JPS6048959B2

JPS6048959B2 - ワイヤレスリモコン

Info

Publication number: JPS6048959B2
Application number: JP52151913A
Authority: JP
Inventors: 利夫安彦; 謙三郎種村; 等池田
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1977-12-15
Filing date: 1977-12-15
Publication date: 1985-10-30
Also published as: JPS5484188A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、発信機１と受信機２とを夫々対毎にチャンネ
ル設定し、各チャンネル毎に対応する受一３を１を−
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しり外部負荷３を制御するようにしたワイヤレスリモ
コンにおいて、Ｎ個の変調周波数（Ｎは２以上の自然数
）を時系列的にＭ個（Ｍは２以上の自然数）配列して各
チャンネルを設定するとともに発信機１及び受信機２の
夫々にピンボードのようなマトリックス回路でチャンネ
ル設定部４、５を設け、このチャンネル設定部４による
チャンネル設定に応じて時系列の変調周波数信号を発生
する変調波発生回路６とこの変調波発生回路６出力によ
り搬送波を変調する変調回路７とを発信機１に具備させ
、受信機２にＮ個の変調周波数に夫々対応したＮ個のフ
ィルタ回路８、・・・８Ｎを設けてこれらフィルタ回路
８、・・・８Ｎの各出力と前記チャンネル設定部５の出
力とをチャンネル判別回路９に入力し、各フィルタ回路
８、・・・８Ｎの出力順序をチャンネル判別回路９で判
別してチャンネル設定部５による設定順序と比較して自
己のチャンネルの呼び出しを弁別するようにして成るこ
とを特徴とするワイヤレスリモコンに係り、その目的と
すＪるところは多数のチャンネルを自在に設定でき、し
かも手軽にチャンネルの変更ができて混信のおそれをな
くしたワイヤレスリモコンを提供するにある。

一般に電波を応用したワイヤレス器具は、壁やフドア、
窓を通しても信号の伝達ができるため、他の光や超音波
を利用したものに比較して多用途に使用可能であり、例
えば異なる室相互の信号の伝達や、車の中からのように
家の外からの帰宅報知、あるいは風呂乃至便所からの非
常通報、庭乃至家周辺の屋外防犯センサからの信号伝達
等々、非常に多用途に使用できるものであるが、反面発
信機から送出された電波はその無指向的伝播特性の故に
無条件に周囲環境に伝播し、設定されたチャンネル数が
少ない場合互いに混信を起すおそれがある。

′このチャンネル設定の方法として通常は変調周波数
を変更して各チャンネルを区別する方法がとられている
が、かかる方法では１０〜２■ｈ程度しかチャンネルを
取ることができないため、多数のワイヤレス器具が出回
つた場合多数の混信が起ることが予想される。

そこでこのような混信が起るのを防止するため、全体の
チャンネル数を増加する必要があるが、それでも混信が
起つた場合需要者において混信が起つたチャンネルを変
更設定し、混信を回避することになる。ところがチャン
ネルを切換るためには、発信側において変調周波数をア
ナログ的に変化させ、また受信側においてこの変調周波
数に合せてフィルタ回路のコイルのインダクタンスやコ
ンデンサのキャパシタンスあるいは抵抗の抵抗値をアナ
ログ的に変更設定する必要があり、特に多チャンネル化
した場合ユーザー側でチャンネル設定を変更することが
困難乃至不可能になる問題があつた。本発明は上述の点
に鑑みて提供したものであつて、多チャンネル化を達成
するため、Ｎ個の変調−周波数をＭ個時系列的に配列し
て各チャンネルを設定するとともに、発信機及び受信機
に夫々チャンネル設定部を設けることにより誰にでも容
易にチャンネルの変更設定ができるようにしたものであ
り、以下本発明の一実施例を図面により詳述す−る。

なお以下の実施例においてはＮ＝４として４個の変調周
波数を用い、これをＭ＝１０とした１０の時系列に組合
せ配することにより、４１０：１０．５×ｌσのチャン
ネルを設定できるようにしてある。：第１図は発信機
１の回路図を示すものであつつ！て、ピンボードのよ
うなマトリックス回路なるもので形成されたチャンネル
設定部４と、マイクロコンピュータのような演算処理Ｌ
ＳＩで形成された：変調波発生回路６と、この変調波
発生回路６に基ｊ準クロック信号を供給する発振周波数
３００ＫＨｚ程度の基準信号発生回路１０と、３００Ｍ
Ｈｚ程度の発振周波数を有する搬送波発生回路１１と、
この搬送波発生回路１１に直列接続されるとともに上記
変調波発生回路６出力により制御される変調回路７とに
より構成されている。しかして変調波発生回路６はチャ
ンネル設定部４の４行１０列の各端子に夫々接続されて
おり、チャンネル設定部４の４行の各行において各変調
周波数を選択するとともにｍ列の各列において時系列に
おける夫々のタイミングを指定するものであつて、変調
波発生回路６の出力により川列の各列の読み出しタイミ
ングを順次指定してその指定された列におけるチャンネ
ル設定された行（即ちそのタイミングに発生するべき変
調周波数の指定データ）を変調波発生回路６に読み込み
、この読み込まれたデータ信号に基づいて基準信号発生
回路１０出力の基準クロック信号を分周し、所定の変調
周波数信号を出力する。かくて変調波発生回路６の出力
として得られた時系列の各時刻タイミング毎に刻々と変
化する変調周波数信号は変調回路７に入力され、搬送波
発生回路１１で発生された３００ＭＨｚの搬送波に、４
個の変調周波数を■個時系列に組合せ配列した変調周波
数信号による変調を与え、発振コイル１２に兼用された
アンテナから空間に放出される。従つて送信される電波
は第２図に示すように時系列の第１乃至第１０の各時間
タイミング毎に４個の変調周波数のうちのいずれかの周
波数で変調された信号として送出されるものであり、通
常は信号伝達の信頼性の向上及び誤動作防止の目的でこ
の■個の時間タイミングよりなる時系列変調周波数信号
を複数回繰返して送出し、その後別に制御信号が必要な
場合はその制御データを送出して当該チャンネルの受信
機２を呼びだすとともにこの呼び出された受信機２によ
り受信制御データに基き外部負荷３を制御し、また当該
受信機２により制御される外部負荷３が一義的に決定さ
れかつその制御内容も１つしかないような場合には、別
に制御データを送出する必要がなく、上記時系列変調周
波信号により各受信機２のチャンネル設定とともに当該
受信機２による外部負荷３の制御命令が伝達されること
になり、受信機２において設定された回数だけ第２図に
示すような時系列変調周波信号が受信されると、この受
信機２は自からのチャンネルが呼びだされたことを判別
し、同時にその外部負荷３をオン、オフ制御するもので
ある。なお制御データをチャンネル呼び出し用の時系列
変調周波数信号以外に送出する場合、例えはこの時系列
変調周波数信号の後に送出される変調Ｌ周波数信号の周
波数を各外部負荷についての制御内容に対応させ、また
制御データもチャンネル呼ひ出し用とは別の時系列変調
周波数信号により送出するようにしても良い。第３図は
本発明一実施例の受信機２の回路プロ１ツク図を示すも
のであつて、この受信機２は、例えばトランジスタ２個
の超再生回路により構成されるフロントエンド１３と、
利得８０ｄＢ程度に設定されたゲインアンプ１４と、夫
々中心周波数をＦ，〜Ｆ，に設定した４個の帯域通過型
のフィルタ回路８、・・・８。

と、これらフィルタ回路８，・・・８。の各出力を夫々
判別するコンパレータ１５，・・・１５，と、ピンボー
ドのようなもので形成されたチャンネル設定部５と、マ
イクロコンピュータのような演算処理ＬＳＩで形成され
上記コンパレータ１５，・・・１５，群の出力及びチャ
ンネル設定部５出力を入力するチャンネル判別回路９と
により構成され、チャンネル判別回路９はさらに制御デ
ータ信号の弁別も行ない、外部負荷３としてのスピーカ
を駆動するスピーカ駆動回路１６や、適宜の外部負荷を
’１７，８御するリレー１７を有するリレー出力回路１
８を受信された制御データ信号の内容に従つて駆動制御
するようにしてある。従つて受信アンテナ１９て受信さ
れた変調搬送波信号はフロントエンド１３で増巾及び複
調され、ゲインアンプ１４を介して各フィルタ回路８，
・・・８．に並列に入力される。フィルタ回路８，・・
・８，は４個の変調周波数Ｆ，・・・Ｆ４の夫々に対応
しており、そのとき受信された復調信号の周波数に合致
するフィルタ回路８，・・・８，から出力を生じ、コン
パレータ１５，・・・１５。により対応する各フィルタ
回路８，・・・８。に出力が生じたか否かが判別され、
このためそのとき受信された復調信号の周波数に従つて
いずれかのコンパレータ１５１・・・１５。に出力が生
じてチャンネル判別回路９に入力されることに ’（な
る。チャンネル判別回路９は上述のようにコンパレータ
１５，・・・１５。の各出力を入力するとともに、チャ
ンネル設定部５のピンボートマトリックスに対し順次列
信号を設定しこの指定されたグにおけるチャンネル設定
が行なわれた行からの出力を読み込むようにしてあり、
ます時系列における第１番目の復調信号によりいずれか
のコンパレータ１５１・・・１５，に出力が生じたとす
ると、この出力を生じたコンパレータ１５，・・・１５
，の番号と、時系列の第１番目として第１列目の読み出
し指令信号がチャンネル設定部５に与えられたときチャ
ンネル判別回路９に読み込まれたこの第１列目における
チャンネル設定された行の番号とがチャンネル判別回路
９により比較判別され、一致すると次の第２番目の復調
信号によるコンパレータ１５，・・・１５，の作動を待
期するとともにチャンネル設定部５に第２列目の読み出
し指令信号を与え、この第２番目の時間タイミングにも
出力を生じたコンパレータ１５，・・・１５。の番号と
、第２列目におけるチャンネル設定された行の番号とが
一致すると、さらに同様にして第３番目の受信待期状態
になる。かくて第１番目から第１幡目の時間タイミング
における作動したコンパレータ１５，・・・１５。の番
号が夫々チャンネル設定部５の第１列目から第１頁］目
に夫々チャンネル設定された行の番号に全て一致したと
き、当該受信機２のチャンネルが呼び出されたことを判
別し、この判別信号により直接外部負荷３を制御し、あ
るいは・チャンネル判別回路９を制御データ信号の受信
モードに切換え、受信判別された制御データの内容に従
つて外部負荷３を制御する。なお外部負荷３を制御する
に際し、図示のスピーカ駆動回路１６を制御する場合は
、チャンネル判別回路９から内フ部クロック信号を適当
に分周した信号が与えられ、この分周信号によりスピー
カが鳴動するようにしてある。第４図はフィルタ回路８
，及びコンパレータ１５，の組合せ回路の具体回路例を
示し、フィルタ回路８１の入力端がゲインアンプ１５４
の出力に接続され、コンパレータ１５，の出力がチャン
ネル判別回路９に入力されることになる。本発明は上述
のように、発信機にチャンネル設定部と変調波発生回路
とを設けるとともに、受信ｏ機にチャンネル設定部とチ
ャンネル判別回路とを設けたものであるから、Ｎ個の変
調周波数をＭ個時系列的に配列してＮＭ個の多数のチャ
ンネル設定を行なうことができるものであるにもかかわ
らず、発信機と受信機に夫々設けたチャンネル設定部を
ピンボードのようなマトリックス回路で構成したもので
あるから、ピンボードの行及び列に夫々チャンネルに相
当するピンを設定するだけで、自在に誰にでもチャンネ
ルの変更設定を行なうことができるものであり、多数の
チャンネルを設定することができて混信誤動作のおそれ
を少なくすることができ、しかも例え混信による誤動作
を生じた場合にもチャンネル変更による混信の回避を誰
にでも自在かつ容易に行なうことができる効果を有する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の発信機の回路図、第２図は同
上の時系列配列された変調周波数信号列の波形図、第３
図は同上の受信機の回路ブロック図、第４図は同上のフ
ィルタ回路及びコンパレータの１例を示す回路図であり
、１は発信機、２は受信機、３は外部負荷、４，５は夫
々発信機及び受信機のチャンネル設定部、６は変調波発
生回路、７は変調回路、８，・・・８Ｎはフィルタ回路
、９はチャンネル判別回路である。

Claims

【特許請求の範囲】

１発信機と受信機とを夫々対毎にチャンネル設定し、
各チャンネル毎に対応する受信機を呼び出してこの呼び
出された受信機により外部負荷を制御するようにしたワ
イヤレスリモコンにおいて、Ｎ個の変調周波数（Ｎは２
以上の自然数）を時系列的にＭ個（Ｍは２以上の自然数
）配列して各チャンネルを設定するとともに発信機及び
受信機の夫々にピンボードのようなマトリックス回路で
チャンネル設定部を設け、このチャンネル設定部による
チャンネル設定に応じて時系列の変調周波数を発生する
変調波発生回路とこの変調波発生回路出力により搬送波
を変調する変調回路とを発信機に具備させ、受信機にＮ
個の変調周波数に夫々対応したＮ個のフィルタ回路を設
けてこれらフィルタ回路の各出力と前記チャンネル設定
部の出力とをチャンネル判別回路に入力し、各フィルタ
回路の出力順序をチャンネル判別回路で判別してチャン
ネル設定部による設定順序と比較して自己のチャンネル
の呼び出しを弁別するようにして成ることを特徴とする
ワイヤレスリモコン。