JPS6051792A

JPS6051792A - 洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPS6051792A
Application number: JP15984683A
Authority: JP
Inventors: 義行渡辺; 真大関; 幸一山田
Original assignee: Lion Corp
Current assignee: Lion Corp
Priority date: 1983-08-31
Filing date: 1983-08-31
Publication date: 1985-03-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は洗浄剤組成物に関し、詳しくは、特に浴室用と
して好適な洗浄剤組成物に関する。

浴室の汚れは、脂肪酸金属塩（主としてカルシウムの多
価金属塩）、遊離脂肪酸、クリセライト、含窒素化合物
などの有機質汚垢や無機質汚垢からなるため、これらの
汚れを落とすには酸性物質、界面活性剤、溶剤を含有す
る酸性洗浄剤が有効である。しかし、このものはｐＨが
１〜２近辺と低いためにタイルの目地を傷めたり、金属
等の耐酸性の良くない材質を損傷したり、手を荒らすと
いう欠点があった。

この点を解決するものとして洗浄剤のｐＨを４．５〜７
．５　Ｋ調整した組成物が提案されているが（特公昭５
５−９０３６号公報）、このものは溶剤としてエチレン
グリコールモノブチルエーテルやエチレングリコールモ
ノエチルエーテルなどを使用するために溶剤臭が強く、
浴室洗浄時に不快感を感じたル、むせたりするという欠
点がおった。

本発明者らは、上記の欠点を解決し、手荒れが少なく、
溶剤臭がなく、且つ、すぐれた洗浄力を示す洗浄剤組成
物を鋭意検討した結果、溶剤としての特定の重合度のポ
リプロぎレングリコールまたはプロピレングリコール付
加物と、特定の炭化水素またはアルコールを用いること
により所期の目的を達成しうろことを見出し、本発明を
なすに至った。

すなわち、本発明は以下の（４）〜（０成分を含有する
ことを特徴とする。

（４）非イオン界面活性剤１〜２０重量％、（翔ヒドロ
キシ多価カルゼン酸またはその塩１〜１０重量％、（Ｑ平均重合度５〜２５のポリプロピレングリコールま
たはプロピレンオキシドの平均付加モル数が５〜２５の
グリセリンもしくはトリメチロールプロパンプロピレン
オキシド付加物１〜２０重量％。

（ト）炭素数５〜１８の炭化水素および／または炭素数
５〜１８のアルコールもしくはそのエステル０．０１〜
５．０重１＊。

以下、本発明の詳細な説明する。

（４）成分である非イオン界面活性剤は洗浄剤組成物中
に１〜２０重量％、好ましくは３〜１５重量％型処され
る。この量が１ｗｔ１よシ少ないと、汚垢成分を湿潤し
てヒドロキシ多価カルＩン酸による汚垢の分解を促進で
きないため十分な洗浄効果が得られず、一方、２０ｗｔ
％より多くてもこの効果は飽和して向上せず、却って泡
ぎれが悪くなって洗浄作業の効率を低下させる。

非イオン界面活性剤の具体例としては、平均付加モル数
が６〜３０で０６〜．、の第１級または第２級アルキル
基のポリオキシエチレンアルキルエーテル、平均付加モ
ル数６〜３０でアルキル基がＣ８〜、６のポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテルなどが用いらｔＬる。

（Ｂ）成分のヒドロキシ多価カルビン酸またはその塩は
組成物中に１〜ｌｏｗｔチ、好ましくは３〜８ｗｔチで
ある。この量が１ｗｔ％に満たないと十分な洗浄効果が
得られず、また、１０ｗｔ％以上配合しても汚垢の除去
力は向上しない。ヒドロキシ多価カル２ン酸の具体例と
しては、一般式（Ｉ）で表わされる化合物が例示される
。

Ｃ式中、ＸはＨ、−０Ｈ３，−０Ｈ２０ＨまたはＨＯＯ
ＨＯＯＯＨを表わし、ＹはＨまたは−ＯＨを表わす。）この中でも、リンゴ酸、クエン酸および酒石酸またはそ
れらの塩が好ましい。また、ヒドロキシ多価カルビン酸
の塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、モノエタノー
ルアミン塩、ジェタノールアミン塩、トリエタノールア
ミン塩が例示される。

（Ｑ成分は溶剤として用いられるものであり、（１）平
均重合度５〜２５のポリプロピレングリコール、（１）　プロピレンオキシドの平均付加モル数が５〜２
５のグリセリンプロピレンオキシド付加物または（…）　プロピレンオキシドの平均付加モル数が５〜２
５のトリメチロールプロノぞンプロピレンオキシド付加
物が用いられる。平均重合度または平均付加モル数が５未
満のものでは十分な洗浄力が得られず、また、２５を越
えると溶解性が劣化する。

（Ｑ成分は組成物中に１〜２０ｗｔ％、好ましくは３〜
１５ｗｔ係含有される。含有量がｌ　ｗｔチ未満では溶
剤としての湿潤、溶解等の効果が十分発揮されず、また
、２０ｗｔ％　を越えて含有しても効果は向上しない。

（ロ）成分としては、（Ｄ　Ｏ！１〜８８炭化水素およ
び（１）０、〜１８アルコールまたはそのエステルの少
なくとも一種が用いられる。Ｃ１〜１８炭化水素の具体
例としてはリモネン、ピネン、カリオフィレン、セドレ
ン、ミルセンなどのテルペン炭化水素が例示され好まし
くはＣ３゜〜１．である。０．〜，８アルコールまたは
そのエステルとしては、フェニルエチルアルコール、ベ
ンジルアルコール、ケラニオール、シトロネロール、サ
ンタロールナトの第１級アルコール、メントール、ゼル
ネオール、カル４オール、エチルへキシルカルビノール
、ペチ（ロールなどの第２級アルコール、リナロール、
テルピネオール、ミル七ノール、セドロール、テトラヒ
ドロリナロールなどの第３級アルコールあるいはこれら
のエステル、たとえばリナリルアセテート、ホルニルア
セテート、ゲラニルアセテートなどが例示される。これ
らＣＩ）成分の中でも、リモネン、ピネン、フェニルエ
チルアルコール、ベンジルアルコール、リナロール、テ
ルピネオールが好ましい。

（ロ）成分は単独であるいは２種以上併用して用いられ
、組成物中に０．０１−５．０重量％、好ましくは０．
０３〜１．０重量％配合され石。この量が０．０１ｗｔ
％に満たないと十分な添加効果が得られず、一方、５．
０ｗ１％を越えると洗浄面のべたつきがみられるように
なり好ましくない。

本発明の組成物は、手荒れやタイル目地の損傷を防止す
るために、ｐＨ３〜６の弱酸性とすることが好ましい。

そこで、（Ｂ）成分としてヒドロキシ多価カルミン酸を
用い洗浄剤組成物のｐＨが高くなった場合は、水酸化す
）　ＩＪウムなどのアルカリ剤でｐＨを３〜６　に調整
することが好ましい。

また、本発明の組成物中には、０．ｏ〜１ｓの高級アル
コールサルフエー）塩、Ｏ＋ｏ〜Ｉ８のアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、０８−ｗ１８のａ−オレフィンスルホ
ン酸塩、０８〜Ｉｌｌの高級アル：Ｉ−、Ａ、のポリエ
チレングリコールエーテルサルフェート塩（Ｂｏｐ＝ｚ
−ｌｏ　）などの陰イオン界面活性剤を１−１０重量％
程度配合して洗浄力を向上させることもできる。さらに
１本発明の組成物中には両性界面活性剤、エタノール、
エチレングリコールなどのハイドロトロープ剤、殺菌剤
、防カビ剤、キレート化剤、防錆剤、研磨材、色素など
を含有させることもできる。

本発明の組成物は、通常、水溶液の形をとυ、使用条件
下において希釈して使用され、（ｌ成分が約０．５−２
５０ｐｐｍ、好ましくは５〜５０ｐｐｍとなるように用
いられるのが適当である。

実施例１第１表に示した組成の洗浄剤を調製し、洗浄力、溶剤臭
および手荒れ性を以下の基準により評価し、その結果を
第１表にまとめた。

洗浄力こすった程度では除去できない湯垢め付着したポリエチ
レン羨の洗面器に洗浄剤をふυかけた後、洗面器の表面
を荷重５００１をかけたスポンジでｌＯ往復こすｐ１汚
れの除去状態を目視判定した。

○・・・汚れ落ちが良好 △・・・汚れ落ちにむらがおる ×・・・殆ど汚れが除来されない。

溶剤臭調製した洗浄剤の臭気を専門、Ｒネジ−５名によシ官能
評価し、平均点で示した。

５点・・・溶剤臭が殆ど々い４点・・・溶剤臭がわずかにある３点・・・溶剤臭が若干あ石２点・・・溶剤臭がかなり強い１点・・・溶剤臭が非常に強い手荒れ性洗浄剤の５チ水溶液を作成し、液温を３０℃に保って２
０分間手を浸漬したのち、良く水洗いした。被験者５人
の手の状態を１日後に次の基準によシ目視判定し、平均
点で示した。

５点・・・手荒れが認められない４点・・・手荒れがわずかに認められる３点・・・手荒
れが若干認められる２点・・・手荒れがかなシ認められる１点・・・手荒れが著しく認められる（以下余白７）実施例２配合量を変化させた以外は実施例１と同様にして試料Ａ
７〜１２（すべて本発明品）を調製し、性能を評価し、
結果を第２表にまとめた。

（以下余白）

Claims

【特許請求の範囲】１、囚非イオン界面活性剤１〜２０重量％、（１３）ヒ
ドロキシ多価カルボン酸またはその塩１〜１０重量％、（Ｇ５平均重合度５〜２５のポリプロピレングリコール
またはプロピレンオキシドの平均付加モル数が５〜２５
のグリセリンもしくハトリメチロールゾロノぐンプロ♂
レンオキシド付加物１〜２０重量％および（ト）炭素数５〜１８の炭化水素および／または炭素数
５〜１８のアルコールもしくはそのエステル０．０１〜
５．０重量％を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。