JPS6042508Y2 - ノイズフイルタ - Google Patents

ノイズフイルタ

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JPS6042508Y2
JPS6042508Y2 JP5145881U JP5145881U JPS6042508Y2 JP S6042508 Y2 JPS6042508 Y2 JP S6042508Y2 JP 5145881 U JP5145881 U JP 5145881U JP 5145881 U JP5145881 U JP 5145881U JP S6042508 Y2 JPS6042508 Y2 JP S6042508Y2
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JP
Japan
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capacitor
coil
bottom plate
metal
insulating frame
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Application number
JP5145881U
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JPS57166416U (ja
Inventor
博之 植村
直治 秋野
晃 中村
浩二 西田
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電源ラインフィルタ等に使用するのに適した
ノイズフィルタに関する。
第1図はこの種のノイズフィルタの回路構成であって、
コモンモードチックコイル10巻線2A、2B間に対称
波成分(ライン間)ノイズ除去用のコンデンサ3を接続
するとともに、非対称波成分(ラインーアース間)ノイ
ズ除去用のコンデンサ4A、4Bを接続し、コンデンサ
4A、4Bの接続点を金属収納ケースにアースするよう
になっている。
ところで、非対称波成分ノイズ除去用のコンデンサ4A
、4Bとして通常のリード線タイプの円板形セラミック
コンデンサを用いたのでは、リード線が誘導性リアクタ
ンスとしてふるまうことになり、周波数の増加にともな
ってラインーアース間のインピーダンスを増大させ、前
記非対称波成分におけるノイズ除去効果を損なうことに
なる。
そのため、従来本出願人より裸板状セラミックコンデン
サの片面を直接金属収納ケースに装着した構造のノイズ
フィルタが実公昭55−5105吋に提案されている。
第2図及び第3図は実公昭55−51059号で示され
た従来のノイズフィルタを示す。
これらの図において、金属収納ケース10の底面には棟
上板状セラミックコンデンサIIA、IIBの下面が直
接はんだ付は等で取付けられ、上面には略U字状の導体
12がはんだ付は等で取付けられている。
また、金属収納ケース10には絶縁体を介して貫通保持
された金属端子13A乃至13Dが設けられている。
金属収納ケース10内にはコモンモードチョークコイル
14及びライン間コンデンサ15が収納され、コモンモ
ードチョークコイル14の一対の巻線14A、14Bの
一端は導体12を介して夫々金属端子13A、13Bに
接続され、他端は夫々金属端子13C,13Dに接続さ
れ、さらにコンデンサ15は金属端子13C,13B間
に接続される。
上記第2図及び第3図の構成とすれば、裸円板状セラミ
ックコンデンサIIA、IIBの下面は直接金属収納ケ
ース10に接腰上面の導体12はラインに直列に入るり
アクタンスとして働くので、高周波領域まで非対称波成
分ノイズを除去できる。
しか腰第2図及び第3図の構造の場合、実際上は裸円板
状セラミックコンデンサIIA、11Bの保i及びその
他のコイル14.コンデンサ15の固定のために金属収
納ケース10内をモールド樹脂16で注形することが必
要であり、かつまた必要な樹脂量が多くなるきらいがあ
る。
さらに、深さの大きい金属収納ケース10に裸円板状セ
ラミックコンデンサ11A、11Bを取付け、その上に
導体12を設ける製造工程が作業性等の点よりみて量産
性に欠けるきらいがあった。
本考案は、上記の欠点を除去し、裸板状セラミックコン
デンサの周囲のみを樹脂注形するようにしかつコイル等
を支持する絶縁枠体を採用することにより、製造組立容
易で量産性の改善及び原価低減を図ることが可能なノイ
ズフィルタを提供しようとするものである。
以下、本考案に係るノイズフィルタの実施例を図面に従
って説明する。
第4図及び第5図において、裸円板状セラミックコンデ
ンサIIA、IIB、コモンモードチョークコイル14
及びコンデンサ15を収納する外装ケースは、金属底板
20と絶縁樹脂製の絶縁枠体21と絶縁樹脂製の絶縁蓋
体22とを一体化することにより構成されている。
前記金属底板20は絶縁枠体21に嵌合する折曲突片2
3と、箱状コンデンサ収納容器24を取付けるためのス
リット状溝25と、金属底板20、絶縁枠体21及び絶
縁蓋体22の三者を一体化するためのビス26と螺合す
るナツト部27とを有している。
箱状コンデンサ収納容器24は、第6図の如くスリット
状溝25に差込まれる一対の差込片3゜を下縁に有し、
上縁にはアース片31が延長している。
この箱状コンデンサ収納容器24の内部には、下面が接
する如く裸円板状セラミックコンデンサIIA、IIB
が夫々配設され、両コンデンサ上面にはリード線として
の導体12が夫々接続される。
通常これらのコンデンサIIA、IIB及び導体12の
接続固定ははんだ付けで行われ、さらにコンデンサを保
護しそれらの固定を確実に行うために箱状コンデンサ収
納容器24内をモールド樹脂32で注形する。
樹脂注形後、箱状コンデンサ収納容器24は、差込片3
0をスリット状溝25に挿入し、かしめた後はんだ付け
で金属底板20上に接する如く固定される。
前記絶縁枠体21はコモンモードチョークコイル14が
入るコイル収納部40を有し、該コイル収納部40の中
央部にはコイル14を位置決めし固定するためのコイル
位置決め凸部41が形成されている。
そしてコイル位置決め凸部41には前記ビス26を挿通
させるための貫通穴42が形成されている。
さらに、絶縁枠体21の上端面四隅には絶縁蓋体22の
位置合せ突起43と嵌合する位置合せ凹部44が形成さ
れており、金属端子としてのファストン端子45A乃至
45Eは絶縁枠体21と絶縁蓋体22とで挾持され、両
者の間を貫通する如く設けられる。
そして、コイル収納部40にはコイル14が配置されコ
イル位置決め凸部41に嵌合又は係合した状態で保持さ
れ、絶縁枠体21内の残りの空間にコンデンサ15が配
置される。
このコンデンサ15はファストン端子45A、45B間
に接続され、前記コイル14の巻線14A、14Bの一
端は夫々前記ファストン端子45C,45Dに接続され
る。
これらの配線作業終了後、絶縁枠体21は金属底板20
上に載置され、前記導体12の一端が前記ファストン端
子45A、45Bに接続され、他端が前記コイル14の
巻線14A、14Bの他端に夫々接続される。
さらに、箱状コンデンサ収納容器24のアース片31が
第7図に示す如くアース端子としてのファストン端子4
5Eに接続される。
絶縁蓋体22は前記ビス26を挿通させるための貫通穴
50を有し、下端面四隅に位置合せ突起43を有してい
る。
そして、金属底板20、絶縁枠体21及び絶縁蓋体22
の三者は、ビス26を貫通穴50,42に挿通しナツト
部27に螺合することにより締付一体化される。
上記実施例によれば次のような効果を上げることができ
る。
(1)箱状コンデンサ収納容器24に裸円板状セラミッ
クコンデンサIIA、IIBを設け、この箱状コンデン
サ収納容器24内部のみを樹脂注形するようにしたから
、樹脂量を節約でき、しかも容器24の深さを浅くでき
るので容器24へのコンデンサ11 A、 11 B
及ヒi体12(7)接続固定作業が容易であり、量産性
に優れている。
(2)コイル収納部40を有する絶縁枠体21を用いて
いるから、絞り加工等による高価な金属収納ケースを省
略でき、原価低減を図ることができる。
第8図は本考案の他の実施例であって、箱状コンデンサ
収納容器24Aは差込片の代りに底面に位置決め凸部6
0を有し、金属底板20Aはスリット状溝の代りに位置
決め穴61を有している。
そして、位置決め穴61に位置決め凸部60を嵌めては
んだ付けすることにより、箱状コンデンサ収納容器24
Aは金属底板2OAに固定される。
なお、その他の構成及び得られる作用効果は前述の実施
例と同様である。
第9図は本考案のもう一つの他の実施例であって、箱状
コンデンサ収納容器を省略した構成を示す。
この図において、金属底板2OBには、コンデンサ収納
凹部70A、70Bが絞り加工等により一体に形成され
ており、これらの部分に裸円板状セラミックコンデンサ
11A、11Bが配置される。
すなわち、コンデンサ11A、11Bの下面が凹部7O
A、70Bの底部に接する如くはんだ付けて固定され、
コンデンサ上面にはリード線としての導体12の中間部
がはんだ付けされ、それから各凹部7OA、70B内部
はモールド樹脂71で注形される。
また、金属底板2OBにはアース片31Aが設けられる
なお、その他の構成は前述の実施例と同様である。
第9図の構造を採用した場合にも、注形樹脂量の削減及
びコンデンサ11A、11B及び導体12を設ける際の
作業性の改善を図ることができる。
なお、ファストン端子45A乃至45Eはインサートモ
ールド等の手段により始めから絶縁枠体21等に設ける
ようにしてもよく、また、コイルやコンデンサの個数は
適宜変更可能である。
さらに、金属底板20と絶縁枠体21と絶縁蓋体22と
の一体化をビス26とナツト・部27て行ったが、嵌合
一体化する構造としてもよい。
叙上のように、本考案によれば、採板状セラミツコンデ
ンサの周囲のみを樹脂注形するようにしかつコイル等を
支持する絶縁枠体を採用することにより、製造組立容易
で量産性の改善及び原価低減を図ることが可能なノイズ
フィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なノイズフィルタの回路構成を示す回路
図、第2図は従来のノイズフィルタの平断面図、第3図
は同側断面図、第4図は本考案に係るノイズフィルタの
実施例を示す分解斜視図、第5図は同側断面、第6図は
裸円板状セラミックコンデンサを箱状コンデンサ収納容
器に配設する場合を示す分解斜視図、第7図は箱状コン
デンサ収納容器のアース片をファストン端子に接続する
構造を示す部分断面図、第8図は本考案の他の実施例を
示す要部断面図、第9図は本考案のもう一つの他の実施
例を示す要部斜視図である。 11A、11B・・・・・・裸円板状セラミックコンデ
ンサ、12・・・・・・導体、14・・・・・・コモン
モードチョークコイル、15・・・・・・コンデンサ、
20,20A、20B・・・・・・金属底板、21・・
・・・・絶縁枠体、22・・・・・・絶縁蓋体、24,
24A・・・・・・箱状コンデンサ収納容器、32,7
1・・・・・・モールド樹脂、40・・・・・・コイル
収納部、41・・・・・・コイル位置決め凸部、45A
乃至45E・・・・・・ファストン端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサ収納凹部を有するか又はコンデンサ収納容器
    が接する如く固定される金属底板と、コイル収納部を有
    していて前記金属底板上に配置される絶縁枠体と、該絶
    縁枠体上に配置される絶縁蓋体と、前記絶縁枠体又は絶
    縁蓋体あるいは両者間を貫通する如く設けられる金属端
    子と、前記コンデンサ収納凹部又はコンデンサ収納容器
    に下面が接しかつ上面に導体の中間部が接続される如く
    配置されて樹脂注形された裸板状セラミックコンデンサ
    と、前記コイル収納部に配置されるコイルとを備え、前
    記導体の一端を前記金属端子に接続し、他端を前記コイ
    ルの巻線端に接続したことを特徴とするノイズフィルタ
JP5145881U 1981-04-11 1981-04-11 ノイズフイルタ Expired JPS6042508Y2 (ja)

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JP5145881U JPS6042508Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11 ノイズフイルタ

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JP5145881U JPS6042508Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11 ノイズフイルタ

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JPS57166416U JPS57166416U (ja) 1982-10-20
JPS6042508Y2 true JPS6042508Y2 (ja) 1985-12-27

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JP6375681B2 (ja) * 2014-04-25 2018-08-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 フィルタ素子内蔵コネクタ

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JPS57166416U (ja) 1982-10-20

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