JPS6046791B2 - 核燃料模擬発熱体用シ−スヒ−タ - Google Patents
核燃料模擬発熱体用シ−スヒ−タInfo
- Publication number
- JPS6046791B2 JPS6046791B2 JP52099463A JP9946377A JPS6046791B2 JP S6046791 B2 JPS6046791 B2 JP S6046791B2 JP 52099463 A JP52099463 A JP 52099463A JP 9946377 A JP9946377 A JP 9946377A JP S6046791 B2 JPS6046791 B2 JP S6046791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- nuclear fuel
- jacket tube
- sheath heater
- tungsten
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
・本発明はシースヒータに係り、特に高温度域での使用
に適し核燃料模擬発熱体に好適なシースヒータに関する
。
に適し核燃料模擬発熱体に好適なシースヒータに関する
。
例えば核燃料模擬発熱体のような高温度域で使用するシ
ースヒータは、熱効率よく充分な熱を外周に対し均一に
放散するとともに使用中に変形しないことが要求される
。
ースヒータは、熱効率よく充分な熱を外周に対し均一に
放散するとともに使用中に変形しないことが要求される
。
また各種試験あるいは用途、特にシースヒータを破壊す
る試験に用いるには製造が容易でかつ安価なことが要求
される。更に核燃料模擬発熱体として用いるには、実際
の核燃料に近似していることが要求される。本発明は、
上記の技術的課題を解決すべくなされたものである。
る試験に用いるには製造が容易でかつ安価なことが要求
される。更に核燃料模擬発熱体として用いるには、実際
の核燃料に近似していることが要求される。本発明は、
上記の技術的課題を解決すべくなされたものである。
すなわち本発明のシースヒータの構成は、外被管と、外
被管内部に軸方向に複数個配設されたセラミック焼結体
であつてこの焼結体は外被管の軸方向に沿つてそれぞれ
複数の貫通孔を有しかつ貫通孔はそれぞれ外被管壁から
等距離にある絶縁材と、この貫通孔に貫通して設けられ
てなるタングステン主体とする複数の発熱体とを具備し
てなることを特徴とする。外被管は高温に耐える材料で
あればよく通常はステンレス鋼が適用される。特に核燃
料模擬発熱体として使用するものは核燃料と同等のジル
コニウムを主体とする合金またはステンレス鋼がよい。
絶縁材は、緻密なセラミック焼結体であればよいが、通
常アルミナ、ベリリア、マグネシウム等の酸化物セラミ
ックが適用され、窒化けい素、窒化ほう素等の窒化物セ
ラミックも適用できる。なお核燃料模擬発熱体として使
用するものは、該燃料と性質の近似しているアルミナセ
ラミックを用いることが望ましい。発熱体は高温で使用
するためにはタングステン、タンタル等の高融点金属が
適用できるが実用上の理由からタングステンを主体とす
るものとする。すなわちタングステンは融点が最も高く
、高温を必要とする本発明シースヒータに最も適する。
発熱体の態様としてはアルミナ等をドープしノたドープ
タングステン、レニウムを含むタングステンあるいは白
金をクラッドしたタングステンが工業上入手が容易であ
り好ましく適用できる。なお線状あるいはリボン状での
使用がよい。以下、図により実施例を説明する。
被管内部に軸方向に複数個配設されたセラミック焼結体
であつてこの焼結体は外被管の軸方向に沿つてそれぞれ
複数の貫通孔を有しかつ貫通孔はそれぞれ外被管壁から
等距離にある絶縁材と、この貫通孔に貫通して設けられ
てなるタングステン主体とする複数の発熱体とを具備し
てなることを特徴とする。外被管は高温に耐える材料で
あればよく通常はステンレス鋼が適用される。特に核燃
料模擬発熱体として使用するものは核燃料と同等のジル
コニウムを主体とする合金またはステンレス鋼がよい。
絶縁材は、緻密なセラミック焼結体であればよいが、通
常アルミナ、ベリリア、マグネシウム等の酸化物セラミ
ックが適用され、窒化けい素、窒化ほう素等の窒化物セ
ラミックも適用できる。なお核燃料模擬発熱体として使
用するものは、該燃料と性質の近似しているアルミナセ
ラミックを用いることが望ましい。発熱体は高温で使用
するためにはタングステン、タンタル等の高融点金属が
適用できるが実用上の理由からタングステンを主体とす
るものとする。すなわちタングステンは融点が最も高く
、高温を必要とする本発明シースヒータに最も適する。
発熱体の態様としてはアルミナ等をドープしノたドープ
タングステン、レニウムを含むタングステンあるいは白
金をクラッドしたタングステンが工業上入手が容易であ
り好ましく適用できる。なお線状あるいはリボン状での
使用がよい。以下、図により実施例を説明する。
第１図は本丁発明シースヒータの一部を拡大して示す部
分断面図、第２図は本発明シースヒータを第１図のＡ一
Ａ線て断面し矢印の方向に見た図である。図において外
被管１はジルカロイで構成され、外被管内部にはアルミ
ナ焼結体でなる絶縁材２が複数個配設されている。絶縁
材２には、外被管の軸方向に沿つて複数の貫通孔が設け
られ、この貫通孔を貫通して線状のレニウム−タングス
テンでなる発熱体３が複数本配設されている。このよう
に構成されたシースヒータは発熱体として線状の、タン
グステンを主体とするものを複数本用い、同心円上に配
しているので外周に向けて均一に、高温を発熱すること
ができる。
分断面図、第２図は本発明シースヒータを第１図のＡ一
Ａ線て断面し矢印の方向に見た図である。図において外
被管１はジルカロイで構成され、外被管内部にはアルミ
ナ焼結体でなる絶縁材２が複数個配設されている。絶縁
材２には、外被管の軸方向に沿つて複数の貫通孔が設け
られ、この貫通孔を貫通して線状のレニウム−タングス
テンでなる発熱体３が複数本配設されている。このよう
に構成されたシースヒータは発熱体として線状の、タン
グステンを主体とするものを複数本用い、同心円上に配
しているので外周に向けて均一に、高温を発熱すること
ができる。
シースヒータ外周に均一に高温を発熱するには本実施例
に示すようにアルミナ焼結体は、分割されていない円柱
状のものであることが必要で、更に発熱体は６本以上有
することが望ましい。また発熱体を直線状のものとした
のでシースヒータを縦方向に使用し、高温状態にしても
発熱体がたるむ等の変形を生じる恐れがない。このこと
は通常縦方向で用いる核燃料模擬発熱体に好適であるこ
とを示すものである。また加工が容易でないタングステ
ンを直線状使用することは製造を容易にすることに，寄
与する。また絶縁材としてセラミック焼結体を使用する
ので高温状態で使用しても充分な絶縁性を有する。また
この絶縁体はジルカロイのように転打加工の困難な外被
管を用いる場合でも容易に適用できる利点を有する。更
に核燃料模擬発熱体として使用するものでは、シースヒ
ータ内部に連通する適宜の空隙を有することが必要であ
るが、この絶縁体を用いればこの条件を容易に満足する
ことができる。すなわち、シースヒータ内部の空隙には
核燃料棒の構成と同じヘリウムガスを充填して、各種実
験の結果を正確なものとするためである。
に示すようにアルミナ焼結体は、分割されていない円柱
状のものであることが必要で、更に発熱体は６本以上有
することが望ましい。また発熱体を直線状のものとした
のでシースヒータを縦方向に使用し、高温状態にしても
発熱体がたるむ等の変形を生じる恐れがない。このこと
は通常縦方向で用いる核燃料模擬発熱体に好適であるこ
とを示すものである。また加工が容易でないタングステ
ンを直線状使用することは製造を容易にすることに，寄
与する。また絶縁材としてセラミック焼結体を使用する
ので高温状態で使用しても充分な絶縁性を有する。また
この絶縁体はジルカロイのように転打加工の困難な外被
管を用いる場合でも容易に適用できる利点を有する。更
に核燃料模擬発熱体として使用するものでは、シースヒ
ータ内部に連通する適宜の空隙を有することが必要であ
るが、この絶縁体を用いればこの条件を容易に満足する
ことができる。すなわち、シースヒータ内部の空隙には
核燃料棒の構成と同じヘリウムガスを充填して、各種実
験の結果を正確なものとするためである。
上記のシースヒータは、核燃料模擬発熱体として用いら
れている二硅化モリブデンを発熱体とするものと容易に
置換が可能である。
れている二硅化モリブデンを発熱体とするものと容易に
置換が可能である。
上記のシースヒータを核燃料模擬発熱体として使用し、
冷却水喪失試験に用いたところ核燃料と同等の良好な作
動を示し有効なデータが得られた。
冷却水喪失試験に用いたところ核燃料と同等の良好な作
動を示し有効なデータが得られた。
以上述べたように本発明シースヒータは高温での使用に
好適であり実用できる範囲は広い。
好適であり実用できる範囲は広い。
第１図は本発明シースヒータの一部を拡大して示す部分
断面図、第２図は本発明シースヒータを第１図のＡ−Ａ
線で断面し矢印の方向に見た図である。 １・・・・・・外被管、２・・・・・・絶縁材、３・・
・・・・発熱体。
断面図、第２図は本発明シースヒータを第１図のＡ−Ａ
線で断面し矢印の方向に見た図である。 １・・・・・・外被管、２・・・・・・絶縁材、３・・
・・・・発熱体。
Claims (1)
- １ 外被管と、外被管内部に複数個配設されかつ外被管
の軸方向に沿つて穿設された複数の貫通孔を有しこの貫
通孔はそれぞれ外被管壁から等距離にあり更に相互にも
等距離に形成されてなる円柱状のセラミック焼結体と、
前記貫通孔を貫通して設けられてなるタングステンを主
体とする複数の発熱体とを具備してなる核燃料模擬発熱
体用シースヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52099463A JPS6046791B2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 核燃料模擬発熱体用シ−スヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52099463A JPS6046791B2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 核燃料模擬発熱体用シ−スヒ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5434145A JPS5434145A (en) | 1979-03-13 |
| JPS6046791B2 true JPS6046791B2 (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=14247997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52099463A Expired JPS6046791B2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 核燃料模擬発熱体用シ−スヒ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046791B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55126989A (en) * | 1979-03-24 | 1980-10-01 | Kyoto Ceramic | Ceramic heater |
| JPS5916095U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-31 | 株式会社八光電機製作所 | シ−ズヒ−タ− |
| US4502430A (en) * | 1982-11-08 | 1985-03-05 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Ceramic heater |
| JPS59165395A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | いすゞ自動車株式会社 | 発熱体 |
| JPS6079692A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | 植松 義輝 | シ−ズ型細管ヒ−タ及びその製造方法 |
| JPS61235613A (ja) * | 1986-03-20 | 1986-10-20 | Kyocera Corp | グロープラグ |
| JP2013524465A (ja) * | 2010-04-09 | 2013-06-17 | シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー | 絶縁ブロックおよび絶縁導体ヒータへの設置方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH037833U (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-25 |
-
1977
- 1977-08-22 JP JP52099463A patent/JPS6046791B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH037833U (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5434145A (en) | 1979-03-13 |
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