JPS6075802A - イメ−ジフアイバの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は光伝送用ファイバーに関し、特に画像（イメー
ジ）を伝達する棒状像伝達用光ファイバであるイメージ
ファイバ（マルチコアファイバ）の製造方法に関する。

（従来技術） イメージファイバの放射線雰囲気（特にｒ線雰囲気）で
の使用においては、クラッドはフッ素をドープしたシリ
カカラスで、コアは純粋シリカよりガる素線を使用した
ファイバが、放射線による伝送損失増加が一番受ない。

しかし、このファイバでも可視光域λ＝０６３μｍ（赤
色）付近において比較的ブロードな範囲で、やはりｒ線
による伝送損失増加が大きく現れるため、伝送不能とな
る場合もあり、非常に大きな欠点となっている。よって
可視光域付近で使用するイメージファイバでは問題が大
きくなり、上記λ＝０６３μｍ付近での伝送損失の解消
が特性向上のポイントとなる。

とのλ＝　０．６５μｍ付近での伝送損失は、ｓｌｏ。

ガラス中の欠陥に起因すると考えられている。

すなわちＳｌ−・・・−８ｉ　、　５ｉ−０・・・のよ
うに点線・・・・・で表される結合欠陥（切れたボンド
）によると考えられている。したがってこの欠陥が消滅
すればλ＝　０．６　”ｒμｍでの伝送損失増加を低く
抑えられると考えられる。

ところでイメージファイバは通７＋ｒのガラスよりも上
記の欠陥が多いとい９欠点がある。これは、線引き時に
おいて、長手方向に異方性が生じ、ボンディングが切れ
やすいためであると考えられる。〔参考文献、　ＲｏＢ
ｒｉｃｋｎｅｒ　、　＠Ｐｒａｐｅｒ−ｔｉｅｓ　ａｎ
ｄ　５ｔｒｕｃｔｕｒｅ　ｏｆ　Ｕｉｔｒｅｏｕｓ　５
ｉｌｉｃａ、ｌ−。

Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｎｏｎ−Ｃｒｙｓｔａｌｌｉｎ
ｅ　５ｏｌｉｄｓ　５　（１９７０）Ｐ、１２５〜１７
５〕 またプリフォーム中においても欠陥は存在する。従来法
では、この線引されたファイバ及びプリフォーム状態で
の欠陥の存在に対し、欠陥を消滅させる手段は何ら施さ
れていなかった。

（発明の目的） 本発明の目的は上記の欠点を解消して、光ファイバ及び
その応用製品であるイメージファイバの放射線雰囲気（
γ線等）での使用におけるｓｈｏ、の欠陥に起因する伝
送損失増加を非常に小さく抑えられるイメージファイバ
の製造方法を提供することにある。

（発明の構成） 本発明者らは上記目的のため種々検討の結果、コア・ク
ラッドの作成時ではなく、コア・クラッドを作成した後
に、Ｈ（水素ンヲ任意の含有量に入れて、Ｓｌ−・・・
、　５ｌ−ｏ−・・・のような欠陥を、５ｉ−Ｈ、−８
４−０−Ｈと変えることによシ欠陥を消滅させうろこと
に想到し、本発明を完成した。

すなわち本発明の要旨はコア及びクラッドを有する光伝
送棒の複数本を束ねたものを延伸してつくるイメージフ
ァイバ（マルチコアファイバ）の製造方法において、素
線プリフォーム、素線、イメージプリフォーム、イメー
ジファイバの少くとも１つを、水素を含む雰囲気におい
て加熱処理することを特徴とする上記方法を提供すると
ころにある。

以下、本発明の詳細な説明する。

コア・クラッドを作成した後にＨ（水素）を任意含有さ
せるには、水素雰囲気で加熱・処理を施飄せばよい。

この水素雰囲気での加熱処理は素線プリフォームのコア
・クラッドを作成した後であれば以下のいずれの段階に
おいて施してもよい。

すなわち■素線（光伝送棒ンのプリフォーム〜■素線、
■イメージファイバ（用プリフォーム、０イメージフア
イバ及び■以上■〜■の各段階毎すべて、について本発
明の上記処理方法を適用して効果がある。

■の素線グリフオームの場合はプリフォームを水素雰囲
気で加熱処理した後に、素線とし、この素線を複数本束
ねて加熱融着一体化した後、さらに線引きしイメージフ
ァイバとする。

■の場合はプリフォームから素線とした後に上記処理を
施し、その素線を束ね■同様にイメージファイバとする
。

■のイメージファイバ用プリフォーム状態に対して水素
雰囲気にて加熱処理を施して甑よいし、また■のように
線引きしてイメージファイバとしてしまった後に、該処
理を行ってもよい。

さらに、■〜■の各段階毎にこの水素雰囲気での加熱処
理を行ってもよい。

加熱処理の温度は室温以上、１６００℃（ガラスファイ
バの融点）以下であれはよい。

以下に実施例に基き具体的に説明する。

実施例 純粋シリカよりなるコア材に、フッ素を２重量％ドーグ
したシリカクランド全プラズマ外付は法によシ外付けし
てプリフォームを作成した（素線プリフォーム段階■）
。該素線プリフォームを線引きして素線とした（素線段
１若■）。

咳素線を画素線として５０００１１Ｉ＋ｊ素線よｐなる
イメージファイバ用プリフォームを作製した（イメージ
ファイバ用プリフォーム段階■）。

該イメージファイバ用プリフォームを線引きしてファイ
バ径１．２熊、５ｏｏｏ画素のイメージファイバを得た
（イメージファイバ段階■）。

上記に従い水素雰囲気下馳熱処理に関する条件以外はす
べて同一条件で作製したイメージファイバについて状態
■〜■のある状態においてのみ第１表に示す条件により
本発明の水素雰囲気下馳熱処理を行った場合を実施例１
〜４とし、段階■〜■のすべでの状態において水素雰囲
気下馳熱処理を行った場合を実施例５とし、さらに作製
工程中に水素雰囲気下馳熱処理を何ら行わなかった場合
を比較例１として、得られたそれぞれのイメージファイ
バについてγ線照射（＋　０５Ｒ／ＨＸ　２ｈ　）を行
い本発明の効果を確認した。このγ線照射後のλ−０．
６３μｍにおける伝送損失増加量をも第１表にまとめて
示す。

以上の実施例１〜５及び比較例からも明らかなように全
く処理しないイメージファイバーのｒ線照射による伝送
損失増加４００ｄＢ／ｋｍに対し、本発明の方法による
イメージファイバーの伝送損失増加は１２０〜３６０ｄ
Ｂ／ｋｍと著しく低下している。

なお実施例ではコアが純シリカ、クラッドがフッ素ドー
プしたシリカよシなるイメージファイバーを挙げたが、
本発明の方法はこのイ１ケ成の光ファイバーに限定され
るものではなく、他の構成の光ファイバーに対しても有
効である。

（発明の効果） 本発明によれば放射線（特にγ線）による伝送損失増加
の非常に少いイメージファイバを得ることができる。

代理人　内　１）　明 代理人　萩　原　亮　− 手続補正書 昭和５８年１１　月　λ　日 特許庁長官　若杉和夫　殿 ■、事件の表示 昭和５８　で口、１１ご１願第１８３１２２−シじ２・
発’ｔｌｌ　（’）　名称　イ、−ジ、アイ２・。製造
方法３．７＋１ｉｊｌ二をする老 °１腎′１との関係　′１ＩＪｌ、′ｌ−１１１田ｎ人
１ｉ１Ｑｉ　大阪市東区北浜５丁目１５番地氏　？・（
２１３）　住友電気工業株式会社（ｉ′１イヂｌ、） 代表者用上哲部 ４、代理人 （ＩＩす１　東京都港区虎）門−丁１１１６番２号５、
油止１情令の１１付　自発補正 ６、浦正により増加する発明の蚊　な　しＺ補正の対象 、、−（１）　明細書の「発明の詳細な説明」の欄。

ａ補正の内容 （リ　明細書第８頁の第１表、実施例４の第３段目処理
東件（１）の加熱温度（Ｃ）の欄の「１ｏｏｏ」なる記
載を「２００」なる記載に、同表実施列５の第３段目処
理条件（１）の加熱温度（Ｃ）の欄のｒｌｏｏｏＪなる
記載を「（１）〜（３）は１０００（４）は２００」な
る記載に、同表実施例５の第４段目処理条件（１）の加
熱時間（ｈ）の欄の「（イ）、（ロ）、ｅうは１０に）
は３５」なる記載を「（１）〜（３）は１０（４）は３
５」なる記載に、同表実施例５の第７段目処理条件（２
）の加熱温度欄の「１０００ｊなる記載をｒ　（１）　
〜（３）は１０００（４ンｕ２００Ｊなる記載に、同表
実施例５の第８段目処理条件（２）の加熱時間の欄の「
（イ）、（ロ）、ｒｉｕｌｏに）は３５」なる記載ｔ−
ｒ　（１）　〜（３）は１０（４）は３５」なる記載に
それぞれ訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　コア及びクラッドを有する光伝送枠の複数本を
   束ねたものを延伸してつくるイメージファイバ（マルチ
   コアファイバ）の製造方法において、素線プリフォーム
   、素線、イメージプリフォーム、イメージファイバの少
   くとも１″：）を、水素を含む雰囲気において加熱処理
   することを特徴とする上記方法。