JPS6068527A - 含浸型陰極 - Google Patents

含浸型陰極

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JPS6068527A
JPS6068527A JP58176377A JP17637783A JPS6068527A JP S6068527 A JPS6068527 A JP S6068527A JP 58176377 A JP58176377 A JP 58176377A JP 17637783 A JP17637783 A JP 17637783A JP S6068527 A JPS6068527 A JP S6068527A
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impregnated cathode
cathode
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JP58176377A
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Katsuhisa Honma
克久 本間
Toshiharu Higuchi
敏春 樋口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/13Solid thermionic cathodes
    • H01J1/14Solid thermionic cathodes characterised by the material

Landscapes

  • Solid Thermionic Cathode (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、含浸型陰極の改良に関する。。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
従来より用いられている含浸型陰極の構造及び製造法を
第1図(二より説明する。含浸型陰極は、次のような工
程で製作される。粒径が約3μmのW(タングステン)
やMo (モリブデン)等の高融点金属粉末をプレス後
比重が16(全孔率17%)になるように高温雰囲気中
で焼結し、多孔質高融点金属基体lを製作する。次に上
記基体lの全孔部にBad、 CaO、A−1xosよ
りなる電子放射物置゛を高温(例えは1800℃)の還
元性雰囲気中で溶融含浸する。図中2のカソードスリー
ブはTa 、 NIOr肋−Mo製で基体1にレーデ溶
接法で固着される。
図中3は陰極の電子放射特性を同上させるために、基体
1の表面にスパッタリング法により被着形成されたO5
膜(厚さ約2000X)でOs膜を被覆すること(二よ
り含浸型−極は完成する。図中4は、上記陰極を加熱す
るためのヒータである。
一般的にO8等の金属を被覆した含浸型陰極は、被覆層
のない従来型の含浸型陰極に較べて同じ動作温度で約3
倍のエミッション能力を有している。
Os 金属被覆型含浸陰極を例にとって説明する。
隘極温夏1050℃で、両方の陰極の零電界エミッショ
ンは 従来型含浸型陰極 ・・・・・・・・・3〜4 A/m
O5金属被覆型含浸型陰極・・・・・・10〜13A/
dという結果が得られている。しかしながら、この特性
が得られるのは、第2図曲線Bに示すようにライフタイ
ムが500時間を経過して以降のことであり、初期より
約500時間までの間は本来の能力を発揮しないことも
実験結果から判明した。
(従来型含浸型陰極のエミッション能力は第2図の曲線
人) この原因をm査するため、X線マイクロアナライザを用
いライフ途中(二取り出した陰極の電子放射能力擦を行
なった。その結果初期及び250時間までの陰極表面か
らは、土にO5が検出され、1313分曲に′電子放射
物質であるBa 、 Ca等が検出され、ライフ500
時間を経過したもの、及びライフ1000時間品の陰極
表面からは、全面にわたってOs 、 W、、 Ba、
Caが検圧サレタ。
この結果からエミッション能力を向上するにはBa 、
 Ca等が全面に分布することが必要であり、0s−W
合金の存在がBa 、 Caの分布へ好影響な与えてい
るものと推定した。
そこで高融点金属粉末と共にOs、Ir、Puu、)L
e等を混合して焼結し、電子放射物質を含浸させた含浸
型陰極を試作し、エミッション能力を評価したが、結果
は第2因曲線Bの如きで始ましくなかつ7で。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の含浸型陰極が有する本来の電子放射能
力を発揮するまでに長時間を要するという欠点を改良し
た、新規な含浸型部、極を珈供〕−ることを目的とする
〔発明の概要〕
本発明は高融点金属粉末を焼結して得られた多孔質な関
融点金属基体と、この基体の空孔部に含浸された電子放
射物質とを具備する含浸型−極にによる膜等の合金膜が
形成されていることを特徴とする含浸型陰極である。発
明者等は活浸型陰極のエミッション能力を短時間で発揮
できるようにするための数々の実験を行う中で、多孔v
atMt点金属基体表面にOs、Ir、Ru、やR,e
等の金属とWとの合金膜を形成すれば、エミッション能
力の早期発揮が可能であることを見出し本発明を完成し
た。上記合金膜を形成する手段としてスパッタ法1、a
着法、CVD法等を採用することができる。
合金j模の厚さは200〜20,000 Xが好ましい
2001未満では薄過ぎてエミッション能力を十分に発
揮することができない。20.000 1ヲ越えるとや
はりエミッション能力が十分に発揮されない。これは陰
極基体がらの電子放射物質の拡散が合金膜により妨げら
れ、Ba原子の分布が不十分になるためであろう。
Os 、 I r 、 Ru−?ELe とWとの比率
は10対90〜90対10(重鍬比)の如く広い範囲で
も発明の効果は得られ特にWが70wt% のときが最
良である。
Os、Ir、RuやRe は単独で用いてもよいが、複
数用いてもよい。
〔発明の実施例〕
実施例1 従来と同じ方法により得た電子放射物質を含浸した多孔
質タングステン基体1を第3図に示す高周波スパッタリ
ング装置に装着する。
スパッタリング装置は、ベルジャ11の中に対向して設
けられるターゲット電極12、および基板電極13と、
両電極に高周波電圧を印加する高周波電源14と臭突ポ
ンプ15およびガス源となルAr ポンベ16を主構成
要素とする。ターゲット電極I2上にはW板I7および
069ボン18が設置され、基板電極13上には準備し
た多孔質タングステン基体1を装着する。厚さ0.5 
amのW板←ηは円板状でその上に幅4n厚さQ、 5
 mlのOsリボンを16.7 ms間隔で載置しであ
る。この寸法は基体表面に形成される0s−Wの合金膜
のOsとWの比率が30wt対 70 wt/%となり
、エミッション能力が最高となる陰極が得られるからで
ある。
多孔質タングステン基体1等が装着されるとパルプ20
をあけてベルジャ11内を圧力1o−1lPa*”’C
排’AL、/(ルプ2oを閉じたのちリークバルブ21
を開いてAr ボンベがらArを導入し、ベルジャ11
内のArガス圧を3Paにする。次に高周波電源を投入
しベルジャ11の外側に装着したフォーカスコイル(図
示せず)にも電流を流すことC二よりスパッタリングは
開始する。このとき基体1の温度を250℃とし、30
分間のスパッタを行う。
第4図は得られた含浸型陰極の概略断面図である。従来
と向一部分は同一符号で示しである。
多孔質タングステン基体1の表面には厚さ1500人の
0s−Wの合金膜31が被着形成されている。
この含浸型隘a!をスリープ2に溶接し、電子銃に利込
んでエミッション能力の評価をしたところ、第2図の曲
線Cの結果を示した。
実施例2 次ζ二基体表面に蒸宿膜を形成する場合を説明する。第
5因は装置の模式囚で、真空ペルジャー31の中にタン
グステンリボン32とイリジウムリボン33と基板34
に並べられた多孔質タングステン基体(′電子放射物質
を含浸済み)1を設置する。
基板34の近くには蒸着膜を測定する水晶膜厚計35が
置かれる。パルプ36をあけてベルジャ内を圧力10 
’ Paまで排気し、電源37を投入するとタングステ
ンリボン1及びイリジウム33は加熱されてそれぞれ蒸
発する。このときタングステンリボンの温度はは’−”
 28000Kに、イリジウムリボンの温度は2100
 ’Kになるようにコントロールする。蒸着速度を水晶
膜厚計で測定しながら焦眉し、タングステン−イリジウ
ム蒸着膜(厚さ1000人を得る。
この含浸型陰極をスリーブに溶接し、電子銃に組込んで
エミッション能力を評価したところ、実施例1と同様な
結果が得られた。
以上の実施例では多孔質な高融点金属基体上にW−Os
、W−Irの膜を形成する場合について述べたが、これ
に限らずW−4Le 、 W−FLuの組合せでもよい
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の含浸型陰極の構造を説明する図、第2図
は従来及び本発明に係る陰極のエミッション特性を説明
する図、第3図及び第5図は本発明に係る陰極の製造方
法を説明する図、第4図は本発明の含浸型陰極の構造を
説明する図である。 ■・・・多孔質な高融点金属基体 31・・・合金膜 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第2図 25θ 5θ0 75θ ライフタイム (/Z) 第3図 第 5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (4) 高融点金属粉末を焼結して得られた多孔質な高
    融点金属基体と、この基体の空孔部に含浸された電子放
    射物置とを具備する含浸型陰極におい法による膜等いず
    れかの合金膜が形成されていることを特徴とする含浸型
    陰極。 (2) 前記合金膜の厚さは200〜2o、oooXの
    範囲内にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の含浸型陰極。
JP58176377A 1983-09-26 1983-09-26 含浸型陰極 Granted JPS6068527A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58176377A JPS6068527A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 含浸型陰極

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JP58176377A JPS6068527A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 含浸型陰極

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Publication Number Publication Date
JPS6068527A true JPS6068527A (ja) 1985-04-19
JPH0135458B2 JPH0135458B2 (ja) 1989-07-25

Family

ID=16012565

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JP58176377A Granted JPS6068527A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 含浸型陰極

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264625A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 Hitachi Ltd 含浸形陰極
EP0248417A2 (en) * 1986-06-06 1987-12-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Impregnated cathode
US5459372A (en) * 1991-06-13 1995-10-17 Samsung Electron Devices Co., Ltd. Impregnated cathode structure

Cited By (4)

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