JPS6053352B2 - イメ−ジ処理のためのメモリ・システム - Google Patents

イメ−ジ処理のためのメモリ・システム

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JPS6053352B2
JPS6053352B2 JP52121583A JP12158377A JPS6053352B2 JP S6053352 B2 JPS6053352 B2 JP S6053352B2 JP 52121583 A JP52121583 A JP 52121583A JP 12158377 A JP12158377 A JP 12158377A JP S6053352 B2 JPS6053352 B2 JP S6053352B2
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circuit
image
memory
input
module
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
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    • G06F12/0207Addressing or allocation; Relocation with multidimensional access, e.g. row/column, matrix

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  • Image Input (AREA)
  • Memory System (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、修正ワード編成型ランダム・アクセス・メモ
リに記憶されている大きな配列中の部分配列を選択的に
取り出したり更新したりするための新規なアクセス機構
を組込んだメモリ・システムに関するものであり、更に
具体的には、イメージ処理に用いられる通常のワード編
成型メモリの改良に関するものである。
ディジタル・イメージは、一般に2次元に配列され多数
のイメージ点によつて構成される。
各イメージ点は、1個又は1組の整数から成つている。
イメージ処理は、メモリに記憶されているイメージ配列
中の選択された1群のイメージ点、例えば配列の単一の
行又は列に含まれるイメージ点のシーケンスや小さな矩
形領域に含まれるイメージ点などを同時に操作できるの
が理想であるが、そうするためには、イメージ配列の任
意の部分配列に含まれるすべてのイメージ点が1メモリ
・サイクルでアクセスされ得るようにメモリを構成しな
ければならない。ビット編成型メモリを使用すれば、配
列中の所望のイメージ点の組合わせを同時にアクセスす
ることができ、従つて、複数のイ・メージ点の記憶及び
検索に関する限り問題はない。しかしながら、ディジタ
ル・イメージは一般にかなり大きな配列で構成されるの
で、経済的にみれば、イメージ処理にはワード編成型の
メモリしか使用し得ない。通常のワード編成型メモリは
、ランダム・アクセスが可能な複数のワード記憶位置を
有しており、各ワードが1群のイメージ点を記憶できる
ようになつている。しかながら、2以上の異なつたワー
ド記憶位置に含まれるイメージ点から成る部分配列を単
一のメモリ・サイクルでアクセスするためには、メモリ
のアクセスするためには、メモリのアクセス機構を修正
する必要がある。1つのイメージは、MXNのイメージ
点の配列Iによつて表わすことができる。
この場合、各イメージ点1(1..j)は(ただし、0
くi<M及び0くj<Nである)、イメージのその部分
の色彩及び明暗度を表わす1個又は1組の整数から成る
。以下の説明では、便宜上、白黒イメージを対象にする
。従つて、各イメージ点1(INj)は単一ビットで表
わされることになる。イメージ点の表わし方としては、
例えばI(1,.j)=1がイメージの黒領域を表わし
、I(1.j)=0が白領域を表わすように決めてもよ
い。イメージは、一般に書類などからの画像データをを
走査することにより発生される。
このようにして発生されたイメージは、メモリに記憶さ
れたり、ディスプレイ上に表示されたり、他の場所へ伝
送されたり、紙の上にプリントされたりする。大部分の
走査装置及びプリンタは、イメージを上から下へ及び左
から右へ処理するので、イメージは、標準“行優先゛シ
ーケンスニI(0、0)、1 (0、1)、 ・・・I
(0、N−1)、I (1、0)、・・・・I (M
−1、N−1)に従つて送られるのが普通である。従つ
て、イメージ処理のためのメモリ●システムは、少なく
ともイメージ配列Iの単一に行に含まれる隣接する複数
のイメージ点を同時にアクセスできることが必要になる
。かくすれば、各行における多数のイメージ点を同時に
伝送できるので、イメージ全体又は部分イメージをメモ
リ◆システムへ及びメモリ●システムから短時間で伝送
することができる。文字認識のようなイメージ処理にお
いては、1つのイメージ又は部分イメージを90度の倍
数だけ“回転させることが必要になる。
このような回転操作は、イメージ配列1の任意の行又は
列に含まれる隣接する多数のイメージ点を同時にアクセ
スできるメモリ・システムを用いれば、簡単に行なうこ
とができる。このようなアクセスが可能なメモリ・シス
テムを使用すると、行優先シーケンスに従つて送られる
1つのイメージを90度回転(反時計方向)させること
ができる。その手順は次の通りである。(1)行優先シ
ーケンスに従つてイメージをメモリへ送り、各行におい
て多数のイメージ点を同時に記憶させる。
この場合、イメージ点の記憶は1番上の行から始める。
(2)列毎にメモリからイメージを読出す。
イメージの読出しは1番右の列から始める。各列におい
ては、多数のイメージ点が同時に検索される。また、ブ
ロック挿入、ブロック取出し及び輪部追跡のような、別
の種類のイメージ処理を可能にするため、イメージ中の
特定の矩形ブロックに含まれるイメージ点をもアクセス
できるようになつているのが望ましい。
このような構成は、例えば、各文字について所定のビッ
ト配列を含んでいる記憶辞書から英数字を取り出してイ
メージに付加したり、イメージ中の文字又は矩形ブロッ
クの削除・編集を行なつたり、イメージ中の特定の画像
の境界に沿つてカーソルを1つのイメージ点から別のイ
メージ点へ移動させることによつて特定画像の輪部を追
跡したりするのに有用である。輪部追跡アルゴリズムは
、1つのイメージ点及びその付近の複数のイメージ点(
これらはイメージ点のブロックを構成する)への迅速な
アクセスを必要とする。普通、ワード編成型のランダム
・アクセス・メモリは、ランダム●アクセス可能な複数
のメモリ・セルを各々有する複数のメモリ・モジュール
から成つている。
各セルは、単一の情報ビットから成る1つのイメージ点
を記憶し得るが、1回でアクセスできるセルの数はモジ
ュール当り1個だけである。通常のワード編成型ランダ
ム・アクセス・メモリのアクセス機構は、そのすべての
メモリ●モジュールへ単一のセル●アドレスを供給し、
従つて、1つのメモリ●モジュールにおけるi番目のセ
ルは、他のすべてのメモリ●モジュールにおける同じi
番目のセルと共に同時にアクセスされ得るに過ぎない。
これらのセルは、メモリのi番目のワードを構成する。
従つて、通常のワード編成型ランダム●アクセス●メモ
リにおいては、複数のイメージ点から成る部分イメージ
を1回でアクセスできるのは、これらのイメージ点がす
べて同じワード位置に記憶される場合だけである。しか
しながら、ワード編成型メモリのアクセス機構を適当に
修正すると、希望するイメージ点群へのアクセスが可能
になる。ただし、各メモリ●モジュールには、このイメ
ージ点群に含まれるイメージ点を高々1つしか記憶させ
ないようにする必要がある。前述のように、イメージ処
理のためのメモリ・システムはイメージ点の水平シーケ
ンス、垂直シーケンス及び矩形ブロックを各々同時にア
クセスできるのが望ましい。
もし所望の水平シーケンス及び垂直シーケンスが各々凶
個(p及びqは正の整数)のイメージ点を含んでおり、
また所望のイメージ点のブロックの大きさがPxqであ
れば、メモリ・システムは少なくとも凶個のメモリ・モ
ジュールを必要とする。更に、イメージ配列1の各イメ
ージ点をこれらのメモリ●モジュールへ分配する際には
、イメージ配列1の1×Pq..pq×1又はPxqの
部分配列に含まれるPq−個の要素(イメージ点)が各
々異なつたメモリ・モジュールに記憶されるように、ア
クセス機構を構成しなければならない。更に、このアク
セス機構の設計にあたつては、これらの部分配列への同
時アクセスを可能にすると共に、部分配列に含まれる要
素即ちイメージ点を都合のよい順序、例えば行優先順序
に従つて配列できるようにする必要がある。イメージ処
理のためのメモリ・システムをコストの面からみると、
メモリ・システムを構成するメモリ・モジュールの数を
できるだけ少なくするのが望ましい。
Pq個のイメージ点から成る所望の部分配列を1回でア
クセスするためには、前述のように少なくとも凶個のメ
モリ・モジュールが必要であるが、イメージ配列1のす
べての1×Pql凶×1及びPxqの部分配列へのアク
セスを可能にしようとすれば、Pq個のメモリ・モジュ
ールでは不十分である。これまでは、P..q及びメモ
リ・モジュールの数がすべて2のべき乗でなければ、部
分配列をアクセスするための回路装置が極めて複雑にな
り、従つて少なくとも2pq個のメモリ・モジュールが
必要であると考えられていた。例えば、米国特許第39
95253号明細書には、イメージ配列1の所望のすべ
ての部分配列へのアクセスを可能にするために、2pq
個のメモリ・モジュールを用いたメモリ・システムが開
示されている。本発明では、1×Pq..pq×1及び
Pxqのすべての部分配列をアクセスするのにPq+1
個のメモリ・モジュールしか必要としない。従つて、本
発明の目的は、イメージ配列の任意の行又は列に沿つた
イメージ点のシーケンス及びイメージ配列の任意の矩形
領域内のイメージ点を単一のメモリ・サイクルでアクセ
スし得るように修正された、イメージ処理のためのワー
ド編成型ランダム●アクセス●メモリを提供するにある
より具体的に言えば、本発明の目的は、p、Q..r及
びsを設計パラメータ(正の整数)としたときに、Rp
xqs又はこれよりも小さいイメージ配列を記憶する通
常のワード編成型ランダム・アクセス・メモリを修正し
て、1×Pq..pq×1及びPxqの任意の部分配列
が単一のメモリ・サイクルでアクセスされ得るようにす
ることである。本発明に従うメモリ・システムは、Pq
+1個の異なつたメモリ●モジュールのセルにイメージ
点を記憶させるもので、各メモリ・モジュールは、識別
可能なセルに5個のイメージ点を記憶させることができ
る。
ただし、各メモリ・モジュールにおいて1回でアクセス
できるセルは1個だけである。更に本発明のメモリ・シ
ステムは、長さPqの水平又は垂直の直線シーケンス及
び大きさがPXqの矩形行列をアクセスするための手段
を有している。イメージ配列中の直線シーケンス及び矩
形行列の開始点は、任意に選ぶことができる。また、ア
クセスされたシーケンス又はブロックの要素を行優先順
序に従つて整列させるための手段も備えられる。本発明
のメモリ・システムは、上述のように、Pq+1個のメ
モリ・モジュール(番号“゜0―“゜1− ・“゜p
q゛で表わされる)を有しており、これらのメモリ・モ
ジュールは全体としてRpxsqの大きさのイメージ配
列1を記憶することができる。
このイメージ配列は多数のイメージ点1(1.j)(た
だし、0くi<Rp、0くjくSq)から成つている。
この他、本発明のメモリ・システムは、イメージ点1(
1.sj)をメモリ・モジュールM(1..j)=(I
q+j)′(Pq+1)(゜゛′゛は整数の割算におけ
る余りを表わす。この場合は、Ip+jをPq+1で割
つたときの余り)へ送つたり、このメモリ・モジュール
M(1..j)から取出したりするための転送手段と、
該転送手段と関連して、イメージ点1(1,,j)をメ
モリ・モジュールM(1..j)の記憶位置A(1..
j)=(1/p)s+(j/q)(゛/゛は整数の割算
における商を表わす)に記憶させたり、そこから検索し
たりするためのアドレス計算手段と、、1×Pq,.p
q×1又はPXqの任意の部分配列に含まれる凶個のイ
メージ点の同時記憶又は同時検索を行なうための制御手
段とを有する。以下、図面を参照しながら本発明の良好
な実施例について具体的に説明する。
まず、本発明の修正ワード編成型ランダム・アクセス●
メモリ●システムの概略を第1図に示す。
前述のように、このメモリ●システムはPq+1個のメ
モリ・モジュール20,21,22(イ)番からPq番
まで)を有する。各メモリ・モジュールは5個のイメー
ジ点即ちRs個の情報ビットを記憶することができる。
アドレス指定、制御及び付勢のための回路装置23は、
これらのメモリ●モジュールに対するRpxsqの(又
はこれよりも小さな)イメージ配列1の記憶動作及びこ
のイメージ配列1の1×Pql凶×1又はPxqの任意
の部分配列のアクセスを制御する。データ・レジスタ2
4は、これらの部分配列のPq個の要素を、メモリ・モ
ジュールへの一記憶の前又はメモリ・モジュールからの
検索後に保持するためのものである。更に、イメージ点
データを再配置するための再配置装置25及び26が設
けられる。これらの再配置装置25及び26は部分配列
の要素の記憶及び検索のために、これらを再配置して適
切なメモリ・モジュールへ送つたり、そこから取出した
りする。再配置装置25及び26の制御は、回路装置2
3からバス27を介して行なわれる。特定の部分配列を
メモリ・システムに記憶させる場合には、レジスタ28
,29及び30の内容を用いて、部分配列の形及びその
左上端の座標(1.j)が決定される。
この座標(1.j)は基準点即ちベース・アドレスとし
て用いられる。2ビットのtレジスタ28は、部分配列
の形が1×Pql凶×1又はPXqであることを表示す
るために、t=0へt=01又はt=10にセットされ
る。
この場合t=00が1×Pqに、t=01がPq×1に
、そしてt=1助≦Pxqに各々に対応している。iレ
ジスタ29及びjレジスタ30は、部分配列の左上端の
要素1(1..j)の座標を表示するようセットされる
。部分配列自体は、行優先順序に従つてデータ・レジス
タ24に置かれ、従つて、要素1(1..j)はレジス
タ24の左端の位置にくることになる。レジスタ24に
置かれた部分配列の要素は、線31,32及び33を介
して再配置装置25へ送られる。アドレス指定、制御及
び付勢のため回路装置23の制御部は、T..l及びj
の値に基づいて、部分配列の要素を適切なモジュールに
記憶させるために、これらのモジュールに対応する線3
4,35及び36の方へ各要素を送る。回路装置23の
アドレス指定部は、メモリ・モジュール内の記憶位置を
計算する。計算されたアドレスは、線37,38及び3
9を介してメモリ・モジュールの方へ送られる。回路装
置23の付勢部は、部分配列を記憶する凶個のメモリ・
モジュールへ付勢信号を供給する。これらの付勢信号は
、線40,41及び42を介してメモリ・モジュール2
0,21及び22に各々関連するアンド・モジュール4
3,44及び45へ印加される。最後に、外部の読出し
/書込み制御装置47から線46へ供給された書込み信
号により、部分配列のPq個の要素が、付勢されたPq
個のメモリ・モジュールへ同時に記憶される。メモリ・
システムから特定の部分配列を検索する場合には、書込
みの時と同じように、部分配列の形を表示し且つその左
上端の要素を識別するために、tレジスタ281レジス
タ29、iレジスタ29及びjレジスタ30が各々セッ
トされる。回路装置23の付勢部は、所望の部分配列の
要素を含んでいるPq個のメモリ・モジュールを付勢す
る。回路装置23のアドレス指定部は、付勢された凶個
のメモリ●モジュールの各々について、部分配列の各要
素が記憶されている記憶位置lをT.i及びjの値から
計算する。アトレス計算がなされた後、読出し/書込み
制御装置47から線46へ供給された読出し信号により
、部分配列の凶個の要素が付勢されたメモリ・モジュー
ルから検索されて、線48,49及び50を介して再配
置装置26の方へ送られる。回路装置23の制御部は、
再配置装置26に部分配列の要素を行優先順序で再配置
させた後、線51,52及び53を介して、これらの要
素をデータ・レジスタ24へ送る。イメージ配列1の1
×凶、凶×1又はPxqの部分配列がメモリ・システム
から検索されるかpはメモリ・システムへ記憶される場
合には、回路装置23の付勢部は、k番(ただし、0く
Kく凶)のメモリ●モジュールが部分配列の1つの要素
を与えるか又は受取るか否かを表わすプール値b(1,
.j..k..t)を計算しなければならない。
回路装置23のアドレス指定部は、0くkく凶の範囲に
あるkについて、k番のメモリ●モジュールに含まれて
いるか又はそこに記憶されることになる部分配列の特定
の要素e(1..j1kNt)の記憶位置1 (1,.
j,.k,.t)を計算しなければならない。回路装置
23の制御部は、再配置装置25及び26と協働して、
要素e(1..j,.kNt)を再配置して、データ・
レジスタ24の適切な位置へ向けたり、そこから取出し
たりしなければならない。下記の表1は、左上端の要素
がイメージ点1(1..j)である部分配列へのアクセ
スに要求される種々の計算及び経路指定パターン(再配
置パターン)を要約したものである。付勢関数b(1,
.j..k,.t)及びアドレス関数1(1..j,.
k.st)の計算には、幾つかの中間値を前もつて計算
しておくことが必要である。経路指定パターンは、デー
タ・レジスタ24のPq個の位置d(0)、d(1)、
・・・・d(Pq−1)のうちのどれがk番のメモリ・
モジュールに含まれている(又はそこに置かれるべき)
要素e(1..j.,k,.t)を受取る(又は供給す
る)かを示している。上記の表1に示した計算及び経路
指定パターンは、Pq+1個のメモリ・モジュール中へ
のイメージ点の所定の分配方法に基づいている。
そこで、次にこの分配方法について説明しておく。前述
のように、本発明に従うメモリ・システムーは、複数の
イメージ点1(1..j)から成るRp×Sqのイメー
ジ配列1を記憶することができるが(ただし、0くi<
RplOくj<Sq)、同時に、1XPq..PqX1
及びPxqのすべての部分配列へのアクセスが可能にな
るようにイメージ配列1を記憶する必要がある。第1図
に示したメモリ・システムにイメージ配列1を記憶させ
る場合には、各イメージ点1(1..j)について、P
q+1個のメモリ●モジュール20,21,22のうち
のどれがこのイメージ点1(1.,j)を記憶するかを
決定しなければならない。
第1図に示したように各メモリ・モジユールヘメモリ●
モジュール番号0、1、・・・・・・凶を割当てておく
と、メモリ・モジュールへのイメージ点の分配は、整数
値をとるモジュール割当て関数M(1..j)を指定す
ることによつてうまく表わせることがわかつた。ただし
、i及びjの範囲は、0くi<Rp及び0くj<Sqで
あり、M(1,.j)の範囲はOくM(1,.j)くP
qである。この場合、各イメージ点は、Mi..j)番
のメモリ◆モジュールに記憶されることになる。各メモ
リ・モジュールにおいて1回でアクセスできるセルは1
個だけであるから、イメージ配列Iの任意の1×Pqの
部分配列に含まれるPq個のイメージ点への同時アクセ
スが可能なようにしてイメージ配列1を第1図のメモリ
・システムに記憶させる場合には、これらのイメージ点
は各々異なつたメモリ・モジュールに記憶されねばなら
ない。Pq×1及びPxqの部分配列の場合も同様であ
る。モジュール割当て関数M(1..j)をM(11j
)=(Iq+j)ノ(Pq+1)という形で表わせば、
1×凶、Pq×1及びPxqのすべての部分配列のPq
個のイメージ点を各々異なつたメモ*3り・モジュール
に記憶させることができる。
上式中、゜“′゛は整数の割算に余りを表わしている。
これにより、所定の部分配列に含まれる凶個のイメージ
点の同時アクセスが可能になる。p=q=4、r=s=
8の場合のモジュール割当て関数M(1,.j)=(I
q+j)ノ(凶十1)の例を表2に示す。
表2の32×32の配列において、行1及び列1の交点
にある各文字0乃至9及びA(W進数の10)乃至G(
W進数の16は、イメージ点1(1,.j)(0番から
G番即ち1幡まで)を表わしている。例えば、6行目(
1=5)及び7列目(j=6)の交点にあるw進数“゜
9゛は、イメージ点1(5,6)がメモリ・モジュール
M(5,6)=9に記憶されることを表わす。これは、
次のようにして計算される。表2から明らかなように、
1×凶=1×16の任意の部分配列に含まれる凶=1帽
のイメージ点は、各々異なつたメモリ・モジュールに記
憶される。
例えば、表2に示した水平シーケンスの16個のイメー
ジ点1 (5,6)、■ (5.7)(5,21)は、
メモリ・モジュール9、A..BlC..D..E,.
FNGlO、1、2、3、4、5、6及び7に各々記憶
される。同様に、Pq×1=16×1の任意の部分配列
に含まれるPq=1帽の要素も各々異なつたメモリ・モ
ジュールに記憶される。例えば、垂直シーケンスのイメ
ージ点1(5,6)、I (6,6)、 ・・・■ (
20,6)は、メモリ・モジュール9、DlO、4、8
、ClGl3、7、B.,Fl2、6、A,.E及び1
に各々記憶される。PXq=4×4の部分配列も同様で
ある。例えば、表2中の実線で囲んだ4×4のブロック
は、左上端の要素がイメージ点1(5、6)である4×
4の部分配列を記憶するためのモジュール割当てを示し
ている。上述のモジュール割当て関数M(1..j)は
、メモリ・モジュール内の特定の記憶位置を指定するこ
となく、5個のイメージ点をPq個のメモリ・モジュー
ルの各々に割当てる。
従つて、イメージ点1(1..j)をメモリ・モジュー
ルM(1,.j)に記憶させる場合には、メモリ・モジ
ュールM(1..j)中の特定の記憶位置即ちアドレス
A(1.j)を指定する必要がある。ここでA(1..
j)をA(1..j)=(1/p)s+(j/q)とい
う形て表わすと、イメージ点1(1,.j)をメモリ・
モジュールM(1.,j)にうjく記憶させることがで
きる。上式中、“゜/゛は、整数の割算の商を表わす。
p=q=4、r=s=8の場合のアドレス割当て関数A
(1..j)の例を表3に示す。
各々のp×q=4×4のブロック中のw進数は、対応す
るPq個のイメージ点のアドレスを表わしている。例え
ば、i:10の行及びj=5の列の交点は、10進数“
゜ITで示された4×4のブロック中にあるが、これは
、イメージ点1(1へ5)がメモリ・モジュールM(1
へ5)におけるアドレスが17のセルに記憶されること
を示している。この計算は次のようになる。先の表1か
らも明らかなように、本発明に従うメモリ・システムに
用いられるアドレス指定、制御及び付勢のための回路装
置23は、多数のモジユロ(凶+1)の操作即ち(Pq
+1)を法とする操作を実行しなければならない。
これらの計算のための組合わせ回路は、幾つかのケース
に分けることができるので、以下、これらのケースにつ
いて個々に説明する。ケース1:XE〔0、2pq+1
〕なるxについて x′(凶+l)の計算次のケース
2で述べる(Iq+j)ノ(凶十1)の計算に必要なこ
の計算は、という恒等式に従つて行なうことができる。
上式中のプール関数LT(A..b)は、a<bのとき
にのみLT(A..b)=1となり、それ以外のときに
は0になる。0くXく33及びp=q=4の場合につい
て、x′(Pq+1)を計算するのに加算器を用いた例
を第2a図に、そして半加算器を用いた例を第2b図に
各々示す。
まず第2a図を参照するに、0くxく33の範囲にある
Xを6ビットの2進数として受取つて、モジユロ17の
計算x/17=x−17・LT(x一17、0)を実行
する回路は、x〉17であるか否か即ちプール値LT(
x−17、0)がOであるか否かを調べるためのオア回
路208、アンド回路210及びオア回路216と、必
要なときにxに−17の2進表示01111を加算する
ことによつてx一17を計算するための加算器202と
、x′17=16となる2つの特別な状態(x=33及
びx=16)を.識別するための4個の回路即ち反転器
21牡アンド回路204、アンド回路212及びオア回
路206とから成つている。
図示のように、値xを入力するための6本の入力線は、
回路ブロックの上側に設けられている。
xの下位4ビットは、オア回路208及び加算器202
に供給され、5桁目のビットは、アンド回路210及び
212に供給され、そして上位ビットは、アンド回路2
04で下位ビットと組合わされる。オア回路208の出
力は、アンド回路210でxの5桁目のビットと組合わ
されて、17くxく31の時に“′R3になる出力を生
ぜしめる。アンド回路210の出力は、オア回路216
でxの上位ビットと組合わされ、この結果オア回路21
6の出力は、x〉17の時即ちプール値LT(x一17
、0)が0の時には常に1になる。この出力は、加算器
202の第2入力になる。オア回路208の出力は、反
転器214で反転された後、アンド回路212でxの5
桁目のビットと組合わされ、従つて、アンド回路212
は、x=16のときにのみ1を出力する。
アンド回路204には、xの上位ビット及び下位ビット
が入力として供給されるから、その出力は、x=33の
ときにのみ1になる。オア回路206は、アンド回路2
04及び212の出力を入力として受取るから、その出
力は、x=16又は=33のときにのみ、即ち、xのモ
ジユロ17の割算の剰余が16のときにのみ1になる。
p及びqが共に2のべき乗て表わせる場合には第?図の
加算器202の代りに、第2b図に示すように、半加算
器218及び反転器220の組合わせ回路を用いること
がてきる。
第2b図の回路の動作は、第頷図のものと実質的に同じ
であつて、xのモジユロ17の剰余を生成する。従つて
、これらの回路は何れも、第3図、第5図及び第7図で
使用されるMOD−17Aセル200に適している。ケ
ース2: (Iq+j)ノ(Pq+1)の計算本発明に
従うメモリ●システムにおいては、このモジユロ(Pq
+1)の計算だけがやや複雑である。
しかしながら、(Iq+j)′(Pq+1)の中間値で
あつて、途中で1回だけ計算すればよい。ハードウェア
による(Iq+j)′(Pq+1)の計算は、この関数
が、i及びjを2進表示したときに2進ディジットの簡
単な関数として表わすことができるという事実を利用し
ている。1及びjの2進表示を各々I..・・・・・・
IllO及びIn・・JljOとすると、(Iq+j)
′(Pq+1)は次のように表わせる。
上式において、It及びJtはプール変数であるが、Q
2ノ(Pq+1)及び2t/(Pq+0は一定の“重み
゛であつて、固定配線によつて実現させることができる
従つて、p=q=4及びr=s=256の場合について
第3図に例示したように、(Iq+1)′(凶+1)は
、間に複数のMOD−17Aセル200(これは、ケー
ス1のところで述べた基本的なモジユロ(Pq+1)計
算を実行する)が配置されている縦続接続された複数の
加算器260によつて計算することができる。第3図に
おいては、重み4.2tノ17及び2tノ17は、対応
するディジットi汲びJ,の上に示されている。第3図
の回路は、(41+j)′17を出力として出す。(1
q+j)′(Pq+1)を計算するための第3図の回路
は、加算器260の幾つかを組合わせ回路で置換えるこ
とによつて簡単化することができる。この置換えの例を
第4図に示す。これは、p=q=4の場合に、凶X′P
q+1=16X/17を計算するためのMOD−17B
セル222として用いられる簡単な組合わせ回路である
。第5図は、p=q=4及びr=s=8192の場合に
ついて、このMRD−17Bセル222を用いて(Iq
+j)ノ(Pq+1)を計算するための回路の一例を示
している。−第5図の回路は、より大きなi及びjにつ
いて(41+j)′17を計算することができるもので
、加算器260及びMOD−17Bセル222の縦続接
続並びにこれに続くMRD−17Aセル200及び加算
器260の縦続接続から成つている。これと同様な.回
路構成は、p=q=4及びr=s=8の場合にμ=(I
q+j)ノ(Pq+1)を計算するための回路130(
第7図)にも用いられる。第4図の回路について詳しく
説明するに、この回路は、0くxく15を満足する整数
値Xを4ピン4トで2進表示した場合に、モジユロ17
の計算16X17を実行する。
図示のように、2進表示されたxを受取る4本の入力線
は、回路ブロックの上側に設けられている。xの下位ビ
ットは、反転器226を介してアンド回路228へ入力
され、更にアンド回路224にも入力される。
xの上位3ビットは、オア回路230へ入力される。オ
ア回路230の出力は、アンド回路228の他方の入カ
へ供給され、更に”反転器232を介してアンド回路2
24の他方の入力にも供給される。アンド回路228の
出力はセル222からの下位出力になり、アンド回路2
24の出力は、上位出力になる。xの2桁目のビットは
、セル222の2桁目の出力信号としてそのまま出力さ
れると共に、セル222内部での使用のために、アンド
回路234へ入力され、更に反転器236を介してアン
ド回路238にも入力される。xの3桁目のビットは、
アンド回路238へ入力され、更に反転器240を介し
てアンド回路234にも入力される。アンド回路234
及び238の出力は、オア回路242で組合わされて、
セル222の3桁目の出力信号を構成する。xの上位ビ
ットは、アンド回路244へ入力され、更に反転器24
6を介してアンド回路248にも入力される。xの2桁
目及び3桁目のビットは、オア回路250にも入力され
る。オア回路250の出力は、アンド回路248へ入力
され、更に反転器252を介してアンド回路244にも
入力される。アンド回路244及び248の出力は、オ
ア回路254で組合わされて、セル222の4桁目の出
力信号を構成する。ケース3:XE(イ)、凶〕なるx
について(一 Px)′(Pq+1)の計算凶×1の
部 分配列へのアクセスに必要なこの計算 は
、次の恒等式に従つて行なうことが できる上式中
のプール関数EQ(ANb)は、a=bのときにのみ1
の値をとる。
p=q=4の場合についての第7図の回路131から明
らかなようにこの計算を行なうには、数個のゲート及び
1個の半加算器148で十分である。ケース4:xε〔
0、凶〕なるXについて(x −y)ノ(凶+1)
の計算凶+1の すべてのアドレス計算に必要なこ
の計 算は、次の恒等式に従つて行なうこと
ができる。
(x−y)//(Pq+1) =x−y+(Pq+1)LT(x、y) p=q=4の場合についての第8図の回路179から明
らかなように、この計算は、数個のゲート、1個の加算
器178及び1個の半加算器182によつて行なわれる
ここで、アドレス指定、制御及び付勢のための回路装置
23の構成を示す第6図を参照するに、この回路装置2
3は、1個の総合論理回路100及びPq+1個の同一
のモジュール論理回路102,104及び106から成
つている。
総合論理回路100は、tレジスタ28にセットされて
いる部分配列の形状表示t並びにiレジスタ29及びj
レジスタ30に各々セットされている部分配列の開始座
標1及びjに応答して、出力B及びCを計算する。
Bは、モジュール論理回路102,104及び106の
制御のために線108へ出力され、Cは、再配置装置2
5及び26の制御のために線110へ出力される。モジ
ュール論理回路102,104及び106は、総合論理
回路100で計算されて線108へ供給された出力Bに
応答して、対応するメモリ・モジュールのために、セル
●アドレスを計算すると共に付勢信号を供給する。
具体的に言えば、k番のモジュール論理回路は、k番の
メモリ・モジュールのためセル●アドレスl (1,.
j,.k1t)及び付勢信号b(1,.j.,k.st
)を計算する。計算されたセル・アドレスは、線37,
38及び39を介して各々のメモリ・モジュールへ供給
され、付勢信号は線40,41及び42を介して供給さ
れる。総合論理回路100の詳細を第7図に示す。
前述のように、この総合論理回路100への入力は、部
分配列の形状表示t並びにその開始座標1及びjである
。出力は、B及びCで表わされている。図示のように、
これらの出力B及びCは一組の信号から成つている。即
ち、出力BはTOO、TOl、TlO..i..j及び
mから成り、出力CはTOl及びμから成る。これらの
各値は、表1に与えられている公式に従つて計算される
。総合論理回路100で計算される最初の3つの値はT
OO.tOl及びTlOである。
TOOはプール変数であつて、入力tの値がt=00の
ときにのみ1になる。これは、TOO=EQ(TlOO
)と表わすことができる。TOOは、アンド・ゲート1
52並びに反転器154及び156の組合わせ回路から
線150へ供給される。同様に値TOl=EQ(TlO
l)は、アンド・ゲート160及び反転器162から線
158へ供給され、そして値TlO=EQ(TllO)
は、アンド・ゲート166及び反転器168から線16
4へ供給される。総合論理回路100で計算される次の
値は、μ=(Iq+j)ノ(凶+1)である。
前述のように、このμは、(Iq+j)を(Pq+1)
で割つたときの整数の余りに等しい。μを計算するため
の回路130は、iの上位3ビットを入力として受取る
MOD−17Bセル222を含んでいる。セル222の
上位入力には0が供給される。セル222の上位出力ビ
ットは、加算器132においてjの上位ビットと組合わ
される。加算器132及びMOD一17Bセル222は
、MOD−17Aセル200Aへ入力を供給する。iの
下位2ビットは、加算器136においてjの3桁目及び
4桁目のビットと組合わされる。加算器136は、第2
のMOD−17Aセル200Bに3つの入力を供給する
。MOD−17Aセル200Bの上位入力には0が供給
され、他の2つの入力にはjの下位2ビットが供給され
る。2個のMOD−17Aセル200A及び200Bの
出力は、加算器134で組合わされる。
加算器134の出力は、別のMOD−17Aセル200
Cへ供給される。このMOD−17Aセル200Cから
線138へ供給された出力が値μになる。前述のように
、線138上の値μは、出力信号Cの一部になつている
。図示のように、値μは、アンド回路142の他に、(
一pμ)ノ(凶+1)を計算する回路131にも供給さ
れる。排他的オア回路147、オア回路145及び14
9並びに半加算器148から成る回路131は、(−p
μ)ノ(Pq+1)=p((−μ)′q)+μ/q+E
Q(μノQlO)を計算する。
回路131で計算されたこの値は、線139を介してア
ンド回路140へ供給される。アンド回路142には、
反転器140を介してTOlが供給されるので、アンド
回路142は、t=00又はt=10のときに条件付け
られて、値μを”オア回路146の方へ供給する。オア
回路146は、値mを出力する。従つて、t=00又は
t=10のときには、m=μである。t=01のときに
は、アンド回路140が条件付けられて、値(−pμ)
′(凶+1)をオア回路146の方へ送り、従つてこの
ときには、m=(−pμ)′(Pq+1)である。
次の第8図は、第6図のモジュール論理回路100,1
04及び106の1つを詳細に示したものである。
モジュール論理回路の入力には、総合論理回路100で
計算された一組の信号B1該モジュール論理回路が接続
されているメモリ・モジュールの番号を表わす整数k1
及び値(−Pk)′(凶+1)が供給される。モジュー
ル論理回路の出力は、メモリ記憶位置即ちセル・アドレ
ス1(1..j,.k..t)及び付勢変数b(1,.
j1k,,t)である。これらは、表1に示した公式に
従つて計算される。モジュール論理回路で計算される最
初の値はγである。
この値γは、tが00又は10のときには、r=(k−
m)ノ(凶+1)=k−m+(凶十1)・LT(K,.
m)となり、tが01のときには、γ=(−Pk−m)
ノ(凶+1)=(−Pk)ノ(Pq+1)−m+(Pq
+1)・LT((−Pk)′(Pq+1)、m)となる
。γは、アンド回路170及び17牡オア回路176、
反転器172、173及び180、加算器178、半加
算器182並びに排他的オア回路184により線183
へ供給される。入力kはアンド回路170へ供給され、
入力(−Pk)′(凶+1)はアンド回路174へ供給
される。
アンド回路170の条件付け入力には反転器172を介
してTOlが供給され、アンド回路174の条件付け入
力には、TOlがそのまま供給される。従つて、tが0
0又は10のとき(血=1)には、アンド回路170が
条件付けられて、入力kをオア回路176を介して線1
77の方へ供給する。線177は、加算器178へー方
の入力を与える。加算器178への桁上げ入力は1に固
定されており、残りの入力mは、反転器180を介して
供給される。従つて、加算器178においては、線17
7上の値からmが減じられる。加算器178の桁上け出
力は、反転器173へ供給される。反転器173は、加
算器178で行なわれた減算の結果が負のときに、線1
75へ出力を供給する。線175上の出力は、半加算器
182及び排他的オア回路184へ供給される。半加算
器182及び排他的回路184は、加算器178の出力
が負のときには、この加算器178の出力に凶+1を加
算するように動作する。従つて、tが00又は10のと
きには、値γ=(k−m)′(Pq+1)=(k−m)
+(Pq+1)・LT(Klm)が線183へ供給され
る。tが01のときには、アンド回路174が条件付け
られて、入力(−Pk)ノ(Pq+1)をオア回路17
6を介して線177へ供給する。
従つてこの場合は、加算器178、反転器173及び1
80、半加算器182並びに排他的オア回路184は、
線183へ値γ=(−Pk−m)′(凶十1)=(−P
k)′(Pq+1)−m+(凶十1)・LT((−Pk
)′(Pq+l)、m)を供給するよう動作する。第8
図のモジュール論理回路で計算される次の値は、付勢変
数b(1.j.k.t)=LT(γ、Pq)である。
この変数は、前に計算された値γの上位ビットを反転さ
せる反転器185から線186へ供給される。モジュー
ル論理回路で計算される次の値は、α及βである。
値αは、加算器196への入力として線187へ供給さ
れ、値βは、加算器194への1入力として線189へ
供給される。これらの値α及びβは共に、前に計算され
て、線183を介してアンド回路188,190及び1
92へ供給された値γから得られる。tが00のときに
は、アンド回路190は入力TOOによつて付勢される
が、アンド回路188及び192は禁止される。従つて
、線187は値α=0を有し、一方、線189は値β=
γを有する。これに対し、tが01の″ときには、アン
ド回路192が付勢されて、他のアンド回路188及び
190は禁止される。従つて、線187は値α=γを有
し、線189は値β=0を有する。最後に、tが10の
ときには、アンド回路188が付勢され、アンド回路1
90及び192は禁止される。従つて、線187は値α
=γ/qを有し、線189は値β=γノqを有する。モ
ジュール論理回路で計算される最後の値は、メモリ記憶
位置1(1..j1.k..t)=((1+ノα)/p
)s+(j+β)/qである。
この値は、加算器194及び196並びに半加算器19
7及び198によつて計算される。最後の第9図及ひ第
10図は、第1図の再配置装置25及び26の詳細を各
々示したものである。
これらの再配置装置は、データ・レジスタ24とメモリ
・モジュール20,21及び22との間において、1×
Pq..pq×1又はPxqの部分配列に含まれるイメ
ージ点を再配置して、指定の経過に沿つて送るものであ
る。再配置装置の制御は、第6図に示したアドレス指定
、制御及び付勢のための回路装置23に含まれる総合論
理回路100から線110へ供給された一組の信号C即
ちTOl及びμによつて行なわれる。まず、第9図に示
した再配置装置25は、データ・レジスタ24からの各
イメージ点を適切なメモリ・モジュールへ向けるように
働く。
再配置装置25は、線31,32及び33を介してデー
タ・レジスタ24から送られてくるPq個のデータ入力
d(0)、d(1)、 ・・・d(凶−1)並びに線3
4,35及び36を介して対応するメモリ・モジュール
の方へ送られるPq+1個の出力e(1)j)0)t)
)e(1)j)1)t))0e(1.j1凶、t)を有
する。第9図に例示した再配置装置は、p=q=4の場
合に用いられるものである。上述のように、この再配置
装置25は、線158上の値TOl及び線138上の値
μによつて制御される。図示の再配置装置25は、入力
値μによつて制御される可変右回転再配置回路262及
び入力値TOlによつて制御される再配置回路263を
含んでいる。
可変右循環シフト回路262へ供給された入力d(0)
、d(1)、 ・・・d(Pq−1)は、そこでμの値
だけ右方向へ回転即ち循環シフトされ、これにより再配
置回路263への入力e″(1、e″(1)、・・・・
e″(Pq−1)が生成される。TOlがOのときには
、アンド回路266が条件付けられるのでデータe″(
1、e″(1)、 ・・・・e″(凶−1)はそのまま
の配列でアンド回路266及びオア回路268を介して
出力e(1.j10、t)、 ・・・e(1..j1凶
、t)として供給される。TOlが1のときには、アン
ド回路264が条件付けられ、従つて図示の配線から明
らかなように、アンド回路264の出力には4の倍数だ
けシフトされたデータが供給される(表2の垂直シーケ
ンスを参照・されたい)。このデータは、線278及び
オア回路268の対応するビット位置を介して線34,
35及び36へ出力される。第10図に示した再配置装
置26は、メモリ・モジュール20,21及び22から
読出された部分配列のイメージ点を再配置して、指定の
経路に沿つてデータ・レジスタ24の方へ送るものであ
る。
図示の再配置装置26は、入力値TOlによつて制御さ
れる再配置回路278及び入力値μによつて制御される
可変左回転再配置回路270を含んでいる。この再配置
装置26は、入力線48,49及び50に受取られる凶
+1個のデータ入力e(1..j、0、t)、e(11
j、1、t)j・・・・・・e(1..j..pq,.
t)及び出力線51,52及び53へ供給されるPq個
のデータ出力D9、d(1)、・・・・d(Pq−1)
を有する。線158上の値TOlが0のときには、再配
置装置26へのデータ入力は、そのままの配列でアンド
回路274及びオア回路272を介して可変左回転再配
置回路270の対応するビット位置へ供給される。TO
lが1のときには、アンド回路276が条件付けられる
ので、再配置回路278において4の倍数だけシフトさ
れたデータが、線280を介してオア回路272へ供給
される。オア回路272の出力は、可変左回転再配置回
路270へ送られ、そこでμの値だけ左方向に回転され
る。
可変左回転再配置回路270の出力d(0)、d(1)
、・・・・・d(Pq−1)は、線51,52及び53
を介してデータ・レジスタ24へ送られる。以上本発明
の良好な実施例について詳述したが、勿論、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば表1に示した種々
の計算を行なうのに、テーブル索引装置等を利用した他
の回路を用いることもできよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従うメモリ・システムの概略ブロック
図、第2a図及び第2b図はp=q=4の場合のモジユ
ロ(Pq+1)の計算に必要な論理回路の例を示す論理
ブロック図、第3図はp=q=4及び0くxく2pq+
1の場合のモジユロ(凶+1)の計算Xノ(Pq+1)
を実行し得る論理回路の一例を示すブロック図、第4図
はp=q=4及び0くXく凶−1の場合のモジユロ(P
q+1)の計算Xpqノ(Pq+1)を実行し得る論理
回路の一例を示す論理ブロック図、第5図は通常の加算
器並びに第3図及び第4図の回路を用いて(Iq+j)
ノ(凶+1)を計算ための論理回路の一例を示すブロッ
ク図、第6図は第1図の回路装置23の構成を示すブロ
ック図、第7図は第6図の総合論理回路100の詳細を
示すブロック図、第8図は第6図のモユール論理回路の
詳細を示すブロック図、第9図及び第10図は第1図の
再配置装置25及び26の詳細を各々示すブロック図で
ある。 20,21,22・・・・・メモリ●モジュール、23
・・・・・アドレス指定、制御及び付勢のための回路装
置、24・・・・・データ・レジスタ、25,26・・
・再配置装置、28・・・・・・tレジスタ、29・・
・・1レジスタ、30・・・・・・jレジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 rpsq個(r、p、s及びqは正の整数)のイメ
    ージ点から成るrp×sqのイメージ配列又はこれより
    も小さなイメージ配列を記憶することができ、更に上記
    イメージ配列の1×pq、pq×1及びp×qの任意の
    部分列を単一のメモリ・サイクルでアクセスし得るメモ
    リ・システムにして、各々rs個のイメージ点を別々に
    アドレス可能なセルに記憶することができ且つ各々にお
    いて一時に単一セルだけがアクセスできるpq+1個の
    メモリ・モジュールと、上記イメージ配列においてアク
    セスすべき任意の1×pq、pq×1又はp×qの部分
    配列を指定する手段と、上記手段によつて指定された部
    分配列を構成するpq個のイメージ点に各々対応するp
    q個のメモリ・モジュール及びその中の1つのセルを選
    択し、上記pq個のイメージ点を単一のメモリ・サイク
    ルで記憶又は検索する手段と、を有するイメージ処理の
    ためのメモリ・システム。
JP52121583A 1976-11-01 1977-10-12 イメ−ジ処理のためのメモリ・システム Expired JPS6053352B2 (ja)

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US737501 1976-11-01

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