JPS6051129A - トリグリセリドとエチレンとのコ・メタセシス処理方法 - Google Patents

トリグリセリドとエチレンとのコ・メタセシス処理方法

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JPS6051129A
JPS6051129A JP59113220A JP11322084A JPS6051129A JP S6051129 A JPS6051129 A JP S6051129A JP 59113220 A JP59113220 A JP 59113220A JP 11322084 A JP11322084 A JP 11322084A JP S6051129 A JPS6051129 A JP S6051129A
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triglyceride
ethylene
acid
metathesis
triglycerides
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JP59113220A
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デイル・ウイーバー・ローゼンバーグ
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Tate and Lyle Ingredients Americas LLC
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11CFATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
    • C11C3/00Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/333Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton

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  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トリグリセリドを改質し、α−オレフィンを
製造する方法に関する、より詳しく言うと、本発明は、
孤立した炭素間二重結合を含む脂肪酸エステルを有する
トリグリセリドとエチレンの1”メタセシス(co−m
etat he s i 5reaction)に関す
る。
(従来の技術) A、)リグリ°セリド トリグリセリドは天然産の油脂の主成分である。トリグ
リセリドは、 グリセロール 脂 肪 酸 ? ト リグリセリド なる反応式で表わされる、1分子のグリセロールと3分
子の脂肪酸とが反応して3分子の水と1分子のトリグリ
セリドとを生ずる縮合反応の生成物である。
脂肪酸は、4乃至24個の炭素原子を含みかつ末端にカ
ルボキシル基を有する脂肪族化合物である。天然に産す
る脂肪酸は、極くわずかな例外を除き、偶数個の炭素原
子を有し、不飽和が存在する場合には、最初の二重結合
は一般に第9番目の炭素原子と第10番目の炭素原子と
の間に配置される。トリグリセリドの特性は脂肪酸基の
性質の影響を強く受ける(脂肪酸によって形成されるト
リグリセリドの成分もまた、一般にエステル又は単に酸
と呼ばれる)。天然に産する油脂において特に普遍的な
脂肪酸基の幾つかを、由来する脂肪酸に従って、第■及
びII表に示す。
■−一し−1 飽和脂肪酸 L」L」 組」ニ」 傾」ニJ カプリル酸 オクタン酸 c8ooH カ プ リ ン酸 デ ヵ ン # c1oooHラウ
リン酊 ドデカン酸 C I 2 0 0 Hミリスチ
ン酸 テトラ C 、40 0 Hデカン酸 パルミチン酸 ヘキサ C 、60 0 Hデカン酸 ステアリン酸 オクタ C 、80 0 Hデカン酸 策−」L−窓 不飽和脂肪酸 1N3Jd 組ゴL」 傾−」ニーメ カプロ 9−デセ C=C900H レイン酪 ン酸 ラウロ 9−ドブ C=C900H レイン酎 セン酸 C= C900H オレイン 9−オクタ 9 酎 デセン酪 リル 9.12−オフタデ C6°C3イン酸 カシエ
ン酸 =C900H リル 9,12.15−オクタ C3−C3=C3ン酪
 デカトリエン酪 ′:=0900H種々の脂肪酸基の
配分は、天然産の油脂で異なる。例えば、大σのトリグ
リセリドの脂肪酸基の配分は概ね、リルイン酸55パー
セント、オレイン酸22パーセント、パルミチン酸11
/<−セント、リルン酸8パーセント、ステアリン酸3
パーセントで、その他が1パーセントであるのに対し、
ココナツ油では概ね、ラウリン酸48パーセント、ミリ
スチン酸1パーセント、バルミチン酸8パーセント、カ
プリン酸7パーセント、カプリル酸7パーセント、オレ
イン酸5パーセント、ステアリン酸4パーセント、リル
イ7 酸3 バーセントであって、その他が1パーセン
トである。
B 、 中鎖 (medium chain) ト リ
 グリセリド 中鎖トリグリセリド、即ち、炭素原子が6乃至12個か
らなる鎖長な有する脂肪酸エステルを主成分とするトリ
グリセリドは、種々の機構を介して腸から肝1藏へ達す
るように、長鎖のトリグリセリドとは異なった態様で体
内で消化されることが広く知られている。消化の機構が
異なることにより、中鎖のトリグリセリドは(長鎖のト
1ノグ1ノセ′リドとは反対に)す早く代謝され、脂肪
として蓄積されにくく、漿液のコレステロール・レベル
を下げ、しかも体重を一定に保持するため←こ一層多く
のカロリーの取入れを必要とする。従って、食事に中鎖
トリグリセリドを使用すると、あらゆる人にとって利益
となり、特にすl/)臓1ツノく−ゼ、11且汁酸塩又
は腸の吸収領域の不足により生ずる吸収不良症候群にか
かつている人間側ことって重要なものとなる。
中鎖トリグリセリドは、食事成分としての有用性のほか
に、加水分解を通じて、種々の工業上の用途に適した中
鎖脂肪酸に容易に変わること力くできる。例えば、炭素
原子が10個の脂肪酸t±、オイル添加物をつくるのに
広く使用されており、また炭素原子が12個の脂肪酸は
石けん及び「硬質へターJ (” h a r d b
 u t t e r ” )をつくるのに広く用いら
れている。
中鎖のトリグリセリドの主要源は、炭素原子カー6乃至
12個の脂肪酸エステルを高濃度に含む植物油である。
好ましいグリセリド源は、約62パーセントの中鎖エス
テルを含むココナツ油と、中鎖エステル含有量が約54
パーセントのパーム核油である。大豆油及びコーン油の
ような、もつと多量に製造できるオイルは、中鎖エステ
ルを実質り含有していない。中鎖エステルが豐富なトリ
グリセリドを得るには、ココナツ油又はパーム核油を先
ず加水分解して、遊離の脂肪酸を形成する。
次に、この脂肪酸を蒸留により分離し、中鎖の留分をグ
リセロールと再び結合させ、中鎖のi・リグリセリドを
形成する。
摂取させるトリグリセリドの鎖長及び肝臓へ達する経路
とに拘わりなく、トリグリセリドは最終的に体内で構成
成分である脂肪酸に分解されてから、酸化される。脂肪
酸は、補酵素Aのチオエステルが先ず形成され、次いで
2個の炭素を有するアセチル補酵素A成分が除去される
、ベータ酸化として知られる方法により酸化される。ベ
ータ酸化が終了すると、最後の補酵素A成分が残り、こ
の構造は最初の脂肪酸の性質によって決まる。最初の脂
肪酸が偶数個の炭素原子を有する場合には、二重結合の
存否に拘わりなく、残留した補酵素A成分は別のアセチ
ル補酵素Aとなる。最初の脂肪酸が奇数個の炭素原子と
末端に炭素間二重結合を有する場合には、残留成分はア
クリロイル(ac ry l oy 1)補酵素Aとな
る。最初の脂肪酸が奇数個の炭素原子を有し、かつ二重
結合を持たないかあるいは、末端以外の部位に二重結合
を有する場合には、残留成分はプロピオニル補酵素Aと
なる。得られる補酵素Aは人体に対し極めて重栗な影響
を及ぼす性質を備えている。例えば、アクリロイル補酵
素Aは、高い毒性を有していることが知られている。従
って、奇数個の炭素原子を有し、末端に炭素間二重結合
を有する脂肪酸エステルを含有するトリグリセリドの摂
取は避けなければならない。これに対し、プロピオニル
補酵素Aはスクシニル(succi ny l)補酵素
Aに変わるが、これはアセチル補酵素Aとともに、トリ
カルボン酸輪材〔クレブス輪材(Kreb’ s cy
cle)とも呼ばれる〕における中間物質である。従っ
て、プロピオニル補酵素Aが存在すると、トリカルボン
酸輪材を介してアセチル補酵素Aの分解を促進する働き
をすることになる。通常は、アセチル補酵素Aは体内で
適当に分解を受ける。しかしながら、糖尿病患者の場合
には輪材に負担をかけかつ致死状態に至らしめるケトン
を発生させるほど過剰のアセチル補酵素Aが形成されて
しまう。従って、糖尿病患者は、奇数個の炭素原子を有
し、末端に不飽和結合を持たない脂肪酸エステルを含む
トリグリセリドを摂取すれば、ケトン発生の危険性は少
くなる。
しかしながら、炭素原子が奇数個の脂肪酸エステルは自
然には極めて稀にしか存在せず、また、かかるエステル
を製造する現在の方法は費用がががり過ぎるので、実際
には実施不能である。
C,アルファ・オレフィン アルファ・オレフィンは、ポリオレフィン、化学薬品及
び消費製品を製造する場合の中間体として主に使用され
る。例えば、1−プロペンは、ポリプロピレン、アクリ
ロニトリル、酸化プロピレン及びイソプロピル・アルコ
ールをつくるのに使用される。l−ブテンは主に、ポリ
(1−ブテン)並びに炭素原子が4個の種々のアルデヒ
ド及びアルコールをつくるのに使用される。これよりも
高級のオレフィンは通常、合成潤滑油、洗剤、可塑剤ア
ルコール、香味料、香水、染料、医薬品及び樹脂の製造
に用いられている。商業的規模の主なアルファ・オレフ
ィン源は石油である。従って、アルファ・オレフィンの
価格が過去10年間で著しく高騰し、品不足をしばしば
招いていることは驚くことではない。
D、メタセシス(MetathesiS)不均化反応と
も呼ばれるメタセシスは、オレフィン系炭化水素におい
て、炭素間二重結合の形成と開裂を通じてアキリデン (aky l i dene)の任意の相!L交換を行
なう触媒反応である。メタセシス反応は、2R,C=C
R2、□ RIC=CR1+ R2c=cR2 なる反応式で表わされるような、自己メタセシス又はホ
モ・メタセシスと呼ばれる。2つの同じ分子間で行われ
るものと、 3RC=CR2+’ 3R3C=CR4テ騙 R,C=
CR,+ R2C=CR2+ R2O−cR3+ R4
c=cR4+ R,C=CR3+ R,C=CR4+ 
RC−c R3+ R2c = c R4なる反応式で
表わされるような、コ・メタセシス(co−metat
hesis)又はヘテト不均化反応(heterodi
spropor −tionation)と呼ばれる異
分子間で行なわれるものとがある。
メタセシス反応は、可逆反応であり、立体効果は共役効
果(c o n j’ugat i o neffec
t)が著しい場合を除き、アルキリデン成分が統計的に
分布している熱力学的平衡を達成する。メタセシス反応
は、オーカノメタリックス番イン・ケミカル・シンセシ
ス (Organometallics i nChemi
cal 5ynthesis)第1巻第341乃至37
4頁(1972年)に掲載のタブリュ・ビー拳ヒユーズ
(W 、 B 。
Hughes)著の「遷移金属を触媒とする均質オレフ
ィン不均化反応」 (llTransition Metal −Cata
lyzed HomogeneousOlefin D
isproportiona−tion“′)に概略が
記されている。
E −脂IUj 酸エステルとアルケンのコ・メタセシ
ス 中村らの発明に係る特開昭51−125317号には、
オレイン酸メチルとエチレンとをコ争メタセシス処理し
て9−デセン酸メチルと1−デセンを形成する方法が開
示されている。この公報には、20kg/cm’(約2
84psig)のエチレン圧の下で、温度を60℃(1
40°F)にして5時間反応させることが記載されてい
る。溶媒として、オレイン酸メチル1モル当り3.5モ
ルのクロロベンゼンを使用している。9−デセン酸メチ
ルと1−デセンの収率はそれぞれ、18%であった。使
用した助触媒は六塩化タングステンとジクロルエチルア
ルミニウムであり、存在量はいずれもオレイン酸メチル
1モル当り0.017モルであった。この公報には、適
宜のエチレン1丁を慎重に逍択すれば、オレイン酸メチ
ルの自己メタセシス反応生成物は認められないことが記
されている。
フェッチ・ザイフェン拳アンストリフミツテン(Fe 
t t e−3e i fen −Anst ri c
hmi tten)第78巻、第444及至447頁(
1976年)に掲載されているイーーベルキューレン (E、Verkui j ten)及びシー・ポエルハ
ウア(C,Boe lhouwer)の論文[不飽和脂
肪酸エステルのメタセシス」には、等モルの六塩化タン
グステンとテトラメチル錫とからなる触媒系を使用する
脂肪酸エステルのコ・メタセシス及び自己メタセシスの
双方が記載されている。脂肪酸エステルの自己メタセシ
スに関して、著者は、「不飽和脂肪油は優れた出発物質
である」と述べるとともに、亜麻仁油や大豆油のような
乾性又は半乾性油から粘性油を製造することについて論
じている。更に、著者は、[不飽和脂肪油エステルとア
ルケンの(コ)メタセシス((co)metathes
is]は1種々の鎖長を有する脂肪酸エステルを得るの
に強力な手段である。従って、オレイン酸と3−ヘキセ
ンのメタセシス反応を行なわせると、オレイン酸メチル
のほかに、3−ドデセンと9−ドデセン酎メチルニスデ
ルが得られる」と述べている。
六J、l化タングステンとテトラメチル錫とからなる触
媒系を使用した4−ペンテニル−ブチル−エステル(C
=C4−0−C4)の自己メタセシス反応が、「オラン
ダの化学の業績の集録J(Rec、 Trav、Chi
m、)第96巻、第M127及至Ml 30頁(197
7年)に掲載されているダブル、アスト(W、Ast)
等の論文r 不M和エステルのオレフィンΦメタセシス
」に記されている。この論文には、生成物の節入収率は
、反応温度が約90’C(194°F)で触媒濃度がオ
レフィン1モル当り0.1モルの六塩化タングステン及
び0.30モルのテトラメチル錫のときに得られること
が記載されている。触媒、即ち、六塩化タングステン及
びテトラメチル錫の濃度が、オレフィン1モル当り、そ
れぞれ0.033モル及び0.1モルに減少すると、生
成物の収率は「わずかに低くなった」とされている。ま
た、オレフィン1モル当り六塩化タングステンが6.o
1モルで、テトラメチル錫が0.03モルのときに、極
〈少量の生成物が検出されたことも記載されている。
しかしながら、先行技術を記載する上記文献には、孤立
した炭素間二重結合を有する脂肪酸エステルを含むトリ
グリセリドとエチレンのコ・メタセシス反応による生成
物の収率を最大にするための最適条件については、何も
記載されていない。
(発明の目的) 本発明の目的は、トリグリセリドを化学的に改質するだ
めの改良された方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、アルファ・オレフィンを製造する
ための改良された方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、孤立した(iso−1ated)
炭素間即ち炭素−炭素間二重結合を末端に有し鎖長が短
かくなった脂肪酸エステルを含むトリグリセリドを製造
するための改良された方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明者は、トリグリセリドを改質しかつアルファ・オ
レフィンを製造するための新規かつ改良された方法を発
明した。この方法は、孤立した炭素間二重結合を末端に
有する脂肪酸エステルを、孤立した炭素間二重結合を末
端に有する鎖長が短かくなった脂肪酸エステルに変えか
つアルファーオレフィンを形成するのに充分な時間約3
8及至260°C(約100及至500’F)の温度で
触媒として有効な量のメタセシス触媒の看在下で約14
及至39 k g / c m’ (約200及至55
0psig)のエチレン分圧において孤立したrX J
開−重結合を有する脂肪酸エステルを含むトリグリセリ
ドをエチレンと反応させる上程を備えた構成に係るもの
である。
本発明方法は、孤立した炭素間二重結合を有する脂肪酸
エステルを含むトリグリセリドをエチレンとコφメタセ
シス反応させて生ずる生成物の収率を最大にすることが
できる。木押明方法によれば、容易に入手することがで
きる広範囲のトリグリセリド源から所望の通り改質した
トリグリセリドとアルファ・オレフィンを高収率で得る
ことができる。反応体であるトリグリセリド源は、所望
の種類のトリグリセリド及びアルファ番オレフィン生成
物によって所定のものが選択される。例えば、中鎖のト
リグリセリドは天然産の殆んどの油脂から得られる。ま
た、奇数個の脂肪酸エステルを含むトリグリセリドは、
天然産の油脂を改質してから二重結合を変位させれば得
られる。
(発明の実施の形態) A、コーメタセシス反応の概要 孤立した炭素間二重結合を有する脂肪酸エステルを含む
トリグリセリドをエチレンと反応させて、孤立した炭素
間二重結合を末端に有する鎖長の短かくなった脂肪酸エ
ステルを含むトリグリセリドとアルファ・オレフィンを
得るコ・メタセシス反応は、次式により表わすことがで
きる。
C−00−CR。
cmoo−c =c + c=c X y cmo、o−cR2 孤立した炭素間二重結合 エチレン を有する脂肪酸ニスチル を含むトリグリセリド C−00−CR。
−) c、oo−cx=c + Cy =cCニー0O
−CR2 孤立した炭素間二重結合 アルファ・ を末端に有する鎖長が短 オレフィン かくなった脂肪酸エステ ルを含むトリグリセリド 上式において、Xとyは2以上の整数である。
[孤立したJ (”1solated”)なる語は、非
累積性(non−cumulat 1ve)でかつ非共
役性(unconjugated)の炭素間二重結合を
云うものである。即ち、孤立した二重結合では、少なく
とも2つの単結合によって他の二重結合から分離されて
いる二重結合である。累積性の共役二重結合は、メタセ
シス反応においては反応性がない。
B、I・リグリセリド反応体 反応体であるトリグリセリドは、本発明において使用す
るには、孤立した炭素間結合を含む脂肪酸エステルを含
まなければならない。コ中メタセシス反応により得られ
る生成物は、かかるエステルの性質と配置によって定め
られる。
例えば、このようなエステルを含む多量に得られ安価な
トリグリセリドは、植物油である。普通の植物油は全て
、孤立した炭素間二重結合を含む脂肪酸であるオレイン
酸のエステルを含む。反応体トリグリセリドの脂肪酸エ
ステルはオレイン酸のエステルからなる場合には、次式
で示すように鎖長の短かくなった脂肪酸エステルはカプ
ロレイン酸のエステルからなり、またアルファーオレフ
ィンは1−デセンからなる。
C−00−CR2 オレイン酸のエステル エチレン からなるI・リグリセリド C−00−C=C+ C9=C C−00−CR2 カプロレイン酸の 1−デセン エステルからなる トリグリセリド 孤立した炭素間二重結合を有する別の一般的な脂肪酸エ
ステルはリルイン酸である。反応体のトリグリセリドが
リルイン酸のエステルからなる場合には、次の反応式で
示すように、カプロレイン酸が1−ヘプテン及び1.4
−ペンタジェンとともに生じる。
C−00−CR2 リルイン酩のエステル エチレン からなるトリグリセリド C−00−CR。
C−QC)−CR2 カプロレイン酸の 1−ヘプ 1.4−ベニステルから
なる テン ンタジェン トリグリセリド リルン酸は植物油には非常に少ないが、大豆油は約8パ
ーセントのリルン酸エステルを含み、また、なたね油は
約5パーセントのリルン敢エステルを含む。反応体のト
リグリセリドがリルン酸のエステルからなるときには、
次式の反応で示すように、カプロレイン酸エステルが1
−ブテン及び1.4−ペンタジェンとともに生ずる。
C−00−CR1 C−0O−C9=C3=c3−63 者 C−00−CR2 す/レン酸のエステル からなるトリグリセリド + 3C=C□ラ エチレン C−00−CR。
C−00−C==(: ■ C−00−CR2 カプロレイン酸のエステルから なるトリグリセリド 十 C3−C+ 2 c = c 3 = c■−ブテ
ン 1,4−ペ ンタジェン このように、反応体のトリグリセリドが未改質の植物油
(いずれもオレイン酸エステルを含む)である場合には
、エチレンとのコ・メタセシス反応による生成物は、カ
プロレイン酸のエステルを含むトリグリセリドと1−デ
センとからなる。改質したトリグリセリドにおけるカプ
ロレイン酸エステルの比率は、植物油におけるラウロレ
イン酸エステル、オレイン酸エステル、リルイン酸エス
テル及びリルン酸エステルの比率の総和である。同様に
、生成するアルファ・オレフィンの種類と比率は、植物
油のエステルの種類によって決められる。
植物油から得られた改質トリグリセリドは、種々の多く
の用途を有する。−例を挙げると、ある植物油から得ら
れる改質トリグリセリドは、吸収不良症候群にかかって
いる人間の食事における中鎖トリグリセリドとして直接
使用することができる。紅花油、ひまわり油及び大豆油
から得られる改質トリグリセリドは、かかるグリセリド
におけるカプロレイン酸エステルの比率が高い(紅花油
及びひまわり油の場合には約89パーセント、大豆油の
場合には約85パーセント)ので、食事に賀トリグリセ
リドは加水分解処理を施こすとカプロレイン酸を得るこ
とができ、また水素添加処理してから加水分解処理を行
なうとカプリン酸を得ることができる。また、改質トリ
グリセリドは更にコ・メタセシス反応に供することがで
きる。例えば、l−ブテン又は3−ヘキセンとメタセシ
ス反応させると12個の炭素原子を含む酸エステルを生
成する。更にまた、改質したトリグリセリドは、過酸化
水素と反応させると、エポキシドに変えることができる
。エポキシドは更に、水利させるとポリホールを形成し
、アクリル酸と反応させると二官能価のアクリレートを
生成し、またメタクリル酸と反応させると二官能価のメ
クタリレートを形成する。
反応体であるトリグリセリドを改質処理してからメクセ
シスに供すると、別の種類の生成物を1+することがで
きる。例えば、リルイン酸とリルン酪は、水素化条件を
制御して部分水素添加処理すると、オレイン酸及びエラ
イジン酸(シス形であ名2オレイン酩のトランス異性体
)にすることができる。従って、トリグリセリドは、殆
んど全ての不飽和エステルがオレイン酸及びエライジン
酸のエステルである植物油から得ることができる。
上記したように、幾つかの植物油においては、オレイン
酸エステル、リルイン酸エステル及びリルン酸エステル
の総和は著しく大きくなるので、オレイン酸エステルと
エライジン酸エステルを高率で含むトリグリセリドを容
易に得ることができる。かかるトリグリセリドがエチレ
ンとコ拳メタセシス反応を行なうと、得られるアルファ
・オレフィンの大部分は1−デセンとなる。メタセシス
を行なう前にトリグリセリドを改質する別の方法として
、第1の炭素間二重結合を9番目から10番目の位置へ
変える方法がある。トリグリセリドをエチレンとコ・メ
タセシス反応させると、イη・られるトリグリセリドは
末端に二重結合を有し炭素原子が11個の鎖長のものと
なる。水素添加処理を行なうと、炭素原子が奇数個のこ
のトリグリセリドは、糖尿病患者の食事に使用してケト
ン発生の危険性を低減させるのに適したものとなる。
C,エチレンの圧力 本発明の方法は一般に、約14乃至39kg/cm’(
約200乃至55opsig)のエチレン分圧で行なわ
れる。コ・メタセシス反応はこの範囲以下の圧力で起る
が、コ・メタセシス反応生成物の収率は低下する。これ
は、エチレンは充分過剰に存在せず、溶液中のエチレン
は少なくなり、トリグリセリドの自己メタセシスがかな
りの程度まで起るので、収率が低下するものと考えられ
る。また、コ・メタセシス反応は上記したエチレン圧の
範囲以上の圧力でも起るが、この場合も収率が低下する
。高圧の場合に収率が低下する理由は明らかではない。
収率は、圧力の上昇とともに増加するか、あるいは、悲
〈ても一定のレベルを保持し続けるものと考えていたの
で、このような収率の低下は予期し得ないものである。
所望のコ・メタセシス反応生成物の最大収率は、エチレ
ンの分圧が約23乃至34kg/crn’(約330乃
ffi490psig)であるときに得られる。
D、メタセシス反応触媒 本発明のコ・メタセシス反応は、触媒として有効な量の
メタセシス触媒の存在下で進行する。
「メタセシス反応触媒」とは、メタセシス反応に対して
触媒作用を行なう触媒又は触媒系を云うものである。
メタセシス反応は一般に、遷移金属成分と非遷移金属成
分の双方を含む系による触媒作用を受ける。最も活性が
ありかつ最も数の多い触媒系は、周期律表の第VI A
族遷移金属元素であるタングステンとモリブデンから得
られる。有機アルミニウム化合物並びに錫、リチウム及
びマグネシウムのアルキル誘導体は、非遷移金属成分を
含むメタセシス反応触媒系で最も広く使用されている。
本発明のコ・メタセシス反応に触媒作用を及ぼすために
使用する場合の好ましい触媒は、タングステン化合物と
錫化合物である。適当な触媒としてのタングステン化合
物には、オキシ塩化タングステン、五臭化タングステン
、二塩化タングステン、四塩化タングステン及び六塩化
タングステンがある。適当な触媒としての錫化合物には
、テトラメチル錫及びテトラ−n−ブチル錫がある。最
も好ましいメタセシス反応触媒は、六塩化タングステン
とテI・ラメチル錫である。コ争メタセシス反応生成物
の収率を最大にするためには、2つの触媒成分が反応体
のトリグリセリド1モル当り約0.04乃至0.12モ
ルの濃度で等モル存在するのが好ましい。
E、溶媒 本発明のコ・メタセシス反応は溶媒を使用せずに行なう
ことができるが、トリグリセリドを有機溶媒に溶解させ
るのが好ましい。
溶媒が存在すると混合が行なわれ易く、しがもトリグリ
セリドに加えて反応前に一部を法発除去すれば、六塩化
タングステンのようなメタセシス反応の触媒の効力を奪
う微量の水を除去する゛のを助けるものとなる。メタセ
シス反応において、より一般的に使用される溶媒として
、ベンゼン、クロロベンゼン及びトルエンのような芳香
族溶媒がある。しかしながら、脂肪族炭化水素の溶媒は
、反応体との相互作用の傾向が少ないので、芳香族の溶
媒よりも好ましい。一定量の溶媒からコ・メタセシス反
応の生成物の収率を最大にする点から好ましい溶媒は、
市販されているヘキサンのような、沸点が約51乃至1
21°C(約125乃至250°F)の範囲にある飽和
炭化水素である。
モル基準で云えば、好ましい溶媒量は、トリグリセリド
1モル当り、約0.5乃至5.0モルである。
F、温度 反応は一般に、約38乃至260°C(約100乃至5
00°F)の温度で行なわれる。約38℃(約100°
 F)以下の温度では反応は緩慢にしか進まないが、こ
れは反応に必要な活性エネルギーが得られないことによ
るものと考えられる。反応速度は温度の上昇とともに増
加するが、約260 ’C(約500’F)以上の温度
では、トリグリセリドが分解し始めるので、この温度以
上は望ましくない。反応にとって好ましい温度は約52
乃至121 ’O(約125乃至2506F)である。
G、収率 未発1gノ方法によれば改質したトリグリセリドとアル
ファ・オレフィンが得られるが、これらの収率は採用さ
れる反応条件に左右される。一般には約30パーセント
以上の収率が得られるが、60パーセント以」二の収率
は好ましい条件で得られる。植物油とエチレンとのコ・
メタセシス反応の好ましい条件は次の通りである。(1
)エチレン分圧は、約23乃至34kg/cm’(約3
30乃至490psig)であり、(2)触媒系は、ト
リグリセリド1モル当り0.04乃至0.12モルの六
1n化タングステン及びテトラメチル錫からなり、(3
)溶媒は、沸点が約52乃至121 ℃(約125乃至
250°F)の範囲にある飽和炭化水素であり、溶媒の
存在量は、トリグリセリド1モル当り約0.5乃至5.
0モルであり(4)温度は、約51乃至121’O(約
125乃至250’F)であり、かつ、(5)反応時間
は、約30分以上である。本発明方法は、回分式(ba
tch−wise)、半回分式又は連続式のいずれでも
実施することができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に説明するが、実施例は
下記する一般的な実験手順を使用して行なった。
反応器は、316ステンレス鋼から構成した。
反応器本体は長さが7.62cm(3インチ)で直径が
7.62cm(3インチ)の両端を板に溶接してつくっ
た。この本体に温度計のさやと圧力ゲージを備えつけた
。反応器の内部に挿入したテフロン被覆の磁石で攪拌を
行なった。反応器の頂部に3つの開口を設け、その一つ
は窒素ガス源とエチレンカス源とに接続されたニードル
弁入口であり、他の一つは大気に通じるニードル弁出口
であり、残りの一つは固体物質と液体物質の添加及び取
出しを行なうためのねじ付き開ロブラグである。
大豆油とエチレンとのコ・メタセシス反応を次のように
して行なった。〔ゴム買物質を除き(degum)、ア
ルカリ精製処理し、水で洗浄し、真空乾燥し、漂白し、
脱臭処理して〕充分に精製した70グラムの大豆油(約
0.08モル)と溶媒とを〜・緒に混合し、部分蒸留し
て微暗の水を除去してから反応器に入れた。次に、所定
量のrlf jtl華処理した99パーセント六墳化タ
ングステンと等モルのテトラメチル錫とを加えた。プラ
グをはめ、IW拌を開始した。次に、反応器を窒素、続
いてエチレンを用い、連続してパージした。次に1反応
器をエチレンで加圧し、約104℃(220°F)の温
度まで除々に加熱した。約50分間、この温度に保持し
た。次に反応器を冷却し、液体/l:成物を、自重を測
定したフラスコに移した。 この、フラスコに、内部基
準(internal 5tandard)として作用
する既知11の純粋なオレイン酸メチルを加えた。試料
をガスクロマトグラフィ分析して、1−ヘプテン及びl
−デセンの収率を測定した。
実 施 例 1 この実施例は、大豆油とエチレンとのコ・メタセシス反
応における好ましいエチレンの圧力が約23乃至34 
k g / c rrf (約330乃至490ポンド
/平方インチeゲージ(psig))であることを示す
ものである。
エチレンの圧力をそれぞれ約23.23.5.34及び
46kg/cm’(330,335,490及び660
ポンド/平方インチ・ゲージ(psig))にして、4
通りの反応を行なわせた。使用した触媒系は、大豆油1
モル当り0.06モルの六塩化タングステンと0.06
モルのテトラメチル錫からなるものであった。(蒸留後
の)大豆油1モル当り3モルの割合でベンゼンを溶媒と
して使用した。その他の反応条件は、上記した通りであ
る。得られた結果を第■表に示すが、この結果から、エ
チレンの圧力が約23乃至34 k g / c rr
f (約330乃至490ボンド/平方インチ(psi
g))であるときに収率を最良のものとすることができ
る。
第■表 人゛豆油とエチレンとのコ・メタセシス反応における収
率に及ぼすエチレンの 圧力の影響 エチレン l−へブテン l−デセン の圧力 の収率 の収率 (k g / c m’ (%) (%)(p s i
 g) ) 約23 61 66 (330) 約23.5 62 70 (335) 約34 59 68 (490) 約46 44 54 (660) 実 施 例 2 本実施例は、大豆油とエチレンとのコ・メタセシス反応
における六塩化タングステン触媒とテトラメチル錫助触
媒の好ましい濃度が大豆油1モル当り約0.03乃至0
.12モルであることを示すものである。大塩化タング
ステン触媒とテトラメチル錫助触媒を等モルづつ使用し
て、3つの反応を行なった。使用量は、それぞれ大豆油
1モル当り0.03モル、0.06−+=+lz及び0
.12%ルとした。溶媒は、ベンゼンを大豆油1モル当
り3モルの割合で使用した。エチレンの圧力は約28k
g/crn’ (400psig)とした。その他の反
応条件は上記した通りである。本実施例の結果を第■表
に示す。
第■表 、大豆油とエチレンとのコ・メタ セシス反応における収率に及ぼ す触媒濃度の影響 触媒濃度* l−へブテン l−デセンの収率(%) 
の収率(%) 0.03 17 16 0.06 62 63 0.12 50 42 *大豆柚1モル当りの六塩化タングステンとテトラメチ
ル錫のモル量 」二記結果から、触媒濃度が大豆油1モル当り約0.0
3乃至0.12モルであるときしこ、収率力ζ最良のも
のになることがわかる。
実 施 例 3 本実施例は、ヘキサンが大豆油とエチレンとのコ・メタ
セシス反応における好ましl、N触媒であることを示す
ものである。
大σV+1+ 1 クラム当りベンゼン、クロロベンセ
゛ン及びヘキサンをそれぞれ0.3ミリリソトルイ史I
nして、3つの反応を行なった。大豆油1モル当り0.
05モルの六塩化タングステン及びテトラメチル錫をそ
れぞれ加えた。エチレンの圧力(士糸928kg/cm
’ (400ps ig)にした。その他の反応条件は
」二重した通りである。結果t−h第V表に示す通りで
あった。
第 V 表 大豆油とエチレンとのコ・メタ セシス反応における収率に及ぼ す溶媒の影響 溶媒量 (m l / 1−ヘプ g油) テンの収 l−デセ (モル/ 率 ンの収率 ベンセン 0.3 41 40 3.0 クロロ 0.3 45 55 ベンゼン 2.6 ヘキサ7 0.3 ’53 56 0 ト記結果から、ヘキサンが使用されるときに生成物の収
率が最大となるので、ヘキサンが好ましい溶媒であるこ
とがわかる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、容易に入手し得る広範
囲なトリグリセリド源から所望の改質を施こされたトリ
グリセリドとアルファ・オレフィンを高収率で得ること
ができる。
(発明の実施態様) 以下、本発明の実施態様を列挙する。
(1)孤立した炭素間二重結合を末端に有する脂肪酸エ
ステルを、孤立した炭素間二重結合を末端に有する鎖長
が短かくなった脂肪酸エステルに変えかつアルファ・オ
レフィンを形成するのに充分な時間約38乃至260℃
(約ioo乃至500°F)の温度で触媒として有効な
量のメタセシス触媒の存在下で約14乃至39kg(約
200乃至550psig)のエチレン分圧において孤
立した炭素間二重結合を有する脂肪酸エステルを含むト
リグリセリドをエチレンと反応ごせる≠≠#ミ=横か4
ことを特徴とするトリグリセリドを改質しかつアルファ
・オレフィンを製造する方法。
(2)エチレン分圧は約23乃至34kg/cm”(約
330乃至490psig)であることを特徴とする前
記第1項に記載の方法。
(3)前記反応は約52乃至121°C(約125乃至
250°F)の温度で行なわれることを特徴とする前記
t51項に記載の方法。
(4)生成物の収率は約30パーセント以1−、である
ことを特徴とする前記第1項に記載の方法。
(5)生成物の収率は約60パーセント以にであること
を特徴とする前記第4項に記載の方法。
(6)前記メタセシス触媒はタングステン化合物と錫化
合物とからなることを特徴とするl1II記第1項に記
載の方法。
(7)タングステン化合物及び錫化合物はそれぞれトリ
グリセリド1モル当り約0.04乃至012モル存在す
ることを特徴とする前記t56項に記載の方法。
(8)前記メタセシス触媒は六塩化タングステン及びテ
トラメチル錫とからなることを特徴とする前記第7項に
記載の方法。
(9)トリグリセリドを有機溶媒に溶□解することを特
徴とする前記第1項に記載の方法。
(10)前記有機溶媒はトリグリセリド1モル当り約0
.5乃至5.0モルの沸点が約52乃至121°C(約
125乃至250’F)の飽和炭化水素からなることを
特徴とする前記第9項に記載の方法。
(11)反応体のトリグリセリドは炭素数が10乃至2
4個の鎖長のエステルからなることを特徴とする前記第
1項に記載の方法。
(12)反応体のトリグリセリドは、鎖長が短かくなっ
た脂肪酸エステルがカブごレイン酸ジエステルからなり
かつアルファΦオレフィンが1−デセンからなるように
、オレイン酸からなることを特徴とする前記第11項に
記載の方法。
(13)反応体のトリグリセリドは実質上大豆油からな
ることを特徴とする前記第12項に記載の方法。
(14))リグリセリドを有機溶媒に溶解することを特
徴とする前記第4項に記載の方法。
(15)反応体のトリグリセリドは炭素原子数が10乃
至24個の鎖長のエステルからなることを特徴とする前
記第14項に記載の方法。
(16)メタセシス触媒はタングステン化合物と錫化合
物とからなることを特徴とする前記第15項に記載の方
法。
(17)前記反応体のトリグリセリド1日、鎖長が短か
くなった脂肪酸エステルがカプロレイン酸のエステルか
らなりかつアルファ・オレフィンが1−デセンからなる
ように、オレイン酸のエステルからなることを特徴とす
る前記第16項に記載の方法。
(18)反応は約52乃至121’0(約125乃至2
50°F)の温度で行なわれることを特徴とする前記第
17項に記載の方法。
(19)エチレン分圧は約23乃至34kg/crn’
(約330乃至490psig)であることを特徴とす
る前記第18項に記載の方法。
(20)タングステン化合物と錫化合物はそれぞれトリ
グリセリド1モル当り約0.04乃至0.12モル存在
することを特徴とする前記第19項に記載の方法。
(21)生成物の収率は約60パーセント以上であるこ
とを特徴とする前記第20項に記載の方法。
(22)反応体のトリグリセリドは、鎖長が短かくなっ
た脂肪酸エステルがカプロレイン酸のエステルからなり
かつアルファeオレフィンが1−ヘプテン及び1.4−
へブタジェンからなるように、リルイン酸のエステルか
らなることを特徴とする前記第21項に記載の方法。
(23)有機溶媒はトリグリセリド1モル当り約0.5
乃至5.0モルの沸点が約52乃至121°C(約12
5乃至250°F)の飽和炭化水素から実質上なること
を特徴とする前記第22項に記載の方法。
(24)反応体のトリグリセリドは、鎖長が短かくなっ
た脂肪酸エステルがカプロレイン酸のエステルからなり
かつアルファ會オレフィンが1−ブテン及び1.4−ペ
ンタジェンからなるように、リルイン酊のエステルから
なることを特徴とする前記第23項に記載の方法。
(25)メタセシス触媒は六塩化タングステンとテトラ
メチル錫とからなることを特徴とする前記第24項に記
載の方法。
(26)反応体のトリグリセリドは実質上大豆油からな
ることを特徴とする前記第25項に記載の方法。
特許出願人 ニー・イー・ステーレイ・マニファクチュ
アリング・ コムパニイ !、 ′j=・1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)孤立した炭素間二重結合を末端に有する脂′ 肪
    酸エステルを、孤tした炭素間二重結合を末端に有する
    鎖長が短かくなった脂肪酸エステルに変えかつアルファ
    ・オレフィンを形成するのに充分な時間約38乃至26
    0’C(約Zoo乃至500°F)の温度で触媒として
    有効な量のメタセシス触媒の存在下で約14乃至39 
    k g/ c m’ (約200乃至550psig)
    のエチレン分圧において孤立した炭素間二重結合を有す
    る脂肪酸エステルを含むトリグリセリドをエチレンと反
    応させるー 、 ことを特徴とするトリグリセリドを改
    質しかつアルファ・オレフィンを製造する方法。
  2. (2)エチレン分圧は約23乃至34 k g / c
     m’(約330乃至490psig)であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)前記反応は約52乃至1.21°C(約125乃
    至250°F)の温度で行なわれることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. (4)前記メタセシス触媒はタングステン化合物と錫化
    合物とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  5. (5)前記メタセシス触媒はタングステン化合物と錫化
    合物とからなり、前記タングステン化合物及び錫化合物
    はそれぞれトリグリセリド1モル当り約0.04乃至0
    612モル存在するものであり、しかも前記タングステ
    ン化合物は六塩化タングステンでありかつ前記錫化合物
    はテトラメチル錫であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。
JP59113220A 1983-06-20 1984-06-04 トリグリセリドとエチレンとのコ・メタセシス処理方法 Pending JPS6051129A (ja)

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