JPS6040990A - 支持コンクリ−ト冷却構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、大型構造物の支持コンクリートの冷却に係り
、特に狭あい部での冷却方法に好適な支持コンクリート
冷却構造に関する。

〔発明の背景〕

従来からコンクリートを適切な温度に下げるためコンク
リートの冷却は行なわれてきたが、大型構造物を支持し
ている狭あい空間における支持コンクリートの冷却方法
は見当たらない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、大型構造物支持コンクリートの狭あい
、かつ熱だまシ空間において、支持コンクリ−トを適切
な温度に冷却する冷却構造を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、大型構造物支持コンクリートの狭あい、かつ
熱たまり空間において、支持コンクリ−＋−ｔ−適切な
温度に冷却するため、支持コンクＩＪ　−トに通風口お
よびダクトを設けたことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

不発明を縦型圧力管型原子炉に採用した場合について、
以下述べる。

初めに、第１図を使用して原子炉本体と支持コンクリー
トの位置関係を説明する。

第１図に示すように１、原子炉本体１は支持コンクリー
ト７によって支持されていて、原子炉本体１は、支持コ
ンクリート７に密着しているため、炉下部空間６と炉側
部空間３け通気が遮断されている。その結果、原子炉本
体１からの熱放射の激しい炉下部空間６は、熱だまシの
状態となるため支持コンクリート７は高温となシコンク
リートの適正使用温度を越えてしまう場合がある。した
がって、温度が高くなる場合は、支持コンクリート７を
冷却する必要がある。

次に第１．２．３図を使って支持コンクリートの冷却構
造について説明する。

支持コンクリートを冷却するためには、第１図に示すよ
うに炉下部空間６と炉側部空間３を通風口２を設けてつ
なぎ、空気を循環させる必要がある。第２図に示すよう
に支持コンクリートに通風口２を設けるに当っては、原
子炉本体支持の上で支圧強度部材となっているソールプ
レー１・８０部分を避け、かつ支持コンクリート７の強
度に影響のないように微小な切シ欠きにとどめた。通風
口から出た空気は、第３図に示すダクトによシ２ケ所に
集約され、ポンプによりパイプ９を通って原子炉本体を
収納している部屋の外へ排出される。

（空気の流れを第１図に矢印で示す。）ダクト４は、薄
板の溶接構造で中が空胴になっている。このダクト４に
よシ炉下部空間６から通風口２を通ってきた空気が無駄
なく集められ換気されるので冷却効率が向上する。（も
しこのダクトがない場合には、炉上部からの空気も吸込
んでしまうため支持コンクリートの冷却空気量が減シ、
冷却効果が低下する。） 本発明の支持コンクＩＪ　−ト冷却構造は、散約すると
支持コンクリート７の表面を空気が流れるように通風口
２を設けて支持コンクリート７を冷却し、さらに熱を吸
収して高温になった空気をダクト４に用いて効率よく排
出するためのものである。

〔発明の効果〕

本発明により、狭あい、かつ熱だ捷り梁間となっている
場合の大型構造物支持コンクｌ）　−トを適正温度１で
冷却することができるので、コンクリートを適切な条件
で使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の原子炉本体と支持コンクリ
ートの位置関係、および空気の流れを示す説明図、第２
図は同じく支持コンクリート部における通風口、ソール
プレート、ダクト、およびパイプの位置関係を示す説明
図、第３図は同じくダクトの構造図である。 １・・・原子炉本体、２・・・通風口、３・・・炉１１
１１１部空間、４・・・ダクト、５・・・熱遮へい板、
６・・・炉下部空間、７・・・支持コンクリート、８・
・・パイプ、９・・・ソール＄２図 第１頁の続き ＠発明者　小山１）　次夫　日立市幸町３丁「内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、コンクリートよシ成る大型構造物の支持部において
   、熱だまシによる支持コンクリートの過度の温度上昇を
   防止するために、狭あい部の支持コンクリートに通風口
   及びダクトを設けたこと金竹徴とする支持コンクリート
   冷却構造。