JPS605630Y2 - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPS605630Y2
JPS605630Y2 JP1977175048U JP17504877U JPS605630Y2 JP S605630 Y2 JPS605630 Y2 JP S605630Y2 JP 1977175048 U JP1977175048 U JP 1977175048U JP 17504877 U JP17504877 U JP 17504877U JP S605630 Y2 JPS605630 Y2 JP S605630Y2
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JP
Japan
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acoustic wave
surface acoustic
metal plate
wave device
lead terminal
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Expired
Application number
JP1977175048U
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English (en)
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JPS54100541U (ja
Inventor
俊一 林田
Original Assignee
東光株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、弾性表面波装置の構造にかかるもので、特に
その外装等に関するものである。
弾性表面波装置は、交叉櫛形電極に加えられた交流電界
によって圧電性の物質の表面に弾性表面波を励振するも
のである。
この弾性表面波装置の外装には種々の方法が考えられて
いる。
最も多く用いられているのは第1図に示すようなTO型
キャンシールが用いられている。
リード線をガラス封じし、ケースとベースを溶接して組
立てるため、シール効果、シールド効果が高く、パッケ
ージとしての完全性は高い。
しかし、コストが高くなるという欠点があり、低コスト
のパッケージが要求されている。
また、電極とリード端子との接続は、ワイヤボッディン
グ法によって行なわれており、このために工数が多くな
るとともに、信頼性に欠点を内蔵しコストが高くなると
いった問題がある。
そこで半田付によって圧電基板に直接リード端子を接続
することが考えられているが、圧電基板の表面は研磨さ
れており、そこに蒸着された電極の接着強度は弱いので
、リード端子に加わる外力によって金属がはがれてしま
うという問題がある。
本考案は上記のような問題を解決し、組立が容易で信頼
性が高くしかも低コストの弾性表面波装置を得ることを
目的とする。
本考案は、従来のケースに代えて金属板を外装に用いる
とともに、この金属板を接続にも利用するものである。
以下、本考案による弾性表面波装置の例につき図面に従
って説明する。
第2図は本考案による弾性表面波装置の組立前の斜視図
である。
基板上に交叉櫛形電極を設けた弾性表面波素子11、電
極とプリント基板の配線とを接続し固定するためのリー
ド端子12を金属板13上の所定の位置に乗せる。
金属板13の表面のうち、弾性表面波素子とリード端子
を乗せる面には絶縁層を設ける。
絶縁層は、全面に亘って設ける必要は無く、リードフレ
ームが接触する部分だけでも良い。
絶縁層は樹脂を塗布する方法によって設けられるが、単
に金属の表面を酸化することによって酸化膜を形成する
方法によっても良い。
第2図の例では、金属の表面を酸化した場合を示しであ
る。
金属板13にはあらかじめ弾性表面波素子11を埋め込
むための窪みをプレス成型によって設けておき、この窪
みに弾性表面波素子11を入れ、そのと面がリード端子
12の面と同じになるようにしておく。
リード端子12は第2図のようにリードフレーム状に形
成しておき、組立後に連結片12′を除去するようにす
れば良い。
金属板13を二つに折り曲げて、弾性表面波素子11と
リード端子12を挟み固定するが、金属板13の折返す
面を配線板として利用する。
酸化膜による絶縁層にそのまま設けても良いが、樹脂に
よって更に絶縁層14を設け、その上に銅箔等によって
金属層15を形成する。
金属層15は、金属板13を折曲げたときに、弾性表面
波素子11の電極とリード端子12とを接続するように
配置され、あらかじめ予備半円しておき、折曲げてから
熱圧着すると電極とリード端子は完全に接続される。
金属板13を折曲げた断面を第3図に示す。
弾性表面波素子11を金属板13の窪みに固定するため
に接着材16によって固定し、また金属板13の周辺部
には熱硬化性の樹脂を塗布しておき、折曲げ後の熱圧着
によって、弾性表面波素子11をシールすると良い。
なお、弾性表面波装置においては、弾性表面波の伝播路
上に空隙を必要とする場合があるが、金属板13の形状
を変えれば容易に空隙を形成できる。
また、本考案は金属板によって弾性表面波素子をパッケ
ージすることになり、この金属板をシールド板として利
用することもできる。
金属板の絶縁層を片面全部にわたって形成せずに、リー
ド端子のうち接地するものが接触する部分は、直接リー
ド端子と金属板を接続して、シールドするようにすれば
完全なシールド効果が得られる。
本考案によれば、極めて簡単な構造の弾性表面波装置が
得られる。
部品点数も少なく組立が簡単で大幅に工数を低減できる
とともに、コストを低減することができる。
また、シールド効果に優れ、接続が確実になるため信頼
性の高い物が得られる。
更に、小型で軽量化ができ、あらゆる用途の弾性表面波
装置に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弾性表面波装置の斜視図、第2図は本考
案の実施例の斜視図、第3図は本考案の実施例の側面断
面図を示す。 11・・・・・・弾性表面波素子、12・・・・・・リ
ード端子、13・・・・・・金属板。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)基板上に交叉櫛形電極を設けて成る弾性表面波素
    子、一方の端部が該弾性表面波素子の電極に近接するよ
    うに形成されたりリード端子、及び絶縁層を介して配線
    パターンが形成された金属板を具えた弾性表面波装置に
    おいて、該弾性表面波素子の表面と該リード端子の一表
    面がほぼ同じ高さになるように配置され、該金属板が折
    り返されて該配線パターンにより該弾性表面波素子の電
    極と該リード端子が接続されるとともに、該金属板の該
    リード端子と接触する部分にも形成された絶縁層を介し
    て該弾性表面波素子と該リード端子を挟んで一体に支持
    して成ることを特徴とする弾性表面波装置。
  2. (2)該リード端子のうち接地するリード端子を該金属
    板と導通して成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    弾性表面波装置。
  3. (3)該金属板の絶縁層が、該金属板の表面を酸化して
    形成された酸化物から成る実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の弾性表面波装置。
JP1977175048U 1977-12-27 1977-12-27 弾性表面波装置 Expired JPS605630Y2 (ja)

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JP1977175048U JPS605630Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 弾性表面波装置

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JPS54100541U JPS54100541U (ja) 1979-07-16
JPS605630Y2 true JPS605630Y2 (ja) 1985-02-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549638A (en) * 1977-06-23 1979-01-24 Canon Inc Wet type static image developing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS549638A (en) * 1977-06-23 1979-01-24 Canon Inc Wet type static image developing device

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JPS54100541U (ja) 1979-07-16

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