JPS6051795A - 着色した液体洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は着色した液体洗浄剤組成物に関し、詳しくは、
家庭用のレンジ周辺、料理用メーーゾン、換気扇や、台
所周辺の壁、合板、ガラス。

冷蔵庫等に付着した有機物汚れ、特に油類が熱および酸
化にまり髪質した強固な汚れに対して好適な着色した液
体洗浄剤組成物に関する。

換気扇や台所周辺の壁１合板、ガラス、冷蔵庫などの汚
れには、調理の際に用いた油や、食物中に含まれる油が
加熱時に微粒子となって舞（・上がり、付着したものが
多い。これらの油は、長期間放置しておくと熱や空気に
含まれる酸化作用などな受ｔｅｌ、褐色の粘着性樹脂状
物に変質する。このようになった変質油は強固な汚れで
あり通常の洗ｊｐ剤では除去できないため、これまで種
々の改良方法が提案されている。この目的のために従来
用（・もれてきた一般的な洗浄剤は、苛性ソーダ、苛性
カリ、珪酸ソーダなどのアルカリ剤と界面活性剤に、溶
剤としてエチレングリコールまたはジエチレングリコー
ルのモノアルキルニーデルを組み合わせたものであり、
これは汲質油の除去力の点では優れている。しかし、こ
のものはｐＨＩＪ″−１２〜１４と高（、消費者の商品
イメージの向上、特に使用時に清潔感を与える目的から
青色系ないし青緑色糸７エいし青緑色系の着色を行なう
場合、安全性、被洗物に対する着色性および安定性の点
より、着色剤の種類はかなり限定され、アルカリ剤の存
在下においては光や熱によりダ色もしくは退色するもの
が多い。

本発明者らは、変退色の原因がアルカリ剤と界面活性剤
にあると考え各種着色剤について鋭意研究を重ねた結果
、特定の光色剤に特定の界面活性剤混合系を選択すれば
、洗浄力に優れ、且つ、微量の賠色剤量でも、耐光性、
耐熱性および凝集沈降防止性にも勝れた青色ないし青緑
色に着色された液体洗浄剤組成物が得られることを見出
し、本発明をなすに至った。

すなわち３本発明の着色した液体洗浄剤組成物は以下の
（Ａ）〜（Ｄｌ成分を含有することを特徴とする。

η）　非イオン界面活性剤および陰イオン活性剤からな
る混合界面活性剤：１〜２０　ｍ爪％、（Ｂ）　アルカ
ノールアミン：０．５〜ｌＯ重量％、（Ｃ）　アルキル
基の炭素数が３〜４のエチレングリコールまたはジエチ
レングリコールのモノアルキルエーテル＝１〜２０亀量
チ、 の）　下記一般式（１）で示される銅７タロシアニン２
１ぐ顔料：０．０００２〜０００５重量％Ｃ５ｖＨ１６
−ｎｃｌｎＨＢｃｕ　（１）（式中、ｎは０−１６の整
数を表わす。）界面活性剤としては、非イオン界面活性
剤と陰イオン界面活性剤との混合界面活性剤が用いられ
る。銅フタロシアニン系顔料の変退色および凝集沈降を
防止１−るためには非イオン界面活性剤あるいは陰イオ
ン界面活性剤単独では不十分であり、両者を併用し特定
の溶剤と共に使用することが必要である。

本発明で用いられる非イオン界面活性剤の具体例として
は、ポリオキシエチレンの平均付加モル数（ＦｉＯｊ）
が６〜３０モルでアルキル基が炭素数８〜２０の第１級
または第２級アルキルであるポリオキシエチレン長鎖ア
ルキルエーテル、ＥＯｐ−６〜３０モルでアルキル基の
炭素数が８〜２２の１？リオキシエチレンアルキルフエ
ニルエーテルが挙げられる。また、陰イオン界面活性剤
としては炭素数が１０〜１８の高級アルキルザルフェー
ト、アルキル基の炭素数がｌＯ〜１８のアルキルベンゼ
ンスルホネート、炭素数が８〜１８のα−オレフィンス
ルホネート、ＥＯｐが１〜１０でアルキルの炭素数が８
〜１８のポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェ
ートが挙げられる。

（Ｎ成分の混合界面活性剤の配合量は１〜２０ｗｔ％、
好ましくは３〜１０　ｗｔ％である。この配合量が１　
ｖｒｔ％に泗たないと変質油などを湿潤してアルカノー
ルアミンによるケン化を促進させる効果が乏しく、銅フ
タロシアニン系顔料の沈降防止効果も不十分である。一
方、配合量が２０　ｗＬ％を越えてもこれらの効果は向
上しな（・また、銅フタロシアニン系顔料の沈降防止効
果を高めるために非イオン界面活性剤と陰イオン界面活
性剤とを重量比で１／１〜２０／１、好ましくは２／１
〜８／′１の範囲となるように配合するのがよい。

（Ｂ）成分のアルカノールアミンは、低毒性、低臭性で
あり、強い熱変性を受け酸化分解して多くのカルボキシ
ル基を生成している変質油をケン化し、その除去を促進
するものである。アルカノールアミンとしてはモノ、ジ
、トリアルカノールアミンのいずれもが使用可能であり
、下記一般式（１）で表わされるものが銅フタロシアニ
ン系顔料の変退色および沈降防止効果の点で好ましい。

ＮＨ３−ｎ（ＣｍＨｌｍＯＨ）ｎ　（１）（式中、ｎお
よびｍは１〜３の整数を表わす。）この中でも、４′ｊ
に洗浄力および臭気の点からモノエタノールアミン、ジ
ェタノールアミンか好ましい。本発明におけろアルカノ
ールアミンの配合量は０．５〜ｌｏｗｔ％、好ましくは
１〜？　ｗｔ％゛Ｃあり、この世が０．５　ｗｔ％未満
では変質油をケン化除去する力が弱く、１０％を越えて
配合した場合、飼１１フタロシアニン系顔料の沈降が促
進され好ましくない。

（Ｃ）成分のアルキル基の炭素数が３〜４のエチレング
リコールまたはジエチレングリコールのモノアルキルエ
ーテルは、変質油等を膨潤させ、筐た、溶解除去する作
用を有し、しかも油脂類を溶解することのできる他の溶
剤と具なって、水溶性で水に希釈されても十分な効化な
示す。

（Ｃ１成分の配合景は１〜２０　ｗｔ％、射ましくけ３
〜１５　ｗｔ％である。また、銅フタロシアニン系顔料
の変退色および沈降防止効果の点より、（Δ）成分と（
Ｃ）成分との配合比を３／１〜ｌ／３（九幇比）とする
のが望ましい。

木兄り’Ｊでは以上の成分の仙に（Ｄ）成分としてＣＢ
Ｉ　ＨＩ３−ｎＣＪ　ｎＮ＠　Ｃｕ　（ｎは０〜１６の
整数）で示される銅フタロシアニン系顔料を加えろこと
により目的の清潔感を与える青色糸ないしＥ′ｊ緑色系
の糸色が得られる。この特定の銅フタロシアニン系顔料
以外の着色剤では変色、退色が著しく、使用ＫＩ４えら
れない。（Ｄｊ酸成分０．０００２〜０．０５ｖｔ％組
成物中に配合され、０．０００２ｖｒｔ％未満では着色
の効果が少な（、一方、０．０５　ｗｔ％を越える場合
は分散安定性が低下する。７タロシアニン系ｊＩＩ利は
常温で粉体または分散液として入手でき、いずれの馴（
合も分散安定性の点で顔料が微粒子であることが望まし
い。

本発明のハ」酸物中には、さらに、低温または高温での
液性を保持するための低級アルコール。

（１，ｋ　峠７　ｋ　キルペンセンスルホン酸などのハ
イドロトロープ剤や、香料などを配合することもできる
。

以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説＠１］す
る。

実施例１ 第１表に示したハ［Ｉ成の液体洗浄剤組成物を’Ｆ（”
４製し、以下の基準により洗浄力、着色剤の退色性およ
び沈降安定性を評価した。

洗浄力 サラダ油とカーボンブラックを重量比で１００７２の割
合で？［６合したものを鉄板に均一に塗布し、ついで１
７０〜２ｏｏ℃の温度で４０〜６０分間焼成したものを
汚垢板とした。これに液体洗浄剤を翅布した後、綿メリ
ヤスに５００１の荷重をかけて１０回往復し、汚れの状
態を次の基準により目視判定した。

す・・・汚れ落ち良好 △・・・汚れ落ちにむらがある。

×・・・殆ど汚れが除去できない 退色性 ４５℃および室内に保存経日後の試料外観を、予め作成
しである着色色素態度の異なる見本サンプルと比較して
退色肌合を判定した、沈　降　性 保存経日後の試料）ｊｋ部外Ｗｅｔを、予め作成しであ
る沈降度合の異なる見本サンプルと比較して沈降度合を
判定した。

（以下余白） 実施例２ 以下の組成の液体洗浄剤において、対照として各種着色
剤を用℃・、′ｆｒ’ｆ色のれ目安定性を評価し、第２
表に示した。

モノエタノールアミン　５ｗｔカ ＰＯＥ（ｐ＝ＩＯ）ラウリルエーテル　５ｗｔ％ＰＯＥ
（ｐ＝８）ノニルフェニル エーテル硫酸ナトリウム　１ｗｔ％ エチレングリコールモノフチルエーデル　８ｗｔ％凋　
色　剤　０．ＯＵ　Ｏ７ｗｔ％ 香料　Ｕ、１　ｗｔ％ エフノー／Ｉ／　３ｗｔ％ 水　バランス （以下余白） 手続補正書 昭和５９年２月・３日 特許庁長官若杉和夫　殿 １、事件の表示 昭和５８年　特　許願第１５９８４９号２、発明の名称 着色した液体洗浄剤組成物 ３、補正をする者 事件との関係特許出願人 東京都墨田区本所１丁目３番７号 （６７６）　ライオン株式会社 代表者　小　林　敦 ４、代理　人 ５、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 （１）　明細書第７頁末行および第８頁１行にｒ’０．
０５ｗｔ％Ｊとあるのを、それぞれ１１’ｏ、００５ｗ
ｔ％」に補正する。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　（Ａ）　非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性
   剤との混合界面活性剤１〜２０重量％、（Ｂ）　アルカ
   ノールアミン０．５〜ｌＯｋ量チ、（Ｃ１アルキル基の
   炭素数が３〜４のエチレングリコールまたはジエチレン
   グリコールのモノアルキルエーテル１〜ｚｏ亀量係およ
   び Φ）一般式（１） ％式％（１１ （式中、ｎは０〜１６の整数を表わす）で示される′銅
   フタロシアニン系顔料０．０００２〜ｏ、ｏｏ、ｓ及廿
   チを含有することを特徴とする着色した液体洗浄剤組成
   物。