JPS604588A - 水平室炉式コ−クス炉及びその加熱制御法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコークス炉及びその加熱制御に関するものであ
る。石炭類を乾留してコークスを製造するコークス工業
において、バッチ式のコークス炉を使用しているのがほ
とんどで、その主要な炉形式を挙げると８鉄式、黒田式
、コツパース式、オツト一式、ＤＫＨ式、カールスチー
ル式等数多く有シ、その生産規模（炉１〕、炉筒、炉長
、設置開数等）及び生成したコークス品質、使用目的も
多種多用である。コークス用原料炭品質の将来動向、コ
ークス品質要求労働負荷、作業環境等の問題と生産性、
低コストの考へ方からコークス原料炭の事前処理技術と
共に自動化とプロセス制御を取入れて品質を維持し生産
性の高い犬客量コークス炉が必要である。しかるに現存
するコークス炉は次に示す問題点を持っている。即ち （ア）炭化室と加熱燻焼室が交互に並んでいて、加熱燃
焼室は隣接する両側炭化室の共用であり、品質の向上及
び消費熱量の低減を図がるプロセス制御が困難である。

加熱燃焼室は隣接する炭化室の石炭を乾留するに必要な
熱量を所要時間に合わせて１定供給している。一方、炭
化室は石炭の膨張圧による炉壁の損傷防止、作業性、燃
焼室の温度特性等から、例へは炭化室の装入順序を　１
．６．１１．１６の如く定めている。従がって加熱燃焼
室の両側の炭化室に装入された石炭は各炭化室ごとに、
それぞれ異なった最適加熱！１４性埴（昇温速度、温度
履歴、最終コークス温度等）が必要であるにもかかわら
ず、熱針を一定供給し１つの加熱燃焼室で両側の炭化室
の石炭を乾留する不合理性を持っている。

（イ）加熱ガス及空気等所要量の増減調整が人力による
手動操作で作業負荷が犬であシ最ホ加熱パターンで乾留
する調整が困難である。コークス炉加熱燃焼室温度はコ
ークスの緘働率（回転率）によって、コークス品質、炉
体保守上の下限値約１０００℃から使用煉瓦の限界温度
約−１，３５０℃（バラツキ含）迄変動させる事が出来
る、又蓄熱室で加熱ガス（貧ガス）及び燃焼用空気の予
熱と燃焼廃ガスによる蓄熱並に加熱燃焼室の燃焼方向の
切替も大略１５分〜３０分の範囲で炉全体として切替え
る事の出来る装置を附属している。しかし各加熱燃焼室
の加熱ガス及び燃焼用空気並に燃焼廃ガスの流量調整は
人力による手動操作する炉が大部分で各炭化室の最適加
熱特性に合わせたプロセス制御を困難にしている。これ
らの問題が、犬客量コークス炉の設置をはばみ、生産性
を阻害して来ている。

本発明はかかる問題膚に鑑み、各炭化室の石炭の加熱に
関して最適加熱特性値にあわせた自動調節及びプロセス
制御法とそれに適合した合理的な加熱構造を持ったコー
クス炉を提供するものである。即ち １、水平室炉式コークス炉（以下＼９コークス炉と言う
）において隣接する炭化室と加熱燃焼室の下方に炭化室
長さ方向に煉瓦柱壁で仕切って蓄熱室を形成する（従来
の蓄熱室より１列多い）この蓄熱室は煉瓦隔壁で炉団中
心軸方向に中央部で仕切シ２分割すると共に、更に炭化
室長さ方向に中央部で小室に仕切り、炭化室１至とその
炭化室両側に・隣接する両側の加熱・祢焼室２列と、そ
の下方に位置する小室に仕切られた蓄熱室（水平カナル
を含む）４列が１つのブロックになっていて、加熱ガス
及び燃焼用空気、並びに燃焼１発ガスが、上記ブロック
系内で制御できるように４１４成したことを特徴とする
、水平室炉コークス炉。

２、上記コークス炉において、ブロックになっている炭
化室１室と隣接する炭化室両側の加熱燃焼室２列とその
下方に位置する蓄熱室（水平刃ナルを含む）４列の加熱
ガス、及び燃焼用空気並びに燃焼廃ガスの制御が各ブロ
ック毎に独立して行う事を特徴とするコークス炉の加熱
制御法。

３、上記コークス炉の加熱制御法において石炭の乾留経
過のなかで炭化室に１％接する両側の加熱燃焼室の温度
が任意に設定出来ると共に、それに合わせて各ブロック
毎に加熱ガ゛ス及び燃焼用空気の供給並びに燃焼廃ガス
の排出を行去り事を特徴とするコークス炉の加熱ゾロセ
ス制御法である。

なお、上記本発明において、加熱燃焼系統は貧ガス単式
、貧ガス、富ガス複式、加熱ガス及び／又は空気併入方
式のアンダージェットタイプ又はガンタイプ、燃焼形式
のヘアービン燃焼、２分割燃焼方式成るいは加熱燃焼室
のポート部の単段及多段燃焼等、炉巾、炉高、炉長等の
大きさにより公知のいづれの方法も採用可能である。但
し富ガス燃焼の場合に蓄熱室は燃焼用空気及び燃焼廃ガ
スが通り、貧ガスへアーピン燃焼の場合は加熱燃焼室下
部煉瓦構造物に水平烟道を通して各フリューに加熱ガス
、燃焼用空気、及び燃焼廃ガスが供給、排出される方式
となる。

従って、本発明では次のような効果がある。

■　炭化室１室及びＦＡ、接する両側の加熱燃焼室２列
並びにその下方に位置する蓄熱室４列とが１つのブロッ
クになっていて加熱ガス、燃焼用空気、燃焼廃ガス等が
各ブロック系内で任意に制御出来る。

■　各ブロック毎に例へばプログラムヒーテング等が可
能で消費熱量の低減が図かれる。

■　各ブロック毎に加熱ガス、燃焼用空気及び燃焼廃ガ
ス等の流量調整弁を電動及び／又は油圧機器を用いて自
動化し、コンピューター等ヲ利用すて炉全体及び各グロ
ック毎等のプロセス制御が可能となシ人員の省力化が出
来る。

■　各炭化室毎に加熱制御が可能で最適加熱特性で石炭
類の乾留が可能でコークス品質の向上、品質のバラツキ
を減少することが出来る。

■　コークス炉の炉巾を広げた大型化が可能となり労働
負荷、作業環境の改善となり、生産性の　・向上、各ブ
ロック毎の空間保温の採用等コークス炉の稼働率、変更
等生産増減にタイムリーに対応出来る等その効果が非常
に太きい。

以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。

第１図は本発明の実施例ヘアーピン単段燃焼方式の横断
面、第２図は第１図のＢＢ面矢視縦断面図、第３図は貧
ガス２分割単段慾焼方式コークス炉横断面図、第４図は
貧ガスヘアービン多段燃焼方式横断面図、第５図は第４
図のＤ−Ｄ面縦断図、第６図は貧ガス２分割長段燃焼方
式横断面図、第７図は富ガス、ガンタイプの断面図、第
８図はアンダージェットタイプ主要部断面図、第９図は
本発明の加熱制御実施例の説明図である。

従来のコークス炉は周知の如く、炭化室と加熱燃焼室と
が交互にならびその下方の煉瓦構造物を経て炭化室下部
に蓄熱室及び水平カナルが設けてあシ、加熱燃焼室と蓄
熱室は炭化室下方の煉瓦構造部でダクトにより接続され
ている。又蓄熱室内部にはチェッカー煉瓦が詰られてい
て加熱用貧ガス及び燃焼用空気は水平カナル及び／又は
アンダージェット方式で各蓄熱室に供給されて予熱され
炭化室下部煉瓦構造部に設けたダクトを経て加熱燃焼室
に導かれて燃焼し隣接する両側の炭化室の石炭類を乾留
する。燃焼廃ガスは別の加熱燃焼室を下降して別のダク
トを経て廃ガス側蓄熱室（例へは隣接又は２分割された
反対側）を通シチェッカー煉瓦を蓄熱して水平カナルを
通り煙道又はスタックに排出される。この加熱方法は約
１５分〜３０分で加熱方向、ル６ガス方向が反対側に切
替へられる。尚蓄熱室が２分割でヘアーピン燃焼のコー
クス炉は炭化室下部煉瓦構造部に水平１５道を設けた例
もある。

本発明のコークス炉は第１図、第３図、第４図、第６図
の横断面に示す如く炭化室Ｃ１とＣ２の間Ｃ２とＣ３の
間、Ｃ３とＣｎの間に加熱燃焼室ＦｌとＦ２．％Ｆ２と
Ｆ３、Ｆ３とＦｎをそれぞれ２列並べて設け、その下方
の煉瓦構造部６の炭化呈下ＦｆｌＪと２列並べて設けた
加熱燃焼室Ｉｒ　、と”２、Ｆ２とＦ３、Ｆ３とＦｎの
下部に公知の煉瓦柱壁７によシ炭化室Ｃ１〜Ｃｎの長さ
方向に仕切られて蓄熱室Ｒ１〜Ｒ，を形成し、この蓄熱
室Ｒ１〜Ｒ１１は仕切壁５で小室に仕切られてＲ１−Ｒ
ｎにわけられ更に第２図第５図に示す如く炭化室Ｃ１−
Ｃ，、の長さ方向の中央部で炉団中心軸方向に煉瓦齢樵
１５で公知の如く２分割されている。非加熱燃焼室Ｆ！
〜Ｆｎはそれぞれ公知の如く煉瓦仕切壁８で多数のフリ
ー−９に分割されていて、蓄熱”Ｊ　ＲＩ〜Ｒｎと加熱
い焼室Ｆ１〜Ｆｎ及び炭化室Ｃ，−Ｃｎの下方に位置す
る煉瓦構造部６０部分でダクト１４で接続されている。

蓄熱室Ｒ１〜′Ｒｎは内部に公知の方法でチェッカー煉
瓦１６が積まれていると共にその下部に水平カナル５ｌ
−８ｎを各蓄熱室Ｒ１−Ｒｎ毎に設けである。加熱燃焼
室Ｆ１〜Ｆｎに供給する加熱用貧ガス及び燃焼用室気は
ガン方式及び／又はアンダージェット方式で蓄熱室Ｒ１
〜Ｒｎにそれぞれ供給予熱されダクト１４を経て加熱燃
焼室Ｆｌ−Ｆｎで貧′ガスと空気が会合してフリー−９
で燃焼する。燃焼廃ガスは別のフリュー９を下降し接続
されたダクト１４を通り煉瓦隔壁１５で仕切られた反対
側の蓄熱室Ｒ１−Ｒｎでチェッカー煉瓦１６に蓄熱して
水平カナルＳｌ〜Ｓｎを経て煙道１８に排出される。ヘ
アーピン燃焼方式の場合は第４図及び第５図に示す如く
加熱燃焼室Ｆｌ−，−Ｆｎと蓄熱室Ｒ，〜Ｒ１１の間に
水平焔道１３を設け、蓄熱室Ｒ１−Ｒｎで予熱された、
加熱ガスと燃焼用空気はダクト１４から水平焔道１３に
入り炭化室Ｃ１〜Ｃｎの長さ方向に分配されて、１つお
きに各フリュー９に入いシ燃焼する。燃焼廃ガスは別の
フリュー９を下降してダクト１４を経て水平焔道１３を
通シ、煉瓦隔壁１５で仕切られた反対側の蓄熱室Ｒ１−
Ｒｎに入り、水平カナルＳ１〜Ｓｎを経て煙道１８に排
出される。２分割燃焼の場合は、第３図及び第６図に示
す如く、加熱燃焼室Ｆ１〜Ｆｎの上部に上部水平焔道１
２を持っていて煉瓦隔壁１５で仕切られた蓄熱室Ｒ１〜
ＲＨの一方側に加熱付ガス及燃焼用空気が供給予熱され
ダクト１４で加熱燃焼室Ｆｌ〜ＦＨに入り燃焼する。加
熱燃焼室Ｆ１〜Ｆｎは炭化室Ｃ１−Ｃｎ長さ方向中央部
付近まで同時に燃焼する。燃焼廃ガスは上部水平焔道１
３を通り炭化室Ｃ１−Ｃｎ長さ方向の反対側のフリュー
９を下降して同じく反対側の蓄熱室Ｒ１〜Ｒｎに入いシ
水平カナルを経て煙道１８に排出される。

富ガスを使用する場合は第７図、に示す如く富ガスは蓄
熱室Ｒ１〜Ｒｎで予熱せず公知の方法で加熱燃焼室Ｆ１
〜Ｆｎの下方煉瓦栴造部６の富ガスダクト１７に直接富
ガスを供給して各フリュー９に供給するか、第８図に示
す如く蓄熱室Ｒ１＝　Ｒｎの煉瓦柱壁７にそれぞれ冨ガ
ス堅ダクト１０を設けて富ガスを供給し炭化室Ｃ１−Ｃ
ｎの長さ方向の半分蓄熱室Ｒ１で予熱された燃焼用空気
と会合して燃焼する。燃焼廃ガスは炉式によシそれぞれ
貧ガスと同経路を経て煙道１８に排出される。尚この加
熱系統は貧ガス及び富ガス加熱弁公知の方法により加熱
及び燃焼廃ガスの経路が１５分〜３０分毎反対方向に切
替へられる。

本発明コークス炉の特徴は炭化室Ｃ１，１室とその両側
の加熱燃焼室Ｆ１２列及びその下部蓄熱室Ｒ１４室とが
ブロックになっていて炭化室０２１室とその両側の加熱
燃焼室Ｆ２．２列及びその下部蓄熱室Ｒ２，４室とがブ
ロックになっていて各ブロックが独立した加熱燃焼系列
を有している、炭化”Ｍ　ＣＩの両側にある加熱炉焼室
Ｆ、２室は炭化室Ｃ２の炭化経過の影砦ヲ受けない構造
を有していて、その加熱燃焼室Ｆ１に供給する貧ガス、
燃焼用空気の予熱、各フリー−への分配及び燃焼廃ガス
によりチェッカー煉瓦へ蓄熱する、蓄熱室Ｒ１も亦炭化
室Ｃ２用とは別個に区別されている。

即ち第４図は本発明の貧ガス加熱ヘアーピン方式の多段
燃焼コークス炉の横断面図であり第５図は第４図Ｄ−Ｄ
面の縦断面図で加熱貧ガス及び／又は燃焼用空気はアン
ダージェット方式で供給する場合は地下室の炉床コンク
リート１９に孔をあけて直接蓄熱室Ｒ１”　Ｒｎに供給
されガンタイプの場合は水平カナルＳ１〜Ｓｎより蓄熱
室Ｒ１〜Ｒｎに供給される。第４図の例でＧの符号の蓄
熱室ＲＩは貧ガス予熱蓄熱室を示しＡの符号の蓄熱室Ｒ
１は燃焼用空気の予熱蓄熱室、第５図Ｗの符号の蓄熱室
Ｒ１は燃焼廃ガスのとおる蓄熱室ヤある。第５図の炭化
室長さ方向中央部の煉瓦隔壁１５で２分割された蓄熱室
Ｒ１の半分を上昇した、加熱ガス及び燃焼用空気は加熱
燃焼室Ｒ，下部煉瓦構造部６に設けた、水平焔道１３及
びダクト１４を経て加熱燃焼室Ｆ１の各フリュー９の酸
部で貧ガスと空気が会合して燃焼すると共に１部貧ガス
及び空気は各フリー−の煉瓦仕切壁８に設けた、ダクト
１０を通って途中のノズル１１より噴射して燃焼する。

燃焼廃ガスはヘアーピンの反対側のフリュ−９を下降し
て蓄熱室Ｒ１に入いりｊエラカー煉瓦１６を蓄熱して水
平カナルｓｌを経て煙道Ｊ８に排出される。又第６図に
１：２分割多段燃焼方式コークス炉で第４図及び第５図
の方法で蓄熱室Ｒ１に加熱ガス及び燃焼用空気が供給予
熱され、加熱燃焼室Ｆ！下部の煉瓦構造部６に設けたダ
クト１４を上昇して各フリュー９の煉瓦仕切壁８に設け
た堅ダクト１０を通り途中にある各ノズル１１より噴射
して燃焼する。この場合炭化室ｃ１の端側から中央部伺
近址で各フリュー９が同時に燻焼する。燃焼廃ガスは各
フリュー９の上部水平焔道１２を通り燃焼していない反
対側の各フリュー９を下降して中央部煉瓦隔壁工５の反
対側の蓄熱室Ｒ１でチェッカー煉瓦１６に蓄熱し水平カ
ナルＳ。

を経て煙道１８に損出きれる。

第９図は本発明の貧ガス、ヘアービン燃焼のアンダージ
ェット方式に於ける加熱制御系統の１例を示す図で・炭
化室Ｃ１とその両側の加熱燃焼室Ｆｌ　２室と下部の蓄
熱室４室とがブロックになっていて、その系内で加熱制
御が出来る。即ち貧ガスラインは仏ガス管２０→ガス切
替弁２１→ガス流量調整弁２２→蓄熱室Ｒ１→水平焔道
１３→各ダクト１４を経て加熱燃焼室Ｆ１の各フリー−
９に分配される。燃焼用空気ラインは空気管２３→空気
切替弁２４→空気流量調整弁２５→蓄熱室Ｒ。

→水平焔道１３→各ダク）１４ｆ：経て加熱燃焼室Ｆ、
の各フリュー９に分配される。加熱燃焼室は２個のフリ
ュー９が対になっていて分配された加熱ガス、燃焼用空
気はフリー−９を燃焼して上昇し廃ガスは片側のフリュ
ー９を下降する。廃ガスラインは供給加熱ガス、燃焼用
空気と別ラインを通り各フリー−９→水平畑道１３→蓄
熱室Ｒ１→水平カナルＳ１→廃ガス調整弁２６→廃ガス
変更弁２７を経て煙道１８に排出される。加熱ガス切替
弁２１、空気切替弁２４、廃ガス変更弁２７の切替は公
知の方法で炉団をループ状に配置した切替装置２８に連
結されていて切替装置駆動装置２９により１５分〜３０
分毎に加熱方向を切替へる。

ガス流量調整弁２２、及び空気流量調整弁２５、並びに
廃ガス調整弁２６は調整装置−３０に連結されていて駆
動装置３１の作動により各流量調整弁２２．２５．３０
の開度を調整出来る。この調整装置３０は調整装置駆動
機３１が指令装置３２によって駆動し、調整装置３０の
作動量（ストローク）、作動のタイミングは指令装置に
よシ任意に設定可能な如く構成されていて、コンピュー
ター等を利用して炉団の稼働率、目標温度に合せて最適
加熱パターンを設定出来るし、亦各ブロック毎に任意に
設定することも可能である。ガス流量調整弁２２、空気
流量調整弁２５、廃ガス流量調整弁２６は電動式でも可
能で各電動式流量調整弁２２．２５．２６を指令装置か
らの信号によって作動することによシその目的は達せら
れる。

亦ガス流量調整弁２２、空気流量調整弁２５廃ガス調整
弁２６と、それぞれの切替弁２１．２４、′４７、の配
置を逆にすることも出来るしそのことが制御上の支障に
はならない。

以上の如くこの発明は炭化室１室とその両Ｖ：１シの加
熱燃焼室２室及び下部蓄熱室４室の加熱燃焼系が独立し
たブロックになっていて、加熱ガス、燃焼用空気、燃焼
廃ガス等の流量、配分調整が各ブロック内で任意に制御
出来る利点があり本発明により次の効果がある。

１、各炭化室毎の加熱制御が独立して可能で各ブロック
毎に最適加熱特性で石炭類の乾留が可能となシコークス
品質の向上、及び品質のバラツキの減少を図かることが
出来る。

２゜各ブロック毎にプログラムヒーテング等が可能で消
費熱量の低減を図ることが出来る。

３、各ブロック毎に加熱ガス、燃焼用空気及び燃焼廃ガ
ス等の流量調整弁を電動及し俣は油圧機器を用いて自動
化しコンピー−ター等をオＩｊ用して炉全体及び各ブロ
ック毎等のプロセス制御が出来る、と共に人員の省力化
を図ることが出来る。

４、　コークス炉の炉巾を広げた大型化が可能となり労
働負荷、作業環境の改善と生産性の向上、各ブロック毎
の空間保温の採用等コークス炉の稼働率、変更等生産増
減にタイムリーに対応出来る等その効果が非常に太きい
。

５、炭化室１里及び隣接する両側の加熱健焼室２列並び
にその下方に位置する蓄熱室４列とが１つのブロックＶ
Ｃなっていて加熱ガス、燃焼用空気、燃焼廃ガス等が各
ブロック系内で任意に制御出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は貧ガスヘアーピン単段燃焼方式における本発明
コークス炉の横断面図、第２図は第１図Ｂ−Ｂ面矢視縦
断向図、第３図は貧ガス２分割単段燃焼方式コークス炉
横断向図、第４図は貧ガスへアービン多段燃焼方式コー
クス炉横断回、第５図は第４図Ｄ−Ｄ面矢視縦断面図、
第６図は貧ガス２分割多段燃焼方式コークス炉横断面図
、第７図は富ガスのガンタイプ０、ヘアーピン燃焼方式
コークス炉の主要部縦断面図、第８図は富ガスのアンダ
ージェットタイプヘアーピン燃焼方式コークス炉の主要
部横断面図、第９図は貧ガンヘアーピン燃焼方式の本発
明実施例の加熱制御方法の説明図である。 Ｃ１〜Ｃｎ：炭化室　Ｆ１〜Ｆｎ：加熱燃焼室Ｒ１〜Ｒ
ｎ　：　蓄ＦｊＡｍ　１９　：炉床コンクリートＳ１〜
Ｓｎ：水平カナル　２０：貧ガス管１：炉頂部　２１：
ソｆス切替弁 ２：フリュ一点検孔　２２−ガス流量調整弁３：袋入孔
　２３：空気管 ４：炉底　２４：空気切替弁 ５・：仕切壁　２５　空気訛会ｔ　ｉｌ！！Ｉ整弁６：
煉瓦構造部　２６：廃ガス調整弁 ７：煉瓦柱壁　２７：廃ガス変更弁 ８：煉瓦仕切壁　２８：切替装置 ９：フリュ−２９：切替Ｐｆｔ’＞、用、嘱ｌ、動装置
１０　：堅　クリ　ト　３０　：　言周整装置１１：ノ
ズル　３１；ｈ！ム格装恒ｊ°、１髪１駆Ｉ助４菟置１
２：上部水平悄道　３２：指令装置 １３：水平焔道　３３：富ガス管 １４：タリト　３４：富ガス切替弁 １５：煉瓦隔壁　３５：富ガス流逼ム；１査弁。 １６；チェッカー煉瓦 １７：富ガスダクト １８：煙　道 手続袖正書 昭和力２年　と月　３１：］ 昭和りと年Ｕｒ８１願第１１７２σ７号３　補止をする
者 ・Ｉｆ　ＰＩとの関係　出　願　人 イ１−　所（居１すｉ）東３１町都千代１１１区入手町
２丁１」６番３号氏名（幻４、）　（６６５）新日本製
鐵株式金子」二４、代理　人 イ］　所　東京都−Ｔ代１１（区丸の内２「目６番２号
九の内へ重洲ビル３３０ｍ−１・　−−一一一十一 ゛　−１−、泡す← ７　補止の１象 補　正　書 本願明細畳および図面中丁百己牛項を補正いたします。 自己 １、第２０頁５行目に 「３：装入孔」とあるを 「３：装入孔」と訂正する。 ２、図面中１第４図」、「第７図」、「第８図」、「第
９図」を本日提出の図面に訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、水平室炉式コークス炉において隣接する炭化室と加
   熱燃焼室の下方に蓄熱室を設け、その蓄熱室は、炉団中
   心軸方向に中央部で煉瓦隔壁によ！ｌ１２分割されてい
   ると共に、更に炭化室長さ方向に中央部で仕切られてい
   て、炭化室１室とその炭化室に隣接する両側の加熱燃焼
   室２列とその下方に位置する小室に仕切られた蓄熱室４
   列とが１つのブロックになっていて、加熱ガス、及び燃
   焼用空気、並びに燃焼廃ガスが上記ブロック系内で制御
   出来るように構成したことを特徴とする水平室炉式コー
   クス炉 ２、水平室炉式コークス炉において隣接する炭化室と加
   熱燃焼室の下方に蓄熱室を設け、その蓄熱室は、炉団中
   心軸方向に中央部で煉瓦隔壁により２分割されていると
   共に、更に炭化室長さ方向に中央部で仕切られていて、
   炭化室１室とその炭化室に隣接する両側の加熱燃焼室２
   列とその下方に位置する小室に仕切られた蓄熱室４列と
   が１つのブロックになっている炭化室１室と隣接する炭
   化室両側の加熱燃焼室２列とその下方に位置する蓄熱室
   ４列の加熱ガス、及び、燃焼用空気並びに燃焼廃ガスの
   制御を各ブロック毎に独立して行う事を特徴とするコー
   クス炉の加熱制御法３、水平室炉式コークス炉において
   隣接する炭化室と加熱燃焼室の下方に蓄熱室を設け、そ
   の蓄熱室は、炉団中心軸方向に中央部で煉瓦隔壁により
   ２分割されていると共に、更に炭化室長さ方向に中央部
   で仕切られていて、炭化室１室とその炭化室に隣接する
   両側の加熱燃焼室２列とその下方に位置する小室に仕切
   られた蓄熱室４列とが１つのブロックになっている炭化
   室１室と隣接する炭化室両側の加熱燃焼室２列とその下
   方に位置する蓄熱室４列の加熱ガス、及び燃焼用空気並
   びに燃焼廃ガスの制御を各ブロック毎に独立・して行う
   加熱制御法において石炭の乾留経過のなかで炭化室に隣
   接する両側の加熱燃焼室の温度が任意に設定すると共に
   、それに合わせて各ブロック毎に加熱ガス及び燃焼用空
   気の供給並びに燃焼廃ガスの排出を行なう事を特徴とす
   るコークス炉の加熱制御法。