JPS6043410A - 粉体吹込み高炉操業方法 - Google Patents
粉体吹込み高炉操業方法Info
- Publication number
- JPS6043410A JPS6043410A JP14797883A JP14797883A JPS6043410A JP S6043410 A JPS6043410 A JP S6043410A JP 14797883 A JP14797883 A JP 14797883A JP 14797883 A JP14797883 A JP 14797883A JP S6043410 A JPS6043410 A JP S6043410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- deviation
- deadman
- hearth
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B5/00—Making pig-iron in the blast furnace
- C21B5/02—Making special pig-iron, e.g. by applying additives, e.g. oxides of other metals
- C21B5/023—Injection of the additives into the melting part
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は粉体吹込み高炉操業方法に関し、特に炉内炉床
部に滞留するデツトマンを調節（位置。
部に滞留するデツトマンを調節（位置。
形状）することで安定した炉況の維持を図る方法につい
ての提案である。
ての提案である。
従来技術
１円は、鉱石とコークスからなる層状の装入物堆積帯２
、融着帯３、溶融滴下帯４および炉床湯溜９部５と区別
されていることが知られている。そして、該炉床湯溜り
部（以下単に炉床部という）５の略炉芯部には略円錐形
のデツトマン６と呼ばれているコー′クスおよび銑鉄の
凝固塊が不定状態で存在していると考えられている。と
ころが、このデツトマン６は、炉内付着物ｌＯ等の影響
によシその滞留せる位置、形状が変わり、時には第２図
に示すように炉芯から太きく偏倚した１１しかも長期間
その状態が続くことがある。
、融着帯３、溶融滴下帯４および炉床湯溜９部５と区別
されていることが知られている。そして、該炉床湯溜り
部（以下単に炉床部という）５の略炉芯部には略円錐形
のデツトマン６と呼ばれているコー′クスおよび銑鉄の
凝固塊が不定状態で存在していると考えられている。と
ころが、このデツトマン６は、炉内付着物ｌＯ等の影響
によシその滞留せる位置、形状が変わり、時には第２図
に示すように炉芯から太きく偏倚した１１しかも長期間
その状態が続くことがある。
このようなデツトマン６の位置の偏りは、第３図に示す
ように、溶銑、溶滓の流れの不均一を招くようになる。
ように、溶銑、溶滓の流れの不均一を招くようになる。
即ち、Ｘ側出銑ロアではデッドマン６があるために、単
位時間当りの溶銑、浮流が小さくなり、従って出銑時間
も短くなり、ｘ、ｙ両出銑ロア、８からの出銑、滓が著
しくバランスを欠く。その結果、羽口レベル上での炉況
と９わけ装入物降下状況が不安？となり円滑な高炉操業
が害される。
位時間当りの溶銑、浮流が小さくなり、従って出銑時間
も短くなり、ｘ、ｙ両出銑ロア、８からの出銑、滓が著
しくバランスを欠く。その結果、羽口レベル上での炉況
と９わけ装入物降下状況が不安？となり円滑な高炉操業
が害される。
従来は、上述したデツトマンの偏りによる高炉操業阻害
を回避するために、炉頂から多量のコークスを装入し、
炉熱を上昇させることにより炉−付着物１０が炉周で均
一になるような操業を行っていた。しかしこの方法では
、上記ｆ１Ｎ物ｌＯの均一除去までには少なくとも２週
間位は必要であり、燃料原単位も大幅に上昇するなど効
果的でないという欠点があった。
を回避するために、炉頂から多量のコークスを装入し、
炉熱を上昇させることにより炉−付着物１０が炉周で均
一になるような操業を行っていた。しかしこの方法では
、上記ｆ１Ｎ物ｌＯの均一除去までには少なくとも２週
間位は必要であり、燃料原単位も大幅に上昇するなど効
果的でないという欠点があった。
発明の目的
不発明は、高炉の炉況を悪化きせる因子の１つと考えら
れている炉内デツトマンの偏りを修正する従来技術の上
述した欠点を、羽口から主として発熱性の粉体を吹込む
技術を使うことにより克服することを目的とする。この
発明は、他に上記発熱性の粉体にＴ１含有鉄粉を混合し
て炉壁保膜を図ることを目的とする。
れている炉内デツトマンの偏りを修正する従来技術の上
述した欠点を、羽口から主として発熱性の粉体を吹込む
技術を使うことにより克服することを目的とする。この
発明は、他に上記発熱性の粉体にＴ１含有鉄粉を混合し
て炉壁保膜を図ることを目的とする。
発明の構成
本発明は、高炉内炉床部に観察されるデツドマ該デツト
マンが適正な状態になるように基筒する炉操秦を行うこ
とを特徴とする・ デツトマン６は、通常炉内の炉芯近傍内に位置している
のが好ましい態様であり、安定した炉況を維持するのに
好都合である。炉熱が炉周方向で安定していれば該デツ
トマン６は適正位置にｒｊ＋＞留する０ところが、炉熱
状況が炉周方向で偏ジを生ずると・デツトマン６の位置
は炉熱の低い側に次第に変−位していく。
マンが適正な状態になるように基筒する炉操秦を行うこ
とを特徴とする・ デツトマン６は、通常炉内の炉芯近傍内に位置している
のが好ましい態様であり、安定した炉況を維持するのに
好都合である。炉熱が炉周方向で安定していれば該デツ
トマン６は適正位置にｒｊ＋＞留する０ところが、炉熱
状況が炉周方向で偏ジを生ずると・デツトマン６の位置
は炉熱の低い側に次第に変−位していく。
そこで、炉熱の低い側に集中的に熱の供給が行われれば
上記デツトマン６の偏りを修正することが可能となる。
上記デツトマン６の偏りを修正することが可能となる。
上記の炉熱不足となっている側への熱供給の万その吹込
みによって次のように反応し発熱するＯ例えば、微粉炭
吹込みの例だと、送風ガスと共に羽口から吹込むとレー
スウェイ部分で、Ｏ（石炭）＋３ＡＯｔｂ（ガス）＝Ｃ
Ｏ↑＋２２００ ＫｃａＬ４ｙ−０のように反応し発熱
して炉熱を上げる。
みによって次のように反応し発熱するＯ例えば、微粉炭
吹込みの例だと、送風ガスと共に羽口から吹込むとレー
スウェイ部分で、Ｏ（石炭）＋３ＡＯｔｂ（ガス）＝Ｃ
Ｏ↑＋２２００ ＫｃａＬ４ｙ−０のように反応し発熱
して炉熱を上げる。
マタ、フェロシリコンの例だと、
Ｆｅ−Ｓｉ十％０．（ガス） −（Ｆｅ）＋（ＳｉＯｇ
）＋８４９０ ＫＯａｌｔ４．、。
）＋８４９０ ＫＯａｌｔ４．、。
の発熱反応により、吹込み羽口周辺の炉熱を上げ、その
部分に面した上記デツトマンを溶解し、結果的にデツト
マン６の位置修正と同一の効果を発揮・にその位置が偏
ると、Ｘ側出銑口部分への溶湯の流速が速くなり炉壁を
傷める。その補修のために、上記発熱性粉体に加えＴ１
粉末（砂鉄他）を合わせて吹込み、炉内で’ＦｉＯ＋Ｔ
ｉＮ等のチタンベアを形成させて損耗壁を補修するので
ある。
部分に面した上記デツトマンを溶解し、結果的にデツト
マン６の位置修正と同一の効果を発揮・にその位置が偏
ると、Ｘ側出銑口部分への溶湯の流速が速くなり炉壁を
傷める。その補修のために、上記発熱性粉体に加えＴ１
粉末（砂鉄他）を合わせて吹込み、炉内で’ＦｉＯ＋Ｔ
ｉＮ等のチタンベアを形成させて損耗壁を補修するので
ある。
一方、デツトマン６が遠く離れたＹ側出銑口８には、酸
化鉄系粉体を吹込む。
化鉄系粉体を吹込む。
次に、デツトマンの位置の偏りを修正する具体例につい
て説明する。第５図の（イ）、（ロ）は、炉芯デツトマ
ンの中心からの偏りの程度を知るために炉壁に埋設した
温度計９配置のもようを示すもので、炉床部の炉周方向
の温度差が４０”Ｃ以上になったときをデツトマンの偏
りが生じたものとして、以下に述べるような粉体吹込み
調整を行う。なお、デツトマンの偏りはＸ−Ｙ出銑口か
らの出銑状況の差（例えば、出銑時間、出滓量など）に
よっても知り得る。
て説明する。第５図の（イ）、（ロ）は、炉芯デツトマ
ンの中心からの偏りの程度を知るために炉壁に埋設した
温度計９配置のもようを示すもので、炉床部の炉周方向
の温度差が４０”Ｃ以上になったときをデツトマンの偏
りが生じたものとして、以下に述べるような粉体吹込み
調整を行う。なお、デツトマンの偏りはＸ−Ｙ出銑口か
らの出銑状況の差（例えば、出銑時間、出滓量など）に
よっても知り得る。
さて、第６図は上記温度計の指示値にもとづく伝熱計算
によりめた計算デツトマン位置である（但し、デツトマ
ン凝固温度は１１５０℃と仮定した）。このような推定
のもとに、デツトマンが近傍にあると推定される４２羽
口〜Ａ８羽口から、微粉炭とｒｅ−ｓｉ、 （ｓｉ％≧
９０％ンの混合粉をｂ ｏ ｋｇ／ｌ−ｐ相当吹込み、
これに対しその残るＡ９羽１」〜Ｉ（ｘ８０羽口および
Ａ１羽口からは５ ｏ ｋｇ／／１Ｊ−ｐの酸化鉄系粉
体を吹込んだ。上記混合割合は、Ｘ側出銑ロア付近の炉
壁損傷程度をも考慮するときは、Ｔ１粉末を混ぜるが、
基本的には粉体の発熱量、滓化性を考慮して、微粉炭５
５重量部、Ｆｅ−５ｉ、ａｏ重量部＋Ｔｉ粉１５重量部
のものとした。
によりめた計算デツトマン位置である（但し、デツトマ
ン凝固温度は１１５０℃と仮定した）。このような推定
のもとに、デツトマンが近傍にあると推定される４２羽
口〜Ａ８羽口から、微粉炭とｒｅ−ｓｉ、 （ｓｉ％≧
９０％ンの混合粉をｂ ｏ ｋｇ／ｌ−ｐ相当吹込み、
これに対しその残るＡ９羽１」〜Ｉ（ｘ８０羽口および
Ａ１羽口からは５ ｏ ｋｇ／／１Ｊ−ｐの酸化鉄系粉
体を吹込んだ。上記混合割合は、Ｘ側出銑ロア付近の炉
壁損傷程度をも考慮するときは、Ｔ１粉末を混ぜるが、
基本的には粉体の発熱量、滓化性を考慮して、微粉炭５
５重量部、Ｆｅ−５ｉ、ａｏ重量部＋Ｔｉ粉１５重量部
のものとした。
第７図は、該混合粉をＡ２〜Ａ８羽口から吹込んだ前後
の時期における炉周方向の温度差を示したものであるが
、吹込みを開始してから約半日で効果が現われ、４日後
には該温度差は１０℃になり、デツトマン位置の修正が
行なわれたことが推定できた。
の時期における炉周方向の温度差を示したものであるが
、吹込みを開始してから約半日で効果が現われ、４日後
には該温度差は１０℃になり、デツトマン位置の修正が
行なわれたことが推定できた。
実施例
内容積２５００ｍ８、送風羽目３０本の高炉で、第６図
の状態になった時に、前記した混合粉（微粉炭５５ 、
Ｆｅ−５ｉ ８ｏ 、 Ｔｉ粉１５ ） ｋ ５．
ｏ Ｉｃｇ／ｌ−ｐを扁２〜８羽口から、また酸化鉄系
粉体を他の羽口から吹込んだときの高炉操業例を表−１
に示ち観光に示すところから明らかなよう−に、溶銑温
度および出銑量の出銑口による差はなくなり、スリップ
および送風圧の変動が減少した。
の状態になった時に、前記した混合粉（微粉炭５５ 、
Ｆｅ−５ｉ ８ｏ 、 Ｔｉ粉１５ ） ｋ ５．
ｏ Ｉｃｇ／ｌ−ｐを扁２〜８羽口から、また酸化鉄系
粉体を他の羽口から吹込んだときの高炉操業例を表−１
に示ち観光に示すところから明らかなよう−に、溶銑温
度および出銑量の出銑口による差はなくなり、スリップ
および送風圧の変動が減少した。
発明の効果
以上説明したように本発明によれば、炉内のデツトマン
の位置の偏りが速やかに修正できるから、装入物の炉周
方向における不拘−降下等に代表される操業阻害要因を
短期間に解消して円滑な高炉操業を達成する。しかも、
かような円滑操業維持に対して低燃料比操業で対処でき
る効果がある。
の位置の偏りが速やかに修正できるから、装入物の炉周
方向における不拘−降下等に代表される操業阻害要因を
短期間に解消して円滑な高炉操業を達成する。しかも、
かような円滑操業維持に対して低燃料比操業で対処でき
る効果がある。
第１図は、高炉内のもようを示す概念図、第２図は、炉
壁付着物の影響を考慮してデツトマン位＠を推定したそ
の説明図、 第、８図および第４図は、デツトマンの１１ＩＩ！りの
状態を示す高炉炉床部の平面、ならびに側面から見た断
面図、 Ｍ５図（イ）、（ロ）は、炉熱状況を測足するための温
度計配置のもようを示す路線図、 第６図は、低炉熱域とデッドマントの位置関係と示す説
明図、 第７図は、粉体吹込み前後での炉周方向温度差の推移を
示すグラフである。 １・・・高炉 ２・・・装入物堆積帯 ８・・・融着帯 ４・・・溶融滴下帯 ５・・・炉床湯溜９部 ６・・デツトマン７．８・・・
出銑口 ９・・・温度計 １０・・・付着物。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第４図
壁付着物の影響を考慮してデツトマン位＠を推定したそ
の説明図、 第、８図および第４図は、デツトマンの１１ＩＩ！りの
状態を示す高炉炉床部の平面、ならびに側面から見た断
面図、 Ｍ５図（イ）、（ロ）は、炉熱状況を測足するための温
度計配置のもようを示す路線図、 第６図は、低炉熱域とデッドマントの位置関係と示す説
明図、 第７図は、粉体吹込み前後での炉周方向温度差の推移を
示すグラフである。 １・・・高炉 ２・・・装入物堆積帯 ８・・・融着帯 ４・・・溶融滴下帯 ５・・・炉床湯溜９部 ６・・デツトマン７．８・・・
出銑口 ９・・・温度計 １０・・・付着物。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｌ 炉況に応じ炉内に羽目から送風ガスと共に各種の粉
体を吹込んで炉況調節を行う高炉の操業において、高炉
内炉床部に観察されるデツトマンを、その偏シに応じて
上記羽口から所要の発熱性誌を吹込むことによシ、適正
なものとなるように調節することを特徴とする粉体吹込
み高炉操業法。 区 上記発熱性粉体として、微粉炭、コークス粉、フェ
ロシリコンの粉、金属アルミニウム。 金屑マグネシウム、金属カルシウム等を用いることを特
徴とする特許請求の範囲１記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14797883A JPS6043410A (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 粉体吹込み高炉操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14797883A JPS6043410A (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 粉体吹込み高炉操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6043410A true JPS6043410A (ja) | 1985-03-08 |
Family
ID=15442396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14797883A Pending JPS6043410A (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 粉体吹込み高炉操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043410A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6465211A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-10 | Kobe Steel Ltd | Method for estimating deviation in packing state of furnace core solid reducing agent |
| JPH0841623A (ja) * | 1994-07-26 | 1996-02-13 | Rihito Seiko Kk | 複合拡散窒化方法及び装置並びに窒化物の生産方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57181305A (en) * | 1981-05-02 | 1982-11-08 | Nippon Steel Corp | Controlling method for heat of hearth of blast furnace |
-
1983
- 1983-08-15 JP JP14797883A patent/JPS6043410A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57181305A (en) * | 1981-05-02 | 1982-11-08 | Nippon Steel Corp | Controlling method for heat of hearth of blast furnace |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6465211A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-10 | Kobe Steel Ltd | Method for estimating deviation in packing state of furnace core solid reducing agent |
| JPH0841623A (ja) * | 1994-07-26 | 1996-02-13 | Rihito Seiko Kk | 複合拡散窒化方法及び装置並びに窒化物の生産方法 |
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