporation Method of manufacturing magnetic recording medium

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60103519A (ja) * 1983-11-10 1985-06-07 Berumateitsuku:Kk 磁気記録媒体の製造時におけるスム−ジング方法
US4726990A (en) * 1985-11-06 1988-02-23 Tdk Corporation Magnetic recording medium
KR100449961B1 (ko) * 1995-09-18 2004-09-24 미네소타 마이닝 앤드 매뉴팩춰링 캄파니 피복 기재의 건조 장치
US5813133A (en) * 1996-09-04 1998-09-29 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coated substrate drying system with magnetic particle orientation
USRE38412E1 (en) 1996-09-04 2004-02-03 Imation Corp. Coated substrate drying system with magnetic particle orientation
JP2001522454A (ja) * 1997-04-07 2001-11-13 バイオイメージ エイ/エス 細胞応答への影響に関する定量情報の抽出方法
JP4177395B2 (ja) * 2006-09-19 2008-11-05 日立マクセル株式会社 磁気記録媒体およびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4866402A (ja) * 1971-12-09 1973-09-12

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1346992A (en) * 1970-05-15 1974-02-13 Racal Zonal Ltd Magnetic tape
US4208447A (en) * 1978-06-05 1980-06-17 International Business Machines Corporation Method for disorienting magnetic particles
JPS56117336A (en) * 1980-02-19 1981-09-14 Sony Corp Manufacture of magnetic recording medium

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4866402A (ja) * 1971-12-09 1973-09-12

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5229173A (en) * 1990-04-05 1993-07-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of producing a magnetic recording media
US5763019A (en) * 1996-02-13 1998-06-09 Kao Corporation Method of manufacturing magnetic recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
DE3436260A1 (de) 1985-04-18
DE3436260C2 (de) 1995-08-10
US4567057A (en) 1986-01-28
JPH0656656B2 (ja) 1994-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6076023A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS60219627A (ja) 磁気記録媒体
US6680088B2 (en) Process for producing magnetic recording medium
JPS6137761B2 (ja)
JPH0340217A (ja) 磁気記録媒体
US6037037A (en) Magnetic recording medium
JPH1139638A (ja) 磁気記録媒体
JP2796901B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0963039A (ja) 磁気記録媒体
JP3975367B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH10255261A (ja) 磁気記録媒体の配向方法
DE4224227A1 (de) Magnetisches aufzeichnungsmedium
JP3012190B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS606897B2 (ja) 磁性酸化鉄の製造方法
JPH11110735A (ja) 磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録媒体
JPS59129935A (ja) 磁気記録媒体
JPH0845065A (ja) 磁気記録媒体
JPH1131322A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0520679A (ja) 磁気記録媒体
JPH1166544A (ja) 磁気記録媒体
JPH04302819A (ja) 磁気記録媒体
JPH0836734A (ja) 磁気記録媒体
JPS58146025A (ja) 磁気記録媒体
JPH1027330A (ja) 磁気記録媒体
US20060172156A1 (en) Magnetic recording medium and process for producing same

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees