JPS60501642A - つまようじ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 つまようし 本発明は、プラスチック製の、本体部が実質的に三角形の断面を有する長楕円形 状で、先鋭端部に向い先細に形成され、歯の隣接面間隙に手につまんで出し入れ 可能に構成されたつまようじに関する。

歯肉の刺激、歯に形成される皮膜の除去、歯の隣接面間隙に残る食物かすの清掃 のためまた同様な歯科衛生上の目的で、つまようしが利用される。歯肉の縁に向 う部位で歯を被覆する皮膜の除去は、う蝕及び歯科疾患の予防上特に重要である 。

通常のつまようじの形状は、三角形で比較的小さな断面積を有する細長い本体部 から成り、手による操作により歯及び歯肉に当てて、その目的、即ち歯肉の清掃 及び刺激を果たすように口内に出し入れ出来るようになっている。使用に際し、 つまようじは指によりつまみ、所要の運動を行うよう取扱われる。

従来のつまようじは直線状で、木材、金属又はプラスチックで製造されている。

つまようしは、隣接２木の歯の間の隙間に挿入され、その側部で歯の側部に当る よう強く押し込まれる。これによく耐えるには、つまようじは、その長さ方向に 充分強固であるように成る程度の強度及び剛性を有していなければならない。

従来のつまようじは、横断方向に容易に圧縮されるよ２ うにはなってはおらずまた従って清掃の意図された隙間又は窩洞の形状にその形 状を変え得るようにはなっていない。更に、使用中に折れてしまいがちでもある 。

このため、つまようじは歯肉に害を与えがちであり、時には役に立つよりもむし ろ害を及ぼすおそれがある。

特に歯肉に逆乳頭状の穴のある場合には、つまようじの先鋭端が容易に皮膚に突 きささって、それを破壊し、歯肉を傷つけるおそれがある。更に、つまようじを 舌側の方から挿入するのは不可能であるから、歯の裏側の部分につまようじを使 うのは困難であるし、またしばしば不可能でさえある。

以上のように、今日知られているつまようじを用いて、歯の表面から全ゆる細菌 皮膜を効率よく除去し、また歯肉の刺激を行う目的で、歯の表面の清掃を効率よ く行うことは不可能である。

本発明の目的は、今日知られているつまようしにつき上述した種々の欠点を克服 することであり、同時に、歯又は歯肉を損傷するおそれなしに、それらの効率の 良い清掃及び刺激を行い得るようにすることである。

本発明によれば、これらの目的は、先鋭端部がその下側面から上方に曲げ形成さ れたつまようじを提供することにより達成される。このように、本発明によれば 簡単な方法及び手段により、逆乳頭状の穴のある場合でさえも、水平に口内に挿 入されたつまようじの先鋭特表昭６０−５０１６４２　（２） 端部が上側に向くため、また穴の両側で上方に突出する歯肉の部分を傷つけるお それなしに、それらの頂部をわたっていわばスキー又はランナーのように滑動さ せることが出来るため、先鋭端部が歯肉に突きささるおそれなしに歯の隣接面間 隙に容易に挿入可能なつまようじが得られる。従来品つまようじでは、使用時に 歯肉を損傷するおそれが非常に大きかったのであるが、本発明のつまようじによ ればそのようなおそれが解消される。

後述する請求の範囲第２項に記載するように、つまようじの下側に切欠きを形成 すると、そこに歯肉のための空間が形成されるので、つまようじの挿入及び使用 に際し、正常な歯乳頭の保護をはかることが出来る。

また、請求の範囲第３項に記載するように、つまようじの前方部分に向い切欠き の寸法を減少させることにより、切欠きが先細となりまたつまようじの断面積が 先鋭端部に向い狭小となるので、歯肉損傷のおそれなしに、つまようじ材の好都 合な配分をはかることが出来る。

請求の範囲第４項に記載のように、つまようじを、その最も広幅の部分で横断方 向に圧縮可能なように構成することにより、たとえ歯乳頭に損傷があっても又は ブリッジ、クラウン及び充填処置による治療のため間隙が狭められていても、或 いはその他の理由により間隙が狭められている場合であっても、つまようじの使 用が可能となる。

請求の範囲第５項に記載のように、つまようじに横断方向の可撓性のフラップを 具備させることにより、とりわけ歯表面の皮膜の除去が効率よく行えるようにな る。これは、治療剤等の部分が存在するような部位であっても、フラップが歯の 全ゆる側面をたたくからである。更に、つまようじをその長手方向に運動させる と、歯の舌に向う方の側面を、ちょうどそのほおに向う方の側面を有効に清掃す ると同様に、有効に清掃することが出来る。このように、つまようじを口外から 挿入することにより歯の清掃を行う場合に、従来知られていなかった、歯表面の 有効な清掃が可能となる。

更に、フラップを形成Ｉることにより、つまようしに好ましい剛性を与えること が出来、使用時につまようじかねしれてしまうようなおそれを回避することが出 来る。

請求の範囲第６項に記載のように、つまようじに上方に突出する板状の操作部片 を設けるのも有利であり、この構成によればつまようじの方向決め及び運動操作 が容易となる効果がある。

以下添付図面を参照して、本発明の更に詳細な説明を記載する。

第１図は、本発明つまようじの側面図を示す。

第２図は、第１図のｎ−ｎ線矢視断面図を示す。

第３図は、第１図のＩ−Ｉ線矢視断面図を示す。

第１図は、本発明の実施例にかかわるつまようじの例を示す。このつまようじは 公知のダイカスト法によりプラスチックから１体製品として製造される。

細長い本体部４の横断面は、第２図及び第３図に示されるように三角形で、その 後端部で最大寸法部となっている。この最大寸法部は、つまようじの後端から、 その全長の部分の−に相当する距離に及び形成されている。この最大寸法部から 、つまようじの先端部２に向い、つまようじの後端から約２／３の点まで寸法を 均一に減少させである。この部分の下側面は全長にわたり平らで、またその中央 部に第２図に示されるように切欠き３が長さ方向に形成されている。この切欠き ３を形成する目的は、っまようしかその最大幅部分て圧縮可能であるように構成 することにある。下側面又は底面は平らであるが、つまようじの高さは、その中 央の１／３長さ部分て均一に減少させである。

先端部２の底面は若干下方に凸状に形成されているが、先鋭端部１は第１図に示 されるようにスギ−又はランナーの形状りなるよう上方に曲げ形成されている。

先端部２の断面積は非常に小で、先鋭端部１及びこの先端部２は歯の隣接面間隙 に容易に挿入可能であるから、この先端部２に切欠きを形成する必要はない。

６ つまようじの中央部分には、第２図示されるように、その両側に、底面縁から頂 縁に及ぶ多数のフラップ５が形成されている。これらのフラップは、つまようじ の用途いかんにより図示以外の外郭形状とすることが出来る。異なる形状のフラ ップを交互に配列しても良いしまたつまようじの用途によりそれらの数を変える ことも出来る。つまようじを挿入する時またはそれを引き抜く時、フラップ５は 歯の表裏両面を打ち、また可撓性であるため隙朋の形状に適合する形状に変形し て最高の清掃効果をあげることが出来る。

フラップ５を形成することにより、つまようじの剛性を非常に高めることが出来 、また使用時につまようじをねじった場合にも、その形状をよく保ち、容易に変 形することのないものとすることが出来る。

最後に、つまようじの取扱いを容易とするため、板状の操作部片６が形成されて いる。この構成によれば、隙間へのつまようしの挿入の際その正しい取扱いが間 違いなく行い得ると共に、つまようじの長手方向での運動及び時によっては行わ れる横方向への運動方向の変化が容易になし得るようになる。

本発明のつまようじは、ポリスチレン又はその他の熱可塑性材等の無害の合成樹 脂重合体材を用いて製造される。また、本発明のつまようじを、表面構造、硬度 、弾性又は剛性等の物性につき、種々の特殊の特性特表昭６０−５０１６４２　 （３） を有するものに製造することが可能である。

つまようじの寸法は、典型的には、長さが約５ｃｍ。

最大幅が約３顛及び最大高さが約４１園で、それに高さが約ｌ　ｃｍの操作部片 が加わったものである。

浄書（内容に変更なし） 喝 手　続　補　正　＠（方式） ％式％ １事件の表示 ＰＣＴ／ＤＫ　８４．１０００５９ ２発明の名称 つまようじ ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ５、補正命令の日付　昭和６０年６月１１日付発送の手続補正命令５　補正の対 象　委任状および翻訳文、図面の翻訳文国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、プラスチックにて製造され、本体部が実質的に三角形の断面を有する長楕円 形状で、先鋭端部に向い先細に形成され、歯の隣接面間隙に手により出し入れ可 能に構成されており、先鋭端部（１）がその下側面から上方に曲げ形成されてい ることを特徴とするつまようじ。 ２、前記下側面に、その少なくとも中央部の長手方向に沿い切欠き（３）か形成 されていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のつまようし。 ３、先端部（２）に向い前記切欠き（３）の寸法が減少しでいることを特徴とす る請求の範囲第２項に記載のつまようじ。 ４、前記切欠き（３）の長さ方向に対する横断方向二二圧縮縮径が可能であるこ とを特徴とする請求の範囲第２項又は第３項に記載のつまようし。 ５、両側に、底面縁から頂縁に及ぶ少なくも１枚の、横断方向の可撓性のフラッ プ（５）か形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のつまよう じ。 ６、前記先鋭端部（１）とは反対の端部に上方に突出する操作部片（６）が形成 されていることを特徴とする請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項及び第 ５項のいずれかに記載のつまようし。