JPS6055467A - マルチ・マイクロプロセツサによつて実現されたメインフレ−ム・エミユレ−シヨン用デ−タ処理システム - Google Patents

マルチ・マイクロプロセツサによつて実現されたメインフレ−ム・エミユレ−シヨン用デ−タ処理システム

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JPS6055467A
JPS6055467A JP59078786A JP7878684A JPS6055467A JP S6055467 A JPS6055467 A JP S6055467A JP 59078786 A JP59078786 A JP 59078786A JP 7878684 A JP7878684 A JP 7878684A JP S6055467 A JPS6055467 A JP S6055467A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、メイン・フレーム(汎用計算機)をエミュレ
ートするマルチ・マイクロプロセッサ式データ処理シス
テムの、記憶装置選択機構に係り、更に詳細に説明すれ
ば、このようなシステムにおける制御記憶と主記憶の間
の選択方式を改善することに係る。
[従来技術〕 マイクロプロセッサを使用してメインフレームのエミュ
レーションを行うことは現実のものとなッテいる。代表
的なメインフレームとして、IBMシステム/370 
(S/、370)のいずれがのモデルを使用することが
できる。IBM社のPC/XT370 (デスクトップ
・システム/370)も、このような、マイクロプロセ
ッサで実現したメインフレームの一例である。この特定
のデスクトップ・システムはハードウェア及びソフトウ
ェアのパッケージであって、単一ユーザ環境でシステム
/370アプリケーシヨン・プログラムを実行したり、
このシステムをメインフレームのホストに接続されたタ
ーミナルとして動作させたり、または特定のアプリケー
ションによる要請に応じて独立モードで動作させること
ができる。もちろん、他の製造業者の類似のシステムも
あるが、それらのシステムの全てには程度の差はあれP
C/XT 370と同じ多くの機能が含まれている。
チップ密度及び実装技術の革命的な進歩、及びそれに伴
なう価格の大幅な低減により、現在では多くのメインフ
レームの機能をデスクトップ・システムで直接実現でき
るが、他の機能を利用するためには、ハードウェア及び
/またはソフトウェアの何らかの支援が必要である。例
えば、Inte1社の8086及び8088やMoto
rola社の68000のような、より強力なマイクロ
プロセッサを使用すればデスクトップ・メインフレーム
で実現可能な機能のリストを更に拡張することができる
この新しい系統のマイクロプロセッサは、システム/3
70の命令セットのような、豊富な命令セットを完全に
実行することができるが、それらのマイクロプロセッサ
の幾つかは、許容しうる期間内に、命令を実行するため
に追加されたハードウェア及び/またはソフトウェアの
支援を必要とする。これらのマイクロプロセッサが提供
する機能は著しいものがあるが、これらは何らかの妥協
なしにはメインフレームの全ての能力を提供することは
できない。
従って、全てのデータ処理システムの設計がそうである
ように、これらのマイクロプロセッサによって実現され
るデスクトップ・メインフレームの価格とパフォーマン
スを最適化するための種々のトレード・オフが行なわれ
る。トレード・オフ上の1つの問題は、この種のデスク
トップ・メインフレームで提供するのが特に困難な、メ
インフレームの成る機能を利用する要請が強い、という
ことである。トレード・オフ上のもう1つの問題は、ユ
ーザ・プログラムをそのまま実行しうるように、エミュ
レートされるメインフレームの全てのアーキテクチャ上
の制約を固守しなければならない、ということである。
前記のようなトレード・オフに起因する実現上の1つの
問題は、マイクロプロセッシング・ユニット(MPU)
の相対的に小さい制御記憶の中に、メインフレーム中央
処理ユニット(CPU)の相対的に大きい制御記憶の能
力及び融通性を収容しなければならない、ということで
ある。、システム/370の世界では1例えば、モデル
138の制御記憶は、代表的なMPUチップの使用可能
な制御記憶よりも約50倍大きい。このように制御記憶
容量の不均衡がある場合、MPUの制御記憶に書込まれ
るマイクロコードの量及びタイプが重要となる。
このメインフレームとMPUの制御記憶容量の差異は、
MPUによって実現されたメインフレームのパフォーマ
ンスに悪影響を与えることを意味する。というのは、(
1)命令を処理するためにMPUのオンチップ制御記憶
の外部を参照することが応々にして必要になるからであ
り、また(2)マルチMPUによって実現されたシステ
ムでは。
命令を実行するため、または制御記憶や命令取出用MP
Uのレジスタに存在するアーキテクチャ情報を得るため
命令取出用MPUから他のMPUに制御を渡すことが必
要となる場合があるからである。
システム/370や他の多くのメインフレームでは、主
記憶は、アーキテクチャ上ユーザに専属するものと定義
されている。このことは、システム制御プログラム自体
またはプロセッサ間のイン・ タフエースにより変更さ
れることはなく、従って主記憶を制御またはスクラッチ
パッド機能のために使用することはできない。更に、現
在のMPUではアドレス・バスが制限されているために
、メインフレームの仮想及び制御記憶モジュールに等価
な独立実体を定義するに十分なビットがない。
従って、主記憶と制御記憶の間のアクセスを指向(st
eering)する目的にだけ、1つまたはそれ以上の
アドレス線を割当てるのは実際的ではない。
もちろん、メインフレームは、十分なアドレツシンク能
力を有し、かつそのマイクロコードの全てを収容すると
ともに必要とするスクラッチパッド領域を設けるのに十
分な大きさの制御記憶モジュールを持っているので、こ
れらの問題には対処しなくてもよい。
マルチMPUによって実現されたメインフレーム・シス
テムでは、大きな制御記憶空間の不足を解決するために
、ハードウェアの支援またはその幾つかの組合せにより
、マイクロプロセッサ間のインターフェースを取扱うよ
うに特別に作成されたマイクロコードを用いることがで
きる。更に、オフチップ制御記憶を設けることも容易で
ある。
この解決方法は、増強されたプロセッサ間インタフェー
スまたはハードウェア支援をサポートするための特別の
追加マイクロコードを必要とする。
しかしながら、この追加マイクロコードはオンチップ制
御記憶に常駐することが必要であり、このため命令取出
用マイクロプロセッサの制御記憶に置かれる命令応答マ
イクロコードの数が減少し。
その結果、システム・パフォーマンス全体に悪影響を及
ぼす、従って、MPUにより小さい制御記憶を搭載し、
それに関連する問題を補償することは可能であるが、そ
の問題に対する直裁的な解決方法に関連する性能及び/
又は費用の犠牲は余りに大きく、受入れ難いものである
[発明が解決しようとする問題点] 従って1本発明の目的は、限られた制御記憶を有するマ
ルチ・マイクロプロセッサによって実現されたメインフ
レーム・データ処理システムにおいて、相対的に大きい
制御記憶を有するメインフレーム・システムを最適にエ
ミュレートすることである。
本発明の他の目的は、前記のようなシステムにおいて、
プロセッサ・インターフェース・マイクロコードを最小
限にし且つシステム・パフォーマンスを高めるため、主
記憶または制御記憶に対するマイクロプロセッサのアク
セスをオーバライド(指定変更)ラッチにより、他の記
憶タイプへ経路変更することである。
本発明の他の目的は、前記記憶アクセスを要求している
マイクロプロセッサに対して透明な様式でシステム・パ
フォーマンスを最適化するように、記憶アクセスを制御
し且つ切替えることである。
本発明の他の目的は、マルチ・マイクロプロセッサによ
って実現されたメインフレーム・データ処理システムに
おいて、メインフレームの記憶アクセスに関するアーキ
テクチャ保護規則を侵害しない方法で、記憶アクセスを
制御し且つ指向することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の前記目的を達成するため、マルチ・マイクロプ
ロセッサで実現されたメインフレーム・データ処理シス
テムに命令及びオペランド・オーバライド・ラッチを設
け、該ラッチを一次マイクロプロセッサ、2次マイクロ
ブセロセッサ、該2次マイクロプロセッサに属するオフ
チップ制御記憶及び主記憶の間に接続する。これらのオ
ーバライド・ラッチは、プロセッサ・インタフェース・
マイクロコード及びプロセッサ制御論理手段を介して、
各メモリ・アクセスのタイプ及び原因に応答するように
される。これらのオーバライド・ラッチは、2次制御記
憶中の予定アドレスに対する記憶写像書込み(memo
ry l1apped write)によって、セット
及びリセットされる。命令オーバライド・ラッチがセッ
トさ4しると、これは1次マイクロプロセッサによる全
ての予想される主記憶命令取出を、2次マイクロプロセ
ッサの制御記憶中にある予定領域へ指向させる。オペラ
ンド・オーバライド・ラッチがセットされると、これは
予想される全ての主記憶オペランド・アクセスを、2次
マイクロプロセッサの制御記憶中にある予定領域へ指向
させる。こうすることにより、1次マイクロプロセッサ
及び2次マイクロプロセッサの一方または両方が、主記
憶または制御記憶をアクセスするように透明な様式でラ
ッチすることができるので。
実行パフォーマンスを最適化することかできる。
[実施例] 以下では、少なくとも2つのマイクロプロセッサによっ
て実現されたメインフレーム・デスクトップ・システム
に関連して、本発明の説明を行なう。このシステムはシ
ステム/370メインフレームをエミュレートするよう
に適応されているものとする。このメインフレームの命
令セットならびにシステム/370の記憶の詳細につい
ては、刊行物であるI B M System/370
 Pr1nciplesof Operation(F
orm N(LGA 22−7000) を参照された
い。また本明細書に引用されたデスクトップ・メインフ
レームの詳細については、Technical Ref
erence Manual For The IBM
 PCXT/370を参照されたい。
当業者によれば、単一のマイクロプロセッサを使用する
だけでメインフレームを実現しうろことが理解されるで
あろう。その代りに、複数のマイクロプロセッサを用い
てメインフレーム・システムをエミュレートすることも
できる。この数は本明細書の実施例で用いた数に等しく
ても、異な・つていでもよい。更に、命令セットの区分
構成ならびにそのサブセットをエミュレートする方法の
相違によって、システム構成が異なることもある。
この複数のマイクロプロセッサによる実現方法の例は、
米国特許出願第371634号(1982年4月26日
)において、より完全に説明されている。この出願では
、システム/370の命令セットは幾つかの基準に従っ
て区分され、そのサブセッサの各々は1つまたは複数の
マイクロプロセッサでそれぞれ実現されているが、必ず
しも全部が同じ方法で実現されている訳ではない。
デスクトップ・メインフレー、ム・データ処理システム
10は第2図に示されている。図示の如く、1次マイク
ロプロセッサ12.ならびに関連する2次マイクロプロ
セッサ14及び16は、プロセッサ・ローカル・バス1
8に接続されている。プロセッサ・ローカル・バス18
はバス間アダプタ20によってシステム・バス22に接
続されている。主記憶モジュール24及び2次制御記憶
モジュール26はどちらもシステム・バス22に接続さ
れている。また、1次マイクロプロセッサ12ならびに
2次マイクロプロセッサ14及び16はプロセッサ制御
ロジック装置28にそれぞれ接続されており、該装置に
はプロセッサ・インタフェース、制御ロジック及びその
ための専用記憶30が組込まれている。プロセッサ制御
ロジック装置28に関しては、後に詳細に説明する。
本明細書において説明する特定の実施例では、1次マイ
クロプロセッサ12は、システム中の全てのマイクロプ
ロセッサの、全ての命令取出及びオペランド・アドレス
計算を実行する役割を割当てられる。また、1次マイク
ロプロセッサ12は、全ての固定小数点命令の実行を行
ない、汎用レジスタ、命令長コード、条件コード及び命
令アドレスを保有・維持し、システム割込を識別すると
ともに、主記憶命令取出または主記憶オペランド・アク
セスが要求されているという指示をシステムに与える。
更に、1次マイクロプロセッサ12は、プロセッサ制御
の変更が必要であるという指示をシステムに与えること
ができる。
2次マイクロプロセッサ14は、全てのシステム制御命
令の実行を行ない、全ての制御レジスタを保有・維持し
、必要に応じてサービス・プロセッサ機能を実行すると
ともに、主記憶オペランド・アクセス及び専用記憶マイ
クロコード・アクセスの指示をシステムに与える。更に
、2次マイクロプロセッサ14は、プロセッサ制御の変
更が必要であるという指示をシステムに与えることもで
きる。
2次マイクロプロセッサ16は、全ての浮動小数点命令
の実行を行ない、浮動小数点レジスタの全てを保有・維
持する。また、2次マイクロプロセッサ16は、主記憶
オペランド・アクセスの指示ならびにマイクロプロセッ
サ制御を変更する必要があるという指示をシステムに与
える。こうする代りに、これらの浮動小数点機能を、マ
イクロプロセッサではなく、周辺装置によって与えるこ
ともできる。
このように、メインフレームの命令セットは複数のマイ
クロプロセッサで実行を分担するように割当てられる。
1次マイクロプロセッサ12には限られたオンチップ制
御記憶が設けられ、この制御記憶はメインフレームの命
令に応答するマイクロコード及び/またはマイクロプロ
セッサ・インタフェース及び制御マイクロコードを記憶
するのに利用することができる。一定量のオンチップ制
御記憶が使用可能であると仮定すると、命令応答マイク
ロコード及びインタフェース・マイクロコードは、ほか
のものを犠牲にして制御記憶に駐在することがわかる。
これは、オンチップ制御記憶に駐在する成るタイプのマ
イクロコードの量が多ければ多いほど、それに収容しう
る他のタイプのマイクロコードの量は少なくなることを
意味する。
もし一層強力な機能を有するマイクロプロセッサ・イン
タフェースが要請され、そしてこれに伴ないマイクロコ
ードを支持するのに追加の空間を要するとすれば、命令
に応答するマイクロコードのための制御記憶空間は一層
小さくなる。パフォーマンスの観点からは、インタフェ
ースを簡単なものにしておき、制御記憶をできるだけ命
令コード用として残しておくことが最良である。本発明
はこれを可能にするものである。本実施例では、例えば
、1次マイクロプロセッサ12の制御記憶に、最も頻繁
に使用されるメインフレーム命令のマイクロコードを書
込み、そして最小限のマイクロコードを必要とする比較
的簡単なマイクロプロセッサ間インタフェースを使用す
るようにしている。
主記憶モジュール24はシステム・バス22に接続され
、マイクロプロセッサ12.14及び16により、必要
に応じて使用される。システム・バス22及びマイクロ
プロセッサ12.14.16は24アドレス・ビットを
含み、実現されるメインフレームのアドレッシング構造
に適応されるものとする。このアドレッシング能力を得
るには、現在使用可能なマイクロプロセッサを若干変更
する必要があるかもしれない。2次マイクロプロセッサ
14は、それ自身のマイクロコード及びスクラッチパッ
ド機能のためにオフチップ制御記憶モジュール26を使
用する。本実施例では、2次マイクロプロセッサ16は
オフチップ制御記憶モ、ジュール26を使用する必要は
ないが、該マイクロプロセッサはそのマイクロコード及
びスクラッチパッドの必要性を満たすものとして、該モ
ジュールをアクセスすることができる。マイクロプロセ
ッサ12.14.16及びプロセッサ制御ロジック装置
28は、プロセッサ・ローカル・バス18により相互接
続され、互いに情報を交換する。2次マイクロプロセッ
サ14が必要とするマイクロコードには、後述するよう
な複数のマイクロプロセッサをインタフェースするため
のコードが含まれている。
マイクロプロセッサによって実現されたメインフレーム
で使用可能なアドレス・ビットまたはラインの全ては、
メインフレームの仮想記憶を定義し且つエミュレートす
るのに必要であるから、使用可能なアドレス・ビットに
よって定義された全ての可能な記憶を、仮想主記憶と制
御記憶に分割するのは有効ではないであろう。関連する
実アドレスを計算する前に、使用可能なアドレス線の全
てが、仮想記憶を定義するのに必要であるから、これら
の同じアドレス線を、特定の制御記憶アドレスを識別す
るのにも直接使用することはできない。
主記憶モジュール24と制御記憶モジュール26は、論
理的な観点から、2つの別個のモジュールとして示され
ているが、以下で説明する点を除いて、これらはランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)の物理的に連続するブ
ロックである6本明細書で説明するような、記憶モジュ
ール間の区分線は実主記憶と制御記憶の間の区分線であ
る。本実施例では、主記憶モジュール24は、アドレス
ooooo〜7FFFF (16進数)の範囲にわたる
。制御記憶モジュール26は、アドレス80000〜9
FFFF (16進数)の範囲にわたる。
システム・バス22に乗せられたメモリ・アドレス(ビ
ット23が最上位ビット)のビット19は、どの記憶モ
ジュールがアクセスされるかを決定する。もしあるアド
レスのビット19がセットされていれば、当該アドレス
は80000 (16進数)またはそれよりも高く、従
って制御記憶モジュール26で見つけられる。もしビッ
ト19がオフであれば、当該アドレスは7FFFF (
16進数)またはそれよりも低く、従って主記憶モジュ
ール24で見つけられる。本明細書で用いられたアドレ
スは説明を簡略にし、容易にするように選択されている
。当業者には、各記憶モジュールのアドレス範囲は設計
上の選択であり、主記憶と制御記憶のどちらかを指向す
るのに、1アドレス・ビット以上の操作を必要とするこ
とが理解されよう。
前述の専用記憶30は、論理的には、制御記憶モジュー
ル26の一部分であるが、物理的には、プロセッサ制御
ロジック装置28の中に位置し、制御記憶モジュール2
6の予約セグメント30に写像される。代表的な予約セ
グメント30は約256バイト長であるが、もつと長い
こともある。
後に第1図に関連して説明するように、プロセッサ制御
ロジック装置28は、出力線18aを介してバス間アダ
プタ20に接続される。また、プロセッサ制御ロジック
装置28には、一対のオーバライド・ラッチ32及び3
4が設けられており、これらのラッチは後に詳細に説明
するように、マイクロプロセッサ12及び14からのメ
モリ・アクセスを、主記憶モジュール24または制御記
憶モジュール26のどちらかに指向するように作用する
オーバライド・ラッチ32及び34の機能は、第1図に
一層明瞭に示されている。但し、第1図には、説明を簡
潔にするため本発明の要旨に関係ないシステム素子は示
されていない。これらのラッチは、幾つかの販売業者か
ら直ぐに入手できるようなものである。例えば、モトロ
ーラ社で製造されたタイプMC74L8175Nのラッ
チは、TI社のタイプ5N74LS175Jのラッチと
同様に、ラッチ32及び34として使用するのに適して
いる。各チップには4個のラッチがあるが、その中の2
つだけがオーバライド用に用いられる。
命令オーバライド・ラッチ32は、専用記憶3゜に対す
る記憶写像書込によってセット及びリセットされる。命
令オーバライド・ラッチ32がセットされると、1次マ
イクロプロセッサ12による全ての主記憶命令取出しは
主記憶モジュール24の代りに制御記憶モジュール26
の指定された領域に指向される。オペランド・オーバラ
イド・ラッチ34は、専用記憶3oに対する記憶写像書
込によってセット及びリセットされる。オペランド・オ
ーバライド・ラッチ34がセットされると、1次マイク
ロプロセッサ12または2次マイクロプロセッサ14に
よる全ての主記憶オペランド・アクセスは、主記憶モジ
ュール24または制御記憶モジュール26の指定された
領域にそれぞれ指向される。オーバライド・ラッチすな
わち記憶選択ラッチを設けることにより、システムの他
の部分(特に1次マイクロプロセッサ12のオンチップ
・マイクロコード)を変更せずに、多くの有用な機能を
実現することが可能になる。また、オーバライド・ラッ
チを使用すれば、システムのマイクロプロセッサによる
全てのメモリ・アクセスを必要に応じて変更することも
できるようになる。
次に第1図を参照して、オーバライド・ラッチの役割及
び有用性を説明する。1次マイクロプロセッサ12と2
次マイクロプロセッサ14の間のインタフェースは、制
御記憶モジュール26に記憶された適切なマイクロコー
ドによって定義される。電源投入時、このマイクロコー
ドは特有の方法でアクセスされ、それによって2次マイ
クロプロセッサ14が制御を与えられる。この初期化プ
ロセスの一部分として、2次マイクロプロセッサ14は
、1次マイクロプロセッサ12の起動情報を、制御記憶
モジュール26の予定アドレスに入れ、オーバライド・
ラッチ32及び34をリセットする。この場合、これら
のラッチは論理Oに強制される。段取りの仕事が完了し
た後、プロセッサ・インタフェース・コードにより、1
次マイクロプロセッサ12に制御が移される。
これらのラッチは2次マイクロプロセッサ14によって
だけセット又はリセットされるが、この機能をその様に
制限しなくてもよい。この動作は。
2次マイクロプロセッサ14が、専用記憶30の予定ア
ドレスへラッチ・データの[書込」動作を試みるごとに
、生じる。それが生じると、デコーダ36は、プロセッ
サ・ローカル・バス18上のアドレスを復号し、それに
応答して、ラッチ32及び34へのラッチ・イネーブル
線38を高レベルにする。ラッチ・イネーブル線38が
高レベルにされると、各ラッチへのデータ・バス入力4
0上で使用可能な1ビツトのデータ・ラッチ情報−一ビ
ットの値は同一であるかもしれないが、ラッチごとに異
なるビットであるm−は、それぞれのラッチ32及び3
4に入力ゲートされる。もしゲートされたデータ・ビッ
トが論理Oであれば、そのラッチはリセットされ、この
データ・ビットが論理1であれば、そのラッチはセット
される。
マイクロプロセッサ12及び14の各々は、製造業者に
よって指定された複数の入出力(Ilo)ピン及び制御
ピンを有する。それらの中には、命令取出ピン42、オ
ペランド・アクセス・ピン44及びバス許可応答(BG
ACK)ピン46がある。これらのピン及びそれに接続
された制御線上の信号は、関連する特定のマイクロプロ
セッサが命令取出を行なっていること、オペランド・ア
クセスを試みようとしていること、または別の装置がバ
ス・アクセスを許可されているためにアイドル状態へ移
行しつつあることを、それぞれ表わす。
従って、命令取出線48が論理的に高レベルにセットさ
れると、関連するマイクロプロセッサは、それが命令取
出を実行しようとしていることを表示している。同様に
、オペランド・アクセス線50が高いレベルになると、
それは、マイクロプロセッサが記憶をアクセスしてオペ
ランドを検索しようとしていることを意味する。後に説
明するように、バス許可応答ピン46を論理1すなわち
高レベルにセットする信号の受信は、別の装置がプロセ
ッサ・ローカル・バス18のアクセスを許可されている
ことを表示し、かくて受信中のマイクロプロセッサをア
イドル状態に強制する。
命令取出動作及びオペランド・アクセス動作は排他的で
あって、同時には起こらないので、線48及び50を同
時にセラ1〜することはできず、どちらか一方だけがセ
ットされる。ラッチ・イネーブル線38が高レベルにな
ると、ラッチ32及び34にデータが読込まれる。ラッ
チ32及び34の出力は、ANDゲート52及び54に
それぞれ供給される。ANDゲート52に対する他の入
力は命令取出線48である。ANDゲート54への他の
入力はオペランド・アクセス線50である。
ANDゲート52及び54の出力はORゲート56に送
られる。従って、もしオーバライド・ラッチ32または
34のどちらかが論理1の出力を有し、かつその関連す
る制御線が同様にセットされているならば、ORゲート
56の出力は論理1にセットされる。ORゲート56の
出力はアドレスORゲート58の入力に接続される。ア
ドレスORゲート58への他の入力は記憶アドレスのビ
ット19である。もしANDゲート52または54のど
ちらかの出力がセットされているならば、記憶アドレス
のビット19がセットされ、それによって制御記憶モジ
ュール26に対する読取または書込が強制される。これ
は、制御中のマイクロプロセッサに対し透明に行なわれ
、制御記憶モジュール26の予期されなかったアクセス
を生じさせる。
前述のように、1次マイクロプロセッサ12は、全ての
システム命令取出を実行するのに適応させられている。
また、1次マイクロプロセッサ12は、それ自身のオン
チップ・マイクロコードが与えられているので、幾っが
の最も頻繁に使用されるメインフレーム命令を直接実行
することができる。2次マイクロプロセッサ14の援助
または介入ないに、前記動作が可能である限り、1次マ
イクロプロセッサ12はそれ自身の命令を実行し続ける
。しかしながら、割込が生じたとき、または。
1次マイクロプロセッサ12が、取扱うようにマイクロ
プログラムされていないoPコードに出会ったとき、1
次マイクロプロセッサ12は、2次マイクロプロセッサ
呼出ルーチンを開始して2次マイクロプロセッサ14を
オンにする。
1次マイクロプロセッサ12と2次マイクロプロセッサ
14の間の制御の移動は、そのために与えられたマイク
ロコードに従って処理される。1次マイクロプロセッサ
12の場合、このマイクロコードはチップ上に常駐する
。2次マイクロプロセッサ14の制御転送ルーチンは制
御記憶モジュール26に存在する。ここで、1次マイク
ロプロセッサ12が制御を有しており、そして該マイク
ロプロセッサが処理できないOPコードに出会うか、ま
たは割込信号を受取りものと仮定する。どちらの場合も
、1次マイクロプロセッサ12は、手がかりとなるキー
情報を専用記憶30に書込むことにより応答する。この
キー情報には、制御を移すマイクロプロセッサのプログ
ラム・カウンタ及びプログラム・ステータス・レジス゛
りの内容、ならびにマイクロプロセッサの制御移動が開
始された理由を表わす呼出コードが含まれる。もし、制
御を受取るマイクロプロセッサによる使用が必要ならば
、制御を移すマイクロプロセッサは、オペランド、現在
の命令、バス・エラー情報またはその他の必要なパラメ
ータも記憶する。これらの不可欠なステータス情報が記
憶された後、マイクロプロセッサ制御転送ルーチンは、
専用記憶30中の予定アドレス(マイクロプロセッサ・
スイッチ・ラッチ60のアドレス)への書込みを試みる
ことにより終了し、続いて専用記憶30中の他の予定ア
ドレスの読取が行なわれる。書込アドレスを受取ると、
デコーダ36は、マイクロプロセッサ・スイッチ・ラッ
チ60がアドレス指定されていると判定し、制御を手放
すマイクロプロセッサのBGACK線62を線上2する
とともに、制御を受取るマイクロプロセッサのBGAC
K線62を線上2トすることを可能にする。従って、次
の読取コマンドは、決して実行されないが、いま制御を
手放したマイクロプロセッサの入力バイブラインに残る
この制御シーケンスが再び呼出されると、遊休マイクロ
プロセッサのBGACKピン46はリセットされ、該マ
イクロプロセッサはアクティブになって制御を取戻す。
このマイクロプロセッサが行なう第1のことは、前に実
行するように要求された読取動作を完了することである
。制御を取戻す特定のマイクロプロセッサと、前に制御
移動がトリガされた事実とに応じて、読取アドレスは、
1次マイクロプロセッサ12によって書込まれた情報の
再ロードを開始するか、または呼出コードの読取を行な
って、それに応答する活動を開始することができる。
1次マイクロプロセッサ12によって制御が手放される
期間は、1命令の間だけかもしれない。
これは、制御を移すマイクロプロセッサのプログラム・
ステータス・レジスタ(P S R)の内容が専用記憶
30に入れられる前に該レジスタのトレース・ビットを
セットし、続いて制御を受取るマイクロプロセッサにそ
の情報をそれ自身のPSRに読込ませることにより1行
なわれる。こうする代りに、無効なOPコードを有する
1つまたは任意の数の予定命令を実行して割込みを生ぜ
しめた後に、1次マイクロプロセッサ12から2次マイ
クロプロセッサ14へ制御を移すことも可能である。も
ちろん、この割込はシステム定義によって2次マイクロ
プロセッサの制御を呼出す。
オーバライド・ラッチ32及び34によって容易↓こさ
れた、制御転送の全プロセス及び1次マイクロプロセッ
サ12による制御記憶モジュール26の利用は、1次マ
イクロプロセッサ12が受取ったシステム/37oのr
EXECUTE (実行)」命令を実行する場合には、
次のように動作する。
システム/370 rEXEcUTEJ命令は、その第
2オペランドによって指定されたアドレスに存在する目
的命令を、rEXEcUTEJ命令のレジスタ・フィー
ルドで指定さ九た汎用レジスタ(GPR)の内容によっ
て変更し、その変更された結果の、目的命令を実行する
ようなものである。
当業者には、システム/37oのアーキテクチャ上の制
約下では、システム要求により主記憶を使用または破損
できないことが理解されるであろう。
従って、中間結果または命令(この場合は目的命令)の
コピーを記憶するという要求は、制御記憶の利用によっ
てだけ満たすことができる。
1次マイクロプロセッサ12は、システムを管理し、次
の命令を取出すが、これがrEXECUTEJ命令であ
ることがある。これは1次マイクロプロセッサ12が処
理するようにマイクロプログラムされていない命令の1
つである。1次マイクロプロセッサ12は、主記憶モジ
ュール24で目的命令を見つけることができるアドレス
を計算し、それより先に進むことができないことを、そ
のマイクロコードから知り、そのアドレスと、制御を移
す理由を説明する適切な呼出コード及び他の関連するレ
ジスタ情報とを専用記憶30に書込んでから、2次マイ
クロプロセッサ14に制御を移す。2次マイクロプロセ
ッサ14は、呼出コードを検査し、rEXEcUTEJ
命令に対するマイクロコード化された応答に基づき、1
次マイクロプロセッサ12によって専用記憶30に残さ
れた情報を用いて、従属命令のコピーを制御記憶モジュ
ール26に書込む。次に、コピーされた命令の第2バイ
トは、1次マイクロプロセッサ12から渡されたGPR
の値の下位バイトとORされ、従属命令すなわち目的命
令の、制御記憶のコピーの第2バイトに戻される。
この例では、更に、従属命令が、元のrEXECUTE
J命令の目的命令である「キャラク□り移動」命令であ
ると仮定する。キャラクタ移動命令は、1次マイクロプ
ロセッサ12によって実行可能と定義されている命令で
ある。その事実が、目的命令のOPコードから2次マイ
クロプロセッサ14によって認められると、2次マイク
ロプロセッサ14は、1次マイクロプロセッサ12から
渡されたプログラム・カウンタの元の内容を保管し、1
次マイクロプロセッサ12が、制御移動がなかったら、
取出したであろう次の命令のアドレスを、今変更された
キャラクタ移動命令のアドレスに置換える。この変更さ
れた命令は制御記憶モジュール26に駐在するけど、そ
のアドレスのアドレス・ビット19は0にリセットされ
る。従って、1次マイクロプロセッサ12は、制御記憶
モジュール26においてではなく、主記憶モジュール2
4においてキャラクタ移動命令を探すことになる。本発
明により、1次マイクロプロセッサ12は、特別の、か
つ追加のオンチップ・マイクロコードまたは多大のハー
ドウェアを必要とせずに、直接実行可能な命令の1つを
、システム/370 rEXECUTEJ命令の目的命
令として実行することができる。
次に、2次マイクロプロセッサ14は、プログラム・ス
テータス・レジスタの位置にあるトレース・ビットをオ
ンにし、命令オーバライド・ラッチ32をオンに切換え
る。オペランド・オーバライド・ラッチ34はオフのま
まであるが、またはリセットされる。ここで、2次マイ
クロプロセッサ14は、マイクロプロセッサ・スイッチ
・ラッチ60のアドレスへの書込みを行ない、それによ
って1次マイクロプロセッサ12に制御を戻す。
1次マイクロプロセッサ12は、そのBGAcKビン4
6が低いレベルにセットされると、動作状態になり、そ
の入力バイブラインに残された読取コマンドを直ちに完
了する。定義されたアドレスを、1次マイクロプロセッ
サ12の、残されたままの他の専用記憶情報と一緒に、
2次マイクロプロセッサ14が読取ると、1次マイクロ
プロセッサ12は、それ以上の段取なしに直ちに動作を
開始することができる。1次マイクロプロセッサ12は
、キャラクタ移動命令が駐在していると誤りを伝えられ
た主記憶モジュール24に向かう際、命令取出線48を
セットする。しかしながら、ここでORゲート56の出
力線18aは、命令オーバライド・ラッチ32及び命令
取出線48によってセットされている。これは、1次マ
イクロプロセッサ12によりプロセッサ・ローカル・バ
ス18に乗せられた主記憶アドレスのビット19がアド
レスORゲート58によってセットされることを意味す
る。この結果、1次マイクロプロセッサ12により開始
された記憶アクセスは、1次マイクロプロセッサ12の
部分でいかなる動作を行なうこともなく、しかもこれに
対し透明な様式で制御記憶モジュール26に指向される
変更されたキャラクタ移動命令が取出されると、オペラ
ンド・オーバライド・ラッチ34がリセットされており
且つ命令取出線48が論理0であるので、その命令に従
って実際にデータを移動するためになされるメモリ・ア
クセスは主記憶モジュール24に指向され、そこで行な
われる。キャラクタ移動命令が実行された後、1次マイ
クロプロセッサ12に戻されるようなプログラム・ステ
ータス・レジスタのトレース・ビットはセットされてい
たので、再び2次マイクロプロセッサ14に制御が戻さ
れる。1次マイクロプロセッサ12は、リターン・コー
ドを検査し、トレース・ビットを調べて制御移動の完全
な理由を作成する。それに対し、2次マイクロプロセッ
サ14は、命令オーバライド・ラッチ32をオフにし、
rEXECUTEJに出会ったとき最初に受取った元の
プログラム・カウンタの内容を専用記憶30に復元する
制御は再び1次マイクロプロセッサ12に戻され、かく
て該マイクロプロセッサは、その復元された元のプログ
ラム・カウンタの内容及びその他の必要な全てのパラメ
ータ及びレジスタ情報を入手するとともに、rEXEC
UTEJ命令に続く命令を取出す。1次マイクロプロセ
ッサ12が制御を受取ったとき該マイクロプロセッサが
実行すべき命令いかんで、後続するメモリ・アクセスは
、オーバライド・ラッチ32及び34の出力状態に従つ
て、命令取出及びオペランド・アクセスの両方。
またはオペランド・アクセスだけについて制御記憶に指
向することがある。
[発明の効果〕 本発明によって、限られた制御記憶を有するマルチマイ
クロプロセッサによって実現されたメインフレーム・デ
ータ処理システムにおいて、相対的に大きい制御記憶を
有するメインフレーム・システムを最適にエミュレート
することができる。
更に本発明によって、前記のようなシステムにおいて、
プロセッサ・インタフェース・マイクロコードを最小限
にし且つシステム・パフォーマンスを高めるように、主
記憶または制御記憶に対するマイクロプロセッサのアク
セスをオーバライド・ラッチによって他の記憶タイプへ
経路変更することができる。
更に本発明によって、前記記憶アクセスを要求している
マイクロプロセッサに対して透明な様式でシステム・パ
フォーマンスを最適化するように、記憶アクセスを制御
・指向することができる。
更に本発明によって、マルチマイクロプロセッサに′よ
って実現されたメインフレーム・データ処理システムに
おいて、メインフレーム記憶アクセスに関するアーキテ
クチャ保護規則を侵害しない方法で、記憶アクセスを制
御及び指向することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は主記憶、制御記憶及び幾つかの関連するロジッ
クの間で記憶アクセスを指向するための本発明に従った
ラッチ装置の詳細を示す図、第2図はマルチマイクロプ
ロセッサによって実現された、制御記憶及び主記憶を含
むメインフレーム・データ処理システムの簡略ブロック
図である。 10・・・・デスクトップ・メインフレーム・データ処
理システム、12・・・・1次マイクロプロセッサ、1
4.16・・・・2次マイクロプロセッサ、18・・・
・プロセッサ・ローカル・バス、20・・・・バス間ア
ダプタ、22・・・・システム・バス、24・・・・主
記憶モジュール、26・・・・制御記憶モジュール、2
8・・・・プロセッサ制御ロジック装置、30・・・・
専用記憶、32・・・・命令オーバライド・ラッチ、3
4・・・・オペランド・オーバライド・ラッチ、36・
・・・デコーダ、60・・・・マイクロプロセッサ・ス
イッチ・ラッチ。 出願人 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・
コーポレーション 代理人 弁理士 頓 宮 孝 − (外1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記構成要件(a)乃至(h)を有する、マルチ・マイ
    クロプロセッサによって実現されたメイン・フレーム・
    エミユレーション用データ処理システム。 (a)1次マイクロプロセッサおよび少なくとも1つの
    2次マイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサの各々
    は該マイクロプロセッサが行なっている動作を表わす制
    御信号を与えるための出力ピンを有する。 (b) 主記憶モジュール。 (c) 制御記憶モジュール。 (d) 前記メインフレームの命令セットをエミュレー
    トするためのマイクロコード、該マイクロコードは前記
    マイクロプロセッサが利用しうるように該マイクロプロ
    セッサ又は前記制御記憶モジュールに置かれている。 (8) 前記マイクロプロセッサおよび前記記憶モジュ
    ールがアドレスおよびデータを相互に授受するように該
    マイクロプロセッサおよび該記憶モジュールへ接続され
    たシステム・バス。 (f) 前記マイクロプロセッサおよび前記システム・
    バスへ接続され、前記制御記憶モジュールの1区分とし
    てアドレスしうるように該制御記憶モジュールへ論理的
    に組込まれた記憶写像式専用記憶装置。該専用記憶装置
    はハードウェアおよびソフトウェアの対話を容易にする
    ように少なくとも1つの前記マイクロプロセッサに関連
    するラッチ装置を含んでおり、該ラッチ装置はそれ自体
    に関連する特定のアドレスを有する。 (g) 前記マイクロプロセッサの制御信号出力ピンと
    前記ラッチ装置の入力の間に接続され、予期されなかっ
    た記憶アクセスが要求されるたびに前記ラッチ装置の出
    力をセットおよびリセットするための第1の論理回路。 (h) 前記ラッチ装置の出力と前記システム・バスの
    間に接続され、前記ラッチ装置の出力が予定の論理値を
    有するとき、アクセスすべき記憶モジュールを識別する
    前記システム・バス上のアドレスを予定の基準に従って
    変更することにより、当該記憶アクセスを他方の前記記
    憶モジュールへ指向させるための第2の論理回路。
JP59078786A 1983-08-29 1984-04-20 マルチ・マイクロプロセツサによつて実現されたメインフレ−ム・エミユレ−シヨン用デ−タ処理システム Granted JPS6055467A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/527,053 US4591982A (en) 1983-08-29 1983-08-29 Storage selection override apparatus for a multimicroprocessor implemented data processing system
US527053 1983-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6055467A true JPS6055467A (ja) 1985-03-30
JPS6313223B2 JPS6313223B2 (ja) 1988-03-24

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ID=24099911

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JP59078786A Granted JPS6055467A (ja) 1983-08-29 1984-04-20 マルチ・マイクロプロセツサによつて実現されたメインフレ−ム・エミユレ−シヨン用デ−タ処理システム

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US (1) US4591982A (ja)
EP (1) EP0135753B1 (ja)
JP (1) JPS6055467A (ja)
DE (1) DE3485205D1 (ja)

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