JPS60501517A - 熱交換器のための分割装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱交換　のための分割装置 本発明は、流体が流れるための少くと１つの内部ダクトと、その外側に、互いに 等間隔をもって設けられているフィンとを備え、かつ隣接するフィン間を、ファ ンのような装置からの空気が流れるようになっている熱交換器のための分割装置 に関する。

この種の熱交換器においては、ファンにより、空気の流速、即ちフィンの間を流 れる空気の単位時間当りの流量を増加させることによって、流体と空気との間の 熱交換を向上させることが、課題となっている。

フィンの表面における流速は、実質的にはゼロであるので、流速が増加しても、 それと同じ割合で、熱交換が増大するとは限らない。

本発明の主な目的は、熱交換器の熱交換表面を増大させ、かつ空気の流れを、一 定の流速を有する複数のより小さい空間に分割することによって、熱交換性を増 大させることにある。

本発明による分割装置は、熱伝導性の材料より成り、かつ隣接するフィンの間の 空間に固定されるとともに、フィンと熱伝導可能なように接触し得るような形状 を有し、かつフィンの間に固定した際に、フィンの間の空間を、少く特表昭ＧＯ −５０１５１７（２） とも２つの平行なダクトに分割するような構成となっており、これによって、上 記の目的を達成するものである。

本発明のある例では、分割装置が、稜線部が、フィンと接するようなジグザグ状 又は波状の断面を有しているので、その形状は、簡単となり、かつ現存の他の熱 交換器に対しても、使用可能である。

また、本発明の別の例では、分割装置が、フィンの間の概ね中央に位置する壁を 備え、かつこの壁よ、す、複数のフランジが突出しており、かつフランジの先端 が、熱交換器のフィンと接している。

以下添付の図面を参照して、本発明の好適実施例を詳しく説明する。

第１図は、放射状に突出し、かつ互いに等間隔をなすフィンを有する円筒状の熱 交換器であって、フィンの間に弾性的に変形可能な材料より成る分割装置が配置 されているものを銘水する断面図である。この分割装置は、それ自体の締着力に よって、隣接する２つのフィンの間に固定されている。

第２図は、ジグザグ状の断面を有する分割装置を銘水する断面図であって、分割 装置は、その稜線部が、フィンの側面に設けられている。溝及び突起に係合する ことによって、２つのフィンの間に固定されている。

第３図は、波形の断面を有する分割装置の断面図である。

第１図は、流体が流れるための内部ダクト（２）の壁（１）と、その壁（１）よ り、放射状に突出するフィンを示しているが、ここでは、２枚の、フィン（８） （４）のみを示しである。

本発明によれば、分割装置（５）は、熱伝導性の材料から成り、熱交換器のフィ ンの間の空間内に挿入され、かつフンと熱伝導可能なように接触して、フィン（ ３）（４）の間の空間を、複数の平行なダクト（６ａ）　（６ｂ）　（６ｃ）等 に分割するものである。

第１図においては１分割装置（１）は、フィン（３）（４）の間の中央に設けら れている壁（７）を備え、かつ壁（７）からは、先端がフィン（３）（４，）と 隣接するフランジ（８ａ）　（８ｂ）　（８Ｃ）が突出している。

分割装置における少なくともフランジ（８ａ）　（８ｂ）　（８ｃ）等は、弾性 を有する材料より成り、かつフランジ（８）自体の締着力によって、フィン（３ ）（４）の間に保持され得るような形状になっている。

第２図示のものでは、ジグザグ状の分割装置の稜線部が、対応する溝（９）及び 突起（１０）と係合することによって、分割装置は、フィン（３）（４）の間の 空間に固定されている。

第３図においては、分割装置は、波形の断面を有しており、接着はんだ付け、又 は溶接によって、フィン（３）（４）の間に固定されている。

本明細書の冒頭において述べたように、本発明は、熱交換器による熱交換能力を 増大させる、いわゆるチャネル効果を得ることを目的とするものである。

本発明は、その概念の範囲内において、当業者が種々変更を行なうことは可能で あり、本明細書及び図面に示されている実施例に制限されるものではない。

図面の簡単な説明 国際調査報告

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）流体が流れるための少くとも１つの内部ダクト（２）と、互いに等間隔を なすフィン（３）（４）とから成り、フィン（３）と（４）の間の空間を、ファ ンのような手段によって送られる空気が流れるように成っている熱交換器のため の分割装置であって、 熱伝導性の材料から成り、前記空間の両側部において、フィン（３）（４）と熱 伝導可能なように接触するようにして、前記空間内に固定され、かつ、フィン（ ３）（４）の間に固定されているときには、該空間を少くとも２つの乎行なダク ト（６ａ）　（６ｂ）に分割するような構造を有していることを特徴とする熱交 換器のための分割装置。
2. （２）分割装置（５）が、弾性的に変形可能な材料から成り、かつそれ自体の、 締着力によって、フィン（３）と（４）の間の空間に保持され得るような形状に なっていることを特徴とする請求の範囲第（１）項に記載の熱交換器のための分 割装置。
3. （３）分割装置（５）が、ジグザグ状又は波状の断面を有し、その稜線部が、フ ィン（３）（４）と接していることを特徴とする請求の範囲第（１）項に記載の 熱交換器のための分割装置。
4. （４）分割装置（５）がフィン（３）（４，）間の概ね中央に位置する壁（７） を有し、かつフランジ（８ａ）　（８ｂ）が、この壁（７）より突出し、フラン ジの先端部が、熱交換器のフィン（３）（４）と接していることを特徴とする請 求の範囲第（１）項に記載の熱交換器のための分割装置。