JPS6041924A

JPS6041924A - 飲料製造機

Info

Publication number: JPS6041924A
Application number: JP59147886A
Authority: JP
Inventors: 賢二木下; 政博小山
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-07-17
Filing date: 1984-07-17
Publication date: 1985-03-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はコーヒー豆等の原料を粉砕する粉砕体及びその
粉砕された原料を受けるフィルターを有するバスケット
と、このバスケット内に熱湯を供給する給湯装置を具備
してなる飲料製造機に関す２ハ・− る。

風味豊かな美味しいコーヒー抽出の条件は、コーヒー豆
を挽いだ後直ちに熱湯を注ぎ濾過することである。従っ
て、一般家庭で美味しいコーヒーを得ようとすれば、豆
を粉砕するミル機能と粉砕後直ちに熱湯を給湯しうるド
リップ機能を合わせもつことが必要である。

従来、コーヒー沸し器のミル機能とドリップ機能を合わ
せ持つものとして、駆動モーターを有し、かつこのモー
ターにより回転し豆を粉砕する粉砕体と、粉砕したコー
ヒー粉を受けるフィルターとを有するバスケット内に直
接熱湯を供給するものがあったが、前記フィルターはコ
ーヒー豆を同一室内で粉砕するため強度が必要であり、
またコーヒーを濾過するため目の細かいものが不可欠で
あった。そのため、従来のフィルターとしてはステンレ
ス等の強度のあるもので１８０メツシュ程度の目の細か
いものを使用していた。しかしステンレス顧の線径は１
８０メツシュ程度のものでは６ｏＩｔｍ　Ｌ、、かなく
、コーヒー豆等の粉砕を繰り返３　ヘ−ノすと網が破れフィルターとしての役目を果たさなくなり
、コーヒー粉が抽出液に混入したり、コーヒー粉に熱湯
が十分浸漬されず、こくのないざらざらとした抽出液し
か得られないことになった。

またフィルター自体、豆等の粉砕時にたわみ、その結果
、粉砕が効率よく行なわれないという欠点を有していた
。

本発明は上記従来の欠点を解消するもので、以下、本発
明の一実施例について添付図面を参照して説明する。

第１図、第２図において、１は器体容器で、この器体容
器１は略長円形をなす基台２に載置して取付けられ、仕
切板１１Ｌ、１ｂにより区画されている。３は器体中央
内部に容器仕切板１ｂと基台２の上面２＆とで構成する
収納部に弾性体を有するゴム等により上下方向に挾持さ
れてなる駆動モーターで、仕切板１ｂの底面に設けた挿
入部１Ｃより、モーター回転軸４に取付けられた継手５
が上方に延出している。６は上部バスケット７と下部バ
スケット８とバスケット中蓋９よりなるバスケットで、
以下これについて詳述する。上部バスケット７は円筒状
をなし、その下端部の外周壁には段部１ｏと突起１１を
有する。下部バスケット８は有底円筒状をなし、一部に
注出口１２を有し、底面１３は注出口１２に向って下降
傾斜しており、中央部に貫通穴１８を設けている。寸だ
下部バスケット８の上部には上部バスケット７の突起１
１と嵌合固定するように突起１４を有し、外周に段部１
５を設け、バスケット中蓋９の外周辺部１６を上部バス
ケット７の下部端面１了と段部１６とで挾持している。

前記バスケット中蓋９は上部バスケットγ側に突出した
円筒部１９を設け、バスケット６を組み立てる際、上部
バスケラｌ−７に嵌合して案内となり組立操作を容易に
している。寸たバスケット中蓋９の中央部には原料等を
粉砕する粉砕体２０を回転自在に支持しており、粉砕体
２ｏの下部にはモーター回転軸４に取付けられた継手５
に挿入嵌合し駆動力を伝達するように継手２１が取付け
られている。さらに、粉砕体２０の下部においてフィル
ター２２の中央部は中実軸筒５　ベージ２３の下部端面２４とバスケット中蓋９の中実軸筒部２
６０間で挾持されて溶着されており、フィルター２２の
外周部はバスケット中蓋９の外周辺部１６に溶着されて
固定されている。またフィルター２２は粉砕体側を目が
粗く線径の大きいステンレス等からなる網状のフィルタ
ー２２１Ｌとし、反対側は１８０メツシュ程度の目が細
かく線径の小さいフィルター２２ｂとした二重構造にな
っている。バスケット６を組み立てる場合には、フィル
ター２２と粉砕体２ｏを具備するバスケット中蓋９を、
フランジ部１ｅを案内にして上部バスケット７の下面に
装着し、下部バスケット８を下方より装着させて、突起
１１．１４で嵌合固定させて完了となる。２６は前記バ
スケット６の上面開口部に着脱自在に被着されるバスケ
ット蓋で、中央部には熱湯受は皿２７が形成されており
、複数個の小孔２８を具備している。２９は駆動モータ
ー３に近接し、かつ側方に位置するガラス容器で、この
ガラス容器２９の上部にはガラス容器蓋３０が載置され
、そしてガラス容器２９の周縁部受口６Ｉ＼−２３１は前記注出口１２に対向して下方に位置している。

３２はガラス容器２９の押手である。３３は容器１に形
成された貯水タンク、３４は基台２内に保温板３６を介
して、ガラス容器２９の底面に対応して取付けられた加
熱体で、シーズヒーター３６と加熱パイプ３７を内包し
、かつ加熱パイプ３７の一端は貯水タンク３３の底面に
逆止弁３８を介して連結され、他端はバスケット６近傍
の給湯装置に接続している。３９は給湯装置の一部をな
す給湯パイプで、一端は水密に加熱パイプ３７に接続さ
れるとともに、他端開口部４０は、回転自在なアーム構
造とし、かつこの他端開口部４ｏはバスケット６の熱湯
受は皿２７に対向するようになっている。４１は容器１
の上面開口部を覆う蓋、４２は貯水タンク蓋である。加
熱体３４の外底部には温度制御用サーモスタット４３が
配置されている。

次に電気回路について第３図にもとづいて説明する。４
４は例えば単相交流電源に接続された電源端子、４６は
電源スィッチ、４６は操作部としア　ヘ−ノての切換えスイッチで、可動接片Ｔ１及び固定接片Ｔ２
．Ｔ３　を有する。４７は安全スイッチで、容器１にお
ける、例えばバスケット６を組み込み、蓋４１を確実に
閉じた時に、閉成するようになっている。而して、電源
端子４４．４４間には、電源スイッチ４５．切換スイッ
チ４６の接片（Ｔ１．Ｔ２）、駆動モーター３及び安全
スイッチ４７の直列回路が接続されており、さらに前記
切換スイッチ４６の固定接片Ｔ３はシーズヒータ３６及
びサーモスタット４３を直列に介して、安全スイッチ４
７と電源端子４４との共通接続点に接続されている。

次に上記構成の本実施例の作用について述べる。

まず、貯水タンク３３内に所定量の水を供給し、バスケ
ット６内に原料であるコーヒー豆を投入し、そしてバス
ケット蓋２６を載置し、容器１の仕切板１６に装着する
と、粉砕体２ｏの継手２１がモーター回転軸４に取付け
られた継手６と係合する。

次に給湯パイプ３９の開口部４ｏを熱湯受は皿２７に対
向してセットし、容器１の蓋４１を閉じる。而して安全
スイッチ４７が開成される。更にガラス容器蓋３ｏをセ
ットしたガラス容器２９を保温板３５上に載置すること
により、ガラス容器２９の受口３１は前記バスケット６
の注出１］１２に対向して臨む。

そこで、電源スィッチ４６を閉成し、さらに操作部の切
換スイッチ４６の接片（Ｔ＋　Ｔ２）　間を閉成すると
、駆動モーター３に通電され、その回転軸４０回転は継
手６．２１を介して粉砕体２ｏに伝達される。そして粉
砕体２ｏの回転によりバスケット６内のコーヒー豆は粉
砕され、適度な粗さに挽かれてコーヒー粉となる。そし
て切換スイッチ４６の接片（’ｒ、−’ｒ５）を閉成す
ると、接片（Ｔ、　Ｔ２）間の開放により駆動モーター
３が断電されて、回転を停止し、コーヒー粉がフィルタ
ー２２の上に積み重なり、接片（Ｔ＋　Ｔ３）の閉成に
より加熱体３４内のシーズヒーター３６が通電されて発
熱し、加熱パイプ３了内の水を加熱する。

従って、水は加熱パイプ３７内で沸騰膨張し、熱湯は逆
止弁３８の作用によって給湯パイプ３９側へ上昇し、こ
の給湯パイプ３９の他端開口部４０９ページよりバスケット蓋２６の熱湯受は皿２７に滴下し、小孔
２８よりバスケット６内のコーヒー粉に滴下することに
より、湯がコーヒー粉内を通過してフィルター２２を通
過する間にコーヒー成分を抽出し、注出口１２を介して
コーヒー液がガラス容器２９内に溜まる。

なお、シーズヒーター３６が発熱すると保温板３５を介
してガラス容器２９の下面を加熱し、貯水タンク３３の
水が無くなるとサーモスタット４３が動作し、ガラス容
器２９内のコーヒー液は適宜な温度に保温される。

このように本実施例によれば、貯水タンク３３を有する
容器１に、粉砕体２ｏ及びフィルター２２を有するバス
ケット６と給湯装置とを設けて、バスケット６内におい
て粉砕体２ｏによってコーヒー豆等を粉砕した後、前記
バスケットθ内に給湯パイプ４１よシ直ちに熱湯を供給
して、コーヒー粉と熱湯とを混合させ、フィルター２２
によって濾過してコーヒー液を抽出する構成としたもの
で、香りを逃さず、風味豊かなコーヒーを抽出す１ｏベ
−ノることかでき、その操作は極めて簡単である。さらに、
フィルター２２を粉砕体２０側に目の粗い線径の太いフ
ィルター２２＆と、その反対側に目の細かいフィルター
２２ｂの二重構造としたため、粉砕体２０によってコー
ヒー豆等を粉砕する時、フィルタ−２２上面にかかる衝
突力や圧力は目が粗＜線径の太いフィルター２２１で受
け止めるため、耐久力は大幅に改善される。特に本実施
例のように羽根式の粉砕体２ｏでコーヒー豆等の固いも
のを粉砕する際、粉砕開始直後のコーヒー豆等を分断す
る時に大きな力がフィルターにかかるが、この時はコー
ヒー豆等の粒度はまだ相く、直接下部の目の細かいフィ
ルター２２ｂに衝突しないので、実際に濾過機能を受け
持つ目の細かいフィルター２２ｂの耐久力は著しく向上
する。また、フィルター２２は二重構成でさらに一方が
目の粗い線径の太いフィルター２２２Ｌであるため、粉
砕時における下向きのたわみは少なくなり、粉砕体２ｏ
による粉砕を効果的にしている。また従来、粒度選別フ
ィルターとして粉砕体２ｏの直下に設１１　ベーンけ、その下に空間をなして抽出用フィルターを設けたも
のが提案されているが、これは構成的に複雑になり、部
品点数も多く、使用後コーヒー粉等を掃除する場合、非
常に手間であったが、実施例ではフィルター２２が二重
になっており、僅かな間隙もしくは密着させているため
、フィルター自体の強度が高まり、構成も簡単であり、
掃除も至って容易なものになる。

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フィ
ルターは粉砕体側を目の粗いフィルターとし、その反対
側を目の細かいフィルターとしたことにより、フィルタ
ーの耐久性が大幅に向上するとともに、原料粉砕時のフ
ィルターの変形が生じにくく、粉砕が効率的に行われる
などのすぐれた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す飲料製造機の縦断面図
、第２図は同バスケットの断面図、第３図は同電気回路
図である。１・・・・・・容器、３・・・・・・駆動モーター、６
・・・・・・バスケント、２ｏ・・・・・・粉砕体、２
２＆　、２２ｂ・・・・・・フィルター、２９・・・・
・・ガラス容器、３３・・・・・・貯水タンク、３４・
・・・・・加熱体。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図２Ｒ第３図１２５−

Claims

【特許請求の範囲】

貯水タンクを有する容器に、駆動モーターと、この駆動
モーターによって回転しコーヒー豆等の原料を粉砕する
粉砕体および粉砕体の下部に位置して粉砕された原料を
受けるフィルターを有するバスケットと、前記駆動モー
ターに近接し、かつ前記バスケットからの飲料液を受け
るガラス容器と、貯水タンク内の水を導き加熱してバス
ケットに熱湯を供給する給湯装置を装備し、前記フィル
ターは粉砕体側を目の粗いフィルターとし、その反対側
を目の細かいフィルターとしたことを特徴とする飲料製
造機。