JPS6058474A - オ−トデポジシヨン被覆組成物 - Google Patents

オ−トデポジシヨン被覆組成物

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JPS6058474A
JPS6058474A JP59156462A JP15646284A JPS6058474A JP S6058474 A JPS6058474 A JP S6058474A JP 59156462 A JP59156462 A JP 59156462A JP 15646284 A JP15646284 A JP 15646284A JP S6058474 A JPS6058474 A JP S6058474A
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copolymer
vinylidene chloride
autodeposition
resin
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JP59156462A
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ウイルバー・エス・ホール
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    • C08F214/02Monomers containing chlorine
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塩化ビニリデンラテックスを含有するオートデ
ポジション(AuLodeposition)被覆組成
物およびその使用に関する。更に詳しくは、本発明は固
形樹脂粒子を分散含有する酸性被覆水溶液に金属表面を
接触させることにより、反応リンスを必要とすることな
く該表面に改良された樹脂被膜を沈着させることに関す
る。加うるに本発明は、かがる被膜をキュアするための
改良された手段に関する。
オートデポジションは、被覆技術分野で比較的最近開発
された技術であって、これによれば、低固形分濃度(通
常約10%以下)の水性樹脂被覆組成物が、これに浸漬
した金属表面上に高固形分濃度(通常約10%以上)被
膜を形成し、被覆厚さまたは重量は金属表面を組成物に
浸漬する時間が長くなる程増加する。オートデポジショ
ンは電着と同様であるが、しかし樹脂粒子を金属表面」
二に沈着させるための外部電流の助けを必要としない。
一般にオートデポジション被m組成物は、固体樹脂粒子
を分散させて含有せしめた酸性水溶液である。
〔従来技術〕
固体樹脂粒子を分散含有し、かつ浸漬金属表面上に時間
と共に生長する樹脂被膜を形成する能力を有する耐性水
性被覆溶液は、種々の特許に開示されている。
オートデボンションされた被膜は、たとえば米国特許第
3,585.084号、同第3,592゜699号およ
び同第4,373,050号(それぞれ発明者:ホール
(Hall)およびスタインブレンカー(S tein
brecher))に開示されている。これらの特許に
開示されたオートデポジション被覆組成物は、酸と酸化
剤および固体樹脂粒子を分散させて含有せしめた水溶液
、特に7フ化水素酸と過酸化水素を組合わせたラテック
スである。米国特許第3,709,74.3号は、分散
した樹脂固形分の酸性水溶液(その酸成分は硝酸である
)を含有せしめた同様の組成物を開示している。米国特
許第4゜347.172号および同第4.411.93
7号は、7ン化水素酸、第二鉄イオン(たとえばフッ化
第二鉄)および分散した樹脂固形分から成る改良された
オートデポジション被覆組成物を開示されている。この
方法において、過酸化物のような酸化剤は任意成分とし
て開示されている。
前記特許の開示によれば、被膜に許容される性質である
耐食性を付与するために、キュア前、この種類のオート
デポジション被膜をクロム化合物溶液で処理する。かが
るクロム処理は米国特許第3.647,567号、同第
3,795.546号および同1n4,030,954
号に開示されている。
より良好な耐食性(塩水噴霧抵抗的1000時を越えな
い)を有するオートデポジション被膜は、処理後のクロ
ム化合物で達成され、米国性3′[第4.313.86
1号に開示されている。この特許は、このような改良さ
れたオートデボン′シaン被膜が樹脂成分として特定の
アクリルコポリマーのオートデポジション被覆組成物の
使用に基づくものであることを開示している。このアク
リルコポリマーは、′rg値2〜50’Cを有し、メタ
クリル酸またはアクリル酸のいずれが他の少なくとも1
種の重合しうるエチレン性モノ不飽和モア7−および必
要に応じてヒドロキシル含有モア7−および/またはビ
ニレン性多不飽和モ/マーから製造される。
また、オートデポジション被覆組成物の効果は、界面活
性剤および反対イオンの濃度により影響を受けること、
ならびにオートデポジション被膜の耐食性は特定の樹脂
分散液の使用により改良することができることが従来認
められている。たとえば米国特許第4.191.676
号は、水相中の界面活性剤濃度が臨界ミセル濃度以下で
あるポリマー粒子分散液を含むオートデポジション被覆
組成物を開示している。このような組成物に使用するだ
めの特定の種類の樹脂は、(i)共役ジエン(たとえば
ブタジェン)25〜70重量%、(11)式:C112
=CI−IR(ここにRはアリールまたはシアノ)で示
される化合物(たとえばスチレンおよびアクリロニトリ
ル)5〜70重景%重量iii)ハロゲン化ビニリデン
(たとえば塩化ビニリデン)1〜50重量%、および(
1v)官能基を有するモノエチレン性不飽和モノマー(
たとえはアクリル酸およびメタクリル酸)を重合させる
ことにより製せられる。この特r「に開示の範囲内の組
成物から製せられ、クロム含有溶液で処理されたオート
デポジション被膜は、標準塩水噴霧試験に240時間さ
らした後、良好な耐食性を示す。
米国特許第4,180,603号は、エポキシ樹脂固形
分と架橋性樹脂を含有する被覆組成物を開示しており、
これをクロム後処理することなく使用したとき、標準塩
水噴霧試験に336時間を越えない時間さらしてこれに
抵抗することができる被膜を製造することができる。
上記のようにこの技術分野の現状から、クロム後処理す
ることなく達成される比較的高度の耐食性を有する樹脂
被膜を製造することができる被覆組成物および被覆方法
の必要性が存在し、またクロム溶液は産業上の危険物と
見なされており且つ高コストの廃物処理を必要とするこ
とは明らかである。本発明は、低い透湿性と酸素透過性
を有する連続的フィルムを形rk、させることができる
4+i(脂含有被覆組成物から製せられ、かつ従来クロ
ム後処理をすることなく得られたものより更に犬なる耐
食性を有するオートデポジション被膜の改良法に指向さ
れるものである。
前記種々の特許は、ウェット被膜を乾燥し樹脂粒子を融
合して連続被膜とする条件に付すことによって、新たに
形成したオートデポジション被膜をキュアすることを開
示、している。これは被膜の耐食性およびその素地金属
表面への密着性の改良に資する。樹脂をキュアする条件
は、被膜の乾燥および融合を効果的にするのに充分の時
間、被覆部分を加熱温度に付すことを包含し、このよう
な特定の時l1Ilおよび温度は被膜を成す樹脂の性質
と被覆部分の量に依存する。かかる条件の例は、被覆部
分を約5〜30分ないしそれ以上の時間、100℃以上
の温度に付すことを包含する。従来技術は、被覆部分を
オーブンに置くかまたはこれを熱風流に付すことによっ
てキュアを行うことを開示している。前記米国特許第4
.191.676号は、金属表面かこれを加熱する環境
の温度に達する虫での時間、被膜を焼イ」けるのに有効
に使用することを開示している。本発明は、時間とエネ
ルギーの節約を実現することができるような方法でオー
トデポジション被膜をキュアする改良されたキユアリン
グ法にも指向されるものである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記公知のオートデポジション被膜が
持つ程度より非常に高度の耐食性を保持する改良された
オートデポジション被膜を提供することにある。
本発明の次の目的は、比較的低い温度たとえは′約20
〜120°Cでキュアすることができるオートデポジシ
ョン被膜を提供することにあり、従来の公知オートデポ
ジション被膜よりすぐれた物理的および化学的性質を有
する被膜を提供することができる。
本発明の更に次の目的は、クロム後処理、特にリンス水
)容液中の6価クロムまたは6価クロムと3価クロムの
混合物による処理を必要としないオートデポジション被
膜を製造することができ、従来のオートデポジション被
覆組成物を使用してnf能であった程度より高度の耐食
性を達成することがで誤るオートデポジション被覆組成
物を提供することにある。このような目的を達成するこ
とにより、上記のようなりロム含有溶液を使用すること
に起因する可能な健康上の危険を完全に消去することが
できる。
本発明の上記に続く目的は、前記のような公知オートデ
ポジション被膜に存在する程度より高度の硬さを有する
オートデポジション被膜を提供することにある。
本発明の上記以外の他の目的は、溶剤、特に自動11工
業に使用する有機被膜にしばしば損傷を与える溶剤に対
してすぐれた抵抗性を有するオートデポジション被膜を
提供することにある。
本発明の更に他の目的は、金属に適用することができ、
次いでこの新しく形成した被膜(すなわち密着性および
/または凝集性を増強させるためのキュアもしくは焼付
けを行なっていない被膜)の完全性を喪失させることな
く比較的高い圧力でスプレーリンスすることができるオ
ートデポジション被覆組成物を提供することにある。
本発明の池の目的は、熱水(たとえば100°Cを越え
ない水)に浸漬するか、または熱水をスプレーするかも
しくは蒸気処理することによりキュアすることができる
オートデポジション被膜を提供することにある。
本発明の上記以外の目的は、異常に長い時間の塩水噴霧
および水浸漬試験に抵抗する強く密着したオートデポジ
ション被膜を提供することにある。
上記目的および他の目的は以下の記載から理解される。
〔発明の構成、効果〕
本発明は塩化ビニリデンから製せられる分散した樹脂固
形分のオートデポジション被覆組成物の使用を包含する
本発明の第1の観点は、内部的に安定化した塩化ビニリ
デンコポリマーを含むオートデポジション被覆組成物を
包含する。内部的に安定化したという用語は、塩化ビニ
リデン含有ポリマーがポリマーの化学構造の部分すなわ
ちポリマー構造の化学的結合部分であるイオン化しうる
基を包含することを意味する。かかる内部的に安定化し
た塩化ビニリデン含有ポリマーのラテックスは、界面活
性剤をほとんどまたは全く使用することなく製造するこ
とができる。かかるラテックスの一秒lよ、以下に詳述
する如く、その中に樹脂粒子を含有することに特色を有
し、この樹脂は、(A)塩化ビニリデンと(B)メタク
リル酸、メタクリル酸メチル、アクリロニトリルおよび
塩化ビニルから選ばれるモア7−1および(C)イオン
化しうる無機基(たとえばメタクリル酸スルホエチルナ
トリウムに存在する無機基)を含み(A)と(B)に共
重合しうる水溶性イオン物質を共重合することにより製
造することか′できる。
本発明の他の観点は、外部的界面活性剤で安定化した塩
化ビニリデンコポリマー(かかるコポリマーは塩化ビニ
リデン少なくとも約50重量%を含有する)を含有する
オートデポジション被覆組成物を包含する。本発明の好
ましい形式の観点において、オートデポジション被覆組
成物は、」二記コポリマーを分散樹脂固形分の状態で含
み、界面活性剤の量が臨界ミセル濃度以下であるラテッ
クスから製造さF17+。
本発明の他の観点は、塩化ビニリデン少なくとも約50
重量%を含むコポリマーを分散した樹脂固形分の状態で
含有し、水相中界面活性剤をほとんど含有しないがまた
は全く含有しないオートデポジション被覆組成物を包含
する。
また本発明は、改良された性質、特に改良された耐食性
を有するオートデボン゛ジョン被膜を金属表面上に形成
させるためのオートデボンション被覆!iL成物の使用
法を包含する。本発明のかがる方法の観点において、ク
ロム後処理またはオートデポジション被膜の耐食性を改
良するために設計された池の種類の後処理をすることな
く、改良された耐食性を有するオートデポジション被膜
を形成することができる。
また本発明は、本質的にクロムを含まないが、それにも
かかわらず比較的高度の耐食性を有することを特色とす
るオートデポジション被膜に関する。
更に本発明は、オートデポジション被膜を比較的低い温
度で比較的短時間水または蒸気にさらすことによるオー
トデポジション被膜のキュアに関する。
本発明の好ましい被覆組成物は、前記のように樹脂粒子
を酸性水溶液(フッ化水素酸および可溶性第二鉄イオン
含有成分、最も好ましくはフッ化第二鉄を組合わせて製
せられる)中に分散させた組成物である。
本発明の範囲内の被覆組成物は、特定の種類の樹脂また
はラテックス成分を、著しく高度の耐食性を有し、硬く
て均一で耐溶剤性の被膜を鉄玉にイ」与することがで与
る安定なオートデポジション被覆l、PL成物を製造す
るのに有用な他の成分と組合わせて使用することを包含
する。加うるに本発明の範囲内に包含され比較的少量(
たとえば約3〜8重量%)の樹脂固形分を含む被覆組成
物は、これに浸漬して比較的早い速度で樹脂被膜の厚さ
を増大して金属表面上に樹脂被膜を形成させる(たとえ
ば金属表面を約90秒間のような短時間組成物に浸漬し
たとき 0.5〜1ミルと同程度ないしそれ以」二の厚
さの被膜を形成させる)のに有効である。後記実施例か
ら明らかなように、本発明の範囲内の被覆物組成物は、
高度の耐食性を有する被膜を形成させるために使用する
ことがでとる。
比較的時間内に所望の厚さの被膜を形成させ、またクロ
ム処理の必要がなくすぐれた耐食性を有する被膜を形成
させることができるので、速やかに被覆処理が可能であ
るという被覆組成物の性能は、ユーザーに生産速度を促
進させるという重要な利益を有する。
本発明の範囲内の被覆組成物は、従来のオートデポジシ
ョンの採用によってうろことができる以上に著しくすぐ
れた耐食性を有する被膜を提供する。本発明方法により
製造した被膜の耐食性か非常に劇的に改良されるので、
従来電着のみによって被覆処理されていた用途において
本発明方法を用いることができる。また本発明により塩
化ビニリデンコポリマーを用いた被覆組成物は、典型的
製造工程を4工程に短縮し、またキュア温度をたとえば
120’Cおよびそれ以下に低下させることにより実質
的節約を可能にする。
本発明により塩化ビニリデンコポリマーから製せられる
被膜は、すぐれた硬さと耐引掻性およびすくれた外観と
耐溶剤性を提供する。
前記のように簡明に説明し、以下に詳述する特定の+j
i脂は、米国特許第4.1.91.67G号に開示され
またこれを改良した種類のオートデポジション被覆組成
物および方法で使用するのに特によく適合している。
一般的に言えば、前記種類の酸性水性被覆組成物は、こ
れと接触する金属表面を攻撃し、該表面領域の樹脂粒子
が連続態様で(すなわち、該表面が組成物と接触する時
間が長くなる程、表面へのfjl脂沈着量が増大するよ
うな方法で)金属表面に沈着することを直接的または間
接的に引き起こすのに充分な量で金属イオンを金属表面
から溶解するよう機能する。金属表面上の樹脂沈着は、
該金属表面上の被覆組成物の化学作用により達成される
。電気的被覆方法の操作に用ν・る電気は使用する必要
がない。
オートデボンション被M組歳物の基本的成分は、水、組
成物の水性媒体中に分散させた樹脂固形分および活性剤
(すなわち金属表面が組成物に浸漬されることが長くな
る程、厚さまたは重量か増大する樹脂被膜を金属表面に
形成するものに、水/U(脂組成物を変化させる成分)
である。各種の活性剤または活性化系は、公知であって
、たとえば米国時i’1tiS3,592,699号、
同第3 + 709 +743号、同第4,103,0
49号、同第4,347+]72号および同第4.37
3,050号に開示されており、ここに参考として引用
する。活性化系は一般に、酸/酸化系、たとえば過酸化
水素とHF; llN0.;および第二鉄含有化合物お
よびHF;および池の可溶性金属含有化合物(たとえは
フン化銀、酸化第二鉄、硫酸第二銅、硝酸コバルト、酢
酸銀、リン酸第−鉄、7ソ化クロム、フン化カドミウム
、7)化スズ、二酸化鉛、および硝酸銀(約0.025
〜50g/兇の量))ならびに単独もしくは7ン化水素
酸と組合わせて使用することができる酸くたとえば硫酸
、塩酸、硝酸およびリン酸)および有機酸(たとえば酢
酸、クロロ酢酸、トリクロロ酢酸)を包含する。
好ましい活性化系は、第二鉄含有化合物およびフン化水
素酸から成るものである。それ故好ましいオートデポジ
ション被覆組成物は、約0.025〜3.5g//Lの
第二鉄イオン、最も好ましくは約0.3〜1.6g/u
−の第二鉄イオンと当量の可溶性第二鉄イオン含有化合
物、および組成物に約1.6〜5.0のr、H値を与え
るのに充分量の77化水素酸を含有するものである。第
二鉄含有化合物の例として、硝酸第二鉄、塩化第二鉄、
リン酸第二鉄、酸化第二鉄およびフッ化第二鉄(これが
好ましい)があげられる。
」二記好ましい種類の活性化系を開示した米国特許第4
,347,172号および同第4,411.937号は
、要すれは、約、01〜0.2酸化当量/組成物!を与
える量の酸化剤を組合わせて使用することを開示してい
る。適当な酸化剤は通常減極剤とし知られたものである
。酸化剤の例として過酸化水素、ノクロメート、ベルマ
ンガネート、ナイトレート、ベルサルフェート、ベルボ
レート、p−ベンゾキノンおよびp−二トロ7工7−ル
があげられる。過酸化水素は好ましいものとして記載さ
れている。本発明で使用するための好ましい組成物では
、上記特許第4+347,172号および第4,411
,937号に開示されている必要に応じて使用すること
もある酸化剤の使用は包含されない。
本発明によるオートデポジション被II組成物の樹脂成
分に関し、また外部的ないし内部的に安定化した塩化ビ
ニリデン含有樹脂として、本発明に用いる好ましい種類
の樹脂は内部的に安定化した種類のものである。実際上
、内部的に安定化したポリマーまたは#kj脂は、その
化学構造部分として、水性媒体中の分散相でポリマー粒
子もしくは樹脂固形分を保持するために機能する界面活
性基を包含し、またこれは外部的界面活性剤、すなわち
界面活性を有し樹脂固形分表面」二に吸着する物質によ
り行なわれる機能(コロイド分散液におけるような)で
ある。知られているように、外部的界面活性剤は、これ
を含む水性樹脂分散液から形成される被膜の水感受性を
増大する傾向があり、被膜の所望の性質に逆効果となる
傾向がある。米国特許第4,491,676号に開示さ
れているように、オートデポジション被覆組成物中の界
面活性剤の過剰量は種々の問題を導くことがあり、その
開示の一部、特にオートデポジション被覆組成物中の界
面活性剤およびその量に関する記載について引用する。
上記特許に記載されているように、オートデポジション
被覆組成物中の過剰量の界面活性剤の存在は、被覆すべ
き金属表面土切樹脂粒子の沈着形成を阻害することがで
きる。加うるに過剰量の界面活性剤の存在は、所望の被
膜性質たとえば耐食性に逆効果を及ぼすことがある。内
部的に安定化した塩化ビニリデン含有ポリマーの利点は
、オートデボンション被覆組成物から成る種類の酸性水
性分散液を包含する、安定化した水性分散液を、外部的
界面活性剤を用いることなく製造することができること
である。 (本発明に関連する種類のポリマーを製造す
るための重合方法で用いる界面活性物質に関する次の用
語:界面活性剤、湿潤剤、乳化剤および分散剤は、文献
において交換して使用する傾向にあることが注目される
ここに使用するときは、用語:界面活性剤は上記意義と
同義であることを意図している。)6種々の内部的に安
定化した塩化ビニリデン含有ポリマー自体は公知であっ
て、その種類のものは商業的に入手できる。本発明によ
ればこのポリマーはオートデポノションの分野における
重要な改良を実現するのにすぐれた利点のために使用す
ることができる。
水性媒体中、ポリマー粒子を分散相として維持するよう
に機能する界面活性剤群は、アニオン基が化合物の有機
主要部分に結合するイオン化しうる基を含む有機化合物
を包含上カチオン基はたとえば゛水素、アルカリ金属お
よびアンモニウムのような成分である。一般的に言えば
、広く使用される界面活性剤の典型的アニオン基は、硫
黄またはリンたとえばサルフェート類、チオサル7エー
)L スルホネート類、スルフィネート類、スルフアミ
ネート類、ホスフェート類、ピロホス7エート類および
ホスホネート類のような種類のものを包含する。かかる
界面活性剤は有機部分に結合したイオン化しうる無機の
基を包含する。
樹脂の分子構造中に、樹脂固形分が分散した水性媒体中
で内部的に安定化するように機能するイオン化しうる基
を導入するため、種々の方法を適用することができるが
、かかる樹脂の最も広く適用されている製造法は、塩化
ビニリデンと界面活性剤モノマーおよび必要に応じて他
の1種ないしそれ以」二のモア7−の反応を包含すると
考えられる。このような反応において界面活性剤モノマ
ーは、塩化ビニリデンモノマーと重合しうるかまたは塩
化ビニリデンモア7−と重合しうるモノマー物質と重合
しうるちのであり、かつ反応混合物中およびオートデボ
ノション被覆組成物を含む酸性水性媒体中でイオン化し
うる物質を包含する。
本発明の被覆組成物中に使用することができる特定の樹
脂に関し、その好ましい種類のものは、(A)m化ビニ
リデンモノマーを、(B)メタクリル酸、メタクリル酸
メチル、アクリロニトリルおよび塩化ビニルのようなモ
ノマーおよび(C)メタクリル酸スルホエチルナトリウ
ムのような水溶性イオン物質と共重合することにより製
造することができる。各成分を含む上記所望の樹脂は比
較的広範囲に渡って変えることができるが、一般にこの
樹脂は次の量の重合成分から成る: (1)使用するモノマー全重量に対して約45〜99重
量%の塩化ビニリデンモア7−;(2)」二記(1)と
(2)の全重量に対して約0.5〜30重量%の第2の
比較的より親水性のエチレン性不飽和モノマー物質(こ
のモノマー物質は少なくとも1重量%のポリマーラテッ
クスの水fiおよび油層の双方に重合温度で可溶性を有
する)(3)他のモノマー全重量に対して約0.1〜5
重景重量イオン性の有意に水溶性の物質であって、(2
)と共重合することができ、式: %式%) で示されるスルホン酸およびその塩。
かがるモノマーから製造される樹脂の例は米国特許第3
,617,368号に開示されている。この特許に記載
されているようにR基はビニルおよび置換ビニル、たと
えばアルキル置換ビニルから選ばれる基;Zはビニル基
中の二重結合を活性化する二官能性結合基;−Q−は異
なる炭素原子上に原子価結合を有する2価の炭化水素基
;M゛はカチオンを表わす。
上記(2)の比較的親水性のモノマーは、水性分散液中
、(1)と容易に共重合しうる物質、すなわちモノマー
乳液の氷点ないし約100℃を越えない範囲の温度で約
40時間内に共重合させることができ、重合温度で少な
くとも1重量%のポリマーランテクスの水相および油相
の双方に可溶性を有する物質である。好ましい典型的物
質、特に塩化ビニリデンモノマーと組合せて使用すると
きの物質は、メタクリル酸およびメタクリル酸メチルで
ある。有利に使用することができる他のモノマーは、ヒ
ドロキシエチルとアクリル酸プロピル類、メタクリル酸
ヒドロキシエチル、アクリル酸エチルヘキシル、アクリ
ル酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリ
ルアミド、および低級アルキルおよびジアルキルアクリ
ルアミド類、アクロレイン、メチルビニルケトン、およ
び酢酸ビニルを包含する。
これらのモアマーは、用いる非イオンモア7−の全重量
に対して0.5〜30重量%の量で使用することができ
、共重合しうるイオン性物質(3)との必要な反応性の
ために提供され、またインターポリマーの必要な水ン容
性のために提供される。
このような物質を媒介(Fio−betu+ee++)
モアマーと呼称することかでたる。このような比較的親
水性の千77−の最適量は、樹脂の製造で用いる疎水性
モノマーの量に依存し、同様に用いらる共重合し得るイ
オン性モア7−の量および種類に依存して前記範囲内で
幾らか変化することもあることは理解されるべきである
上記種類の樹脂の製造に用いる共重合しうるイオン性モ
アマーは、その構造中にイオン化しうる基と反応性二重
結合の双方を含み、有意に水溶性であって親水性モノマ
ー成分(2)と共重合することができ、二重結合上の置
換基が乳化重合に正常に合う条件下で化学的に安定なモ
ノマーである。
ビニル基中に存在する二重結合を活性化する二官能性連
結基:Zの例は、 −C−1−C−O−1−O−C−1 O(アルキル)またはH 1 C−N− などで示される基を包含する。上記(アルキル)基は炭
素数1〜8のアルキル、特にメチル、エチルまたはプロ
ピルが好ましい。異なる炭素原子上に原子価結合を有す
る前記二価の炭化水素基の例は、アルキレンおよびアリ
ーレン (arylene)二価炭化水素基を含む。アルキレン
(CI−12)基は、約20を越えない炭素原子を含む
ことができるが、一般に炭素原予約1〜8のものである
前記のように定義した共重合しうるイオン性物質の溶解
性は、強くカチオンM=の影響を受ける。
典型的カチオンは遊離酸、アルカリ金属塩、アンモニウ
ムとアミン塩およびスルホニツムと第四級アンモニウム
の塩である。好ましくは遊離酸、アルカリ金属塩(特に
ナトリウムおよびカリウム塩)およびアンモニウム塩で
ある。
更に前記モノマーの溶解性は、上記イオンの影響および
RとZの通常の選択と共にQに依存する。
指摘したようにこの基は脂肪族または芳香族のいずれで
あってもよく、その大きさは分子中の親水性/疎水性バ
ランスによって決定される。すなわちQが比較的小であ
ればモノマーは水溶性であるが、Qが段階的に犬となれ
はモア7−の表面活性は、石けん状となり完全に水不溶
性ワックスとなるまで増大する。しがし制限されたQの
大ぎさはR,ZおよびM”に依存することは理解される
ことである。このモノマーの典型的例として、式:で示
されるメタクリル酸スルボアルキルナトリウム(ここに
口は2である)は本発明で使用するための高度に受入れ
られる共重合しうるイオン性物質である。
更に必要な反応性によl) RとZの選択を管理し、通
常スルホン酸をベースモノマーに結合(またはその逆)
するのに適用する反応によりQの選択を決定する。
前記種類の樹脂を含むラテックス類の製造法は自体公知
であって、かかるラテックス類は商業的に入手可能であ
り、自己安定化ラテックス類(self −5Labi
liz■]glatexes) [すなわちポリマー粒
子をラテックスの水相中に分散して保持するために有効
な官能基をポリマー分子に含有するポリマー粒子を含む
ラテ・ノクス類1と呼称される。
前記のようにかかるラテックスは、粒子を分散状態に保
持するために外部界面活性剤の存在を必要としない。こ
の種類のラテックス類は一般に水に非常に近接した表面
張力(約72dyn/cm)を有する。かかるラテック
ス類を含むオートチ′ポジション被覆組成物は比較的早
い速度で完成される被膜を形成する。
このようなラテックス類の典型的製造法は、必要な重合
成分(もし所望ならば重合開始剤系を含む)を水性媒体
に、本質的に連続して注意しなから制御して添加するこ
とによる水性分散液の製造法を包含する。この製造法に
おいて、第1にモアマー少量を所望のp■1値の水性媒
体に加え、次いで必要な重合開始剤を連続的に添加し、
粒径の制御を助けるためのポリマー種ラテツクスを作る
かかるポリマー種ラテツクスを製造するとと、水性媒体
に石けんなどのような通常の界面活性剤を非常に少量を
加えて更に所望の粒子大きさの達成を助ける。しかし前
記種類のポリマー粒子の、高度に安定な内部的に安定化
された水性コロイド状分散液の製造のための、」1記の
ような界面活性剤の添加は重要でない。いずれにしても
前記米国特許第4.191.676号に開示されている
ように、最終被覆溶液の水相に存在する全量か臨界ミセ
ル濃度以丁であるように界面活性剤の添加を制限する。
ポリマー種ラテツクスの生成に次いで残留重合成分を水
性媒体に、注意して管理した条件下、同時に連続的に添
加する。
本発明に用いるための高度に安定なポリマーラテックス
類は、ポリマーラテックスが通常の水溶性界面活性剤に
より安定化されるときにしばしば起こる好ましくない凝
固物が実際上存在しなし・ことに特色かある。このよう
にかかるラテックス類は、最適コロイド安定性、比較的
高し・ポリマー固形分含量での低い粘度、低発泡性傾向
、生成物のすぐれた均質性および再現性という高度の有
益性を併用する。内部的に安定化した高度に安定なラテ
ックス類は、たとえば前記米国特許第3,617+36
8号に開示されている。
本発明の好ましい実施態様は、たとえばメタクリル酸ス
ルホエチルナトリウムのような水に可溶のイオン性物質
と、コポリマーを構成するコモ7マーを共重合させた塩
化ヒニリデン含有うテ・ンクスの使用を包含する。メタ
クリル酸スルホエチルナトリウム 親水性モノマーのメタクリル酸メチルまたはメタクリル
酸を、本発明に適合する方法によりその量で使用すると
き、特に有用である。
本発明で使用するための特に好ましいラテックスは、塩
化ビニリデンと、塩化ビニル、アクリル酸、アクリル酸
(低級)アルキル(たとえばアクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチノ呟アクリル酸ブチル)、メタクリル酸、メタ
クリル酸メチル、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、アクリルアミドおよびメタクリルアミドから選ばれ
るコモノマー1種ないしそれ以上の乳化重合により得ら
れるポリマー組成物から成る固形分約35〜60重量%
を含有し、式: %式%) E式中、Rはビニルまたは低級アルキル置換ビ0 0 
0 II II II ニル、Zは一C−、−C−O−、−O−C−、0 (ア
ルキル)またはI4 1 1 一C−N−、 で示される官能基、11は1〜20(好ましくは1〜6
)の整数、M゛はHまたはアルカリ金属カチオン(好ま
しくはナトリウムまたはカリウム)を表わす。] で示されるスルホン酸またはスルホン酸塩で安定化した
ラテックスである。
好ましいポリマーの更に具体的なものは、塩化ビニリデ
ン少なくとも約50重量%(しかし約70%より少量)
、塩化ビニル約5〜35%、アクリル酸、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、メタク
リロニトリノペアクリルアミト、メタクリルアミドおよ
びこれらの組合せから選ばれるビニル化合物的5〜20
%、ならびにメタクリル酸スルホエチル約1〜3重量%
を有するポリマーである。
しかし特に好ましいラテックスは、ポリマー全重量に対
して約50〜99%の塩化ビニリデン、メタクリル酸ス
ルホエチル約0.1〜5重量%および必要に応じて塩化
ビニル、アクリル系またはメタクリル系モノマー(たと
えばアクリロニトリル類、アクリルアミド類、メタクリ
ルアミド類)およびこれらの混合物約5〜50重量%(
重合していない界面活性剤または保護コロイドは実質的
に含まない)の乳化重合により製せられる固形公約30
〜70重量%を含むラテックスである。
本発明に使用する他の好ましい樹脂の更に具体的なもの
は、モノマー全重量に月して塩化ビニリデン約50〜9
0重量%、アクリル酸ブチル約5〜30重量%およびメ
タクリル酸スルホエチル約1〜2重量%のコポリマーの
分散物である。他の好ましいポリマーの更に具体的なも
のは、メタクリル酸スルホエチルで内部的に安定化した
塩化ビニリデン含有ポリマー、および界面活性剤を含む
ことなく、要すれば塩化ビニルおよびアクリル系コモノ
マー1種ないしそれ以上を含有するラテ。
クスである。
池の好ましい塩化ビニリデン含有コポリマーは、塩化ビ
ニル約15〜20重量%、アクリル酸フチル約2〜5重
量%、アクリロニトリル約3〜10重量%、メタクリル
酸スルホエチル約1〜2重量%から成るものである。こ
の特定のコポリマーは、乳化重合に用いるコモノマー全
重量(メタクリル酸スルホエチルを含む)に対して塩化
ビニリデンコポリマー70重量%を越えない量を有する
最も好ましい形式において、本発明は、後記実施例1で
用いる種類の内部的に安定化した塩化ビニリデン含有樹
脂を使用することがら成る。かがる樹脂は比較的高い結
晶性である。典型的結晶性樹脂は米国特許@3,922
,451号および前記米国特許第3.617,368号
に開示されている。
一般的に言えば、結晶性塩化ビニリデン含有樹脂は、比
較的高率(たとえば少なくとも約80重量%)の塩化ビ
ニリデンを含有するものである。
内部的に安定化した塩化ビニリデン含有樹脂は本発明の
実施で使用するために好ましいが、外部的界面活性剤で
安定化した塩化ビニリデン含有樹脂を使用してもよい。
かがる樹脂の使用は、この技術分野で知られた前記樹脂
から製せられたオートデポジション被膜の化学的および
物理的性質よりすぐれた性質を示すオートデポジション
被膜を形成する。外部的に安定化した塩化ビニリデン含
有樹脂は、高率(すなわち少なくとも約50重量%、好
ましくは50重量%を越える量)の塩化ビニリデンを含
有する。塩化ビニリデンの純粋のポモポリマーは熱に不
安定であるという理由のため、樹脂を構成する塩化ビニ
リデンの量は100重量%以下とすべぎである。これは
脱塩化水素化、すなわちポリマーを完全破壊に導くンソ
パー欠M(unzippering)という解重合を受
ける。熱に不安定な傾向は、塩化ビニリデンモノマーを
コモノマーたとえばアクリル系コモノマー(塩化ビニリ
デン鎖の長さを解体するのに使用できる)と共重合させ
、」1記鎖中に熱により安定なコモノマーを挿入するこ
とにより大き←減退させることができ、これによって更
にシ゛ツバー欠損が起こるのを防止できる。−言でいえ
ば、塩化ビニリデンコポリマー中のコモノマーの使用は
、ツノパーを多数の点で閉じ、これがある短い距離具」
二に開くのを防止することに類似する。
塩化ビニリデンと共重合して熱に安定なコポリマーを製
造することができるモノマーの例は、塩化ビニル、アク
リル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドお
よびメタクリルアミドの1種ないしそれ以上を包含する
。本発明の実施で使用することができる外部的に安定化
した塩化ビニリデンポリマーの数例をあげれは次のとお
りである:(A)塩化ビニリデン約50〜90重量%、
アクリロニトリル約5〜20重量%およびアクリル酸ブ
チル約5〜20重量%、(B)塩化ビニリデン約60〜
76重量%、アクリル酸もしくはメタクリル酸エチルヘ
キシル約4〜10重量%およびアクリル酸約1〜4重量
%および(C)塩化ビニリデン66重量%および塩化ビ
ニル34重量%。好ましい状態における外部的に安定化
した塩化ビニリデン含有樹脂は事実上、結晶性である。
上記の種類の外部的に安定化した$14脂は典型的には
、反応混合物の水性媒体中、生成した樹脂粒子を分散相
として保持するのに充分量の界面活性剤を用い、乳化重
合により製造される。
この種類の樹脂の性質は、このポリマー分子の構造が得
られたラテックスのフロイド分散を保持するために界面
活性剤(界面活性剤は樹脂粒子の表面上に吸着される)
を存在せしめることが必要であることにある。
このようなラテックスな製造するのに用いることができ
る界面活性剤(乳化剤)を例示すれば次のとおりである
: ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、硫酸アル
キル、ノオクチルスルホコハク酸ナトリウム、アルキル
フェノールイセトキシレートスルホネート類、ナトリウ
ムドア゛シルノフェニルオキシドジスルホネート、ナト
リウムオレオイルイソプロパツールアミドスルホスクシ
ネートおよびラウリル硫酸ナトリウム。これらの界面活
性剤または乳化剤は典型的例を示すたけであって、それ
数本発明の実施はこのような界面活性剤を含むラテック
スに制限されるものではないことは理解されるべきであ
る。たとえば水中モノマーの安定なコロイド状分散液が
充分形成される結果となるように、モアマー試剤と水の
開の表面張力を低下させ、加うるに生成したオートデポ
ジション被覆組成物中で安定であるアニオン界面活性剤
を使用することができる。オートデポジション被覆組成
物の活性化系(たとえば酸および酸化剤)は、金属基材
から正に荷電したカチオン(これは負に荷電したラテッ
クスポリマー粒子を金属表面上にオートデポジションさ
せる原因となる)を溶解させるように機能する。アニオ
ン界面活性剤はそのように機能する物質であるべきであ
る。適当なアニオン界面活性剤2種ないしそれ以上の混
合物を使用することができる。
上記理由のためおよび前記米国特許第4,19L676
号に開示されているように、オートデポジション被覆組
成物の水相は臨界ミセル濃度以下の界面活性剤濃度を有
し、好ましくは上記特許第4,191,676号に引用
されているように組成物中の界面活性剤濃度の対数に対
する表面張力のグラフ」二の屈曲点に対応する界面活性
剤濃度以下の濃度を有するように、外部的に安定化した
ラテックスの界面活性剤濃度が低くあるベトである。
それ故外部的に安定化した樹脂を含むラテックスを非常
に低濃度の界面活性剤で乳化重合させることにより製造
するのが好ましい。これは、現在の技術段階においてバ
ンチ乳化重合に対抗するような種重合または半連続重合
により最もよく達成される。積重合法または半連続重合
法において、モアマーが新しく形成される粒子よりもむ
しろすでに現在存在する粒子と持続して重合するような
方法で界面活性剤およびモノマーを加えることにより界
面活性剤の量を制限することができる。これは、より大
なる均一性の粒径分布、およびラテックス中の界面活性
剤の全量の良好な制御を与える。
コロイド状ラテックスの安定性は部分的に、荷電したポ
リマー末端基(その起源は重合開始剤である)に原因す
る。
一般にこのラテックスは比較的高い表面張力すなわち少
なくとも約40dyn/cmを有する。このラテックス
は本発明の実施に使用することができ、好ましくは約5
5〜70dyn、/cmの表面張力を有するラテックス
を使用する。特に保護コロイドのないラテックスは本発
明で使用するために好ましいラテックスである。
ポリマーの全重量に対して約50〜90重量%ないしそ
れより高い塩化ビニリデン含量を有するポリマーを使用
することがでトる。塩化ビニルをコモノマーの一つとし
て使用するとき、塩化ビニリデン含量は約70重量%よ
り低くすることができる。しかし、全塩化物含量は全ポ
リマー重量に対して50重量%ないしそれ以上にするの
が好ましい。一般的に言えば、本発明による好ましい種
類のラテックスである内部的に安定化したラテックスを
、一層低い塩化物含量で使用することができ、これによ
り他のコポリマーを包含せしめて好ましいポリマー特性
、たとえば硬さ、光沢、耐溶剤性などとこれらに加うる
に蒸気透過性の減少という原因に帰する耐食性を増強す
ることができる。
本発明の組成物に用いるラテックスは商業的に入手され
る。このラテックスとして、Dou+CI+em i 
ca l Co、から入手されるS aranラテック
ス(たとえば5aran143.5aranl 12)
、MortonChem i ca lから入手される
S erfeneラテックス、およびI nperia
l Chemicals I ndusLriesから
入手されるHalofleXラテックス(たとえばHa
loflex202)が例示される。
必要に応して異なる樹脂を含む2種ないしそれ以上のラ
テックスからオートデボン′ジョン被覆組成物を製造す
ることができる。このような11歳物は、典型的には全
O(脂固形分の約50〜95%景の前記のような塩化ビ
ニリデン含有ポリマー、および池のラテックス(たとえ
ばスチレン−ブタノエン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリ
ル系樹脂など)のブレンドから成るものである。
本発明の被覆Afl戊物を構成する樹脂の量は広範囲に
渡って変えることができる。組成物中の樹脂粒子の低濃
度限界は、樹脂被膜の形成に充分の物質を提供するのに
必要な樹脂量により区画される。
上限は、酸性水性組成物中に分散することができる樹脂
粒子の量によ1)区画される。一般に、躬11反物中の
1f1脂粒子の量が多くなれば形成される被膜も多量と
なり、他の要素も同様である。被覆組成物を樹脂固形公
約5〜550g/4の範囲で配合することができるが、
樹脂固形分の量は組成物を構成する他の成分および使用
する特定のラテックスまたは樹脂に依存して変化する傾
向がある。多くの用途では、組成物中の樹脂固形公約5
0〜1o o g/ l−でもって良好な結果を得るこ
とができる。
本発明の組成物に所望に応して任意の成分を加えること
ができる。たとえば着色被膜を金属素材に形成するのが
望ましい場合の用途において、本発明の組成物は最も広
く使用されると考えられる。
この目的のために、適当な顔料を組成物に含有させるこ
とがでべろ。使用することができる顔料の例は、カーボ
ンブラック、7タロシアニンブルー、7タロシアニング
リーン、キナクリドンレッド、ベンジデンイエローおよ
び二酸化チタンである。
顔料は、被膜に所望の色調および/または所望の深さも
しくは程度の色相を与える量で組成物に加えるべきであ
る。使用する特定の量は、使用する特定の顔料および所
望の被膜の色により管I!l!されるということが理解
すべきである。組成物が7アーネスブラツク約0.2〜
3g/樹脂固形分100gを含有するような量で水性分
散液を用いることによりすぐれた結果を得た。
顔料粒子を分散状態に保持するための界面活性剤または
分散剤を含むことができる水性分散液中で多くの顔料を
利用することができる。本発明の組成物中にかかる顔料
分散液を使用するとき、組成物の水相中に界面活性剤濃
度がCM C以下、6fましくけ組成物中の界面活性剤
濃度の対数に月する表面張力のグラフ上の屈曲点に対応
する界面活性剤濃度以下になるように顔料分散液を選択
すべきである。界面活性剤は、好ましくは外部的に安定
化したラテックスの製造に関して前記したものから選ぶ
べきである。顔料処理した適当な組成物は後記実施例で
説明する。
また染料を使用することにより着色被膜を製造すること
ができる。染料の例はローダミン誘導染料、メチルバイ
オレット、す7ラニン、アントラキノン誘導染料、ニグ
ロシンおよびアリサリンシアニングリーンである。これ
らは使用できる染料の数種の例に過ぎない。
本発明のオートデポジション被覆組成物に使用すること
ができる他の添加剤の例は、塗料組成物の製造で一般的
に知られたもの、たとえば紫外線安定剤、粘度調節剤な
どである。
ラテックスの一成分として、または顔料分散液と共に、
または他の成分もしくは添加剤と共にのいずれかで界面
活性剤を組成物中に加えるのであれは、組成物の水相中
の界面活性剤の全量はCMC以下に保持するべたである
。組成物の水相は界面活性剤をほとんとまたは全く含ま
ないのが好ましい。
界面活性剤を使用する場合、好ましい界面活性剤はアニ
オン界面活性剤である。適当なアニオン界面活性剤とし
てアルキル、アルキル/アリールまたはナフタリンスル
ホネート、たとえばナトリウムノオクチルスルホスクシ
ネートおよびナトリウムドデシルベンセンスルホネート
が例示される。
本発明のオートデポジション被覆組成物の製造において
、その各成分を適当な方法、たとえば前記米国特許第4
,191..676号記載のように混合することができ
る。工業規模で使用するための着色被覆組成物の浴の製
造において、次のように混合することにより浴を製造す
るのが好ましい。
(A)前記塩化ビニリテ゛ン含有uノ脂粒子約350〜
550g/夕および顔料約10〜550g/芝を含む水
性濃厚物、および (B)HF約0.4〜210g/juと第二鉄イオン9
1〜100g/4当景の水溶性第二鉄含有化合物から製
せられる水性濃厚物。
該浴は、濃厚物(A)に水を入れて攪拌した後、濃ノア
物(B)の必要量と共に攪拌しなから混和して均質な組
成物とすることにより製造することかで・きる。
本発明のオートデポジション被覆組成物を使用する全被
覆処理の種々の工程は、以下の説明事項を除き、従来技
術のそれと同様であっ′ζよい。たとえば被覆処理前の
金属表面の清浄化およびこの清浄化に続いて行なう水リ
ンスは、前記米国特許第4,191,676号の記載と
同様に行なうことがでとる。金属表面とオートデポジシ
ョン被覆組成物の接触に関し、大概の用途のため好まし
い被膜厚さは、約30秒〜約3分の範囲の時間金属表面
を組成物に浸漬することにより得ることができる。0ノ
脂固形分約5〜10重量%を含む組成物を用い、約90
〜100秒を越えない浸漬時開を適用して良好な結果が
得られた。しかしより長い時間または短い時間を用いて
もよい。組成物を攪拌することはそれを均質に保持し、
生成した被膜の均質性を改良する助けとなる。−他の要
素を定常的に保時し、組成物を加温することは被膜を厚
くする結果となる。しかし被覆処理を雰囲気温度で行な
うことにより満足な結果を得ることかでたる。
後記実施例で説明するように、本発明の範囲の被覆組成
物は、処理物を被覆組成物から直ちに引出した後、金属
素材に最初に強く密着した被膜を形成させるのに有効で
ある。たとえはこの被膜は、後記実施例に示すように被
覆表面に対して加圧下水をスプレーすることにより処理
物をリンスするとき、金属素材から剥離しない。
処理物を組成物から引上げた後、有意な乾燥が起こる前
の被覆表面の水洗は、被覆表面に(=1着する組成物の
酸および他の成分のような残留物を除くのに有効である
。もしこのような残留物が被覆表面上に残ることを許容
するならは゛、被覆表面が変化するかまたは被膜性質に
不利な影響を−5えることもある。特定の用途では、残
留物が容認できない不利な結果を引起こすがどうかにつ
いて決定を下すことがでとる。もし残留物が容認できな
いならば、たとえば水道水または脱イオン水でリンスし
て除くべ与である。更にアルカリ溶液、適当には緩和な
アルカリ溶液たとえば苛性ソーダ約0゜1〜2g/f!
、の溶液で処理することにより、残留物を除くかまたは
非反応性にすることができる。
たとえば上述の種類の塩化ビニリデン含有被膜を包含す
るキュアしていないオートデボン′ジョン被膜を、かか
るアルカリ溶液と接触させると、キュアした被膜の水透
過性をより一層非透過にすることが4゛す明した。すな
わち被膜の耐水性が改良されるということである。アル
カリ溶液の例としては、アルカリ金属または水酸化アン
モニウムの水lB液が挙げられる。アルカリ化合物は溶
液中にその飽和量まで存在させることができ、好ましい
含有量は約2〜ISg/4である。一般に、新しい被覆
面を室温(しかし、加熱温度も採用できる)で接触時間
中リンスすることによりアルカリ溶液を使用でき、該溶
液の濃度および温度は被膜に悪影響を与えないように相
互に密接な関係がある。
上述のアルカリリンスを採用する場合には、アルカリ処
理被膜をそのキュア前に水リンスすることが好ましい。
被膜を部分的にまたは完全に風乾もしくは焼[」けると
、水洗に抵抗することができるような状態に未反応被覆
組成物の表層が下層および最初に密着した被膜に固着す
る。本発明により製せられた樹脂被膜を室温で充分時間
風乾することによりキュアすることができるが、加熱に
より実際的な時間内で完全にキュアすることが好ましい
組成物から被覆表面を引出した後に行なったリンス工程
に続いて被膜をキュアすべきである。樹脂被膜の加熱を
連続的に行ない、これにより耐食性および素地金属表面
への密着性を改良する。
キュアおよび/または加熱融合操作を行なう条件は、使
用する特定fjl脂に幾らか依存する。一般に本発明に
使用する種類の414脂は前記のように室温でキュアす
ることができるが、樹脂を加熱融合するのか好ましい。
一般に加熱融合した被膜の耐食性、硬さ、および耐溶剤
性は、風乾した被膜のそれにより良好であることが観察
された。しかし、風乾被膜を満足に使用で終る用途も存
在する。被膜の加熱融合処理は、被膜の所望の性質に不
利なgap 9をり、えない温度および時間の条flで
行なうべきである。本発明で製せられる被膜を加熱融合
するのに採用する条f!I−を例示すれは゛、被覆した
部分の量に依存して、約2(]〜12 (1’(:の温
度、約10〜30分の時間である。金属表面か加熱環境
温度に達するまでの時間被膜を焼(=1けることが有効
であった。
オーブンで焼(すける場合、金属部分が被膜性質の完全
進展のため適当なキュアまたは加熱の温度に達したとき
、被膜もその温度に達する。その理由として、厚い鋼で
構成される部分は所望の温度に達するのにより長い時間
を要する。厚い部分は、被膜に有害な影響を及ぼしその
品質低下を起こすことなく必要温度に達することはでき
ないかもしれない。
ある場合には、この問題を赤外線照射キュアに助けをめ
ることにより克服することがでとる。
この場合、金属の温度が必要温度に同時に昇温すること
なく被膜をキュアすることができる。しかし赤外線11
!を射キュアは、キュアすべき領域を赤外線にさらさね
ばならないので、単純な形状のもののみに実用的である
。赤外線照射キュアの使用において、被覆されたすべて
の表面が赤外線源に対して可視的でなければならない。
すなわち被覆したすべての表面が赤外線の見える位置に
あらねばならない。
本発明において、前記種類の被膜を含む種々のオートデ
ポジション被膜を、新しく被覆した部分の熱水または蒸
気による単純好都合な処理により、厚い部分および比較
的薄い部分であっても、本来の焼付計画に依存する性質
たとえば耐食性、密着性および硬さを容易に達成できる
程度にキュアまたは加熱することができる。処理方法の
例は、新しく形成した被膜への熱水のスプレー、新しく
被覆した部分の熱水中への浸漬、および新しく沈着した
被膜の蒸気雰囲気への露出を包含する。本発明を利用し
て熱なより早く被覆物に転移させることができる。その
結果、被膜性質の完全な発展に必要な温度が、被覆部分
を空気中で加熱するときに達するよりも早く達すること
になる。
本発明に従ってキュアするのに特に適合するオートデポ
ジション被膜の種類は、適用加熱温度、すなわち水およ
び大気圧蒸気の場合212’Fを越えない温度ならびに
過熱蒸気の場合より高い温度で被膜特性を完全に発展さ
せ、かつかかる温度で劣下しない(用層から成る被膜で
ある。しかし本発明は、最低フィルム形成温度(MFT
)またはガラス転移温度(T8)約140’Fを越えな
い温度、好ましくは約100’Fを越えない温度、最も
好ましくは約85°Fを越えない温度を有する樹脂から
成るオートデポジション被膜をキュアするのに最も広く
使用されるものと考えられる。本発明の範囲内の塩化ビ
ニリデン含有樹脂は、約30〜85°FのTFi値を有
することができる。またこの樹脂は約300°Fを越え
ない促進キュア温度を有することができる。室温より充
分に低いTg値を有する樹脂に関し、少なくとも約70
°Fを有する水でのキュアにより改良を爽現することが
できる。しかし一般には、最も多く採用されるキュアは
熱水、たとえば100°Fまたはそれ以上の温度を有す
る水を利用することであると考えられる。
また池の樹脂、通常、コポリマー型の樹脂は本発明によ
りキュアすることがでべろ。その例は他のビニル基本型
樹脂たとえばアクリル系およびアルキル置換アクリル系
樹脂、ならびに他のエチレン性不飽和モノマー化合物か
ら製せられる樹脂である。かかる樹脂の例は前記米国特
許第4,313.861号および前記米国特許第3,7
09,743号に開示されている。所望の範囲で固有の
TgおよびM F Tを有しない樹脂は、従来技術に従
い溶媒または可塑剤を用いて変性し、そのT8およびλ
(FT値を適当に低下させることができる。
オートデポジション被膜の処理の温度と時間は、被膜を
放す特定樹脂の性質に依存する。処理条件は、被膜の性
質か完全に発達するように、また被膜が不利な影響を受
けないように選択すべきである。この条件の例は、約5
秒〜約5分くしかしより長くない時間を適用することが
できる)の処理時間、約185〜212°F(過熱蒸気
の場合により高い温度を適用することができる)の処理
時間である。」二記i囲内の温度を適用するとき、多く
の場合では約2〜3分を要せず、また非常に短時間の処
理でよいと考えられる。特に蒸気の使用において、多く
の場合は処理時間が5秒以下でよい。
新しく形成したオートデポジション被膜を約185〜2
12°Fの温度で約5〜30秒の短い時間熱水に浸漬す
ることにより、前記種類の塩化ビニリデン含有樹脂を含
むオートデポジション被膜を適当に加熱またはキュアし
て被膜性質の完全な発展を達成することができる。
蒸気キュアは前記熱水キュア法に勝る多くの利点を有す
る。新しく形成した被膜をキュアするため蒸気雰囲気を
使用することから起こる一つの利点は、処理部分を浸漬
する必要のないことである。
これは処理部分をコンベアーラインにて処理するとぎに
重要である。処理部分を熱水に浸漬するためには、この
部分が熱水タンク内に下降運搬されるようにコンベアー
ラインを方向変換しなければならない。この部分がキュ
アされると、コンベアーは再び方向変換して、処理部分
を熱水タンクから取出さなければならない。オートデポ
ジション被膜のキュアを行なうため蒸気を用いることに
より、コンベアーは処理部分を蒸気含有トンネル内に単
に運ぶだけでよい。この場合、浸漬法の場合のようなコ
ンベアーの方向変換は必要がない。
オートデポジション被膜をキュアするために蒸気を用い
る結果、更に生ずる利点は、蒸気は熱水が有するより高
い発熱量を有することである。たとえば212°Fの蒸
気1gは、同一温度の水1gより高い熱含量を有する。
これは、新しく形成したオートデポジション被膜にエネ
ルギーを速やかに移転するためのより大なるエネルギー
源を提供する。蒸気の使用から生ずる他の利点は、タン
ク全体の水の温度を処理温度に昇温するのに刻して蒸気
の場合、比較的少量だけの水を蒸気に変換する必要のあ
ることである。
本発明に従って、新しく形成したオートデポジション被
膜をリンスして残留物を除く工程および被膜をキュアす
る工程は、一工程に組合わせることができる。このよう
にたとえば、新しく形成したオートデポジション被膜に
熱水をスプレーするかまたは該被覆面を熱水浴に浸漬す
ることにより、リンスとキュアを同時に行なうことがで
きる。また本発明は、この発明のキュア法を前記公知キ
ュア法と組合わせて使用することを企図する。たとえば
本発明のキュア法による短い処理時間は、被膜を速やか
に加熱(Nくべきことに加熱により被膜を乾燥する結果
となることができる)し、次いで焼付けを採用すること
ができる。このような組合わせたキュア法は、比較的高
いTgまたはMFT(双方は212°F以上を含む)を
有する樹脂から成る被膜に対して、焼付工程においてた
とえば諸物性が完全発展する程度に被膜をキュアするの
に充分に高い温度を利用する場合に採用することができ
る。このような場合に使用する樹脂の例としては、架橋
反応を完成するために212°F以上の温度を必要とす
る架橋剤含有樹脂があげられる。
本発明の塩化ビニリデン含有被膜の重要な特性は、オー
トデポジション被膜の耐食性を増大するように設計され
た処理を採用することなく、着しい耐食性を示すことに
ある。このような処理の例は、新しく形成された被膜を
、クロム化合物の水溶液またはリン酸水溶液でリンスす
る処理を含む。
たとえば前記のように米国特許第3,795,546号
および同第、!、030,945号は、新しくオートデ
ボンションした被膜を6価クロム含有リンス水溶液また
は6価クロムと6価クロムのホルムアルデヒド還元型の
混合物を含む水溶液で処理して、該オートデポジション
被膜の耐食性を改良する方法を開示している。米国特許
第3,6471567号は、クロム含有溶液およびリン
酸水溶液を使用する方法を開示している。本発明に従っ
て形成された未キユア被膜は、キュアしすこオー)デポ
ジション被膜の耐食性を改良するように設計された組成
物で処理することかでとるが、本発明の範囲内のキュア
被膜は、そのような処理をすることなく非常に高い耐食
性を有する。
一般に水分か保護被膜を浸透し、電解液を通して金属素
材上のミクロカソードとミクロア/−トの部分の開に電
子またはイオンの移動を許容するとぎ、被覆金属表面の
腐食が起こると考えられている。更に保護被膜中の水分
含量は、有意に被膜の密着性に影響し、高い湿度におい
て実際」−被膜を金属から分離する原因となる。それ故
保護被膜の水分浸透性を減少させることにより、イオン
性融解、イオン移動および拡散、浸透7リスターおよび
高湿気に暴露後の密着力損失が有意に緩和される。
ポリマーフィルムは、化学的に結合した塩素の含量が増
大するに従って透湿度率(MVTR)の減少を示す。た
とえば塩化ビニリデンの純粋なホモポリマーは、モア7
−1単位当り2個の化学的に結合した塩素原子を有しま
たはその重量割合は70重重量以」二である。MVTR
は化学的に結合した塩素の含量が増大するに従って直線
的に減少して、塩化ビニリデンのホモポリマーは非常に
低い透過性を有し、1m2、厚さ25ミクロンのフィル
ムに24時間透過した湿気蒸気は10gの等級である。
比較のため、たとえばメタクリル酸メチルとアタリル酸
ブチル(1:1)から戊るポリマーに基づくラテックス
フイルムはMVTR値12908/2Sμ/ll12/
日を有する。
塩化ビニリデンコポリマーフィルムの透湿性および感水
性は、塩化ビニリデン含有ポリマーの製造法で使用する
界面活性剤の濃度の増大により有すイな影響を受ける。
前述の如く、界面活性剤の高い濃度もまたオートデボノ
シクンに好ましくなし1ことを示した。それ数本発明の
ためには、組成物の製造に用いるラテックスおよびオー
トデボノション被覆組成物それ自体は、非常に低濃度の
界面活性剤を含有するか、または界面活性剤を含有しな
いのが好ましい。
キャストフィルムの透湿度率(WVTR)で測定される
ように、好ましい(封脂の蒸気透過性は約50g/ミル
/m2/日以下、好ましくは20g/ミル/m2/日以
下である。これらの好ましい樹脂のフィルムは、これを
本発明の好ましいオートデポノション法すなわちフッ化
水素酸/フッ化第二鉄活性化系を含むオートデボノショ
ン被覆組成物を用いる)j法に従って形成するとき、改
良された耐食性に基づく蒸気透過性が同しラテックスか
ら111られなキャストフィルムのそれより実質的に低
いという被覆表面を提0(する。
鋼表面たとえば熱延鋼から製造される車フレームにO(
薄被膜(該被膜は少なくとも168時間の塩水噴n(A
S TM B −117”I t、:(;tLrxf&
ニ優れた耐食性を示す)を形成させるための好ましい処
理方法は次ぎのとおりである: (A)好ましくは鋼表面上に切れのない水膜を形成させ
ることがで終る程度に該鋼表面を清浄にし、CB)清浄
にした表面を水洗して表面から清浄剤を除き、 (C)表面を前記のように好ましくは着色被覆組成物中
に約45〜90秒浸漬して表面上に約0゜4〜1.2ミ
ルの厚さを有する被膜を形成させ、(D)組成物から被
覆表面を引上げ、直ちにまたは約30〜60秒部公的風
乾後、被覆表面を水洗してこれから残留被覆組成物を除
き、 (E)被覆表面を約20〜120°Cで約10〜30分
間乾燥する。
」1記(E)の別法として、前記のように被覆部分を熱
水に浸漬するか、またはこれを蒸気にさらす方法がある
本発明によれは、金属表面に密着した内部的に安定化し
た塩化ビニリデン含有樹脂を含むオートデポジション被
膜を提供する。この塩化ビニリデン含有tjl脂は化学
的結合型の負に荷電した複数の基を有する多数のポリマ
ー分子を含有し、その負に荷電した複数の基により化学
的に結合して金属表面に接した樹脂のポリマー分子を含
有し、樹脂のポリマー分子は上記負に荷電したノ、I8
により互に化学的1こ結合した被膜を構成し、該基は金
属表面から供給される金属原子により化学的に連結して
おり、被覆表面は、実質的にクロムが存在上ず、95°
FでASTM B−117で500時間ないしそれ以」
二に渡って中性塩水噴霧に(=t Lなときにけい線で
約loom以下の密着損失値を有する。かかるオートデ
ポジション被膜は、外部的に安定化した樹脂を含むオー
トデポジション被覆組成物から製せられた被膜と異なる
。前記米国性8′1第4゜191、.676号に指摘さ
れているように、外部的に安定化した樹脂から形成され
たオートデポジション被膜は、金属原子により結合した
樹脂分子を包含し、該金属原子は界面活性剤分子の負に
荷電した親水基に互に連結してお1)、該界面活性剤分
子は樹脂の異なる分子表面に吸着している。(金属原子
の供給源は被覆される金属素材であって、金属は被覆形
成の開にその素材から溶解する)。この樹脂分子の結合
は物理的結合に基づくものであって、界面活性剤は樹脂
粒子の表面に物理的に吸着している。比較において、内
部的に安定化した樹脂の使用は、イオン化しうる基を介
する樹脂分子の化学的結合または連結による樹脂分子の
結合を起こす結果となり、該イオン化しうる基は樹脂分
子および金属原子に化学的に結合し、これは異なる樹脂
分子のイオン化しうる基に化学的に結合するように機能
する。加うるに、樹脂分子は樹脂のイオン化しうる基を
介して金属素材に化学的に結合する。後記実施例で理解
されるように、この種類の新しく形成された被膜の金属
暴利への密着は、上記種類の化学的結合の寄与による。
[実施例] 以下の例は本発明の具体例を示すものであるが、比較の
ための例も含まれている。
実施例1−オートデポジション被覆組成物本例は本発明
のオートデポジション被覆組成物の配合を例示する。使
用ラテックスは、メタクリル酸スルホエチルナトリウム
の如き水溶性イオン安定剤でもって共重合により調製し
た塩化ビこリデンコポリマーを含むものである。liL
放物は以下の成分を混合して調製した。
f史用七t Saran 143 ラテックス !J3.0εAqu
ablak S (黒色顔料分散液> 3.0g7)化
水素酸 2.38 フッ化第二鉄 3.()8 脱イオン水 全体で1pに Aquablak S分散液(B ordenがら市販
)を′!jr−,iTx量の脱イオン水で希釈して、稠
度をラテックスのそれにほぼ等しくした。連続攪拌しな
からラテ。
クスを希釈黒色顔料分散液に徐々に加えた。1pの浴を
調製するための混合全経過時間は約1分であった。混合
時間は浴の性能の調整には重要でないが、パンチごとの
均一性を確保するために被覆組成物の調製において、注
意深いかつ再現可能な繰作が常に採用されるべきである
ことを単に指摘するためにここで述べているのである。
黒色顔料分散液がポリマーラテ/クスと均一にブレンド
されたならば、連続攪拌しながら脱イオン水を加える。
混合物に連続攪拌下フン化水素酸と7・ン化第二鉄を含
む溶液を、ブレンド物が11!容量、例えば950a1
7に近づくような量で加える。次いで脱イオン水を加え
て、組成物の全量を正確に1pにする。得られる組成物
は5重量%のポリマー固形分を含む。
実施例2−被覆および性能評価 本例は実施例1の組成物を被覆に使用し、また得られる
被膜について数種の性能を観測することを例示する。
軟鋼テストパネル(例、市販未研磨冷延Q−パネル)を
3インチ×4インチの大きさに切り、浸)責またはスプ
レーもしくは両者によって熱アルカリクリーナー溶液で
洗浄する。次いでパネルを水でリンスする。次いでパネ
ルを実施例1の被覆組成物に90秒間浸漬する。パネル
を被覆組成物から取り出し、水でリンスし、100℃で
10分間焼付ける。
次いで被覆パネルに線を例外、5%中性塩水噴i(AS
TM B 117)l:95°F テ5 (l +1 
時間暴露することによって促進腐食試験に1、Iす。試
験後被覆パネルは、けい線で無視してよい密着Jft失
を示しく ]、 1lllfl以下)、残りの部分では
如何なる状態でも損傷を示さない。
被覆パネルは、100%相ku♀度に05° 17で1
000時間暴露しても全く損傷を示さない。1′。
インチのボールを使用してGardner Cover
a l l 付j撃試験器でもって160インチ−ポン
ドの衝撃にイ」すと、マスキングテープをt’[部分に
適用しそしてこれを該表面から力強くはか′すようにδ
ンしく試験しても、i!Tlj撃部分の被膜は何ら損失
しない。
また被膜は、10日間70°Cの温度にイリシた後も衝
撃およびテープに月して同し抵抗性を示す。
実施例3−硬度評価 実施例2の被膜は0.5ミル(1,2,7μ)の均一な
厚さを有する。該被膜は51−(〜6H以下の硬度の鉛
筆では傷がつかない。該被膜はlH剤に則して非常に良
好な耐性を示す。分類された大きさの砂利を高空気圧下
被覆面で発射する(:ravelo+neLer試験に
付すと、被膜は7の上と評価される(0は完全な損傷、
10は損傷無しを表わす)。C+ravelomete
rに続いて500時間の塩水噴霧試験(ASTMB−1
17)に付すと、被覆パネルはなお6と評価される。
このことは現在市販されているオートデポジション被膜
よりも非常に進歩していることを表わす。
例えは、厚さ1.0ミル(25,4μ)の従来公知被膜
では、F(これは非常に柔らかい鉛筆である)よりも硬
い鉛筆によって傷がつく、従来公知の被膜は耐溶剤性を
有していない。更に、現在入手可能なオートデポジショ
ン被膜は、6価りロム含有落液でリンスして耐食性を改
善しても、Gravel。
meterに続いて500時間の塩水噴霧試験(AST
MB−117)に付すと、10の内1〜2の評価か得ら
れるにすぎない。非常に厳しい試験法ではあるか、この
ように低い評価は実質的には全損傷を表わしている。
実施例4−溶剤評価 本例は実施例2のオートデポジション被膜の優れた耐溶
剤性を例示する。以下の表において、自動車でしばしば
直面する各種ン容剤の作用にイ・jすことによって、本
発明の被膜を現在入手可能なオートデポジション被膜と
比較している。各溶剤の使用条件は、自動車製造業者が
被膜に(=Iす一層ケ11シい試験を表している。被膜
の鉛筆硬度は溶剤に暴露する前後において測定し、結果
は以下の通りである。
溶剤浸漬試験 試験後の鉛筆硬度 従来公知被膜 実施例2被膜 −F 5H〜6H モ〜タオイル 24時間室温 B 58 24時開180° F HB jH 2時間180’ F千2時間風乾 F 5Hガソリン 5時間室温 6B以下 5H エチレングリフール 2時間室温+2時間風乾 HB 3H ブレーキ液 30分間室温 HB 58 16時Ill′I室温 6B以下 HB実施例5−被膜
厚さ 本例は、実施例jの組成物への軟鋼パネルの浸漬によっ
て製造される被膜厚さと浸漬時開との開の関係を示す。
浸漬時間(分) 被膜厚さくミル) 1.5 0.45 3、OO,6 5、O1,0 10,01,6 30,03,0 実施例6−耐食性 本例では、実施例1の組成物に各種時間において浸漬す
ることにより、各種属さの被膜をオートデボン゛ジョン
させた。次いで被膜を504時間の塩水噴霧試験(AS
’llvり B−117)にイJした。
下記の試験結果によれば、従来公知のオートデポジショ
ン被膜は、オートデポジションに続いてクロメートリン
スを採用しないと高度の耐食性を達成していなかったし
、また低温(100’C)で焼(;1けたときに高度の
耐食性を達成してぃなかったことが認められる。
被膜厚さくミル) 塩水噴霧耐性 0.7 1mイ 9 0.6 1.0〜1. 5mm 9. 50.5 1〜
2mm ’ 9 0.4. 1.0〜1.5mm 9 0.35 2.5拍l1lS 本)けい線評価は、パネルを塩水噴霧容器から取り出し
、直ちに被膜面に90°にヘラの刀を立て、ゆるく密着
している全物質を除去するまで被膜を前後に破り裂くこ
とによって激しく処置したときに、けい線での被膜損失
を紺nで示す。上記評価はすべて優れている。平面部評
価は、パネル全体における点錆の数および大きさを、0
が全損傷で10が全く損傷なしを表すことでもって示さ
れている。上記評価は非常に良好である。
実施例7−耐食性の追加評価 本例では、実施例1の組成物に軟鋼パネルを浸漬して、
0.4ミルの均−j7さを有する被膜を形成した。次い
でパネルを各種の時間で塩水噴霧試験(ASTM B−
117)にイ」した。次いでパネルをけい線での密着性
損失と残部での腐食量について評価した。結果は以下の
通りである。
塩水噴霧時間 塩水噴霧性能(/l S ’l’ M 
評価 )(時) けい線 平面部 336 9 J 。
504 8.5 10 672 8 り 1152 7.5 211j 7.5 8 *)0は全41傷、1oは全く損傷なしを示す。
実施例8−耐1ノンス性 本例では、新たにオートデポジションし、未キユアの被
膜が激しいリンスに耐える能力を試験するために、特別
な方法を展開させた。脱イオン水を細いノズ′ルがら下
方に向けて、新たにオートデポジションさせた被膜に視
射角で衝撃を与える。水は2.5ボンド/平方インチの
圧力で7スルがら噴射され、被覆パネルはノズルの下に
正確に6インチで位置する。パネルは流体から45°の
角度で台座に保持する。1分後に被膜自体の再分散また
は損失の兆候がない場合に1.t、鋭利な金属物を使用
して、水によって衝撃を受けて応力上昇体として作用す
る部分にウェット被膜を通じて金属に達する水平線を描
と、水の噴射を続行して更に2分間オートデポジション
被膜に衝撃を与える。この試験は、産業上のスプレーリ
ンスの比較的低い要求度よりもかなりきびしいものであ
る。
被膜は実施例1と同様のjJ1放物からオートデポジシ
ョンさせ、0.35;0.5;0,7および1゜0ミル
の被膜とした。次いで新たにオートデポジションし未キ
ユアの被膜を」1記リンス性試験に付した。試験した如
何なる被膜厚さにおいても、被膜自体の再分散または損
失による損傷の兆候は存在しなかった。従来技術で新た
に形成されオートデポジション被膜では、この試験を一
貫してパスすることはできない。
実施例9−熱水でのキュア 本例は、本発明のオートデポジション被膜を熱水によっ
てキュアさせる急速でエネルギー的に能率的な方法を述
べる。実施例1と同仲な組成物に厚壁熱延鋼材を浸漬し
て、厚さ0.5ミルの被膜を形成した。採用した方法は
、熱アルカリ性クリーナーで洗浄し、水道水でリンスし
、90秒間オートデボジ゛ジョンさせ、水道水でリンス
し、そして熱水に185° Fで5秒間浸漬するという
ことであった。例えば耐塩水噴霧性の如き被膜性質は、
焼(=Iげによって得られるものと同等であった。50
0時間の塩水噴霧試験(ASTM B −117)の後
、該部材はけい線部で1mm以下の密着411失または
10の内9+の評価を示した。部祠の残りの部分は優れ
ていて腐食の兆候を示さなかった。
同じ部材が強制通風オーフンでキュア温度に丁度達する
のに212°Fで25分間を要した。これは被膜をキュ
ア温度にすることがでこる以前に鋼材がエネルギーを吸
収したからである。
実施例10−スチームでのキュア 本例では、実施例1と同様な組成物に90秒間浸漬する
ことによって、冷延軟鋼パネルに0. 5ミル厚さの被
膜をオートデポジションさせた。被覆浴から取出した後
、パネルを60秒間空気中に放置して、表面に浮かぶ被
覆組成物を金属表面に完全に反応させた。次いでパネル
を水道水でリンスし、キュアのために低圧蒸気室に置い
た。2つの場合において、オーブンキュアをスチームキ
ュアと共にまたはなしで採用した。次いでパネルにけい
線を入れ、これを168時間と336時間塩水噴霧に供
した。下表に結果を示す。
スチーム オーブン 塩水噴霧性能 キュア キュア はい線 平面部 時間 時nil 168336 ’1f38336□ 
通貫呼肌幀呪呻 30秒 8 7 9 9 2分 8 7 9 9 5分 8 7 8 5 10分 0 0 0 1 − 10分 8 8 9 9 2分 2分 7+799 実施例11−各種温度でのキュア 本例においては、冷延軟鋼パネルを実施例1と同様な組
成物に90秒問浸漬して、o、9ミルの被膜を沈着させ
た。被膜は非常に均一で、はぼ鏡面の光沢を有していた
。被膜のキュアは、例えば室温から約120℃の非常に
低い温度で達成でbる。次表は、各種温度でキュアした
ときに」1記組成物のオートデポジション被膜でもって
得ることができる優れた耐食性を示している。
キュア温度(℃) 塩水噴霧性能(168時[1旧式S
TM Ij二」1し弓部Alll1−−20 8十 40 7 50 8 60 8、 5 5 90 8 105 9 120 !:1 この塩水噴霧結果は、採用キュア温度が従来技術のオー
トデポジション被膜で可能な程度よりも低い140〜1
80℃であったとしても優れてい木)上記評価はけい線
のみについてであり、平面部の性能はいずれの場合も1
0であった。
次の群の実施例は、樹脂粒子に吸着したアニオン界面活
性剤によって外部的に安定化された塩化ビニリデンコポ
リマーラテ7クスの使用に基づくものである。
実施例12−オートデポンション被覆組成物以下の酸性
水性被覆組成物を混合して調製した。
棟刑− $960wt%固形分のラテ/クス 1678黒色顔料
分散液 5g 7ノ化第二鉄 3ビ 7ン化水素酸 2.38 水 全体で1兇に 」二記組成物に使用したラテックス樹脂は、塩化ビニリ
デン、塩化ビニル、アクリル酸またはメタクリル酸のエ
チルへキシルエステノ呟およびアクリル酸のフポリマー
を含む。塩化ビニリデン含量は60〜76重量%、アク
リル酸またはメタクリル酸のエチルヘキシルエステルは
4〜10重量%、アクリル酸は1〜4重景重量あってよ
い。ラテ。
クスは樹脂粒子に吸着したラウリル硫酸ナトリウムによ
って外部的に安定化されている。黒色顔料分散液はアニ
オン界面活性剤によって水に分散された微細なファーネ
スブラックを含有する。顔料含量は分散液の45重量%
である。ラテックスは12〜15°Cの最低フィルム形
成温度(M F T )を有する。引落しまたは浸漬の
如き通常の方法によって上記ラテックスからキャストさ
れたフィルムは、非常に低い透過性を有している(、2
0 g/ m2/ 25U/日)。
実施例13−被覆および性能評価 本例は実施例12の組成物からオートデポジションによ
って形成された被膜の物理的性質を示す。
被膜は90秒で0.9ミルの被膜厚さにオートデポジシ
ョンした。90°Cで10分開開キュア後Ger山+e
r Co1orFiuard計を用いて60度で反射能
90〜95%評価のほぼ鏡面の光沢を被膜が示した。直
径半インチのボールを160インチ−ボンドで使用して
Ger山+er Covera l l衝撃試験機でも
って被膜に衝撃を与えた。スフノチ印テープを表面に適
用し次いでこれを急激に引きはがすことによって衝撃部
分の被膜を試験すると、背後または直接の衝撃による密
着性損失の兆候はなかった。
すなわち衝撃部の凹および凸側のいずれも密着性損失を
示さなかった。更に他の物性試験ではパネルをそれ自体
背後に180度折り曲げ、[1旧すたものを万力で強く
プレスした。このことは時として014斤曲げと呼は゛
れる。スコンチ印テープを曲けたちのに良く密着させ、
次いで急激に引きはがすと、被膜損傷のほんのわずがな
兆候が認められた。
鉛筆の硬度を変えて被膜硬度試験を行うと、被膜を風乾
したとおでさえ、3 H鉛筆以上に柔らがいものでは被
膜は傷つかない。
実施例14−オートデポジション被m ML成成木本例
実施例12のラテックスの種類に基づく配合と高光沢着
色被膜の沈着を例示する。
仇朋匙 Haloflex 202ラテツクス 1808Dou
+fax 2 A 1界面活性剤 0.68 、−、−
5up−R−Conc L Br1lliantRed
2R顔料分散液 10g フッ化第二鉄 38 7ン化水素酸 2.3g 水 全体で1乏に 次の方法を採用して上記組成物を調製する。2%アンモ
ニア溶液を添加してラテックスのt+Hを7.1に調整
する。別の容器で顔料を正確に充分量の脱イオン水で希
釈して、ペーストを流動化させる。DollIfax 
2 A 1界面活性剤(アルキル化ジフェニルオキサイ
トンスルホネートのナトリウム塩)を混合する。ラテッ
クスをf−1′ljLながら顔料分散液を徐々に混合す
る。色が均一になると水を加える。最後にフン化第二鉄
と7フ化水素酸を含む水溶液を混合する。
清浄な軟鋼パネルを上記組成物に3分間浸漬して1.0
ミルの被膜を沈着させ、これを100℃で10分間キュ
アする。キュアした被膜は均一であさやかな赤色でほは
゛鏡面の光沢を有している。
実施例15−耐食性 本例は実施例11のそれと同様な組成物から形成された
オートデポジション被膜の高耐食性を例示する。清浄な
軟鋼パネルを被覆組成物に90秒間浸漬し、次いで91
) ’Cで15分間焼イマ1けた。各種暴露時間後の塩
水噴霧性能は次表に示す。
暴露時間 塩水噴霧性能 (ΔSTM B−117) −−j−1−648時間 
8 840時間 8 1008時間 この性能は、従来技術の組成物から形成されるオートデ
ポジション被膜のそれより優れている。
この性能を得るのにクロム溶液による処理は不必要であ
り、また採用キュア温度は現行商用オートデポジション
塗装ラインで採用されるものより70′C低かった。
実施例16−オートデポジション被覆組成物および耐食
性 粒子表面への界面活性剤の吸着によって外部的に安定化
されているポリ(塩化ビニリデン)粒子のラテックスの
例である。ラテックスは高い塩化ビニリデン含量を有し
、これIま10.4.3ポンl’/ガロンであるという
ラテックスの密度に反映している。水相における界面活
性剤濃度が低いということは高い表面張力52 dyn
e/ cmによって示される。
仇肝1 Serfene 120ラテックス 200gフッ化第
二鉄 3g 7ノ化水素酸 2.38 水 全体で1乏に 冷延軟鋼パネルを以下の通り処理した。熱アルカリ溶液
で清浄し、水でリンスし、上記オートデポジション被覆
組成物に90秒間浸漬し、空中で2分間放置し、水でリ
ンスし、120°Cで10分間焼付けた。キュアした被
膜は厚さ1.25 ミルであり、これを各種時間の塩水
噴霧試験に付した。
結果は下表の通りである。
塩水噴霧時間 塩水噴霧試験 八STM B−1j7iP’P二旬υ−168時間 7 336時間 6 504時間 6 672時間 6 840時間 に れはクロム含有溶液を使用して耐食性を改良することを
しなかったにもががわらず、優れた性能であり、キュア
温度は従来技術のオートデボン′ジョン被膜で採用され
るのよりも40〜8()℃低かった。
次の群の実施例は、比較的少量の乳化剤を含む乳化重合
反応によって塩化ビニリデンと他のモノマーにより調製
されるコポリマーを含む樹脂粒子を含有する各種ラテッ
クスの調製を例示する。この群の実施例はまた、該ラテ
ックスを含むオートデポジション被覆組成物の調製と、
これがら形成されるオートデポジション被膜の評価とを
例示する。
実施例17〜25−ラテックスの調製およびこれを含む
オートデポジション被覆組成物の評価反応容器に脱ミネ
ラル水53.76kgと硫酸第一鉄・74−1200.
005kgを入れた、。容器内容器を約30℃に加熱し
、2回の排気と窒素パーツによって酸素のないようにし
た。その後乳化剤(100%ラウリル酸硫酸ナトリウム
)0.157kFiを加えた。次のモアマー成分を別の
容器に入れた:塩化ビニリデン34kg、アクリル酸0
.6kg、アクリル酸メチル3.4 kgおよびアクリ
ロニトリル2kg。この40kgのモノマー混合物の8
kgを次いで反応容器に入れた。攪拌10分後、次の開
始剤混液の各々を反応容器に入れた:(A)ナトリウム
ソスルファイ)0.025kgの脱ミネラル水2kg溶
液の0 、3 kg、および(B)アンモニウムペルオ
キシジスル7エー)0.05kgの脱ミネラル水4+<
g溶液の0.62kg。反応熱の結果、反応混合物の温
度は約35°Cに増大した。熱放出の終、αで、モノマ
ー混合物の残’)32kgと上記各溶液の残りを反応容
器に加えた。モノマー混合物は約2時間で加え、各開始
剤溶液の添加は約50分後に完了した。モア7−混合物
と開始剤溶液の添加は、反応温度が約37°C以上に増
大しないような方法で制御した。発熱量の終点に続いて
また更に還流しなくなった後に、反応温度を50°Cに
上昇させ、約30分間維持した。残留上/マーの含量を
減少させるために、反応生成物を減圧下で約15°Cで
手短に蒸留した。このようにして得られた40%エマル
ジョンは、1u+t%以下の凝固物を含有していた。
下記第1表に示す池のモノマー混合物の重合に上記基本
反応法を利用した。実施例17は」二連のモノマー混合
物である。
オートデポジション被覆組成物は、第1表の各ラテック
スから以下の如く調製した。ラテックス200gを蒸留
水400m1で希釈した。水、21%フッ化水素酸溶液
15m1およびフン化第]T、鉄4゜1gから成る活性
化剤溶液50+nlを本釣100 mlで希釈し、次い
でラテックス混合物に徐々に注いだ。次いで蒸留水を加
えて被覆浴の最終容量を1℃とした。この中で鋼パネル
をオートホレチソク(autopl+oreLic)的
に被覆し、被膜をクロノート溶液で事前にリンスするこ
となく 100 ’Cで5分間キュアした。被覆パネル
をASTM 1.17−73に従って120時間塩水噴
霧試験に付した。対角線十字(St、Andreu+十
字)を被膜に傷つけた。
評価基準は以下の通りである: (A)1 =腐食なし
、(B)2−傷に沿って若干腐食、(C)3=十字から
始まって傷イ」け部の外側も腐食、また被膜にクラ・ン
ク発生、(D)4=著しい下部発錆、被膜溶解。試験結
果は下記第2表に示す。
第2表 実施例No、 評価 17 1〜2 18 1〜2 19 2 20 2 21 2 22 1〜2 23 1〜2 24 1〜2 25 1〜2 上記実施例は本発明の採用から発するより重要な利点を
示している。」二記例示の鉄系表面以外の金属表面に形
成するオートデポジション被膜に関しても本発明を利用
できることが理解されねばならない。従って、本発明は
、はとんど制限されない数の用途で使用でとる各種金属
物品に被膜を形成するのに採用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部的に安定化した塩化ビニリデンフポリマーの樹
    脂固形分を分散して保有する酸性水溶液から成ることを
    特徴とするオートデポジション被覆組成物。 2、コポリマーが、塩化ビニリデン、ならびに塩化ビニ
    ル、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、ア
    クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチ
    ル、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリロニト
    リルおよびメタクリロニトリルから選ばれるモノマー1
    種ないしそれ以上から成るものである特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 3、コポリマーが 式: R−Z−Q−(SO2) M+ [式中、Rはビニルまたはアルキル置換ビニル、Zは二
    官能性連結基、Qは二価の炭化水素基、Mはカチオンを
    表わす。] で示される共重合しうる水溶性物質で安定化されたもの
    である特許請求の範囲第2項記載の組成物。 4、共重合しうる水溶性物質がメタクリル酸スルホエチ
    ルである特許請求の範囲第3項記載の組成物。 5、塩化ビニリデンがコポリマー全重量に対してその少
    なくとも約45重量%から成るものである特許請求の範
    囲第2項記載の組成物。 6.7フ化水素酸、第二鉄イオンの水溶液および内部的
    に安定化した塩化ビニリデンコポリマー約3〜10重量
    %を含む特許請求の範囲第2項記載の組成物。 7、コポリマーが結晶性である特許請求の範囲第1.2
    ,3.4.5または6項記載の組成物。 8.7フ化水素酸とフッ化第二鉄を含有する特許請求の
    範囲第7項記載の組成物。 9.7フ化水素酸とフッ化第二鉄の水溶液中に、外部的
    に安定化した塩化ビニリデンフポリマーの樹脂固形分を
    分散して含有し、該塩化ビニリデン含量がコポリマーの
    50重量%以上であることを特徴とするオートデポジシ
    ョン被覆組成物。 10、コポリマーが塩化ビニル、アクリル酸、アクリル
    酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタ
    クリル酸、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、メ
    タクリミニトリル、アクリルアミド゛およびメタクリル
    アミドから選ばれるコモ77〜1種ないしそれ以上を含
    む特許請求の範囲第9項記載の組成物。 11、コポリマー中の塩化ビニリデン含量がコポリマー
    の約95重量%より犬でない特許請求の範囲第9項記載
    の組成物。 】2.臨界ミセル濃度より少ない量のアニオン界面活性
    剤を含有せしめた特許請求の範囲第9項記載の組成物。 13、界面活性剤かラウリル硫酸ナトリウムである特許
    請求の範囲第12項記載の組成物。 14、コポリマーが結晶性である特許請求の範囲第9.
    10,11.12または13項記載の組成物。 15、顔料粒子を分散して含有せしめた特許請求の範囲
    第14項記載の組成物。 16、金属表面を前記第1項記載の組成物に浸漬し、オ
    ートデポジションされた樹脂粒子の被膜が所望の厚さに
    なるまで金属表面を該組成物中に保持せしめることを特
    徴とする金属表面上に44(脂粒子をオートデポジショ
    ンさせる方法。 17、樹脂が塩化ヒニリデン、スルホネート界面活性剤
    モア7−ならびに塩化ビニル、アクリル酸、メタクリル
    酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル
    酸エチル、アクリル酸7チル、アクリロニトリル、メタ
    クリミニトリル、アクリルアミドおよびメタクリルアミ
    ISのうちの1種ないしそれ以」二のコポリマーであっ
    て、7ン化水素酸とフン化第二鉄の水)容液中に分散し
    ているものを含有する特許請求の範囲に16項記載の方
    法。 IS、 コポリマーが結晶性である特許請求の範囲第1
    6または17項記載の方法。 19、金属表面が鉄系表面である特許請求の範囲第18
    項記載の方法。 20、金属表面を前記第9.10.11.12または1
    3項記載の組成物中に浸漬することを特徴とする131
    脂粒子を金属表面上にオートデポジションさせる方法。 21、コポリマーか結晶性である特許請求の範囲第20
    項記載の方法。 22、金属表面が鉄系表面である特許請求の範囲第21
    項記載の方法。 23、コポリマーが約50g/ミル/11I2/日以下
    のキャストフィルム透湿速度を有するものである特許請
    求の範囲第16または17項記載の方法。 24、被覆した金属表面を水性分散液から取出し水でス
    プレーリンスして残留被覆組成物を除去した後、約20
    〜120℃の温度で被膜を特徴とする特許請求の範囲第
    16または20項記載の方法。 25、オートデポジションした被膜をキュアし、キュア
    した被膜は本質的にクロムを含まない特許請求の範囲第
    16.1:たは17項記載の方法。 26、オートデポジションした被膜をキュアし、キュア
    した被膜は本質的にクロムを含まない特許請求の範囲第
    20項記載の方法。 27、金属表面に密着し、キュアされた内部的に安定化
    した塩化ビニリデン含有樹脂から放り、該樹脂は化学的
    結合型の負に荷電した複数の基を有する多数のポリマー
    分子を含有し、その負に荷電した複数の基により化学的
    に結合して金属表面に接した樹脂のポリマー分子を含有
    し、a4 IIIのポリマー分子は上記負に荷電した基
    により互に化学的に結合した被膜を構成し、該基は金属
    表面よl) fJ(給される金属原子により化学的に連
    結しており、被覆表面は、実質的にクロムが存在せず、
    A S i’MB117に従い95° Fで500時間
    ないしそれ以上5%中性塩水噴nに付したとぎにけい線
    で約11111111ユ下の密着損失で特色伺けられる
    耐食性を有することを特徴とするオートデポジション被
    刀莫。 28、金属表面に密着し、キュアされた内部的に安定化
    した塩化ビニリデン含有結晶性樹脂から成るオートデポ
    ジション被膜。 29、金属表面に密着し、前記第20項の方法に従って
    形成され、キュアされたオートデポジション被膜。 30、コポリマーが結晶性である特許請求の範囲f52
    9項記載の被膜。 31、金属表面が鉄系表面である特許請求の範囲第27
    または28項記載の被膜。 32、金属表面が鉄系表面である特許請求の範囲第29
    項記載の被膜6 33、金属表面が鉄系表面である特許請求の範囲第30
    項記載の被膜。 34、キュアしていないオートデポジション被膜を約7
    0〜212° Fの蒸気または水にさらすことを特徴と
    するオートデポジション被膜のキュア方法。 35、被膜を約70〜212° Fの水に浸漬すること
    によりキュアする特許請求の範囲第34項記載の方法。 36、被膜を蒸気で処理することによりキュアする特許
    請求の範囲第34項記載の方法。 37、被膜から残留物をリンス除去し、該被膜に熱水で
    スプレーするが、または熱水浴中に浸漬することにより
    同時にキュアする特許請求の範囲第34項記載の方法。 38、被膜を約185〜212° Fの温度で約5秒〜
    5分開キュアする特許請求の範囲第34項記載の方法。 39、キュア時間が約2〜3分より長くない時間である
    特許請求の範囲第38項記載の方法。 40、被膜を約5〜30秒Hす約185〜212゜Fの
    温度で水に浸漬する特許請求の範囲第34項記載の方法
    。 41、被膜が約140° Fより高くない1゛8を有す
    るf3(脂を含有する特許請求の範囲@34.,35゜
    36.37,38,39,40.1fli41項記Rの
    方法。 42、被膜が約10fJ’Fより高くないTgを有する
    樹脂を含有する特許請求の範囲第34..35゜36、
     37.3B、39.40*たl14J項3己序又の方
    法。 43、被膜が約85°Fより高くないTgを有すルfj
    4脂を含有する特Fr14をのtJ第34.35,36
    .37.38,39.40または41項記載の方法。 44、蒸気が大気圧の蒸気である特許請求の範囲第36
    項記載の方法。 45、オートデポジション被膜を前記第16,17また
    は18項の方法で形成させる特許請求の範囲第34項記
    載の方法。 46、キュアしていない被膜をアルカリ性溶液と接触さ
    せ、その後に該被膜をキュアすることを特徴とするオー
    トデポジション被膜の改質法。 47、オートデポジション被膜が塩化ビニリデンコポリ
    マー含有樹脂を含む特許請求の範囲第46項記載の方法
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