JPS605747A - 絶縁コイル - Google Patents
絶縁コイルInfo
- Publication number
- JPS605747A JPS605747A JP58112870A JP11287083A JPS605747A JP S605747 A JPS605747 A JP S605747A JP 58112870 A JP58112870 A JP 58112870A JP 11287083 A JP11287083 A JP 11287083A JP S605747 A JPS605747 A JP S605747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- layer
- electric field
- conductor
- turn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
- H02K3/40—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation for high voltage, e.g. affording protection against corona discharges
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F2027/329—Insulation with semiconducting layer, e.g. to reduce corona effect
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、主に回転電機に用いられる絶縁コイルに関す
る。
る。
絶縁コイルの例として回転電機コイル全円いて説明する
。
。
回転電機ステータ用のヤルチターンコイルの鉄心スロッ
ト内に挿入される部分の代表的な一断面図を第1図に示
す。素線導体(1)と被覆絶縁(2)とからなる。素線
(3)を複数本(第1図では4本)まとめて1ターンと
する。各ターンをターン絶縁(4)で絶縁し、所足ター
ン数積み重ねた後、主絶縁(5)を施し、更にその外周
に低抵抗の塗料の塗布または低抵抗テープまたはシート
の巻回によるコロナ防止層(6)を施す。ただし、ター
ン電、圧の低い場合は、ターン絶縁を施さないことがあ
る。コロナ防止層(6)ハ、鉄心スロット壁に接するた
め、鉄心と同電位、即ち大地電位になる。第1図におい
て、第2ターン目以後は、■ターン内の素線部分を簡略
化しである。第2図以後も同様な方法で描く。このよう
なコイルの絶縁破壊試験または課電寿命試験を行うと、
はとんど端ターンの導体角部、すなわち第1図のP部が
破壊の起点となる。導体角部付近の電界を、第2図に示
す同心円筒モデルを用いて計a゛する。素線導体(1)
の角部の曲率半径kr+とし、0[相]は、素線絶縁(
2)とターン絶縁(4)を含んだ絶縁をあられす。印加
電圧をv、絶縁厚さをdとし、絶縁部と(5)の誘電率
は等しいとした場合、素線導体(1)の表面から距離X
の点Pの電界E (x)は次式で表される、 ■ r1割、6+m 、 d−2m 、 V = 10 k
V (D場合の電界の計算値を第3図に示す。電界はx
= 0で最大値(11,37kV/mI+) 、 X
= 2で最小値(2,62kVAm) ’jrとり、
素線導体近傍に電界が集中していることがわかる。
ト内に挿入される部分の代表的な一断面図を第1図に示
す。素線導体(1)と被覆絶縁(2)とからなる。素線
(3)を複数本(第1図では4本)まとめて1ターンと
する。各ターンをターン絶縁(4)で絶縁し、所足ター
ン数積み重ねた後、主絶縁(5)を施し、更にその外周
に低抵抗の塗料の塗布または低抵抗テープまたはシート
の巻回によるコロナ防止層(6)を施す。ただし、ター
ン電、圧の低い場合は、ターン絶縁を施さないことがあ
る。コロナ防止層(6)ハ、鉄心スロット壁に接するた
め、鉄心と同電位、即ち大地電位になる。第1図におい
て、第2ターン目以後は、■ターン内の素線部分を簡略
化しである。第2図以後も同様な方法で描く。このよう
なコイルの絶縁破壊試験または課電寿命試験を行うと、
はとんど端ターンの導体角部、すなわち第1図のP部が
破壊の起点となる。導体角部付近の電界を、第2図に示
す同心円筒モデルを用いて計a゛する。素線導体(1)
の角部の曲率半径kr+とし、0[相]は、素線絶縁(
2)とターン絶縁(4)を含んだ絶縁をあられす。印加
電圧をv、絶縁厚さをdとし、絶縁部と(5)の誘電率
は等しいとした場合、素線導体(1)の表面から距離X
の点Pの電界E (x)は次式で表される、 ■ r1割、6+m 、 d−2m 、 V = 10 k
V (D場合の電界の計算値を第3図に示す。電界はx
= 0で最大値(11,37kV/mI+) 、 X
= 2で最小値(2,62kVAm) ’jrとり、
素線導体近傍に電界が集中していることがわかる。
したがって従来の回転機コイルでは素線導体近傍に電界
が集中し、そこから絶縁破壊が発生するので、破壊電圧
を向上させ、あるいは課電寿命を長くすることがむずか
しかった。
が集中し、そこから絶縁破壊が発生するので、破壊電圧
を向上させ、あるいは課電寿命を長くすることがむずか
しかった。
本発明は、素線導体近傍の電界が低く、シたがって絶縁
破壊電圧が高く、課電寿命の長い絶縁コイルを提供する
ことを目的とする。
破壊電圧が高く、課電寿命の長い絶縁コイルを提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の絶縁コイルにおい
ては、コイル直線部の上下端のターンの素線束上あるい
はターン絶縁上に半導電性のjψを設ける。
ては、コイル直線部の上下端のターンの素線束上あるい
はターン絶縁上に半導電性のjψを設ける。
以下、本発明の一実施例について、第4図を用いて説明
する。第4図はコイル直線部の一断面図である。導体(
1)とその絶縁00(ターン絶縁のあるがIOΩ〜lO
Ω の半導電層a4)を設ける。
する。第4図はコイル直線部の一断面図である。導体(
1)とその絶縁00(ターン絶縁のあるがIOΩ〜lO
Ω の半導電層a4)を設ける。
半導電層u4)としてはポリエステル、ポリイミド等の
高分子フィルム、ポリエステル、ポリアミド等の不織布
、ガラスクロスなどに、カーボンを充てんしたレジンを
含浸または塗布した材料あるいは、高分子の繊維とカー
ボン繊維を混抄し、た材料■ (たとえば、日本アロマ社製Aカーボン )などが使用
できる。中間のターンには、半導電層Iは設けない。半
導電層114)は鉄心スロットに入る部分と鉄心端部か
ら5閣〜30mまで出た範囲に施す。
高分子フィルム、ポリエステル、ポリアミド等の不織布
、ガラスクロスなどに、カーボンを充てんしたレジンを
含浸または塗布した材料あるいは、高分子の繊維とカー
ボン繊維を混抄し、た材料■ (たとえば、日本アロマ社製Aカーボン )などが使用
できる。中間のターンには、半導電層Iは設けない。半
導電層114)は鉄心スロットに入る部分と鉄心端部か
ら5閣〜30mまで出た範囲に施す。
この後、絶縁テープの重巻きまたは絶縁シートの平巻き
によりコイル全周にわたり主絶縁(5)全形成する。次
にその外層のコイル直線部にコロナ防止層(6)を形成
する。この後、絶縁の種類により、含浸、硬化処理ある
いは加熱モールド処理を施す。
によりコイル全周にわたり主絶縁(5)全形成する。次
にその外層のコイル直線部にコロナ防止層(6)を形成
する。この後、絶縁の種類により、含浸、硬化処理ある
いは加熱モールド処理を施す。
半導電層011)の表面抵抗率は、半導電層C1(lの
全周にわたって同一電位と見なすことができるように1
0 Ω以下で、かつもれ磁束による渦電流損を無視でき
るように100以上とする。半導電層−の表面抵抗率が
%lOΩ以上になると半導電層Iと導体(1)との間の
商用周波におけるインピーダンスに近づき半導電層04
)の周方向に電位が変化し、そのため損失が生し好捷し
くない。この半導電層(ロ)の電位は、半導電層(14
)と導体(1)との間の静電容量C3−8と半導電層I
とスロット壁と同電位となるコロナ防止層(6)との間
の静電容量C3−G の比で決まる。
全周にわたって同一電位と見なすことができるように1
0 Ω以下で、かつもれ磁束による渦電流損を無視でき
るように100以上とする。半導電層−の表面抵抗率が
%lOΩ以上になると半導電層Iと導体(1)との間の
商用周波におけるインピーダンスに近づき半導電層04
)の周方向に電位が変化し、そのため損失が生し好捷し
くない。この半導電層(ロ)の電位は、半導電層(14
)と導体(1)との間の静電容量C3−8と半導電層I
とスロット壁と同電位となるコロナ防止層(6)との間
の静電容量C3−G の比で決まる。
これらの静電容量全決定するための等価回路を第5図及
び第6図に示す。導体(1)の電位’6vとすると導体
+1+と半導電層Iの間の電圧V。−8及び半導電層I
とコロナ防止層(6)の間の電圧vS−Gは次のように
表される。ただし、端ターンと隣接ターンの導体の電位
差はわずかであるので、ここでは同電位であるとして計
算する。
び第6図に示す。導体(1)の電位’6vとすると導体
+1+と半導電層Iの間の電圧V。−8及び半導電層I
とコロナ防止層(6)の間の電圧vS−Gは次のように
表される。ただし、端ターンと隣接ターンの導体の電位
差はわずかであるので、ここでは同電位であるとして計
算する。
■
C−8L十cc−8/C8゜
vs−c ”” VC−8
ここで C6−8−3CI+ 2C*+4CsC8−G
#C4+2C5+2C6 Cc−sは端ターンの全周の外に次のターンの導体と半
導電層04)との静電容量が加わるのに対し、C8−1
;は半導電層αをかコロナ防止層(6)に面する3面だ
けから構成されるので、絶縁厚さの違い以上にC6−8
がC3−G に比べ大きくなる。したがって導体(1)
と半導電層Iとの間の電圧V。−8は非常に小さな値と
なり、半導電層[14)のない場合に電界が最大となっ
た導体(1)の角部直上の電界が著しく低下する。
#C4+2C5+2C6 Cc−sは端ターンの全周の外に次のターンの導体と半
導電層04)との静電容量が加わるのに対し、C8−1
;は半導電層αをかコロナ防止層(6)に面する3面だ
けから構成されるので、絶縁厚さの違い以上にC6−8
がC3−G に比べ大きくなる。したがって導体(1)
と半導電層Iとの間の電圧V。−8は非常に小さな値と
なり、半導電層[14)のない場合に電界が最大となっ
た導体(1)の角部直上の電界が著しく低下する。
この場合、導体角部直上に代って半導′4L層o4)の
R部の外表面(凸側の表面)に最大電界が生じる。
R部の外表面(凸側の表面)に最大電界が生じる。
しかし、その部分の曲率半径は導体角部に比べて太きい
ため、電界の集中が緩和され、それほど大きな値とはな
らない。導体角部付近を第7図のように同心円筒でモデ
ル化し、導体(1)の表面から、距離Xの点の電界を計
算でめた結果を第8図に実線aで示す。第8図の計算条
件は次のようである:lターンの導体の幅y=lQ岨、
1ターンの導体の厚さt−10咽、 d4−Q、3+o
+ 、半導′電層の厚さd2=0.05咽、主絶縁の厚
さds−1,65+s 、導体表面からコロナ防止層の
内側までの距離d=2.onm、印加電圧V=lOkV
0比較のため転極形状及び寸法は同じであるが半導電層
α4)を除いた場合の電界分布を第8図に破線すで示す
。半導電層のない場合の最大電界が11.37 k V
/ nanであるのに対し、本発明の半導電層を導入し
た場合の最大電界は9.46kV/m+nとなり16.
8%だけ最大電界を低減することができる。
ため、電界の集中が緩和され、それほど大きな値とはな
らない。導体角部付近を第7図のように同心円筒でモデ
ル化し、導体(1)の表面から、距離Xの点の電界を計
算でめた結果を第8図に実線aで示す。第8図の計算条
件は次のようである:lターンの導体の幅y=lQ岨、
1ターンの導体の厚さt−10咽、 d4−Q、3+o
+ 、半導′電層の厚さd2=0.05咽、主絶縁の厚
さds−1,65+s 、導体表面からコロナ防止層の
内側までの距離d=2.onm、印加電圧V=lOkV
0比較のため転極形状及び寸法は同じであるが半導電層
α4)を除いた場合の電界分布を第8図に破線すで示す
。半導電層のない場合の最大電界が11.37 k V
/ nanであるのに対し、本発明の半導電層を導入し
た場合の最大電界は9.46kV/m+nとなり16.
8%だけ最大電界を低減することができる。
次に主絶縁の厚さ全低減したコイルの電、界分布を検討
する。第5図及び第7図と同じ構成で、W=10+岡、
t=l 0ran 、 rl= 0.6m 、 dl
=0.3m+n 、 d2=0.05順とし、かつ最大
電界が上述の半導電層のない場合の最大電界11.37
1cV/+nmの95係即ち10.8 ]cV/ nu
nとなるような主絶縁の厚さds(= d d+ dz
)を計算でめるとds”’1.3朋(d=1.65調)
となる。この場合の電界分布を第9図のaに示す。同図
中の破線Cは第8図の破線すと同じく半導電層がなく絶
縁厚さdが2閣の場合の電界分布である。また同様にし
てa、=o、4sMとした場合の最大電界が10.81
cV 7mmとなる主絶縁の厚さ請求めると、ds−1
,07側(d=1.57叫)となる。この場合の電界分
布を第9図のbに示す。上記の実施例では本発明の半導
電層を導入し、導体と半導電層の間の絶縁距離d、全0
.3mmとした時には、半導電層を含む絶縁厚さd’に
17.5係、またd、全0.45+m++とじた時には
d =i 21.5%だけ減らしてしかもその最大電界
を従来の構成のコイルの値より5チだけ低い値に保つこ
とができる。
する。第5図及び第7図と同じ構成で、W=10+岡、
t=l 0ran 、 rl= 0.6m 、 dl
=0.3m+n 、 d2=0.05順とし、かつ最大
電界が上述の半導電層のない場合の最大電界11.37
1cV/+nmの95係即ち10.8 ]cV/ nu
nとなるような主絶縁の厚さds(= d d+ dz
)を計算でめるとds”’1.3朋(d=1.65調)
となる。この場合の電界分布を第9図のaに示す。同図
中の破線Cは第8図の破線すと同じく半導電層がなく絶
縁厚さdが2閣の場合の電界分布である。また同様にし
てa、=o、4sMとした場合の最大電界が10.81
cV 7mmとなる主絶縁の厚さ請求めると、ds−1
,07側(d=1.57叫)となる。この場合の電界分
布を第9図のbに示す。上記の実施例では本発明の半導
電層を導入し、導体と半導電層の間の絶縁距離d、全0
.3mmとした時には、半導電層を含む絶縁厚さd’に
17.5係、またd、全0.45+m++とじた時には
d =i 21.5%だけ減らしてしかもその最大電界
を従来の構成のコイルの値より5チだけ低い値に保つこ
とができる。
次に、半導電性の材料を絶縁層内に巻き込んだ場合、そ
の端部で電界が異常に集中しないか検討する。本発明の
コイルの鉄心端部付近の縦方向断面図を第10図に示す
。コイルが鉄心0ηのスロットに挿入されていて、コロ
ナ防止層(6)は鉄心の端部より外に20咽はど出し、
その端部に一部重ねてコイルの沿面の電界緩和層σψを
設ける。(1)は導体。
の端部で電界が異常に集中しないか検討する。本発明の
コイルの鉄心端部付近の縦方向断面図を第10図に示す
。コイルが鉄心0ηのスロットに挿入されていて、コロ
ナ防止層(6)は鉄心の端部より外に20咽はど出し、
その端部に一部重ねてコイルの沿面の電界緩和層σψを
設ける。(1)は導体。
(If)は素線絶縁またはターン絶縁のある場合にはタ
ーン絶縁をも含む絶縁、(5)は主絶縁である。半導電
層α荀はコロナ防止層(6)より長く設ける。本発明の
構成にすれば、第9図かられかるように半導電層Iより
内側の電界は非常に低く抑えられており、半導電層Q4
)の端部Aで電界が集中するといえども導体側に向って
は、それほど高くならない。また半導電層Iの端部Aの
位置に対応するコイル表面Bには、電界緩和層ueがあ
り、この電界緩和層の効果によりA−B間の電圧は、鉄
心内の部分に比べ何十パーセントか小さくなり、半導電
層α荀の端部Aからコイル表面層に向かう電界も十分緩
和される。コイル表面の電界緩和層(I[9のない低電
圧機種の場合には、コイル表面電位は、コロナ防止層(
6)端部C(コロナ防止層もない場合には鉄心端部)を
出ると急速に導体電位に近づくので半導電層(I4)端
部から外面に向かう電界は、電界緩和層のある場合より
なお一層緩和される。
ーン絶縁をも含む絶縁、(5)は主絶縁である。半導電
層α荀はコロナ防止層(6)より長く設ける。本発明の
構成にすれば、第9図かられかるように半導電層Iより
内側の電界は非常に低く抑えられており、半導電層Q4
)の端部Aで電界が集中するといえども導体側に向って
は、それほど高くならない。また半導電層Iの端部Aの
位置に対応するコイル表面Bには、電界緩和層ueがあ
り、この電界緩和層の効果によりA−B間の電圧は、鉄
心内の部分に比べ何十パーセントか小さくなり、半導電
層α荀の端部Aからコイル表面層に向かう電界も十分緩
和される。コイル表面の電界緩和層(I[9のない低電
圧機種の場合には、コイル表面電位は、コロナ防止層(
6)端部C(コロナ防止層もない場合には鉄心端部)を
出ると急速に導体電位に近づくので半導電層(I4)端
部から外面に向かう電界は、電界緩和層のある場合より
なお一層緩和される。
マタ、コイルにサージ電圧が加わり、ターン間に電圧が
発生した場合にも、半導電層04)が土工に分離されて
いるため、半導電層間でフラッジオーバすることなく、
コイルのサージit M ’fr低下することはない。
発生した場合にも、半導電層04)が土工に分離されて
いるため、半導電層間でフラッジオーバすることなく、
コイルのサージit M ’fr低下することはない。
なお図4における半導電層は端ターンの全周を包み込ん
でいるが、第11図、第12図のように一部接続しない
部分りがあっても問題はない。とくに第12図のように
隣接ターン側に半導電層の切れ目りがきた場合にはC8
,、は変らないが、CC−8が小さくなって、導体(1
)と半導電層Iの間の電界を若干高め、逆に最大電界を
生じる半2j1電kj L+4)の外表面の電界全低減
することという効果が生−まれる。
でいるが、第11図、第12図のように一部接続しない
部分りがあっても問題はない。とくに第12図のように
隣接ターン側に半導電層の切れ目りがきた場合にはC8
,、は変らないが、CC−8が小さくなって、導体(1
)と半導電層Iの間の電界を若干高め、逆に最大電界を
生じる半2j1電kj L+4)の外表面の電界全低減
することという効果が生−まれる。
また端の1ターンだけでなく、端ターンを含めて2ター
ン又は3ターンを一括して半導電層をその外周に設けて
も、上述の場合と同様に最大電界を低減することができ
る。端の2ターンずつk 一括して半導電層(ロ)で包
み込んだコイルの一断面を第13図に示す。同図の符号
は、第4図と同じである。ただし、コイルのターン構成
が同じである場合には一括して包み込むターン数が多く
なるほど、コイルに急峻なサージが侵入した場合ターン
の導体(1)と半導′ら層u4)間の電圧が高くなり、
そのために絶縁0〔が絶縁破壊する可能性も考えられる
。
ン又は3ターンを一括して半導電層をその外周に設けて
も、上述の場合と同様に最大電界を低減することができ
る。端の2ターンずつk 一括して半導電層(ロ)で包
み込んだコイルの一断面を第13図に示す。同図の符号
は、第4図と同じである。ただし、コイルのターン構成
が同じである場合には一括して包み込むターン数が多く
なるほど、コイルに急峻なサージが侵入した場合ターン
の導体(1)と半導′ら層u4)間の電圧が高くなり、
そのために絶縁0〔が絶縁破壊する可能性も考えられる
。
したがって、第13図のような構成全採用する場合には
、回転機が接続される系統において発生するであろうサ
ージの種類、大きさ、頻度を予め調査、検討する必要が
ある。
、回転機が接続される系統において発生するであろうサ
ージの種類、大きさ、頻度を予め調査、検討する必要が
ある。
また半導電層Q4)で包み込むターン数をコイル断面の
上側と下側で変えても同様な効果が得られることは言う
までもない。
上側と下側で変えても同様な効果が得られることは言う
までもない。
以上説明したように本発明によれば、絶縁破壊の起点と
なる導体角部の電界全緩和することができるので、従来
コイルよりトリーの発生を抑え課電寿命を著しく長くす
ることができる。1だ従来コイルと同程度の最大電界に
するならば、絶縁厚さk 20%程度削減することがで
き、鉄心スロット内の占積率の向上と熱伝達率向上によ
る定格電流増大により機器の小形化に大きく貢献するこ
とができる。
なる導体角部の電界全緩和することができるので、従来
コイルよりトリーの発生を抑え課電寿命を著しく長くす
ることができる。1だ従来コイルと同程度の最大電界に
するならば、絶縁厚さk 20%程度削減することがで
き、鉄心スロット内の占積率の向上と熱伝達率向上によ
る定格電流増大により機器の小形化に大きく貢献するこ
とができる。
第1図は従来の回転機の絶縁コイルの直線部の断面図、
第2図は第1図の導体角部付近の電界を計算するための
モデルを示す図面、第3図は従来コイルの導体角部側近
の電界分布を示す曲線図、第4図は本発明の一実施例の
絶縁コイル直線部の断面図、第5図は紀4図の導体角部
付近の電界を計算するための静電容量分布図、第6図は
第5図の等価回路、第7図は第4図の導体角部付近の電
界を計算するためのモデル図、第8図は第7図のモデル
を用いて計算した本発明のコイルの導体角部付近の電界
分布を従来コイルと比較して示す曲線図、第9図は第7
図のモデルを用いて計算した最大電界を従来コイルの9
5係となるように絶縁厚さを薄くした本発明のコイルの
導体角部付近の電界分布を示す曲線図、第1O図は本発
明のコイルの鉄心端付近の縦断11図、第11図、第1
2図および第13図は本発明の他の実施例を示すコイル
の断面図である。 ■・・・素線導体 2・・・被#′η絶縁3・・・累&
! 4・・・ターン絶縁 5・・・主絶縁 6・・・コロナ防止層IO・・素線の
禎覆絶縁とターン絶縁百−Gbせた絶縁 16・・・電界緩和層 17・・・鉄心代理人 弁理士
則 近 憲 佑(はが1名)第1図 第2図 第3図 距離2(ケーラ 第4図 第5図 第6図 = 第7図 。 第8図 導体乃・うの距鉦λ(祈−1) 第9図 溝イ本η・ら丙 距離l(γm〕 第10図 /7 第11図
第2図は第1図の導体角部付近の電界を計算するための
モデルを示す図面、第3図は従来コイルの導体角部側近
の電界分布を示す曲線図、第4図は本発明の一実施例の
絶縁コイル直線部の断面図、第5図は紀4図の導体角部
付近の電界を計算するための静電容量分布図、第6図は
第5図の等価回路、第7図は第4図の導体角部付近の電
界を計算するためのモデル図、第8図は第7図のモデル
を用いて計算した本発明のコイルの導体角部付近の電界
分布を従来コイルと比較して示す曲線図、第9図は第7
図のモデルを用いて計算した最大電界を従来コイルの9
5係となるように絶縁厚さを薄くした本発明のコイルの
導体角部付近の電界分布を示す曲線図、第1O図は本発
明のコイルの鉄心端付近の縦断11図、第11図、第1
2図および第13図は本発明の他の実施例を示すコイル
の断面図である。 ■・・・素線導体 2・・・被#′η絶縁3・・・累&
! 4・・・ターン絶縁 5・・・主絶縁 6・・・コロナ防止層IO・・素線の
禎覆絶縁とターン絶縁百−Gbせた絶縁 16・・・電界緩和層 17・・・鉄心代理人 弁理士
則 近 憲 佑(はが1名)第1図 第2図 第3図 距離2(ケーラ 第4図 第5図 第6図 = 第7図 。 第8図 導体乃・うの距鉦λ(祈−1) 第9図 溝イ本η・ら丙 距離l(γm〕 第10図 /7 第11図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +1) 電線w ?N数回巻回してマルチターンとなし
、最外側ターンのターン絶縁の表面に半導電層を設け、
全てのターン全一括して包囲する対地絶縁金膜け、鉄心
スロットに納めたことを特徴とする絶縁コイル。 (2) 半導′電層のコイルの長さ方向の終端は、対地
絶縁の表面に施された電界緩和層の下に位置したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の絶縁コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58112870A JPS605747A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 絶縁コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58112870A JPS605747A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 絶縁コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605747A true JPS605747A (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=14597583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58112870A Pending JPS605747A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 絶縁コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605747A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2261187B (en) * | 1991-11-08 | 1995-11-08 | Kaumagraph Flint Corp | Method of making a molded applique product |
EP1903662A1 (en) * | 2006-09-25 | 2008-03-26 | Abb Research Ltd. | A high voltage rotating machine and an electric installation provided therewith |
EP2333938A1 (en) * | 2009-12-09 | 2011-06-15 | Alstom Technology Ltd | Stator bar |
CN104901459A (zh) * | 2015-07-06 | 2015-09-09 | 永济新时速电机电器有限责任公司 | 变流器供电的散绕组电机 |
WO2019077821A1 (ja) * | 2017-10-19 | 2019-04-25 | 株式会社日立製作所 | 回転電機 |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP58112870A patent/JPS605747A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2261187B (en) * | 1991-11-08 | 1995-11-08 | Kaumagraph Flint Corp | Method of making a molded applique product |
EP1903662A1 (en) * | 2006-09-25 | 2008-03-26 | Abb Research Ltd. | A high voltage rotating machine and an electric installation provided therewith |
EP2333938A1 (en) * | 2009-12-09 | 2011-06-15 | Alstom Technology Ltd | Stator bar |
CN104901459A (zh) * | 2015-07-06 | 2015-09-09 | 永济新时速电机电器有限责任公司 | 变流器供电的散绕组电机 |
WO2019077821A1 (ja) * | 2017-10-19 | 2019-04-25 | 株式会社日立製作所 | 回転電機 |
JP2019075951A (ja) * | 2017-10-19 | 2019-05-16 | 株式会社日立製作所 | 回転電機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7109835B2 (en) | Highly insulated inductive data couplers | |
ATE504929T1 (de) | Elektrische einrichtung | |
JPS605747A (ja) | 絶縁コイル | |
KR100309318B1 (ko) | 전자파차단용전열선 | |
US1784989A (en) | Elimination of corona in alternators | |
NO752943L (ja) | ||
JPS58157350A (ja) | 回転電機の絶縁コイル | |
US11804748B2 (en) | Corona protection insulation system | |
JP3615926B2 (ja) | 回転電機の固定子コイルエンド構造 | |
JP2000125498A (ja) | 三相交流回転機用固定子コイルの絶縁構造 | |
JPS6134836Y2 (ja) | ||
JP2005341706A (ja) | 回転電機 | |
NO20002734L (no) | Isolert leder for viklinger til høyspenningsmaskiner | |
JP2863649B2 (ja) | コロナシールド層 | |
JP2002125339A (ja) | 高圧回転電機のコイル | |
JPS61247247A (ja) | 回転電機の巻線 | |
AU2003301381B2 (en) | Highly insulated inductive data couplers | |
JPH0428198Y2 (ja) | ||
JPH01152938A (ja) | 回転電機巻線 | |
JPS59165945A (ja) | 回転電機の固定子コイル | |
JPH0670499A (ja) | 高圧回転機の固定子コイル | |
JPS5821763B2 (ja) | ゴム・プラスチツク絶縁電力ケ−ブル | |
JPS59165936A (ja) | 回転電機の固定子コイル | |
JPS5861612A (ja) | 誘導電器巻線 | |
JPH01152939A (ja) | 回転電機巻線 |