JPS606258A - 連続鋳造におけるモ−ルド直下気水冷却方法及び装置 - Google Patents
連続鋳造におけるモ−ルド直下気水冷却方法及び装置Info
- Publication number
- JPS606258A JPS606258A JP11263383A JP11263383A JPS606258A JP S606258 A JPS606258 A JP S606258A JP 11263383 A JP11263383 A JP 11263383A JP 11263383 A JP11263383 A JP 11263383A JP S606258 A JPS606258 A JP S606258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- mold
- water
- cooling
- continuous casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/12—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
- B22D11/124—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、銹等の連続鋳造における鋳片気水冷却方法
及び装置に関し、特にモールド内の凝固層とモールド壁
″間から吹き上げる水蒸気によるボイリング現象を防止
し鋳片の表面欠陥の発生を防止することを目的としたも
のである。
及び装置に関し、特にモールド内の凝固層とモールド壁
″間から吹き上げる水蒸気によるボイリング現象を防止
し鋳片の表面欠陥の発生を防止することを目的としたも
のである。
例えば鋼の連続鋳造においては、鋳片の内部欠陥および
表面欠陥の軽減、さらに圧延工程への熱的結合など重要
課題となっている。このうち圧延工程への直結化に際し
ては、鋳片の表面手入れの工程を除き高温出片が必要と
なる。鋳片の表面割れの多(は割れの核がモールド内で
生成し、二次冷却帯での局所強冷却によって成長すると
いわれている。従来のスプレー冷却においてはスプレー
衝突部やガイドロールでのたまり水による冷却によシ局
所的に強冷却される。この局所冷却を軽減するためには
、水滴を鋳片全面に出来る限り均一に噴射させロール接
触部等のたまり水を吹き飛ばす必要がある。このために
は冷却水を空気等のガス体で鋳片全面に吹きつけ、かつ
ガス体の運動エネルギーでたまり水の吹き飛ばしが有効
であシ、特に表面欠陥を軽減するためには、モールド直
下での気水化が極めて有効であることが知られておリ、
既に特開昭57−50260号等によって提案されてい
る。
表面欠陥の軽減、さらに圧延工程への熱的結合など重要
課題となっている。このうち圧延工程への直結化に際し
ては、鋳片の表面手入れの工程を除き高温出片が必要と
なる。鋳片の表面割れの多(は割れの核がモールド内で
生成し、二次冷却帯での局所強冷却によって成長すると
いわれている。従来のスプレー冷却においてはスプレー
衝突部やガイドロールでのたまり水による冷却によシ局
所的に強冷却される。この局所冷却を軽減するためには
、水滴を鋳片全面に出来る限り均一に噴射させロール接
触部等のたまり水を吹き飛ばす必要がある。このために
は冷却水を空気等のガス体で鋳片全面に吹きつけ、かつ
ガス体の運動エネルギーでたまり水の吹き飛ばしが有効
であシ、特に表面欠陥を軽減するためには、モールド直
下での気水化が極めて有効であることが知られておリ、
既に特開昭57−50260号等によって提案されてい
る。
そこで本発明者らは、fIT1図に示す如くモールドと
ノートロール間を含む位置から気水を鋳片に吹付げて冷
却する方法を実施した。第1図において】はモールド、
2は鋳片+ 3はノートロール。
ノートロール間を含む位置から気水を鋳片に吹付げて冷
却する方法を実施した。第1図において】はモールド、
2は鋳片+ 3はノートロール。
4はザボートロール、5は気水噴射ノズルである。
ところがモールド】とノートロール4の間のノズル5a
から噴射された気水によシ、次の如き重大な問題が発生
することが判った。即ち第2図及び第3図に示す如く、
ノズル5aから噴射された気水が鋳片2に衝突し、ここ
で発生した水蒸気が鋳片面に治って上昇しモールド1と
スラブ2の間に生成したエヤーギャップの中を吹き上げ
、メニスカス部から系外に逃げる。これは火炎7として
確認できる。このいわゆるボイリング現象は従来のスプ
レー冷却では殆んど見られず、気水によって見られる顕
著な現象である。この結果、モールド内で不均一冷却が
促進され鋳片の縦割れを拡大する結果となっていた。
から噴射された気水によシ、次の如き重大な問題が発生
することが判った。即ち第2図及び第3図に示す如く、
ノズル5aから噴射された気水が鋳片2に衝突し、ここ
で発生した水蒸気が鋳片面に治って上昇しモールド1と
スラブ2の間に生成したエヤーギャップの中を吹き上げ
、メニスカス部から系外に逃げる。これは火炎7として
確認できる。このいわゆるボイリング現象は従来のスプ
レー冷却では殆んど見られず、気水によって見られる顕
著な現象である。この結果、モールド内で不均一冷却が
促進され鋳片の縦割れを拡大する結果となっていた。
3 −
このボイリング現象を防止するためには、モールド内全
域で完全均一冷却してエヤーギャップをなくせばよいが
、従来提案されているモールド冷却を含めて本発明者ら
も均一冷却を実験したが、効果的なモールド冷却は困難
で、このボイリング現象を防止するには至らなかった。
域で完全均一冷却してエヤーギャップをなくせばよいが
、従来提案されているモールド冷却を含めて本発明者ら
も均一冷却を実験したが、効果的なモールド冷却は困難
で、このボイリング現象を防止するには至らなかった。
そこで、本発明者らは更に検討した結果、気水冷却によ
るボイリング現象防止に極めて簡単で有効な手段を見い
出したものである。
るボイリング現象防止に極めて簡単で有効な手段を見い
出したものである。
本発明の着眼点は次のとおりである。即ち通常ノズルか
ら噴射された気水は成る拡がりをもって鋳片に接触する
が、この噴射気水の拡がシ、特に上方(モールド方向)
への拡がりが水蒸気の上昇気流に継がるとの知見を得た
。この知見からモールドとフートロールの間から噴射す
る気水流に対して、その上面を水平又は下向きに抑える
という気水噴射方法を本発明者は発明したものである。
ら噴射された気水は成る拡がりをもって鋳片に接触する
が、この噴射気水の拡がシ、特に上方(モールド方向)
への拡がりが水蒸気の上昇気流に継がるとの知見を得た
。この知見からモールドとフートロールの間から噴射す
る気水流に対して、その上面を水平又は下向きに抑える
という気水噴射方法を本発明者は発明したものである。
かかる気水噴射方法を得るためには、例えばノズルの改
良等でも可能であるが特に簡便で効果的なのが、モール
ド下面に特殊な噴射気水流上面矯正 4− 板を設は噴射され拡がった気水流の上部をこの矯正板に
当てることにより気水流の−F面を水平好件しくけ下向
きに抑えることである。
良等でも可能であるが特に簡便で効果的なのが、モール
ド下面に特殊な噴射気水流上面矯正 4− 板を設は噴射され拡がった気水流の上部をこの矯正板に
当てることにより気水流の−F面を水平好件しくけ下向
きに抑えることである。
上記の本発明によれば、ボイリング現象による縦割れの
拡大を伴なうことなく気水冷却によるメリットを享受で
きるものである。
拡大を伴なうことなく気水冷却によるメリットを享受で
きるものである。
以下本発明装置の一実施例を第4図により説明する。図
中1.2 、3 、5aは第1図と同様にモールド、鋳
片、ノートロール及び噴射ノズルである。
中1.2 、3 、5aは第1図と同様にモールド、鋳
片、ノートロール及び噴射ノズルである。
6はノズル5aの前面においてモールド】の下面にボル
ト9によシ固定した本発明の矯正板で、その先端部に下
向きのテーパー面8が設けられている。
ト9によシ固定した本発明の矯正板で、その先端部に下
向きのテーパー面8が設けられている。
この様な矯正板6の存在のもとにノズル5aから噴射さ
れた気水流はその上面がテーパー面8で抑えられて下向
きに矯正される結果、発生した水蒸気の上昇が著しく抑
えられるものである。
れた気水流はその上面がテーパー面8で抑えられて下向
きに矯正される結果、発生した水蒸気の上昇が著しく抑
えられるものである。
次に方法の実施例を示せば次のとおシである。
(1)設備諸元 第4図において、A−100ynm・
h=6闘、d−5龍、θ−35@、α−6″(2)操業
条件 (a)鋳片サイズ厚250m+xX巾1530闘
5 − (b)鋳造速度0.75m/分 (c)噴射ノズル5aの本数2片面10本×2=20本 (d)エヤー流量+ 3ONm7hr3本(e)水量、
9.4 A/mU10本(3)その他 冷却ゾーンに
気水冷却ノズル及びスプレー冷却ノズル配置。
h=6闘、d−5龍、θ−35@、α−6″(2)操業
条件 (a)鋳片サイズ厚250m+xX巾1530闘
5 − (b)鋳造速度0.75m/分 (c)噴射ノズル5aの本数2片面10本×2=20本 (d)エヤー流量+ 3ONm7hr3本(e)水量、
9.4 A/mU10本(3)その他 冷却ゾーンに
気水冷却ノズル及びスプレー冷却ノズル配置。
以上の如〈実施した本発明の結果(A)と気水冷却で噴
射気水流上面矯正板を使用しない比較例の結果(B)と
スプレー冷却による従来法による結果(c)を夫々第5
図に示す。これから明らかな如く本発明によるものが最
もスラブの縦割れ発生が少ないことが判る。
射気水流上面矯正板を使用しない比較例の結果(B)と
スプレー冷却による従来法による結果(c)を夫々第5
図に示す。これから明らかな如く本発明によるものが最
もスラブの縦割れ発生が少ないことが判る。
以上の如くこの発明によれば、鋳片表面欠陥の防止に大
きな効果があり、鋳片の品質向上に大きく寄与したもの
である。
きな効果があり、鋳片の品質向上に大きく寄与したもの
である。
第1図は連鋳々片の気水冷却の説明図、第2図及び第3
図はボイリング現象の説明図、第4図は本発明装置の実
施例の拡大説明図、第5図は実施−〇 − 例における冷却の種類と表面欠陥との関係を示す図表で
ある。 】・・・モールド、 2・・・鋳片、 3・・・フート
ロール、/I・・・ザボートロール、 5・・・気水噴
射ノズル、 6・・・噴射気水流上面矯正板 代理人 弁理士 矢 葺 知 之 外1名 7−
図はボイリング現象の説明図、第4図は本発明装置の実
施例の拡大説明図、第5図は実施−〇 − 例における冷却の種類と表面欠陥との関係を示す図表で
ある。 】・・・モールド、 2・・・鋳片、 3・・・フート
ロール、/I・・・ザボートロール、 5・・・気水噴
射ノズル、 6・・・噴射気水流上面矯正板 代理人 弁理士 矢 葺 知 之 外1名 7−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続鋳造においてモールド・フートロール間を含む
位置から気水を鋳片表面に噴射して鋳片を冷却する方法
において、モールドと7−トロール間から噴射する気水
流の上面を水平又は下向きに保持することを特徴とする
連続鋳造におけるモールド直下の気水冷却方法。 2 連続鋳造のモールドとフートロール間に鋳片表面に
気水を噴射するノズルを設け、更にモールド下面に該ノ
ズルから噴射された気水の上面を水平又は下向きに矯正
する噴射気水流上再矯正板を設けたことを特徴とする連
続鋳造におけるモールド直下の気水冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11263383A JPS606258A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 連続鋳造におけるモ−ルド直下気水冷却方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11263383A JPS606258A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 連続鋳造におけるモ−ルド直下気水冷却方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606258A true JPS606258A (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=14591608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11263383A Pending JPS606258A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 連続鋳造におけるモ−ルド直下気水冷却方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606258A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH069736U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-08 | 新日本製鐵株式会社 | 鉄鋼連続鋳造用鋳型 |
US7566148B2 (en) | 2004-11-24 | 2009-07-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Side light-emitting device, backlight unit having the side light-emitting device, and liquid crystal display apparatus employing the backlight unit |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5272328A (en) * | 1975-12-13 | 1977-06-16 | Mitsubishi Metal Corp | Apparatus for production of ingot |
JPS5659564A (en) * | 1979-10-17 | 1981-05-23 | Nippon Steel Corp | Continuous casting mold for iron and steel |
JPS5719130A (en) * | 1980-07-08 | 1982-02-01 | Nippon Steel Corp | Continuous casting mold for steel |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP11263383A patent/JPS606258A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5272328A (en) * | 1975-12-13 | 1977-06-16 | Mitsubishi Metal Corp | Apparatus for production of ingot |
JPS5659564A (en) * | 1979-10-17 | 1981-05-23 | Nippon Steel Corp | Continuous casting mold for iron and steel |
JPS5719130A (en) * | 1980-07-08 | 1982-02-01 | Nippon Steel Corp | Continuous casting mold for steel |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH069736U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-08 | 新日本製鐵株式会社 | 鉄鋼連続鋳造用鋳型 |
US7566148B2 (en) | 2004-11-24 | 2009-07-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Side light-emitting device, backlight unit having the side light-emitting device, and liquid crystal display apparatus employing the backlight unit |
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