JPS6051664B2 - 籠型誘導機の回転数検出装置 - Google Patents
籠型誘導機の回転数検出装置Info
- Publication number
- JPS6051664B2 JPS6051664B2 JP54156799A JP15679979A JPS6051664B2 JP S6051664 B2 JPS6051664 B2 JP S6051664B2 JP 54156799 A JP54156799 A JP 54156799A JP 15679979 A JP15679979 A JP 15679979A JP S6051664 B2 JPS6051664 B2 JP S6051664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- speed detection
- wire
- rotor
- wound around
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K17/00—Asynchronous induction motors; Asynchronous induction generators
- H02K17/02—Asynchronous induction motors
- H02K17/30—Structural association of asynchronous induction motors with auxiliary electric devices influencing the characteristics of the motor or controlling the motor, e.g. with impedances or switches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は篭型誘導機の回転数検出装置に関するものであ
る。
る。
従来、篭型誘導機の回転子歯で誘起される脉動周波数に
よる回転子の回転数を検出する検出線輪に於て、其の出
力電圧は主励磁線輪による主磁束に回転子歯による磁気
抵抗の変化て脉動する磁束が重畳されるものであるが、
回転子の回転数検出のためには脉動出力電圧のみを必要
とし、主磁束で誘起される基本波電圧は必要としないも
のである。
よる回転子の回転数を検出する検出線輪に於て、其の出
力電圧は主励磁線輪による主磁束に回転子歯による磁気
抵抗の変化て脉動する磁束が重畳されるものであるが、
回転子の回転数検出のためには脉動出力電圧のみを必要
とし、主磁束で誘起される基本波電圧は必要としないも
のである。
このため基本波電圧を除去する方法として、高域通過濾
波器を通過させたり、電源電圧と基本波電圧とを相殺さ
せて脉動周波数のみを出力させるような各種の方法が採
られている。
波器を通過させたり、電源電圧と基本波電圧とを相殺さ
せて脉動周波数のみを出力させるような各種の方法が採
られている。
誘導機を電動機として使用したり、また可変速度誘導発
電機として使用するような場合には主磁束の大いさ、位
相などの変化があるためにその基本波の除去が問題にな
るものである。
電機として使用するような場合には主磁束の大いさ、位
相などの変化があるためにその基本波の除去が問題にな
るものである。
本発明は此の点に鑑み行われたもので、回転数検出線輪
を固定子磁極歯の端部に、更に補償線輪を電気角ｎπ（
但しｎ＝０、１、２・・・・・・）の位置の固定子磁極
歯の基部に夫々巻装し、誘導基本波に対して相殺するよ
うに結線し、回転子歯により誘起される脉動周波数で回
転子の回転数を検出するようにしたものである。
を固定子磁極歯の端部に、更に補償線輪を電気角ｎπ（
但しｎ＝０、１、２・・・・・・）の位置の固定子磁極
歯の基部に夫々巻装し、誘導基本波に対して相殺するよ
うに結線し、回転子歯により誘起される脉動周波数で回
転子の回転数を検出するようにしたものである。
更にまた、このような回転数検出線輪と補償線輪よりな
る１対の線輪とこれに対し電気角（１１２＋ｎ）πの位
置に前記線輪と同形、同出力の１対の線輪を巻装し、前
記線輪の脉動出力と加算されるように接続し、一定振巾
値の脉動出力が得られるもので、更に高精度に・回転子
の回転数の検出ができるようにしたものである。第１図
は誘導機の断面路図で１は固定子、２は固定子歯、３は
主励磁線輪、４は線輪溝、５は楔、６は回転子、 は回
転子歯、８は篭型導体、・９は回転数検出線輪、１０は
補償線輪である。
る１対の線輪とこれに対し電気角（１１２＋ｎ）πの位
置に前記線輪と同形、同出力の１対の線輪を巻装し、前
記線輪の脉動出力と加算されるように接続し、一定振巾
値の脉動出力が得られるもので、更に高精度に・回転子
の回転数の検出ができるようにしたものである。第１図
は誘導機の断面路図で１は固定子、２は固定子歯、３は
主励磁線輪、４は線輪溝、５は楔、６は回転子、 は回
転子歯、８は篭型導体、・９は回転数検出線輪、１０は
補償線輪である。
第２図は回転数検出線輪及び補償線輪を拡大した断面図
である。線輪は１列多層の扁平線輪として構成し、主励
磁線輪溝に主励磁線輪と同時に容易に溝入れすることが
出来るようにしたものである。歯の端部には回転数検出
線輪９、歯の基部には補償線輪１０が巻装される。また
線輪は回転子歯の１個に対応するように巻装することが
効果的であるが固定子歯の１個或は回転子歯巾によつて
は２個に亘り巻装される。次に誘導機を電動機として使
用する場合に、励磁線輪３に流れる電流による主磁束は
、固定子磁極歯端部に巻装された回転数検出線輪９及び
磁極歯基部に巻装された補償線輪１０をも通過する。
である。線輪は１列多層の扁平線輪として構成し、主励
磁線輪溝に主励磁線輪と同時に容易に溝入れすることが
出来るようにしたものである。歯の端部には回転数検出
線輪９、歯の基部には補償線輪１０が巻装される。また
線輪は回転子歯の１個に対応するように巻装することが
効果的であるが固定子歯の１個或は回転子歯巾によつて
は２個に亘り巻装される。次に誘導機を電動機として使
用する場合に、励磁線輪３に流れる電流による主磁束は
、固定子磁極歯端部に巻装された回転数検出線輪９及び
磁極歯基部に巻装された補償線輪１０をも通過する。
更に回転数検出線輪９には回転子６の回転子歯７により
磁気抵抗が変化し、基本波に重畳して回転子歯７に対応
した磁束が詠動し、電圧が誘起される。一方補償線輪１
０は回転数検出線輪９に対して電気角ｎπの位置の固定
子歯の基部に巻装されるが、回転子歯による磁気抵抗の
詠動を殆んど受けることがなく、これに誘起される電圧
は主磁束による基本波のみとなる。このために回転数検
出線輪１０と補償線輪１１とを基本波が相殺するように
両線輪を接続することにより、回転子歯８による詠動周
波数のみが出力される。回転子の回転子歯はそれぞれの
誘導機に固有のものであり、この詠動周波数を検出する
ことで回転子速度を検出することが出来るものである。
この場合の詠動周波数の波高値は恰も基本波で変調され
たような波形となる。
磁気抵抗が変化し、基本波に重畳して回転子歯７に対応
した磁束が詠動し、電圧が誘起される。一方補償線輪１
０は回転数検出線輪９に対して電気角ｎπの位置の固定
子歯の基部に巻装されるが、回転子歯による磁気抵抗の
詠動を殆んど受けることがなく、これに誘起される電圧
は主磁束による基本波のみとなる。このために回転数検
出線輪１０と補償線輪１１とを基本波が相殺するように
両線輪を接続することにより、回転子歯８による詠動周
波数のみが出力される。回転子の回転子歯はそれぞれの
誘導機に固有のものであり、この詠動周波数を検出する
ことで回転子速度を検出することが出来るものである。
この場合の詠動周波数の波高値は恰も基本波で変調され
たような波形となる。
これに対して（１１２＋ｎ）π位置に更に前記の１対の
線輪と同形、同出力の他の一対の検出線輪を巻装し、前
記の線輪の出力に加算されるように接続すれば、その合
成出力の波高値は一定値となる。第３図は特性曲線であ
る。イは回転数検出線輪１０の出力電圧、口は補償線輪
９の出力電圧で、周波数は電源電圧に等しく、両線輪て
基本波を相殺した後の詠動出力ハである。更にこれと同
種の他の１対の線輪の巻装位置を電気角（ν＋ｎ）πと
すれば、その詠動出力は二となり、これら２対ハ，二の
出力を加算するように接続することにより振巾一定なホ
の出力を得ることが出来、回転数の指示、制御にあたり
その処置が極めて容易になるものである。本発明は以上
のように巻装した回転数検出線輪と補償線輪とにより、
回転数に対応した詠動周波数を出力させることが出来る
ので、回転計の取付に困難な密閉型誘導機、キヤンド型
誘導機、或は可変速度で運転される誘導発電機型電気動
力計のような場合に、その出力は周波数の高いディジタ
ル的出力のために高精度で、簡単な構造であり、廉価な
速度検出装置を提供し得るものである。
線輪と同形、同出力の他の一対の検出線輪を巻装し、前
記の線輪の出力に加算されるように接続すれば、その合
成出力の波高値は一定値となる。第３図は特性曲線であ
る。イは回転数検出線輪１０の出力電圧、口は補償線輪
９の出力電圧で、周波数は電源電圧に等しく、両線輪て
基本波を相殺した後の詠動出力ハである。更にこれと同
種の他の１対の線輪の巻装位置を電気角（ν＋ｎ）πと
すれば、その詠動出力は二となり、これら２対ハ，二の
出力を加算するように接続することにより振巾一定なホ
の出力を得ることが出来、回転数の指示、制御にあたり
その処置が極めて容易になるものである。本発明は以上
のように巻装した回転数検出線輪と補償線輪とにより、
回転数に対応した詠動周波数を出力させることが出来る
ので、回転計の取付に困難な密閉型誘導機、キヤンド型
誘導機、或は可変速度で運転される誘導発電機型電気動
力計のような場合に、その出力は周波数の高いディジタ
ル的出力のために高精度で、簡単な構造であり、廉価な
速度検出装置を提供し得るものである。
第１図は誘導機の断面略図。
１・・・・・・固定子、２・・・・・・固定子歯、３・
・・・・・主励磁線輪、６・・・・・・回転子、７・・
・・・・回転子歯、９・・・・・・回転数検出線輪、１
０・・・・・・補償線輪。
・・・・・主励磁線輪、６・・・・・・回転子、７・・
・・・・回転子歯、９・・・・・・回転数検出線輪、１
０・・・・・・補償線輪。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 固定子磁極歯の端部に回転数検出線輪を、これに対
し電気再ｎπ位置の固定子磁極歯の基部に補償線輪を夫
々巻装し、励磁線輪により誘導される基本波を互いに相
殺するように両線輪を結線し、回転子歯により誘起され
る脉動周波数で回転子の回転数を検出することを特徴と
する篭型誘導機の回転数検出装置。 ２ 固定子磁極歯の端部に回転数検出線輪を、これに対
し電気角ｎπ位置の固定子磁極歯の基部に補償線輪を夫
々巻装した１対の回転数検出線輪に対し、更に電気角（
１／２＋ｎ）πの位置に前記線輪と同形、同出力の１対
の検出線輪を巻装し、前記２対の線輪の夫々の脉動出力
が加算されるように接続し、その脉動周波数より回転子
の回転数を検出することを特徴とする篭型誘導機の回転
数検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54156799A JPS6051664B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 籠型誘導機の回転数検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54156799A JPS6051664B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 籠型誘導機の回転数検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5681062A JPS5681062A (en) | 1981-07-02 |
| JPS6051664B2 true JPS6051664B2 (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=15635566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54156799A Expired JPS6051664B2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 籠型誘導機の回転数検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051664B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2552484B (en) * | 2016-07-25 | 2018-12-05 | Chang Hung Chen | Dual beverage cup |
-
1979
- 1979-12-05 JP JP54156799A patent/JPS6051664B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5681062A (en) | 1981-07-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6495937B2 (en) | Brushless electric machine with means for detecting the angular position of the rotor | |
| SU1279546A3 (ru) | Тахогенератор | |
| JP4181380B2 (ja) | 回転角度検出装置および回転電機 | |
| JP2597617B2 (ja) | 回転変換器 | |
| JPS6022739B2 (ja) | 回転数に無関係なパルス振幅を有する誘導パルス発生器 | |
| JP2007507192A (ja) | 誘導回転子を有する回転電機 | |
| WO1999063654A1 (fr) | Dispositif de commande de moteur | |
| JP3911670B2 (ja) | 回転位置検出器 | |
| JP2001235307A (ja) | 回転型位置検出装置 | |
| JP2012117862A (ja) | レゾルバ | |
| JP2007104738A (ja) | ブラシレス同期電動機及びその駆動制御装置 | |
| CN111313637B (zh) | 磁阻式旋转变压器极槽配合方法 | |
| JP2003250254A (ja) | 電動パワーステアリング装置用永久磁石型ブラシレスモータ | |
| JP3665732B2 (ja) | 絶対位置検出方法 | |
| JPS6051664B2 (ja) | 籠型誘導機の回転数検出装置 | |
| Xu et al. | Eccentricity faults diagnosis based on motor stray magnetic field signature analysis | |
| JP3704462B2 (ja) | リラクタンスレゾルバを用いた絶対位置検出器 | |
| CN106847476B (zh) | 磁阻式多极旋转变压器 | |
| JPH0448142Y2 (ja) | ||
| SU801195A1 (ru) | Синхронно-редукторна электрическа МАшиНА | |
| JPS6258444B2 (ja) | ||
| Shangguan et al. | Analysis of rotor slot harmonics of multiphase induction motor based on detection coil | |
| JPS5939826Y2 (ja) | 速度検出用交流発電機 | |
| JP2014185900A (ja) | モータ装置 | |
| SU1653082A1 (ru) | Совмещенный синхронный двигатель-тахогенератор |