JPS60530B2 - エンジンのカムシヤフト軸受構造 - Google Patents
エンジンのカムシヤフト軸受構造Info
- Publication number
- JPS60530B2 JPS60530B2 JP15922181A JP15922181A JPS60530B2 JP S60530 B2 JPS60530 B2 JP S60530B2 JP 15922181 A JP15922181 A JP 15922181A JP 15922181 A JP15922181 A JP 15922181A JP S60530 B2 JPS60530 B2 JP S60530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- camshaft
- cylinder head
- cylinder block
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/04—Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
- F01L1/047—Camshafts
- F01L1/053—Camshafts overhead type
- F01L1/0532—Camshafts overhead type the cams being directly in contact with the driven valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/20—SOHC [Single overhead camshaft]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンのシリンダヘッド内にカムシャフト
を配置したカムシャフト軸受構造の改良に関するもので
ある。
を配置したカムシャフト軸受構造の改良に関するもので
ある。
従来、シリンダブロックに装着されたシリンダヘッド内
にカムシャフトを２箇所以上で軸支する軸受を配置した
エンジンのカムシャフト軸受構造（実開昭５４−５８５
０７号公報）は、公知である。
にカムシャフトを２箇所以上で軸支する軸受を配置した
エンジンのカムシャフト軸受構造（実開昭５４−５８５
０７号公報）は、公知である。
ところで、一般にシリンダブロックは内部でピストンが
往復運動するので、ある程度の強度を必要とするため、
その材質は例えば鋳鉄などからなっており、またシリン
ダヘツドはエンジン自体の軽量化、もしくは放熱性向上
のため、その材質は例えばアルミ合金などからなってい
る。しかして、上言己従来のカムシャフト軸受構造にお
いては、エンジン運転時に生ずる熱によって上記シリン
ダヘッドとシリンダブロツクが「たがいに長手方向に熱
膨張する際、上記のようにシリンダヘッドがシリンダブ
ロックより一般に熱膨張率の大きい材質によって形成さ
れているためにシリンダプロックに固着された状態で、
凸形状に熱変形することから、シリンダヘツドの両端部
に設けられている軸受が、それぞれ外側方向に傾きカム
シャフトの軸心に対して軸受の軸受孔の軸心がずれ、軸
受孔とカムシャフトとが局部接触するようになり偏摩耗
を起こすという問題が生じていた。
往復運動するので、ある程度の強度を必要とするため、
その材質は例えば鋳鉄などからなっており、またシリン
ダヘツドはエンジン自体の軽量化、もしくは放熱性向上
のため、その材質は例えばアルミ合金などからなってい
る。しかして、上言己従来のカムシャフト軸受構造にお
いては、エンジン運転時に生ずる熱によって上記シリン
ダヘッドとシリンダブロツクが「たがいに長手方向に熱
膨張する際、上記のようにシリンダヘッドがシリンダブ
ロックより一般に熱膨張率の大きい材質によって形成さ
れているためにシリンダプロックに固着された状態で、
凸形状に熱変形することから、シリンダヘツドの両端部
に設けられている軸受が、それぞれ外側方向に傾きカム
シャフトの軸心に対して軸受の軸受孔の軸心がずれ、軸
受孔とカムシャフトとが局部接触するようになり偏摩耗
を起こすという問題が生じていた。
そこで本発明は、上記従来の問題に鑑みてシリンダブロ
ツクに装着され、かつシリンダブロツクより熱膨張率が
大きい材質によって形成されたシリンダヘッド内にカム
シャフトを配置したエンジンにおいて、カムシャフトを
縦支する軸受を熱変形の少ないシリンダブロックに直接
装着することにより、熱膨張率の大きいシリンダヘッド
の熱変形にともなう軸受への影響をなくして、カムシャ
フトの軸心と軸受の軸受孔の軸心とがずれるのを防止し
て「軸受孔とカムシャフトとが局部接触するのを確実に
防止するカムシャフト軸受構造を提供することを目的と
している。以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
ツクに装着され、かつシリンダブロツクより熱膨張率が
大きい材質によって形成されたシリンダヘッド内にカム
シャフトを配置したエンジンにおいて、カムシャフトを
縦支する軸受を熱変形の少ないシリンダブロックに直接
装着することにより、熱膨張率の大きいシリンダヘッド
の熱変形にともなう軸受への影響をなくして、カムシャ
フトの軸心と軸受の軸受孔の軸心とがずれるのを防止し
て「軸受孔とカムシャフトとが局部接触するのを確実に
防止するカムシャフト軸受構造を提供することを目的と
している。以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
第１図および第２図において、１はシリンダヘツドであ
って、シリンダヘツドーは、シリンダブロツク２の上部
にボルト３により装着されており、４はシリンダヘツド
１内でカムシヤフト５を軸支する上部４ａと軸受足部Ｆ
を有する下部４ｂとから成る分割可能な軸受であって、
軸受４は熱膨張率の大きいシリンダヘッド１を避けて熱
膨張率の小さいシリンダブロツク２にボルト６により直
接装着されている。
って、シリンダヘツドーは、シリンダブロツク２の上部
にボルト３により装着されており、４はシリンダヘツド
１内でカムシヤフト５を軸支する上部４ａと軸受足部Ｆ
を有する下部４ｂとから成る分割可能な軸受であって、
軸受４は熱膨張率の大きいシリンダヘッド１を避けて熱
膨張率の小さいシリンダブロツク２にボルト６により直
接装着されている。
すなわち、軸受４の軸受足部Ｆをシリンダへツドーの上
面ｌａから下面ｌｂにわたって穿設した貫通孔ｌｃに所
定の隙間Ａを介して挿入し「ボルト６によってシリンダ
ブロツク２に締着している。したがって、上記実施例に
おいては軸受４がシリンダヘッドーの熱変形に影響され
ることがなくなり、軸受４の軸受孔の軸心とカムシャフ
ト５の軸心とがずれるのを確実に防止できる。
面ｌａから下面ｌｂにわたって穿設した貫通孔ｌｃに所
定の隙間Ａを介して挿入し「ボルト６によってシリンダ
ブロツク２に締着している。したがって、上記実施例に
おいては軸受４がシリンダヘッドーの熱変形に影響され
ることがなくなり、軸受４の軸受孔の軸心とカムシャフ
ト５の軸心とがずれるのを確実に防止できる。
なお、上記実施例においては、シリンダヘッドーに貫通
孔１ｃを設け、この貫通孔ｌｃに軸受足部Ｆを挿入する
ことによって軸受４をシリンダブロック２に直接装着す
るようにしたが、軸受足部をシリンダヘッドをまたぐよ
うに形成しシリンダブロックの側面にボルト等によって
縦着するようにしてもよい。
孔１ｃを設け、この貫通孔ｌｃに軸受足部Ｆを挿入する
ことによって軸受４をシリンダブロック２に直接装着す
るようにしたが、軸受足部をシリンダヘッドをまたぐよ
うに形成しシリンダブロックの側面にボルト等によって
縦着するようにしてもよい。
なお、シリンダヘッドの熱変形にともなってバルブクリ
アランスが変化するが、このバルブクリアランスの変化
を公知の油圧式夕べット（図示せず）を用いて調整する
のが好ましい。
アランスが変化するが、このバルブクリアランスの変化
を公知の油圧式夕べット（図示せず）を用いて調整する
のが好ましい。
以上述べた如く本発明によれば、カムシャフトを鞠支す
る軸受をシリンダヘッド‘こ接触することなくシリンダ
ブロックに直接装着したことにより、シリンダヘッドが
熱変形した場合でもカムシャフトの軸受に熱変形の影響
を伝えず、カムシャフトの軸心と軸受の軸受孔の軸心と
がずれることなく、カムシャフトと軸受孔との局部接触
による偏摩耗を確実に防止できるものである。
る軸受をシリンダヘッド‘こ接触することなくシリンダ
ブロックに直接装着したことにより、シリンダヘッドが
熱変形した場合でもカムシャフトの軸受に熱変形の影響
を伝えず、カムシャフトの軸心と軸受の軸受孔の軸心と
がずれることなく、カムシャフトと軸受孔との局部接触
による偏摩耗を確実に防止できるものである。
第１図および第２図は、本発明の実施例を示し、第１図
は、シリンダヘッド断面図、第２図は、第１図のローロ
断面図である。 １……シリンダヘツド、２……シリンダブロツク、４…
・・・軸受、５…・・・カムシヤフト。 第１図第２図
は、シリンダヘッド断面図、第２図は、第１図のローロ
断面図である。 １……シリンダヘツド、２……シリンダブロツク、４…
・・・軸受、５…・・・カムシヤフト。 第１図第２図
Claims (1)
- １ シリンダブロツクに装着され、かつシリンダブロツ
クよりも熱膨張率が大きい材質によって形成されたシリ
ンダヘツド内にカムシヤフトを配置したエンジンにおい
て、上記カムシヤフトを軸支する軸受をシリンダヘツド
に接触することなくシリンダブロツクに直接装着したこ
とを特徴とするエンジンのカムシヤフト軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15922181A JPS60530B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | エンジンのカムシヤフト軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15922181A JPS60530B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | エンジンのカムシヤフト軸受構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5859305A JPS5859305A (ja) | 1983-04-08 |
| JPS60530B2 true JPS60530B2 (ja) | 1985-01-08 |
Family
ID=15688975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15922181A Expired JPS60530B2 (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | エンジンのカムシヤフト軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60530B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2513328A (en) * | 2013-04-23 | 2014-10-29 | Gm Global Tech Operations Inc | Cylinder head of an internal combustion engine |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP15922181A patent/JPS60530B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5859305A (ja) | 1983-04-08 |
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