JPS6040335B2 - 加工機の旋回係脱式クランプ装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加工機械（プレス機械、工作機械、射出成形
後、鍛造機械等）において金型等の工具または被加工物
を機械に固定する為の旋回係脱式クランプ装置に関し、
作動麹の下端のクランブ爪の旋回作動と軸方向作動とを
誤動作なく確実に連動させるともに、装置を小形・軽量
化し、加工機械の狭益なスペースにも簡単に設置できる
ようにすることを目的とする。

例えば、自動車のボディ等をプレス加工する為の複動式
プレス機械に於いて、そのインナースライドに、上金型
固定用アダプタープレートを固定する為のクランプ装置
の場合、スイング式のクランプ装置を用いることが出来
ないので、旋回係脱式クランプ装置が用いられる。

従来の旋回係脱式クランプ装置は、大ストロークの油圧
シリンダによってラック及びその先端部のカム論を上下
動させ、カム輪と作動軸側のカム面との係動により、作
動軸を旋回させてからラックと偏心髄との係動により作
動軸を上下動させる構造であったので、装置本体の上方
に大ストロークの油圧シリンダを設けるために、装置が
大形化し構造も複雑化する。

本発明は、クランプ装置の作動軸を２組の油圧シリンダ
で直線駆動及び旋回駆動させるようにし、これらの油圧
シリンダの各ピストンを押圧手段でクランプ側に押圧す
るともに、直線駆動と旋回駆動とが確実に正しく運動設
定されるようにするものである。

以下、第１発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は複動式プレス機械Ｐを示し、そのインナースラ
イド１の側織部にクランプ装置Ｃが装着され、この装置
で上金型ＵＤ固定用アダプタープレートＡＰをインナー
スライド１の下面にクランプするものである。

この旋回係税式のクランプ装置Ｃの全体構成を第２図及
び第３図に示す。

クランプ装置Ｃの作動鞄１の下端部を、機枠２の下方に
延出し、そこに旋回係脱式クランプ爪３を付設し、この
クランプ爪３をプレス金型固定用アダプタープレートＡ
の係合穴４内に配置するとともに、基台５を介して機枠
２をインナースライド１に固定する構造である。

下記のように、作動軸１をクランプ用シリンダ６で上側
のクランプ縦付位置×１と下側のクランプ解除位置Ｘ２
とに切換可能にするとともに、作動軸１を旋回用シリン
ダ１で旋回させてクランプ爪係合姿勢ＹＩとクランプ爪
離脱姿勢Ｙ２とに切換可能に形成して、必要に応じてア
ダプタープレートＡをクランプし又アンクランプし得る
ようにする。ここで、クランプ用シリンダ６のシリンダ
本体６ａは機枠２の下部で形成され、そこにクランプ用
ピストン６ｂが内装され、そのクランプ縦付駆動油室６
ｃ内に装着されたクランプバックアップ用コイルバネ８
でクランプ用ピストン６ｂがクランプ稀付側へ押圧され
る。

施回用シリンダ７の旋回用ピストン７ａの下部は薄肉の
円筒状をなし、これをクランプ用ピストン６ｂの上部に
外嫁するとともに、機枠２から旋回用シリンダ７のシリ
ンダ本体７ａに内隊して旋回用シリンダ７を形成する。

作動軸１はクランプ用ピストン６ｂと旋回用ピストン７
ｂとに亘つて挿通し、その上端にはパネ受板１０が螺合
される。旋回用ピストン７ｂの外周側に於いて、該ピス
トン７ｂの鍔部７ｃと前記パネ受板１０間にクランプ爪
係合駆動用押圧手段Ｍ２としてのコイルバネ９を弾圧状
に挟着して、作動軸１をクランプ縦付側に付勢するとと
もに、旋回用ピストン７ｂを下方則ちクランプ爪係合側
に付勢する。

上記に於いて、旋回用シリンダ７を介して作動軸１を旋
回させる機構は次のようになっている。

即ち、作動軸１に枢支させた前後−対のカム論１１を、
旋回用ピストン７の上部の厚肉状円筒部７ｂに明けたカ
ム穴１２に橘嫁し、カム穴１２の螺旋カム面１２ａの案
内作用で作動軸１を旋回させるものである。このカム穴
１２は、第４図の展開図に示すように、旋回用ピストン
７の前脚から左側にかけて下り傾斜状に形成され、かつ
これと対称に後側から右側にかけて下り傾斜状に形成さ
れ、このカム穴１２に前後一対のカム輪１１遊転自在に
鮫めてある。

カム輪１１が図中Ａ位置のとき作動軸１がクランプ締付
位置ＸＩかつクランプ爪係合姿勢ＹＩとなり、図中Ｃ位
置で作動軸１がクランプ解除位置Ｘ２かつクランプ爪離
脱姿勢Ｙ２となる。作動軸１のＡＢ間の移動距離がクラ
ンプストロークに相当し、作動軸１はＢＣ間で９０度旋
回するようになっている。但し、、上記に於いて、第５
図に示すように、機枠２に蝿締したキー１３を旋回用ピ
ストン７ｂの鍔部７ｃの縦溝１４に摺動自在に欧合させ
ることにより、旋回用ピストン７ｂ自体の旋回を防止し
ておくものとする。

結局、上記のように、クランプ糠付駆動用の押圧手段Ｍ
Ｉはクランプバツクアップ用コイルバネ８とクランプ緒
付駆動油室６ｃ内の作動油とで形成され、クランプ係合
駆動用押圧手段Ｍ２はコイルバネ９で形成されることに
なる。

そして、クランプ用シリンダ６のクランプ用ピストン６
ｂの上側にはクランプ鱗鴎韻駆動油室６ｅが形成され、
この油圧６ｅに達速させてクランプ爪離脱駆動油室７ｅ
が旋回用シリング７の下部に形成される。

ここで、クランプ装置Ｃの作動について説明する。

第２図は、作動鮫１がクランブ締付位置×１でかつクラ
ンプ爪係合姿勢ＹＩにあることを示し、クランプバツク
アツプ用コイルバネ８でクランプ力を発生している。

また、カム輪１１と螺旋カム面１２ａとの間に隙間１２
ｂが空いており、作動軸１はコイルバネ９によっても上
方に押圧され、クランブ縦付側へ付勢されている。

この状態から、クランプ綿付駆動油室６ｃに圧油を供給
することにより、クランブ力を更に強力なものにするこ
とができ、通常はこのようなクランプ状態で使用される
。

次に、アンクランプ状態にする場合、先ずクランプ締付
駆動油室６ｃから鱗油してから、クランプ解除駆動油室
６ｅ及びクランプ爪離脱駆動油室７ｅに圧油を供給して
いく。

供給油圧が約５０ｋ９／塊Ｇになったときに、クランプ
緒付駆動用押圧手段ＭＩ及び押圧手段Ｍ２に抗してクラ
ンプ用ピストン６ｂで作動軸１クランプ解除側へクラン
プストロークだけ作動させられ、クランプ用ピストン６
ｂのストッパー１６が機枠２に係止されて作動軸１はク
ランプ解除位置Ｘ２になる。更に氏油を供給し、クラン
プ爪離脱駆動油室７ｅの油圧が約８０ｋ９／淡Ｇ程度に
なと、旋回用ピストン７ｂがクランプ爪係合駆動用押圧
手段Ｍ２に抗して上方へ作動するので、螺旋カム面１２
ａがカム輪１１を旋回させて、作動軸１がクランプ爪離
脱側へ旋回駆動させられることになる。

このように、作動軸１をクランプ解除位置Ｘ２でかつク
ランプ爪離脱姿勢Ｙ２にして、プレス機械Ｐのインナー
スライド１を昇降駆動することにより、クランプ爪３が
上金型固定用アダプタープレートＡＰの係合穴４に挿抜
される。

上記のように、クランプ解除駆動油室６ｅの圧油がクラ
ンプ用ピストン６ｂを押圧手段ＭＩ及び押圧手段Ｍ２に
抗してクランプ解除側へ作動させる圧力よりも、クラン
プ爪離脱駆動油室７ｅの圧油が旋回用ピストン７ｂの押
圧手段Ｍ２に抗してクランプ爪離脱側に作動させる圧力
の方が高くなるように設定することにより、作動軸１が
下降してクランプ解除位置Ｘ２に切換えられてから、旋
回してクランプ爪離脱姿勢Ｙ２となるように切換作動を
順序付けるものとする。

そして、このように設定することにより、両駆動油室６
ｅ，７ｅから庄油を排出するときには、上記の作動順序
の逆に、先ず旋回用ピストン了ｂが押圧手段Ｍ２により
下方に押圧羊て、作動軸１がクランプ爪係合側に作動し
、クランプ爪離脱騒動油室７ｅから庄油を排出した後、
クランプ用ピストン６ｃが押圧手段ＭＩにより作動軸１
をクランプ綿付側に作動し、クランプ解除駆動油室６ｅ
から庄油を排出するようになっている。

つまり、切換えられてから、クラソブ縦付位置×１に上
昇するように順序付けることになる。尚、コイルバネ９
の上端を機枠２に支持させてもよく、その場合先ずコイ
ルバネ８に抗して作動軸１を下降させてから、旋回用ピ
ストン７ｂをコイルバネ９に抗して作動させることにな
る。尚、第２図中符号１６ａは圧油の給８Ｅロ１６に設
けた絞りであって、圧油給費Ｅの速度を制限することに
より、上記の作動順序を確実にする為のものである。次
に、上記クランプ装置Ｃのクランプ状態及びァンクラン
プ状態を検出する為の検出スイッチ等について説明する
。

機枠２の上端の蓋板１７に立設されたスイッチ取付板１
８にクランプ状態検出スイッチ１９及びァンクランプ状
態検出スイッチ２０及び浮上検出スイッチ２１が付設さ
れる。

両検出スイッチ１９・２０の検出子１９ａ，２０ａは蓋
板１７の穴を挿通して内部に臨むともに、第６図に示す
ように、平面視で作動軸１の軸０から偏Ｄし、相互に約
９０度開角状に隔る位置に鯨談される。そして、作動軸
１の頂部のバネ受板１０の上面にボルト２２ａで頂板２
２を付設し、この頂板２２の上面に作動軸１の軸Ｄより
偏Ｄ状に前記両検出子１９ａ・２０ａ作動用の操作臭１
９ｂ・２０ｂを付設する。

第７図において、実線で図示するように、作動軸１が押
上げられたクランプ締付位置ＸＩでかつクランブ爪係合
姿勢ＹＩにある時にのみ、クランプ状態、検出スイッチ
１９の検出子１９ａを操作臭１９ｂで検出作動させると
ともに「仮想線で図示するように作動軸１が押下げられ
たクランプ解除位置Ｘ２でかつ旋回したクランプ爪離脱
姿勢Ｙ２にある時のみ、アンクランプ状態検出スイッチ
２０の検出子２８ａを操作臭２Ｑｂで検出作動させるよ
うに形成する。

尚、上記検出スイッチ１９・２川ま接触形に限らず、非
接触形でもよい。

次に、大形のアダプタープレートＡＰを用いて上金型Ｕ
Ｄを固定するような場合には、クランプ装置Ｃのクラン
プ爪３を係合穴４を緩めずに、第８図に示すようにイン
ナースライド１の逃し孔２５内に退避させる必要がある
。

また「通常のアダプタープレートＡＰでも、その位置決
め不良などの場合にはクランプ爪３が係各穴亀の入口部
に衝突して係止されることがある。

そこで、クランプ装置Ｃの機枠２をインナースライド１
に固定された基台５上に配設し、基台５に下部２３ａを
固定した昇降案内枠２３に、機枠２の鍔部を上下槽動自
在に挿通させるとともに、昇降案内枠２３に外装したコ
イルバネ２４で機枠２を基台５上に押圧し、クランプ爪
３の浮上により作動軸１が浮上した時には、機枠２全体
がコイルバネ２４に抗して、基台５から浮上し得るよう
に形成する。

そして、第８図のように、磯枠２が僅かに浮上すると、
機枠２の頂部に固定されている浮上検出スイッチ２１も
昇降案内枠２３に対して浮上し、昇降案内枠２３の上端
部の操作具２１ｂが検出子２１ａから離れて浮上検出ス
イッチ２１が作動する。

これにより、機枠２の浮上を確実に検出できることにな
る。

尚、上記において、クランプバツクアップ用コイルバネ
８を省略することも出来、その場合クランプ縦付駆動油
室６ｃ内の圧油がクランプ綿付駆動用押圧手段ＭＩとな
る。

次に、第１発明の別実施例について第９図に基づき説明
する。

作動軸１を切換旋回駆動する機構を二重大リードスクリ
ューで形成する。

即ち、旋回用ピストン７ｂの円筒部７ｄに筒形スクリュ
ーを形成し、作動軸１にスプラィン競合で外接させた雄
ネジｌａを筒形スクリュー７ｄに内隊状にネジ鉄合させ
るとともに、磯枠２に固定された雌スクリュー２６を筒
形スクリュー７ｄに外藤してネジ隊合させる。そして、
上記雄ネジｌａが機枠２に対して上下動しないように筒
体２７を介菱する。図示したクランプ状態からアンクラ
ンブ状態に切換える場合、クランプ解除駆動油室６ｅ及
びクランプ爪離脱駆動油室６ｅに圧油を供給すると、先
ずクランプ用ピストン６ｂが作動軸１を押下げ乍らクラ
ンプストロークだけ下降して、ストッパー１５が機枠２
に係止される。

更に圧油を供給すると、旋回用ピストン７ｂがクランプ
爪係合駆動用押圧手段Ｍ２に抗して螺進し、鍔部７ｃが
雌スクリュー２６に薮当して停止する。

この筒形スクリュー（７ｄ）の螺進時に、筒形スクリュ
ー（７ｄ）が雌スクリュー２６に対して所定角度（０１
）だけ旋回するとともに、雌ネジｌａと作動軸１とが筒
形スクリュー７ｄに対して上記と同じ向きに所定角度（
ａ２）だけ旋回する。

こうして、作動軸１が機枠２に対して、所定角度（８１
十６２）貝０ち９０度旋回することにより、作動軸１が
クランプ爪係合姿勢ＹＩからクランプ爪離脱姿勢Ｙ２に
切換えられる。

アンクランブ状態に切換える場合には、上記と逆の作動
となる。このように、二重大リードスクリュー機構を用
いることにより、旋回用ピストン７ｂの僅かの昇降スト
ロークで作動軸１を大きく旋回させることができる。尚
、旋回用ピストン７ｂのストロークを大きくする場合に
は、二重大リードスクリュー機構に限らず、多条ネジな
どのネジ競合機構で旋回機構を形成してもよい。

以下、第２発明の旋回係脱式クランプ装置ＣＩの実施例
を第１０図に基づき説する。

このクランプ装置ＣＩは、押圧手段ＭＩ′，Ｍ２′によ
ってクランプ用ピストン６ｂ及び旋回用ピストン７ｂを
押圧付勢することによって、作動軸１をクラン解除側か
つクランプ爪離脱側に付勢し、圧油を供Ｖ給した時にの
みクランプ緒付位置ＸＩかつクランプ爪係合姿勢ＹＩに
作動させてクランプできるものである。

即ち、旋回係脱式のクランプ爪３を作動軸川こ固定し、
作動軸１を旋回用シリンダ７でクランプ爪係合姿勢ＹＩ
とクランプ爪離脱姿勢Ｙ２とに切換旋回駆動可能にする
とともに、クランプ用シリンダ６でクランプ縦付位置Ｘ
Ｉとクラン解除位置Ｘ２とに切換直線駆動可能に構成し
、旋回用シリンダ７のピストン７ｂをクランプ爪離脱駆
動用押圧手段Ｍ２′のコイルバネ９でクランプ爪離脱側
に押圧し、クランプ用シリンダ６のピストン６ｂをクラ
ンプ鱗除駆動用押圧手段ＭＩ′のコイルバネ８でクラン
プ解除側に押圧し、クランプ用シリンダ６のクランプ締
付駆動油室６ｅ′と旋回用シリンダ７のクランプ爪係合
駆動室７ｅ′とを蓮通し、クランプ綿付駆動油室６ｅ′
の圧油がクランプ用ピストン６ｂを押圧手段ＭＩ′に抗
してクランプ締付側へ作動させる圧力よりも、クランプ
爪係合駆動室７ｅ′の圧油が旋回用ピストン７ｂを押圧
手段Ｍ２′に抗してクランプ爪係合側へ作動させる圧力
の方を低く設定し、この両油室６ｅ′・７ｅ′からの圧
油の排出により、クランプ用ピストン６ｂを押圧手段Ｍ
Ｉ′でクランプ解除側に、旋回用ピストン７ｂを押圧手
段Ｍ２′でクランプ爪離脱側に駆動可能に構成し、かつ
両油室６ｅ′・７ｅ′への庄油の供給によりその圧油で
旋回用ピストン７ｂのクランプ爪係合側へ先に作動させ
た後、クランプ用ピストン６ｂをクランプ綿付側へ作動
させるように構成する。

本第１発明は、上記のように構成されるので、次の効果
を奏する。

１ クランブ解除駆動油室とクランプ爪離脱駆動油室と
を蓮通達結し、クランプ用ピストンが旋回用ピストンよ
りも低油圧で作動する構造なので、アンクランプ状態に
切換える際には、作動軸はクランプ用ピストンで下降さ
せられてから、旋回用シリンダで旋回させられ、また、
クランブ状態に切換える際には、作動軸が旋回後上昇す
る。

．このように、作動軸の旋回作動と直線作動とを誤動作
なく連動させることができるので、確実にクランプ及び
アンクランプすることができる。

２ 旋回用ピストンで作動額をクランプ爪係合姿勢とク
ランプ爪離脱姿勢とを切換旋回駆動する機構には、カム
機構や二重大リードスクリュー機構を藤用することが出
来るので、旋回用ピストンを超ストローク作動させるだ
けで作動軸を大きく旋回させ得る。

これにより、クランプ装置、特にその全高を格段に小形
化することが出来、狭隆なスペースにも楽に設置できる
ようになる。３ クランプ縦付駆動用押圧手段として、
クランプ用シリンダのクランプ綿付駆動油室にクランプ
バックアップ用のコイルバネを装着する場合には、縦付
駆動油室の庄油のりーク時にもこのバネで相当のクラン
プ力を発生させることできる。

４ クランブ爪係合駆動用押圧手段のコイルバネを作動
軸のバネ受板で受止めて作動軸を押し上げる場合には、
このバネによってもクランプ力を発生させる構造にして
、油圧リーク時の安全性を更に高めることができる。

また、本第２発明は、次の効果を奏する。

５ クランプ締付駆動油室とクランプ爪係合駆動油室と
を蓮通運結し、旋回用ピストンがクランプ用ピストンよ
り低油圧で作動する構造なので、クランプ状態に切換え
る際には、作動軸が旋回後上昇し、ァンクランプ状態に
切換える際には、作動軸が下降後旋回する。

このように、作動軸の旋回作動と直線作動とを誤動作な
く連動させることができるので、確実にクランプ及びァ
ンクランプすることができる。

図面の総単な説明 図面は本発明の実施例を示し、第１図は複動式プレス機
械の右磯略縦正断面図、第２図及至第９図は第１発明に
関し、第２図は要部縦断面図、第３図は側面図、第４図
は旋回用ピストンのカム穴部分の展開図、第５図は第２
図のＶ部拡大図、第６図は平面図、第７図は検出スイッ
チ周辺の斜視図、第８図はクランプ装置の浮上状態にお
ける第３図相当図であり、第９図は別実施例の第２図相
当部分図、第１０図は第２発明の要部縦断正面図である
。

１・・・・・・作動軸、３・・・・・・クランプ爪、６
・・・・・・クランプ用シリンダ（６ｂ……ピストン，
６ｃ……クランプ緑付駆動油室、６ｅ・・・・・・クラ
ンプ解除駆動油室）「 ７・…・・旋回用シリンダ（７
ｂ・…・・ピストン、７ｃ……鍔部、７ｅ・・・…クラ
ンプ離脱駆動油室）、８……コイルバネ、９……コイル
バネ、１０・・・・・・パネ受板、１１・…・・カム輪
、１２ａ・・・・・・カム面、１６・・・・・・給擬口
、１６ａ・・…・絞り、×１・・・…クランプ縦付位置
、Ｘ２……クランブ解除位置、Ｙ１・・・・・・クラン
プ爪係合姿勢、Ｙ２…・・・クランプ爪離脱姿勢、Ｍ１
・・・・・・クランブ締付駆動用押圧手段、Ｍ２・・・
クランプ爪係合駆動用押圧手段、６ｅ′・・・・・・ク
ランプ縦付駆動油室、７ｅ′・・・・・・クランプ爪係
合駆動油室、ＭＩ′…・・・クランプ解除駆動用押圧手
段、Ｍ２′・・・・・・クランプ爪離脱駆動用押圧手段
である。

第１図 第４図 第２図 第３図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 旋回係脱式クランプ爪３を作動軸１に固定し、作動
   軸１を旋回用シリンダ７でクランプ爪係合姿勢Ｙ１とク
   ランプ爪離脱姿勢Ｙ２とに切換旋回駆動可能に構成する
   とともに、クランプ用シリンダ６でクランプ締付位置Ｘ
   １とクランプ解除位置Ｘ２とに切換直線駆動可能に構成
   し、旋回用シリンダ７のピストン７ｂをクランプ爪係合
   駆動用押圧手段Ｍ２でクランプ爪係合側に押圧し、クラ
   ンプ用シリンダ６のピストン６ｂをクランプ締付駆動用
   押圧手段Ｍ１でクランプ締付側に押圧し、クランプ用シ
   リンダ６のクランプ解除駆動油室６ｅと旋回用シリンダ
   ７のクランプ爪離脱駆動油室７ｅとを連通連結し、クラ
   ンプ解除駆動油室６ｅの圧油がクランプ用ピストン６ｂ
   をクランプ締付駆動用押圧手段Ｍ１に抗してクランプ解
   除側へ作動させる圧力よりも、クランプ爪離脱駆動油室
   ７ｅの圧油が旋回用ピストン７ｂをクランプ爪係合駆動
   用押圧手段Ｍ２に抗してクランプ爪離脱側へ作動させる
   圧力の方を高く設定し、この両油室６ｅ，７ｅへの圧油
   の供給により、クランプ用ピストン６ｂをクランプ解除
   側に、旋回用ピストン７ｂをクランプ爪離脱側に、各押
   圧手段Ｍ１，Ｍ２に抗して駆動可能に構成し、かつ両油
   室６ｅ，７ｅから圧油を排出する時には、クランプ爪係
   合駆動用押圧手段Ｍ２が旋回用ピストン７ｂをクランプ
   爪係合側へ先に作動させて、クランプ爪離脱駆動油室７
   ｅから圧油を排出させた後、クランプ締付駆動用押圧手
   段Ｍ１がクランプ用ピストン６ｂをクランプ締付側へ作
   動させて、クランプ解除駆動油室６ｅから圧油を排出さ
   せるように構成したことを特徴とする加工機械の旋回係
   脱式クランプ装置。 ２ 作動軸１に枢支したカム輪１１を、旋回用ピストン
   ７ｂに形成した螺旋カム面１２ａで案内することにより
   、旋回用ピストン７ｂの軸方向直線運動を作動軸１の旋
   回運動に変換するように形成した特許請求の範囲第１項
   に記載した加工機械の旋回係脱式クランプ装置。 ３ クランプ用シリンダ６のクランプ締付駆動油室６ｃ
   に、クランプ締付駆動用押圧手段Ｍ１としてコイルバネ
   ８を弾圧状に装着した特許請求の範囲第１項又は第２項
   に記載した加工機械の旋回係脱式クランプ装置。 ４ クランプ用シリンダ６のクランプ締付駆動油室６ｃ
   内の圧油がクランプ締付駆動用押圧手段Ｍ１である特許
   請求の範囲第１項及至第３項のうちのどれか１項に記載
   した加工機械の旋回係脱式クランプ装置。 ５ 旋回用シリンダ７の旋回用ピストン７ｂに外装した
   コイルバネ９がクランプ爪係合駆動用押圧手段Ｍ２であ
   る特許請求の範囲第１項及至第４項のうちのどれか１項
   に記載した加工機械の旋回係脱式クランプ装置。 ６ クランプ爪係合駆動用押圧手段Ｍ２のコイルバネ９
   を旋回用ピストン７ｂの鍔部７ｃと作動軸１に固定した
   パネ受板１０との間に弾圧状に狭着した特許請求の範囲
   第５項に記載した加工機械の旋回係脱式クランプ装置。 ７ クランプ解除駆動油室６ｅ及びクランプ爪離脱駆動
   油室７ｅへの圧油の給排口１６に絞り１６ａを形成した
   特許請求の範囲第１項及至第６項のうちのどれか１項に
   記載した加工機械の旋回係脱式クランプ装置。８ 旋回
   係脱式クランプ爪３を作動軸１に固定し作動軸１を旋回
   用シリンダ７でクランプ爪係合姿勢Ｙ１とクランプ爪離
   脱姿勢Ｙ２とに切換旋回駆動可能に構成するとともに、
   クランプ用シリンダ６でクランプ締付位置Ｘ１とクラン
   プ解除位置Ｘ２とに切換直線駆動可能に構成し、旋回用
   シリンダ７のピストン７ｂをクランプ爪離脱駆動用押圧
   手段Ｍ２′でクランプ爪離脱側に押圧し、クランプ用シ
   リンダ６のピストン６ｂをクランプ解除駆動用押圧手段
   Ｍ１′でクランプ解除側に押圧し、クランプ用シリンダ
   ６のクランプ締付駆動油室６ｅ′と旋回用シリンダ７の
   クランプ爪係合駆動油室７ｅ′とを連通し、クランプ締
   付駆動油室６ｅ′の圧油がクランプ用ピストン６ｂをク
   ランプ解除駆動用押圧手段Ｍ１′に抗してクランプ締付
   側へ作動させる圧力よりも、クランプ爪係合駆動油室７
   ６′の圧油が旋回用ピストン７ｂをクランプ爪離脱駆動
   用押圧手段Ｍ２′に抗してクランプ爪係合側へ作動させ
   る圧力の方を低く設定し、この両油室６ｅ′，７ｅ′か
   らの圧油の排出により、クランプ用ピストン６ｂをクラ
   ンプ解除駆動用押圧手段Ｍ１′でクランプ解除側に、旋
   回用ピストン７ｂをクランプ爪離脱駆動用押圧手段Ｍ２
   ′でクランプ爪離脱側に駆動可能に構成し、かつ両油室
   ６ｅ′，７ｅ′への圧油の供給により、その圧油で旋回
   用ピストン７ｂをクランプ爪係合側へ先に作動させた後
   、クランプ用ピストン６ｂをクランプ締付側へ作動させ
   くように構成したことを特徴とする加工機械の旋回係脱
   式クランプ装置。