JPS6064302A - 光再帰性反射器 - Google Patents

光再帰性反射器

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JPS6064302A
JPS6064302A JP17368183A JP17368183A JPS6064302A JP S6064302 A JPS6064302 A JP S6064302A JP 17368183 A JP17368183 A JP 17368183A JP 17368183 A JP17368183 A JP 17368183A JP S6064302 A JPS6064302 A JP S6064302A
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glass
retroreflector
layer
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Masanobu Tomita
富田 正信
Takashi Ida
孝 井田
Shinichi Morimoto
真一 森本
Shuzo Itotani
糸谷 秀三
Hideji Hirose
広瀬 秀司
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Unitika Sparklite Ltd
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UNITIKA SUPAAKURAITO KK
Unitika Sparklite Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/126Reflex reflectors including curved refracting surface
    • G02B5/128Reflex reflectors including curved refracting surface transparent spheres being embedded in matrix

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来発見され用いられていなかった光再帰性
反射器ρ構造に係るものである。詳しく、・は、使用す
る高屈折率ガラス小球とガラス小球前部露出面側に該露
出面を覆うように形成した同心楕円半球殻状の無色ある
いは透明の薄い樹脂膜(以下被膜という)と、更にガラ
ス小球後部露出面上に直接反射層(例えば金属蒸着膜等
)を設けることによって得られる高輝度の光再帰性反射
器に関するものである。
本発明品の性能はオープンタイプとクローズドタイプと
に区分けして使用されてきた従来の光再帰性反射器の双
方の特徴を活かし、それぞれの欠点を補なった革新的な
光再帰性反射器の構造を有していて、その性能を充分に
発揮するものである。
従来のオープンタイプ光再帰性反射器は、第1図に示す
ように屈折率1,9以下の中屈折率及び低屈抵率のガラ
ス小球(3)を使用し、該小球前部を空気中に露出させ
後部半球面部分には直接に反射層(4)を9次いで結合
剤15)を設けたのち、支持体(6)を貼りUけた44
4造を有していた。このものは反射輝紫が高く1反射の
角度特性に優れ更に構造が簡単で。
目付が小さく薄いため可縫性に優れた衣料用光再帰性反
射器2なり得るという特性を持っていた。
しかしながらその反面1重大な欠点も持っている。
すなわち1例えばこのオープンタイプの光再帰性反射器
の表面KM出するガラス小球前部の半球面部分に透明樹
脂とか水等の光学的屈折率を有する物質が被覆するとガ
ラス小球のレンズ作用が変化して光再帰性反射器の再帰
反射機能が減少して著しい輝度低下を引き起こすもので
ある。又、オープンタイプの光再帰性反射器を着色する
場合、ガラス小球のレンズ作用を妨害しないように第1
図の如くガラス小球(3)とガラス小球(3)′を連結
する結合剤部分(5)を着色して着色層とし、必要な外
観色を付与するという方法が行われている。
しかしながら、このような着色方法では日中散乱光下で
は色彩が鮮明であっても、夜間の照明光3− 線(は・写集束光)下で見ると該光線が光再帰性反射器
で反射される際9着色層が光の入射帰還系路に存在しな
いことによって全くその色彩が認められない。又、上述
のようにガラス小球前部露出半球面部分に透明樹脂が被
覆するとレンズ作用が変化するので、印刷等をオープン
タイプ光再帰性反射器の表面に施すことは全くできない
。加えてガラス小球結合剤部分に耐水性を持たせなげれ
ばガラス小球の後部半球部分に水分の浸透が起こって結
合剤を劣化させ、ガラス小球の脱落及び反射層劣化によ
る輝度低下等の不都合が起とる。更に屋外で使用される
時、光再帰性反射器表面のガラス小球露出面に塵埃、泥
、煤煙等が付着すると除去が困難で輝度の低下や外観不
良を招き易い。
以上のような欠点を補うために該オープンタイプ光再帰
性反射器のガラス小球前部露出面側に。
第2図r示すような空気層(+4)を介して透明な薄板
(12)が付設され、ガラス小球レンズを保護するよう
な方法が採られてきた。そして、この透明薄板(1功の
表面に着色あるいは印刷を施して全天候型高輝4一 度光再帰性反射器として使用されているのである。
しかしながら、このようなものは該空気層04)が必要
条件であるので、ガラス小球面と透明薄板02)との接
着部分(13)は可能な限り接着面積を小さくしなけれ
ばならない。しかし1反射能と接着力でもある当該面積
とのバランスをとるのが極めて困難で。
その結果、従来しばしば屋外使用中に接着部分の剥離が
起こり透明薄板のひび割れを惹起、シ、雨水。
露等が浸透することにより光再帰性反射器の性能喪失と
いう事故が起こっている。加えてこれは構造が複雑であ
るので、交通標識あるいは衣料用として使用する時透明
薄板(121が損傷しないように取扱いには充分な注意
を払うことが必要である。
又他方、クローズドタイプ光再帰性反射器においては、
屈折率2.0以上の高屈折ガラス小球を使用し、第3図
のように該ガラス小球前部半球面には平滑な透明樹脂表
面層(151が、同じく後部半球面にはガラス小球の中
心に対し同心半球殻状の透明樹脂バインダ一層(16)
があり、更にバインダ一層の後部には金属蒸着による反
射層(4)が設けられていて。
5− 光再帰性反射機能が得られるようになっている。
このようにガラス小球の前部半球部と後部半球部にはそ
れぞれ表面樹脂05)とバインダー樹脂の層([6)が
あるため光の透過損失が非常に大きく、クローズドタイ
プ光再帰性反射器の輝度値は前述のオープンタイプ光再
帰性反射器の1/4〜115程度でしかない。そして、
ガラス小球を取り巻く上述の積層樹脂に柔軟性に富むも
のを使用すると衣料用の反射器が得られるが、このよう
に構成される衣料用クローズドタイプ光再帰性反射器は
縫製の際。
表面の樹脂が柔軟なためミシンの押え金具の滑りを阻害
すること及び積層が多いので目付が増え。
比較的厚いものしか得られないことにより、所謂可縫性
に劣り、風合が非常に悪く、構成材料が多いため製造原
価が高くなるという欠点があった。
本発明の光再帰性反射器はこのような両タイプの光再帰
性反射器の長所を活かし、欠陥を補うものである。
すなわち1本発明の光再帰性反射器の目的とするところ
は、柔軟性に富み、夜間2色彩を含む視6− 認性に優れた高輝度品を得ることであって、そのために
は屈折率1.9以上、好捷しくけ20以上の高屈折率ガ
ラス小球を使用し、該反射器のガラス小球前部露出面に
は極めて薄い厚さ001μ〜5μ程度の、該露出面を覆
うような同心清円半球殻状透明樹脂層を塗付するか、又
は回状の着色透明I樹脂層を印刷により形成することに
よって高輝度を有し。
柔軟かつ任意に着色できることを特徴とするものである
この場合、該透明樹脂に柔軟性に富んだ樹脂を用いるこ
とにより、樹脂層が薄いことと相まって極めて柔軟で可
縫性に優れ、昼夜を問わず任意の反射色が得られる高輝
度の衣料用光再帰性反射器の製造が可能となる。
捷だ1本発明の反射器の表面にはガラス小球が露出しな
いために耐汚染性に優れ、泥とか煤煙が付着しても雑巾
等で容易に拭い取り清浄にすることができる。又、ガラ
ス小球の脱落は完全に防ぐことができ9反射器の内部へ
水が侵入しなくなるめで性能低下がなくなり、使用耐久
年数が伸びる。
更に従来のオープンタイプ光再帰性反射器に起こった水
濡れによる性能低下は完全に防止することができる。
このように性能の優れた本発明の光再帰性反射器は次に
述べるように驚くべき不思議な反射機構を備えているの
である。すなわち従来、光再帰性反射器はガラス小球の
屈折率と直径によって焦点距離が定まるが、直径は反射
器製造上の技術的制約のためいずれの場合もほぼ同程度
に限定されるので屈折率約1.9のガラスピーズはオー
プンタイプに、屈折率約20のものはクローズドタイプ
に使用されてきた。
本発明の光再帰性反射器はガラス小球の屈折率が大きい
(約2.0 ) Kもかかわらず反射膜の位置(即ちレ
ンズの焦点位置)がガラス小球面上にあり、即ちオープ
ンタイプ型反射機構をとるという新規な発明なのである
。更に詳しく述べるならば従来、屈折率20以上の高屈
折率ガラス小球を使用する場合は所謂クローズドタイプ
の構造(第3図参照)にするのが一般的である。ところ
が本発明の光再帰性反射器の構造は高屈折率ガラス小球
を使用してその後部半球面に直接金属蒸着するか。
あるいはアルミニウム粉末等の光反射性物質の混入樹脂
層による反射層を設けた後、該ガラス小球前部半球面に
厚さ0.四〜5μの透明被膜を凹レンズ状に密着被覆さ
せることにより再帰性反射機能を付与したものであって
、これは従来使用されている単に屈折率2.0以上の高
屈折率ガラス小球の使用方法とは全く異なっている。他
方、オープンタイプ光再帰性反射器に使用される低屈折
率あるいは中屈折率のガラス小球では本発明品と同じ構
造を有する反射器を製造するとしても、再帰性反射性能
が著しく低いものしか得られない。又、屈折率20以上
の高屈折率ガラス小球を用いてもガラス小球前部半球面
を被覆する透明被膜が10μ程度に厚くかつ空気と接す
る面が殆んど平坦な面である場合には充分な反射性能が
得られない。更にガラス小球後部にバインダ一層9次い
で反射層を設けた場合にはガラス小球前部半球面を被覆
する透明被膜が本発明どうりの膜形状を有しても全く再
帰9− 性反射機能が得られないのである。
このように、高屈折率ガラス小球の前部に被覆する透明
被膜の膜厚及び形状、そして該ガラス小球後部に反射層
が密接することが本発明の再帰反射機能を導き出す重要
な点であることが判る。詳細な再帰性反射機能について
は不明であるが、該透明被膜の凹レンズ効果によるガラ
ス小球のレンズ作用の変化によるものと推定される。現
在その原因は定かではないが、従来何人も予想すること
ができなかった全く驚くべき現象であるということがで
きる。
更にこれを詳細に述べると、ガラス小球前部半球面に被
覆密着させた被膜の厚さは、該ガラス小球の直径により
支配され、直径が一定の場合該被膜の厚さの増減により
反射性能が変化する。従って、被膜に最も適した厚さの
存在することが判った。そして、この適性な被膜を電子
顕微鏡等で観察するとその形状はガラス小球に対して同
心楕円半球殻状に被覆しており、かつその厚さはガラス
小球の直径500μ以下の時には厚さ0.01〜5μの
10− 範囲であった。しかも、ガラス小球の直径が大きい程被
覆する該被膜の厚さは増加する。
このように1本発明の光再帰性反射器は既存の屈折率1
.9以上の高屈折率ガラス小球を使用し、その前面に同
心楕円半球殻状の被膜を、後部面に反射層を密着して設
けてやればよく、従来既知の手段を組合せることによっ
て作ることができる。
次に本発明を実施例と図面を用いて9本発明の作用効果
を更に詳細に説明するが9本発明はこれらに限定される
ものではない。
第4図は本発明の光再帰性反射器の半製品の断面図を示
し、その詳細な説明は半製品製造法の実施例で述べる。
第5図は第4図のポリエステル−ポリエチレンラミネー
ト品(Ij、 (2+を剥離してガラス小球(3)を空
気中に露出させた光再帰性反射器の半製品(7)(以下
半製品という)のガラス小球(3)の前部半球面に同心
楕円半球殻状の透明あるいは着色透明樹脂被膜(8)を
被覆密着したものの断面図である。第6図は本発明の光
再帰性反射器のガラス小球(3)の前部に同心楕円半球
殻状の樹脂被膜(8)を。
同後部に反射膜(4)を設けた時の外部からの光の径路
と反射機構を推定したものである。すなわち。
入射光線(9)は先ず被膜(8)の表面でガラス小球の
中心方向に屈折し侵入するが、ガラス小球の表面で再度
屈折し、こめ二度の屈折における空気と透明樹脂、・透
明樹脂とガラスのそれぞれの屈折率と厚さの適度な組合
せによりガラス小球のレンズの焦点がその後部半球面上
の点(10)VC位置するよウニなると密接する反射層
(4)により焦点(10)で入射光線(9)は反射され
、再びガラス小球より透明樹脂を経て反射光線(11)
となり、入射光線(9)と平行で逆方向に光の反射が起
こる(それぞれ矢印の方向で示す)。
それぞれの作用、効果については実施例において更に詳
述する。
半製品製造法の実施例 第4図に示すように、ポリエステルフィルム(1)とこ
れにラミネートされた20μの厚さのポリエチレンフィ
ルム(2)に直径80μ、屈折率2.25の高屈折率ガ
ラス小球(3)を110℃、3分間の加熱によって埋没
率50チで仮埋没させる。次にガラス小球(3)の露出
面に約800オングストロームの厚さのアルミニウムを
金属蒸着して反射層(4)とし、更にこの上に固着バイ
ンダ一層(5)を厚さ30μになるよう塗布した後、支
持体であるフィルム(6)と100c、3分間熱ラミネ
ートして固定し9次いでガラス小球を仮W 没したポリ
エステル−ポリエチレンラミネート品(11,(21を
剥離して埋没ガラス小球の半部を空気中に露出させて光
再帰性反射器の半製品を得た。
その他、ガラス小球の屈折率の異なるもの、すなわち1
..5] 、 1.92及び2.1の三種類を用いて同
様な方法にて半製品三点を作成した。
実施例1〜4 第4図で示したような上述の半製品(7)のガラス小球
露出面に次の組成の透明樹脂を被膜の厚さが2μとなる
よう塗布したのち、130℃、3分間熱風乾燥処理を行
って第5図の樹脂被膜(8)を有する試料を作成した。
組成 メタアクリル酸アルキルエステル重合m脂 10
0部メラミン硬化剤 5部 計 135部 各試料の光再帰性反射性能(輝度値)とガラス小球の屈
折率との関係を下記第1表の実施例番号1〜4で明らか
にする。
第 1 表 輝度値は一定入射光量に対する反射光量を示すもので、
値の大きい程反射器の性能が優れていることを示す。第
1表の結果から、ガラス小球の屈折率の高い程高い輝度
値の得られることが確認できた。
実施例5 実施例1〜4で得た結果の如く高屈折率ガラス小球を用
いると、ガラス小球前部に被覆する透明14− 被膜とガラス小球のlメンズ作用がマツチして高輝度値
の得られることが判った。更てガラス小球に被覆する被
膜の厚さとガラス小球の直径との関係は下記のようにな
った。すなわち、屈折率225゜直径80μのガラス小
球を用いた前述の半製品においてガラス小球露出面に次
のような着色透明樹脂を、付着量を変えて塗布し2種々
の厚さの樹脂被膜(8)を形成し輝度値を測定した。
組 成 メラミンホルマリン重合樹脂 100部計 1
15部 その結果、該被膜の厚さと輝度値との間には第7図に示
すような一定の関係があり、高輝度の反射性能を得るた
めにはガラス小球の直径に対して適性の厚さの範囲が存
在することが判った。
この実施例で作成した試料中最高の輝度値を示すものを
電子顕微鏡でみたところ、被膜の形状はガラス小球に対
し同心楕円半球殻状(8)であり、膜厚は第7図に示す
ようにガラス小球の露出面の頂点付近が約01μで、裾
野の部分は5μ、平均2.5μ程度であった。
以上の如く1反射器の反射性能、すなわち輝度は使用す
るガラス小球の屈折率が高い程優れているが、被覆する
被膜の厚さは屈折率とは直接関係せず、むしろガラス小
球の大きさ、すなわち直径に対して最適値をとるような
関係が認められる。
従って、ガラス小球の直径は本来任意ではあるが。
該被膜の形状を同心楕円殻状に形成する技術上の制約か
ら500μ以下が適当となる。
実施例6〜9.比較例1〜4 本発明の光再帰性反射器の半製品を作る時に。
支持体をナイロン製編物トリコットにすると衣料用半製
品が作られる。そして、該半製品のガラス小球露出面に
次のような印刷インクを塗布して同心楕円半球殻状の被
膜を形成すると1色合が良く昼夜を問わずその反射色が
変らない高輝度の衣料用光再帰性反射器が得られた。
インクの組成 一液型ウレタンスクリーンインク透明液 100部顔料
 30部 メチルエチルケトン 10部 計 140部 上記の顔料にベンジジン系黄色顔料、ペリレン系赤色顔
料、シアニン系青色顔料及びシアニン系緑色顔料を用い
てそれぞれ黄、赤、青、緑の印刷インクを作製し1次い
で220メツシユのポリエステA411のスクリーンで
スクリーン印刷した後。
120℃、5分間熱風乾燥を行い、約3μの厚さの被膜
を屈折率2.25.平均直径80μのガラス小球の露出
面に形成し、第2表のような反射性能、すなわち輝度値
を得た。比較として日本工業規格JIS−Z−9117
に規定されている反射材の輝度値を併記したが、明らか
に各色共に格段に優れた反射性17− 得られた衣料用反射器は非常に上品な色合でソフトな手
触りと柔軟性を有し、可縫性の良好なものであった。
【図面の簡単な説明】
本発明の光再帰性反射器の構造の一例を模式的18− に示したものである。第1図は従来のオープンタイプ光
再帰性反射器の断面図、第2図は空気層を有する改良型
オープンタイプ反射器の断面図、第3図は従来のクロー
ズドタイプ光再帰性反射器の断面図である。第4図は本
発明の光再帰性反射器の半製品の断面図、第5図はガラ
ス小球前部に同心楕円半球殻状の透明あるいは着色透明
樹脂被膜を被覆密着した本発明の光再帰性反射器の断面
図である。第6図はガラス小球を同心半球殻状に被覆し
たものについて外部からの光の入射及び反射径路を推定
した断面図であり、第7図は被膜の平均厚さと輝度値の
関係を示した実験図であって。 観測条件として正面輝度値の観測角02°、入射角−4
°である。 図中、(1)はポリエステルフィルム、(2)はポリエ
チレン層、(3)はガラス小球、(4)は反射層、(5
)は固着バインダ一層、(6)は支持体、(7)は+3
1. (4)、 (51,(6)を総称した光再帰性反
射器の半製品、r8)は同心楕円半球殻状の被膜、(9
)は入射光線、 +10)は焦点、 (II)は反射光
a、O2)は透明薄板、 (13)は接着部分、(1(
イ)は空気層を示す。 特許出願人 ユニチカスパークライト株式会社代理人 
児 玉 雄 三

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体に保持された固着バインダー樹脂層中に4
    0〜80係の埋没率で直径500μ以下、屈折率1,9
    以上、好ましくは2.0以上の高屈折率ガラス小球が埋
    没され、該ガラス小球の後部埋没部分には1例えば金属
    蒸着膜等の直接反射層が設けてあり、かつ該ガラス小球
    の前部露出面側に該露出面を覆うよつ[同心楕円半球殻
    状で厚さ0.01〜5μの無色あるいは着色透明樹脂の
    被膜を該ガラス小球の屈折率と直径に対して一定の光学
    的関係を維持するように形成することを特徴とする光再
    帰性反射器。
  2. (2)透明樹脂の被膜が合成重合樹脂もしくは印刷イン
    クの膜であって、任意の着色された図柄が印刷された特
    許請求の範囲第1項記載の光再帰性反射器。
  3. (3)支持体が合成樹脂フィルム又は織物1編物もしく
    は不織布からなる布帛である特許請求の範囲第1項記載
    の光再帰性反射器。
JP17368183A 1983-09-20 1983-09-20 光再帰性反射器 Granted JPS6064302A (ja)

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