JPS6054913B2 - セラミックス用表面塗布剤 - Google Patents

セラミックス用表面塗布剤

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JPS6054913B2
JPS6054913B2 JP14119678A JP14119678A JPS6054913B2 JP S6054913 B2 JPS6054913 B2 JP S6054913B2 JP 14119678 A JP14119678 A JP 14119678A JP 14119678 A JP14119678 A JP 14119678A JP S6054913 B2 JPS6054913 B2 JP S6054913B2
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coating agent
diisocyanate
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秀松 島崎
三男 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセラミックス用表面塗布剤に関し、更に詳しく
は、ガラス製品や陶磁器、ホウロウ製品などのセラミッ
クスの表面に上塗り、絵付け、目盛付け、マークの印刷
などをするのに好適なセラミックス用表面塗布剤に関す
る。
従来、このような目的で使用されているセラミックス用
表面塗布剤としては、金属、金属塩、金属の有機化合物
あるいは種々の金属樹脂塩に有機溶剤、ロスマリン油、
ラベンダ油などを配合した塗料が一般に使用されている
この塗料は、セラミックス表面に塗布又は絵付け後、一
般に500℃.以上に高温に加熱しながら空気を十分に
供給して酸化雰囲気中で完全燃焼させて所望の上塗り、
絵付け、目盛付け、マークの印刷などを得るものである
。しかしながら、空気の供給が不十分な場合は、焼成後
の色調や付着性などに大きく影響し、.目的の色調や付
着力を得ることができない。一方、焼付温度にしてもガ
ラス製品や陶磁器などのセラミックスの軟化点にできる
だけ近づけた方が付着力が強くなるが、急激に加熱する
と容器にヒズミやキレツ、破損などが生じるため、徐々
に予・熱し乍ら目的の最高温度帯に上げていく操作が必
要である。このため、焼成時間が長くかかり、大規模の
焼成炉が必要となる。このことは焼成後の冷却操作の場
合にも全く同様である。このため、)今日まで、焼成温
度及び焼成時間のコントロールに伴なつて発生するトラ
ブルが多く認められ、同時に熱源の省力化が強く要請さ
れて来た。
従つて、本発明の目的は、前述した従来のセラミックス
用表面塗布剤の問題点を排除し、熱源を省力化し、作業
性を改善し、生産性を向上し、焼付時間を短縮しかつ製
品品質のトラブルを解消したセラミックス用表面塗布剤
を提供することにある。
本発明に係るセラミックス用表面塗布剤は、(1)式(
式中、R1はH及びCH3であり、R2はH及びアルキ
ル基である)のアクリル酸もしくはメタクリル酸又はそ
のエステルと、式(式中、R1は上で定義した通りであ
り、R3はアルキレン基である)のアクリル酸もしくは
メタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルとをモノマ
ー単位として少なくとも8踵量%含む数平均分子量が5
00〜5000て水酸基価が80〜400のオリゴマー
(以下、単に共重合体(1)という場合がある)並びに
(Ii)アミノ樹脂及び多官能性イソシアネートの群か
ら選ばれた少なくとも一種を含んで成る。
本発明のセラミックス用表面塗布剤は、従来のものに比
較して焼付温度を著しく低くすることができるので、熱
源を省力化でき、焼付時間(及び冷却時間)を短縮でき
、セラミックス製品へのトラブルを解消でき、生産性の
向上及び操作性の改正を図ることができる。更に、本発
明の表面塗布剤を焼付けて得られる上塗り、絵付け、目
盛付け、マーク印刷などは従来のものと同等の付着力を
有し、しかも優れた光沢や高い硬度を備えている。本発
明のセラミックス用表面塗布剤に配合される前記(1)
の共重合体は、式〔1〕のアクリル酸もしくはメタクリ
ル酸又はそのエステルと式〔■〕のアクリル酸もしくは
メタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルとを共重合
したもの又はこれらをモノマー単位として8喧量%以上
含み、その他これらのモノマーと共重合可能なビニル系
モノマ−、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バ
ーサチツク酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ス
チレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、エチ
レン、プロピレン、メタクリルアミド、N−メチロール
メタクリルアミド、アクリルアミド、イタコン酸、ブタ
ジエン、メチルビニールエーテル、ジアリルフタレート
及びこれらの混合物をモノマー単位として2鍾量%以下
含む共重合体である。
前記式〔1〕の化合物としては式中、R2がHもしくは
炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基のもの
が好ましく、そのような化合物としては、例えば、アク
リル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ペンチル
、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、アクリル
酸オクチル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘキシル
、メタクリル酸ヘプチル、メタクリル酸オクチル、及び
これらの任意の混合物などをあげることができる。
前記式〔■〕の化合物としては式中R3が炭素数1〜6
の直鎖もしくは分岐のアルキレン基が好ましく、そのよ
うな化合物を例示すれば、アクリル酸のヒドロキシメチ
ルエステル、ヒドロキシエチルエステル、ヒドロキシプ
ロピルエステル、ヒドロキシブチルエステル、ヒドロキ
シペンチルエステル及びヒドロキシヘキシルエステル並
びにメタクリル酸のヒドロキシメチルエステル、ヒドロ
キシエチルエステル、ヒドロキシプロピルエステル、ヒ
ドロキシペンチルエステル及びヒドロキシヘキシルエス
テル並びにこれらの任意の混合物などである。
これらのモノマーは従来一般的に知られている任意の重
合方法、例えば、塊状重合法、懸濁重合法、溶液重合法
などを用いて常圧下あるいは加圧下に共重合させること
ができる。
共重合体(1)の数平均分子量(蒸気圧浸透法VapO
rPressureOsmOmetryMethOd)
は約500〜5000であるのが好ましく、700〜5
000の範囲内にあるのが一層好ましい。
これは、数平均分子量が500以上に成るとペタ付きが
一層小さくなり、硬度、耐薬品性も顕著にすぐれ、50
00以下で組成物が一層硬くなり膜の脆さよりも小さく
なり、しかも顔料の分散性も一層大きくなるからである
。更に前記分子量範囲内でセラミックス基材との接着性
が著しく優れる。前記モノマー〔1〕及び〔■〕の組成
比は生成共重合体の水酸基価が好ましくは80〜400
1更に好ましくは100〜300の範囲内になるよう選
定する。
これは水酸基が80以上になると一層充分な硬度が得ら
れ、かつ、耐薬品性などの諸物性も一層優れるからであ
り、また40@).内でアミノ樹脂及び/又は多官能性
イソシアネートの添加量をより少なくすることができ、
硬さを制御しやすくなると同時に可撓性にも一層優れる
ようになるからである。なお水酸基価は、JIS・33
42(1961年)(無水酢酸−ピリジン法)に準じて
測定することができる。本発明のセラミックス用表面塗
布剤は、前記共重合体(1)の他に架橋剤としてアミノ
樹脂及び/又は多官能性イソシアネートを含有する。
本発明において使用されるアミノ樹脂としては、エーテ
ル化メチロールメラミン樹脂、例えば、メチル化メチロ
ールメラミン、エチル化メチロールメラミン、ブチル化
メチロールメラミンイソプロピル化メチロールメラミン
など;エーテル化メチロール尿素樹脂、例えば、メチル
化メチロール尿素、エチル化メチロール尿素、ブチル化
メチロール尿素など;エーテル化メチロール尿素メラミ
ン共縮合物、例えば、メチル化メチロール尿素メラミン
、エチル化メチロール尿素メラミン、″ブチル化メチロ
ール尿素メラミンなど及びこれらの任意の混合物などが
あげられる。
これらのアミノ樹脂は、前記共重合体中の水酸基1当量
に対し好ましくは、0.2〜1.0反応当量の割合で配
合される。これは、アミノ樹脂の配合量が0.2反応当
量以上の場合にはペタ付き(タンク)が解消され、硬度
、耐薬品性などの物性がすぐれるからであり、一方配合
量が1.0反応当量以下の場合には膜が硬くなり、可と
う性に優れ、基材との接着性が良いので好ましい。アミ
ノ樹脂を配合した本発明”のセラミックス表面塗布剤は
塗布後80〜250℃、好ましくは100〜220℃の
温度で2〜120分間、好ましくは5〜6紛間焼付ける
。本発明において使用される多官能性イソシアネートと
しては、例えば、トリレンジイソシアネート並びにその
水添化物及びアダクト、トリフェニルメタントリイソシ
アネート、メチレンビスージーフェニルイソシアネート
及びその水添化物、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシレンジイソシアネート及びその水添化物、4,4″
−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、
トリデンジイソシアネート、メタキシリレンジイソシア
ネートトリアリルイソシアネート、官能基をブロック化
したブロック化ポリイソシアネート並びにこれらの任意
の混合物などがあげられる。
これらの多官能性イソシアネートは前記共重合体中の水
酸基1当量に対し好ましくは0.7〜1.5反応当量の
割合で配合される。これは、多官能性イソシアネートの
配合量が0.7反応当量以上の場合にはペタ付き(タン
ク)が解消され、硬度、耐薬品性、などの物性がすぐれ
るからであり、一方配合量が1.5反応当量以下の場合
には膜が硬くなり、可とう性に優れ、基材とのぬれや接
着性が良いので好ましい。多官能性イソシアネートを配
合した本発明のセラミックス表面塗布剤は、塗布後、0
〜150゜C1好ましくは10〜100℃の温度で硬化
させる。
硬化時間は硬化温度、触媒などに依存するが通常5時間
以下、好ましくは3秒〜8時間程度てある。前記共重合
体(1)とアミノ樹脂及び/又は多官能性イソシアネー
トとは従来公知の任意の方法て混合することができる。
本発明のセラミックス用表面塗布剤には、上記共重合体
及びアミノ樹脂及び/又は多官能性イソ.シアネートの
ほかに、硬化触媒を一般に配合する。
本発明のセラミックス用表面塗布剤に配合する硬化触媒
としては、従来、アミノ樹脂、アミノ樹脂と官能基を有
する熱可塑性樹脂とのブレンド(例えば、メラミンーア
ルキド、メラミンーアク.リル等の塗料用樹脂など)な
どに一般に使用される硬化触媒又はイソシアネートの反
応促進用として一般に使用される触媒などを使用するこ
とができる。本発明に用いる、代表的な硬化触媒を例示
すれば、アミノ樹脂に対しては、有機酸及びその−塩、
例えば、バラトルエンスルホン酸、無水フタル酸、安息
香酸、ベンゼンスルホン酸、ギ酸、酢酸、イタコン酸、
シユウ酸、マレイン酸及びこれらのアンモニウム塩、低
級アミン塩:無機酸及びその塩、例えば、塩酸、硝酸、
硫酸、リン酸及びそれらのアンモニウム塩、低級アミン
塩、多価金属塩などであり、多官能性イソシアネートに
対しては、アミン、例えばトリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、フ
ェニルアミン、トリエチレンジアミン;金属化合物、例
えば、スタナスオクトエート、ジブチルチンジー2−エ
チヘキソエート、ジブチルチンジラウレート、レッドー
2−エチレンヘキソ”エート、ナトリウムO−フエニル
フエネート、カリウムオレート、硝酸ビスマス、テトラ
(2−エチルヘキシル)チタネート、塩化第二スズ、塩
化第二鉄、第二2−エチルヘキソエート鉄、コバルト2
−エチルヘキソエート、ナフテン酸亜鉛、三塩化アンチ
モンなどである。これらの触媒の使用量は、全樹脂成分
当り2重量%以下、好ましくは、アミノ樹脂の場合には
0.01〜1重量%であり、多官能性イソシアネートの
場合には10ppm〜1重量%である。本発明のセラミ
ックス用表面塗布剤には、更に必要に応じて、キシレン
、ブタノール、酢エチ、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、塗料シンナーなどの溶剤;チタン白、
鉛白、亜鉛華、アルミ粉末、ベンガラ、黄土、パラス、
りゾール、ボルトなどの顔料;フタル酸エステル類、リ
ン酸エステル類、エポキシ化植物油、ポリエステル系、
エポキシ系などの可塑剤;鉛塩系、金属石ケン系、有機
スズ系、エポキシ化合物などの安定剤;アミン類、フェ
ノール類、亜燐酸誘導体、硫黄化合物などの抗酸化剤;
フエニルサリチレート系、ベンゾフェノン系、ベンゾト
リアゾール系などの紫外線吸収剤;などを配合すること
ができる。
これらの添加剤の配合量は、従来一般的に使用されてい
る量と同等である。本発明のセラミックス用表面塗布剤
は、従来のものと同様にして、例えば筆塗り、刷毛塗り
、スプレー塗りなどによつてセラミックス表面に塗布し
たり、絵付け、目盛付け、マーク印刷などを施すことが
できる。
本発明に従えば、任意の顔料を配合することが出来るの
で上塗り、絵付け、目盛付け、マーク印刷などの色調を
自由にコントロールでき、また従来のもののように有毒
な重金属化合物を使用することなく、高光沢、高硬度及
び接着力の大きい仕上を得ることができる。
以下、本発明を実施例によつて更に詳細に説明する。
例1 オリゴマーの合成 第1表に示すラジカル発生剤、溶媒及び重合度調節剤を
滴下装置、攪拌機、温度計及び還流冷却器を備えた反応
装置に装入し、攪拌し乍ら第1表に示す反応温度まで昇
温させた。
昇温後第1表に示すモノマー混合物を滴下装置から約4
時間で連続的に滴下し、更に2時間第1表に示す反応温
度で反応を続行した。得られたオリゴマー溶液を真空で
濃縮し、固形分部%のオリゴマーを得た。 ャゝ この
ようにして第1表に示す1〜9種類のオリゴマーを製造
した。なお、第1表モノマー組成中の略号は次の通りで
ある。AA・・・アクリル酸、MA・・・アクリル酸メ
チル、EA・・・アクリル酸エチル、BA・・・アクリ
ル酸ブチル、2EHA・・・アクリル酸2エチルヘキシ
ル、MA・・・メタクリル酸、MMA・・・メタクリル
酸メチル、BMA・・・メタクリル酸ブチル、2HEA
・・・アクリル酸2−ヒドロキシエチル、211EMA
・・・メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、HPMA・
・・メタクリル酸ヒドロキシプロピル、■Ac・・・酢
酸ビニル。
各成分として配合して表面塗布剤を調製した。即ち、先
ずオリゴマー、アミノ樹脂、顔料(タイベークR−93
0、白石産業製TiO2)及びキシレンをガラス玉と共
にポリ容器に入れ、次いでこれを万能シエーカー((株
)イワキ製)で2時間振動させた後、350メッシュの
戸布で淵過しこれにバラトルエンスルホン酸0。5部を
加えて表面塗布剤A−N*1(J−Nは比較例)を調整
した。
なお第2表において、ニカラツクMW−30は、三和ケ
ミカル(株)製メチル化メチロールメラミン、ニカラツ
クMS一001は三和ケミカル(株)製ブチル化メチロ
ールメラミン、ニカラツクMX−201は三和ケミカル
(株)製メチル化メチロール尿素、そしてサイメル30
3はACC製メチル化メチロールメラミンである。す多
官能性イソシアネートと0H/NCO=1/1になるよ
うに混合し、酢酸エチルで配合樹脂濃度が75重量%に
なるよう希釈し、更に樹脂分に対し0.鍾量%の有機錫
系触媒(ジブチルチンジラウレート)を添加して表面塗
布剤0−W(U−Wは比較例)を得た。コロネートLは
日本ポリウレタン(株)製トリルンジイソシアネート、
タケネートD−110Nは武田薬品(株)製、キシリレ
ンジイソシアネート、そしてタケネートD−120Nは
武田薬品(株)製水添キシリレンジイソシアネートであ
る。例4すり傷抵抗性試験市販の200ccガラス製試
薬瓶をきれいに洗浄し、乾燥した後、瓶の外側に3cm
×7cmの囲内に例2で調整した表面塗布剤A−Nを筆
で塗り、180℃の熱風乾燥器で2紛間焼付けた。
この瓶を各表面塗布剤について2本ずつ木箱に充填し、
これらを振動機で下記条件−1て振動してその間に発生
した傷の程度を調べた。同様にして、更に下記条件−2
及び条件−3でテストした。結果を第4表に示す。■
↓占; yA′ン)上i例5耐ア
ルカリ性試験ガラス瓶の洗浄は通常3〜4%の苛性ソー
ダ液を用いて50〜60℃で5〜1扮間行なうので、前
記表面塗布剤の耐アルカリ性試験をかかる条件下に実施
した。
すなわち、例4と同様にして市販のガラス瓶の表面に表
面塗布剤A−Nを塗布焼付けた試料につき、上記条件で
6紛、12紛、24紛浸漬後の剥離性及び光沢度を試験
した。剥離性は肉眼で剥離無しのものを良、有りのもの
を不良と判定し、光沢度はJIS−K−5400に準拠
して60度鏡面光沢度を測定した。結果は第5表に示す
。例6ガラスに対する付着性及び諸物性試験10cm×
10CTnのガラス板に例2及び例3て調整した表面塗
布剤を膜厚が25〜30μになるよう塗布し、表面塗布
剤A−Nは180℃×20分、表面塗布剤0−W5O℃
×6紛、それぞれ焼付し、硬度、付着性、汚染性及び耐
薬品性の試験を実施した。
但し、表面塗布剤0−Wについては2日間放置後測定し
た。結果を第6表に示す。なお、測定方法は次の通りで
ある。(1)硬度:鉛筆引かき試験(JIS−K−54
00準 拠)(2)付着性:塗膜面を素地に達する
様カミソリで 1Tfn×1Tnのゴバン目100
ケ作り、そ の上にセロテープを圧着させ、直ちに
テープをはがし、ゴバン目の残存数を 調べ
た。
判定は残存数が多い程付着性 が良い。(3)耐汚
染性:油性黒マジックで表面を汚染托時 間後にア
ルコールで拭き取る。
O良、 Δ可、×不可。(4)耐薬品性:5%HC
l,lO%NaCl及びトルエ ン中にそれぞれ1
e@間浸漬させ、その 後の膨れ、剥離状態をAS
TM規準 D7l4−56に準拠して判定した。
NO.2=5Tn!N..NO.4=2wt1N0
.6=1 顛、NO.8=0.5w!TOD:濃い
もの、MD:中ぐらい濃いもの、M:中ぐらいのもの、
F:少ないもの。
例7素焼き瓦における付着性試験 素焼き瓦を10c1n×10cmの大きさに裁断し、こ
れに例2及ひ例3で調整した表面塗布剤を膜厚が30〜
35μになるように塗布し、例2で調製したものは18
0に×20分、例3で調製したものは50℃×60分、
それぞれ焼付し、例6と同様にして2Tn×2朗のゴバ
ン目100ケを作り、沸騰水で8時間煮沸後と6ケ月問
屋外曝路した後とのテープ剥離試験を実施した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (i)式▲数式、化学式、表等があります▼……〔
    I 〕(式中R^1はH及びCH_3であり、R^2は
    H及びアルキル基である)のアクリル酸もしくはメタク
    リル酸又はそのエステルと、式▲数式、化学式、表等が
    あります▼……〔II〕(式中、R^1は上で定義した通
    りであり、R^3はアルキレン基である)のアクリル酸
    もしくはメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルと
    をモノマー単位として少なくとも80重量%含む数平均
    分子量が500〜5000で水酸基価が80〜400の
    オリゴマー体並びに(ii)アミノ樹脂及び多官能性イ
    ソシアネートの群から選ばれた少なくとも一種から成る
    セラミックス用表面塗布剤。 2 前記式〔 I 〕の化合物においてR^2がH又は炭
    素数1〜8のアルキル基である特許請求の範囲第1項記
    載の表面塗布剤。 3 前記式〔II〕の化合物においてR^3が炭素数1〜
    6のアルキレン基である特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の表面塗布剤。 4 前記オリゴマー(i)が酢酸ビニル、プロピオン酸
    ビニル、バーサチツク酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニ
    リデン、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニト
    リル、エチレン、プロピレン、メタクリルアミド、N−
    メチロールメタクリルアミド、アクリルアミド、イタコ
    ン酸、ブタジエン、メチルビニールエーテル及びジアリ
    ルフタレートの群から選ばれた少なくとも一種の共重合
    可能なモノマーをモノマー単位として20重量%以下含
    む特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の表
    面塗布剤。 5 前記アミノ樹脂がエーテル化メチロールメラミン樹
    脂、エーテル化メチロール尿素樹脂及びエーテル化メチ
    ロール尿素メラミン共縮合物の群から選ばれた少なくと
    も一種である特許請求の範囲1項〜第4項のいずれか1
    項に記載の表面塗布剤。 6 前記多官能性イソシアネートがトリレンジイソシア
    ネート並びにその水添化物及びアダクト、トリフエニル
    メタントリイソシアネート、メチレンビス−ジ−フエニ
    ルイソシアネート及びその水添化物、ヘキサメチレンジ
    イソシアネート、キシレンジイソシアネート及びその水
    添化物、4、4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
    ネート、イソホロンジイソシアネート、ジアニシジンジ
    イソシアネート、トリデシンジイソシアネート、メタキ
    シリレンジイソシアネート、トリアリルイソシアヌレー
    ト、ブロック化ポリイソシアネート並びにこれらの重合
    物の群から選ばれた少なくとも一種である特許請求の範
    囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の表面塗布剤。 7 前記オリゴマー(i)と前記アミノ樹脂との組成比
    が共重合体の水酸基1当量に対しアミノ樹脂0.2〜1
    .0反応当量である特許請求の範囲第1項記載の表面塗
    布剤。8 前記オリゴマー(i)と前記多官能性イソシ
    アネートとの組成比が共重合体の水酸基1当量に対し多
    官能性イソシアネート0.7〜1.5反応当量である特
    許請求の範囲第1項記載の表面塗布剤。 9 セラミックスがガラス製品、陶磁器又はホウロウ製
    品である特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項
    に記載の表面塗布剤。
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