JPS6040048Y2 - 音声中間周波回路 - Google Patents

音声中間周波回路

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JPS6040048Y2
JPS6040048Y2 JP16587879U JP16587879U JPS6040048Y2 JP S6040048 Y2 JPS6040048 Y2 JP S6040048Y2 JP 16587879 U JP16587879 U JP 16587879U JP 16587879 U JP16587879 U JP 16587879U JP S6040048 Y2 JPS6040048 Y2 JP S6040048Y2
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JP
Japan
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intermediate frequency
circuit
bypass capacitor
power supply
audio intermediate
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JP16587879U
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JPS5683185U (ja
Inventor
謙一 立花
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テレビジョン受像機における音声専用中間
周波集積回路(以下、5IFICと云う)の電源端子に
接続されたバイパス用コンデンサとこの5IFICの電
源端子からバイパス用コンデンサまでの印刷配線パター
ンのインダクタンスによって、4.5M Hzの22倍
および23倍などの所定周波数の高次高調波を減衰させ
るトラップ回路を設けた音声中間周波回路に関する。
一般に、テレビジョン受像機においては、外部からの電
波による妨害の外に、テレビジョン受像機自体から発す
る不要妨害電波がRF (高周波)またはIF’(中間
周波)段から導入し、面画に縞やビート妨害を与えるこ
とがある。
そして、SIF回路において、5IFICの電源から漏
洩して出る4、5MHzの高調波がアンテナから導入さ
れ、画面にビート妨害を与える問題もその一例である。
第1図は従来のSIF回路の一例を示す図である。
この第1図における1は5IFICの電源ラインであり
、2は5IFICである。
5IFIC2にはFM検波回路3および音量コントロー
ル回路4が設けられている。
音量コントロール回路4はFM検波回路3で検波された
音声信号のレベル調整を行って、音声調整を行うように
なっている。
5IFIC2には電源端子5、アース端子7、音量コン
トロール端子8、検波出力端子9が設けられている。
電源端子5には上記電源ライン1が接続され、アース端
子7と電源ライン1間にはバイパス用コンデンサ6が接
続されている。
音量コントロール回路4の出力端は検波出力端子9に接
続されている。
この場合の音量コントロール回路4はダブルバランスの
差動アンプで構成され、その一端のベースバイアスは一
定の電圧に固定され、他端は後述する音量コントロール
抵抗の中点に接続されている。
上記電源ライン1はコネクタ14に接続され、音量コン
トロール端子8には音量コントロール回路4およびコネ
クタ15が接続され、コネクタ16はアースされている
これらのコネクタ14〜16はそれぞれリード線10〜
12を通して音量コントロール抵抗13に接続されてい
る。
リード線10と12はその両端に接続され、リード線1
1は音量コントロール抵抗13の中点に接続されている
このようなSIF回路において、音量調整をするために
、上記からも明らかなように、音量コントロール抵抗1
3の一端を5IFIC2の電源端子5と接続するように
しており、このため、リード線10で引きのばしている
しかるに、前述したように、電源ライン1には4.5M
H2の高調波が漏れて出ているため、この高調波が音量
コントロール抵抗13のリード線10から放射されて、
アンテナ(図示せず)から導入され、映像に妨害を与え
ることになる。
特に、4.5MHzの22倍(99M Hz )および
2′R(103,5MHz)の高調波が国内の2Ch
(映像搬送波周波数97.25MHz)および3ch
(映像搬送波周波数103.25MH2)に妨害を与え
、弱電界またはアンテナ片外しの場合に面画にビート縞
が現われる。
従来、上述のような高調波を除去するためのバイアス用
コンデンサとして0.01μFの磁気コンデンサを利用
して除去しているが、0.01μFの磁気コンデンサで
は効果が極めて小さく、第2図a。
bに示すようにしている。
ここで第2図aは第1図のSIF回路における5IFI
C2およびそれに付随する電源端子5、アース端子7、
音量コントロール端子8の周辺部分を取り出して示した
ものである。
また、第2図dは第2図aを印刷路線パターンを使って
表したものである。
この第2図a、 bに示すように、インダクタンス素子
17を5IFIC2の電源端子5とバイパス用コンデン
サ6としての0.01μFの磁気コンデンサの間に直例
に接続し、高調波成分を除去している。
しかし、この方法では、インダクタンス素子17が1個
増すことになり、コスト的メリットから考えた場合に不
利であり、また、量産設計上パターンの面積増し、部品
挿入工程と部品点数の増加にともなう信頼性が低下する
と云うデメリットがある。
この考案は、上記の点にかんがみなされたもので、SI
F′ICの電源端子とそれに接続されたバイパス用コン
デンサの容量値を最適値に選定することにより、5IF
ICの電源端子からバイパス用コンデンサまでの印刷配
線パターンのインダクタンスとでトラップ回路を構威し
、4.5MHzの高次高調波を減衰させることができ、
国内2ch、 3chでの妨害を防止することのできる
音声中間周波回路を提供することを目的とする。
以下、この考案の音声中間周波回路の実施例について図
面に基づき説明する。
第3図はその一実施例における5IFICの電源端子5
、アース端子7などの周辺部を主体にして示したもので
ある。
この第3図において、第1図および第2図a、 bと同
一部分には同一符号を付して述べることにする。
この第3図において、5IFIC2の電源端子5は第1
図の場合と同様にして、電源ライン1に接続されており
、この電源端子5はコネクタ14に印刷配線パターン1
8にて接続されている。
また音量コントロール端子8とコネクタ15間も印刷配
線パターン19で接続されている。
そして、この考案の最大の特徴とする部分を構成するバ
イパス用コンデンサ6の近傍はアース端子7の印刷配線
パターン20を印刷配線パターン18に接近させて設け
られている。
この印刷配線パターン18と20間にはバイパス用コン
デンサ6 #(接続されている。
すなわち、電源端子5からバイパス用コンデンサ6まで
の印刷配線パターン18のインダクタンスLによって、
このバイパス用コンデンサ6の定数を決定する。
従来は、電源端子5とバイパス用コンデンサ6を結ぶ印
刷配線パターン18がなく、先の第2図すに示すように
、両者はインダクタンス素子17で接続されている。
第3図の場合、第4図に示すような直列共振回路を形成
する。
つまり、電源端子5とアース端子7間に、印刷配線パタ
ーン18のインダクタンス18Lとバイパス用コンデン
サ6との直列共振回路が接続されることになりバイパス
用コンデンサ6のアースはアース端子7に接近すること
になる。
このアース端子7と電源端子5間には、等価的に電源2
1と5IFIC2の電源内部インピーダンス22が接続
されることになる。
なお、印刷配線パターン18によってどの程度のインダ
クタンスが生じるかは、パターン18の長さ、幅、厚さ
によって求められるものであって、パターン形状は一つ
のものに限定されず、多数の形状が考えられる。
第3図の形状は一例であって、パターン18の長さ、幅
、厚さを選ぶことでインダクタンス値は任意に設定でき
る。
ここで、印刷配線パターンのインダクタンスLは次式の
ようにして求まる。
L=0.0021 (logtiでて+0.5+0.2
24bP−)(μH) 但し、1:印刷配線パターン18の長さ−(0)b:印
刷配線パターン18の幅(c1!1)C:印刷配線パタ
ーン18の厚さくC711)このような直列共振回路が
形成されることにより、その共振点を4.5MHzの2
2倍から23倍付近になるように、上記バイパス用コン
デンサ6の容量Cとインダクタンス18Lのインダクタ
ンス素子めれば、4.5MHzの高調波を除去するトラ
ップ回路になり、この高調波によるビート妨害を除去す
るのに新たにインダクタンス素子を設ける必要がなくな
る。
したがって、コスト的に有利であるとともに、量産、設
計上のパターンの面積、部品挿入工程、部品点数の点で
有利となり、また信頼性を損うこともなくなる。
そして、この高調波の除去にともない、国内2cht
3chの妨害を防止できることになる。
以上のように、この考案の音声中間周波回路によれば、
5IFICの電源端子とアース端子間にバイパス用コン
デンサを接続するとともに、このバイパス用コンデンサ
の電源側のリードまでの印刷配線パターンのインダクタ
ンスとこのバイパス用コンデンサの容量とにより、4.
5MHzなどの所定の周波数の高次高周波を除去するト
ラップ回路を形成するようにしたので、その高次高調波
を新たなインダクタンス素子を付加することなく除去で
きる。
したがって、この高調波に基づく国内の2ch、 3c
hなとのビート妨害を防止できるばかりでなく、量産、
設計上パターンの面積増しの阻止、部品挿入工程、部品
点数の減少と云う点において有利となり、それにともな
い、信頼性低下を防止できるなどのすぐれた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音声中間周波回路の一例を示す図、第2
図a、 bは第1図の音声中間周波回路における4、5
M Hzの高調波による妨害対策を施した回路図、第3
図はこの考案の音声中間周波回路の一実施例の印刷配線
パターンを示す図、第4図はこの考案の音声中間周波回
路における印刷配線パターンのインダクタンスとバイパ
ス用コンデンサによるトラップ回路の回路図である。 1・・・・・・電源ライン、2・・・・・・音声専用中
間周波回路、5・・・・・・電源端子、6・・・・・・
バイパス用コンデンサ、7・・・・・・アース端子、訃
・・・・・音量コントロール端子、9・・・・・・検波
出力端子、14.15・・・・・・コネクタ、18〜2
0・・・・・・印刷配線パターン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)テレビジョン受像機の音声中間周波検波および増
    幅段を有する音声専用中間周波集積回路と、この音声専
    用中間周波集積回路の電源端子とアース間に接続され高
    周波を除去するバイパス用コンデンサと、このバイパス
    用コンデンサの容量とにより所定周波数の高次高調波を
    減衰させるトラップ回路を形成するインダクタンスを有
    する上記バイパス用コンデンサの上記電源端子側のリー
    ドまでの印刷配線パターンとよりなる音声中間周波回路
  2. (2)上記バイパス用コンデンサのアースポイントを上
    記音声専用中間周波集積回路のアースポイントにより近
    くとることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の音声中間周波回路。
JP16587879U 1979-11-30 1979-11-30 音声中間周波回路 Expired JPS6040048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16587879U JPS6040048Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 音声中間周波回路

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JP16587879U JPS6040048Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 音声中間周波回路

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Publication Number Publication Date
JPS5683185U JPS5683185U (ja) 1981-07-04
JPS6040048Y2 true JPS6040048Y2 (ja) 1985-12-02

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JP16587879U Expired JPS6040048Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 音声中間周波回路

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