JPH0725827U - 歯清掃装置 - Google Patents

歯清掃装置

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JPH0725827U
JPH0725827U JP013258U JP1325894U JPH0725827U JP H0725827 U JPH0725827 U JP H0725827U JP 013258 U JP013258 U JP 013258U JP 1325894 U JP1325894 U JP 1325894U JP H0725827 U JPH0725827 U JP H0725827U
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tooth
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bristle
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JP013258U
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Inventor
ジェイ ロジャーズ、ネイサン
レイ ロジャーズ、バーバラ
Original Assignee
ジェイ ロジャーズ、ネイサン
レイ ロジャーズ、バーバラ
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Publication date
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    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/04Arranged like in or for toothbrushes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1066Toothbrush for cleaning the teeth or dentures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S15/00Brushing, scrubbing, and general cleaning
    • Y10S15/05Varied length bristle

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  • Brushes (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯の間隙および近接歯間区域、歯肉縁および
その下方の歯面、歯−歯間接触面とその歯槽舌溝を簡単
に清掃できる歯清掃装置を得ること。 【構成】 歯清掃装置は、ヘッド部分(6)の水平面に
対し全幅にわたって、約45度の角度に配置された複数
の各剛毛束(15,16,17,18,19)のベベル
自由端を含むクサビ状手段と、自由端全体によって凹形
面が形成されるように、第1長さから第2長さの間、連
続的に長さが変化する一連の剛毛からなる形状合致手
段、を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は人間の歯の手入れと清掃に関するものであり、特に近接歯間の歯面、 歯肉縁、その歯槽舌溝および孔隙を清掃する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
先行技術において公知のように、歯ブラシは個人的な歯の衛生保持のための日 課に組み込まれている。実際に、歯ブラシは歯の表面のムチン斑の形成を予防す るために規則的に使用される主要な器具である。
【0003】 また公知のように、ムチン斑、すなわち歯の表面上に形成された食物粒子、唾 液および細菌から成る粘着性膜がこれらの面から摩耗作用などで除去されなけれ ば、最後に硬い歯石堆積を形成する。もちろん当業者には明かなように、歯石が 一度形成されると、これは歯科医でなければ除去できない。また歯石が除去され なければ、虫歯と歯周疾患の生じる傾向がある。
【0004】 従って、虫歯と歯の疾患とを防止するために、歯と歯肉に毎日歯ブラシを掛け フロスを使用する事が歯科医などによって推奨されている。通常の歯ブラシとフ ロスは、到達容易な歯の自由面、口腔の前側および唇側部分の歯肉縁、および隣 接歯間の嵌入がなくまたは殆どない歯間斜面を清掃する事ができる。しかし到達 困難な歯間の斜面、特に隣接歯間に嵌入のある斜面、口腔の後側および舌側部分 の歯肉縁、および歯肉の歯槽舌溝と孔隙の清掃については先行技術において満足 な解決法がない。
【0005】 先行技術においては、歯の自由面の清掃のために多くの効果的な歯ブラシ設計 が公知である。しかし先行技術は、歯および歯肉の到達しにくい面に到達して清 掃するための簡便有効な手段と方法を提供するためには部分的にしか成功してい ない。
【0006】 例えば、米国第2,043,898号明細書において、マルコム(Malcolm) は 一連の剛毛から成り、これらの剛毛が隣接剛毛束間の干渉を避けるために楕円形 または長円形のリッジ(***部)を成し、同時に歯の斜面に到達しようとした歯 ブラシを開示している。歯肉縁に形成された歯槽舌溝の中に歯ブラシが到達でき るように、リッジの横方向部分において外側剛毛束はクサビ状を成す。このよう な剛毛形状の目的は剛毛先端を歯−歯肉接触面の歯槽舌溝と孔隙および隣接歯間 の斜面に到達させるにあるが、当業者には明らかなように、このような歯ブラシ のヘッド部分の大きさと剛毛束のサイズおよび構造の故に、剛毛はこれらの到達 しにくい箇所に進入できない。
【0007】 米国特許第1,943,225号明細書において、マキンタイヤ(McIntyre)は 各剛毛束が反対方向に傾斜したベベル縁を成すように切断された頂点と自由端と を有する歯ブラシを開示している。これらの剛毛束の頂点が歯ブラシのヘッドに 対して交互に縦方向および横方向に形成される目的は、近接歯間のスペースの中 に入りその斜面と接触するにある。この場合、歯ブラシのヘッドに沿って剛毛束 を長手方に嵩張って配置するので、剛毛はこれらの到達困難な区域に入る事がで きず、その効果的な清掃ができない。
【0008】 業界公知のように、口腔の外側の唇側部分よりも内側の舌側部分の近接歯間の スペース、歯槽舌溝および孔隙、および歯肉縁に到達する事が困難である。従っ て、当業者には明らかなように、これらの区域に到達するためには歯およびその 周囲の歯肉の輪郭に適合して進入と清掃とを可能とする構造の装置が必要である 。
【0009】 米国特許第4,679,273号明細書に記載の歯ブラシの正面は、歯肉縁の 輪郭に適合するように設計されている。この歯ブラシの重要な目的は、歯−歯肉 接触面の上から剛毛が不規則に入るので、この接触面の間との接触が不十分にな る先行技術の欠点を克服するにある。従ってこの米国特許の考案は、交互に凸形 および凹形の剛毛束区域から成る波形ブラシ面を備え、これらの凹凸区域が歯に 隣接する歯肉縁の輪郭に合致するように成された歯ブラシを提供するにある。さ らに、口腔内部に平らな水平面に歯ブラシを配置しやすくするため、好ましいハ ンドル部分がヘッド部分から下方に傾斜される。
【0010】 さらに特に口腔の後部において前記の歯−歯肉接触面の中にこれらの剛毛を進 入させ易くするため、歯ブラシのヘッド部分は単一列の剛毛を含む。しかし不幸 にしてこの歯ブラシは、その剛毛の長手方配置の故に、操作性が限られている。 さらに、剛毛が放射方向に拡散して丸い末端を成す傾向の故に、歯の近接歯間の スペースの中への進入が限定される。
【0011】 同様に米国特許第3,742,549号明細書に記載の輪郭を有する歯ブラシ は、歯の自然の凸形に合致して剛毛と歯の面とを密接に接触させるように設計さ れている。その目的は歯肉の孔隙と歯間の斜面との中に剛毛を進入させるにある が、このような到達困難な離れた区域に進入するには剛毛束の列の能力が限られ ている。
【0012】 先行技術の前記のような限界を克服するため、米国特許第4,517,701 号明細書においてスタンフォード(Stanford)は歯肉縁およびその下方の溝区域を 清掃するための歯ブラシを開示している。湾曲した歯ブラシヘッド部分と、その 両縁に配置された柔らかな剛毛とによって、この歯ブラシは歯肉縁および歯−歯 肉接触面との接触が改良される。しかしなお剛毛束の形状と輪郭がこれらの到達 困難な離れた区域の中への剛毛の進入を制限する。
【0013】 歯ブラシ技術を進歩させるためのさらに他の試みが米国特許第2,797,4 24号および第4,570,282号各明細書に記載されている。さらに詳しく は米国特許第2,797,424号においてオルセン(Olson) の開示する歯ブラ シは業界公知の剛毛束列を備えるが、この剛毛束は外側列の長い剛毛の尖った剛 毛と、中間列の短い柔らかな丸い先端を有する剛毛とを備える。この歯ブラシを 歯に隣接させると、外側剛毛が近接歯間のスペースの中に案内される。外側の長 い剛毛の案内で、柔らかな中間剛毛が広がって歯肉の縁と接触する。
【0014】 米国特許第4,570,282号明細書においてカウフマン(Kanfman) は歯肉 の縁および表面と最大限に接触するように設計された剛毛を備えた歯ブラシを開 示している。この米国特許に記載の新規なv形の歯が受けるチャンネルが歯肉の 表面に剛毛を配置させるが、歯−歯肉接触面を成す歯槽舌溝と孔隙の中への剛毛 の進入が制限される。
【0015】 到達困難な歯−歯肉接触面からムチン斑を効果的に除去する他の試みが米国特 許第4,542,552号明細書に記載されている。この米国特許による歯ブラ シは従来の歯ブラシと異なり、歯−歯肉接触面の間に進入して歯肉の孔隙と歯槽 舌溝に到達するに十分な長さの剛毛を備えている。剛性の剛毛が、歯ブラシの長 手方に配置された細長い剛毛束の到達能力を保持する。当業者には明らかなよう に、このようなブラシ設計は進入特性を改良するが、口腔の種々の部分の歯−歯 肉接触面の中への剛毛の操作性に関しては制限される。さらに狭い歯間スペース の中への剛毛の進入が最小限となる。
【0016】 また米国特許第4,573,920号明細書はハンドル部分に対して垂直に配 置された薄い剛毛層を備えた歯ブラシを開示している。剛毛の間隔は歯間隔と一 致するように設計され、従って剛毛層が近接歯間スペースの中に入って歯の斜面 を清掃する事ができる。
【0017】 前述のように、従来の歯−歯肉接触面清掃技術は必ずしも歯ブラシに限定され るものではない。しかし歯ブラシが個人的な衛生器具として一般的に使用される 製品であって、新しい器具以上に受け入れられる事は明らかである。
【0018】 つま楊子とフロスも歯と歯肉の清掃のために広く使用されている一般的な器具 である。一般につま楊子は、歯と歯肉の縁の間から食物の粒子を除去するために 限定されている。つま楊子は歯の表面からムチン斑を除去するための手段ではな い。周知のように、つま楊子、特に木製のつま楊子の危険性はこれは使用中に裂 ける傾向のある事である。さらに口腔内部の水分がつま楊子に作用してその剛性 は一時的なものである。
【0019】 つま楊子様器具の有効性を高めるため、米国特許第4,712,266号明細 書においてヤマキ(Yamaki)の開示するホイスクピックは、研磨作用を加えて歯か らムチン斑を除去する装置である。このホイスクピックはつま楊子の清掃特性を 広げるものであるが、前記の歯−歯肉接触面への進入と清掃については限られた 能力しかない。
【0020】 同様にフロスは歯とその歯肉縁との間から食物粒子を除去するように設計され ている。しかしフロスは隣接歯が相互に嵌入して、その間の通過を禁止する所で は役に立たない。さらに、隣接歯間に僅かの間隙しかない所ではフロスが折損す る傾向がある。このような状態では、裂けたフロスが歯の間隙から取り出しにく く、不愉快である。業界公知のように、フロスの使用は時間がかかり、一般に適 当に使用されていない。従ってこれらの理由からフロスは個人の歯の衛生管理の 中には一般に組み込まれていない。
【0021】
【考案が解決しようとする課題】
従って本考案によれば、歯の間隙および近接歯間区域、歯肉縁およびその下方 の面、歯−歯肉接触面とその歯槽舌溝と孔隙の中に入って清掃するために使用す る事のできる改良手段および技術によって前記のような制限および欠点が克服さ れる。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本考案は、歯の間隙および近接歯間区域、歯肉縁およびその下方の面、歯−歯 肉接触面とその歯槽舌溝と孔隙の中に進入して清掃するための歯の清掃装置を提 供する。好ましい実施態様においてこの装置は、そのハンドル部分とヘッド部分 とを連結するネック部分を有し、ヘッド部分はハンドル部分に対して上方に傾斜 する。好ましくはこの傾斜角度は約15〜30゜とする。
【0023】 複数の剛毛束が前記ヘッド部分の面に対して固着され、前記の剛毛束は前記の 歯の間隙、面および接触面の中に進入して清掃するためのくさび手段および形状 合致手段を備える。さらに詳しくは1列の好ましくは5個の剛毛束が前記ハンド ル部分に対して垂直に、前記ヘッド部分の末端に配置され、各剛毛束の自由端部 はベベルを成す。前記のベベルは各剛毛束の最も長い剛毛の自由端に形成された 頂点から下方に傾斜する。好ましい実施態様において、このベベルは装置の水平 面に対して約40〜50゜とする。
【0024】 前記の剛毛束は、自由端によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形 成されるように相異なる長さの複数の剛毛を有する。好ましくは剛毛の長さは約 5〜8ミリメートルとする。さらに好ましくは長い剛毛は約7ミリメートルとし 、短い剛毛は約6ミリメートルとする。この実施態様において長い剛毛は比較的 堅く、短い剛毛は比較的柔らかい。好ましくは各剛毛束は1.5〜2.0ミリメ ートルの幅を有し、0.5〜1.0ミリメートルの間隔で離間される。
【0025】 従って本考案による、剛毛束の形状と構造によって先行技術の制限と欠点が克 服される。
【0026】 また本考案により、歯の間隙および近接歯間区域、歯肉縁およびその下方の面 、歯−歯肉接触面とその歯槽舌溝と孔隙の中に進入して清掃するための歯の清掃 装置および方法を提供するにある。
【0027】 さらに本考案により、歯の間隙および近接歯間区域、歯肉縁およびその下方の 面、歯−歯肉接触面とその歯槽舌溝と孔隙の中に進入して効果的に簡便に清掃す る清掃装置が提供される。
【0028】 本考案により、フロスを使用する場合よりも短い時間で口腔内部の到達しにく い面または接触面を定期的に清掃することのできる毎日の歯の衛生保持を改良す る装置が提供される。
【0029】 本考案により、フロスを使用する不便と不快を伴う事なく口腔内部の到達しに くい面と接触面を清掃する方法が提供される。
【0030】 本考案により、毎日の歯の清掃プログラムの中に取入れやすい通常の歯ブラシ に類似の効果的な歯清掃装置が提供される。
【0031】 また本考案により、口腔内部に配置された歯冠に隣接する歯の面および接触面 を清掃する効果的な歯清掃装置が提供される。
【0032】 本考案により、歯の間隙および近接歯間の面、歯肉の縁とその下方の歯面、歯 と歯肉の接触面およびその孔隙と歯槽舌溝の中に進入して清掃するための歯清掃 装置において、細長いハンドル部分と、ヘッド部分と、前記ハンドル部分と前記 ヘッド部分とを相互に連結するネック部分とを含み、前記のヘッド部分は前記ネ ック部分から上方に鋭角を成し、また前記ヘッド部分の面に固着されこのヘッド 部分に対して実質的に垂直に配置された単一列の複数の剛毛束を含み、前記の複 数の剛毛束のそれぞれの自由端は前記ヘッド部分の長手方縁に配置されてベベル を成し、前記ベベルは各剛毛束の最も長い剛毛の前記自由端に形成された頂点か ら下方に傾斜し、また前記の各剛毛束は相異なる長さの一連の剛毛を有して、前 記ヘッド部分の前記面の側面に最も近い位置に配置された長い剛毛が第1長を有 し、前記ヘッド部分の前記面の長手方中央に近い位置に配置された短い剛毛が第 2長を有し、前記第2長は前記第1長より短く、前記長い剛毛と前記短い剛毛の 間の剛毛は、その自由端によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形成 されるように前記第1長と第2長との間において変動する長さを有し、また前記 の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシの剛毛と実質的に同等の硬さを有し、前記 の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブラシと実質的に同等の硬度を有するように 成された装置が提供される。
【0033】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明する。
【0034】 図1について述べれば、本考案による歯清掃装置2を示し、この歯清掃装置は 歯40と41との間隙42の中に配置されている。この歯清掃装置はハンドル部 分3と、ネック部分5と、ヘッド部分6とから成る。ヘッド部分6は、その面8 から好ましくは垂直に突出した剛毛束19を含む。面8と反対側の平行面9はネ ック部分5においてハンドル部分3から上方に一定角度で傾斜している。
【0035】 さらに図1について述べれば、歯清掃装置2は口腔30の中に配置され、この 口腔は前部分34と、後部分33と、唇側部分31と、舌側部分32とから成る 。従って図1において、歯清掃装置2は口腔の舌側面32上に配置されている。 同様に図7において、歯清掃装置は口腔30の口腔の唇側面31上に配置されて いる。さらに詳しくは、歯清掃装置2は隣接の歯45,47の間隙46の中に配 置されている。
【0036】 図2において、本考案の歯清掃装置2のヘッド部分6上に配置された剛毛束の 斜視図が図示されている。剛毛束と口腔内部の各面とを接触させるようにブラシ の操作性を改良するため、剛毛束15−19は好ましくはヘッド部分6の面8に 対して横方向に配置される。図示のように剛毛束15−19がヘッド部分6の縁 7に対して平行に配置されている。
【0037】 前述のように、剛毛束のこの形状は先行技術と相違する。さらに下記に詳細に 説明するように、これらの剛毛束のベベル縁とその配置が先行技術にまさる独特 の利点を与え、これにより本考案の歯清掃装置は口腔中の近接しにくい面または スペースに近接するに適している。
【0038】 さらに図2には、各剛毛束15−19のクサビ形状と末端部分15a−19a から成る凹形面25が図示されている。さらに詳しくは、ハンドル6の近位端縁 7に配置された剛毛は長い剛毛15L−19Lから成り、剛毛束の反対側の剛毛 は短い剛毛15s−19sから成る。また図から明かなように、それぞれ剛毛1 5L−15s、16L−16s、17L−17s、18L−18s、および19 L−19sの間に配置された剛毛は中間長さを有する。クサビ状を成すため剛毛 の長さは前記の近位端縁7から反対側縁に向かって徐々に線形に減少している。
【0039】 また図2から明かなように、本考案の剛毛束を口腔中の近接しにくいスペース または間隙の中に案内するため、長い剛毛15L−19Lから成る縁部分15c −19cが備えられている。実際に本考案による剛毛束は、通常の歯ブラシなど が到達できない口腔内部区域に入る事ができる。詳細に図示のように、剛毛束の 面25が凹形を成すので、歯の斜面と、歯−歯肉接触面と、歯肉面と、剛毛末端 15a−19aとの間の接触が改良される。
【0040】 前記の凹形状を得るため、外側剛毛束15,19から中央剛毛束17に向かっ て剛毛の長さは徐々に減少する。従って、中央剛毛束17を構成する剛毛は隣接 剛毛束16,18を構成する剛毛より短い。同様に、剛毛束16を構成する剛毛 は隣接剛毛束15を構成する対応の剛毛より短く、剛毛束18を構成する剛毛は 隣接剛毛束19を構成する対応の剛毛より短い。
【0041】 図3は、剛毛束19と、複数の剛毛19aと、そのベベル19bとを備えたヘ ッド部分6を示す。前記のように複数の剛毛19aは長い剛毛19Lと短い剛毛 19sとから成る。長い剛毛の2倍の短い剛毛を備える事が本考案の特色を成す 。従って、剛毛19aは1/3の長い剛毛と2/3の短い剛毛から成る。
【0042】 本考案によれば、剛毛19Lは長さ6〜8ミリメートル、好ましくは7ミリメ ートルとする。同様に複数の剛毛15L−18L(図示されず)も長さ6〜8ミ リメートル、好ましくは8ミリメートルとする。本考案のもう1つの特色は、長 い剛毛15L−19Lが好ましくは比較的硬い事である。従って、これら剛毛1 5L−19Lの硬さはいわゆる「硬質」の通常歯ブラシの剛毛の硬さに相当する ものでなければならない。このようにして剛毛を近接歯間の面と歯肉の舌溝と孔 隙との間に最大限に進入させる事ができる。
【0043】 また本考案の特色は複数の剛毛19sの長さが5〜7ミリメートル、好ましく は6ミリメートルとする事である。同様に複数剛毛15s−18sも(図示され ず)長さ5〜7ミリメートル、好ましくは6ミリメートルとする。本考案の特色 は、短い剛毛15s−19sが比較的柔らかい事である。従って、剛毛15s− 19sの硬さは通常の「中程度」の歯ブラシの剛毛の硬さと同等であるから、こ れらの剛毛は対応の歯の輪郭および隣接面に対して適合する事ができる。
【0044】 さらに図3について述べれば、前記の剛毛19L,19sの長さの変化によっ て形成される歯清掃装置のベベル19bは水平に対して45゜の角度を成す事が 好ましい。本考案の特色は、このような剛毛束のベベル縁19bと先端縁19c が最も狭い歯の間隙と歯−歯肉接触面の中にも進入できる事である。
【0045】 図4について述べれば、本考案の歯清掃装置2のヘッド部分6上に配置された 剛毛束の形状の下面図を示す。剛毛と口腔内部の種々の面との間に密接な接触状 態を得るようにブラシの操作性を改良するため、剛毛束15−19は好ましくは ヘッド部分6に対して横方向に配置される。前記のように、剛毛のこのような形 状は先行技術の教示と相違している。またさらに詳細に述べるように、各剛毛束 の協働と、そのベベル縁とその横方向配置とにより先行技術に勝る利点が与えら れ、本考案の歯清掃装置は口腔内部の実際上任意の到達困難な面またはスペース の中に進入して清掃する事ができる。
【0046】 さらに図4について述べれば、剛毛束15−19は相互に近接配置されて、そ の連続凹形面を成すように相互に近接配置され、その最高点の縁が口腔内部の到 達しにくい面およびスペースの中に進入する事ができる。さらに詳しく述べれば 、剛毛束15,16はスペース21によって分離され、剛毛束16,17はスペ ース22によって分離され、剛毛束17,18はスペース23によって分離され 、また剛毛束18,19はスペース24によって分離される。本考案の特色は各 剛毛束が隣接剛毛束から約0.5−1.0ミリメートルの間隔で離間されている 事である。
【0047】 図5と図6はそれぞれ図2と図3に図示の歯清掃装置のヘッド部分6の断面図 および端面図である。さらに詳しくは、図5は図3の5−5線に沿ってとられた 断面図である。本考案によれば、本体部分10を有する歯清掃装置には好ましく は5個の剛毛束15−19を含む。凹形剛毛面25は下記に述べるようにベベル 15b−19bが相互に近接する事によって形成される。
【0048】 図6は図2と図3のヘッド部分断面図であって、それぞれの剛毛束15−19 の先端15c−19cが凹形面25を画成している。この凹形面の形状により、 長い硬い剛毛が口腔内部の到達しにくい面とスペースの中に進入する事が可能と なる。また短い柔らかな剛毛が歯の表面の凸形および歯肉斜面と協働する事がで き、密接に接触してその清浄と浄化する事が可能となる。
【0049】 前記のように本考案の目的は、近接歯間の面および歯と歯−歯肉接触面との間 の斜面の中に最大限に進入する歯清掃装置を提供するにある。従って本考案の重 要な特色は各剛毛束がベベル縁を備えて前記のような近接しにくい区域の中に、 その口腔内部の位置と相互間隔がどのようであれ進入しやすいように構成される 事にある。
【0050】 図8−図12は前記のような本考案の目的を達成するための特色を示す。図8 は、臼歯5とその背後にあって1部隠れている隣接の臼歯55との間の斜面53 の先端部分の中に本考案の歯清掃装置の進入した状態を示す。また歯肉51とそ の縁52a−bが図示されている。歯清掃装置の末端部7の凹形面25が上から 下に向かって歯の斜面53の中に入り、歯50,55の凹形面と接触する。複数 の剛毛15L−19L(図示されず)がベベル15b−19b(図示されず)と 協働して、斜面53の中への進入を容易にする。複数の柔らかい剛毛15s−1 9s(図示されず)がこのような協働作用を助け、また剛毛束15−19の凹形 面25と歯の表面および歯肉斜面との密接な接触を生じる。この歯清掃装置が斜 面に沿って進入するに従って、歯肉の縁51およびその下方にある粒子その他の 介在物が強制的に排除される。同様に、短い剛毛の作用により、歯肉縁52a− bから異物を排除する。
【0051】 図9は歯50と隣接の歯55(この歯は前記の歯50によって隠されるので図 示されていない)との間の斜面53の中央部分の中に本考案の歯清掃装置の剛毛 を進入させた斜視図である。歯清掃装置の末端部分7の剛毛の凹形面25が側面 から歯の斜面53の中に入り、歯50,55の凹形面および歯肉縁51および歯 肉縁51a−bと同時的に接触させる。歯清掃装置を歯の斜面53と歯−歯肉接 触面51および52a−bとに沿って移動させ掃引する事により、そこに捕らえ られた粒子とムチン斑を除去する。
【0052】 図10は、臼歯70が面74において臼歯75(背後にあるので見えない)に よって嵌入された斜面73の中央部分の中に本考案の歯清掃装置を無理に進入さ せた状態を示す斜視図である。この図から明らかなように、嵌入された歯は非常 に薄い剛毛さえも斜面に沿って通過させない。実際に、フロスさえもこの部分に 入ろうとすれば破壊される。それにも関わらず、本考案の歯清掃装置は斜面73 の中に部分的に進入して、この部分から異物などを除去する事ができる。さらに 図10に図示のように、剛毛束16−18は嵌入部分54の形状に対応して、こ のような条件においてさえも壁体73の浄化作用を実施している。さらに、剛毛 束19は歯肉縁71および側面の歯肉縁72a−bにも入って通常の清浄作用を 成す。
【0053】 図11と図12について述べればそれぞれ下の歯列と上の歯列の切歯の歯肉縁 の中に進入した本考案の歯清掃装置を示す斜視図である。図11は下歯列の切歯 60と上歯列の対応の切歯63とを示す。切歯60は歯肉61と対応の歯肉横縁 62a−bによって包囲されている。剛毛束19の先端19cとベベル19bが 歯肉の接触面61,62a−bの中に入り、異物を除去する。剛毛19Lは進入 力を生じ、剛毛19sが形状に適合して、従来の実施態様においては見られなか った困難な作用を実施する。
【0054】 同様に図12においては、剛毛束15の先端15cとベベル15bが上切歯6 3の歯−歯肉接触面の中に入って異物を除去している。前記のように剛毛15L が進入力を生じ、剛毛15sが輪郭に対する適合性を示して所要の清掃作用を生 じる。
【0055】
【考案の効果】
当業者には明らかなように、本考案は隣接の歯間の嵌入のある到達しにくい斜 面、口腔の後側および舌側部分の歯肉縁、および歯肉の歯槽舌溝および孔隙の中 に簡易確実に進入して清掃する事ができる。さらに、本考案の歯清掃装置のヘッ ドとネック部分との角度の変動によって口腔の離れた部分への到達を容易にする 。
【0056】 特に図3について述べれば、好ましくは歯清掃装置のヘッド部分6の面8は、 ハンドル部分3に対して、ネック部分5を頂点として約15−30゜上方に傾斜 される。図1に図示のように、このようなヘッド部分の上向き配置は特に口腔3 0の後側33の舌側部分32の中に歯清掃装置2を最大限に到達させる事ができ るので非常に望ましい。
【0057】 本考案の歯清掃装置のこのような角度構造は、口腔30の唇側部分31と舌側 部分32に剛毛15−19を容易配置させる事ができ、従って先行技術に見られ ないような簡便さと確実性が得られる。しかし本考案の歯清掃装置の進入特性お よび清掃機能は、ハンドル3に対して下向き角度のヘッド6を有する実施態様に ついても、またヘッド部分6とハンドル部分5が同一直線上にある実施態様につ いても達成される。このようなハンドル構造に伴って、ユーザーが本考案の歯清 掃装置を手で保持する方法と配向を調節するだけで済む。しかし口腔30の唇側 31の前部34の歯の斜面に到達する事は歯清掃装置の角度がどのようであれ、 簡単であるが、前記の説明から明らかなように、本考案の好ましい形状の歯清掃 装置は口腔30の後側33の到達しにくい舌側面32に簡単に近接させる事がで きる。
【0058】 当業者には明らかなように、本考案は特に歯冠に隣接する歯の表面および接触 面などの清掃に適している。歯冠は隣接の自然歯に対して後天的に固着されるも のであるから、歯冠に他するアクセスは限定される。このような取り付け物は、 歯冠と自然歯に接着されたブリッジなどを使用して歯科医によって実施されるの が通常である。従って、フロスは歯冠と隣接の自然歯の間にうまく配置する事が できない。しかし本考案による歯清掃装置はこのような面にも到達し、その前側 または先端から対応の接触面および斜面に進入する事ができる。従って本考案の 構造および特性を使用する事により、歯の衛生プログラムを作り、従来はまれに しか清掃されなかった歯冠に対応する歯の表面、接触面および斜面を清浄に保持 する事ができる。
【0059】 従って当業者には明らかなように本考案の歯清掃装置は歯の表面および斜面の 中への進入を改良するのみならず、剛毛束を改良して、歯の種々の面との密接な 接触状態が得られる。また図4から明らかなように、剛毛束15−19の配置は 従来のヘッド部分6の縁に対して平衡な配置と相違しているが、歯の間隙および 斜面への十分な進入と対応面との接触を生じる。
【0060】 本考案は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内において 任意に変更実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】歯列の内側に配置された本考案による歯清掃装
置の斜視図。
【図2】本考案による歯清掃装置上に取り付けられた剛
毛束列の斜視図。
【図3】図1と図2に図示の歯清掃装置のヘッド部分と
ネック部分との斜視図。
【図4】図3の装置のヘッド部分とネック部分の下側面
図、
【図5】図3に図示の歯清掃装置の5−5線に沿った断
面図。
【図6】図3に図示の歯清掃装置の6−6線に沿った断
面図。
【図7】歯列の外側に配置された本考案による歯清掃装
置の斜視図。
【図8】本考案による歯清掃装置の剛毛が隣接歯間の斜
面の頂部に進入した状態を示す斜視図。
【図9】本考案による歯清掃装置の剛毛が隣接歯間の斜
面の中央部に進入した状態を示す斜視図。
【図10】本考案による歯清掃装置の剛毛が部分的に嵌
入した隣接歯間の斜面のブラッシング状態を示す斜視
図。
【図11】本考案による歯清掃装置の剛毛が下方歯列の
歯肉の縁をブラッシングする状態を示す斜視図。
【図12】本考案による歯清掃装置の剛毛が上方歯列の
歯肉の縁をブラッシングする状態を示す斜視図。
【符号の説明】
6 ヘッド 15〜19 剛毛束 25 凹形面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ロジャーズ、ネイサン ジェイ アメリカ合衆国テキサス州、ボーモント、 グッドヒュー、695 (72)考案者 ロジャーズ、バーバラ レイ アメリカ合衆国テキサス州、ボーモント、 グッドヒュー、695

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯の間隙および近接歯間面、歯肉の縁とそ
    の下方の歯面、歯と歯肉の接触面およびその孔隙と歯槽
    舌溝の中に進入して清掃するための歯清掃装置におい
    て、 細長いハンドル部分と、 ヘッド部分と、 前記ハンドル部分と前記ヘッド部分とを相互に連結する
    ネック部分と、 前記ヘッド部分の面にほぼ垂直に密接に配置されて固着
    された複数の剛毛束とを含み、 前記剛毛束は前記歯の間隙、歯面および接触面の中に進
    入するクサビ状手段とこれを清掃する形状合致手段とを
    有し、前記クサビ状手段は、前記ヘッド部分の長手方縁
    にヘッド部分の水平面に対して全幅にわたって約45度
    の角度に配置された前記複数の各剛毛束のベベル自由端
    を含み、前記形状合致手段は、相異なる長さの複数の剛
    毛を有して凹形面を成し、歯の面、歯−歯肉接触面およ
    び歯肉縁の対応の凸形面に密接に接触するように前記ヘ
    ッド部分の前記面の長手方縁に最も近い位置に配置され
    た長い剛毛が第1長さを有し、前記ヘッド部分の前記面
    の長手方中央に近い位置に配置された短い剛毛が第2長
    さを有し、前記第2長さは前記第1長さより短く、また
    前記長い剛毛と前記短い剛毛の間の剛毛は、その自由端
    全体によって前記凹形面が形成されるように前記第1長
    さと第2長さとの間において変動する長さを有する、一
    連の剛毛を含むことを特徴とする歯清掃装置。
  2. 【請求項2】前記の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシ
    の剛毛と実質的に同等の硬さを有して、前記間隙、歯面
    および接触面の中に最大限進入を可能とする事を特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブ
    ラシと実質的に同等の硬度を有し、前記間隙、歯面およ
    び接触面の中への進入と輪郭に対する一致とを可能にす
    る事を特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】歯の間隙および近接歯間の面、歯肉の縁と
    その下方の歯面、歯と歯肉の接触面および孔隙と歯槽舌
    溝の中に進入して清掃するための歯清掃装置において、 細長いハンドル部分と、 ヘッド部分と、 前記ハンドル部分と前記ヘッド部分とを相互に連結する
    ネック部分と、 前記ヘッド部分の面に固着されこのヘッド部分に対して
    実質的に垂直に配置された複数の剛毛束とを含み、 前記の複数の剛毛束のそれぞれの自由端は前記ヘッド部
    分の長手方縁に配置されてベベルを成し、前記ベベルは
    各剛毛束の最も長い剛毛の前記自由端に形成された頂点
    から下方に傾斜し、 また前記の各剛毛束は相異なる長さの一連の剛毛を有し
    て、前記ヘッド部分の前記面の長手方縁に最も近い位置
    に配置された長い剛毛が第1長さを有し、 前記ヘッド部分の前記面の長手方中央に近い位置に配置
    された短い剛毛が第2長さを有し、前記第2長は前記第
    1長より短く、 前記長い剛毛と前記短い剛毛の間の剛毛は、その自由端
    によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形成
    されるように前記第1長と第2長との間において変動す
    る長さを有し、 前記の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシの剛毛と実質
    的に同等の硬さを有し、 前記の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブラシと実質的
    に同等の硬度を有する事を特徴とする装置。
  5. 【請求項5】歯の間隙および近接歯間の面、歯肉の縁と
    その下方の歯面、歯と歯肉の接触面およびその孔隙と歯
    槽舌溝の中に進入して清掃するための歯清掃装置におい
    て、 細長いハンドル部分と、 ヘッド部分と、 前記ハンドル部分と前記ヘッド部分とを相互に連結する
    ネック部分とを含み、 前記ヘッド部分は前記ネック部分に対して鋭角をもって
    上方に傾斜し、また、 前記ヘッド部分の面に固着されこのヘッド部分に対して
    実質的に垂直に配置された複数の剛毛束とを含み、 前記の複数の剛毛束のそれぞれの自由端は前記ヘッド部
    分の長手方縁に配置されてベベルを成し、前記ベベルは
    各剛毛束の最も長い剛毛の前記自由端に形成された頂点
    から下方に傾斜し、 また前記の各剛毛束は相異なる長さの一連の剛毛を有し
    て、前記ヘッド部分の前記面の長手方縁に最も近い位置
    に配置された長い剛毛が第1長さを有し、 前記ヘッド部分の前記面の長手方中央に近い位置に配置
    された短い剛毛が第2長さを有し、前記第2長は前記第
    1長より短く、 前記長い剛毛と前記短い剛毛の間の剛毛は、その自由端
    によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形成
    されるように前記第1長と第2長との間において変動す
    る長さを有し、 前記の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシの剛毛と実質
    的に同等の硬さを有し、 前記の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブラシと実質的
    に同等の硬度を有する事を特徴とする装置。
  6. 【請求項6】歯の間隙および近接歯間の面、歯肉の縁と
    その下方の歯面、歯と歯肉の接触面およびその孔隙と歯
    槽舌溝の中に進入して清掃するための歯清掃装置におい
    て、 細長いハンドル部分と、 ヘッド部分と、 前記ハンドル部分と前記ヘッド部分とを相互に連結する
    ネック部分とを含み、 前記ヘッド部分は前記ネック部分に対して鋭角をもって
    下方に傾斜し、また、 前記ヘッド部分の面に固着されこのヘッド部分に対して
    実質的に垂直に配置された複数の剛毛束を含み、 前記の複数の剛毛束のそれぞれの自由端は前記ヘッド部
    分の長手方縁に配置されてベベルを成し、前記ベベルは
    各剛毛束の最も長い剛毛の前記自由端に形成された頂点
    から下方に傾斜し、 また前記の各剛毛束は相異なる長さの一連の剛毛を有し
    て、前記ヘッド部分の前記面の長手方縁に最も近い位置
    に配置された長い剛毛が第1長さを有し、 前記ヘッド部分の前記面の長手方中央に近い位置に配置
    された短い剛毛が第2長を有し、前記第2長は前記第1
    長より短く、 前記長い剛毛と前記短い剛毛の間の剛毛は、その自由端
    によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形成
    されるように前記第1長と第2長との間において変動す
    る長さを有し、 前記の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシの剛毛と実質
    的に同等の硬さを有し、 前記の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブラシと実質的
    に同等の硬度を有する事を特徴とする装置。
  7. 【請求項7】歯の間隙および近接歯間の面、歯肉と縁と
    その下方の歯面、歯と歯肉の接触面およびその孔隙と歯
    槽舌溝の中に進入して清掃するための歯清掃装置におい
    て、 細長いハンドル部分と、 ヘッド部分と、 前記ハンドル部分と前記ヘッド部分とを相互に連結する
    ネック部分と、 前記ヘッド部分の面に固着されこのヘッド部分に対して
    実質的に垂直に配置された単一列の複数の剛毛束とを含
    み、 前記の複数の剛毛束のそれぞれの自由端は前記ヘッド部
    分の長手方縁に配置されてベベルを成し、前記ベベルは
    各剛毛束の最も長い剛毛の前記自由端に形成された頂点
    から下方に傾斜し、 また前記の各剛毛束は相異なる長さの一連の剛毛を有し
    て、前記ヘッド部分の前記面の長手方縁に最も近い位置
    に配置された長い剛毛が第1長を有し、 前記ヘッド部分の前記面の長手方中央に近い位置に配置
    された短い剛毛が第2長を有し、前記第2長は前記第1
    長より短く、 前記長い剛毛と前記短い剛毛の間の剛毛は、その自由端
    によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形成
    されるように前記第1長と第2長との間において変動す
    る長さを有し、 前記の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシの剛毛と実質
    的に同等の硬さを有し、 前記の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブラシと実質的
    に同等の硬度を有する事を特徴とする装置。
  8. 【請求項8】歯の間隙および近接歯間の面、歯肉と縁と
    その下方の歯面、歯と歯肉の接触面およびその孔隙と歯
    槽舌溝の中に進入して清掃するための歯清掃装置におい
    て、 細長いハンドル部分と、 ヘッド部分と、 前記ハンドル部分と前記ヘッド部分とを相互に連結する
    ネック部分とを含み、 前記のヘッド部分は前記ネック部分から上方に鋭角を成
    し、また、 前記ヘッド部分の面に固着されこのヘッド部分に対して
    実質的に垂直に配置された単一列の複数の剛毛束を含
    み、 前記の複数の剛毛束のそれぞれの自由端は前記ヘッド部
    分の長手方縁に配置されてベベルを成し、前記ベベルは
    各剛毛束の最も長い剛毛の前記自由端に形成された頂点
    から下方に傾斜し、 また前記の各剛毛束は相異なる長さの一連の剛毛を有し
    て、前記ヘッド部分の前記面の長手方縁に最も近い位置
    に配置された長い剛毛が第1長を有し、 前記ヘッド部分の前記面の長手方中央に近い位置に配置
    された短い剛毛が第2長を有し、前記第2長は前記第1
    長より短く、 前記長い剛毛と前記短い剛毛の間の剛毛は、その自由端
    によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形成
    されるように前記第1長と第2長との間において変動す
    る長さを有し、 前記の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシの剛毛と実質
    的に同等の硬さを有し、 前記の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブラシと実質的
    に同等の硬度を有する事を特徴とする装置。
  9. 【請求項9】歯の間隙および近接歯間の面、歯肉と縁と
    その下方の歯面、歯と歯肉の接触面およびその孔隙と歯
    槽舌溝の中に進入して清掃するための歯清掃装置におい
    て、 細長いハンドル部分と、 ヘッド部分と、 前記ハンドル部分と前記ヘッド部分とを相互に連結する
    ネック部分とを含み、 前記のヘッド部分は前記ネック部分から上方に鋭角を成
    し、また、 前記ヘッド部分の面に固着されこのヘッド部分に対して
    実質的に垂直に配置された単一列の複数の剛毛束を含
    み、 前記の複数の剛毛束のそれぞれの自由端は前記ヘッド部
    分の長手方縁に配置されてベベルを成し、前記ベベルは
    各剛毛束の最も長い剛毛の前記自由端に形成された頂点
    から下方に傾斜し、 また前記の各剛毛束は相異なる長さの一連の剛毛を有し
    て、前記ヘッド部分の前記面の長手方縁に最も近い位置
    に配置された長い剛毛が第1長を有し、 前記ヘッド部分の前記面の長手方中央に近い位置に配置
    された短い剛毛が第2長を有し、前記第2長は前記第1
    長より短く、 前記長い剛毛と前記短い剛毛の間の剛毛は、その自由端
    によって歯面の凸形面に全体的に対応する凹形面が形成
    されるように前記第1長と第2長との間において変動す
    る長さを有し、 前記の長い剛毛は通常の硬質剛毛歯ブラシの剛毛と実質
    的に同等の硬さを有し、 前記の短い剛毛は通常の中硬度剛毛の歯ブラシと実質的
    に同等の硬度を有する事を特徴とする装置。
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