JPS606949Y2 - ビデオテ−プカセツトの計数装置 - Google Patents

ビデオテ−プカセツトの計数装置

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JPS606949Y2
JPS606949Y2 JP5441880U JP5441880U JPS606949Y2 JP S606949 Y2 JPS606949 Y2 JP S606949Y2 JP 5441880 U JP5441880 U JP 5441880U JP 5441880 U JP5441880 U JP 5441880U JP S606949 Y2 JPS606949 Y2 JP S606949Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
cassette
counting device
video tape
tape cassette
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Expired
Application number
JP5441880U
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English (en)
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JPS56157088U (ja
Inventor
敬一 吉沢
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はVCR等に使用されるビデオセットの使用回
数を計数表示するビデオカセットテープの計数装置に関
するものである。
一般にVCR等に使用されるビデオカセットテープは、
オーディオカセットテープと異なり、より短波長の信号
を記録することになる。
すなわちオーディオカセットにおける信号の記録はオー
ディオ周波数帯域50〜20000Hzのためヘッドと
の相対速度はテープの走行速度である2、4cm/ S
、 4.8C7W/Sまたは9.5cm / Sとなる
しかし、ビデオカセットにおける信号の記録は、直流分
から4.5MHzと云う広い周波数帯域であり、周波数
帯域が広いことと高周波域はメカヘルツ帯の短波長であ
るために、テープおよびヘッドの相互において、きびし
い要求が生じる。
従ってメガヘルツ帯の記録をするためには、テープはヘ
ッドとの相対速度をできるだけ速くする必要がある。
こ)でλ−T0=記録波長f=記録周波数■=テープ速
度)であるからテープの長さ、速度を一定の制限を加え
ると(λ=gとなったときHead Gapからの出力
は0但し、g =Head Gap)となるので相対速
度を上げるためには、回転ヘッドを用いてヘッドを高速
で回転させる必要がある。
いま、オーディオ帯15KH2の信号を38cm/Sの
速度でテープを走行させると、テープ上に記録される1
波長は25μとなる。
さらに、テープ速度を100倍にすると、すなわち38
00cm/ Sとしてみると、同一のヘッドでも7.5
MHzまで再生できることになる(但しヘッドキャップ
一定)。
故にテープとヘッドの相対速度が3800ciでありさ
えすれば良いため、回転ヘッドを採用して、テープ走行
速度は11〜33朋として、テープ長を大きくすること
なく、長時間の信号記録が出来るようになる。
従ってテープに要求される精度がオーディオ用テープよ
りは一層きびしいものとなる。
このことは回転ヘッドのトラック巾が29〜58μと非
常に狭く、高速度でテープ面を摺動するために、ビデオ
ヘッドとテープが十分に密着してヘッド間隙損失を生じ
させないように鏡面のように平滑化しなければならない
ことを意味する。
また、繰返し高速回転のヘッドに耐え得るテープの表面
を維持し続けなければならない。
さらにまた回転ヘッドのドラムにまきついて走行するた
めに接触面積が大きいために摩擦が少なく、テープの伸
びがないようにしなければならない。
これらのきびしい条件下においてビデオテープをみたと
き繰返し使用回数が増えると、ビデオテープの表面が回
転ヘッドによって荒れたり、走行のガイド及び回転ヘッ
ドドラムの巻きつき等のバランス崩れからテープの伸び
が生じて来るために再生画面が消えたり、S/Nが悪く
なって鮮明さを失なうこととなる場合がある。
そこでビデオカセットの使用回数がそのカセット寿命の
目易となるカウンターが望まれる。
しかながら、従来のビデオテープカセットは使用者の記
憶に頼らざるを得す、しばしば鮮明な画面が得られない
という難点があった。
この考案は上述した事情にもとづいてなされたものであ
り、従来の機構・構造の空間を生かしてその中で計数装
置の付加を実現するためにビデオテープカセットの使用
回数を計数するカウンターをテープカセットに装着し、
■、T、Rにセットしたときに1回カウントするように
構成し、使用回数を計数表示するようにしたビデオテー
プカセットの計数装置を提供するものである。
以下この考案による実施例を添付した図面にもとづいて
具体的に説明する。
第1図はビデオテープカセットの構造を示す表面図で、
第2図は仝上農面図である。
図において1はテープカセット、その中に一対のリール
ハブ2,2が設けられ、これらリールハブ2,2間に磁
気テープ3が定速送り、早送り及び巻戻し自在に巻装さ
れている。
4はテープカセットのガードパネル部であり、開閉蓋5
がピンにより回動自在に枢支されている。
この開閉蓋5は所定のロック機構(図示せず)によりロ
ックされており、V、T、R本体のカセット装着位置に
装着されたときにロックが解除されて開き磁気テープ3
が前面開口から引き出されて所定のテープ走行路にロー
デングされ、繰出し、巻取りリールハブ2,2により所
望の記録再生が行なわれることになる。
また、上記テープカセット1の裏面には、リールハブ2
,2の回転ロック機構の解除を行なうピン孔7が形成さ
れており、テープカセット1をV、T、R本体のカセッ
ト装着位置に装着したときに、ロック解除ピン(図示せ
ず)が挿入されて第3図に示すレバー8が上方に押し上
げられ、ロック解除レバー9a、9bがリールハブ2,
2の外周部に形成した歯形2a、2aから外れて回転自
在にロック解除されるものである。
上記回転ロック機構6が装着されているスペースには第
4図に示したような計数装置10が設置され、レバー8
の上方押し上げ動作によりカウンターがl目盛進むよう
に連結されている。
すなわち、テープカセット1をV、T、R本体に装着す
る毎にレバー8が上方に押し上げられるのでこれに伴な
って計数装置10がカウントされるものである。
なお、上記計数装置10はテープカセット1の表面に表
示窓11が形成されており、この表示窓11よりカウン
ト数値がデジタル表示されるように構成されている。
また、計数装置10の桁数は通常3桁あれば十分であり
、ビデオテープカセットの使用回数の表示が判読できる
ようになっている。
以上詳細に説明したように、この考案によればビデオカ
セットテープの使用回数が計数装置により表示されるも
のであり、使用回数ごとにカウントアツプする簡単な構
造でしかもテープカセットの空間スペースに容易に収納
できるものである。
従って常にビデオカセットテープに記録された画像が鮮
明に再生できる目安となるように使用回数が一目瞭然に
判明できるものであるから、安心して使用できるもので
ある。
なお図中12はテープカセット1の筐体を上下に分割し
た一方の蓋体であり、第3図は本体と蓋体を開いた状態
を示す平面図である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による一実施例を示すビデオテープカ
セットの表面図、第2図は仝上農面図、第3図は第1図
を開いた本体と蓋体の一部破断した平面図、第4図はこ
の考案によるテープカセットに装着される計数装置の一
実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・テープカセット、2・・・・・・リール
ハブ、2a・・・・・・歯形、3・・・・・・磁気テー
プ、4・・・・・・ガードパネル部、5・・・・・・開
閉蓋、6・・・・・・回転ロック機構、7・・・・・・
ピンL 8−−−−−−レバー 9a、9b・・・・
・・口ツク解除レバー、 10・・・・・・計数装置、 11・・・・・・表 不意、 12・・・・・・蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. V、T、Rに使用するビデオテープカセットにおいて、
    一対のリールハブの回転ロック機構を装着した空間スペ
    ースに上記回転ロック機構を解除するレバーに連動して
    このレバーの押し上げ毎にカウントアツプする計数装置
    を設けるとともに、上記ビデオテープカセットの表面に
    計数装置の表示窓を形威し、上記ビデオテープカセット
    をVCR本体に装着する毎に使用回数を表示可能に構成
    したことを特徴とするビデオテープカセットの計数装置
JP5441880U 1980-04-21 1980-04-21 ビデオテ−プカセツトの計数装置 Expired JPS606949Y2 (ja)

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JP5441880U JPS606949Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 ビデオテ−プカセツトの計数装置

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JPS56157088U JPS56157088U (ja) 1981-11-24
JPS606949Y2 true JPS606949Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=29649172

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JP5441880U Expired JPS606949Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 ビデオテ−プカセツトの計数装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2648068B2 (ja) * 1992-04-03 1997-08-27 富士写真フイルム株式会社 レンズ付きフイルムユニット及びレンズ付きフイルムユニットのリサイクル方法

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JPS56157088U (ja) 1981-11-24

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