JPS6042262A - セメント混和剤 - Google Patents

セメント混和剤

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JPS6042262A
JPS6042262A JP15002983A JP15002983A JPS6042262A JP S6042262 A JPS6042262 A JP S6042262A JP 15002983 A JP15002983 A JP 15002983A JP 15002983 A JP15002983 A JP 15002983A JP S6042262 A JPS6042262 A JP S6042262A
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waterproof
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柚木 哲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セメント、モルタル、コンクリート等に防水
性を与えるセメント防水混和剤に関する。 更に詳細に
は、本願混和剤は、ポルトランドセメント、アルミナセ
メント等に混和して用いることにより、接着性に富んだ
強固な防水層を形成する防水塗布剤として用いることが
できると共に、モルタル、コンクリートに混和して使用
することにより、これらを防水モルタル、防水コンクリ
ートとし、これを用いた成形物、施工物自体に防水性を
賦与し、しかも、成形物、施工物の強度や耐久性等に何
ら悪影響を及ぼさないセメント防水混和剤として使用可
能な新規セメント防水混和剤に関する゛ものである。
セメント成形物や施工物に防水性を与える為、セメント
、モルタル等に混和して用いるタイプの防水剤としては
、粉末状の塩化カルシウム、塩化アルミニウム、みょう
ばんなど可溶性無機塩類系のもの、アスファルトその他
の鉱油、ラテックスや合成樹脂乳液あるいは有機珪素系
高分子化合物の溶液などを主成分とする有機化合物系の
もの、高級脂肪酸の金1.4 場など撥水性を有する石
鹸系のものなどに分類できるが、有機化合物系のもの及
び石鹸系のものは、モルタル、コンクリートの強度を低
下させ、且つ、防水効果の安定性に欠ける欠点があり、
更に後者は、急硬作用の発現など使用方法が限定され又
使用に当って十分な注意が必要とされる。無機塩類を主
体とするものは、微粉末状の塩類をセメントに混和して
用いるものであるが、施工初期における防水性即ち耐透
水性、耐吸水性を改善し得ても、時間の経過と共にその
効果は逓減し、たとえば塩化カルシウムの場合、施工後
6〜6カ月後には、その防水性は殆んど失tcわれると
いわれている。したがってコンクリ−I・構造物の防水
工事としては、アスファルト防水、ブチルゴム、クロロ
プレンゴムなどの合成ゴム系のシート素材によりルーフ
ィングする方法或は、ウレタンゴムなどの二成分タイプ
の防水剤を塗布する方法が主流であり、モルタル等に混
和し施工物そのものに防水性能を与えるタイプの防水剤
は、信頼性の点で前二者にはるかに及ばないため殆んど
実施されていないのが現状である。 本願発明苔は、施
工性に優れるにもか\わらず叙上の雑魚のために実用性
を有しない混和タイプの防水剤の改良に従事していたと
ころ、無機塩類系の塩化カルシウムを主剤とし、これに
少量の、鉄塩を主体とする助剤を加えた組成物或はその
水溶液とセメント、モルタル又はコンクリート等との混
和物が防水剤として要求される耐透水性、耐吸水性、無
毒性、耐候性、耐薬品性等の点で優れた性質を示すこと
を見い出 。
し、本発明を完成するにいたった。
本発明の要旨は、塩化カルシウムを主剤とし、これに少
量の鉄塩、カリウム塩及びアンモニウム塩を補助成分と
して含有せしめた組成物或はその水溶液から成るセメン
ト防水混和剤にある。以下詳細に説明する。
本願セメント防水混和剤は、塩化カルシウムを主成分と
し、これに鉄塩として例えば硫酸鉄、塩化鉄など、カリ
ウム塩として例えば炭酸カリウム、塩化カリウムなど及
びアンモニウム塩として例えば塩化アンモニウム、硫酸
アンモニウムなどを、助剤として塩化カルシウムの3〜
60重量%程度加えたものから成る組成物或はその水溶
液であり、これをセメント、モルタル、コンクリート等
に混和して使用する。助剤成分の量としては、鉄塩、例
えば硫酸第一鉄などを最も多くアンモニウム塩例えば塩
化アンモニウムを最も少く含有せしめるのが望ましい。
前記したように、通常はこれらの助剤を主剤重量の3〜
60%程度含有せしめることにより防水効果を発現する
が、本発明苔は、最適組成を得る目的で多数の実験を重
ねtコ末、より好ましい組成としては、塩化カルシウム
100重量部に対して鉄塩として例えば硫酸第一鉄2〜
15重址部カリウム塩として例えば炭酸カリウム1〜9
重f!E部及びアンモニウム塩として例えば塩化アンモ
ニウム0.3〜5重量部であり、最も好ましい組成とし
ては、塩化カルシウム100重量部に対して鉄塩として
例えば硫酸第一鉄6.7〜4.6重量部カリ塩として例
えば炭酸カリウム1.9〜2.5重量部及びアンモニウ
ム塩として例えば塩化アンモニウム1.1〜1.4重量
部のものであるとの結果を得た。
本願混和剤がセメントと水により混練され硬化して防水
性を発揮するメカニズムは、本願組成物の成分が、モル
タル、コンクリートの空隙を充填し、セメントの水和反
応により生じた水酸化カルシウムと強固に結合すること
により防水性を獲得するものと一応推定されるが、詳細
については、今後の解明にまつところが大きい。
本願防水混和剤は、その組成成分の夫々を微粉状にし使
用に臨んで所定量を清水に溶解し或は直接モルタル中に
投入して均一に溶解し分散させてもよいが、溶解に際し
て発熱を伴うこと、吸湿性であって固まり易く取扱いが
不便であること、モルタル中に均一に溶解し分散させる
にはかなりの時間攪拌することを要するなどの点から、
通常は水溶剤として用いるのが望ましい。本願セメント
防水混和剤の使用方法としては、これをポルトランドセ
メントなどと混練し、適度な粘度に調整し既設のセメン
ト施工物や軽献コンクリートブロックなどの成形品に塗
布し、これらの表面に防水層を形成する、防水塗布剤と
しての用い方と、モルタル、コンクリートに混和し成形
物施工物そのものに防水性を賦与する用い方とに大別す
ることができる。本願セメント防水混和剤を水溶剤の形
態で用いる場合、例えば、前記組成の塩類を清水に溶解
し、およそ38ffi液用ボ一メ度程度(比重約1.3
6前後)に調整することにより、はゾ均一に溶解する。
使用にあたっては、これを必要とされる防水能の程度、
塗布厚、モルタル、コンクリートの施工厚等に応じて、
およそ5〜20倍谷に清水で薄めて、これを防水塗布剤
として用いる場合には、セメントと混和し、刷毛塗り、
吹き付は塗りなど塗装方法や塗装回数希望する防水1−
の厚み等に応じて、適宜セメントの量及び希釈濃度を加
減して粘度調整し施工物、成形物面に塗布する。又防水
モルタル、防水コンクリートとして用いる場合にも上記
のように希釈した本願水溶剤を用い、セメント対骨材の
比は、はゾ従来通りに調整した混合物に、該水溶剤を従
来の水の代りに用いて適度な流動性が得られるまで練っ
て打設すればよい。 軽度の防水工事や補修例えば既設
の陸屋根部の漏れや池の漏水の補修程度であわば、施工
表面を水洗して浄化し、5〜20倍希釈の水溶剤にポル
トランドセメントをはゾ使用水溶剤の2倍NMk混合し
て糊状若しくは乳液程度の粘度とし、これを刷毛塗りに
より一回塗りを行えば十分な防水効果が得られる。又、
貯水場などのように高度の防水能が要求される場合には
、塗布剤による防水層と防水モルタル(コンクリート)
との二重層にすれば、完全な防水効果が得られる。
なお、本願防水混和剤を用いて、防水モルタルを作る際
骨材としての砂以外に更に珪石粉を混合することにより
成形物の耐火性、耐薬品性が更に向上する。
本願混和剤とセメントとにより形成される防水層は、後
記試験例においても明らかなように高い耐透水性を示し
、しかも、コンクリート、モルタルの強度を増大させて
耐摩耗性を向」二せしめると共に、モルタルの接着性を
強くし、無毒で耐候性、耐亀裂性、耐薬品性耐熱性、耐
伸縮性、耐衝撃性等の諸点で従来にみられない優れた特
性を有する。水剤の用途としては、建物、水槽、プール
等の防水、漏水の補修などの他、無毒性を利用して養魚
槽2食品貯蔵槽、飲料水タンクなど、又耐薬品性を有す
ることから、海岸の消波ブロック人工魚礁、薬品槽、漬
物用槽などに適し、更に強固な接着性を利用してタイル
下地や目地など左官材料としても用い得る。例えば、水
剤を用いて作られた池は、従来のコンクリート池のよう
に、一定期間のあく抜きを一切要せず、そのま5水をは
って魚を放流しても死滅したり弱ってしまうことが全く
ない。この事実は、水剤の無毒性は勿論、池水中にコン
クリート成分の溶出が殆んど無いことを意味し、水剤に
よる防水層の堅牢性と水密性の高さを示すものである。
この手は又、本防水混和剤を用いた防水モルタルによれ
ば、日華現象が全く生じないことの根拠ともなり得るも
ので、事実、本防水モルタルにより仕上げ、られた面や
水剤を混入したカラーセメント施工面には白華現象が生
ぜず、従来さけ得j【かったカラーセメント工事の難点
を克服することかできる。又、これらの壁面は、保湿性
が極めて低いので、細菌の寄生繁殖がおさえられ無菌室
や風呂場などかびの生え易い壁面の施工に適し、更に、
例えば、壁面の両側に塗布することによって、壁面内部
の気密性が向上し保温効果が得られる。
以下に本発明の実施例、試験例を掲げる。
〔実施例〕
m化カルシウム ・・・・・・・・・ 17kti硫#
第−鉄 ・・・・・・・・・ 0.715 kq炭酸カ
リ ・・・・・・・・・ [1,375kg塩化アジア
ンモニウム・・・・・・・・ 0.218#上記の組成
に従って、各化合物をプラスチック容器に入れ、これに
清水を少しづつ入れて攪拌する。ボーメ比重計で重液用
ボーメ度約68度の均一な水溶剤を得る。これを、水溶
剤の原液として使用に臨んで適宜希釈して用いる。
(1)防水塗布剤の製造 上記原液を清水により約10倍に薄め、希釈された原液
の約2倍重量のポルトランドセメントを加えてよく攪゛
拌混和して糊状にしこれを刷毛塗り用又は吹きつけ用防
水塗布剤とする。
(II)防水モルタル 前記原液を清水で15(倍に薄め、これを、ポルトラン
ドセメントの1容積及び洗砂の6容積の混合物に少しづ
\加えながら混練し適度な柔さとして防水モルタルとな
し、型に流し込んだりこて塗りを行う。
(1)耐薬品性強化モルタル 前記原液を清水で約′10倍に薄め、これをポルトラン
ドセメント1容積、珪石粉2容積及び洗砂9容積から成
る混合物に加えながら混和し耐薬品性強化モルタルを得
る。
〔試験例〕
内径250絹、肉厚28朋、長さ20口し朋のヒユーム
管の内面に前記実施例中の防水塗布剤を0.5Hの厚さ
で塗布したもの、上記防水塗布剤・のセメント対清水の
比を同一にして清水で混練して得られるセメントペース
トを0.5flの厚みに内面に塗布したもの、同の処理
も行なわないヒユーム管の3本を用意し、これをシール
材を介して直列に接続し、両開口部をタイロッドなどの
締結具で連結された蓋体により水密に閉塞して内部に水
を充し、水圧を徐々に上げながら加圧した。
ヒユーム管外面に発汗状に僅かに水滴が認められた時点
における水圧を測定し、下表の結果を得た。
特許出願人 小 瀬 正 雄 −3ε

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化カルシウムを主成分とし、鉄塩、カリウム塩
    及びアンモニウム塩を補助成分として含有するセメント
    防水混和剤。
  2. (2)補助成分が、主成分重量の5〜10重蹴%含有さ
    れている請求の範囲第1項記載の混和剤。
  3. (3)塩化カルシウム100重量部に対して、鉄1原2
    〜15重量部、カリウム塩1〜9重量部。 及びアンモニウム塩0.6〜5重量部含有されている請
    求の範囲第1項記載の混和剤。
  4. (4)水溶剤として用いる請求の範囲第1〜3項のいづ
    れかに記載の混和剤。
JP15002983A 1983-08-16 1983-08-16 セメント混和剤 Granted JPS6042262A (ja)

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JP15002983A JPS6042262A (ja) 1983-08-16 1983-08-16 セメント混和剤

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JP15002983A JPS6042262A (ja) 1983-08-16 1983-08-16 セメント混和剤

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JPS6042262A true JPS6042262A (ja) 1985-03-06
JPH0327502B2 JPH0327502B2 (ja) 1991-04-16

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209941A (ja) * 1985-03-13 1986-09-18 株式会社三創 セメント混和剤
JPS62223049A (ja) * 1986-03-22 1987-10-01 株式会社三創 建築用化粧材
JPS6330380A (ja) * 1986-07-18 1988-02-09 株式会社三創 気泡コンクリ−ト成型物の製造法
JPS6360181A (ja) * 1986-08-29 1988-03-16 株式会社三創 中空構造体の断熱補強方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62223049A (ja) * 1986-03-22 1987-10-01 株式会社三創 建築用化粧材
JPS6330380A (ja) * 1986-07-18 1988-02-09 株式会社三創 気泡コンクリ−ト成型物の製造法
JPS6360181A (ja) * 1986-08-29 1988-03-16 株式会社三創 中空構造体の断熱補強方法

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JPH0327502B2 (ja) 1991-04-16

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