JPS6056157B2 - 高純度ハロゲンナフタル酸無水物の製法 - Google Patents
高純度ハロゲンナフタル酸無水物の製法Info
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- JPS6056157B2 JPS6056157B2 JP52139539A JP13953977A JPS6056157B2 JP S6056157 B2 JPS6056157 B2 JP S6056157B2 JP 52139539 A JP52139539 A JP 52139539A JP 13953977 A JP13953977 A JP 13953977A JP S6056157 B2 JPS6056157 B2 JP S6056157B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/16—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
- C07C51/31—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation of cyclic compounds with ring-splitting
- C07C51/316—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation of cyclic compounds with ring-splitting with oxides of nitrogen or nitrogen-containing mineral acids
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、脂肪族カルボン酸、水及び硝酸からの混合
物中で、バナジン酸塩及び場合により他の金属塩の存在
下に高められた温度で酸化を行い、反応生成物を分離し
て水溶液中9〜12のpH価において、高められた温度
で次亜塩素酸塩を用いて酸化的に後処理することを特徴
とする、ハロゲンアセナフテンから硝酸を用いて酸化す
ることによる純粋なハロゲンナフタル酸無水物の製法で
ある。
物中で、バナジン酸塩及び場合により他の金属塩の存在
下に高められた温度で酸化を行い、反応生成物を分離し
て水溶液中9〜12のpH価において、高められた温度
で次亜塩素酸塩を用いて酸化的に後処理することを特徴
とする、ハロゲンアセナフテンから硝酸を用いて酸化す
ることによる純粋なハロゲンナフタル酸無水物の製法で
ある。
ハロゲンアセナフテンは、3位、5位及び/又は6位
において弗素、臭素そして特に塩素により置換されたア
セナフテンである。 硝酸酸化のための溶剤としては、
特に酢酸、プロピオン酸、n−又はi−醋酸ならびにペ
ンタンカルボン酸が用いられる。
において弗素、臭素そして特に塩素により置換されたア
セナフテンである。 硝酸酸化のための溶剤としては、
特に酢酸、プロピオン酸、n−又はi−醋酸ならびにペ
ンタンカルボン酸が用いられる。
義酸及び長鎖脂肪酸は反応条件下で酸化安定性が不満足
であるため好適ではない。もちろん置換された脂肪酸た
とえばハロゲン−酢酸もしくはープロピオン酸も使用で
きjる。 脂肪酸、硝酸及び水から成る系は、アシル硝
酸化物の生成を避けることを確実にするため常に水を含
有すべきであつて、その量は1%で足りる。
であるため好適ではない。もちろん置換された脂肪酸た
とえばハロゲン−酢酸もしくはープロピオン酸も使用で
きjる。 脂肪酸、硝酸及び水から成る系は、アシル硝
酸化物の生成を避けることを確実にするため常に水を含
有すべきであつて、その量は1%で足りる。
水含量の上限は、系の減少する溶解力及び反応性によつ
て定められる。水含量は、混合物の沸点以下で操作する
場合は2鍾量%を越えないことが好ましく、加圧下に1
60℃で操作するときは3唾量%を越えないことが好ま
しい。1〜15重量%の水含量において常圧で操作する
ことが特に好ましい。
て定められる。水含量は、混合物の沸点以下で操作する
場合は2鍾量%を越えないことが好ましく、加圧下に1
60℃で操作するときは3唾量%を越えないことが好ま
しい。1〜15重量%の水含量において常圧で操作する
ことが特に好ましい。
一般に酸化は、70〜160℃好ましくは90〜110
℃の温度で行われる。酸化系の硝酸含量は、0.01〜
30重量%、好ましくは0.1〜2唾量%の範囲に保つ
べきである。
℃の温度で行われる。酸化系の硝酸含量は、0.01〜
30重量%、好ましくは0.1〜2唾量%の範囲に保つ
べきである。
脂肪酸、ハロゲンアセナフテン、水及び触媒からの用意
された混合物に、反応熱がよく除去されるようにして硝
酸を添加することにより、酸化を行うことが好ましい。
その際通常は使用する温度及び系の水含量に応じて、0
.05〜2重量%の硝酸濃度において反応が開始される
。硝酸は希薄酸又は濃厚酸のいずれでも使用てきるが、
酸化系の水含量が前記の最高3睡量%を越えないことが
重要で、その際酸化中に生成する反応水を考慮に入れね
ば−ならない。硝酸の代わりに酸化窒素(N2O3,N
2O4)を使用することもできる。酸化を完結するため
、主反応が衰えたのち、不変の温度において硝酸濃度を
高めるか、あるいは硝酸濃度を同一にしておいて温度を
(場合により加圧下に)高める−ことが好ましい。加圧
は少なくとも系の沸騰圧力であるべきで、確実には使用
する温度において水の沸騰圧力の3倍以下にすべきであ
る。5価バナジウムの使用、たとえばバナジン酸アンモ
ニウム又はバナジン酸ナトリウムとしてハロjゲンアセ
ナフテンに対し約0.1〜5%好ましくは0.5〜2%
の濃度(脂肪酸/水/硝酸の系に対し約0.01〜0.
5%好ましくは0.05〜0.2%に相当する)で使用
することは、良好な収率を達成するために必要である。
された混合物に、反応熱がよく除去されるようにして硝
酸を添加することにより、酸化を行うことが好ましい。
その際通常は使用する温度及び系の水含量に応じて、0
.05〜2重量%の硝酸濃度において反応が開始される
。硝酸は希薄酸又は濃厚酸のいずれでも使用てきるが、
酸化系の水含量が前記の最高3睡量%を越えないことが
重要で、その際酸化中に生成する反応水を考慮に入れね
ば−ならない。硝酸の代わりに酸化窒素(N2O3,N
2O4)を使用することもできる。酸化を完結するため
、主反応が衰えたのち、不変の温度において硝酸濃度を
高めるか、あるいは硝酸濃度を同一にしておいて温度を
(場合により加圧下に)高める−ことが好ましい。加圧
は少なくとも系の沸騰圧力であるべきで、確実には使用
する温度において水の沸騰圧力の3倍以下にすべきであ
る。5価バナジウムの使用、たとえばバナジン酸アンモ
ニウム又はバナジン酸ナトリウムとしてハロjゲンアセ
ナフテンに対し約0.1〜5%好ましくは0.5〜2%
の濃度(脂肪酸/水/硝酸の系に対し約0.01〜0.
5%好ましくは0.05〜0.2%に相当する)で使用
することは、良好な収率を達成するために必要である。
バナジン酸塩にマンガン塩及!び/又は銅塩を添加する
ことは、目的物質の収率及び純度を改善するので特に有
利である。その際バナジン酸塩量の7.5%までをマン
ガン塩又は銅塩で置き換えることができる。バナジン酸
塩単独の使用に対し、鉄塩、コバルト塩及びニッケル塩
・の添加は品質改善の効果がある。硝酸酸化後に結晶に
より分離できる粗生成物は主として希望するハロゲンナ
フタル酸無水物から成るが、そのほか中間生成物及び副
生物も含んでおり、これは普通のアルカリ性再溶解によ
つて、たとえば過酸化水素、次亜塩素酸塩、亜硫酸塩又
は亜ジチオン酸塩を用いる酸化的もしくは還元的後処理
を行い又は行わずに、不充分ではあるが除去できる。
ことは、目的物質の収率及び純度を改善するので特に有
利である。その際バナジン酸塩量の7.5%までをマン
ガン塩又は銅塩で置き換えることができる。バナジン酸
塩単独の使用に対し、鉄塩、コバルト塩及びニッケル塩
・の添加は品質改善の効果がある。硝酸酸化後に結晶に
より分離できる粗生成物は主として希望するハロゲンナ
フタル酸無水物から成るが、そのほか中間生成物及び副
生物も含んでおり、これは普通のアルカリ性再溶解によ
つて、たとえば過酸化水素、次亜塩素酸塩、亜硫酸塩又
は亜ジチオン酸塩を用いる酸化的もしくは還元的後処理
を行い又は行わずに、不充分ではあるが除去できる。
ところがこの分離した粗生成物を、9〜12のPH範囲
を厳格に保持しながらアルカリ塩として溶解し、このP
H範囲で60〜100℃の温度において次亜塩素酸アル
カリを用いて酸化的後処理を行うと、意外にもすべての
要求に適合する純度を有するハロゲンナフタル酸無水物
を収得することに成功した。
を厳格に保持しながらアルカリ塩として溶解し、このP
H範囲で60〜100℃の温度において次亜塩素酸アル
カリを用いて酸化的後処理を行うと、意外にもすべての
要求に適合する純度を有するハロゲンナフタル酸無水物
を収得することに成功した。
溶解しない副生物をたとえば枦過により分離したのち、
溶液を酸性にすると、高純度の生成物に期待される元素
分析値及び色価を有する無色のハロゲンナフタル酸無水
物が得られる。PH範囲を9〜12に保持するためには
、炭酸アルカリ水溶液又は炭酸塩で緩衝化した溶液の中
で操作することが好ましい。重要なことは、短時間でも
一部分でも前記のPH範囲に保つことである。その他の
詳細は下記の実施例及び比較例によつて示され、例中の
部及び%は特に指示しない限り重量に関する。
溶液を酸性にすると、高純度の生成物に期待される元素
分析値及び色価を有する無色のハロゲンナフタル酸無水
物が得られる。PH範囲を9〜12に保持するためには
、炭酸アルカリ水溶液又は炭酸塩で緩衝化した溶液の中
で操作することが好ましい。重要なことは、短時間でも
一部分でも前記のPH範囲に保つことである。その他の
詳細は下記の実施例及び比較例によつて示され、例中の
部及び%は特に指示しない限り重量に関する。
純度の標準としては、塩素含量、残留窒素含量及びアル
カリ性溶液中の沃素価が用いられる。実施例1〜121
1!.び比較例1〜3 (a)硝酸酸化: 純度83%の5,6ジクロルアセナフテン100部を、
表に示すカルボン酸8(9)部及び水m部の中で、表に
示す触媒1部と共に攪拌下に100℃に加熱すると、ほ
とんど完全な溶液が生ずる。
カリ性溶液中の沃素価が用いられる。実施例1〜121
1!.び比較例1〜3 (a)硝酸酸化: 純度83%の5,6ジクロルアセナフテン100部を、
表に示すカルボン酸8(9)部及び水m部の中で、表に
示す触媒1部と共に攪拌下に100℃に加熱すると、ほ
とんど完全な溶液が生ずる。
これに65%硝酸48娼を、100〜105℃の温度を
保ちながら6時間かけて一様に添加する。還流冷却器を
経てニテローゼ廃ガスが脱出する。酸化を完結するため
、さらに105〜108℃の還流加熱下に6時間攪拌す
る。次いで室温に冷却し、一部は反応中に沈澱した固形
物を集め、水を用いて中性に洗浄する。粗生成物の乾燥
した資料は下記の代表的分析値を与える。塩素25.3
〜25.8%(理論値26.6%)、窒素0.9〜1.
1%(理論値0%)、沃素価〉100(0.5N−KO
H中の5%溶液)。(b)精製 湿つた粗生成物を、水157娼及び炭酸カリウムn部と
共に90℃に加熱する。
保ちながら6時間かけて一様に添加する。還流冷却器を
経てニテローゼ廃ガスが脱出する。酸化を完結するため
、さらに105〜108℃の還流加熱下に6時間攪拌す
る。次いで室温に冷却し、一部は反応中に沈澱した固形
物を集め、水を用いて中性に洗浄する。粗生成物の乾燥
した資料は下記の代表的分析値を与える。塩素25.3
〜25.8%(理論値26.6%)、窒素0.9〜1.
1%(理論値0%)、沃素価〉100(0.5N−KO
H中の5%溶液)。(b)精製 湿つた粗生成物を、水157娼及び炭酸カリウムn部と
共に90℃に加熱する。
50%の苛性カリ液3?及び約10〜14%の活性塩素
含量を有する次亜塩素酸ナトリウム水溶液80WI)を
、PH価がいかなる時点にも12.0の値を越えないよ
うにして、約1時間の間によく攪拌しながら一様に添加
する。
含量を有する次亜塩素酸ナトリウム水溶液80WI)を
、PH価がいかなる時点にも12.0の値を越えないよ
うにして、約1時間の間によく攪拌しながら一様に添加
する。
さらに90℃で1時間ののち不溶物を枦去し、淵液を4
5〜5(代)に冷却し、硫酸でPHlにする。沈澱した
4,5−ジクロルナフタル酸無水物を集め、水で中性に
洗浄し、100℃で減圧乾燥する。下記表中の実施例1
〜11の欄に、酸化のため溶剤として使用したカルボン
酸の種類及び使用した酸化触媒とそれぞれ対応する目的
物質の収量及び純度を示す。
5〜5(代)に冷却し、硫酸でPHlにする。沈澱した
4,5−ジクロルナフタル酸無水物を集め、水で中性に
洗浄し、100℃で減圧乾燥する。下記表中の実施例1
〜11の欄に、酸化のため溶剤として使用したカルボン
酸の種類及び使用した酸化触媒とそれぞれ対応する目的
物質の収量及び純度を示す。
比較例1〜3には触媒としてのバナジン酸塩を使用しな
いと、実用可能なジクロルナフタル酸無水物が得られな
いことを示す。精製は各例とも同一条件で行われる。*
は理論値26.6%。実施例12 還流冷却器を備えたチタン製攪拌式オートクレーブ中で
、5,6−ジクロルアセナフテン(85%)100W,
、氷酢酸6(1)部、水3娼及びバナジン酸アンモニウ
ム1部を13(代)及び4バールとなし、65%硝酸2
05部を2時間の間に一様に添加する。
いと、実用可能なジクロルナフタル酸無水物が得られな
いことを示す。精製は各例とも同一条件で行われる。*
は理論値26.6%。実施例12 還流冷却器を備えたチタン製攪拌式オートクレーブ中で
、5,6−ジクロルアセナフテン(85%)100W,
、氷酢酸6(1)部、水3娼及びバナジン酸アンモニウ
ム1部を13(代)及び4バールとなし、65%硝酸2
05部を2時間の間に一様に添加する。
還流冷却器の上部に取り付けた放圧弁を作動させて圧力
を一定に保つ。さらに2時間130℃及び4バールで後
酸化したのち放圧し、室温に冷却し、前記のように仕上
げ処理する。塩素26.4%、窒素0.05%、以下そ
して沃素価31の4,5−ジクロルナフタル酸無水物7
2.4部が得られる。比較例4 硝酸酸化を実施例2と同様に行い、そして精製をPHl
3〜14で次ぎのように行う。
を一定に保つ。さらに2時間130℃及び4バールで後
酸化したのち放圧し、室温に冷却し、前記のように仕上
げ処理する。塩素26.4%、窒素0.05%、以下そ
して沃素価31の4,5−ジクロルナフタル酸無水物7
2.4部が得られる。比較例4 硝酸酸化を実施例2と同様に行い、そして精製をPHl
3〜14で次ぎのように行う。
湿つた粗生成物を水15冗部及び50%苛性カリ液16
2部と共に90℃に加熱すると徐々に溶解する。2時間
の間に活性塩素含量10%の次亜塩素酸ナトリウム水溶
液80mを一様に添加し、次いで90℃で1時間攪拌す
る。
2部と共に90℃に加熱すると徐々に溶解する。2時間
の間に活性塩素含量10%の次亜塩素酸ナトリウム水溶
液80mを一様に添加し、次いで90℃で1時間攪拌す
る。
仕上げ処理したのち、塩素含量26.4%、残留窒素含
量0.5%、そして沃素価86の4,5−ジクロルナフ
タル酸無水物77.3部が得られる。このものはこのま
までは光学的澄明剤の製造に使用できない。比較例5酸
化及び精製を実施例8と同様に行い、ただし次亜塩素酸
塩の代わりにパーヒドロール36部を使用すると、塩素
含量26.2%そして沃素価100以上の4,5−ジク
ロルナフタル酸無水物73.6部が得られる。
量0.5%、そして沃素価86の4,5−ジクロルナフ
タル酸無水物77.3部が得られる。このものはこのま
までは光学的澄明剤の製造に使用できない。比較例5酸
化及び精製を実施例8と同様に行い、ただし次亜塩素酸
塩の代わりにパーヒドロール36部を使用すると、塩素
含量26.2%そして沃素価100以上の4,5−ジク
ロルナフタル酸無水物73.6部が得られる。
実施例13
純度87%の3,5,6−トリクロルアセナフテン10
娼を実施例2と同様にして酸化及び精製すると、塩素含
量35.0%(理論値35.3%)そして沃素価11の
2,4,5−トリクロルナフタル酸無水物73.1部が
得られる。
娼を実施例2と同様にして酸化及び精製すると、塩素含
量35.0%(理論値35.3%)そして沃素価11の
2,4,5−トリクロルナフタル酸無水物73.1部が
得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 脂肪族カルボン酸、水及び硝酸からの混合物中で、
バナジン酸塩及び場合により他の金属塩の存在下に高め
られた温度で酸化を行い、反応生成物を分離して水溶液
中9〜12のpH価において、高められた温度で次亜塩
素酸塩を用いて酸化的に後処理することを特徴とする、
ハロゲンアセナフテンから硝酸を用いて酸化することに
よる純粋なハロゲンナフタル酸無水物の製法。 2 ハロゲンアセナフテンとして5−クロル−、5,6
−ジクロル−又は3,5,6−トリクロルアセナフテン
を使用することを特徴とする、特許請求の範囲第1項に
記載の方法。 3 酸化のために約65%の硝酸を使用し、そして酸化
系の硝酸含量を0.01〜30、好ましくは0.1〜2
0重量%にすることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項に記載の方法。 4 硝酸による酸化を70〜160℃、好ましくは90
〜110℃の温度で行うことを特徴とする、特許請求の
範囲第1項に記載の方法。 5 反応媒質として15%までの水を混合した酢酸又は
プロピオン酸を使用することを特徴とする、特許請求の
範囲第1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2653346.0 | 1976-11-24 | ||
DE2653346A DE2653346C2 (de) | 1976-11-24 | 1976-11-24 | Verfahren zur Herstellung hochreiner Halogennaphthalsäureanhydride |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5365862A JPS5365862A (en) | 1978-06-12 |
JPS6056157B2 true JPS6056157B2 (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=5993855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52139539A Expired JPS6056157B2 (ja) | 1976-11-24 | 1977-11-22 | 高純度ハロゲンナフタル酸無水物の製法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4207255A (ja) |
JP (1) | JPS6056157B2 (ja) |
CH (1) | CH634314A5 (ja) |
DE (1) | DE2653346C2 (ja) |
FR (1) | FR2372163A1 (ja) |
GB (1) | GB1589492A (ja) |
IT (1) | IT1088626B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645755U (ja) * | 1987-06-30 | 1989-01-13 | ||
JPS6415651U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-26 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2575883Y2 (ja) * | 1991-04-01 | 1998-07-02 | ジェコー株式会社 | 車載用外装ケースの防水構造 |
US9630973B2 (en) | 2012-08-30 | 2017-04-25 | Basf Se | Double donor functionalisation of the peri-positions of perylene and naphthalene monoimide via versatile building blocks |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3646069A (en) * | 1968-06-19 | 1972-02-29 | Sandoz Ltd | Process for manufacturing a naphthalic acid derivative |
JPS4875555A (ja) * | 1972-01-12 | 1973-10-11 | ||
NL7411327A (nl) * | 1973-08-31 | 1975-03-04 | Hoechst Ag | Werkwijze ter bereiding van naftaline-1,4,5,8- -tetracarbonzuur. |
US4097492A (en) * | 1973-08-31 | 1978-06-27 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for the preparation of naphthalene-1,4,5,8-tetracarboxylic acid |
-
1976
- 1976-11-24 DE DE2653346A patent/DE2653346C2/de not_active Expired
-
1977
- 1977-10-28 IT IT29162/77A patent/IT1088626B/it active
- 1977-11-10 FR FR7733892A patent/FR2372163A1/fr active Granted
- 1977-11-10 US US05/850,239 patent/US4207255A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-11-21 CH CH1420777A patent/CH634314A5/de not_active IP Right Cessation
- 1977-11-22 JP JP52139539A patent/JPS6056157B2/ja not_active Expired
- 1977-11-23 GB GB48718/77A patent/GB1589492A/en not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645755U (ja) * | 1987-06-30 | 1989-01-13 | ||
JPS6415651U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5365862A (en) | 1978-06-12 |
US4207255A (en) | 1980-06-10 |
IT1088626B (it) | 1985-06-10 |
CH634314A5 (de) | 1983-01-31 |
FR2372163B1 (ja) | 1982-12-31 |
DE2653346A1 (de) | 1978-06-01 |
DE2653346C2 (de) | 1984-05-10 |
GB1589492A (en) | 1981-05-13 |
FR2372163A1 (fr) | 1978-06-23 |
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