JPS6048822B2 - テ−プカセツト用アダプタ - Google Patents

テ−プカセツト用アダプタ

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Publication number
JPS6048822B2
JPS6048822B2 JP16810580A JP16810580A JPS6048822B2 JP S6048822 B2 JPS6048822 B2 JP S6048822B2 JP 16810580 A JP16810580 A JP 16810580A JP 16810580 A JP16810580 A JP 16810580A JP S6048822 B2 JPS6048822 B2 JP S6048822B2
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JP
Japan
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tape
reel
cassette
adapter
small
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JP16810580A
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春樹 尾形
公夫 小川
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS5794967A publication Critical patent/JPS5794967A/ja
Publication of JPS6048822B2 publication Critical patent/JPS6048822B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/06Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape
    • G11B25/066Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape adapted for use with containers of different sizes or configurations; adaptor devices therefor

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えは標準タイプの記録再生機に対応する
標準タイプのテープカセットより小型のテープカセット
を標準タイプの記録再生機で記録再生する際に用いるテ
ープカセット用アダプタに係り、所定タイプのテープカ
セットの供給側リールと巻取側リールとのリール間寸法
より短かいりール間寸法に設定された供給側リールと巻
取側りールとを備えた小型のテープカセットを所定タイ
プの記録再生機で記録再生する場合に用いるアダプ タ
であつて、このアダプタの外形を所定タイプのテープカ
セットの外形とほぼ同じになし、このアダプタに配され
た小型のテープカセツl・のテープを引き出すことがで
きるテープ引出機構と、アダプタに配された小型のテー
プカセットをアダプタから取り出す際にテープカセット
外に引き出されているテープを小型のテープカセット内
に巻き取ることができるテープ収納機構と、前記テープ
引出機構及びテープ収納機構をテープ引出方向及び・テ
ープ巻取方向に駆動させる操作機構とを備えたことによ
り、アダプタに収納された小型のテープカセットのテー
プをテープカセット外に引き出し、この引き出されたテ
ープのテープバスを、例えば標準タイプのテープカセッ
トの前部のテープバスとほぼ同じにすることが簡単にで
き、又、逆に引き出されているテープを小型のテープカ
セット内に収納することが簡単にでき、しかもその際に
テープを汚したり又は傷つけたりすることがなく、記録
再生が良好なものとなり、しかもこのような記録再生の
準備及び後始末が手軽なので記録再生が充分に楽しめる
テープカセット用アダプタを提供することを目的とする
第1図a、b、c、dは、例えば標準タイプのビデオ
テープレコーダ等の記録再生装置に装着して用いる標準
タイプのカセットより小型、例えばポータブルタイプの
記録再生装置に装着して用いる、例えばテープ量の少な
い小型カセットの平面図、側面図、背面図及び底面図で
あり、第2図はこの小型カセットの上ハーフを取り除い
た平面図、第3図は断面図、第4図、第5図及び第6図
は小型カセットの部分拡大説明図である。
同図中、Aは小型カセットであり、この小型カセットA
の枠体は、上ハーフ1、下ハーフ2及びテープ保護用の
前蓋3とからなり、この前蓋3は、例えばポリプロピレ
ン等の樹脂によつて一部を薄く成型してヒンジ部分4を
構成しており、板バネ5の作用によつて通常は前蓋3が
閉じる方向に付勢されて上ハーフ1に取り付けられてい
る。
下ハーフ2には孔6が形成され、かつ前蓋3には突起7
が形成されており、前蓋3が閉じた状態においては突起
7が孔6に掛止し、前蓋3にはロックがかかるようにな
つている。そして、突起7を押圧して後退させることに
よつて、突起7と孔6とによるロック状態が解除され、
板バネ5の反撥力に抗して前蓋3を回動して開くことが
できるようになつている。この小型カセットA内には、
供給側リール8と巻取側リール9とが配設されており、
この供給側リール8と巻取側リール9との距離は、この
小型カセットAのみでは装着できない標準タイプの記録
再生装置の供給側と巻取側リールディスク間の距離より
短いようになつている。
そして、供給側リール8と巻取側リール9との間の所定
の走行径路を磁気テープ10が走行するように磁気テー
プ10は配されている。すなわち、磁気テープ1口は、
供給側リール8よりガイドボール11,12をへて巻取
側リール9に巻き取られるようになる。供給側リール8
の下フランジ13の下面には凹凸溝14が形成されてお
り、又、この下フランジ13の凹凸溝14に対応する下
ハーフ2の所定位置には凹凸溝14と噛み合うことので
きる凹凸溝15が形成されており、上ハーフ1に取り付
け.られた板バネ16の作用により、通常は供給側リー
ル8が下ハーフ2側に付勢されていて、凹凸溝14と1
5とが互いに噛み合に、供給側リール8は固定され、供
給側リール8に巻かれている磁気テープの弛を防いでい
る。尚、小型カセットを記・録再生装置に装着すると、
この供給側リール8は記録再生装置の供給側リールディ
スク80によつて規定量上ハーフ1側に板バネ16の反
撥力に抗して持ち上げられ、凹凸溝14と15との掛止
状態は解除されるようになる。すなわち、供給側リール
8に対応する位置の下ハーフ2には、記録再生装置の供
給側リールディスク80挿入用の孔17が形成されてお
り、この供給側リールディスク80が供給側リール8に
挿入されるようになる。巻取側リール9は、下ハーフ2
に固着された軸18に挿入配設されており、この軸18
を中心として回転できるようになつている。この軸18
の下ハーフ2への取り付けは、例えば軸18の下部に凹
溝19を形成しておき、かつこの凹溝19に嵌合する凸
部20を下ハーフ2に形成しておき、そして凹溝19に
凸部20を嵌合した状態でネジ21等によつて軸18を
下ハーフ2に螺着すれば、軸18は螺着に際して空回り
しないので簡単に取り付けることができる。巻取側リー
ル9の下フランジ22の外周部には歯23が形成されて
おり、この歯23に例えば歯車を噛み合わすことができ
るように下ハーフ2の所定個所に切欠部24を形成して
いる。そして、歯23に噛み合う歯車等の所定の駆動力
伝達機構によつてミ巻取側リール9は回転し、磁気テー
プは供給側リールから所定の走行径路をへて巻取側リー
ルに巻き取られるようになる。この巻取側リール9には
、小型カセットAが記録再生装置に装着されない状態に
おいては、巻取側リール9が回転しないようにブレーキ
機構が配設されている。
このブレーキ機構は、例えば巻取側リール9の下フラン
ジ22の歯23に掛止する爪25からなり、この爪25
は下ハーフ2の軸26に挿入配設され、そしてスプリン
グ27の作用によつて押圧付勢された状態においては、
爪25が下フランジ22の歯23に掛止し、巻取側リー
ル9は回転せず磁気テープは弛まないようになつている
。そして、の掛止状態を解除し、巻取側リール9が回転
できるようにするには、下ハーフ2に形成した孔からピ
ンを挿入し、このピンによつて爪25をスプリング27
の反撥力に抗して持ち上げ、爪25と巻取側リール9と
の下フランジ22とを段違いにし、巻取側リール9はフ
リーな状態となり、回転し得るようになる。尚、小型カ
セットの上ハーフと下ハーフには、上ハーフと下ハーフ
との接合端に掛止用凹部と凸部を形成しておき、この凸
部と凹部との嵌合によつて上ハーフと下ハーフとを仮留
めし、ネジによつて両者を強く結合する。
第7図、第8図、第9図及び第10図は、前述の小型カ
セットAを標準タイプの記録再生装置に装着する場合に
用いるアダプタの説明図である。
同図中、Bは、小型カセットAを内部に収納でき、かつ
標準タイプの記録再生装置に装着できる寸法及び形状を
したアダプタである。このアダプタBの枠体は、下ハー
フ51と上ハーフ52とからなり、下ハーフ51には小
型カセットAを収納する切欠部てある収納部53が形成
されている。この収納部53は、その端に小型カセット
Aを支える突部54,55,56,57が形成されてお
り、他方小型カセットAの下ハーフ2にはこの突部54
,55,56,57の位置に対応して凹部28,29,
30,31が形成されており、これらの突部と凹部とに
よつて小型カセットAの、特に上下方向における位置決
めを図つている。そして、これらの突部と凹部とを嵌合
した際に、小型カセットの底面とアダプタの底面とがほ
ぼ同一平面となるようにしている。又、突部54,55
にはピン58,59が植設されており、このピン58,
59が小型カセットAの下ハーフ2に形成した孔32,
33に挿入され、これらによつて小型カセットAの位置
決めをさらに行なうと共に、ピン58は小型カセットA
の巻取側リール9のブレーキ解除の役をも行なう。すな
わち、ピン58と孔32の位置は、ピン58が孔32に
挿入された際に、小型カセットAの巻取側リール9のフ
ルーキ桜構である爪25をピン58が持ち上げるような
位置である。小型カセットAを挿入配設したアダプタB
を標準タイプの記録再生機に装着すると、記録再生機の
2個のリールディスクのうち供給側リールディスクは小
型カセットAの供給側リール8に挿入配設されるが、巻
取側リールディスクは巻取側リール9には挿入配設てき
ないので、この巻取側リールディスクの位置に対応する
位置のアダプタBの下ハーフ51に、巻取側リールディ
スクが挿入されて駆動されるギヤ60が取り付けられて
いる。
又、小型カセットAのアダプタBへの収納時にお ノい
て、小型カセットAの巻取側リール9の下フランジ22
の歯23に噛み合うギヤ61が、ギヤ60に噛み合うよ
うに下ハーフ51に取り付けられており、かつ爪と歯と
の係合状態はピン58によつて解除されているので、記
録再生機の駆動力が小型カセットAの供給側リール8と
巻取側リール9に伝達され、磁気テープは走行するよう
になる。すなわち、小型カセットAを標準タイプの記録
再生機に装着しようとしても、小型カセットAの供給側
リールと巻取側リールとの相対位置は、記録再生機の供
給側リールディスクと巻取側リールディスクとの相対位
置と同じでないので、例えば供給側リールディスクを供
給側リールに配すれば、巻取側リールディスクの位置に
巻取側リールと同じようなギヤを設け、このギアと小型
カセットの巻取側リールとの間に駆動力伝達手段を配し
ておくことによつて、標準タイプの記録再生機の駆動力
が小型カセットAに伝えられるようになるのである。又
、小型カセットAの上ハーフ1の両肩には切欠部34,
35が形成されており、他方アダプタBの上ハーフ52
には切欠部34,35の位置に対応して壁62,63が
形成されており、下ハーフ51に上ハーフ52を合わせ
て、例えば両者をネジ締めすると、小型カセットAはア
ダプタBから抜けないようになり、さらには小型カセッ
トの上面とアダプタの上面とがほぼ同一平面となるよう
になつている。
上記で述べた小型カセットAを、いまこの小型カセット
専用記録再生装置、例えばポータブルタイプの記録再生
装置に装着して使用する場合には、標準タイプのカセッ
トを標準タイプの記録再生装置に装着して使用する場合
と同様に、小型カセットを記録再生装置のポツプアツプ
機溝に挿入し、ポツプアツプ機構を作動位置に移動させ
ると、小型カセットAの前蓋は開き、小型カセットAの
前面及び底面部に形成されている切欠部36,37,3
8において記録再生装置のローディングボール及びキッ
プスタン等が磁気テープの内側に挿入され、又記録再生
装置の供給側リールディスクが小型カセットの供給側リ
ールに嵌合し、又記録再生装置のアダプタBにおけるギ
ヤのよな巻取側リールへの駆動力伝達機構に巻取側リー
ルの下フランジの歯が噛み合い、巻取側リールにも記録
再生装置の駆動力が伝達されるようになる。
さらに、小型カセットの下ハーフ2に形成された凹部2
8,29,30,31に記録再生装置の凸部が合致し、
かつ下ハーフの孔32,33に記録再生装置のピンが挿
入され、記録再生装置内において小型カセットAの位置
規制が行なわれると共に、小型カセットAの巻取側リー
ルに対する爪によるロック状態が解除され、磁気テープ
は走行可能状態に維持される。そて、ローディングボー
ルによつて磁気テープが小型カセットより繰り出され、
磁気ヘッドに張接され、巻取側リールに駆動力が伝えら
れて磁気テープは所定の走行経路を走行し、記録再生が
行なわれる。又、この小型カセットAを標準タイプの記
録再 ’生装置で使用する場合には、小型カセットAを
アダプタBに装着し、このアダプタBを、標準タイプの
カセットの場合と同様に記録再生装置に装着して記録再
生を行なう。
すなわち、まず小型カセットAの前蓋を開蓋した状態に
おいて小型カセットAをアダプタBの収納部に収納し、
この収納状態において供給側リールに巻回されている磁
気テープを小型カセットAの開蓋された前蓋部より所定
量引き出し、この磁気テープをアダプタBに設けている
ガイドボール64,65,66に添接し、標準タイプの
カセットにおける磁気テープと同じように磁気テープを
配し、そしてアダプタBの上ハーフを下ハーフに合わせ
て両者をネジ締めする。このようにして、アダプタBに
収納された小型カセットAは、標準タイプのカセットと
同じようになつているので、これを標準タイプの記録再
生機に装着すれば記録再生できる。すなわち、小型カセ
ットをアダプタに装着すると、アダプタのギヤ61が巻
取側リール9の下フランジ22の歯に歯合すると共に、
アダプタのピン58が爪2.5をスプリングの反撥力に
抗して持ち上げ、巻取側リール9のロック状態を解除し
、巻取側リール9に巻取側リールディスクの駆動力がギ
ヤ60,61を介して伝えられる。逆に、小型カセット
をアダプタから取り出すと、巻取側リール9とギヤー6
1との係合状態は外れると共に、小型カセットからピン
58は抜けるので、スプリング27の反撥力によつて爪
25は復元し、巻取側リール9はロック状態となる。尚
、小型カセット内の磁気テープをアダプタの・ガイドボ
ールに添接するには、、例えば供給側リールを手で直接
押圧して、供給側リールのロックl状態を解除して、磁
気テープを開蓋した前蓋部より手で少し引き出し、小型
カセットをアダプタの下ハーフに装着すると共に、引き
出された磁気テープをアダプタのガイドボールに直接手
で添接する。
しかし、小型カセットのアダプタを単に第7図〜第10
図で示したような構成のみでは、小型カセットをアダプ
タに収納した際に小型カセット内のテープバスを標準タ
イプのテープカセットのテープバスとほぼ同じになるよ
うにする作業が、直接手でテープにふれての手作業とな
り、テープを汚すことになる。
又、テープバス変更作業自体も面倒なものとなる。さら
に、小型カセットをアグプタから取り出そうとする際に
、テープをアダプタのテープガイドから外したのみでは
テープが弛んだままとなり、小型カセット内にテープを
良好に収納できなくなる。そこで、前述のアダプタBと
その外形は基本的に同一としながらも、上記の要求に沿
つたアダプタを開発したのである。
すなわち、第11図に示す如く、アダプタCはアダプタ
Bとほぼ同形状をしたものであり、このアダプタCには
アダプタBのギヤ60と同様なギヤ体1口0が配設され
ており、このギヤ体1口0に記録再生装置の巻取側リー
ルディスクが配され、巻取側リールディスクの駆動力に
よつてギヤ体100が回転するようになる。
さらにアダプタCの下ハーフには、小型カセットAをア
ダプタCに収納した際に、小型カセットAの巻取側リー
ルの下フランジの歯23と、ギヤ体100のギヤとに歯
合するギヤ体101が設けられており、巻取側リールデ
ィスクの駆動力が巻取側リールに伝達され、テープが巻
き取られるようになる。102は、軸103を中心とし
て回動てきるようにアダプタCの下ハーフ104に配さ
れたアームであり、このアーム102の先端の所定位置
にはテープガイドとなるガイドローラー105が取り付
けられている。
このアーム102は、小型カセットAをアダプタCに収
納していない状態においては、アーム102が第11図
中一点鎖線位置にあるように、すなわち小型カセットA
をアダプタCに収納した最初の状態では小型カセットA
の切欠部38からガイドローラー105がテープの内側
に位置するように、例えばスプリング等によつて所定位
置に付勢されて規制されている。このアーム102には
ローブ106の一端が取り付けられ、このローブの他端
は所定の径路をへて下ハーフ104に設けられた操作レ
バー107に取り付けられている。そして、操作レバー
107を矢印a方向に回動することによつて、ローブ1
06が引張され、アーム102は第11図中実線で示す
位置に回動する。すなわち、ガイドローラー105は、
標準タイプのテープカセットにおけるテープガイドの位
置と同じ位置に移動し、これにつれてテープバスも小型
カセットA内のテープバスとは異なるようになる。 一
108は、軸109を中心として回動できるようにアダ
プタCの下ハーフ104に配されたアームであり、この
アーム108の先端の所定位置にはテープガイドとなる
ガイドローラー110が取り付けられている。
そして、アーム102と同様に、アーム108は、アダ
プタCに小型カセットAを収納した最初の状態ては小型
カセットAの切欠部36からガイドローラー110がテ
ープの内側に位置するように、例えばスプリング等の反
撥力に抗してローブ等で所定位置に規制されている。こ
のアーム108には、例えはアーム111,112,1
13等のリンク機構が配されており、アーム113には
ローブ114の一端が取り付けられ、かつローブ114
の他端が前記操作レバー107に取り付けられており、
操作レバー1.口7の矢印a方向の回動によつてローブ
114が弛められ、アーム108はスプリング等の力で
一点鎖線位置から実線位置に移動セットされ、これにつ
れてテープはガイドローラー110に引つ掛けられて移
動し、小型カセットA内のテープバス.とは異なるよう
になる。すなわち、操作レバー107の矢印a方向の回
動によつて、小型カセットA内のテープバスは、ガイド
ローラー105,110の変位によつて、例えば標準タ
イプのテープカセットのテープバスニとほぼ同じように
なる。115は、操作レバー107に形成されたギヤ部
であり、このギヤ部115に歯合するギヤ116が下ハ
ーフの所定位置に配設されており、このギヤ116が固
着されている軸117にはギヤ1−,18が軸方向に摺
動可能に取り付けられている。
このギヤ118に対して、ギヤ118を、例えば軸の上
方に移動させた際に歯合するようにギヤ119が配され
ており、このギヤ119が固着されている軸120には
ギヤ121が固着されており、このギヤ121はギヤ体
100のギヤに歯合するように構成されている。すなわ
ち、ギヤ118とギヤ119を互いに歯合させた際には
、操作レバー107を矢印a方向と逆方向に回動するこ
とによつて、ギヤ116,118,119,121を介
してギヤ体100が駆動され、ギヤ体100への駆動力
がギヤ体101を介して小型カセットAの巻取側リール
にテープ巻取方向に伝達されJる。尚、操作レバーを矢
印a方向と逆方向に回動する際のみに操作レバーの回動
力がギヤ体101を駆動して巻取側リールをテープ巻取
方向に駆動し、小型カセットをアダプタに装着したもの
を記・録再生機において記録再生している際にはギヤ体
100の駆動力が操作レバーに伝わらないようにしてお
けばよく、このような構成は上記の他にも種々の手段が
考えられ、例えばワンウェイクラッチを用いても同様に
できる。
すなわち、アダプタCを標準タイプの記録再生装置から
取り外し、アダプタCの上ハーフを取り外すと、第11
図中実線状態て示すものとほぼ同じになつているので、
操作レバーを矢印a方向と逆方向に回動すると、ローブ
106は弛められ、かつローブ114は引張され、従つ
てアーム102,108は小型カセットAをアダプタに
収納した最初の状態と同じになる。
この状態においては、テープが弛むことになるが、同時
に小型カセットの巻取側リールに巻取方向の駆動力が伝
達されるので、この弛んだテープは巻取側リールに巻き
取られ、テープは小型カセット内に良好に収納されるよ
うになる。従つて、小型カセットAのテープ等は、小型
カセットAをアダプタCに収納した最初の状態と同じに
なるので、小型カセットAをそのままアダプタCから取
り出せるようになる。尚、テープ引き出し部材となるテ
ープガイドは、例えばテープガイドの軸をアダプタに形
成した所定形状の溝に配設し、この溝の径路を移動セッ
トできるようにしておいてもよく、このような場合には
小型カセットをアダプタに収納した後、テープガイドを
溝に沿つて所定位置に移動セットすれば、例えば標準タ
イプのテープカセットのテープバスとほぼ同じにでき、
しかもその際テープに手を直接触れることはない。
尚、上述したテープの引き出し作業に際しては、例えば
小型カセットの供給側リールを押圧して、供給側リール
のロック状態を解除しておくことが必要である。
上述の如く、本発明に係るテープカセット用アダプタは
、所定タイプのテープカセットより小型のテープカセッ
トを所定タイプの記録再生機で記録再生する場合に用い
るアダプタにおいて、このアダプタの外形を所定タイプ
のテープカセットの外形とほぼ同じになし、さらにアダ
プタに配した小型のテープカセット内のテープを引き出
すテープ引き出し桟構を設けてなり、アグプタに配した
小型のテープカセットより引き出されたテープのテープ
バスを所定タイプのテープカセットの前部のテープバス
とほぼ同じになるようにしたので、小型のテープカセッ
トを、例えば標準タイプの記録再生機で記録再生する場
合に、小型のテープカセット内のテープバスを標準タイ
プのテープカセット内のテープバスとほぼ同じにするに
際し、テープに直接手を触れることなく行なえ、従つて
テープカセットの記録再生面を汚したり又は傷つけたり
することがなく、記録再生が良好なものとなり、又小型
のテープカセットよりテープを引き出して所定のテープ
バスを形成する作業が容易なものとなり、小型のテープ
カセットを用いて標準タイプの記録再生機で記録再生す
る準備を手軽に行なえ、又、小型のテープカセットをア
ダプタに装着して、例えば標準タイプの記録再生機で記
録再生した後に、小型のテープカセットをアダプタから
取り出す場合に、収納機構を作動させてアダプタの部分
に配されているテープを小型のテープカセット内に巻き
取つておけば、小型のテープカセットをアダプタから簡
単に取り出すことができ、しかもテープの収納の際にテ
ープが弛んだりすることなく、又テープの記録再生面を
汚したり傷つけたりすることがなく、小型のテープカセ
ット外に引き出されているテープを良好に小型のテープ
カセット内に収納でき、さらには小型のテープカセット
をアダプタから取り出す作業が簡単なので、小型のテー
プカセットを、例えば標準タイプの記録再生機に用いて
もその後処理が手軽であるので極めて便利なものとなり
、さらには小型のテープカセットを実質的に小型化でき
る等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図a−d及び第2図から第6図は小型カセットの説
明図、第7図〜第10図は小型カセットを収納するアダ
プタの説明図、第11図は本発明に係るテープカセット
用アグブタの実施例の説明図である。 A・・・・・・小型カセット、B,C・・・・・・アダ
プタ、100,101・・・・・・ギヤ体、102,1
08・・・・・・アーム、105,110・・・・・・
ガイドローラー、106,114・・・・・田−ブ、1
07・・・・・・操作レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定タイプのテープカセットの供給側リールと巻取
    側リールとのリール間寸法より短かいリール間寸法に設
    定された供給側リールと巻取側リールとを備えた小型の
    テープカセットを所定タイプの記録再生機で記録再生す
    る場合に用いるアダプタであつて、このアダプタの外形
    を所定タイプのテープカセットの外形とほぼ同じになし
    、このアダプタに配された小型のテープカセットのテー
    プを引き出すことができるテープ引出機構と、アダプタ
    に配された小型のテープカセットをアダプタから取り出
    す際にテープカセット外に引き出されているテープを小
    型のテープカセット内に巻き取ることができるテープ収
    納機構と、前記テープ引出機構及びテープ収納機構をテ
    ープ引出方向及びテープ巻取方向に駆動させる操作機構
    とを備えたことを特徴とするテープカセット用アダプタ
JP16810580A 1980-12-01 1980-12-01 テ−プカセツト用アダプタ Expired JPS6048822B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16810580A JPS6048822B2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01 テ−プカセツト用アダプタ

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