JPS6047670A - タバコフイルタ−用吸着素子 - Google Patents

タバコフイルタ−用吸着素子

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Publication number
JPS6047670A
JPS6047670A JP15382683A JP15382683A JPS6047670A JP S6047670 A JPS6047670 A JP S6047670A JP 15382683 A JP15382683 A JP 15382683A JP 15382683 A JP15382683 A JP 15382683A JP S6047670 A JPS6047670 A JP S6047670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
adsorption element
pipe
cigarette
tar
Prior art date
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Pending
Application number
JP15382683A
Other languages
English (en)
Inventor
渡部 烈
近藤 繁美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Original Assignee
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissui Pharmacetuical Co Ltd filed Critical Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Priority to JP15382683A priority Critical patent/JPS6047670A/ja
Publication of JPS6047670A publication Critical patent/JPS6047670A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタバコの煙中に含まれる変異原性物質を吸着除
去することができるタバコフィルター用吸着素子に関す
る。
喫煙と尚の発生との関係については多くの報告がなされ
ており、Wynderら[8tud1es InExp
@rimental Carcinogen@sls+
 AeadsmiePress 、New York 
(1967) 〕は比較的強い発癌性物質が中性画分中
に存在することを報告しているe、また、この中性画分
から動物実験で見解1性物質であることが証明されてい
るベンゾC,)ピレン及びジペンツ[−、h]チアンラ
セン等の多項式芳香族炭化水素が検出されている。
従って、近年、タバコの煙中がら変異原性物質、ニコチ
ン、タール等を除去して喫煙者の健康をはかろうとする
多くの研究がなされており、例えにアクアフィルター(
アメリカンドラック・コーポレーション製)、ヘミンフ
ィルター(アドバンス1ll)、クロレラパイフ(シー
ニス工業社製)等が提供されているが、これら社倒れも
変異原性物質の除去において光分なものではない。
そこで、本発明者は、変異原性物質を有効に除去できる
タバコフィルターを提供すべく鋭意研究を行った結果、
流動パラフィンがタバコの煙中の有害物質をよく溶解吸
着すること、従って固体粒子表面に流動パラフィンをコ
ーティングしたものを充填してフィルターを構成し、タ
バコ煙を通過させれは、上記有害物質が極めて効率よく
除去できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明値、固体粒子の表面に流動パラフィン
をコーティングしたタバコフィルター用吸着素子を提供
するものである。
本発明のタバコフィルター用吸着素子は、合成樹脂、ガ
ラス、シリカゲル、アルミナ、セルロース、金属、活性
炭等の固体を粒状に形成し、その表面に流動パラフィン
をコーティングすることにより得られる。固体粒子の粒
度は通常100〜400メツシユ程度が好ましい。流動
パラフィンをコーティングするには、固体粒子を乳鉢、
ライカイ器あるい杖糖衣様のような混合器に入れ、流動
パラフィンを滴下または1九霧しながら、両者を均一に
混合することによって行われる。流動パラフィンのコー
ティング針は固体粒子の10〜30重量%が好ましい、
本発明の吸着素子は、紙巻タバコのフィルターあるいは
パイプに充填して使用する仁とかできる。本発明の吸着
素子を充填した喫煙用パイプの一例を示す第1図につい
て説明すれは次のとおりである。
第1図において、(1)はパイプ本体で、一端に吸口(
2)を設りると共に他端には紙巻タバコの端末を嵌入す
るタバコ挿着部(3)を開口して形成する。上記パイプ
本体(1)の内部は仕切板(6&)、(6b)によって
空室(4)を形成してチレ、この空室(4)には吸着素
子(5)が多数充填されている。
また仕切板(6a)、(6b)には任意数の通煙孔(7
B)、(7b)が透設されている。
このように構成されたパイプにおいて、紙巻タバコをタ
バコ挿着部(3)に嵌入し、吸口(2)から吸引すると
、ait空室(4)を通過する除吸着素子(5)に接触
し、煙中の有害物質が粒子の表面にコーティングされ′
fc流動流動パラフィン浴解吸着されて除かれる。また
煙が吸着素子に接触すると急故に冷却され、ニコチン及
びタールも吸着素子の表面に刺着して除かれる。
本発明の吸着素子をパイプ等に充填してフィルターとす
る場合、そのフィルターの長さは、5 Bm以上、特に
10 mm以上が変異原性物質の除去によい結果を与え
、タバコ煙中の60〜90%の変異原性物質が除去され
る。
次に、本発明の吸着素子をパイプに充填してフィルター
を形成し、これを用いて吸着素子の有害物質除去効果を
調べた実施例を示す。
実施例1 (1) 吸着素子の製造: 固体粒子として、結晶セルロース500りを取り、これ
をライカイ器()・り鉄工所製)にて攪拌しなから75
9の流動パラフィンを滴下して両者を混合した。この時
使用した結晶セルロースの平均粒度は300メツシユで
あり、混合時間は30分間室温でおこなった。このよう
にして得られた流動パラフィン保持結晶セルロースは、
適度な流動性を持ち、飛散性もなく、良好な通気性を持
ち、吸着素子としての物性を有していた。
(11)フィルター(以下「デムタフィルター」と称す
る)の作製: 第1図に示したパイプの仕切板(6a)の部分に長さ5
 mmのセルロース繊維製のフィルターを装着し、これ
に(1)の項で製造した吸着素子を5 mmの長さく3
00■)に充填した。さらにそのタバコ挿着部側に長さ
5 mmのセルロース繊維製のフィルターを装着し、こ
れにタバコ挿着部(3)を接続させた。
実施例2 有a物質の除去は、発癌性と密接な関係があるとされて
いるサルモネラ菌による変異原性を指標とし、エイムス
(Ames )らの方法[Mutation Rol、
 31 、34 (1975) )に準じて、Salm
onalla typhlmurlum TA98株を
用いてS9ミツクス共存下での代謝的活性化系で検討し
た。
(il 89ミツクスの調製 ウィスター系雄性ラット(体重140〜1602)に濾
過除菌したポリ塩化ビフェニル(1ce400.投与量
500*/に9体重)のオリーブ油溶液を腹腔内投与し
た。ラットリ投与後4日月より絶食させ、5日月に回頭
した。s角的に肝臓を取り出し、滅菌等張KC1溶液を
用いて3倍ホモジネートとした。このホモジネートを9
000XIFで10分間冷却遠沈し、上清画分を集めS
9画分とした。
この89両分0.3−1MgC128μモル、KC43
3μモル、G−6−P(オリエント酵母社製5Pモル、
NADP (オリエント酵母社製)4μモル及び0.1
 M IIン酸緩衝液(pH7,4)0.7−からなる
S9ミックスft、調製した。尚G−6−P及びNAD
P ld ミリポアフィルタ−によって除菌して用いた
(4)変異原性試験法 栄養肉汁中で培養し7’CSalmonella Ly
phim−urium TA98培養液(約109…体
/d)0.1−を共栓付試験管に入れ、上記89ミツク
ス及び被験物のジメチルスルホキシド(DMSO) 1
m液(ミリポアフィルタ−’i通して除菌したものを加
え、素速く攪拌した後、37°Cで20分間インキュベ
ートした。このm混合液に軟寒天2−を加え、攪拌(7
たのち寒天培地上にM層F2、) 37℃で48時間培
養した。被験物の変異原性は出現17六His復帰変異
コロニー数を計測1゜て判定した。
(ii) タバコ煙のトラップ法 第2図に示す装置を使用[7、市販のセフンスター(フ
ィルター部を切除したもの)をフィルター長5 mmの
テムターフィルター(8)に嵌入17、点火すると共に
アスピレータ−にて約3秒間隔で吸引り、fCoこれを
3〜10本のタバコについて行い、タール捕捉管叫に捕
捉されたタール(i51t DMSO2dK溶カl、 
テ採取1..、試験m−1) と17だ。またフィルタ
一部分に捕捉されたタールはDMSO2艷に溶かして採
取17、試験物−2とした。尚第2図中、(9)はDM
SO04+の入った洗浄管、01Jは三方コック、(1
2+はアスピレータ−1Q31はゴム管、Iはタバコで
ある。また、パイプをl−ないものを対照と【また、 (1v)結 果 その結果は第1表のとおりである。
第1表 本フィルターを切除したセブンスター1本よシ採取され
たタール量ヲ1.0としたときの各希釈倍率を示す。
第1表に示すとおり、テムタフィルターの使用により、
変異原性物質の60〜70%が除去されることがわかる
実施例3 実施例2と同様に[7て、テムタフィルターのフィルタ
ー長f 5 mm及び10 mmと(7たときのタール
(15)中の変異原性物質を調べた。その結果は第2表
のとおりである。
第2表 第2表に示すとおり、テムタフィルターと[7て5 m
+n長のものを使用し7たとき、タバコ煙中の変異原性
物質は約60〜70%除かれ、1OInn長のものを使
用【7たときは約80%が除去された。従って、テムタ
フィルターは長いほうか好プし7い。
)ご施例4 実施例2と同じ装置を使用l1、被験パイプ(8)ト1
.て、フィルター長5 mmのテムタフイルター、アク
アフィルター、ヘミンフィルター、クロレラパイプを用
い、それぞれの変異原性物質の除去能力舎調べた。すな
わち、被験パイプ(8)に市販のセブンスター(フィル
ター部を切除1〜だもの)を嵌入し7、該パイプを通過
L7たタバコ3本分の煙をトラップ[7てタール05)
を採取し、更に該パイプにタバコ3本分の煙を通過させ
てタールαH1取【7、以下実施例2と同様に12て+ 用B変異コロニー数を計測1.た。その結果は第3表の
とおりである、 第3表 第3表から明らかな如く、本発明の吸X1素子を充填1
7たテムタフィルターは市販パイプに比較し、変異原性
物質の除去能力が優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明吸着素子を充填Iまた喫煙用パイプの一
例を示す断面説明図、第2図は本発明吸着素子の効果確
認用試験装置の概略説明図である。 1−一一パイブ本体 5−m−吸着素子8−−−デムタ
フイルタ−9−−−DMSOの入った洗浄管 10−m
−タール捕捉管 11−−−三方コック 12−一一アスビレーター以上 出願人 日水製薬株式会社 弁理士小 野 信 夫1...。 ゛、゛ 。 ;、゛7:・・:・、1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1゜ 固体粒子の表面に流動パラフィンをコーティング
    してなるタバコフィルター用吸着素子。
JP15382683A 1983-08-23 1983-08-23 タバコフイルタ−用吸着素子 Pending JPS6047670A (ja)

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ID=15570930

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JP15382683A Pending JPS6047670A (ja) 1983-08-23 1983-08-23 タバコフイルタ−用吸着素子

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