JPS6065767A - 窒化硼素焼結体の製造法 - Google Patents

窒化硼素焼結体の製造法

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JPS6065767A
JPS6065767A JP58172398A JP17239883A JPS6065767A JP S6065767 A JPS6065767 A JP S6065767A JP 58172398 A JP58172398 A JP 58172398A JP 17239883 A JP17239883 A JP 17239883A JP S6065767 A JPS6065767 A JP S6065767A
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勝 井手
原 政嗣
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高純度で緻密な窒化硼素(BN)焼結体の製
造法、さらに詳しく説明すると、BNの純度が99重量
−以上で、しかも焼結体の密度が1.82g/α2以上
(理論密度の80%以上)であるBN焼結体をコールド
プレス焼結法(以下コールドプレス法という)により製
造するBN焼結体小制A汁1/ ■−#−ス BNは電気絶縁性、潤滑性、熱伝導性、耐化学薬品性、
耐熱性等の優れた緒特性を有するためにその特性を利用
した各分野で使用されている。
しかし、現在用いられている柚々のBNM造法によって
得られるBNは、いづれも粉末状であるために、その使
用にあたってはこれらBN粉末を焼結成形する必要があ
る。
BN焼結体の成形法については、ホットプレス法とコー
ルドブ5レス法の2つの方法がある。
前者の方法は、プレス成形と同時に加熱焼結を行うもの
で、比較的容易に高密度の焼結体を得ることのできる利
点はあるが、設備に極めて多くの経費を必要とし、また
作業能率が慾いために生産コストが高くなり不利である
また、後者の方法は、BN粉末をあらかじめ200℃以
下の温度で金型プレス、ラバープレス等の方法でプレス
成形した後に焼結する方法であるので、作業能率が高く
コスト上有利ではあるがBNが極めて焼結しにくい物質
であるために容易に高密度の焼結体を得ることができな
い欠点がある。
さらにコールドプレス法によりBN焼結体を製造する公
知の方法を具体例をあげて説明する。(月1〜5%の無
水硼酸の存在下でプレス成形し、その後、窒素気流中で
加熱し無水硼酸をBNに変化させることにより、高純度
のBN*結体な得る方法(特公昭3B−12547)、
(2)ラバープレスにより地形体を得た後、成形体の自
由膨張を制限する条件下で刀口熱する方法(%公昭46
−17676)がある。しかし、これらの方法で得られ
るBN焼結体の密度は約1.5g/crn″(理論密度
の66%)であり、ホットプレス法で得られるBN焼結
体の焼結体密度1.8〜2.1 C1r〆一(理論密度
の79〜98%)に比べて、著しく低く、又耐化学薬品
性、熱伝導性、電気絶縁性等の面で劣るので、コールド
プレス法によるB’N焼結体の製造法は実用的なもので
は無かった。
本発明は、極めて作業能率の高いコールドプレス法を用
い、ホットプレス法で得られる高純度のBN焼結体と同
等以上の焼結体密度のBN焼結体の製法を提供するもの
である。すなわち本発明&ゴ、純度が999重量部上〜
粒度が44〜710μであるBN粉末100m1部に対
し潤滑剤として當温で固体である1価の飽和脂肪酸を0
.6〜5.0重量部を添)JD した混合物を、温度2
00°C以下、圧力’I 000 Ky/cm”以上の
条件下プレス成形し、これを温度200〜850℃の酸
化雰囲気中で加熱することを特徴とする。
以下、さらに詳しく本発明を説明する。
本発明に用いる原料BN粉末は、BNN純度99重量部
上のものであることが好まL<、999重量部満のBN
粉末を用いると、コールドプレスする際に金型の損耗や
カジリなどを発生しやすくなるので好ましくない。特に
、硼酸カル/ラムの如きBNよりも硬度が^<、シかも
潤滑性に乏しい成分が台筐れると、この現象が顕著であ
る。
コールドプレス法においては、物えば耐火レンガ製造時
にシャモット粒子を用いるように、通盾は原料粒子密度
を高くJ−ることか、尚密度の成形体を得るために必要
であるが、旨純度のBNの粉粒そのものはBN結晶が緩
く絡み合って結合しているために、コールドプレス時に
はこの結合が破壊されなからBN結晶が再配列されるの
で、粒子密度を高くする必要はない。
BN粉末の粒度については、本発明者の知見によれば目
標とする焼結体の大きさと焼結体組織の均一性という観
点から決定され、焼結体の大きさが大きいとき、BN粉
末の粒度の大きなものが作業性などの面で好ましいが、
必要以上の大きさの粒度とすると得られる焼結体中に巣
などの欠陥を生じやすく、製品価値を著しく低下させる
ことが分った。
本発明において原料BN粉末の粒度を44〜710μと
限定したのは直径6〜40+n+++、高さ5〜50關
程度の焼結体を製造する場合にはBN粉末の粒度が71
0μをこえると焼結体中に巣などが発生すること、又4
4μ未満の小さな粒径のBN粉末を含むものは原料粉末
の流動性が著しく悪くなり、コールドプレス工程の作業
能率が著しノ1区τ才1−L 々LΔ騙1ノ1ノリI/
仏−ヘイIψΔ嘉11を構成するダイ、バ/テ間の間隙
にBN粉末が入り込み金型の破損を生じる等の問題を生
じ、発明の目的を達することはできない。
本発明においてはBN粉末同志及び粉末と型との摩擦力
を低下させるため潤滑剤を使用する。
潤滑剤としては、発明の目的から酸化除去されて灰分な
残さない有機質物質を用いることが考えられ、その具体
例としては、脂肪族化合物、脂環式化合物、芳香族化合
物があけることができ、その代表的な例としてはワック
ス、ンヨウノウ、ナフタリンなどがある。
しかし、脂環式化合物、芳香族化合物中には発ガン性を
有する物質が多く、作業環境上好ましくないことは、さ
らに加熱除去の工程において、容易に除去できず、炭素
を残留する欠点がある。また、脂肪族化合物の使用は、
上記の問題がない力へ脂肪族化合物のカルボン酸を用い
ると、加熱除去工程での炭素の残留が防止できるが、亀
1iiIL度の強いカルボン酸の使用は金属製金型の寿
命を短かくI 圧嵌コスト面一/1、瓜鯰ネ1 イhη
−L1←の、r(から本発明に用いる潤滑剤としては常
温で固体の1価の飽和脂肪酸が好ましく、その具体例と
してはステアリン酸、バルミチン酸、ミリスチン酸等が
あり゛られる。
その配合量ばBn100重量部に潤滑剤0.6〜5重量
部である。その添加方法はりポンプレンダ−などの汎用
の混合機により混合する方法及び粒表面に偏在させる方
法があけられるが、後者の一方・法が好ましい。
後者の方法の具体例としては、ステアリン酸をエチルア
ルコール中に溶解した後、BN粉末と混合しながら乾燥
することによりエチルアルコールを蒸発させる方法があ
けられる。潤滑剤は上記脂肪酸を単独使用又はこれらを
併用しても良いが、その添〃口量については0.3重量
部未満ではコールドプレスを連続的に逐行しがたく、極
腿に作業能率が低下すること、5.OM量部をこえると
、得られる焼結体の密度が低下するので好複しくない。
成形圧力については、1000〜/cm2未滴では焼結
体密度が低く 1.82 ’9/(:m3以上(理論密
度の80%以上)のBN焼結体を得ることができない。
成形温度については、室温で十分であり、ホットプレス
法による1000℃以上の高温度とする8委はない、 上記操作で得られたBN成形体は、その中に潤滑剤を含
むために仄にこれを酸化雰囲気下で温度200〜85 
[1’Oに〃口熱し除去する。温度8500Cをこえる
と、BN自体の酸化がおき、また20[1℃未満では潤
滑剤を酸化除去することができす、本発明の目的を達成
することができない。
次に、実施例をあげてざらに詳しく説明する。
実施例 BN粉末(電気化学工業(株)製 商品名[デンカボロ
ンナイトライド」純度999−41IC,%)1に2に
6009の水を加え、その後80℃で水分を除去してケ
ーク状のものとした。次にこれを磁製ロールミルで解砕
、篩分を行い44〜710μのBN粉末とした。この粉
末1001it部に対し、衣に示す潤滑剤を1.5:m
景%含有させたエチルアルコール溶液を用い、潤滑剤換
算で表に示す割合で添加混合した後に、60℃でエチル
アルコールを乾燥除去し、混合粉末を得た。次に、この
混合粉末を金型な用い、室温下界に示す成形圧力にてコ
ールドプレスし、外径1(ll+i、高さ15mmの円
柱状成形体を得た。このBN成形体の物性及び成形時の
観察の結果を表に示す。次に、上記操作で得たBN成形
体を、マツフル炉を用いて大気雰囲気下、表で示す温度
で加熱して、BN焼結体を得た。このBN焼結体の物性
を表に示す。
比較例1 BN粉末を電気化学工業(株)商品名「デンカボロンナ
イトライドJBN純度98.4%のものを用い、表に示
す条件で行った以外は実施例1と同様に行った。
金型のカジリ現象を生じ成形体を得ることはできなかっ
た。
比較例2〜6 潤滑剤の添加量、成形圧力、焼成温度を表に示すように
変えた以外は実施例1と同様に行った。
その結果を衣に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 純度が99重量−以上、粒友が44〜710μである窒
    化硼素粉末100重量部に対し潤滑剤として感温で固体
    である1価の飽和脂肪酸0.6〜5重蓋部を添、FIB
     した混合物を温度200℃以下、圧力1000 Kt
    /cm2以上の条件下プレス成形し、その成形物を温[
    200〜850℃の酸化雰囲気中で加熱することを特徴
    とする窒化硼素焼結体の製造法。
JP58172398A 1983-09-19 1983-09-19 窒化硼素焼結体の製造法 Granted JPS6065767A (ja)

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JPS6065767A true JPS6065767A (ja) 1985-04-15
JPH044269B2 JPH044269B2 (ja) 1992-01-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01239066A (ja) * 1988-03-18 1989-09-25 Denki Kagaku Kogyo Kk 耐摩耗性の大なる窒化硼素常圧焼結体の製造方法
JPH029763A (ja) * 1987-04-01 1990-01-12 Agency Of Ind Science & Technol 窒化硼素常圧焼結体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029763A (ja) * 1987-04-01 1990-01-12 Agency Of Ind Science & Technol 窒化硼素常圧焼結体
JPH01239066A (ja) * 1988-03-18 1989-09-25 Denki Kagaku Kogyo Kk 耐摩耗性の大なる窒化硼素常圧焼結体の製造方法

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