JPS606398Y2 - 船側ウオ−タ−スプレ−装置 - Google Patents

船側ウオ−タ−スプレ−装置

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Publication number
JPS606398Y2
JPS606398Y2 JP17768281U JP17768281U JPS606398Y2 JP S606398 Y2 JPS606398 Y2 JP S606398Y2 JP 17768281 U JP17768281 U JP 17768281U JP 17768281 U JP17768281 U JP 17768281U JP S606398 Y2 JPS606398 Y2 JP S606398Y2
Authority
JP
Japan
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ship
guide
water
supply pipe
nozzle hole
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Expired
Application number
JP17768281U
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JPS5880396U (ja
Inventor
喜世和 川端
栄二 友永
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、船側外板面へ水をかけるようにした船側ウォ
ータースプレー装置に関する。
従来、LNG (液化天然ガス)タンカー中央部のショ
アコネクション付近の船側部は、丸形ガンネルで構成さ
れており、着桟中の船側外板の火災からの保護や、貫流
流出による低温被害防止のため、丸形ガンネルの上方か
ら水を船側外板面に流す装置が設けられている。
すなわち、丸形ガンネルの上方において船長方向に配設
された給水パイプのノズルから下方へ噴出した水流は、
丸形ガンネルの表面に沿い流下して船側外板面へ導かれ
るようになっており、これにより船体を火災や流出貫流
から保護する構造となっている。
しかしながら、このような従来の装置では、水の流出時
に水流が完全に船側外板面へ出るまでに強風に当たると
、流出水は風により吹きとばされる恐れがある。
また船側形状が、鉛直のガンネルで形成されている場合
は、船側外板の上端縁が放出水を遮るので、船側に沿う
甲板部上に水が溜まるという不具合があり、オーバーフ
ローした水が船外へ流出することになる。
本考案は、これらの問題点の解決をはかろうとするもの
で、強風下でも、また鉛直ガンネルの場合でも、船側外
板面への噴出水流の誘導を確実に行なえるようにした船
側ウォータースプレー装置を提供することを目的とする
このため本考案の船側ウォータースプレー装置は、船側
に沿い甲板部の上方に配設されたノズル孔付き給水パイ
プと、この給水パイプの長手方向に沿い同パイプの外面
に一側縁を溶接された誘導板とをそなえ、′同誘導板が
、上記給水パイプのノズル孔からの噴出水流を船外方向
へ導くべく同ノズル孔を蔽うように上記船側外板面より
も外方へ突出して配設された第1誘導部と、この第1誘
導部に沿って誘導されてきた上記噴出水流を上記船側外
板の外面へ斜めに誘導すべく同第1誘導部から屈曲して
配設された第2誘導部とをそなえて構成されていること
を特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての船側ウォー
タースプレー装置について説明すると、第1図はその斜
視図、第2図はその横断面図であって、船側に沿い甲板
部1の上方にノズル孔2付き給水パイプ3が配設されて
おり、その基端は、図示しないポンプに配管を介して接
続されている。
また、この給水パイプ3の長手方向に沿い同パイプ3の
外面に一側縁を溶接された誘導板4が設けられている。
誘導板4は、給水パイプ3のノズル孔2からの噴出水流
を船外方向へ誘導する第1誘導部4aと、この第1誘導
部4aに沿って誘導されてきた噴出水流を船側外板5の
上面へ斜めに誘導する第2誘導部4bとをそなえて構成
されている。
第1誘導部4aはノズル孔2を上方から蔽うように船側
外板5よりも外方へ突出して配設され、第2誘導部4b
は第1誘導部4aから屈曲するように配設されて、その
先端縁4cは船側外板5の外面へ斜め上方から交叉する
方向に向けられている。
なお、誘導板4の第1誘導部4aと平行に給水パイプ3
から突出した下側誘導板4′が設けられており、両誘導
板4,4′はスペーサー6を介して結合されている。
上述の構成により、給水パイプ3へ圧力水が送られてく
ると、そのノズル孔2からの噴出水流は、誘導板4,4
′の間を通って第1誘導部4aに沿いまず船外方向へ誘
導されたのち、第2誘導部4bで方向を変えられて船側
外板5の外面へ斜めに誘導されるのである。
したがって、強風下でも、風の影響を受けることなく、
確実に船側外板5へ噴出水流を誘導することが可能とな
り、また図示のごとき鉛直ガンネルの場合でも甲板部に
水が溜まるというような不具合を生じることはない。
このようにして誘導された噴出水流により、船側外板5
の外面を能率よく蔽うことができるので、本装置をLN
Gタンカー等に用いれば、その安全性を大幅に、向上さ
せることが可能となるのである。
以上詳述したように、本考案の船側ウォータースプレー
装置によれば、船側甲板部の上方における給水パイプの
ノズル孔からの噴出水流を誘導する誘導板が、上記噴出
水流を船外方向へ導くべく同ノズル孔を蔽うように上記
船側外板面よりも外方へ突出して配設された第1誘導部
と、この第1誘導部に沿って誘導されてきた上記噴出水
流を上記船側外板の外面へ斜めに誘導すべく同第1誘導
部から屈曲して配設された第2誘導部とをそなえて構成
されるという極めて簡素な構造で、船側外板面への噴出
水流の供給を十分な信頼性をもって実施できるようにな
り、LNGタンカー等における災害の予防に寄与しうる
のである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としての船側ウォータースプレー
装置を示すもので、第1図はその斜視図、第2図はその
横断面図である。 1・・甲板部、2・・ノズル孔、3・・給水パイプ、4
・・誘導板、4a・・第1誘導部、4b・・第2誘導部
、4c・・先端縁、4′・・下側誘導板、5・・船側外
板、6・・スペーサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船側に沿い甲板部の上方に配設されたノズル孔付き給水
    パイプと、この給水パイプの長手方向に沿い同パイプの
    外面に一側縁を溶接された誘導板とをそなえ、同誘導板
    が、上記給水パイプのノズル孔からの噴出水流を船外方
    向へ導くべく同ノズル孔を蔽うように上記船側外板面よ
    りも外方へ突出して配設された第1誘導部と、この第1
    誘導部に沿って誘導されてきた上記噴出水流を上記船側
    外板の外面へ斜めに誘導すべく同第1誘導部から屈曲し
    て配設された第2誘導部とをそなえて構成されているこ
    とを特徴とする、船側ウォータースプレー装置。
JP17768281U 1981-11-28 1981-11-28 船側ウオ−タ−スプレ−装置 Expired JPS606398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17768281U JPS606398Y2 (ja) 1981-11-28 1981-11-28 船側ウオ−タ−スプレ−装置

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JP17768281U JPS606398Y2 (ja) 1981-11-28 1981-11-28 船側ウオ−タ−スプレ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS5880396U JPS5880396U (ja) 1983-05-31
JPS606398Y2 true JPS606398Y2 (ja) 1985-02-28

Family

ID=29971787

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JP17768281U Expired JPS606398Y2 (ja) 1981-11-28 1981-11-28 船側ウオ−タ−スプレ−装置

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