JPS6058032B2 - 化粧材の製造法 - Google Patents

化粧材の製造法

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JPS6058032B2
JPS6058032B2 JP56214095A JP21409581A JPS6058032B2 JP S6058032 B2 JPS6058032 B2 JP S6058032B2 JP 56214095 A JP56214095 A JP 56214095A JP 21409581 A JP21409581 A JP 21409581A JP S6058032 B2 JPS6058032 B2 JP S6058032B2
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栄助 荒井
文夫 高木
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【発明の詳細な説明】 本発明は、任意の凹凸模様の形成法に関し、更に詳しく
は、シート状物の変形を化粧構成層に対して変形と同時
に転移し、かつ、シート状物と化粧層を一体化させるこ
とにより凹凸模様を有する化粧材を製造する方法を提供
するものである。
従来、凹凸模様を付与する方法としては、表面上に浮彫
模様を刻設した型付けローラーまたはプレートを用い、
型付けする表面を機械的にプレスしたり或いは金型に化
粧構成材料を流し込む方法等がある。しかし、これらは
型に忠実に模様を形成することができるが、使用する型
は高価で作業性が悪く、又複雑な付帯装置と作業を要す
る場合が多い。また、金型を用いすに凹凸模様を有する
化粧材を製造する方法には、選択的に発泡或いは反応の
程度を変える方法等があるが、一般に使用材料が限定さ
れるという欠点を有する。
本発明者等は、任意の凹凸模様を簡単に形成させるべく
種々検討の結果、シート状物を液状物と接触させると、
その組合せによりシート状物が液状物中の成分によつて
含浸、膨潤、或いは溶解され、伸縮変形する現象を利用
し、その変形を受ける度合に差異を設けることによつて
、安価て量産性にすぐれた極めてユニークな凹凸模様を
形成させ得ることを見い出して、本発明を完成したもの
である。
すなわち、本発明は、風乾、熱乾燥、活性光線照射、そ
の他種々の未処理前の化粧層の上に、該化粧層を構成す
る成分によつて伸縮変形を受ける区域と伸縮変化を受け
ない区域及び/又は伸縮変形を受ける程度に差異を有す
る区域を設けたシートを重ね合わせ次いで上記の化粧層
を構成する成分に適した後処理を施して、前記シートと
前記化粧層とを一体化させると共に上記の各区域に対応
’して上記の化粧層上に凹凸を形成させることを特徴と
する化粧材の製造法である。
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
先ず、本発明の化粧材の製造法について図面を用いて説
明すると、本発明においては、第1図に示すように、フ
ィルム状物1の上に、化粧層を構成する成分によつて、
該フィルム状物1が伸縮変形を受ける区域2と伸縮変形
を受けない区域3とを設けたシートAを製造する。
他方、本発明においては、第2図に示すように、任意の
基材4の上に化粧層5を形成する。
次に本発明においては、第3図乃至第6図に示すように
、先ず、上記の基材4の上に形成した化粧層5の上に、
上記で製造したシートAを、その伸縮変形を受ける区域
2と変形を受けない区域3との面が接触するように重ね
合わせ(第3図)、次いて基材4上の化粧層5を構成す
る成分に適する後処理を施すと、シートAの伸縮変形を
受ける区域2のフィルム状物は伸びが大きくてその部分
に対応する化粧層5が凹部Pを構成することになり、他
方、シートAの伸縮変形を受けない区域3のフィルム状
物は伸縮変化が少なく、その部分に対応する化粧層5か
凸部qを構成することになり(第4図)、更に必要な場
合には、化粧層5に後処理を施して、本発明の凹凸状の
化粧材を得ることができる。或は又、本発明においては
、第5図に示すように、フィルム状物1に伸縮変形を受
ける区域2を形成するに当つて、該フィルム状物1に伸
縮変形を受ける程度に差異を持たせて各々伸縮変形を受
ける区域2″、2″、2″″″・・・・・・を設けてシ
ートAを構成し、而して、該シートAを用いて上記と同
様に任意の基材4上形成した化粧層5の上に載置し、後
処理を施すことによつて凹部P1凸部qが上記の伸縮変
形を受ける区域2″、2″・・・・・の伸縮変形の程度
に応じて、凹部P1凸部qを不均一に.形成した化粧材
を得ることができる。
更に又、本発明においては、第6図に示すようにフィル
ム状物1に伸縮変形を受ける区域2と伸縮変形を受けな
い区域3とを形成するに当つて、伸縮変形を受ける区域
2において、その伸縮変形.を受ける程度に差異を持た
せて各々伸縮変形を受ける区域2″、2″、2゛″″・
・・・・・を設けてシートAを構成し、而して、該シー
トAを用いて上記と同様に任意の基材4上に形成した化
粧層5の上に載置し、次いで後処理を施すことによつて
、伸縮変形・を受ける区域2と受けない区域3とによる
凹凸、更に、上記の変形を受ける区域2において、その
伸縮変形を受ける程度に差異を持たせた区域2″2″、
2″″″・・・・・・による凹凸等によつて、極めて変
化に富む化粧材を得ることができる。
尚、本発明においては、第7図に示すように、上記で伸
縮変形を受ける区域2に対応する化粧層5が凹部Pを構
成し、伸縮変形を受けない区域3に対応する化粧層5が
凸部qを構成する代に、化粧層5の構成成分の種類等に
よつて、伸縮変形を受ける区域2に対応する化粧層5を
凸部qにし、伸縮変形を受けない区域3に対応する化粧
層5を凹部Pにすることもできる。
ノ 上記の如き伸縮変化を受けるフィルム状物が変化を
強く受けた部分が何故に凹部となつたり凸部となつたり
するか、この現象の原因は定かではないが、化粧層の構
成成分とフーイルム状物及び/或いは変形程度に差異を
有する区域の親和性に起因・するものと考えられる。
尚、上記の本発明において例えば第4図の如く化粧層5
を凹凸形成後、第8図に示すことく発泡させれば本発明
の効果が一層増大する。
又、第9図の如く基材4上に予め模様層或いは模様紙6
を施こしておき、化粧層5を透明或いは半透明にした場
合には模様と凹凸の組合せにより特殊な効果を出すこと
ができる。
次に上記の本発明において使用する材料について以下に
詳しく述べる。
先ず上記の本発明において基材を使用する場合には種々
のものを使用することができる。
例えば、木材、合板、パーティクルボード等の木質板、
薄手ないし厚手の紙、化粧紙、段ボール等の・各種の紙
類、各種の織布ないし不織布類、鋼板、ステンレス鋼板
、アルミニウム板、銅板等の各種の金属板、各種のプラ
スチック板ないしフィルム、ハードボード等の各種繊維
質板、石膏ボード類、バルブセメント板、ロックウール
板、木、セメント板、木片セメント板等の各種の有機高
分子化合物と無機物質との複合体基材、石綿スレート板
、ケイ酸カルシウム板、その他各種の無機質板等を使用
することができる。これらは必要な場合、前処理、接着
剤等が施される。次いで上記の本発明において、化粧層
を構成する成分によつて変形を受ける程度に差異を有す
る区域を設けるフィルム状物としては種々のものを使用
することがてきるが、化粧層の種類によつて選択される
すなわちフィルム状物の伸縮変形を化粧層の構成成分の
含浸作用、膨潤作用、溶解作用、或いはこれら2種以上
の複合作用、その他作用のいずれかによつて行わせしめ
るかによつて異つてくる。該フィルム状物としては各種
の紙類、各種の繊布ないし不織布類、セロハン等の繊維
素類、各種の合成紙類、ポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ塩化ビ
ニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニ
ールアルコールフィルム、ふつ素樹脂フィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、アセテートフィルム、ポリエステ
ルフィルム、ポリアミドフィルム、塩酸ゴムフィルム、
イオノマーフイルム、ポリイミドフィルム、ポリウレタ
ンフィルム、ポリメタアクソレート等の各種のプラスチ
ックフィルム、各種のポリマーブレンド或いは共重合物
のプラスチックフィルム、各種の架橋結合プラスチック
フィルム、各種の収縮性プラスチックフィルム、及びこ
れらのフィルムを2種以上貼合せた複合フィルム等が使
用される。
これらフィルム状物は必要に応じて撥水剤、離型剤、充
填剤、柔軟剤、可塑剤、安定剤、帯電防止剤、紫外線劣
化防止剤等の添加剤が加えられる。又、場合によつては
各種の表面処理を施こすこともできる。更に、上記の本
発明において化粧層の成分は目的とする化粧材の種類お
よび成分によつて変形される区域と変形されない区域、
および/或いは変形を受ける程度に差異を有する区域を
設けたフィルム状物の種類によつて選択される。該成分
には完全乾燥或いは完全硬化後化粧層の成分として残存
する物質のみおよび蒸発、揮散してなくなる物質が含ま
れる。か)る成分としては、結合材を主成分とし必要に
応じて、充填剤、骨材、顔料或いは染料等の着色剤、架
橋剤、可塑剤、安定剤、硬化剤、乾燥剤、水和剤、活性
剤、乳化剤、増粘剤、発泡剤、水、有機溶剤、希釈剤、
無機酸、無機塩類、有機酸等の成分、或いは添加剤を任
意に添加し、硬化型、溶剤型、乳化型、分散型、ゾル型
として使用される。結合剤としては、種々の物を使用す
ることができ、例えば天然ないし合成樹脂類、無機質系
バインダー、半水石膏、セメント等の水硬性物質等を単
独ないし混合して使用される。
樹脂としては、公知のもの、例えば、塩化ビニル、塩化
ビニリデン等のハロゲン化ビニル単量体、スチレン並び
にその誘導体、酢酸ビニル等のビニルエステル単量体、
アリルアルコールおよびアリエステル類、アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸又
はフマル酸等の不飽和カルボン酸類、上記の不飽和カル
ボン酸類のエステル誘導体、同ニトリル誘導体又は同酸
アミド誘導体、上記の不飽和カルボン酸類の酸アミド誘
導体のN−メチロール誘導体及び同N−アルキルメチロ
ールエーテル誘導体、グリシジルアクリレート、グリシ
ジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル、ビニ
ルイソシアネート、アリルイソシアネート、2−ヒドロ
キシエチルーアクリレート又はーメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルーアクリレート又はーメタクリレー
ト、エチレングリコ−ルモノーアクリレート又はーメタ
クリレート、無水マレイン酸、無水イタコン酸、メチル
ビニルケトン、ブタジエン、エチレン、プロピレン、ジ
メチルアミノエチルメタクリレート、ビニルピリジン、
Tert−ブチルアミノエチルメタクリレート、多価ア
ルコールのモノアリルエーテル等の如き単量体の単独な
いし共重合体類等の熱可塑性樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、フェノール系樹脂、メラミン系樹
脂、尿素樹脂、エポキシ系樹脂、フタル酸ジアリル系樹
脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン系樹脂等の如き熱硬化性
樹脂又はそれらの変性樹脂若しくは初期縮含物等、その
他、天然樹脂、ロジン及びその誘導体、セルロース誘導
体、天然又は合成ゴム、石油樹脂等を使用することがで
きる。
有機溶剤、希釈剤としては、公知のもの例えば、ペンタ
ン、ノ\キサン、ヘプタン、オクタン等、或いはこれら
の混合液であるガソリン、石油、ベンジン、ミネラルス
ピリット、石油ナフタ等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン
、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、エチルベンゼ
ン等の芳香族炭化水素類、トリク町レエチレン、パーク
ロルエチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、メチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、ブチルアルコーノル、アミルアル
コール、ベンジルアルコール等の一価アルコール類、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン
等の多価アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホ
ロン等のケトン類、エチルエーテル、イソプロピルエー
テル、エチレングリコール、モノ●メチルエーテル、エ
チレングリコール、モノ●エチルエーテル、ジエチレン
グリコール、モノ●メチルエーテル、ジエチレングリコ
ール、モノ●エチルエーテル、等のエーテル類、酢酸エ
ステル類、酪酸エステル類、等のエステル類、ニトロ炭
化水素類、ニトリル類、アミン類、その他アセタール類
、酸類、フラン類等の単独或いは混合溶剤として使用さ
れる。
次に上記の本発明において、フィルム状物に化粧層の構
成成分によつて伸縮変形を受ける区域或は受けない区域
、更には受ける程度に差異を有する区域等を設ける方法
につき図面を用いて説明する。
各種の方法があるが、標準的な方法としては先す第10
図〜第13図の如くフィルム状物に変形を受ける程度に
差異有するインキ、塗料等を部分的に付与する方法であ
る。
該方法としては公知の方法例えば、凹版印刷方式、平版
印刷方式、凸版印刷方式、スクリーン印刷方式等の如き
印刷方法、はけ塗り、へら塗り、吹付け塗り等の如き塗
布方法、その他、手、筆等による描画方法等で行うこと
ができ、か)る方法で行えば、文字、図形、記号、絵柄
等の任意の区域を設けることができる。第10図は化粧
層の成分により変形を受け易いフィルム状物1の化粧層
に接触する面に変形を受けにくい区域3を設けた例であ
り、而してこの場合区域3以外の区域が変形を受ける区
域2を構成する。第11図はフィルム状物1に変形を受
ける程度の異なる区域2゛,2″,2゛″″,2′″″
″、を設けた例てあり、第12図はフィルム状物1の化
粧層に接着しない面にインキ、塗料等による層7を設け
、而して該層7の反対面において、該層7に対応してフ
ィルム状物1の変形を抑える区域3と抑えない区域2と
を設ける方法である。第13図は変形を受け易いフィル
ム状物1に部分的にインキ、塗料施こし含浸させ変形を
受けにくい区域3と変形を受ける区域2とを設けた例で
ある。他の方法としては、第14図の如く変形を受け易
いフィルム状物1に他の変形を受けにくいフィルム状物
8を部分的に貼り合せて、変形を受ける区域2と変形を
受けない区域8,3とを設ける方法である。第15図は
変形を受け易いフィルム状物1を部分的に変形を受けに
くくした方法である。か)る方法例としてはフィルム状
物を部分的に電子線架橋を施こす方法とか収縮性フィル
ムを部分的に固定する方法等でフィルム状物1に変形区
域2と非変形区域3とを設ける方法である。第16図は
、変形を受け易いフィルム状物1を部分的に切り取り等
にて取り除いて区域9を形成し、これによつて変形区域
と非変形区域とを設けた方法である。上記方法において
、第10図、第11図、第12図、第13図、第14図
による方法の場合、変形を受けにくいフィルム状物に変
形を受け易い区域を設ける方法でもよい。
第15図の方法において変形を受けにくいフィルム状物
を部分的に紫外線劣化させ変形を受け易くさせる方法も
ある。いずれにしても変形を受ける程度に差異を有する
フィルム状物であればいかなる物でもよい。上記の如き
変形を受ける程度に差異を有する区域を設ける方法にお
いてインキ、塗料等を使用する場″合には、化粧層の成
分の種類およびフィルム状物の種類によつて選択される
。上記方法において、インキ、塗料組成物としては公知
のもの、例えば通常のインキないし塗料組成物用のビヒ
クルを主成分とし、これらに必要な場合に例えは可塑剤
、安定剤、硬化剤、乾燥剤、界面活性剤、離型剤、撥水
剤、湿潤剤、防湿剤、柔軟剤、染料、顔料等の着色剤、
充填剤、その他の種々の添加剤の1種又はそれ以上を添
加し、硬化型組成物、溶液型組成物、エマルジョン型組
成物又はゾル型組成物として使用される。
上記のビヒクルとしては、前記の化粧層を構成する際に
使用した天然ないし合成樹脂等を使用することができる
本発明において化粧層の成分、フィルム状物の種類、更
に変形を受ける程度に差異を有する区域の種類およびそ
の設け方を適切に選択することによつて極めて立体感溢
れる化粧材を得ることができる。
すなわち上記各種の材料の性質および相互の親和性の関
係、極性の相異等が重要てある。特に化粧層においては
初期成分から凹凸形成する過程における成分のS.P.
、粘度、流動性、反応熱結晶性、分子凝集エネルギー等
各種性質が凹凸成形に影響する。化粧層の初期成分は固
形分が多い方が望ましく、又、凹凸形成前は低粘度で流
動性がよく凹凸形成後は高粘度で流動しにくいもの、す
なわち硬化型等のものがより効果的である。而して、本
発明において、後処理方法としては、化粧層を構成する
成分によつて異なり、該化粧層を構成する成分に適した
方法、例えば、自然ないし加熱乾燥、或いは自然、熱、
圧、光、電子線、高周波等による硬化、その他、公知の
方法で行うことができる。以上のような本発明の製造法
によれば化粧層にシート状物の変形を転移し、かつ、シ
ート状物と化粧層とを一体化させることができるので、
シート状物の材質を選定することにより保護層を形成す
ることがてき、若しくは塗装用のプライマーとすること
もできる。
而して本発明によつて得られる製品は極めてユニークで
立体感の豊富なものであり、壁、天井等の内装材および
外装材等の建材、各種化粧板、看板、包装関係等種々の
分野に適用てき用途も極めて広いものである。
次に実施例をあけて更に詳しく本発明を説明する。
実施例1 12TI$L厚さの石膏ボードを基材とし、その上に下
記組成物を塗液として、ロールコート法により塗布する
その上に、PVAフィルムに、グラビア印刷した物を貼
布し、乾燥、硬化させると、インキ部以外のフィルムは
、溶解し、インキ部は石膏に転写され、極めてユニーク
な凹凸模様を有し、色彩、色調を異にする。不燃性化粧
石膏ボードを得た。焼石膏 1
(4)部塩酢ビ系エマルジョン 頷部水
75部実施例2焼石膏
10C5塩酢ビ系エマルジョ
ン 2〔■水
75部からなる組成物を9順厚の石膏ボード上に塗布
し、その上にメチルセルロースフィルムを部分的に切り
取り除いたフィルムを貼付し、乾燥硬化させると切り取
つた部分が凸となり、フィルムの部分は凹となり、フィ
ルムに艶のある風合のある凹凸模様を有する不燃性化粧
石膏ボードが得られた。
実施例3 2.7m!合板上に、ポリ酢酸ビニルエマルジョンをロ
ールコーター等により塗布し、その上に、所望の色又は
、模様を印刷したあるいは印刷しない紙を第9図の如く
ホットブレス等て貼着する。
ついでこの板上に下記組成物をロールコーター等により
塗布し、その上に酢酪酸セルロース系インキでグラビア
印刷を施したポリスチレンフィルムを貼付した後、熱硬
化させた所、該インキ部がポリエステルにより発泡をし
、一方、非インキ部は、フィルムが、スチレンモノマー
におかされ、マット状態となり、風合のある凹凸を有す
るポリエステル化粧板が得られた。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第7図は、本発明において化粧材を製造する基
本的工程の各構成を示す断面図、第8図は化粧層を発泡
させた場合の構成を示す断面図、第9図は基材に模様層
を設けた場合の構成を示す断面図、第10図〜第16図
はフィルム状物変形を受ける区域、受けない区域或いは
それらの程度に差異を有する区域を設ける各種の方法を
示す断面図である。 1・・・・・フィルム状物、2・・・・・・変形を受け
易い区域、3・・・・・・変形を受けない或いは受けに
くい区域、2″,2″・・・・・・変形を受ける程度の
異なる区域、4・・・・・・基材、5・・・・・・化粧
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 未処理前の化粧層の上に、該化粧層を構成する成分
    によつて伸縮変形を受ける区域と伸縮変化を受けない区
    域及び/又は伸縮変形を受ける程度に差違を有する区域
    を設けたシートを重ね合わせ、次いで上記の化粧層を構
    成する成分に適した後処理を施して、前記シートと前記
    化粧層とを一体化させると共に上記の各区域に対応して
    上記の化粧層上に凹凸を形成させることを特徴とする化
    粧材の製造法。
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